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JP2008089889A - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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JP2008089889A JP2006269816A JP2006269816A JP2008089889A JP 2008089889 A JP2008089889 A JP 2008089889A JP 2006269816 A JP2006269816 A JP 2006269816A JP 2006269816 A JP2006269816 A JP 2006269816A JP 2008089889 A JP2008089889 A JP 2008089889A
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Makoto Maeda
誠 前田
Takashi Ikeda
貴司 池田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】4色以上の光を利用する場合であっても、装置全体のコスト上昇を抑制することを可能とする投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成するダイクロイックキューブ40Aと、4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成するダイクロイックキューブ40Bと、ダイクロイックキューブ40Aによって合成された光を投写する投写レンズユニット110Aと、ダイクロイックキューブ40Bによって合成された光を投写する投写レンズユニット110Bとを投写型映像表示装置100が備え、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bのいずれか一方が、4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない色成分光を合成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、4色以上の色成分光を利用する投写型映像表示装置に関する。
従来、3色の光に対応する3つの光変調素子と、3つの光変調素子から出射される光を合成するクロスダイクロイックキューブと、クロスダイクロイックキューブで合成された光を投写する投写レンズとを有する投写型映像表示装置が知られている。
ここで、クロスダイクロイックキューブは、光が入射する3つの光入射面と、光が出射する1つの光出射面とを有している。従って、クロスダイクロイックキューブに入射する光が3色である場合には、投写型映像表示装置は、一つのクロスダイクロイックキューブを色合成部として有していれば足りる。
一方で、色再現性や輝度の向上を目的として、4色以上の光を利用する投写型映像表示装置が提案されている。例えば、投写型映像表示装置は、赤、緑及び青の3色に加えて、オレンジ、黄又はシアンを利用することによって、色再現性や輝度の向上を図っている(例えば、特許文献1)。
特開2002−287247号公報(請求項1、請求項4、図1など)
ここで、投写型映像表示装置が4色以上の光を有する場合には、一つの色合成部(クロスダイクロイックキューブ)で4色以上の光を合成することができない。従って、投写型映像表示装置は、複数の色合成部(ダイクロイックキューブ又はクロスダイクロイックキューブ)を有する必要がある。
例えば、4色の光の合成が必要である場合には、投写型映像表示装置は、2色の光が合成された合成光を2つ取得して、2つの合成光をさらに合成することによって、4色の合成光を取得する。なお、投写型映像表示装置は、3色の光が合成された合成光を取得して、合成光と1色の光とを合成することによって、4色の合成光を取得してもよい。投写型映像表示装置は、2色の光が合成された合成光を取得して、合成光と2色の光とを合成することによって、4色の合成光を取得してもよい。
ここで、4色以上の光に対応する各光変調素子から投写レンズまでの光路長は同一である必要がある。また、光変調素子と投写レンズとの間に、複数の色合成部(ダイクロイックキューブ又はクロスダイクロイックキューブ)を設ける必要がある。従って、投写レンズのバックフォーカスが長くなる。
この結果、3色の光を利用する投写型映像表示装置で用いられる投写レンズを転用することができないため、投写型映像表示装置のコストが全体として上昇してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、4色以上の光を利用する場合であっても、装置全体のコスト上昇を抑制することを可能とする投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一の特徴は、4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第1色合成部(ダイクロイックキューブ40A)と、前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第2色合成部(ダイクロイックキューブ40B)と、前記第1色合成部によって合成された光を投写する第1投写手段(投写レンズユニット110A)と、前記第2色合成部によって合成された光を投写する第2投写手段(投写レンズユニット110B)とを投写型映像表示装置が備え、前記第1投写手段及び前記第2投写手段が、前記第1色合成部によって合成された光及び前記第2色合成部によって合成された光を同一方向に出射し、前記4色以上の色成分光に含まれる一の色成分光の波長帯が、前記4色以上の色成分光に含まれる他の色成分光の波長帯のいずれかと隣接しており、前記第1色合成部及び前記第2色合成部のいずれか一方が、前記4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない色成分光を合成することを要旨とする。
