JP2008141208A - フリップチップボンディング技術を用いる半導体パッケージおよびパッケージング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フリップチップボンディング方式により、光変調器の多数のマイクロミラーを外部から密閉して保護するためのパッケージおよびパッケージング方法を提供する。
【解決手段】電極アレイおよび前記電極アレイに接続されたマイクロアレイが形成されたマイクロ素子205と、中央に開口部が形成され、前記電極アレイのそれぞれに接続される第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイのそれぞれに接続された第2サブ基板電極アレイが形成され、前記マイクロ素子に固定されるサブ基板と、前記マイクロアレイの周囲に設けられ、前記マイクロ素子と前記サブ基板を粘着させるシール材206と、前記サブ基板211の開口部を覆い、前記マイクロアレイを密閉させるように、前記サブ基板に接着されるカバーガラス202とを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図5c
【解決手段】電極アレイおよび前記電極アレイに接続されたマイクロアレイが形成されたマイクロ素子205と、中央に開口部が形成され、前記電極アレイのそれぞれに接続される第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイのそれぞれに接続された第2サブ基板電極アレイが形成され、前記マイクロ素子に固定されるサブ基板と、前記マイクロアレイの周囲に設けられ、前記マイクロ素子と前記サブ基板を粘着させるシール材206と、前記サブ基板211の開口部を覆い、前記マイクロアレイを密閉させるように、前記サブ基板に接着されるカバーガラス202とを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図5c
Description
本発明はフリップチップボンディング技術を用いる半導体パッケージおよびパッケージング方法に関し、より詳しくはフリップチップボンディング方式を用い、光変調器の超微細素子である多数のマイクロミラーからなるマイクロミラーアレイを外部から密閉して保護するためのパッケージおよびパッケージング方法に関するものである。
極めて精密に設計および製造される半導体素子または微細光素子をパッケージングするための方法が提示されている。このような従来技術の一例として、半導体チップを密閉カバーで密封する方法および装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1によると、図1に示すように、金属導電性および反射性ミラー102を含む導電性リボン100が半導体基板104上に形成され、リボン100および基板104間にはエアギャップ106が存在する。導電性電極108がリボン100の下に位置し、エアギャップ106が導電性電極108とリボン100間に存在する。反射性ミラー102は機械的に能動リボン100の領域を覆い、ボンディングパッドとしての役割もする。保護膜114は、ボンディングパッド112もリボン構造100、102も覆わない。制御および電力信号が、通常のワイヤーボンディング116により、半導体素子に伝達される。
カバー122は光透過性の材料から構成される。カバー122はシール領域118をカバーするのに適した大きさに形成され、第1および第2ソルダリング可能材料120、124がカバー122の縁部に沿ってリング状に形成される。ソルダ126はソルダリング可能材料120、124上に形成されるので、カバー122が半導体素子に結合できる。
前記特許文献1のパッケージ方法においては、マイクロ素子駆動のための電極パターンが密閉用接着層を貫通するので、別途の絶縁層保護層を要求して構造を複雑にする。
また、半導体素子をパッケージングするほかの方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2は、カバーをベース基板に接着する方法として、アノード法、ユテクティック(eutectic)法、ガラスフリット法、ソルダ法、エポキシ法などについて説明している。
前記のような特許文献に開示されたパッケージング方法は多段階の工程を含んでいるため、工程が難しく、不良発生確率が高いし、高価の工程である。
