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JP2008029299A - クローズドフェースリール - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルの回転操作を要することなく釣糸放出可能状態から釣糸巻き取り可能状態へ簡単且つ迅速に復帰させることができる操作性の良いクローズドフェースリールの提供を目的としている。
【解決手段】本発明の一実施形態では、釣糸放出可能状態(クラッチOFF)から釣糸巻き取り可能状態(クラッチON)への釣糸係止部材35の復帰を、従来のようにハンドルを回転操作することなく、復帰操作部材60を操作することで簡単に行なえるため、キャスト直後に魚の当たりがあった場合であっても、即座に対応できる。また、復帰操作部材60を用いた糸ふけ解消操作も釣竿を保持した手の指の操作で容易に行なえる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンドルの回転に連動して回転するロータの外周に、釣糸をスプールに案内する釣糸案内部(ピックアップピン)を突没可能に設けると共に、スプールおよびロータを覆うカバーを備えたクローズドフェースリールに関する。
一般に、クローズドフェースリールは、例えば特許文献1および特許文献2に開示されるように、リール本体に設けたプッシュボタンや操作レバーを押し込み操作し或いは牽引操作することにより、先端部にロータが固定された回転軸またはカム部材を前方側に移動させ、この移動によりロータの外周に設けたピックアップピンの突出規制状態を解除して、バネ力によりピックアップピンをロータの内側に入り込ませる状態(クラッチOFF状態)に移行させることで釣糸放出可能状態となる。
また、クローズドフェースリールは、ハンドルの回転操作に伴ってロータが回転することにより、ピックアップピンがロータの外周から径方向外側に突出するクラッチON状態となり、釣糸巻き取り可能状態に復帰される。
実公昭53−36952号公報 特開2005−102524号公報
しかしながら、上記構成のクローズドフェースリールにおいて、釣糸放出可能状態(クラッチOFF状態)から釣糸巻き取り可能状態(クラッチON状態)への復帰は、ハンドルを回転操作しなければ行なわれない。そのため、利き腕でキャストした直後に魚の当たりがあった場合には、一旦釣竿を利き腕でない方に持ち替えて利き腕でハンドルを回転操作しなければならず、即座に対応できない。
また、クローズドフェースリールは、ロータの外周に突出したピックアップピンを介してスプールに釣糸を案内する構造上、特に釣糸に張力を掛けてハンドル操作を行なわないと(糸ふけを解消しないと)、ピックアップピンから釣糸が外れてしまうことになるため、特に釣糸巻き取り操作時には両手が塞がってしまい、大変不便であるとともに、自由度もなく操作性が悪い。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ハンドルの回転操作を要することなく釣糸放出可能状態から釣糸巻き取り可能状態へ簡単且つ迅速に復帰させることができる操作性の良いクローズドフェースリールを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、リール本体に設けたハンドルの回転操作に伴ってロータを回転させることにより、前記ロータの外周から突出する釣糸案内部を介してスプールに釣糸を巻回可能とすると共に、前記リール本体に設けた解放部材の変位操作により前記釣糸案内部の突出規制状態を解除して釣糸放出可能状態とし、前記スプールおよびロータを覆うカバーを前記リール本体に装着して成るクローズドフェースリールにおいて、前記釣糸放出可能状態にある釣糸案内部を釣糸巻き取り可能状態に復帰させる復帰部材を、前記リール本体に変位操作可能に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ハンドル操作を要することなく釣糸放出可能状態から釣糸巻き取り可能状態へ簡単且つ迅速に復帰させることができる。