なお、波長帯の隣接とは、投写型映像表示装置において色合成の対象となる色成分光について、一の色成分光の波長帯が他のいずれかの色成分光の波長帯と隣り合っていることである。例えば、赤成分光Rと緑成分光Gとが色合成の対象であり、赤成分光Rの波長帯と緑成分光Gの波長帯との間の波長帯を有する色成分光が色合成の対象ではない場合には、赤成分光Rの波長帯と緑成分光Gの波長帯とは隣接する。
かかる特徴によれば、第1投写手段は、第1色合成部によって合成された光を投写し、第2投写手段は、第2色合成部によって合成された光を投写する。従って、4色以上の光を利用する場合であっても、第1色合成部及び第2色合成部で合成される色成分光を3色以下とすることができる。従って、投写レンズの設計を変更する必要がなく、装置全体のコスト上昇を抑制することができる。
また、第1色合成部又は第2色合成部が、4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない2色以上の色成分光を合成するため、波長帯が隣接する色成分光を合成する場合に比べて、色成分光の合成効率を高めることができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記第1色合成部及び前記第2色合成部の双方が、前記4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない色成分光を合成することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記4色以上の色成分光を発する光源(光源10など)と、前記第1色合成部で合成される2色以上の色成分光と前記第2色合成部で合成される2色以上の色成分光とに、前記光源が発する光を分離する色分離部(クロスダイクロイックキューブ21及びクロスダイクロイックミラー22)とを投写型映像表示装置がさらに備え、前記第1色合成部及び前記第1投写手段の配置位置と、前記第2色合成部及び前記第2投写手段の配置位置とは、前記色分離部を基準として対称的な関係を有することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記4色以上の色成分光に対応して設けられており、前記4色以上の色成分光をそれぞれ変調して、変調された色成分光を前記第1色合成部又は前記第2色合成部側に出射する4以上の光変調素子(液晶パネル30R、液晶パネル30G、液晶パネル30B、液晶パネル30Yeなど)を投写型映像表示装置がさらに備え、前記光源が発する光が最初に入射する前記色分離部(クロスダイクロイックキューブ21)から前記4以上の光変調素子までの光路長は全て等しいことを要旨とする。
本発明の一の特徴は、4色以上の色成分光を発する光源(光源10など)と、前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第1色合成部(ダイクロイックキューブ43A)と、前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第2色合成部(ダイクロイックキューブ43B)と、前記第1色合成部によって合成された光を投写する第1投写手段(投写レンズユニット110A)と、前記第2色合成部によって合成された光を投写する第2投写手段(投写レンズユニット110B)と、前記第1色合成部で合成される2色以上の色成分光と前記第2色合成部で合成される2色以上の色成分光とに、前記光源が発する光を分離する色分離部(クロスダイクロイックミラー28)とを投写型映像表示装置が備え、前記第1投写手段及び前記第2投写手段が、前記第1色合成部によって合成された光及び前記第2色合成部によって合成された光を同一方向に出射し、前記第1色合成部及び前記第1投写手段の配置位置と、前記第2色合成部及び前記第2投写手段の配置位置とが、前記色分離部を基準として対称的な関係を有することを要旨とする。
本発明によれば、4色以上の光を利用する場合であっても、装置全体のコスト上昇を抑制することを可能とする投写型映像表示装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る投写型映像表示装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(投写型映像表示装置の概略)
以下において、第1実施形態に係る投写型映像表示装置の概略について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。
図1に示すように、投写型映像表示装置100は、投写レンズ110を有しており、投写レンズ110によって拡大された映像光をスクリーン200上に投写する。投写型映像表示装置100は、後述するように、赤成分光R、緑成分光G及び青成分光Bに加えて、黄成分光Yeを利用する。
(各色成分光の波長帯)
以下において、第1実施形態において、変調及び合成が施される各色成分光の波長帯について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る各色成分光の波長帯を示す図である。