また、前記特許文献に開示されたパッケージング方法は共に、ウエハレベルでない個々の素子単位にパッケージングを行わなければならないため、工程数が多くなり、安価化が困難な問題点が存在する。
また、前記特許文献に開示されたパッケージング方法は共に、ボンディング効率の高いフリップチップボンディングに先立ち、ワイヤーボンディングを先行しなければならない問題点がある。
したがって、本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、駆動用電源および制御信号供給用電極パターンが密閉用接着層を貫通しなくて気密特性に優れたパッケージおよびパッケージング方法を提供することをその目的とする。
また、本発明のほかの目的は、ワイヤーボンディングなしで、ボンディング効率の高いフリップチップボンディングのみでパッケージング可能なパッケージおよびパッケージング方法を提供することである。
また、本発明のさらにほかの目的は、素子単位でなくウエハ単位にパッケージング可能なパッケージおよびパッケージング方法を提供することである。
また、本発明のさらにほかの目的は、極めて微細に形成されるマイクロミラーアレイなどのマイクロアレイに対応し得るほどに電極アレイパターンを微細に形成したパッケージおよびその製造方法を提供することである。
前記のような目的を達成するため、本発明の一実施例による半導体パッケージは、電極アレイおよび前記電極アレイに接続されたマイクロアレイが形成されたマイクロ素子と、中央に開口部が形成され、前記電極アレイのそれぞれに接続される第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイのそれぞれに接続された第2サブ基板電極アレイが形成され、前記マイクロ素子に固定されるサブ基板と、前記マイクロアレイの周囲に設けられ、前記マイクロ素子と前記サブ基板を粘着させるシール材と、前記サブ基板の開口部を覆い、前記マイクロアレイを密閉させるように、前記サブ基板に接着されるカバーガラスとを含んでなることを特徴とする。
本発明のほかの実施例による半導体素子パッケージング方法は、多数のマイクロアレイが形成されたマイクロ素子を提供する段階と、前記マイクロ素子のマイクロ素子アレイの周囲にシール材を塗布する段階と、中央に開口部が形成されたサブ基板を提供する段階と、前記サブ基板に、多数の第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイに接続された第2サブ基板電極アレイを形成する段階と、前記サブ基板の開口部を覆うように、透明カバーガラスを前記サブ基板に接着させる段階と、前記マイクロ素子アレイが前記シール材により外部に対して密閉されるように、前記マイクロ素子を前記サブ基板に接着させる段階とを含んでなることを特徴とする。
前記本発明による半導体素子パッケージング方法は、中央に開口部が形成されたベース基板を提供する段階と、前記ベース基板に前記第2サブ基板電極アレイに対応するソルダボールアレイを形成する段階と、前記サブ基板の第2サブ基板電極アレイのそれぞれと前記ベース基板のソルダボールアレイが接続されるように、前記サブ基板を前記ベース基板にボンディングする段階とをさらに含むことが好ましい。
本発明の半導体パッケージング方法によると、付加のワイヤーボンディングを省略し、実装性能に優れたフリップチップボンディングのみでパッケージングを可能にする。
本発明のパッケージおよびパッケージング方法によると、駆動用電源供給のための電極パターンが密閉用接着層を貫通せず、優れた気密特性を保障することができる。
また、本発明によるパッケージおよびパッケージング方法によると、素子単位でなくウエハ単位にパッケージ可能であるので、費用節減が可能である。
また、本発明によると、極めて微細に形成されるマイクロミラーアレイなどの素子の精度に対応し得るほどに電極アレイパターンを微細に形成したパッケージおよびパッケージング方法を提供することができる。
以下、添付図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図2aないし図5dは本発明の一実施例による半導体パッケージおよびパッケージング方法を示す。
図2aおよび図2bと図2cおよび図2dはそれぞれ本発明の一実施例によるマイクロミラー用半導体パッケージに使用されるカバーガラス用ウエハの平面図および側面図を示す。
