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JP2008034017A - 記録ストラテジ決定方法、光ディスク記録方法、光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents

記録ストラテジ決定方法、光ディスク記録方法、光ディスク及び光ディスク装置 Download PDF

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JP2008034017A JP2006205556A JP2006205556A JP2008034017A JP 2008034017 A JP2008034017 A JP 2008034017A JP 2006205556 A JP2006205556 A JP 2006205556A JP 2006205556 A JP2006205556 A JP 2006205556A JP 2008034017 A JP2008034017 A JP 2008034017A
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Abstract

【課題】
次世代大容量光ディスクに対応したパラメータ数の多い記録ストラテジに対して、各パラメータ決定に際する初期ストラテジのばらつきに起因した記録品質のばらつきを抑制した記録方法及び光ディスクを提供すること。
【解決手段】
予め光ディスクにおける記録データの変調度条件を実測に基づいて決定し、該変調度条件を満たす初期ストラテジを決定し、該初期ストラテジ近傍にて記録品質が最良となる最適ストラテジを決定し、該最適ストラテジを用いて光ディスクに記録する光ディスク記録方法とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、光ディスクに情報を記録する技術に関する。
特許文献1には、
「本実施形態のライトストラテジーによる記録パルス波形は、トップパルス40、中間バイアス部41及びラストパルス42の3つの部分により構成される。また、これらの部分以外においては、記録パルス波形はリードパワーPRのレベルに維持されている。本発明のライトストラテジーでは、2値のライトパワーを使用している。トップパルス40及びラストパルス42は第1のライトパワーPhを有し、中間バイアス部41は第2のライトパワーPmを有している。第2のライトパワーPmはリードパワーPRより高いが、第1のライトパワーPhより低く設定される。」と記載されている。
また、特許文献1には、
「連続するマーク間のスペースが短い場合には、そのスペースの前後の記録マークの端部位置をシフトし、実際より短めのマークを形成することが有効である。」と記載されている。
特許文献2には、
「最短マークとそれ以外のマークに対して異なる記録ストラテジを用いて光情報記録媒体にマークを記録する記録方法において、全記録マークを含んだジッタ、もしくは最短記録マークのみのジッタが最小になる記録パワーと、最長記録マークの理論値からのずれが最小になる記録パワーとが略等しくなるように記録ストラテジを選択することを特徴とする」と記載されている。
特開2003−85753号公報 特開2000−30254号公報
DVD−RAMやDVD−Rなどの光ディスクの情報記録面には反射率の異なる第1の状態と第2の状態とがあり、熱的な条件によって第1の状態から第2の状態へと可逆的あるいは不可逆的に状態変化させることができるよう構成されている。特に状態変化が可逆的な光ディスクを書換型ディスクと呼び、状態変化が不可逆的な光ディスクを追記型ディスクと呼ぶ。これらの光ディスクにおいては、レーザビームを微細な光スポットとして情報記録面に集光し、局所的なエネルギー注入によって加熱し、第1の状態(スペース)と第2の状態(マーク)とを混在させて所定の繰返しパターンを形成することで情報を記録する。熱的な変化を利用して記録する際には熱干渉の影響があり、熱干渉とは、あるマークを記録した際にレーザビームによって注入された熱が拡散し、前後のマークの形成に影響を与えることである。定性的には連続する2つのマーク間隔、すなわちスペース長が短いほど熱干渉が大きく、長いほど小さいため、マーク記録開始時点のディスク温度がスペース長に応じてばらつく。その結果、マークの先頭エッジにもスペース長に応じたシフトずれが発生することがある。
レーザビームを照射する際の、時間軸に対する照射パワーレベルの変化のさせ方を一般に記録ストラテジと呼ぶ。光ディスクは記録材料の物理的な諸特性、溝形状等の構造、及び記録密度や記録速度といった記録条件によって記録特性が異なるため、記録ストラテジは記録性能を左右する重要な要素であり、今までに様々な記録ストラテジが考案されている。
