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JP2008055855A - インクジェット記録装置およびその吐出制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびその吐出制御方法 Download PDF

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JP2008055855A JP2006238280A JP2006238280A JP2008055855A JP 2008055855 A JP2008055855 A JP 2008055855A JP 2006238280 A JP2006238280 A JP 2006238280A JP 2006238280 A JP2006238280 A JP 2006238280A JP 2008055855 A JP2008055855 A JP 2008055855A
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【課題】紙面予備吐を行うことなく、ノズルの吐出不良の発生を防止する。
【解決手段】記録対象の画像データに基づいて、記録ヘッドの記録媒体に対する移動に伴う、記録画像の無画像領域から有画像領域への変化を検出し、画像を記録する際、前記検出された領域から有画像領域への変化時に記録ヘッドを駆動するパワーを一時的に正規のパワーより高く設定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録ヘッドに形成されたノズルからインクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
コンピュータなどの情報処理装置の出力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙などの記録媒体に画像を記録するインクジェット方式の記録装置が知られている。このようなインクジェット記録装置は、通常、インクを吐出するノズル列が形成された記録ヘッドと、この記録ヘッドを搭載して所定方向に往復移動するキャリッジと、この所定方向に直交する方向(記録媒体搬送方向)に記録媒体を搬送する記録媒体搬送装置とを備えている。
記録紙に画像を記録する際は、記録媒体搬送装置で搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッジを上記所定方向に往復動させながら、画像情報を担持した画像信号に基づいてノズルからインクを吐出させ、記録紙上の、ノズルの出口(インク吐出口)に向き合う領域に1バンド分の画像を記録する。
その後、記録紙を1バンド分の幅だけ搬送して停止させ、再び、キャリッジを上記所定方向に往復移動させながら、画像信号に基づいてノズルからインクを吐出させ、記録紙上の次の1バンドに対応する部分に画像を記録する。このような動作を繰り返すことにより、記録紙に1ページ分の画像を記録する。
また、インクジェット記録装置は異なるインク色のインクを吐出する複数のヘッドを用いることによって、比較的容易にフルカラー化が行える。近年はより高速化の為にスキャンの往復動作の両方でインクの吐出を行う双方向印刷を行い、しかも高画質化の為にインク滴を小さくして、画像上の個々のインク滴が視認できないようにする等の対応がとられている。
ところで、インクジェット記録装置に特有の処理として、ノズル内のインクの乾燥、塵埃の付着等によるインク吐出不良の発生を防止するため、スキャンの合間に非記録領域で、画像の記録に寄与しないインクの吐出が行われる。このようなインクの吐出は「予備吐」と呼ばれる。
近年のノズルの微細化によるインク滴の微小化に伴い、インク滴のより大きな従前のインクジェット記録装置に比べて予備吐が必要性が高くなってきている。またインク滴の微小化は、これにより解像度が高くなる反面、情報処理装置からのデータ転送量の増加を招き、転送速度の遅いプリンタケーブル等では転送時間が間に合わず、スキャンの合間に転送待ちをしなければならない場合がある。
このような問題に対して、従来は、特許文献1に記載の様に記録走査範囲の両側に予備吐孔を備えて予備吐を実行することにより、インク乾燥によるノズルのインク吐出不良を防いでいる。
特開2000−158673号公報 特開昭55−139269号公報 実公平3−45814号公報 特開平6−40042号公報 特開2004−25627号公報
近年のインク滴の微小化などにより、特に大判の記録紙を扱う記録装置では、1スキャン内で無画像領域が連続した場合などでもノズル乾燥が発生し、予備吐孔で予備吐するだけではノズル乾燥を防ぐことができず、不吐出とはならなくともインク吐出が不安定となってしまう場合がある。
これらを防ぐ技術として、特許文献2〜5などで記録媒体上に予備吐を行う技術が開示されている。このような予備吐は紙面予備吐と呼ばれている。しかし、記録媒体上へ予備吐を行うと画像として記録されてしまうため好ましい結果を得られない場合がある。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、紙面予備吐を行うことなく、ノズルの吐出不良の発生を防止することができるインクジェット記録装置およびその吐出制御方法を提供することにある。
本発明によるインクジェット記録装置は、インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、記録対象の画像データに基づいて、前記記録ヘッドと記録媒体の移動に伴う、記録画像の無画像領域から有画像領域への変化を検出する手段と、画像を記録する際、前記検出された領域から有画像領域への変化時に前記記録ヘッドを駆動するパワーを一時的に正規のパワーより高く設定する制御手段とを備えたことを特徴とする。
記録画像の無画像領域ではヘッドのノズルからインクの吐出が行われないため、インクの乾燥、増粘が生じる。そこで、実際に画像の記録を行う際、無画像領域から有画像領域への変化時に記録ヘッドを駆動するパワーを一時的に正規のパワーより高くすることによりノズルからのインク滴の吐出が強く行われ、これにより、ノズル吐出口がインク吐出に良好な状態に維持される。また、この吐出は元々、インクを吐出する画素について行われるので、紙面予備吐のように本来の記録画像とは別の画素を記録することがない。
