JP2008163503A - ポリエステル繊維布帛を処理する方法、及び車輌内装材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水及びこれに溶解又は分散した処理剤を含有する処理液を染色処理されたポリエステル繊維布帛に付着させ、当該ポリエステル繊維布帛に付着した処理液を乾燥することによりポリエステル繊維布帛を処理する工程を備え、処理剤として、ポリウレタン樹脂と、ポリイソシアネート化合物、ポリカルボジイミド化合物及びオキサゾリン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の架橋剤と、ポリエステル繊維布帛に所定の機能を付与する機能性材料と、を併用する、ポリエステル繊維布帛を処理する方法。
【選択図】なし
Description
合成例1
攪拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた四つ口フラスコに、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール(平均分子量2000)247.4g、ジメチロールブタン酸12.2g、ジブチルチンジラウレート0.005g及びメチルエチルケトン142gを入れ、これを均一に混合した。その後、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート72.0gを加え、80℃で240分の加熱により反応を進行させて、不揮発分に対する遊離イソシアネート基含有量が1.7質量%であるウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液を得た。この溶液をトリエチルアミン8.3gで中和してから別容器に移し、30℃以下で水670gを徐々に加えながら、ディスパー羽根を用いて乳化分散させた。これにイソホロンジアミン8.8g、ジエチレントリアミン1.0g及び水30gの混合溶液を添加し、90分間反応を進行させてポリウレタン樹脂を生成させた。次いで、ポリウレタン樹脂が分散した分散液を減圧下で50℃に加熱することによりメチルエチルケトンを除去して、ポリウレタン樹脂の水分散液(不揮発分35.0質量%)を得た。
3−メチル−1,5−ペンタンジオールテレフタレート(平均分子量2000)250.6g、ジメチロールブタン酸13.7g、トリメチロールプロパン1.2g、ジブチルチンジラウレート0.005g及びメチルエチルケトン143gを合成例1で用いたものと同様な反応装置に入れ、これらを均一に混合した。その後、イソホロンジイソシアネート68.7gを加え、80℃で180分の加熱により反応させて、不揮発分に対する遊離イソシアネート基含有量が1.9質量%であるウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液を得た。この溶液をトリエチルアミン9.3gで中和してから別容器に移し、30℃以下で水662gを徐々に加えながら、ディスパー羽根を用いて乳化分散させた。これにピペラジン6水和物14.7g及び水30gの混合溶液を添加後、90分間反応を進行させて、ポリウレタン樹脂を生成させた。次いで、ポリウレタン樹脂が分散した分散液を減圧下で50℃に加熱することによりメチルエチルケトンを除去して、ポリウレタン樹脂の水分散液(不揮発分35.0質量%)を得た。
3−メチル−1,5−ペンタンジオールイソフタレート(平均分子量2000)113.8g、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール(平均分子量3000)142.2g、ジメチロールブタン酸12.6g、ジブチルチンジラウレート0.005g及びメチルエチルケトン145gを合成例1で用いたものと同様な反応装置に入れ、これらを均一に混合した。その後、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート37.3g及びイソホロンジイソシアネート31.6gを加え、80℃で200分の加熱により反応を進行させて、不揮発分に対する遊離イソシアネート基含有量が1.8質量%であるウレタンプレポリマーのメチルエチルケトン溶液を得た。この溶液をトリエチルアミン8.6gで中和してから別容器に移し、30℃以下で水680gを徐々に加えながら、ディスパー羽根を用いて乳化分散させた。これに水加ヒドラジン2.7g、ジエチレントリアミン1.1g及び水20gの混合溶液を添加後、90分間反応を進行させて、ポリウレタン樹脂を生成させた。次いで、得られたポリウレタン樹脂が分散した分散液を減圧下で50℃に加熱することによりメチルエチルケトンを除去して、ポリウレタン樹脂の水分散液(不揮発分35.0質量%)を得た。
分散染料(Dianix Black HF−B)を8%owf、分散均染剤ニッカサンソルト(商品名)RM−340E(日華化学(株))を0.5g/L、酢酸を0.2cc/L含む染色処理液を準備した。この染色処理液をミニカラー染色機(テクサム技研社製)に投入し、浴比1:15、130℃で60分間の条件で目付360g/m2のポリエステルジャージ編物に対して染色処理をした。染色されたジャージ編物を、ソーピング剤サンモール(登録商標)RC−700E(日華化学(株))を1g/L、ハイドロサルファイトを2g/L、苛性ソーダを1g/L含む水溶液中で80℃で20分間加熱することにより還元洗浄し、更に湯洗、水洗した。その後、140℃で3分間の加熱により乾燥して、染色処理されたポリエステル繊維布帛を得た。
車輌内装材について、摩擦堅牢度、撥水性、燃焼性及び消臭性を以下の方法により評価した。
JIS L 0849:2004に準じて、摩擦試験機(大栄化学精機製作所製)を用いて、荷重9Nの条件で車輌内装材を摩擦布により100回摩擦した。摩擦布として綿金巾を使用した。摩擦後の綿金巾の汚染度と、汚染用グレースケールとの比較に基づいて、以下の5段階の評価基準に従って摩擦堅牢度を評価した。評価は乾式及び湿式それぞれの条件で行った。
5級:汚染が認められない。
4級:汚染がわずかに認められる
3級:汚染が明瞭に認められる
2級:汚染がやや著しく認められる
1級:汚染が著しく認められる
車輌内装材の撥水性を、JIS L 1092:1998の6.2スプレー試験に準じて評価した。撥水性は、以下の5段階の基準に基づいて判定した。数値が大きくなるほど撥水性が良好であることを意味する。
5:表面に湿潤や水滴の付着がないもの
4:表面に湿潤しないが、小さな水滴の付着を示すもの
3:表面に小さな個々の水滴状の湿潤を示すもの
2:表面の半分に湿潤を示し、小さな個々の湿潤が布を浸透する状態を示すもの
1:表面全体に湿潤を示すもの
FMVSS−302法(自動車内装用品の安全基準)に記載されている方法に従って車輌内装材の燃焼距離、燃焼時間、燃焼速度を測定し、以下の判定基準に従って燃焼性を判定した。
不燃性 :A標線を越えて燃焼しないもの。燃焼距離はA標線前自消と表記。
自己消火性:A標線を越えて燃焼するが、A標線から燃焼距離が50mm未満で炎が自消し、且つ、燃焼速度が80mm/分未満のもの。
易燃性 :A標線を越えて燃焼し、燃焼速度が80mm/分以上、又はA標線を50m