図2に示すように、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B及び黄成分光Yeは、図示する波長帯をそれぞれ有する光である。また、一の色成分光の波長帯は、他の色成分光の波長帯のいずれかと隣接する。具体的には、青成分光Bの波長帯は、境界Aを挟んで緑成分光Gの波長帯と隣接する。緑成分光Gの波長帯は、境界A及び境界Bを挟んで青成分光B及び黄成分光Yeの波長帯と隣接する。黄成分光Yeの波長帯は、境界B及び境界Cを挟んで緑成分光G及び赤成分光Rの波長帯と隣接する。赤成分光Rの波長帯は、境界Cを挟んで黄成分光Yeの波長帯と隣接する。
また、青成分光Bと緑成分光Gとは、境界Aの近傍で互いに重なる波長帯を有する。緑成分光Gと黄成分光Yeとは、境界Bの近傍で互いに重なる波長帯を有する。黄成分光Yeと赤成分光Rとは、境界Cの近傍で互いに重なる波長帯を有する。
例えば、緑成分光G及び黄成分光Yeの波長帯は、波長帯X及び波長帯Yにおいて互いに重なる。ここで、境界Bよりも短波長の光を反射し、境界Bよりも長波長の光を透過するダイクロイックキューブによって緑成分光Gと黄成分光Yeとを合成する場合について考える。黄成分光Yeに含まれる波長帯Xはダイクロイックキューブで反射され、緑成分光Gに含まれる波長帯Yはダイクロイックキューブを透過する。従って、黄成分光Yeに含まれる波長帯X及び緑成分光Gに含まれる波長帯Yが有効に利用されないため、光の合成効率が悪化する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第1実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。図3では、光源10が発する光を均質化するフライアイレンズ、光源10が発する光の偏光方向を揃えるPBS(Polarized Beam Splitter)などが省略されていることに留意すべきである。
図3に示すように、照明ユニット120は、光源10と、クロスダイクロイックキューブ21と、クロスダイクロイックミラー22と、複数の液晶パネル30(液晶パネル30R、液晶パネル30G、液晶パネル30B及び液晶パネル30Ye)と、一対の色合成部(ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40B)と、一対の投写レンズ(投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110B)とを備える。
光源10は、白色光を発するUHPランプなどである。すなわち、光源10が発する光は、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B及び黄成分光Yeを少なくとも含む。
クロスダイクロイックキューブ21は、青成分光B(境界Aよりも短波長の色成分光)を反射して他の光を透過するミラー面21Aと、赤成分光R(境界Cよりも長波長の色成分光)を反射して他の光を透過するミラー面21Bとを有する。クロスダイクロイックミラー22は、黄成分光Yeを反射するミラー面22Aと緑成分光Gを反射するミラー面22Bとを有する。
ここで、クロスダイクロイックキューブ21及びクロスダイクロイックミラー22は、赤成分光Rと緑成分光Gと青成分光Bと黄成分光Yeとに光源10が発する光を分離する色分離部を構成する。
液晶パネル30Rは、赤成分光Rを変調する。同様に、液晶パネル30Gは緑成分光Gを変調し、液晶パネル30Bは青成分光Bを変調し、液晶パネル30Yeは黄成分光Yeを変調する。各液晶パネル30は、クロスダイクロイックキューブ21から各液晶パネル30までの光路長が全て等しくなるように配置される。
ダイクロイックキューブ40Aは、液晶パネル30Bから出射された青成分光Bと液晶パネル30Yeから出射された黄成分光Yeとを合成する。ダイクロイックキューブ40Aは、合成された光を投写レンズユニット110A側に出射する。ここで、青成分光B及び黄成分光Yeは、図2に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、青成分光Bの波長帯と黄成分光Yeの波長帯とは重複していない。
ダイクロイックキューブ40Bは、液晶パネル30Rから出射された赤成分光Rと液晶パネル30Gから出射された緑成分光Gとを合成する。ダイクロイックキューブ40Bは、合成された光を投写レンズユニット110B側に出射する。ここで、赤成分光R及び緑成分光Gは、図2に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、赤成分光Rの波長帯と緑成分光Gの波長帯とは重複していない。
投写レンズユニット110Aは、ダイクロイックキューブ40Aによって合成された光をスクリーン200上に投写する。投写レンズユニット110Bは、ダイクロイックキューブ40Bによって合成された光をスクリーン200上に投写する。投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110Bは、照明ユニット120の左右方向に沿って配置されており、同一方向(照明ユニット120の上方)に光を出射する。
ここで、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ40Aの配置位置と、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ40Bの配置位置とは、色分離部(クロスダイクロイックキューブ21及びクロスダイクロイックミラー22)を基準として対称的な関係を有する。具体的には、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ40Aと、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ40Bとは、色分離部(クロスダイクロイックキューブ21及びクロスダイクロイックミラー22)を挟んで左右対称で配置される。
