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JP2008027649A - 光源装置およびバックライト装置 - Google Patents

光源装置およびバックライト装置 Download PDF

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JP2008027649A JP2006196690A JP2006196690A JP2008027649A JP 2008027649 A JP2008027649 A JP 2008027649A JP 2006196690 A JP2006196690 A JP 2006196690A JP 2006196690 A JP2006196690 A JP 2006196690A JP 2008027649 A JP2008027649 A JP 2008027649A
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Abstract

【課題】発光素子から側面方向へ出射される光も効率よく有効に利用する光源装置を提供する。
【解決手段】所定数の光源(71)から射出される光(L)を所定の方向に導いて出光させる光源装置(10)は、透明材料(74)によって光源(71)を基板(72)の実装面(77)上に固定封止して実装面(77)に実質的に平行な対向面(75)と、対向面(75)および実装面(77)の双方に実質的垂直な側面(76)によって規定される立方体形状に形成された発光ブロック(7)と、対向面(75)と対向する対向入射面(81)と対向入射面(81)に実質的に平行且つ広幅に形成された出射面(84)と側面(82)に対向する入射側面(82)と出射面(84)および入射側面(82)と端部とを接続する傾斜側面(83)によって規定される断面形状を有する導光ブロック(8)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子から出射される光を側面方向から取り入れて、効率よく有効に利用する光源装置および当該光源装置を用いた高効率で明るいバックライト装置に関する。
近年、発光効率の高い発光ダイオード(以下、「LED素子」)が開発されている。このようなLED素子は、文字などをドットマトリクス表示する様々な情報表示装置や交通用信号機などの光源に広く適用されてきている。また、液晶表示パネルのバックライト用の光源としての用途も携帯電話などの小型の液晶表示装置を中心に拡大している。
LED素子を用いて液晶表示パネルのバックライト装置を構成する場合、多数のLED素子を導光板の端面に配置して光をその導光板に入力する構成が一般的である。図4、図5、および図6に、そのような従来のバックライト装置の一例として、特開2001−473721号公報(特許文献1)に開示されているバックライト装置の構成を示す。
図4はバックライト装置をLCDパネル側から観察した状態を表し、図5は図4においてバックライト装置のV−V断面を表しており、図6は図5におけるLED光源断面の詳細を表している。図5に示すように、LED光源2から導光板1の側面部に入射された光Lは、導光板1の出射面1aと反射面1bとの間を全反射を繰り返しながら伝播する。反射面1bには拡散反射層あるいは反射用凹凸を所定の密度分布および大きさで形成して、その部分に到達した光が出射面1aから出射するように構成する。この拡散反射層あるいは反射用凹凸を形成する密度分布、大きさの分布などを適切に設定することにより、出射面全体から一様に照明することが可能になる。
しかしながら、LED光源2から導光板1の端面に有効に光を入射するためには、LED素子から出射される光を導光板1の端面に対応する限定された領域に集中させる必要がある。そのために、図6に示すように、LED素子2を囲むように反射部材を設けてLED光源を構成するのが有効である。
図6に示すように、LED光源2は、基板202上に実装されたLED素子201を囲むように略筒状の反射壁203が設けられ、反射壁203内が透明樹脂材料からなる封止部材204によって封止されて構成されている。LED光源2は、LED素子201からの光は封止部材204を通り、開口部205から出射して、導光板1の即端部に入射するように組み付けられる。