m以上越えて燃焼するもの。
車輌内装材のアンモニアに対する消臭性能を評価した。10cm×10cmの車輌内装材試料1枚を5Lテドラー(登録商標)バッグに入れ、バッグ中の空気を脱気した。次いで、バッグにアンモニア100ppm(容量比)を含有する空気3Lを注入してから密封した。そのまま20℃で2時間放置した後、検知管を用いてアンモニアの残留濃度を測定した。また、空試験として、試料を入れることなく同様の試験を行って残留濃度を測定した。消臭率(%)を次式より算出した。
消臭率(%)={1−(試料の残留濃度)/(空試験の残留濃度)}×100
上述のポリウレタン樹脂水分散液、染色処理されたポリエステル繊維布帛、及び下記の4種の架橋剤を用いて車輌内装材を作製した。
架橋剤1:水分散性ポリカルボジイミド(ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとポリオキシアルキレングリコールとヘキサメチレンジイソシアネートとから形成された縮合系ポリカルボジイミド)の水分散物
架橋剤2:水分散性オキサゾリン(オキサゾリニル基含有アクリルポリマー)の水分散物
架橋剤3:水分散性ポリイソシアネート(トリメチロールプロパンとポリオキシアルキレングリコールとヘキサメチレンジイソシアネートとから形成された縮合系ポリイソシアネート化合物、イソシアネート基含量17質量%)の水分散物
架橋剤4:水分散性ブロックドイソシアネート(トリメチロールプロパンとトリレンジイソシアネートとの反応により形成されるポリイソシアネートがメチルエチルケトオキシムによりブロック化されたブロック化ポリイソシアネート)の水分散物
実施例1
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。その後、パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤3が0.3質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例1と同様にして、車輌内装材を作製した。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例1と同様にして、車輌内装材を作製した。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤4が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃の5分間の加熱により乾燥した。その後、パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアルキルアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維染色布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。その後、長鎖アルキル基を有する撥水性重合体(ステアリルアクリレートとヒドロキシエチルアクリレートとから形成された共重合体)の35質量%乳化分散液が8質量%含まれるように希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例2で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例1と同様にして車輌内装材を得た。
合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例1と同様にして車輌内装材を得た。
合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%、架橋剤4が0.4質量%及びパーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。その後150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維染色布帛を絞り率60%にてパディング処理した。その後150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維染色布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、ポリエステル繊維布帛を絞り率60%にて更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリアクリル酸エステル乳化分散物(カセゾール(登録商標)ARS−2、日華化学(株))が3質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維染色布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、ポリエステル繊維布帛を絞り率60%にて更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリエステル樹脂乳化分散物(カセゾール(登録商標)ES−9、日華化学(株))が9質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、パーフルオロアルキル基を有する撥水性重合体(クロロエチレンとクロロヒドロキシプロピルメタクリレートとN−ヒドロキシメチルアクリルアミドとステアリルアクリレートとパーフルオロアクリレートとから形成された共重合体)の20質量%乳化分散液が8質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、ポリエステル繊維布帛を絞り率60%にて更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリウレタン樹脂水分散液、架橋剤及び撥水性重合体による処理を行うことなく、染色処理されたポリエステル繊維布帛の摩擦堅牢度及び撥水性の評価を行った。
実施例9
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤3が0.3質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例9と同様にして、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%、架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(10−ベンジル−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド)の45質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得られたポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%、架橋剤4が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃の5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(ポリリン酸カルバメート)の30質量%水溶液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、ハロゲン系難燃剤(ヘキサブロモシクロドデカン)の45質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例2で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%、架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例9と同様にして、車輌内装材を得た。