照明ユニット120は、複数のミラー(ミラー51及びミラー52)と、複数のレンズ(レンズ61〜レンズ64)とを有する。
ミラー51は、クロスダイクロイックキューブ21のミラー面21Aで反射された青成分光Bをダイクロイックキューブ40A側に反射する。ミラー52は、クロスダイクロイックキューブ21のミラー面21Bで反射された赤成分光Rをダイクロイックキューブ40B側に反射する。
レンズ61は、液晶パネル30Bから出射された光が投写レンズユニット110Aに照射されるように、ミラー51で反射された青成分光Bを集光する。レンズ62は、液晶パネル30Yeから出射された光が投写レンズユニット110Aに照射されるように、クロスダイクロイックミラー22のミラー面22Aで反射された黄成分光Yeを集光する。
レンズ63は、液晶パネル30Rから出射された光が投写レンズユニット110Bに照射されるように、ミラー52で反射された赤成分光Rを集光する。レンズ64は、液晶パネル30Gから出射された光が投写レンズユニット110Bに照射されるように、クロスダイクロイックミラー22のミラー面22Bで反射された緑成分光Gを集光する。
(作用及び効果)
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、投写レンズユニット110Aは、ダイクロイックキューブ40Aによって合成された光を投写し、投写レンズユニット110Bは、ダイクロイックキューブ40Bによって合成された光を投写する。従って、4色以上の光を利用する場合であっても、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bで合成される色成分光を3色以下とすることができる。すなわち、液晶パネルと投写レンズとの間に配置される色合成部(ダイクロイックキューブ)が一つとなり、バックフォーカスを長くとる必要がないため、投写レンズの設計を変更する必要がなく、装置全体のコスト上昇を抑制することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、ダイクロイックキューブ40Aが、波長帯が隣接しない2色の色成分光(青成分光B及び黄成分光Ye)を合成し、ダイクロイックキューブ40Bが、波長帯が隣接しない2色の色成分光(赤成分光R及び緑成分光G)を合成する。従って、波長帯が隣接する色成分光を合成する場合に比べて、色成分光の合成効率を高めることができる。また、色成分光の反射波長と色成分光の透過波長との境界について、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bに要求される光学的な精度が低くて色合成の目的が十分に達せられるため、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bのコストを低減することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ40Aと、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ40Bとは、色分離部(クロスダイクロイックキューブ21及びクロスダイクロイックミラー22)を挟んで左右対称で配置される。従って、投写型映像表示装置100のサイズアップを抑制するとともに、各光学部品をバランスよく配置することができる。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、クロスダイクロイックキューブ21から各液晶パネル30までの光路長が全て等しいため、各色成分光の光路に応じて光学設計を変更する必要性が低減し、装置全体のコストを低減することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、投写型映像表示装置100は、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B及び黄成分光Yeを利用する。これに対して、第2実施形態では、投写型映像表示装置100は、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeを利用する。すなわち、投写型映像表示装置100は、2種類の青成分光B(青成分光B及び青成分光B)を利用する。
また、上述した第1実施形態では、UHPランプなどの白色光源である光源10が用いられる。これに対して、第2実施形態では、LED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)などの個体光源が用いられる。
(各色成分光の波長帯)
以下において、第2実施形態において、変調及び合成が施される各色成分光の波長帯について、図面を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係る各色成分光の波長帯を示す図である。
図4に示すように、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeは、それぞれ所定幅の波長帯を有する光である。