すなわち、本発明のクローズドフェースリールは、釣糸放出可能状態(クラッチOFF)から釣糸巻き取り可能状態(クラッチON)への復帰を、従来のようにハンドルを回転操作することなく、復帰部材を操作することで簡単に行なえるため、キャスト直後に魚の当たりがあった場合であっても、即座に対応できる。また、糸ふけ解消操作も釣竿を保持した手の指の操作で容易に行なえる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図8は本発明の第1の実施形態を示している。特に図1を参照すると、本実施形態に係るクローズドフェースリール1のリール本体2には、端部に前後方向に延出する釣竿装着部2bを具備した脚部2aが一体的に形成されている。また、リール本体2には、前方に向けて突出するスプール支持筒2cが形成されており、その外周側には、釣糸が巻回されるスプール3が支持(回転不能、または、ドラグ機構において回転可能に摩擦結合)されている。なお、スプール支持筒2cの先端側外周には抜け止め部材(止め輪)5が装着されており、この抜け止め部材5によってスプール3が抜け止めされている。また、スプール支持筒2cの前端には、後述する釣糸係止部材を径方向外側に向けて移動案内するカム部25が形成されている。
図2に詳しく示されるように、リール本体2内には、回転操作されるハンドル90を装着したハンドル軸(駆動軸)10が回転可能に支持されており、そこにはフェースギヤ11が取り付けられている。また、リール本体2内には、ハンドル軸10と直交する方向に延出するメインシャフト15がスプール支持筒2cを貫通して回転可能に支持されており、このメインシャフト15の基端側には、フェースギヤ11と噛合するようにピニオン15aが形成されている。また、メインシャフト15の後端部にはクラッチ付勢バネ22が配設されており、このクラッチ付勢バネ22は、メインシャフト15を後方側に向けて常時付勢している。
メインシャフト15の前端側には、スプール3側に開口する蓋状に形成されたロータ30が、ナット31によってメインシャフト15と一体回転且つ軸方向に移動不能となるように取り付けられており、ハンドル90を回転操作することで、フェースギヤ11及びピニオン15aを介して、その円周壁30aがスプール3の周りを回転するようになっている。なお、ロータ30の前壁30bの両側には、釣糸放出操作時に後述するカバー部材の内面との間で釣糸Sを挟持するテーパ状の挟持部98が形成されている。
また、本実施形態では、メインシャフト15にしたがってロータ30を釣糸巻き取り方向にのみ回転可能とするように、逆転防止機構が設けられている。具体的に、この逆転防止機構は、フェースギヤ11に隣接してハンドル軸10に形成された(あるいは、取り付けられた)逆転防止爪を有するラチェット62と、リール本体2に支軸72を介して回動可能に取り付けられ且つラチェット62の爪と係合するバネ付勢された逆転防止爪70とによって構成されている。
ロータ30の円周壁30aには、その表面から突没自在となるように、釣糸案内部としての釣糸係止部材35が配設されている。この釣糸係止部材35は、ロータ30内に位置し且つメインシャフト15の前記カム部25に係合する本体部35aと、円周壁30aに形成された孔30d内に位置し且つ釣糸Sをピックアップするピン35bとによって構成されている。また、ロータ30の前壁30bには径方向に延出する長孔30cが形成されている。そして、この長孔30cには、釣糸係止部材35の本体部35aが移動可能に係合されており、これにより、釣糸係止部材35は、径方向に移動可能となるようにロータ30に支持されている。
また、釣糸係止部材35の本体部35aと円周壁30aの内面との間には付勢バネ38が配設されており、この付勢バネ38は、釣糸係止部材35を径方向内側(ピン35bがロータ30内に入り込む方向)に向けて常時付勢している。
リール本体2の前方側には、スプール3およびロータ30を覆うと共に、前方において釣糸Sを導出するための釣糸挿通孔40aが形成されたカバー部材40が着脱可能に配設されている。この場合、スプール3に巻回された釣糸Sは、ロータ30の円周壁30aとカバー部材40の内面との間の隙間を通って釣糸挿通孔40aから導出される。