ところで、近年、光ディスクは取扱うデータ量の増大に伴い高密度化の一途を辿っている。約700MB(メガバイト)の容量を有するCDに対し、前述したDVD−RAMを含め約4.7GB(ギガバイト)の容量を有するDVDが広く利用されており、さらに高精細映像を2時間記録可能な20GB以上の大容量次世代光ディスクが開発・製品化されている。該次世代光ディスクの一例として、Blu−rayDisc(ブルーレイディスク)(以降、BDと略称する)がある。BDにおいては光源として波長405nm帯(青紫色)の短波長レーザが用いられ、対物レンズの開口数は0.85に拡大されている。変調符号については1−7PP変調が採用されており、マーク長及びスペース長は、データ検出窓幅をTwとすると、DVDが3Twから11Twであるのに対し、2Twから8Twとなっている。(ただし同期用の特殊パターンとして、DVDでは14Tw、BDでは9Twが用いられている。)その結果、線方向の最短マーク長及び最短スペース長は、DVD−RAMが約0.42μmなのに対し、BDでは約0.15μmであって、隣接するマーク及びスペース間隔が物理的に従来以上に接近する構造となっている。またトラック間隔についても、DVD−RAMが約0.62μmであるのに対して、BDでは約0.32μmにまで狭められている。
大容量次世代光ディスクにおいては、物理的にマーク及びスペースのサイズが縮小されたことにより、前述したマークを記録する際に注入したエネルギーによる熱干渉がスペース長に依存してばらつくという問題が、より顕著に現れる。例えば前スペース長が、2Twの場合、3Twの場合、4Twの場合、5Tw以上の場合という風に異なると、同じ長さのマークを記録したとしても、マークの先頭エッジ位置にシフトずれを生じる。そのため制御対象とする可変パラメータを増し、また前スペース長及び記録マーク長によって記録ストラテジの各パラメータを異ならせる等、記録ストラテジのより詳細な制御が必要となってくる。
このように可変なパラメータの多い記録ストラテジにおいては、各パラメータの決定方法が従来以上に重要になってくる。
一般に、記録ストラテジの各パラメータは直交性が確保されていないので、あるパラメータを最適化しようとして変化させると、他のパラメータの最適値が変化してしまい、各パラメータの最適値を独立して求めることが非常に困難である。
また記録ストラテジの評価指標として一般的に用いられている記録データの再生ジッタは、ある程度良好な記録データに対してしか適正な測定ができないため評価指標として機能しない場合がある。
そこで、ある程度良好な記録が可能な初期ストラテジを与え、各パラメータを小刻みに変化させながら評価指標としてのジッタが最小となるように各パラメータを決定する、というトライアンドエラー的な手法が用いられることが多かった。あるいはパラメータ数の少ない記録ストラテジであれば、前述の特許文献2に記載の従来技術が用いられることがあった。
いずれにせよ、初期ストラテジ近傍において各パラメータを決定していたため、初期ストラテジをどう与えるかによって得られる結果が異なっていた。その結果として、例えば再生ジッタなどの記録品質がばらついてしまうことは、光ディスク装置の記録性能確保にとって、あるいは光ディスク装置間の互換性確保に不都合である。該記録品質のばらつきは前述の大容量次世代光ディスクのように記録ストラテジのパラメータ数が多いほど顕著になり、問題は深刻化するものと考えられる。
見方を変えると、従来の記録ストラテジ評価は極小点探索によってなされて最適である保障がないにも関わらず、初期ストラテジの決定方法に関して十分考慮されていないという問題があった。
以上を鑑みて、本発明における課題は、次世代大容量光ディスクに対応したパラメータ数の多い記録ストラテジに対しても、各パラメータ決定に際する初期ストラテジのばらつきに起因した記録品質のばらつきを抑制した記録方法及び光ディスクを提供することである。
上述の問題を解決するため、本発明では一例として特許請求の範囲記載の構成を用いる。
本発明によれば、記録データの信頼性を向上させることができる。
本発明の実施例として追記型の光ディスク記録方法について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施例の光ディスク記録方法における記録ストラテジを示している。本実施例における変調符号は1−7PP変調とし、記録再生における基準クロックの時間幅(検出窓幅)をTwとすると、最短マークないし最短スペースの長さは2Tw(時間Twの2倍の時間)であり、通常は最長マークないし最長スペースの長さは8Tw(時間Twの8倍の時間)である。ただし本実施例においては、同期用の特殊パターンが存在するものとして9Tw(時間Twの9倍の時間)を最長マーク長ないし最長スペース長とする。