上述した第1実施形態と同様に、一の色成分光の波長帯は、他の色成分光の波長帯のいずれかと隣接する。具体的には、青成分光Bの波長帯は、青成分光Bの波長帯と隣接する。青成分光Bの波長帯は、青成分光B及び緑成分光Gの波長帯と隣接する。緑成分光Gの波長帯は、青成分光B及び黄成分光Yeの波長帯と隣接する。黄成分光Yeの波長帯は、緑成分光G及び赤成分光Rの波長帯と隣接する。赤成分光Rの波長帯は、黄成分光Yeの波長帯と隣接する。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第2実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。なお、図5では、上述した図3と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図5に示すように、照明ユニット120は、複数の個体光源(光源10R、光源10G、光源10B、光源10B及び光源10Ye)と、複数の液晶パネル30(液晶パネル30R、液晶パネル30G、液晶パネル30B、液晶パネル30B及び液晶パネル30Ye)とを有する。
光源10Rは、赤成分光Rを発するLEDやLDなどの個体光源である。同様に、光源10G、光源10B、光源10B及び光源10Yeは、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeをそれぞれ発するLEDやLDなどの個体光源である。
液晶パネル30Rは、赤成分光Rを変調する。同様に、液晶パネル30G、液晶パネル30B、液晶パネル30B及び液晶パネル30Yeは、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeをそれぞれ変調する。
照明ユニット120は、一対の色合成部(クロスダイクロイックキューブ41A及びダイクロイックキューブ41B)と、一対の投写レンズ(投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110B)とを有する。
クロスダイクロイックキューブ41Aは、液晶パネル30Bから出射された青成分光Bと液晶パネル30Gから出射された緑成分光Gと液晶パネル30Rから出射された赤成分光Rとを合成する。クロスダイクロイックキューブ41Aは、合成された光を投写レンズユニット110A側に出射する。ここで、青成分光B、緑成分光G及び赤成分光Rは、図4に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、青成分光Bの波長帯、緑成分光Gの波長帯及び赤成分光Rの波長帯はいずれも重複していない。
ダイクロイックキューブ41Bは、液晶パネル30Bから出射された青成分光Bと液晶パネル30Yeから出射された黄成分光Yeとを合成する。ダイクロイックキューブ41Bは、合成された光を投写レンズユニット110B側に出射する。ここで、青成分光B及び黄成分光Yeは、図4に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、青成分光Bの波長帯と黄成分光Yeの波長帯とは重複していない。
照明ユニット120は、複数のレンズ(レンズ161〜レンズ170)を有する。レンズ161及びレンズ162は、光源10Bが発する青成分光Bを液晶パネル30Bに照射する。レンズ163及びレンズ164は、光源10Gが発する緑成分光Gを液晶パネル30Gに照射する。レンズ165及びレンズ166は、光源10Rが発する赤成分光Rを液晶パネル30Rに照射する。
レンズ167及びレンズ168は、光源10Yeが発する黄成分光Yeを液晶パネル30Yeに照射する。レンズ169及びレンズ170は、光源10Bが発する青成分光Bを液晶パネル30Bに照射する。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、投写型映像表示装置100は、赤成分光R、緑成分光G、青成分光B及び黄成分光Yeを利用する。これに対して、第3実施形態では、投写型映像表示装置100は、赤成分光R、緑成分光G、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeを利用する。すなわち、投写型映像表示装置100は、2種類の緑成分光G(緑成分光G及び緑成分光G)と、2種類の青成分光B(青成分光B及び青成分光B)とを利用する。
また、上述した第1実施形態では、UHPランプなどの白色光源である光源10が用いられる。これに対して、第3実施形態では、光源10に加えて、緑成分光Gを発する個体光源及び青成分光Bを発する個体光源が用いられる。
(各色成分光の波長帯)
以下において、第3実施形態において、変調及び合成が施される各色成分光の波長帯について、図面を参照しながら説明する。図6は、第3実施形態に係る各色成分光の波長帯を示す図である。
図6に示すように、赤成分光R、緑成分光G、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeは、それぞれ所定幅の波長帯を有する光である。
上述した第1実施形態と同様に、一の色成分光の波長帯は、他の色成分光の波長帯のいずれかと隣接する。具体的には、青成分光Bの波長帯は、青成分光Bの波長帯と隣接する。青成分光Bの波長帯は、青成分光B及び緑成分光Gの波長帯と隣接する。緑成分光Gの波長帯は、青成分光B及び緑成分光Gの波長帯と隣接する。緑成分光Gの波長帯は、青成分光B及び黄成分光Yeの波長帯と隣接する。黄成分光Yeの波長帯は、緑成分光G及び赤成分光Rの波長帯と隣接する。赤成分光Rの波長帯は、黄成分光Yeの波長帯と隣接する。
ここで、青成分光B、緑成分光G、黄成分光Ye及び赤成分光Rは、光源10が発する光に含まれ、青成分光B及び緑成分光Gは、各個体光源が発する光である。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第3実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図7は、第3実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。なお、図7では、上述した図3と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図7に示すように、照明ユニット120は、光源10と、複数の個体光源(光源10B及び光源10G)と、複数の液晶パネル30(液晶パネル30R、液晶パネル30G、液晶パネル30G、液晶パネル30B、液晶パネル30B及び液晶パネル30Ye)とを有する。