リール本体2の後端部には、支軸50を介して釣糸解放操作部材(解放部材)51が回動可能(図1および図3に矢印ABで示される方向)に軸支されている。この釣糸解放操作部材51は、釣竿を保持した手の指(特に親指)で簡単に操作できる位置に押し込み操作可能に設けられており、具体的には押し込み操作ボタンとして構成されている。また、リール本体2内に突出する釣糸解放操作部材51の部位は、メインシャフト15の後端に当て付く押圧作動部51aとして形成されている。
また、リール本体2の後端部には、後述するようにロータ30内に没した釣糸係止部材35のピン35bをロータ30の円周壁30aから径方向外側に突出させる(釣糸放出可能状態にある釣糸係止部材35を釣糸巻き取り可能状態に復帰させる)ための復帰操作部材(復帰部材)60が、釣糸解放操作部材51と近接して、具体的には釣糸解放操作部材51の横に並んで変位操作可能に設けられている。復帰操作部材60は、リール本体2に対して支軸50を介して回動可能(図3に矢印ABで示される方向)に軸支されるとともに、釣竿を保持した手の指(特に親指)で簡単に操作できる位置(また、釣糸解放操作部材51を操作するその指を横にスライドさせて操作できる位置)に押し込み操作可能に設けられており、具体的には押し込み操作ボタンとして構成されている。
また、図5〜図8に明確に示されるように、リール本体2の内部に面する復帰操作部材60の内面には略扇型の第1の歯車68が一体形成されており、この第1の歯車68は、図2に示されるようにラチェット62に隣接してハンドル軸10に設けられた第2の歯車66と噛合している。また、第2の歯車66は一方向クラッチ64を介してハンドル軸10に取り付けられており、これにより、復帰操作部材60の押し込み方向(図3に矢印Aで示される操作方向)の力のみがハンドル軸10に伝えられ且つ復帰操作部材60の戻り方向の回動(図3に矢印Bで示される方向)力がハンドル軸10に伝わらないようになっている。なお、図6および図8に明確に示されるように、リール本体2と復帰操作部材60との間には、支軸50の周囲に巻回保持された付勢バネ53が介挿されており、この付勢バネ53は、復帰操作部材60を図3の反時計回り方向(矢印B方向)すなわち押し込み操作方向と逆の方向に常時付勢している。
以上のように構成されたクローズドフェースリールの作用を、図1〜図8を参照して説明する。
図1は釣糸巻き取り可能状態であり、釣糸Sは、釣糸係止部材35のピン35bに係止され、ロータ30が回転駆動されることによって、スプール3に巻回される。このとき、釣糸係止部材35は、その本体部35aがメインシャフト15のカム部25の最外周に当接しており、付勢バネ38の付勢力に抗してピン35bがロータ30の円周壁30aの表面から突出している。
この状態から、釣糸解放操作部材51を押し込み操作すると、図3に示すように、押圧作動部51aが付勢バネ53の付勢力に抗して時計回り方向(図1の矢印A方向)に回動され、メインシャフト15が付勢バネ22の付勢力に抗してスプール3側に移動される。これに伴い、ロータ3も一体的に移動され、それにより、釣糸係止部材35の本体部35aの下端とメインシャフト15のカム部25との係合が外れ、ロータ30の円周壁30aから突出した状態にあるピン35bが付勢バネ38の付勢力によってロータ30の内部に沈み込む釣糸放出可能状態となる。このとき、上述したように、ロータ30は釣糸挟持機能を備えていることから、釣糸Sは、ロータ30の挟持部98とカバー部材40の内面との間で挟持された状態で、釣糸挿通孔40aから導出される。
この状態で、釣竿をキャスティングしながら釣糸解放操作部材51から指を離すと、釣糸の挟持状態が解消されて、仕掛けが放出される。その状態が図4に示されている。このとき、メインシャフト15および釣糸解放操作部材51は、各付勢バネ22,53の付勢力によって、図4に示す状態に戻されており、これにより、釣糸係止部材35がメインシャフト15のカム部25と再び係合し、カム部25が釣糸係止部材35の本体部35aに対してカム作用を与えることができる状態となる。