図2aおよび図2bに示すような通常の半導体ウエハ状のカバーガラス用ウエハ201を準備する。
図2cおよび図2dに示すように、カバーガラス用ウエハ201に、マイクロ素子に対応する複数のカバーガラス202のパターンを形成する。カバーガラス202は後述する図3cおよび図3dのマイクロ素子205に対応するもので、その大きさも同一に形成される。
その後、カバーガラス202ごとに、サンドブラストにより、それぞれ多数の電極アレイと接続すべきビアホール203を形成する。この際、ビアホール203は、図2dの断面図に示すように、サンドブラストが加わる側面での幅は大きいが、反対側面での幅は小さく形成される。
図3aおよび図3bと図3cおよび図3dはそれぞれ本発明の一実施例による半導体パッケージに使用されるマイクロ素子用ウエハの平面図および側面図を示す。
図3aのマイクロ素子用ウエハ204には、入射光を印加電圧によって反射または回折させる多数のマイクロ素子205が形成され、各マイクロ素子205には、多数のマイクロアレイまたはデジタルマイクロメカニカルミラーアレイなどのマイクロアレイが形成される。図3aにおいては、図面の明瞭さのため、マイクロアレイまたはデジタルマイクロケミカルミラーアレイなどのマイクロアレイは省略されている。
デジタルマイクロメカニカルミラーアレイは数百万個のミラーからなるもので、所定の制御回路により制御される電圧の大きさに比例して各ミラーが駆動して、入射光を回折または反射させる光素子である。
マイクロミラーアレイは数百万個のミラーからなり、入射光を反射または回折させる光素子である。
前記マイクロ素子用ウエハ204上の前記多数のマイクロミラーアレイまたはデジタルマイクロメカニカルミラーアレイなどのマイクロアレイは、エッチング、鍍金または積層などによる公知の多数の半導体製造法で形成できる。
マイクロ素子205は図2cのカバーガラス202と対応し、その大きさも同一に形成される。
図3cおよび図3dに示すように、マイクロ素子用ウエハ204のマイクロ素子205の各縁部にシール材206を印刷する。シール材206はマイクロ素子205とカバーガラス202を接着させる接着剤としての役割をするとともに、マイクロ素子205の内側に形成された多数のマイクロアレイ(図示せず)が外部から密閉されるよう、多数のマイクロアレイを取り囲む形態に印刷される。好ましくは、シール材206としてはエポキシ樹脂を使用し得るが、その代わりにソルダ(はんだ)を使用してもよい。
次いで、図4aおよび図4bに示すように、図2cおよび図2dのサンドブラスト処理を受けたカバーガラス用ウエハ201および図3cおよび図3dのマイクロ素子用ウエハ204を仮接した後、加熱すると、シール材206が溶融することにより、カバーガラス用ウエハ201とマイクロ素子用ウエハ204が接着される。この際、カバーガラス用ウエハ201のカバーガラス202の大きさとマイクロ素子用ウエハ204のマイクロ素子205の大きさは同一であることが好ましい。
その後、接着されたカバーガラス用ウエハ201およびマイクロ素子用ウエハ204のうち、カバーガラス用ウエハ201のカバーガラス202に形成されたビアホール203の内部を金属などの導電材207で埋め込む。この際、カバーガラス用ウエハ201側に導電材207でスパッタリングを行うことで、ビアホール203を埋め込むことになる。
スパッタリング法には、DCスパッタリング、RFスパッタリング、バイアススパッタリング、マグネトロンスパッタリングなどがあるが、高速スパッタリング法のマグネトロンスパッタリングが好ましい。
スパッタリング処理後には、カバーガラス用ウエハ201およびマイクロ素子用ウエハ204の表面とスパッタリング処理されたビアホール203にクリーニング処理を行うことが好ましい。
その後、図4cおよび図4dに示すように、各ユニット208別に切断する。
図4eおよび図4fは図4cおよび図4dの切断された1ユニット208の平面図および断面図である。
図4eのマイクロアレイ210は電極アレイ209に入力される信号に応じて駆動され、電極アレイ209がカバーガラス202のビアホール203に対応する位置に形成される。
本発明の一実施例において、好ましくは、マイクロアレイ210はマイクロミラーアレイまたはデジタルマイクロメカニカルミラーアレイである。