さらに、図7、図8、および図9に、さらに複数のLED素子を1つの基板上に実装し封止するバックライト装置の一例として、特開2004−235139号公報(特許文献2)に開示されている方法も提案され特開2004−235139号公報(特許文献2)に開示されているバックライト装置を示す。図7は、図4と同様にバックライト装置をLCDパネル側から観察した状態を表し、図8は図7におけるLED光源2のIIV−IIV断面を表し、図8は図8のLED光源2におけるLED素子301から出射された光Lの軌跡を表している。
図7に示すように、LEDアレイモジュール3は、基板302上に実装した複数のLED素子301を封止樹脂304で封止して構成されている。LEDアレイモジュール3は、1つの平面基板上に多数のLED素子301をマトリクス状に配置して一体的に封止した後に切断することにより効率的に製造できる。このように製造した場合、側面部に反射壁は形成されず封止樹脂が露出する。そのために、図8に示すように、側面部に反射フィルム306が配置されている。
なお、図5に示すように、基板2上のLED素子1を透明樹脂材料からなる封止部材4によって封止し、これらの封止部材304の側面部に筒状の反射フィルム306を設置してすることにより封止部材304の側面から出射する光を抑制し、開口部305からのみ光を出射するように構成できる。
したがって、従来の光源装置を用いて液晶パネルのバックライト装置を構成した場合、LED素子からの光を有効利用できないため、十分な明るさが得られないという課題がある。
特開2001−473721号公報 特開2004−235139号公報
しかし、図4に示す特許文献1における光源装置(LED光源2)のように、反射壁203を有する構造を実現するためには、導光板1の端面に設置される複数個のLED素子201の各々に対応して反射壁203を設置して封止する必要がある。そのために製造や組立て工程が複雑になるという問題がある。また、反射壁203には一般に白色の拡散反射材料が用いられるが、10%程度の光の吸収損失があり、かつ、光の多重反射によって光損失が発生するという問題も有している。
一方、図8に示す特許文献2における光源装置(LEDアレイモジュール3)は、上述のように、複数個のLED素子301を一括して封止部材304で封止し、これを切断することにより製造することが可能であるため、製造工程を簡略化して効率よく製造することが可能である。しかしながら、側面部に反射フィルム306を配しただけでは必ずしも光を有効利用はできない。
また特許文献2における光源装置においては、図9に示すように、LED素子301からの光Lが封止部材304の側面から漏れ光として出射し、これが反射フィルム306によって封止部材304内に戻る。つまり、封止部材304の側面から漏れた光Lは反射フィルム306によって反射され、この反射光Lが封止部材304に再入射した後、開口部305に達する。しかしながら、開口部305では光Lは全反射されて外部に出射することはできず、封止部材304の側面から反射フィルム306によって再度反射され、基板302へ向かってしまう。
一般に、封止部材として使用可能な透明樹脂材料の光屈折率は1.5程度である。そして空気との界面での臨界角は約42°であり、互いに直交する面の一方に空気側から入射した光は他方の面で必ず全反射する。これは空中からの入射光は封止部材内でその入射面法線方向から42°以上にはなり得ず、したがって、それと直交する面にその法線から48°以下の角度で入射し得ないからである。このことは、平行平板の側面から入射した光は全反射を繰り返しながら伝播するという導光板のメカニズムからも明らかである。
前記開口部305で全反射され、基板302に到達した光はその一部が反射されて開口部305へ向かうものの、LED素子301の電極材料やレジスト材料などに吸収されて損失となる成分が発生する。このように、反射フィルム306は封止部材304の側方への光、すなわち無効光が外部に漏れるのを完全に防止するものの、反射フィルム306で反射された光は必ずしも有効に開口部から出射されないという問題を有する。
この問題は前述の切断の際に三角形状の断面のブレードを用いることにより、その断面が開口面に向かって開く台形状になるように形成し、側面部を傾斜させることにより緩和することが可能になる(特許文献2参照)。しかしながら、実現できる傾斜に限界があり、必ずしも有効に光を取り出すことが出来ないという別の問題を有する。
また、台形状の断面として広い開口面を得るために、平板上にLED素子をマトリクス配置する際に、LED素子の実装、配線、あるいは切断の為に必要な間隔よりも大きな間隔で配列する必要が有り、一定の面積に実装し得るLEDの数が制限され生産効率が低下するという更なる問題を有している。