光源10は、青成分光B、緑成分光G、黄成分光Ye及び赤成分光Rを含む光を発するUHPなどの白色光原である。
光源10Gは、緑成分光Gを発するLEDやLDなどの個体光源である。同様に、光源10Bは、青成分光Bを発するLEDやLDなどの個体光源である。
液晶パネル30Rは、赤成分光Rを変調する。同様に、液晶パネル30G、液晶パネル30G、液晶パネル30B、液晶パネル30B及び液晶パネル30Yeは、緑成分光G、緑成分光G、青成分光B、青成分光B及び黄成分光Yeをそれぞれ変調する。
照明ユニット120は、クロスダイクロイックキューブ25と、クロスダイクロイックミラー26とを有する。
クロスダイクロイックキューブ25は、青成分光Bを反射して他の光を透過するミラー面25Aと、赤成分光Rを反射して他の光を透過するミラー面25Bとを有する。クロスダイクロイックミラー26は、黄成分光Yeを反射するミラー面26Aと緑成分光Gを反射するミラー面26Bとを有する。
ここで、クロスダイクロイックキューブ25及びクロスダイクロイックミラー26は、赤成分光Rと緑成分光Gと青成分光Bと黄成分光Yeとに光源10が発する光を分離する色分離部を構成する。
照明ユニット120は、一対の色合成部(クロスダイクロイックキューブ42A及びクロスダイクロイックキューブ42B)と、一対の投写レンズ(投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110B)とを有する。
クロスダイクロイックキューブ42Aは、液晶パネル30Gから出射された緑成分光Gと液晶パネル30Bから出射された青成分光Bと液晶パネル30Yeから出射された黄成分光Yeとを合成する。クロスダイクロイックキューブ42Aは、合成された光を投写レンズユニット110A側に出射する。ここで、青成分光B、緑成分光G及び黄成分光Yeは、図6に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、青成分光Bの波長帯、緑成分光Gの波長帯及び黄成分光Yeの波長帯はいずれも重複していない。
クロスダイクロイックキューブ42Bは、液晶パネル30Gから出射された緑成分光Gと液晶パネル30Rから出射された赤成分光Rと液晶パネル30Bから出射された青成分光Bとを合成する。また、クロスダイクロイックキューブ42Bは、合成された光を投写レンズユニット110B側に出射する。ここで、青成分光B、緑成分光G及び赤成分光Rは、図6に示したように、波長帯が隣接していない色成分光である。すなわち、青成分光Bの波長帯、緑成分光Gの波長帯及び赤成分光Rの波長帯はいずれも重複していない。
ここで、投写レンズユニット110A及びクロスダイクロイックキューブ42Aの配置位置と、投写レンズユニット110B及びクロスダイクロイックキューブ42Bの配置位置とは、色分離部(クロスダイクロイックキューブ25及びクロスダイクロイックミラー26)を基準として対称的な関係を有する。具体的には、投写レンズユニット110A及びクロスダイクロイックキューブ42Aと、投写レンズユニット110B及びクロスダイクロイックキューブ42Bとは、色分離部(クロスダイクロイックキューブ25及びクロスダイクロイックミラー26)を挟んで左右対称で配置される。
照明ユニット120は、複数のミラー(ミラー51〜ミラー54)を有する。ミラー51は、クロスダイクロイックキューブ25のミラー面25Aで反射された青成分光Bをクロスダイクロイックキューブ42A側に反射する。ミラー52は、クロスダイクロイックキューブ25のミラー面25Bで反射された赤成分光Rをクロスダイクロイックキューブ42B側に反射する。ミラー53は、光源10Gが発する緑成分光G1をクロスダイクロイックキューブ42A側に反射する。ミラー54は、光源10Bが発する青成分光Bをクロスダイクロイックキューブ42B側に反射する。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、第1色合成部(ダイクロイックキューブ40A)及び第2色合成部(ダイクロイックキューブ40B)は、波長帯が隣接しない色成分光を合成する。これに対して、第4実施形態では、第1色合成部及び第2色合成部は、波長帯が隣接する色成分光を合成する。なお、第4実施形態に係る投写型映像表示装置100が利用する色成分光は、上述した第1実施形態と同様である。
(照明ユニットの概略構成)
以下において、第4実施形態に係る照明ユニットの概略構成について、図面を参照しながら説明する。図8は、第4実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。なお、図8では、上述した図3と同様の構成について同様の符号を付していることに留意すべきである。
図8に示すように、照明ユニット120は、クロスダイクロイックミラー28と、一対の色合成部(ダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43B)と、一対の投写レンズ(投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110B)とを有する。
クロスダイクロイックミラー28は、青成分光B及び緑成分光Gを反射するミラー面28Aと、赤成分光R及び黄成分光Yeを反射するミラー面28Bとを有する。