マイクロアレイ210は、公知の多数の半導体パターン形成方法により、前記電極アレイ209間に形成され、電極アレイ209を介して供給される電圧によって駆動して、入射光を回折または反射させる。ビアホール203は電極アレイ209に対応し、カバーガラス202とマイクロ素子205を接着させることにより、ビアホール203に埋め込まれた導電材207と電極アレイ209が電気的に導通される。
図4eまたは図4fに示すように、マイクロアレイ210は、導電材207および電極アレイ209を介して印加される電圧によって上下に駆動される。
本発明のほかの実施例において、マイクロアレイ210は、光を反射または回折させるマイクロミラーアレイでなく、ほかの機能を果たす任意の素子アレイまたはパターンアレイと成り得る。
図5aは前記マイクロパッケージ208が実装されるベース基板211を示す。ベース基板211の中央には開口部215が形成され、そのほかの半導体動作のためのICチップ212とそのほかの素子が実装され、コネクタ213が実装されている。ICチップ212およびコネクタ213は、図5aに示す形態のほかにも、パッケージの動作によって多様な形態に設計できる。
また、ベース基板211には、マイクロパッケージ208のフリップチップボンディングのためのソルダボールアレイ214が形成されている。ソルダボールアレイ214は、前記マイクロパッケージ208のカバーガラス202に形成されたビアホール203に対応する。
図5bに示すように、前記マイクロパッケージ208をフリップチップボンディング方式によりベース基板211に実装する。この際、図4eまたは図4fに示すマイクロパッケージ208は、カバーガラス202がベース基板211に向かうように実装される。マイクロパッケージ208のカバーガラス202に形成されたビアホール203はそれぞれベース基板211のソルダボールアレイ241に対応する。
実装はいわゆるリフロー工程により行うことが好ましい。すなわち、ソルダボール214を加熱して適切な粘性を有するように溶融させる。この際、マイクロパッケージ208とベース基板211間に適切な圧力を加えてから冷却させる。
図5cはこのような実装方式により実装された本発明の一実施例による半導体パッケージの断面図を示す。
前述したような工程の後、より完全なパッケージングのため、付加的な工程を行うことができる。図5dに示すように、放熱板216などの素子をさらに実装し、外部ケーシング217をパッケージ前面上に被せると、完全なパッケージングがなされる。外部ケーシング217は金属製のケースまたはEMC(Epoxy Molding Compound)となり得る。
図6aないし図6dは本発明のほかの実施例による半導体パッケージおよびパッケージング方法を示す。
図6aはマイクロアレイ302および電極アレイ303を含むマイクロ素子301を示す。マイクロ素子301上には、マイクロアレイ302および駆動用電極アレイ303を取り囲むよう、シール材304が印刷または分配されている。好ましくは、前記シール材304はエポキシ樹脂またはソルダ(はんだ)である。
本発明の実施例において、前記マイクロアレイ302は入射光を回折または反射させるための素子であって、デジタルマイクロメカニカルミラーアレイまたはマイクロミラーアレイからなり得る。
デジタルマイクロメカニカルアレイは数百万個のミラーからなり、所定の制御回路により制御される電圧の大きさに比例して各ミラーが駆動して、入射光を回折または反射させる光素子である。
マイクロミラーアレイは、数百万個のミラーからなり、入射光を入射または回折させる光素子である。
図6bは前記マイクロ素子301が実装されるサブ基板305を示す。このサブ基板305はシリコンからなるもので、中央に開口部306が形成され、第1サブ基板電極アレイ307、および前記第1サブ基板電極アレイ307にそれぞれ接続された第2サブ基板電極アレイ308がさらに形成される。
第1サブ基板電極アレイ307は、サンドブラストを除く、微細パターン形成の可能な回路パターン形成方法であればどんなものでも使用して形成することができる。例えば、パターンの印刷されたエッチングレジストを塗布した後、エッチングを行い、エッチングレジストを除去することにより、パターンを形成することができる。第2サブ基板電極アレイ308も第1サブ基板電極アレイ307と同様な方法で形成することができる。
第2サブ基板電極アレイ308は、図6bに示すように、第1サブ基板電極アレイ307より広い領域に分布するように形成され、第1サブ基板電極アレイ307は相対的に密集して形成される。