本実施例においては標準再生時の基準クロック時間幅Twを15.15nsとし、記録時には4倍速相当の3.79nsとする。
光ディスクに対して記録すべき情報を時系列的に表わすNRZI信号が与えられた場合に、適当な信号処理回路にてNRZI信号をレーザビームのパワーレベルの時系列的変化すなわち発光パルス波形に変換する。
パワーレベルとしては記録レベルPw、中間レベルPm、予熱レベルPs、バイアスレベルPbの4つのレベルを設定する。光ディスクの記録膜は初期状態で第1の状態(本実施例ではスペース)とし、記録レベルPwのレーザビームを記録膜に照射することにより第2の状態(本実施例ではマーク)に移行が可能である。中間レベルPmは記録レベルPwと等しいか或は低いパワーレベルであり、記録レベルPwに続けて照射することによって記録膜を第1の状態から第2の状態へ移行可能である。予熱レベルPsは中間レベルPmより低いパワーレベルであり、該予熱レベルPsのレーザビーム照射による記録膜温度上昇のみでは第1の状態から第2の状態に移行しないものとする。またバイアスレベルPbは予熱レベルPsと等しいか或は低いパワーレベルである。
記録膜にマークを形成する際に、該マーク長が4Tw以上(すなわちNRZI信号の長さが4Tw以上)の場合には、記録レベルPwの照射期間に続けて、マーク長に応じた長さの中間レベルPmの照射期間を設け、更に続けて記録レベルPwの照射期間を設ける。中間レベルPmの照射期間を挟んだ記録レベルPwの光パルスのうち、マーク先頭エッジ側の光パルスを先頭パルスと称し、マーク終端エッジ側の光パルスを最終パルスと称することとする。
またマーク長が2Tw或は3Twの場合には、中間レベルの照射期間を設けず、記録レベルPwを単一パルス状に照射する。便宜上、該単一パルスも先頭パルスと称する。
2Tw及び3Twでは先頭パルスに続いて、4Tw以上では最終パルスに続いてバイアスレベルPbの照射期間を設ける。
また先頭パルスに先立って、所定の長さの予熱レベルPsの照射期間を設け、該照射期間の光パルスを予熱パルスと称する。
ここで本実施例における各パルスの時刻(位置)及び照射時間(幅)の定義について説明する。先頭パルスの立ち上り時刻は、NRZIの立ち上り時刻から1Twだけ経過した時刻を基準に、変位時間dTtopだけ先行した時刻とする。なお、該基準時刻に対して変位時間dTtopだけ経過して立ち上る場合には負の値を持つものとする。また、先頭パルスの照射時間Ttopは先頭パルスの立ち上り時刻から立ち下り時刻までの時間とする。一方、最終パルスの立ち下り時刻はNRZIの立ち下り時刻から1Twだけ先行する時刻を基準に、変位時間dTlpだけ先行した時刻とする。なお、該基準時刻に対して変位時間dTlpだけ経過して立ち下る場合には負の値を持つものとする。また、最終パルスの照射時間Tlpは最終パルスの立ち上り時刻から立ち下り時刻までの時間とする。予熱パルスの立ち上り時刻、即ちクーリングの終了時刻は、NRZIの立ち下り時刻を基準に、変位時間dTsだけ先行した時刻とする。またdTtop、dTlpと同様に、基準時刻に対して変位時刻dTsだけ経過して立ち上る場合には負の値を持つものとする。
本発明においては、dTtop、Ttop、dTlp、Tlp、dTsの各値を基準クロックTwに対する線形項と非線形項との和で定義し、例えばdTtopを下式で定義する。
dTtop=a・Tw/n+b・t
ここでnは所定の整数であり、Tw/nはパルス分解能を表す。tはTwに依存しない所定の時間である。またa及びbは各項の係数であり、ここでは整数とする。本実施例においては、説明の便宜上、線形項のみで定義することとし、nは16とする。ただし本発明はこれに限るものではなく、逆に非線形項のみで定義しても構わないし、線形項と非線形項の和で定義されるパラメータと、線形項のみのパラメータが混在してもよい。
また本実施例においては、前述した熱干渉の問題に対応するために、dTtop及びTtopについては、前スペース長と記録マーク長の組み合わせに応じて異なるパラメータとして定義可能な構成とした。具体的には図2に示す参照テーブルのように、前スペースを2Tw、3Tw、4Tw〜9Twの3種類に分類し、記録マークを2Tw、3Tw、4Tw、5Tw〜9Twの4種類に分類して12通りの組合せに応じたパラメータとした。なお、図2においてはdTtopの一例を示したが、Ttopについても同様である。