また、ここで、復帰操作部材60を押し込み操作する(図3に矢印Aで示される方向に回動させる)と、第1の歯車68が時計周り(図6に矢印Cで示される方向)に回動し、歯車66,68同士の噛合および一方向クラッチ64の楔作用(一方向クラッチ64のコロ64aに楔作用が働く)によりハンドル軸10が釣糸巻取方向(図6に矢印Dで示される方向)に回転する。これにより、図7に示されるように、ハンドル軸10とフェースギヤ11およびピニオン15aを介して噛み合うメインシャフト15がロータ30と共に釣糸巻取方向に回転し、本体部35aの下端と係合するメインシャフト15のカム部25のカム作用により、釣糸係止部材35のピン35bが付勢バネ38の付勢力に抗してロータ30の円周壁30aから突出して釣糸Sをピックアップする。そして、この状態で復帰操作部材60から指を離すと、図8に示されるように、付勢バネ53の付勢力により復帰操作部材60が元の位置まで自動的に回動して戻る。しかしながら、この回動に伴う力は一方向クラッチ64の作用(楔作用が働かない)によりハンドル軸10に伝わらない。その後、ハンドルを巻き取り操作すれば、釣糸Sをピン35bの案内によりスプール3に巻回することができる。
無論、復帰操作部材60によらず、図5の状態からハンドル90を巻き取り操作しても、ロータ30を釣糸巻取方向に回転させることができるため、釣糸放出可能状態にある釣糸係止部材35を釣糸巻き取り可能状態に復帰させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、釣糸放出可能状態(クラッチOFF)から釣糸巻き取り可能状態(クラッチON)への釣糸係止部材35の復帰を、従来のようにハンドルを回転操作することなく、復帰操作部材60を操作することで簡単に行なえるため、キャスト直後に魚の当たりがあった場合であっても、即座に対応できる。また、復帰操作部材60を用いた糸ふけ解消操作も釣竿を保持した手の指の操作で容易に行なえる。
また、本実施形態では、リール本体2に設けた復帰操作部材60の操作で、一方向クラッチ64を介した動力伝達により釣糸係止部材35を釣糸巻き取り可能状態に復帰するように構成したため、釣竿を保持しての操作に何ら支障はなく、容易に復帰操作を行なえる。
更に、本実施形態では、復帰操作部材60が釣糸解放操作部材51に近接した状態でリール本体2に設けられているため、釣竿を保持した手の指で、釣糸巻き取り可能状態と釣糸放出可能状態のそれぞれの状態に容易に切り換え操作可能となり、実釣性が格段に向上する。
図9〜図11は本発明の第2の実施形態を示している。前述した第1の実施形態では、復帰操作部材60の操作によりハンドル軸10を回転させ、このハンドル軸10を介してメインシャフト15およびロータ30を回転させることによりピン35bを釣糸巻き取り可能状態に復帰させているが、この第2の実施形態では、復帰操作部材の操作により直接にメインシャフト15およびロータ30を回転させてピン35bを釣糸巻き取り可能状態に復帰させている。具体的には、本実施形態において、釣糸放出可能状態にある釣糸係止部材35を釣糸巻き取り可能状態に復帰させるための復帰操作部材82は、図9および図10に示されるように、リール本体2の側方に設けられている。そのため、第1の実施形態と同様にリール本体2の後端部に配置される釣糸解放操作部材51は、第1の実施形態の構成における復帰操作部材60をも含む大きさで横方向に広がって設けられている。
復帰操作部材82は、リール本体2に対して支軸88を介して回動可能(図10に矢印ABで示される方向)に軸支されるとともに、釣竿を保持した手の指で簡単に操作できる位置(あるいは、釣糸解放操作部材51上に置かれた指を動かすことなくその指を持つ手の他の指で操作できる位置)に上下動可能に設けられており、具体的には回動レバーとして構成されている。なお、復帰操作部材82の上下動範囲を規定するため、リール本体2側には上下にストッパ85,87が設けられている。