第1サブ基板電極アレイ307は、図2aないし図5dに示す実施例のカバーガラス202のビアホール203に代わって、マイクロ素子301の電極アレイ303に接続される。図2aないし図5dに示す実施例において、カバーガラス202のビアホール203は、マイクロアレイの駆動用電極に連結されるカバーガラス202にサンドブラストにより形成されるので、ビアホール203の集積に限界があるが、図6aないし図6dに示す実施例によると、第1サブ基板電極アレイ307はエッチングにより形成されるので、高密度のパッドを形成することができ、これに接続されるマイクロアレイの駆動用電極アレイ303を高密度に集積することができる。
図7aはサンドブラストにより形成されたビアホール403の断面を示し、図7bはエッチングにより形成されたビアホール503の断面を示す。
図7aに示すように、ガラス基板401の上面にサンドブラストを施すと、V字形のビアホール403が形成され、ビアホール403の周囲には回路パターン402が形成される。この場合、ビアホール403の密集に限界があるので、回路パターン402の微細化に支障をきたす。この際、ガラス基板401にビアホール403を形成するためには、サンドブラストのみが可能である。
図7bに示すように、基板501にエッチングでビアホール503を形成すると、ビアホール503の内壁が垂直となるので、微細化が可能であり、よって回路パターン502の微細化も可能である。この際、エッチングによりビアホール503を形成するためには、基板501はがエッチング可能な基板でなければならない。
再び図6cに示すように、図6bのサブ基板305の開口部306を覆うように、カバーガラスをサブ基板305に固定させる。その後、図6aのマイクロ素子301を図6bのサブ基板305にボンディングする。マイクロ素子301は、入射光を印加電圧によって反射または回折させる役割をする。
マイクロ素子301をサブ基板305にボンディングするときには、シリコン材質のウエハを接合させ得るアノードボンディング法が好ましい。そのほかにも、接着剤で接着するか、またはソルダリングで接着する方法も可能である。
ウエハ接合法はシリコンウエハ同士あるいはシリコンウエハとほかの(主に水晶およびガラス)ウエハを密閉接合させる方法であって、一般のIC生産よりはマイクロマシーン分野に多く使用される技術である。一般に、ウエハ接合技術には、高温(1000℃以上)を加える融合接合(fusion bonding)と高電圧(数百ボルト)をかけるアノードボンディングがある。また、前記両者の組合せで、所要温度および電圧を低下させる方法が研究されている。ウエハ接合技術は、マイクロ加工されたそれぞれのウエハを接合して一体的にすることにより、1個体の加工のみで解決できない限界を克服させることができる。もちろん、高温および高電圧により生じる新たな問題点と整列の難しさなどが問題となればいけない。
アノードボンディングとは、マイクロセンサ素子の製作に広く使用されるシリコン基板と熱膨張係数が似ているガラス板を接合させる方法である。一般に、アノードボンディングに使用されるパイレックス(登録商標)ガラス(コーニングガラス7740)には一定量のナトリウム(Na)、カリウム(K)などが含まれているので、200℃以上の温度に加熱すると、元素が電荷を帯び、電圧によって易く移動する。シリコンとガラス板を整列させ、両側に600V以上の電圧を印加すると、移動性電荷は急速に動き、シリコンとガラス間の界面に強い帯電現象が発生することにより、シリコン基板とガラス基板が接合される。多くのMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)にはアノードボンディング方法を用いているが、このようなアノード接合により安定したシリコン構造物が具現化される。
図6dは前記マイクロ素子301が実装されるベース基板310を示す。ベース基板310の中央には開口部311が形成され、そのほかの半導体動作のためのICチップ313、およびそのほかの素子が実装され、ほかの基板またはチップとの接続のための接続パッド314が実装されている。また、ベース基板310には、マイクロ素子301のフリップチップボンディングのためのソルダボールアレイ312が形成されている。ソルダボールアレイ312はサブ基板305の第2サブ基板電極アレイ308に対応する。