本発明は、従来の光源装置における諸問題を鑑みて、発光素子から側面方向へ出射される光も効率よく有効に利用する光源装置と、当該源装置を用いた高効率で明るいバックライト装置を実現することを目的とする。
上述の目的を実現するために、本発明は所定数の光源から射出される光を所定の方向に導いて出光させる光源装置であって、
透明材料によって、前記光源を基板の実装面上に固定封止して、当該実装面に実質的に平行な対向面と、当該対向面および当該実装面の双方に実質的垂直な側面によって規定される立方体形状に形成された発光ブロックと、
前記対向面と対向する対向入射面と、当該対向入射面に実質的に平行且つ広幅に形成された出射面と、前記側面に対向する入射側面と、当該出射面および当該入射側面と端部とを接続する傾斜側面によって規定される断面形状を有する導光ブロックとを備え、
前記光源かられた光は、少なくともその一部が前記傾斜側面で全反射されて前記出射面に対して全反射しない角度で入射することを特徴とする。
本発明の光源装置によれば、発光素子から側面方向へ出射する光を導光ブロックに設けた傾斜側面で反射して、全反射しない角度で出射面に入射できるので、少ない光量損失で光線を出射面に集中できる。そして、この光源装置をバックライト装置に用いることにより、発光素子からの光を有効に導光板の入射面に導くことが可能になり、効率よく明るいバックライト装置を実現できる。
(第1の実施形態)
図1および図2を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る光源装置について説明する。なお、図1は光源装置10を長手方向斜め上からみた状態を表し、図2は光源装置10の長手方向に垂直な面で切断した状態を表している。光源装置10は、発光ブロック7および導光ブロック8から構成され、導光ブロック8の出射面84から出射した光が当る領域を照明するように構成される。
発光ブロック7は、基板72、発光素子71、および封止樹脂74を含む。具体的には、発光ブロック7は、複数の発光素子71を基板72の上に直線状に配列実装した後に、封止樹脂74で封止して略直方体状に形成されている。導光ブロック8は、発光ブロック7の樹脂封止部(封止樹脂74)に対応する凹部を有し、透明材料から形成された導光ブロック8に被さるようにして光源装置10を形成されている。
発光素子71は、好ましくは発光ダイオードであり、基板72の実装面77の中心部に固定されている。封止樹脂74は透明樹脂材料からなり、発光素子71を覆うように基板72の実装面に接合上に、封止樹脂74として形成される。前記封止部材74は、基板72の実装面77に対向すると共に、発光素子71の光が出射する対向面75と、前記基板72の実装面77と前記対向面75のそれぞれに垂直である共に互いに平行な2組の側面76を有する立方体形状に形成される。なお、基板72は外部のLED駆動回路(図示せず)に接続されており、当該LED駆動回路を介して供給される電力によって発光素子71は駆動されて発光する。
一方、導光ブロック8には、空気層を介して覆い囲むように発光ブロック7の封止部材74と接し、封止部材74の対向面75と対向する対向入射面81および側面76にそれぞれ対向するように互いに平行な側面を成す2組の入射側面82が設けられている。導光ブロック8は、さらに、傾斜側面83と出射面84が設けられている。出射面84は、対向入射面81と対向すると共に対向入射面81よりも広幅に形成され、傾斜側面83は出射面84の外縁と入射側面82の下端縁間にそれぞれ対向した斜面として形成されている。つまり、導光ブロック8は四角台形状をなし、その頂面には四角状の凹部が形成されている。そして、導光ブロック8の凹部に発光ブロック7の封止部材74を空気層を介して嵌め込み合体させて、光源装置10が構成される。
図2に、光源装置10において発光素子71が発光した場合の光線Lの軌跡を破線で示すように、発光ブロック7を構成する封止部材74の対向面75から外部に出射した光L1は、対向入射面81から導光ブロック8に入射した後に出射面84から外部に出射する。一方、側面76から封止部材74の外部に出射した光L2は、入射側面82から導光ブロック8内に入射した後に、傾斜側面83で実質的に全反射されて出射面84に向かう。出射面84に到達した光L2は全反射されることなく、出射面84を透過し、対向入射面81に入射した光L1と共に有効成分として出射する。