合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(レゾルシノールビス(ジフェニルホスフェート))の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%、架橋剤4が0.4質量%及びリン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
リン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維染帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリアクリル酸エステル乳化分散物(カセゾール(登録商標)ARS−2、日華化学(株))が3質量%、架橋剤1が0.2質量%、架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリエステル樹脂乳化分散物(カセゾール(登録商標)ES−9、日華化学(株))が9質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、リン系難燃性化合物(ビフェニルジフェニルホスフェート)の50質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
染色処理されたポリエステル繊維布帛について、ポリウレタン樹脂、架橋剤及び難燃剤による処理を行うことなく、摩擦堅牢度及び難燃性の評価を行った。
実施例17
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%及び架橋剤1が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%及び架橋剤3が0.3質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤4が0.4質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例2で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
架橋剤として架橋剤1のみを含む処理液に代えて、合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いたこと以外は実施例17と同様にして、車輌内装材を得た。
合成例3で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%、架橋剤2が0.2質量%、架橋剤4が0.4質量%、及び臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維を150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
合成例1で得たポリウレタン樹脂の水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリアクリル酸エステル乳化分散物(カセゾール(登録商標)ARS−2、日華化学(株))が3質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
ポリエステル樹脂乳化分散物(カセゾール(登録商標)ES−9、日華化学(株))が9質量%、架橋剤1が0.2質量%及び架橋剤3が0.2質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて、染色処理されたポリエステル繊維布帛を絞り率60%にてパディング処理した。パディング処理されたポリエステル繊維布帛を150℃で5分間の加熱により乾燥した。次いで、臭気成分を吸着する無機材料(二酸化ケイ素と酸化アルミニウムと酸化亜鉛との複合物)の15質量%水分散液が5質量%含まれるように水で希釈された処理液を用いて絞り率60%にてポリエステル繊維布帛を更にパディング処理し、続いて150℃で5分間の加熱により乾燥して、車輌内装材を得た。
染色処理されたポリエステル繊維布帛について、ポリウレタン樹脂、架橋剤、及び消臭性化合物による処理を行うことなく、摩擦堅牢度及び消臭性の評価を行った。
Claims (7)
- 水及びこれに溶解又は分散した処理剤を含有する処理液を染色処理されたポリエステル繊維布帛に付着させ、当該ポリエステル繊維布帛に付着した前記処理液を乾燥することによりポリエステル繊維布帛を処理する工程を備え、
前記処理剤として、
ポリウレタン樹脂と、
ポリイソシアネート化合物、ポリカルボジイミド化合物及びオキサゾリン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の架橋剤と、
ポリエステル繊維布帛に所定の機能を付与する機能性材料と、を併用する、ポリエステル繊維布帛を処理する方法。 - 前記水分散性ポリウレタン樹脂が、イソシアネート基末端プレポリマーを鎖延長剤と水中で反応させて得られる水分散性ポリウレタン樹脂であり、
前記イソシアネート基末端プレポリマーが、(a)有機ポリイソシアネート化合物と(b)400〜5000の数平均分子量を有する高分子量ポリオールと(c)カルボキシル基又はカルボキシレート基及び少なくとも2個の活性水素を有する化合物とから得られるプレポリマーであり、
前記鎖延長剤が、水溶性ポリアミン、ヒドラジン及びそれらの誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種を含む、請求項1記載の方法。 - 前記イソシアネート基末端プレポリマーが、(a)有機ポリイソシアネート化合物と(b)400〜5000の数平均分子量を有する高分子量ポリオールと(c)カルボキシル基又はカルボキシレート基及び少なくとも2個の活性水素を有する化合物と(d)鎖伸長剤とから得られるプレポリマーである、請求項2記載の方法。
- 前記高分子量ポリオールが、ポリカーボネートジオール及び/または芳香族系ポリエステルジオールを含む、請求項2記載の方法。
- 前記所定の機能が、撥水性、難燃性及び消臭性からなる群より選ばれる少なくとも1つである、請求項1記載の方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法によりポリエステル繊維布帛に所定の機能を付与する工程を備える、ポリエステル繊維布帛を有する車輌内装材の製造方法。
- 請求項6記載の製造方法により得られる車輌内装材。
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