またdTlp及びTlpについては記録マークを4Twと5Tw〜9Twの2種類に分類して各々異なるパラメータとし、dTsについては記録マークを2Tw、3Tw、4Tw、5〜9Twの4種類に分類して各々異なるパラメータとした。
ただし本発明は該前スペースと記録マークの組合せに限定されるものではなく、前スペースを2Tw、3Tw、4Tw、5Tw〜9Twの4種類とし、記録マークを2Tw、3Tw、4Tw〜9Twの3種類とした組合せでも良いし、あるいは前スペース及び記録マークを各々3種類とした組合せや各々4種類とした組合せでも良い。一般に、分類数を増やすほど細やかな制御が可能となる一方で、分類数を減らすほどパラメータ情報及びそれを格納するためのディスク上及びディスク装置上の記憶領域を減らすことができるので、システム全体として好適な組合せを選択すればよい。
本発明においては、記録ストラテジの必要条件として変調度を規定する。ここで変調度とは、図3に示す再生信号波形において、反射率が最も高くなる8Twスペースの信号レベルI8H(未記録レベルと略一致し、ミラーレベルとも呼ぶ)に対する、8Tw信号振幅(8Twスペースの信号レベルI8Hと8Twマークの信号レベルI8Lとの差)の比として下式で定義する。
(I8H−I8L)/I8H
以下に本発明における初期ストラテジの変調度条件の決定方法について説明する。
先ず8Twの繰返しパターンを記録するため、8Twの記録ストラテジの各パラメータを仮決めする。前スペースと記録マークの組み合わせは1種類なので、パラメータとしては、dTtop、Ttop、dTlp、Tlp、dTsが各1個ずつと、Pw、Pm、Ps、Pbを合わせて合計で9個である。このうち、dTtop、Ttop、Tlp、dTs、Pw、Ps、Pbを固定値とし、例えば、dTtop=8/16Tw、Ttop=20/16Tw、Tlp=16/16Tw、dTs=0/16Tw、Pw=9mW、Ps=0.3mW、Pb=0.3mWとする。ここで、Ps=Pbは予熱を与えないことを意味しており、dTsは不定でよい。dTtop、Ttop及びTlpについては、レーザの立ち上り/立ち下り時間に対して十分パルス幅が確保できるとともに、同じ値を用いて4Twの記録ストラテジを設定する際に、中間レベルPmの照射時間が短くなりすぎないことを勘案して決定することが望ましい。またPwについては、前記Ttop、Tlp等のパラメータ値、ディスクの記録感度及び記録速度との兼ね合いがあり、条件毎に実際に記録し変調度を確認して適切な記録パワーか否かをトライアンドエラーで決めざるを得ないが、この段階では他のディスクでの経験的な値を用いるなどして、大まかに決めた値で十分である。
Pmを可変パラメータとする。例えば、Pwの0.5倍、0.6倍、0.7倍、・・・、1倍というように設定することとし、本実施例では初期はPwの0.5倍とする。dTlpについては、以下に述べるようにPmに応じて設定するが、初期には例えば0/16Twとしておく。
上記のように各パラメータを仮決めした記録ストラテジにて、8Twのマークとスペースの繰返しパターンをディスクに記録する。記録したデータの再生信号振幅が明らかに小さい場合にはPwを大きく再設定し、ミラーレベルの低下が見られる場合にはPwを小さく再設定し、Pwが適切な値となるようにする。
次に、適切なPwに再設定した記録ストラテジにて8Twの繰返しパターンをディスクに記録し、図4に示す、8Twマークの信号レベルと8Twスペースの信号レベルとの中間レベルを閾値としたマーク期間とスペース期間の比を測定することで、マーク長とスペース長の比を求める。マーク長とスペース長の比が概ね1になるように、dTlpを変更しながら、記録と測定を繰り返す。マーク長がスペース長に対して短い場合には、dTlpを負方向にシフトさせて中間パワーの照射期間を長くし、逆にマーク長がスペース長に対して長い場合には、dTlpを正方向にシフトさせて中間パワーの照射時間を短くすることで、記録マーク長を調整する。
あるいはAC結合した信号波形において、マーク側の信号振幅とスペース側の信号振幅が概ね一致するようにしてdTlpを決定する。
以上のような手順を踏んでマーク長とスペース長が概ね一致している8Twの繰返しパターンを、図5に示すようなトラックレイアウトで記録する。即ち、トラック1からトラック5までを連続して記録し、トラック6を未記録とし、トラック7とトラック8を連続して記録する。
スペクトラムアナライザを用いて、トラック3の信号レベルを測定する。該信号レベルを8Twキャリアレベルと呼ぶこととする。なお本実施例においては標準再生時の1Twが15.15nsなので、8Twの繰返しパターンの周波数は4.125MHzである。