なお、発光ブロック7の側面76の外側に単純に反射材を配した従来の構成では、発光ブロックの側面76から封止部材74の内部に回帰された光Lは、対向面75で全反射して基板72に戻る。しかし、本実施の形態に係る光源装置10においては、封止部材74内に回帰された光Lは光L1およびL2として導光ブロック8の出射面84から出射される。
なお、発光ブロック7および導光ブロック8は透明接着剤等で結合して光学接合させても良いし、上述のように空気層を介して接しているだけでもよい。空気層を介して接している場合には、発光ブロック7から側面76を透過して空気層へと出射する光は空気層が無い場合と同じ軌跡をたどるので空気層の有無により差を生じない。
また、空気層を介した場合に、導光ブロック8の入射側面82あるいは発光ブロック7の側面76で全反射する角度で入射する光は、空気層が存在して全反射した場合には発光ブロック7の対向面75で全反射することなく透過する。そして、通過光は導光ブロック8の対向入射面82に入射した後に出射面84からその殆どが発光ブロック7の側面76で全反射することなく導光ブロック8の内部を透過し、有効光としてその導光ブロック8の出射面84から出射される。
一方、空気層が存在しないように構成された光源装置10においては、同様な角度で発光ブロック7の側面部76に入射して導光ブロック8の入射側面82を透過した光は傾斜側面83で全反射して出射面84から出射する。つまり、光源装置10は空気層の存在の有無によって、光Lの軌跡は多少異なるものの、いずれも出射面84からの有効出射成分となる。
なお、封止部材74を先に制作して、導光ブロック8と合体させてもよい。しかし、この場合、封止部材74と発光素子71および基板72とのブロック化の製作が非常に困難である。これに対して、上述のように発光ブロック7を先に制作し、発光ブロック7を導光ブロック8と合体させるようにすれば、発光素子71を1つの基板72の上に多数実装した後に一括して封止し、切断するという効率的なプロセスで発光ブロック7を制作できる。また、導光ブロック8も一般的な合成樹脂の射出成形法で量産可能であるため、光源装置10の制作が効率よく行える。
導光ブロック8の入射側面82と傾斜側面83との成す角度θ(図2参照)は、30°から45°程度の範囲内であることが望ましい。この角度θが45°であれば発光素子71から真横(対向面75および実装面77に対して概ね平行な方向)に出射する光Lも傾斜側面83により全反射させることが可能である。しかし、角度θをこの範囲よりに大きくしても光の利用効率の向上は望めず、導光ブロック8のサイズのみが大きくなる。一方、角度θをこの範囲よりも小さく設定することは、導光ブロック8の幅Wを小さくするのに有効であるが、あまり小さくすると傾斜側面83で光が全反射する成分が減少し、効率が低下する。
もちろん、必要または導光ブロック8の小型化の要求などにより、その傾斜側面83で光が一定量減少されてもよい場合は、一部の光が傾斜側面83で反射されるようにしてもよい。つまり、角度θは必要に応じて、上述の範囲(30°から45°程度)を超えて設定しても良い。
また、導光ブロック8の傾斜側面83で全反射せずにここを透過する光成分が発生する場合は、この通過光成分も有効に利用するために、傾斜側面83の外側に反射シートを装着すればよい。これによれば反射シートで反射された光は導光ブロック8の出射面84で全反射することなく出射可能である。
なお、発光ブロック7およびこれを覆う導光ブロック8の凹部は四角形状に限られるものではなく、五角形状など他の多角形状であっても同様である。また、LED素子301は必ずしも複数である必要はなく、光源装置の用途に対して十分な光量が確保できる場合には、1つのLED素子301で発光ブロック7を構成しても良い。
以上のように、本実施の形態においては、発光素子からの光を有効に出射面に集中させることができるため、光の利用効率が著しく向上された点状(LED素子301が1つ)あるいは線状(基板302が複数)光源装置が実現している。
(第2の実施の形態)
図3を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るバックライト装置について説明する。なお、バックライト装置BLは、上述の第1の実施の形態に係る光源装置10、導光板11、反射シート12、および光学フィルム13を含む。光源装置10は導光ブロック8の出射面84が、導光板11の入光側端部Eと概ね一致するように取り付けられる。つまり、出射面84は側端部Eと平行かつ同一形状であることが好ましい。そして、導光板11の裏面111および出射面112には反射シート12および光学フィルム13がそれぞれ配置されている。