また、図10および図11に明確に示されるように、リール本体2の内部に位置する復帰操作部材82の端部には略扇型の第1の歯車91が一体形成されており、この第1の歯車91は、メインシャフト15に設けられた第2の歯車93と噛合している。また、第2の歯車93は一方向クラッチ80を介してメインシャフト15に取り付けられており、これにより、復帰操作部材82の押し下げ方向(図10に矢印Aで示される方向)の力のみがメインシャフト15に伝えられ且つ復帰操作部材82の引き上げ方向(図10に矢印Bで示される方向)の回動力がメインシャフト15に伝わらないようになっている。なお、リール本体2と第1の歯車91との間には付勢バネ92が介挿されており、この付勢バネ92は、復帰操作部材82を引き上げ方向に向けて常時付勢している。
したがって、このような構成においても、第1の実施形態と同様に、ハンドル90とは別個の復帰操作部材82を押し下げ動作させることにより、釣糸放出可能状態にある釣糸係止部材35を釣糸巻き取り可能状態へ復帰させることができる。すなわち、復帰操作部材82を押し下げ動作させると、第1の歯車91が反時計周り(図11に矢印で示される方向)に回動し、歯車91,93同士の噛合および一方向クラッチ80の楔作用によりメインシャフト15およびロータ30が釣糸巻取方向に回転する。したがって、本体部35aの下端と係合するメインシャフト15のカム部25のカム作用により、釣糸係止部材35のピン35bが付勢バネ38の付勢力に抗してロータ30の円周壁30aから突出して釣糸Sをピックアップする。そして、この状態で復帰操作部材82から指を離すと、付勢バネ92の付勢力により復帰操作部材82が元の上側位置まで自動的に回動して戻る。つまり、本実施形態においても第1の実施形態と同様の作用効果を有することができる。
本発明は、様々なクローズドフェースリールに対して適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るクローズドフェースリールの釣糸巻き取り可能状態の側断面図である。 図1のクローズドフェースリールの要部分解平断面図である。 図1のクローズドフェースリールの釣糸巻き取り可能状態を解除した状態の側断面図である。 図1のクローズドフェースリールの釣糸放出可能状態の側断面図である。 図1のクローズドフェースリールの釣糸放出可能状態における復帰操作部材の機構の詳細を示す側断面図である。 図5のP部拡大断面図である。 図5の状態から復帰操作部材を押し込み操作した状態の側断面図である。 図7のR部拡大断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るクローズドフェースリールの要部分解平断面図である。 図9のクローズドフェースリールの要部背面図である。 図10のT部の拡大断面図である。
符号の説明
1 クローズドフェースリール
2 リール本体
3 スプール
30 ロータ
35 釣糸係止部材(釣糸案内部)
51 釣糸解放操作部材(解放部材)
60,82 復帰操作部材(復帰部材)
90 ハンドル

Claims (3)

  1. リール本体に設けたハンドルの回転操作に伴ってロータを回転させることにより、前記ロータの外周から突出する釣糸案内部を介してスプールに釣糸を巻回可能とすると共に、前記リール本体に設けた解放部材の変位操作により前記釣糸案内部の突出規制状態を解除して釣糸放出可能状態とし、前記スプールおよびロータを覆うカバーを前記リール本体に装着して成るクローズドフェースリールにおいて、前記釣糸放出可能状態にある釣糸案内部を釣糸巻き取り可能状態に復帰させる復帰部材を、前記リール本体に変位操作可能に設けたことを特徴とするクローズドフェースリール。
  2. 前記復帰部材は、一方向クラッチを介して前記釣糸案内部を釣糸放出可能状態から釣糸巻き取り可能状態に復帰させることを特徴とする請求項1に記載のクローズドフェースリール。
  3. 前記復帰部材は、前記解放部材に近接した状態でリール本体に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクローズドフェースリール。
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