図6eに示すように、図6cのマイクロ素子301およびサブ基板305をフリップチップボンディング方式でベース基板310に実装する。すなわち、サブ基板305に形成された第2サブ基板電極アレイ308はそれぞれベース基板310のソルダボールアレイ312に対応し、リフロー工程により互いに接続される。
図6fは本発明の第2実施例による半導体パッケージの断面図を示す。
この実施例によると、エッチング法などの回路パターン形成方法により、マイクロアレイ302および電極パッド303の密集度に対応して第1サブ基板電極アレイ307をさらに密集させることができるので、高密度のマイクロアレイ302の製造が可能である。
201 カバーガラス用ウエハ
202 カバーガラス
203 ビアホール
204 チップウエハ
205 マイクロ素子
206 シール材
207 導電材
208 ユニット
209 電極アレイ
210 マイクロアレイ
211 ベース基板
212 ICチップ
213 開口部
216 放熱板
217 ケーシング
301 マイクロ素子用ウエハ
302 マイクロアレイ
303 電極アレイ
304 シール材
305 サブ基板
306 開口部
307 第1サブ基板電極アレイ
308 第2サブ基板電極アレイ
310 ベース基板
311 開口部
312 ソルダボールアレイ
313 ICチップ
314 接続パッド
202 カバーガラス
203 ビアホール
204 チップウエハ
205 マイクロ素子
206 シール材
207 導電材
208 ユニット
209 電極アレイ
210 マイクロアレイ
211 ベース基板
212 ICチップ
213 開口部
216 放熱板
217 ケーシング
301 マイクロ素子用ウエハ
302 マイクロアレイ
303 電極アレイ
304 シール材
305 サブ基板
306 開口部
307 第1サブ基板電極アレイ
308 第2サブ基板電極アレイ
310 ベース基板
311 開口部
312 ソルダボールアレイ
313 ICチップ
314 接続パッド
Claims (4)
- 電極アレイおよび前記電極アレイに接続されたマイクロアレイが形成されたマイクロ素子と、
中央に開口部が形成され、前記電極アレイのそれぞれに接続される第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイのそれぞれに接続された第2サブ基板電極アレイが形成され、前記マイクロ素子に固定されるサブ基板と、
前記マイクロアレイの周囲に設けられ、前記マイクロ素子と前記サブ基板を粘着させるシール材と、
前記サブ基板の開口部を覆い、前記マイクロアレイを密閉させるように、前記サブ基板に接着されるカバーガラスとを含んでなることを特徴とする半導体パッケージ。 - 前記マイクロ素子、前記サブ基板および前記カバーガラスが実装され、中央に前記サブ基板の開口部に対応する開口部が形成され、前記第2サブ基板電極アレイに接続されたソルダボールアレイが形成されたベース基板をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージ。
- 多数のマイクロアレイが形成されたマイクロ素子を提供する段階と、
前記マイクロ素子のマイクロ素子アレイの周囲にシール材を塗布する段階と、
中央に開口部が形成されたサブ基板を提供する段階と、
前記サブ基板に、多数の第1サブ基板電極アレイおよび前記第1サブ基板電極アレイに接続された第2サブ基板電極アレイを形成する段階と、
前記サブ基板の開口部を覆うように、透明カバーガラスを前記サブ基板に接着させる段階と、
前記マイクロ素子アレイが前記シール材により外部に対して密閉されるように、前記マイクロ素子を前記サブ基板に接着させる段階とを含んでなることを特徴とする半導体素子パッケージング方法。 - 中央に開口部が形成されたベース基板を提供する段階と、
前記ベース基板に前記第2サブ基板電極アレイに対応するソルダボールアレイを形成する段階と、
前記サブ基板の第2サブ基板電極アレイのそれぞれと前記ベース基板のソルダボールアレイが接続されるように、前記サブ基板を前記ベース基板にボンディングする段階とをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の半導体素子パッケージング方法。
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