また未記録トラックであるトラック6において、トラック3と同様に4.125MHzの信号レベルを測定する。ここで観測される信号は主に両隣のトラック5とトラック7に記録した信号のクロストークであり、該信号レベルを8Twクロストークレベルと呼ぶこととする。
再びトラック3に戻り、今度はオシロスコープを用いて、前述の変調度を測定する。
次にPmをPwの0.6倍に再設定し、8Twの繰返しパターンをディスクに記録してマーク長とスペース長が概ね一致するようにdTlpを決定する。前述の所定のトラックレイアウトで記録し、キャリアレベルとクロストークレベルと変調度を測定する。更にPmをPwの0.7倍、0.8倍・・・と変更しながら一連の動作を繰り返す。
各Pmの設定値毎に、測定値に対して下式の演算により評価指標αを求める。
α=k*C−CT
ただし該演算式において、Cは8Twキャリアレベル、CTは8Twクロストークレベルを意味する。kはCとCTの記録品質に及ぼす影響の違いを補償するための重み係数であり、本実施例においてはk=4とした。該演算式は評価指標αを算出するための一例であり、CとCTを用いてαを算出する他の式を用いても構わない。
Pwの設定値によって測定できる変調度の範囲に差があるので、更に適切な範囲内でPwの設定値を変更し、上述した一連の動作、即ちPmをいくつかの値に設定し、各々に対して8Twの繰返しパターンのマーク長とスペース長が概ね一致するようにdTlpを決定し、キャリアレベルとクロストークレベルと変調度を測定する。
図6に例示するように、各Pw、Pmにおける変調度の測定結果をX軸に、上記評価指標αをY軸にプロットする。
図6において、評価指標αは変調度が61〜64%にてピークであり、60%以下では左下がりで低下傾向を示し、67%付近で飽和する特性を示している。そこで本実施例においては、評価指標αがピークとなる61〜65%の範囲を初期ストラテジの変調度の必要条件として決定する。
次に初期ストラテジとして各パラメータを決めていく。前述したとおり、パワーに関してPw、Pm、Ps,Pbの4個であり、発光タイミングに関して、dTtop及びTtopが前スペースと記録マークの組合せに応じて各々12個、dTlp及びTlpは記録マークに応じて各々2個、dTsは記録マークに応じて4個であり、合計で36個のパラメータを決定する必要がある。
まず上記評価指標αが最大となる記録ストラテジにおけるPmの値を、初期ストラテジのPmの暫定値とし、本実施例では5.5mWとする。またPbは再生パワーと同じ0.3mWとする。
4Tw及び5〜9Twの記録マークのdTtop、Ttop、dTlp、Tlpについては、前述の8Tw繰返しパターン記録に用いた値のいずれかとする。なおこの段階では前スペース長の分類に因らずに同じ値とする。ここで4Twについて中間パワーの照射期間が短く、例えば0.5Tw以上確保できない場合には、4TwのTtop及びTlpについては5〜9TwのTtop及びTlpよりも小さい値に設定する。あるいは5〜9TwについてもTtop及びTlpを小さい値に再設定してもよい。
全マーク及び全スペースの記録品質確保においては最短マーク及び最短スペースの記録品質(ジッタ)が支配的であるが、本実施例においては2Twが最短であるため、2Twマーク及び2Twスペースの記録品質確保が特に重要である。そこで2Twの記録ストラテジに関するパラメータについては、初期段階では1つに限定してしまわず、n個の水準を設定して記録品質の比較をすることが望ましい。
本実施例においては、2Twの記録マークのトップパルス幅Ttopと、余熱量に関係するdTs及びPsとを、各々3水準設定する。例えば、Ttopの第1水準を16/16Tw、第2水準を20/16Tw、第3水準を24/16Twとし、dTsとPsの組合せの第1水準を−24/16Twと0.3mW、第2水準を−24/16Twと2mW、第3水準を−8/16Twと2mWとし、合計9水準とする。
以下は、TtopとdTs及びPsの各々を前記第1水準にしたとして説明する。
2Twの記録マークのdTtopについては、この段階では4〜9Twの記録マークのdTtopと同じ値とし、本実施例では8/16Twとする。逆に4〜9Twの記録マークのdTsについては、2Twの記録マークのdTsと同じ値とし、本実施例では−24/16Twとする。
3Twの記録マークのdTtopとdTsについても他の記録マークと同じ値とする。Ttopについては、2Twに記録マークのTtopを参照して、例えば1Twだけ大きい値(32/16Tw)とする。
この段階でPwを除くパラメータが仮決めされている。ただし各記録マークのTtop及びdTtopは前スペース長の分類によらず同じ値としている。