ダイクロイックキューブ43Aは、液晶パネル30Bから出射される青成分光Bと液晶パネル30Gから出射される緑成分光Gとを合成する。ダイクロイックキューブ43Aは、合成された光を投写レンズユニット110A側に出射する。ここで、青成分光B及び緑成分光Gは、図2に示したように、波長帯が隣接する色成分光である。
ダイクロイックキューブ43Bは、液晶パネル30Rから出射される赤成分光Rと液晶パネル30Yeから出射される黄成分光Yeとを合成する。ダイクロイックキューブ43Bは、合成された光を投写レンズユニット110B側に出射する。ここで、赤成分光R及び黄成分光Yeは、図2に示したように、波長帯が隣接する色成分光である。
照明ユニット120は、複数のミラー(ミラー151〜ミラー156)を有する。ミラー151は、緑成分光Gを液晶パネル30G側に反射して、青成分光Bを透過するダイクロイックキューブである。ミラー152及びミラー153は、ミラー151を透過した青成分光Bを液晶パネル30B側に反射するミラーである。ミラー154は、赤成分光Rを液晶パネル30R側に反射して、黄成分光Yeを透過するダイクロイックキューブである。ミラー155及びミラー156は、ミラー154を透過した黄成分光Yeを液晶パネル30Ye側に反射するミラーである。
ここで、クロスダイクロイックミラー28、ミラー151及びミラー154は、赤成分光Rと緑成分光Gと青成分光Bと黄成分光Yeとに光源10が発する光を分離する色分離部を構成する。
投写レンズユニット110A及び投写レンズユニット110Bは、上述した第4実施形態と同様に、照明ユニット120の左右方向に沿って配置されており、同一方向に光を出射する。
ここで、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ43Aの配置位置と、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ43Bの配置位置とは、色分離部(クロスダイクロイックミラー28)を基準として対称的な関係を有する。具体的には、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ43Aと、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ43Bとは、色分離部(クロスダイクロイックミラー28)を挟んで左右対称で配置される。
このように、第4実施形態では、クロスダイクロイックミラー28が、光源10が発する光を透過せずに、波長帯が隣接する色成分光を含む2系統に光源10が発する光を分離する。従って、ダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bの左右方向内側から、光源10が発する光をダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bに照射する必要がない。これによって、ダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bの左右方向外側から、光源10が発する光をダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bに照射する構成を採ることが可能となる。
(作用及び効果)
本発明の第4実施形態によれば、投写レンズユニット110Aは、ダイクロイックキューブ43Aによって合成された光を投写し、投写レンズユニット110Bは、ダイクロイックキューブ43Bによって合成された光を投写する。従って、4色以上の光を利用する場合であっても、ダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bで合成される色成分光を3色以下とすることができる。従って、投写レンズの設計を変更する必要がなく、装置全体のコスト上昇を抑制することができる。
第4実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、投写レンズユニット110A及びダイクロイックキューブ43Aと、投写レンズユニット110B及びダイクロイックキューブ43Bとは、色分離部(クロスダイクロイックミラー28)を挟んで左右対称で配置される。従って、投写型映像表示装置100のサイズアップを抑制するとともに、各光学部品をバランスよく配置することができる。
第4実施形態に係る投写型映像表示装置100によれば、クロスダイクロイックミラー28が、光源10が発する光を透過せずに、波長帯が隣接する色成分光を含む2系統に光源10が発する光を分離する。従って、ダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bの左右方向外側から、光源10が発する光をダイクロイックキューブ43A及びダイクロイックキューブ43Bに照射する構成を採ることが可能となる。この結果、投写レンズユニット110Aと投写レンズユニット110Bとの距離を近づけることができ、複数の投写レンズを用いる場合であっても、複数の投写レンズから出射される映像光をスクリーン200上で重ねやすい。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した第1実施形態では、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bの双方が、波長帯が隣接しない色成分光を合成するが、これに限定されるものではない。具体的には、ダイクロイックキューブ40A及びダイクロイックキューブ40Bのいずれかが、波長帯が隣接しない色成分光を合成すればよい。但し、緑成分光G及び黄成分光Yeは広い波長帯で互いに重なるため、緑成分光G及び黄成分光Yeを別々な色合成部によって合成することが好ましい。
