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JP2008144380A - 少数主桁橋 - Google Patents

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JP2008144380A
JP2008144380A JP2006329904A JP2006329904A JP2008144380A JP 2008144380 A JP2008144380 A JP 2008144380A JP 2006329904 A JP2006329904 A JP 2006329904A JP 2006329904 A JP2006329904 A JP 2006329904A JP 2008144380 A JP2008144380 A JP 2008144380A
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Yasuhiro Suzuki
康宏 鈴木
Takashi Ashida
隆 芦田
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

【課題】RC床版を用いた2本又は3本の主桁をもつ少数主桁橋の疲労耐久性を向上する。
【解決手段】主桁1の上フランジ1aの下面に固定したスタッド6をアンカーとして、主桁1と鉄筋コンクリート床版4を接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主桁が2本又は3本である少数主桁橋に関し、特に鉄筋コンクリート床版を用いた少数主桁橋において、主桁と鉄筋コンクリート床版をアンカー部材で接続することにより疲労耐久性を向上させた少数主桁橋に関する。
近年では、製作コストや維持管理コストの低減と現場作業の省力化のために、鉄筋コンクリート床版(以下、「RC床版」という。)を用いた多主桁橋に代わり、プレストレスコンクリート床版(以下、「PC床版」という。)や合成床版を用いた少数主桁橋が採用されている(非特許文献1を参照)。
例えば、少数主桁橋の1種であるPC床版2主桁橋30は、図4に示すように、プレートガーダからなる鋼製の主桁31が2本平行に配設され、各主桁31の間は所定間隔毎に横桁32で連結補強されており、上部にはPC床版33が載置されている。PC床版33は、PC鋼材35及びコンクリート36から構成され、その上にアスファルト舗装37が施されている。PC鋼材35はシース38内に挿入され、その両端に螺着させた定着ナット39によって緊締されている。
しかし、このような少数主桁橋には、以下のような問題がある。
(1)少数の主桁の採用により橋梁の全体工事費は、従来の多主桁橋に比べて安くなるが、PC床版はRC床版に比べて高価であるため、支間が15〜30m程度の小規模橋梁では、全体工事費に占める床版費用の割合が多くなり、全体工事費のコスト低減効果が発揮され難いこと。
(2)床版の補修や取り替えが必要となった場合には、PC床版の場合は全面交通止めが、合成床版の場合は増設縦桁などの大規模な構造補強が、それぞれ必要となること。
(3)PC床版は、現場施工管理に十分な管理が必要であり、RC床版の施工に比較して高度な施工技術が必要とされること。
そこで、床版支間を従来の主桁間隔ではなく横桁間隔とすることにより、広幅員であってもRC床版を用いることができる少数主桁橋が提案されている(非特許文献2を参照)。
このRC床版を用いた少数主桁橋の1種であるRC床版2主桁橋では、例えば図5に示すように、一対の主桁1と横桁2によって、主鉄筋3を車輌進行方向と平行に配置したRC床版4を4辺支持しているが、図6及び図7に示すように、主桁1の上フランジ1aと横桁2の上フランジ2aとの間に溶接部5が設けられているため、この溶接部5に橋梁の応力が集中して疲労耐久性が低下してしまうという問題があった。
野田清人、「新しい鋼橋の誕生II改訂版」、社団法人日本橋梁建設協会、2004年12月、p.4 石崎 茂、外1名、「2方向支持されたRC床版の劣化機構と耐久性評価法に関する研究」、土木学会論文集、2003年7月、No.738、I−64、p.257−270
本発明の目的は、RC床版を用いた2本又は3本の主桁をもつ少数主桁橋の疲労耐久性を向上することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、フランジとウェブとを有する鋼板又は形鋼から構成された2本又は3本の主桁を複数の横桁により連結し、前記横桁により鉄筋コンクリート床版を支持すると共に、前記フランジ下面に垂設したアンカー部材により前記主桁と前記鉄筋コンクリート床版とを接続したことを特徴とする少数主桁橋である。
このアンカー部材には、スタッドを用いることが好ましい。
本発明によれば、RC床版を用いた2本又は3本の主桁をもつ少数主桁橋において、横桁でRC床版を支持すると共に、主桁のフランジ下面に垂設したアンカー部材により主桁とRC床版を接続するようにしたので、応力が集中する主桁の上フランジに溶接部がなくなるため、疲労耐久性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態からなる少数主桁橋の一例である。
この少数主桁橋は2本の主桁1を有し、それらの主桁1と横桁2は、主桁1のウェブ1bの溶接部5において固定されている。RC床版4は横桁2の上フランジ2aの上面で支持されると共に、主桁1の上フランジ1aの下面に固定された複数のスタッド6をアンカーとして主桁1と接続されている。スタッド6の形状及び寸法は橋梁の設計条件から決定されるが、JIS B 1198に規定する「頭付きスタッド」を標準とし、例えば呼び名が19又は22であって長さが80〜150mmのものが好ましく用いられる。このスタッド6は、RC床版4のコンクリート打設時に、主桁1の上フランジ1aととともにRC床版4内に埋め込まれてアンカーとなる。
なお、RC床版4の水平方向への移動を防ぐために、横桁2の上フランジ2aの上面にもスタッド8を設けてRC床版4と接続することが望ましい。
このような橋梁構造においては、図2に示すように、上フランジ1aと異なり応力が集中しないウェブ1bに溶接部5が位置するため、疲労耐久性を向上させることができる。
また、RC床版4に対する主桁1の上フランジ1aの高さ方向の埋設位置を変えることで、少数主桁橋の総桁高を最大でRC床版4の厚さ分だけ調整することができる。そのため、既設橋の架け替えや河川改修において、路面高や主桁下端位置が低く抑えられる場合に容易に対応することができ、施工可能な範囲を拡大することができる。
なお、上記のいずれの例においても主桁の本数を2本としているが、例えば図3に示すように、主桁が3本の場合にも適用できることはもちろんである。
本発明の実施形態からなる少数主桁橋である2主桁橋の橋軸方向に垂直な断面図である。 図1における主桁と横桁の溶接部付近の拡大図である。 本発明の実施形態からなる少数主桁橋である3主桁橋の橋軸方向に垂直な断面図である。 PC床版2主桁橋の橋軸方向に垂直な断面図である。 従来のRC床版を用いた2主桁橋の一部断面を示す斜視図である。 従来のRC床版を用いた2主桁橋の橋軸方向に垂直な断面図である。 図6における主桁と横桁の溶接部付近の拡大図である。
符号の説明
1 主桁
1a (主桁の)上フランジ
1b ウェブ
2 横桁
2a (横桁の)上フランジ
3 主鉄筋
4 RC床版
5 溶接部
6 スタッド
7 舗装面
8 横桁スタッド

Claims (2)

  1. フランジとウェブとを有する鋼板又は形鋼から構成された2本又は3本の主桁を複数の横桁により連結し、前記横桁により鉄筋コンクリート床版を支持すると共に、前記フランジ下面に垂設したアンカー部材により前記主桁と前記鉄筋コンクリート床版とを接続した少数主桁橋。
  2. 前記アンカー部材がスタッドである請求項1に記載の少数主桁橋。
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