ここで任意にPwを設定し、例えば前述のクロストーク測定時に用いた値として、ランダムデータをディスクに1トラック記録する。記録したデータを再生し、変調度とアシメトリを測定する。アシメトリは最短マーク及び最短スペース信号(本実施例では2Tw)の平均レベルと、長マーク及び長スペース信号(本実施例では8Tw)の平均レベルとのずれを、長マーク及び長スペース信号振幅で規格化した信号評価指標であり、下式で定義されるものとする。
[(I8H+I8L)/2−(I2H+I2L)/2]/(I8H−I8L)
ここでI8HとI8Lは前述のとおり各々8Twスペースの信号レベルと8Twマークの信号レベルであり、I2HとI2Lは同様に、各々2Twスペースの信号レベルと2Twマークの信号レベルである。
アシメトリが正に大きい場合にはPwを小さく再設定し、負に大きい場合にはPwを大きく再設定し、アシメトリが適正範囲である0近傍になるまでランダムパターンの記録、再生及び測定を繰り返してPwを決定する。また変調度が前記初期ストラテジの必要条件範囲内であることを確認する。
次に上記手順で決定したPwで、ランダムデータをディスクに1トラック記録し、該記録データを再生して、クロックを基準とした各マークの前エッジ及び後エッジのずれ量を測定する。その際、前記のとおり前スペースを2Tw、3Tw、4Tw〜9Twの3種類に分類し、記録マークを2Tw、3Tw、4Tw、5Tw〜9Twの4種類に分類し、各前スペースと記録マークの組み合わせ毎に該ずれ量を測定する。
4〜9Twの前エッジのずれに対してはdTtopとTtopを調整する。クロックを基準として進んでいる場合には、dTtopの設定値を負の方向に動かすか、Ttopを小さくするか、両者を組み合わせる。逆にクロックに対して遅れている場合には、dTtopの設定値を正の方向に動かすか、Ttopを大きくするか、両者を組み合わせる。
4Tw〜9Twの後エッジのずれに対しては、dTlpとTlpを調整する。クロックを基準として進んでいる場合には、dTlpの設定値を負の方向に動かすか、Tlpを大きくするか、両者を組み合わせる。逆にクロックに対して遅れている場合には、dTlpの設定値を正の方向に動かすか、Tlpを小さくするか、両者を組み合わせる。
2Tw及び3Twの前エッジのずれに対しては、dTtopを調整する。4Tw〜9Twの場合と同様に、クロックを基準として進んでいる場合には、dTtopの設定値を負の方向に動かし、逆に遅れている場合には、正の方向に動かす。
3Twの後エッジのずれに対しては、Ttopを調整する。クロックを基準に進んでいる場合にはTtopを大きくし、逆に遅れている場合にはTtopを小さくする。
2Twの後エッジのずれに対しては、3Tw〜9Twの後エッジを相対的に動かして調整する。即ち、クロックに対して進んでいる場合には、2Twマークが相対的に短いと考えられるので、3Tw〜9Twのマークが短くなるように、上記各パラメータを調整する。逆にクロックに対して遅れている場合には、2Twマークが相対的に長いと考えられるので、3Tw〜9Twのマークが長くなるように上記各パラメータを調整する。
あるいは各マークエッジのずれ量ではなく、各マーク長を測定してもよい。この場合、各パラメータとマーク長測定結果との対応関係が明確ではないので、各パラメータの調整はトライアンドエラー的な要素が増すが、測定自体は簡便になることが期待できる。
上記手順により、2Tw〜9Twの各記録マーク長及びスペース長は理論値と概ね一致して、ジッタの測定が可能な程度に調整される。またアシメトリは適正な範囲であり、変調度は前述の条件を満たしていることが期待できる。この段階での記録ストラテジを初期ストラテジとする。特に本発明においては、2Twパラメータが最適化されていない段階での該初期ストラテジを、ローカル初期ストラテジと呼称する。
次にパワーに関する各パラメータ、即ちPw、Pm、Psを微調整し、上記マークエッジずれの調整残りを補償する。初期ストラテジのパラメータを中心にPw、Pm、Psを各々小さいステップで増減させ、各条件でディスクにランダム信号を記録し、記録データを再生し、ジッタを測定する。ジッタが最小となるPw,Pm、Psを求める。
更にパルスタイミングに関する各パラメータ、dTtop、Ttop、Tlp、dTlp及びdTsを微調整して、ローカル初期ストラテジ近傍での最適ストラテジを求める。特に本発明においては、該ローカル初期ストラテジに対応する該最適ストラテジを、ローカル最適ストラテジと呼称する。
該ローカル最適ストラテジで3トラック以上の連続トラックにランダムデータを記録し、両側に記録データのあるトラックを再生し、ジッタ、アシメトリ及び変調度を測定する。
