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JP2008004732A - 内燃機関用点火コイル及びその組立方法 - Google Patents

内燃機関用点火コイル及びその組立方法 Download PDF

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JP2008004732A
JP2008004732A JP2006172361A JP2006172361A JP2008004732A JP 2008004732 A JP2008004732 A JP 2008004732A JP 2006172361 A JP2006172361 A JP 2006172361A JP 2006172361 A JP2006172361 A JP 2006172361A JP 2008004732 A JP2008004732 A JP 2008004732A
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Japan
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coil
internal combustion
ignition coil
terminal
insulating case
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Tetsushi Taguchi
哲史 田口
Takahiro Kamata
孝博 鎌田
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Hanshin Electric Co Ltd
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Hanshin Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】導通不良を解消して接続構造の信頼性を向上することのできる内燃機関用点火コイル及びその組立方法を提供すること。
【解決手段】一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導く内燃機関用点火コイルにおいて、前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けることにより多点接触させたので、導通不良を解消して接続構造の信頼性を向上することができる。また、内燃機関用点火コイルの小型化と生産性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車等のエンジンの点火プラグに火花放電を発生させるための内燃機関用点火コイルに関し、特に端末ピンと高圧端子との導電性の向上した内燃機関用点火コイル及びその組立方法に関する。
従来の内燃機関用点火コイルにおいて、例えば、図11、12に示すように二次コイルで発生した高電圧を導く端末ピン1と絶縁ケース2側に配設された高圧端子3を接続する際、端末ピン1のバネ弾性を利用して、高圧端子3に端末ピン1を押し付ける形で接触を保持していた。そして、これら全体を絶縁ケース2内に封入した絶縁樹脂4で固定している。
しかし、このような構成の従来の内燃機関用点火コイルにおいて、点火コイルの作動時に内部温度が上昇して絶縁樹脂に熱応力が発生する。従来は、端末ピン1と高圧端子3の接続部が一点接触であったため、バネ弾性により保持されていた接触を断ち切る方向に応力が作用した場合、導通不良が発生することが存在した。
この発明は、上記に鑑み提案されたもので、高圧端子に取り付け溝を形成し、二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けることにより多点接触させ、温度変化や振動による導通不良のない内燃機関用点火コイル及びその組立方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する為に、本発明の内燃機関用点火コイルは、一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導くものであった、前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けることにより多点接触させたことを特徴としている。
また、本発明において、前記高圧端子は、前記絶縁ケースの一部に嵌合する嵌合円盤を備え、高圧端子に端末ピンを取り付けた後に、前記嵌合円盤を絶縁ケースに嵌合固定することを特徴とする。
また、本発明において、前記高圧端子と端末ピンとを溶接固定したことを特徴とする。
また、本発明の内燃機関用点火コイルの組立方法において、一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導く内燃機関用点火コイルの組立方法であって、前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けた後、前記高圧端子を絶縁ケースに圧入固定することを特徴とする。
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
本発明では、一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導く内燃機関用点火コイルにおいて、前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けることにより多点接触させたので、温度変化等による導通不良を解消して接続構造の信頼性を向上することができる。また、コイルの小型化と生産性の向上を図ることができる。
また、本発明において前記高圧端子は、前記絶縁ケースの一部に嵌合する嵌合円盤を備え、高圧端子に端末ピンを取り付けた後に、前記嵌合円盤を絶縁ケースに嵌合固定するので、高圧端子と端末ピンとの接続を確実にした後に組立ることができ、温度変化等による導通不良を解消して接続構造の信頼性を向上することができる。また、弾性接触させたので、振動等によっても接触不良を引き起こす虞れがない。
また、本発明において前記高圧端子と端末ピンとを溶接固定したので、高圧端子と端末ピンをより確実に接続することができる。