上述した実施形態では、色分離部及び色合成部として、色成分光の反射及び色成分光の透過が色成分光の波長帯に応じて定められたダイクロイックキューブ(又は、クロスダイクロイックキューブ)を用いるが、これに限定されるものではない。具体的には、色分離部及び色合成部として、色成分光の反射及び色成分光の透過が色成分光の偏光方向に応じて定められたPBS(Polarized Beam Splitter)膜を用いてもよい。
上述した実施形態では、光変調素子として、透過型液晶パネル(液晶パネル30)を用いるが、これに限定されるものではない。具体的には、光変調素子として、反射型液晶パネル(LCOS)を用いてもよい。
第1実施形態に係る投写型映像表示装置100の概略を示す図である。 第1実施形態に係る色成分光の波長帯を示す図である。 第1実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る色成分光の波長帯を示す図である。 第2実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。 第3実施形態に係る色成分光の波長帯を示す図である。 第3実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。 第4実施形態に係る照明ユニット120の概略構成を示す図である。
符号の説明
10・・・光源、21・・・クロスダイクロイックキューブ、22・・・クロスダイクロイックミラー、25・・・クロスダイクロイックキューブ、26・・・クロスダイクロイックミラー、28・・・クロスダイクロイックミラー、30・・・液晶パネル、40A、40B・・・ダイクロイックキューブ、41A、41B・・・クロスダイクロイックキューブ、42A、42B・・・クロスダイクロイックキューブ、43A、43B・・・ダイクロイックキューブ、51〜54・・・ミラー、61〜64・・・レンズ、100・・・投写型映像表示装置、110A、110B・・・投写レンズユニット、120・・・照明ユニット、151〜156・・・ミラー151、161〜170・・・レンズ、200・・・スクリーン

Claims (5)

  1. 4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第1色合成部と、
    前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第2色合成部と、
    前記第1色合成部によって合成された光を投写する第1投写手段と、
    前記第2色合成部によって合成された光を投写する第2投写手段とを備え、
    前記第1投写手段及び前記第2投写手段は、前記第1色合成部によって合成された光及び前記第2色合成部によって合成された光を同一方向に出射し、
    前記4色以上の色成分光に含まれる一の色成分光の波長帯は、前記4色以上の色成分光に含まれる他の色成分光の波長帯のいずれかと隣接しており、
    前記第1色合成部及び前記第2色合成部のいずれか一方は、前記4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない色成分光を合成することを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 前記第1色合成部及び前記第2色合成部の双方は、前記4色以上の色成分光のうち、波長帯が隣接しない色成分光を合成することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記4色以上の色成分光を発する光源と、
    前記第1色合成部で合成される2色以上の色成分光と前記第2色合成部で合成される2色以上の色成分光とに、前記光源が発する光を分離する色分離部とをさらに備え、
    前記第1色合成部及び前記第1投写手段の配置位置と、前記第2色合成部及び前記第2投写手段の配置位置とは、前記色分離部を基準として対称的な関係を有することを特徴とする請求項1に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記4色以上の色成分光に対応して設けられており、前記4色以上の色成分光をそれぞれ変調して、変調された色成分光を前記第1色合成部又は前記第2色合成部側に出射する4以上の光変調素子をさらに備え、
    前記色分離部から前記4以上の光変調素子までの光路長は全て等しいことを特徴とする請求項3に記載の投写型映像表示装置。
  5. 4色以上の色成分光を発する光源と、
    前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第1色合成部と、
    前記4色以上の色成分光のうち、2色以上の色成分光を合成する第2色合成部と、
    前記第1色合成部によって合成された光を投写する第1投写手段と、
    前記第2色合成部によって合成された光を投写する第2投写手段と、
    前記第1色合成部で合成される2色以上の色成分光と前記第2色合成部で合成される2色以上の色成分光とに、前記光源が発する光を分離する色分離部とを備え、
    前記第1投写手段及び前記第2投写手段は、前記第1色合成部によって合成された光及び前記第2色合成部によって合成された光を同一方向に出射し、
    前記第1色合成部及び前記第1投写手段の配置位置と、前記第2色合成部及び前記第2投写手段の配置位置とは、前記色分離部を基準として対称的な関係を有することを特徴とする投写型映像表示装置。
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