なお前述したように、2Twに関するパラメータは複数の水準を設け、各々の水準にてローカル初期ストラテジを設定し、各ローカル初期ストラテジ近傍のローカル最適ストラテジを求め、各ローカル最適ストラテジでの記録品質を比較検証することが望ましい。
本実施例においては記録品質の指標として前記両側に記録データのあるトラックの再生ジッタを用いることとし、横軸に2Twパルス幅Ttop、縦軸に該再生ジッタをプロットした図9と、横軸に余熱量として(dTs+32/16)*Ps、縦軸に該再生ジッタをプロットした図10を例示する。図9、図10ともに2次の近似曲線を併せて示している。再生ジッタが最小となるのは、図9においてはTtopが19/16Tw〜20/16Tw付近であり、図10においては余熱量が22/16Tw・mW〜30/16Tw・mW付近である。このことから、本実施例においては、最適2Twパラメータを、Ttop=20/16Tw、dTs=−18/16Tw、Ps=2mWに決定する。
なお記録品質の指標としては、各マーク長及びスペース長、アシメトリ及び変調度、また記録パワー変動に対する再生ジッタ変化量や、パルス幅変動に対する再生ジッタ変化量といった各種ストラテジマージンがあり、あるいはレーザ光源の最大発光パワーを抑制するために記録パワーPwは小さいことが望ましいといった諸条件もあるので、これらを総合的に勘案して決定してもよい。
上記比較検証結果に基づいて決定した2Twの最適パラメータを用いて、再度初期ストラテジを決定し、該初期ストラテジ近傍の最適ストラテジを求めて、当該ディスクの最適ストラテジとして採用する。
あるいは当該ディスクと記録膜特性等が類似のディスクの最適ストラテジが既知であれば、2Twに関するパラメータについては転用し、初期ストラテジを決定しても概ね良好な特性を得られることが期待できる。
ここで、以上詳述してきた本実施例における記録ストラテジの決定方法を図7に示すフローチャートを用いて整理する。
まずステップ1として、8T繰返し信号のキャリアレベルとクロストークレベルの測定結果から初期ストラテジの変調度条件を決定する。次にステップ2として、2Twに関するパラメータ値をn水準定義する。ステップ3として前記各水準に対応するローカル初期ストラテジを決定し、ステップ4として該ローカル初期ストラテジ近傍でのローカル最適ストラテジを決定する。該ステップ3及びステップ4は前記各水準に2Twのパラメータ値を変更しながらn回繰返す。ステップ5として、前記各水準でのローカル初期ストラテジ近傍でのローカル最適ストラテジを比較検証し、最適2Twパラメータを決定する。ステップ6では、ステップ3と同様に該最適2Twパラメータでの初期ストラテジを決定し、ステップ7ではステップ5と同様に該初期ストラテジ近傍での最適ストラテジを決定する。そして該ステップ7で決定した記録ストラテジを当該ディスクの最適ストラテジとする。
また本発明における光ディスクは、以上に述べてきた手順によって得られた当該ディスクの最適ストラテジを、当該ディスクのコントロールデータ領域にディスク情報のひとつとして予め格納しておく。本実施例においては、図8に示すように、該コントロールデータ領域をユーザが自由にデータを記録可能なユーザデータ領域とは区別して最内周のリードイン領域に配置する。また、トラックウォブルの形態でアドレス情報と共にディスク全面に繰返しディスク情報として記録しておく。なお、コントロールデータの所定のビットが記録ストラテジの各パラメータに対応するように定義しておく。
該コントロールデータ領域にディスク情報として記録される記録ストラテジは、例えば記録速度毎に複数記録される場合があるが、本発明の光ディスクにおいては、該複数の記録ストラテジのうち少なくとも1つが本発明の手順に基づいて決定されているものとする。
なおコントロールデータ領域は最外周のリードアウト領域に配置してもよい。
光ディスク装置は本発明の光ディスクを再生し、ディスク情報として前記コントロールデータの所定のビット情報を読み出すことで、当該ディスクの最適ストラテジの各パラメータ値を取得する。該光ディスク装置は該最適記録ストラテジを初期ストラテジとして、前述のように各パラメータを調整し、該初期ストラテジ近傍の最適ストラテジを改めて取得する。
光ディスク装置は、例えば光スポットの収差性能やレーザの立ち上り及び立ち下り性能など、主に光ピックアップの個体差に起因して記録ストラテジの最適パラメータが光ディスク装置間で異なってしまう場合があるが、上記手段によって装置間の記録品質のばらつきを抑制することが可能である。また初期ストラテジ決定を光ディスク装置ごとに行うのと比較して、記録ストラテジ決定までにかかる時間の短縮及び光ディスクの試し書き領域の使用量低減が可能である。