内燃機関用点火コイルにおいて、高圧端子に取り付け溝を形成し、二次コイルに接続された端末ピンをその取り付け溝に巻き付けて多点接触させることにより、導通不良を解消して接続構造の信頼性を向上するという目的が達成できる。また、コイルの小型化と生産性を向上するという目的が達成できる。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る内燃機関用点火コイルの組み付け手順を示す説明図、図2は本発明の内燃機関用点火コイルに使用される高圧端子の正面図、図3は本発明の高圧端子の平面図である。ここで、従来例と同一部分には、同一の符号を付して説明を省略する。内燃機関用点火コイル10は、一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心11と、これらを収納する絶縁ケース12とから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケース12の下端に形成された高圧筒13内の高圧端子14を介して点火プラグへ導くものであって、前記高圧端子14に取り付け溝15を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピン16を取り付け溝15に巻き付けることにより多点接触させるものである。
高圧端子14は、図2、3に示すように上下に截頭円錐状の端部14a、14bを備え、取り付け溝15を介して中央に嵌合円盤17が取り付けられている。取り付け溝15は、端末ピン16を巻き付けるのに十分な幅を有している。また、嵌合円盤17は、周壁面が高圧端子14の挿入方向に径が小さく、後方に向かってテーパ状に径が大きく形成されている。更に、嵌合円盤17は、弾性を有する部材、例えば、合成樹脂、合成ゴム等から構成されている。なお、高圧端子14は、導電性部材から構成されている。
図4は、端末ピン16を示す説明図である。端末ピン16は、端部16aがほぼ円形に形成されるとともに、開口部16bを有している。このように構成された端末ピン16を高圧端子14の取り付け溝15に嵌合する。取り付け方法は、端末ピン16の開口部16bを高圧端子14の取り付け溝15に当接させ、そのまま押圧すれば、開口部が弾性により一旦開いた後、再度閉じて弾性嵌合される。このように端末ピン16の端部16aに高圧端子14が嵌合された状態で図1に示すように絶縁ケース12内に挿入する。
高圧端子14を絶縁ケース12内へ引き込む方法として、図7に示すように冶具18によって高圧端子14の下端を引っ掛けて、矢印A方向に引き込む。引き込まれた高圧端子14は、テーパ状の嵌合円盤17が絶縁ケース12の嵌合穴12aに嵌り固定される。その後、絶縁ケース12内に絶縁樹脂を封入して全体を固定する。
以上のように構成した場合、高圧端子14の取り付け溝15に端末ピン16が弾性嵌着するとともに、多点接触するので熱応力により接触不良が生じる虞れがない。したがって、生産性及び品質の安定性を確保することができる。
図8は、本発明の他の実施例を示すもので、ねじによる引き込み例を示す説明図である。本実施例において、端末ピン16を巻き付けた高圧端子14は、ねじ19によって絶縁ケース12の嵌合穴12aに嵌り込み固定される。その後、絶縁ケース12内に絶縁樹脂を封入して全体を固定する。
図9は、溶接による組み付け状態を示す説明図、図10は、その要部拡大説明図である。本実施例において、高圧端子14の取り付け溝15内に巻き付けられた端末ピン16は、高圧端子14の一部に溶接20で固定されている。
以上のように構成した場合、端末ピン16と高圧端子14とを溶接によって確実に接続した後、絶縁ケース12内に圧入するので、導通不良を後工程に残すことなく確実に組立ることができる。したがって、高圧端子14と端末ピン16の導通不良による不具合を未然に解消することができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の設計変更が可能である。
図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイルの組み付け手順を示す説明図である。 図2は、同内燃機関用点火コイルに使用される高圧端子の正面図である。 図3は、同高圧端子の平面図である。 図4は、端末ピンを示す説明図である。 図5は、同内燃機関用点火コイルの組み付け状態を示す説明図である。 図6は、端末ピンの巻き付け状態を示す拡大説明図である。 図7は、治具による引き込み例を示す説明図である。 図8は、ねじによる引き込み例を示す説明図である。 図9は、溶接による組み付け状態を示す説明図である。 図10は、図9の要部拡大説明図である。 図11は、従来の内燃機関用点火コイルの端子接触構造を示す縦断面図である。 図12は、図11の要部拡大説明図である。
符号の説明
10 内燃機関用点火コイル
11 積層鉄心
12 絶縁ケース
13 高圧筒
14 高圧端子
15 取り付け溝
16 端末ピン
16a 端部
16b 開口部
17 嵌合円盤
18 冶具
19 ねじ
20 溶接

Claims (4)

  1. 一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導く内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けることにより多点接触させたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 前記高圧端子は、前記絶縁ケースの一部に嵌合する嵌合円盤を備え、高圧端子に端末ピンを取り付けた後に、前記嵌合円盤を絶縁ケースに嵌合固定することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
  3. 前記高圧端子と端末ピンとを溶接固定したことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火コイル。
  4. 一次コイル及び二次コイルと、その二つのコイルを磁気的に結合させる積層鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとから成り、二次コイル側に発生させた高電圧を絶縁ケースの下端に形成された高圧筒内の高圧端子及びコイルスプリングを介して点火プラグへ導く内燃機関用点火コイルの組立方法において、
    前記高圧端子に取り付け溝を形成し、前記二次コイルに接続された端末ピンを取り付け溝に巻き付けた後、前記高圧端子を絶縁ケースに圧入固定することを特徴とする内燃機関用点火コイルの組立方法。
JP2006172361A 2006-06-22 2006-06-22 内燃機関用点火コイル及びその組立方法 Withdrawn JP2008004732A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014154771A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Denso Corp 内燃機関用の点火コイル
JP2017027978A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

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