このように構成されたバックライト装置BLにおいて、光源装置10から効率良く射出された光Lは、側端部Eから導光板11に入射した後に、裏面111および出射面112の間を反射を繰り返しながら伝播し、その一部が導光板11の裏面に適宜設けられた散乱反射パターンによって拡散されて出射面112から出射する。裏面111から漏れ出した光は反射シート12によって出射面112の方向に反射されて、導光板11の内部に戻される。また、出射面112側に設けられる光学フィルム13は通常拡散フィルムやプリズムシートなどで構成されて、適切な指向性を持つように出射面112からの配光を制御する。
上述のように、本実施の形態においては、第1の実施の形態に係る光の利用効率が著しく向上されたて光源装置10の発光素子71から出射された光を効率よく導光板11に導入して効率的で明るいバックライト装置を実現できる。つまり、本実施の形態においては、第1の実施の形態に係る点状あるいは線状光源装置を用いて、光の利用効率の改善された免状光源装置を実現している。
(第3の実施の形態)
上述の本発明の第2の実施の形態にかかるバックライト装置BLの光学フィルム13上に、液晶表示パネルを配置して当該液晶表示パネルの透過照明として構成することによって、光の利用効率が改善された液晶表示装置を実現できる。
本発明は、LED素子、すなわち発光素子からの光を効率よく利用することが可能であり、液晶表示パネルの光源装置およびバックライト装置に利用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る光源装置の斜視図 図1に示した光源装置の断面図 本発明の第2の実施の形態に係るバックライト装置の断面図 従来のバックライト装置を出射側から観察した平面図 図4におけるバックライト装置のV−V断面図 図5における光源装置の拡大断面図 図3に示した物とは異なる従来のバックライト装置を出射側から観察した平面図 図7における入光LEDアレイモジュールの断面図 図8に示したLEDアレイモジュールにおける光線軌跡の説明図
符号の説明
1 導光板
1a 出射面
1b 反射面
2 LED光源
201 LED素子
202 基板
203 反射壁
204 封止部材
205 開口部
3 LEDアレイモジュール
301 LED素子
302 基板
304 封止樹脂
6 反射フィルム
7 発光ブロック
71 発光素子
72 基板
74 封止部材
75 対向面
76 側面
77 実装面
8 導光ブロック
81 対向入射面
82 入射側面
83 傾斜側面
84 出射面
10 光源装置
11 導光板
112 出射面
12 反射シート
13 光学シート

Claims (3)

  1. 所定数の光源から射出される光を所定の方向に導いて出光させる光源装置であって、
    透明材料によって、前記光源を基板の実装面上に固定封止して、当該実装面に実質的に平行な対向面と、当該対向面および当該実装面の双方に実質的垂直な側面によって規定される立方体形状に形成された発光ブロックと、
    前記対向面と対向する対向入射面と、当該対向入射面に実質的に平行且つ広幅に形成された出射面と、前記側面に対向する入射側面と、当該出射面および当該入射側面と端部とを接続する傾斜側面によって規定される断面形状を有する導光ブロックとを備え、
    前記光源かられた光は、少なくともその一部が前記傾斜側面で全反射されて前記出射面に対して全反射しない角度で入射することを特徴とする光源装置。
  2. 前記入射側面と傾斜側面とが成す角度は30°以上かつ45°以下の範囲で選ばれることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 請求項1に記載の光源装置から出射された光を入射して面状に発光する導光板を備えたバックライト装置であって、当該導光板は、
    入射された光を散乱反射させるパターンを持つ反射面と、
    前記反射面に対向する出射面と、
    前記反射面および前記出射面とを接続する側端部を備え、
    前記側端部は前記導光ブロックの出射面に対向して配置されて、当該出射面から出射される光を前記導光板の内部に入射させ、当該入差しゃれた光は前記反射面と前記出射面との間で反射されながら全面に伝播させると共に前記散乱反射パターンで散乱された一部の光が前記出射面から出射されることを特徴とするバックライト装置。

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