なお、本実施例においては、長マークの記録ストラテジとしてPwを照射する先頭パルスと最終パルスとを含む、所謂キャッスル型のストラテジについて述べてきたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、Pwの照射パルスとしては先頭パルスのみを含む、所謂L字型のストラテジや、Pwの照射パルスとして先頭パルス以外に櫛型パルスを含む、所謂マルチパルス型のストラテジについても、概ね同様の手順にて、同様の効果が期待できる。
本発明における記録ストラテジ 本発明における記録ストラテジのパラメータdTtopの参照テーブル 本発明における再生信号波形と変調度定義の説明図 本発明における8Twマーク8Twスペース繰返し信号波形 本発明における初期ストラテジの変調度条件決定時のデータ記録トラックレイアウト 本発明における初期ストラテジの変調度条件決定時の評価用プロット 本発明における最適記録ストラテジ決定方法のフローチャート 本発明における光ディスクの領域レイアウト 本発明における最適2Twパラメータ決定時の第1の評価用プロット 本発明における最適2Twパラメータ決定時の第2の評価用プロット
符号の説明
1・・・記録マーク

Claims (7)

  1. レーザ光を光ディスクに照射してデータを記録する際の記録ストラテジ決定方法であって、
    前記光ディスクにデータを記録する際のデータの変調度条件を決定する第1のステップと、
    前記変調度条件を満たす第1のストラテジを決定する第2のステップと、
    前記第1のストラテジ近傍において記録品質を測定し第2のストラテジを決定する第3のステップとを有することを特徴とする記録ストラテジ決定方法。
  2. 請求項1記載の記録ストラテジ決定方法であって、
    前記第1のステップでは所定の長さのマーク及びスペースの繰返しデータを前記光ディスクに記録し、
    当該データを再生して前記データの信号レベルとクロストークレベル及び変調度を測定し、当該測定結果に基づいて前記変調度条件を決定することを特徴とする記録ストラテジ決定方法。
  3. 請求項1または2に記載の記録ストラテジ決定方法であって、
    前記第2のステップでは最短マーク記録に関する記録ストラテジのパラメータを決定して前記光ディスクにデータを記録し、
    当該データを再生してアシメトリ及びマークエッジ位置またはマーク長を測定し、当該測定結果に基づいて前記第1のストラテジの各パラメータを決定することを特徴とする記録ストラテジ決定方法。
  4. 請求項1から3いずれか一項に記載の記録ストラテジ決定方法であって、
    前記第2のステップでは最短マーク記録に関する記録ストラテジのパラメータを複数の水準で決定し、
    前記第3のステップでは前記複数の水準の各水準において記録品質を測定し、当該測定結果に基づいて第2のストラテジを決定することを特徴とする記録ストラテジ決定方法。
  5. レーザ光を光ディスクに照射してデータを記録する光ディスク記録方法であって、
    前記光ディスクにデータを記録する際のデータの変調度条件を決定する第一のステップと、
    前記変調度条件を満たす第一のストラテジを決定する第二のステップと、
    前記第一のストラテジ近傍において記録品質を測定し第二のストラテジを決定する第三のステップとを有し、
    前記第一から第三のステップを用いて決定した記録ストラテジを用いることを特徴とする光ディスク記録方法。
  6. 推奨記録ストラテジの情報が所定のコントロールデータ領域に予め記録されている光ディスクであって、前記推奨記録ストラテジは、
    前記光ディスクにデータを記録する際のデータの変調度条件を決定する第1のステップと、
    前記変調度条件を満たす第1のストラテジを決定する第2のステップと、
    前記第1のストラテジ近傍において記録品質を測定し第2のストラテジを決定する第3のステップを用いて決定されたものであることを特徴とする光ディスク。
  7. 推奨記録ストラテジの情報が所定のコントロールデータ領域に予め記録されている光ディスクに対し情報を記録又は再生する光ディスク装置であって、前記推奨記録ストラテジは、
    前記光ディスクにデータを記録する際のデータの変調度条件を決定する第1のステップと、
    前記変調度条件を満たす第1のストラテジを決定する第2のステップと、
    前記第1のストラテジ近傍において記録品質を測定し第2のストラテジを決定する第3のステップを用いて決定されたものであることを特徴とする光ディスク装置。
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