前記無画像領域および有画像領域は予め定めた単位領域内の吐出ドットの個数であるドット密度に基づいて判断することができる。このように単位領域毎にまとめて吐出ドットを計数することにより、制御が容易となる。また、単位領域内の吐出ドットの個数が0の場合に無画像領域と判断する代わりに、単位領域内の吐出ドット数が非0の所定値としてもよい。同じ記録画像であっても、非0の所定値が大きいほど、無画像領域と判定される可能性が高くなるので、本発明による記録ヘッドの駆動パワーを増加させる頻度が上昇する。
予め決められたドット密度以下の単位領域が所定個数連続し、その後、予め決められたドット密度以上に変化した場合に前記パワーを高くするようにしてもよい。これにより、予め決められたドット密度以下の単位領域が1度発生しただけで有画像領域に変わるような画像に対して、必要以上にパワーの増加を行わせることを防止することができる。
さらに、前記記録ヘッドの温度を検出するヘッド温度センサと、このヘッド温度センサの出力に対応して前記正規のパワーを定めたデータテーブルとを備えてもよい。これにより、制御手段はヘッド温度に対応して前記正規のパワーを決定することができる。
前記制御手段は、好ましくは、無画像領域から有画像領域への変化時に一時的に高く設定したパワーを、その後に検出される前記ヘッド温度センサの出力に基づいて前記データテーブルにより決定されるパワーに戻す。パワー増加状態を継続することの無駄の方がパワー増加状態を継続することの利点よりまさると考えられるからである。この際、前記制御手段は、パワーを戻す際には一度に前記データテーブルの1インデックス分のみ戻すことにより、急激なパワーの変化により吐出濃度が大幅に変化することが防止される。
本発明は、インクジェット記録装置の吐出制御方法として把握することもできる。
本発明のインクジェット記録装置およびその吐出制御方法によれば、紙面予備吐を行うことなく、ノズルの吐出不良の発生を防止することができる。
まず、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ここではインクジェット記録装置の一例としてプリンタについて説明する。但し、本発明によるインクジェット記録装置はプリンタに限るものではなく、コピー機やファクシミリ機、複合機、プロッタ等、インクジェット記録方式を採用した任意の記録装置に適用可能である。
以下、本実施の形態に係るインクジェットプリンタの概略動作を説明する。図1はこのインクジェットプリンタの斜視図である。
このプリンタは、矢印A方向に搬送される記録媒体としての記録紙12が載置されるプラテン14を備えている。このプラテン14の上方には、プラテン14に対して平行に2本の走査レール(図示せず)が掛け渡されている。この走査レールには、モータ16とベルト18によって矢印B、C方向(矢印A方向に直交する方向)に往復運動するキャリッジ20がスライド軸受け(図示せず)を介して取り付けられている。
また、キャリッジ20の移動経路に沿って、リニアスケール21が配置されている。リニアスケール21には、キャリッジ20の位置検出およびインク吐出タイミングを定めるための規則的なスリットが設けられている。このリニアスケール21のスリットを読み取るために、キャリッジ20に光学式リニアスケールセンサ(後述)が搭載されている。この光学式リニアスケールセンサから出力されるパルスをカウントすることにより、矢印B、C方向におけるキャリッジ20の位置が決定される。パルスカウントの初期化は、電源オン時に走査レールの端部にあるホームポジション(HP)センサ(図示せず)の位置へキャリッジ20を移動させることにより行われる。
さらに、キャリッジ20には反射型光学センサ114が搭載されており、これにより後述するように記録紙の端部の検出を行う。
図2に、図1のプリンタ10における制御ハードウエア構成の概略ブロック図を示す。
このプリンタ10は、装置全体の動作をプログラム制御するための中央処理装置(CPU)110、キャリッジを駆動するためのキャリッジモータ111、記録紙を搬送するための媒体搬送モータ112、ユーザの各種操作指示を受け取ったりユーザに対して情報を表示したりユーザへ各種情報を伝えたりするためのオペレーションパネル113、反射式光学センサ114、この搬送モータ17に付随したロータリーエンコーダ115、光学式リニアスケールセンサ116、このCPU110が実行するプログラムやデータ等を格納するROM117、プログラム処理における作業領域や一時保持領域等を提供するRAM118、プリンタ10に固有なパラメータ、駆動条件など各種データ等を記憶する不揮発性メモリ119、イメージコントローラ200との間の各種情報の通信を行う通信インタフェース(I/F)120を有する。
オペレーションパネル113は、メッセージ等を表示する液晶パネル等のディスプレイ、あるいはインジケータとして機能するLED等のランプと指示を送るための各種キー等で構成することができる。
不揮発性メモリ119としては、フラッシュメモリ、バッテリバックアップメモリ、EEPROM等、任意の再書き込み可能な不揮発性の記憶装置を使用できる。
これらのハードウエア部分は、エンジンコントローラ100と呼ばれ、主にモータ、ヘッド等のハードウエアを駆動/制御する役目を担っている。
イメージコントローラ200は、画像データ等のイメージ処理、ネットワークに接続するためのプロトコル処理、情報処理装置と通信処理などを担う部分であり、画像処理を行ったラスタデータ、動作を依頼/返答するためのコマンドデータなどを通信I/F120を通してエンジンコントローラと互いに通信して動作するようになっている。また、イメージコントローラ200はCPU110と異なる独立したCPUを持ち、エンジンコントローラ100と並行動作して全体のスループットが向上するように構成されている。
画像を記録する前に、ロール紙など記録紙12のサイズを測定し記録可能範囲を検出するためにプラテン14に記録紙12をセットする。ついで、プラテン14に形成された開口部から外周面の一部を露出した搬送ローラ24と、記録紙12を上方から押さえるピンチローラ26とによって記録紙12を狭持しながら、媒体搬送モータ112によって搬送ローラ24を回転させて記録紙12の先端をプラテン14から排出させるまで搬送する。また、キャリッジ20を記録媒体載置基準位置27から矢印B方向へ最小記録媒体サイズ(ISO A4 210mm×297mm)より短い距離(ここでは30mm)移動させる。
次に搬送ローラ24を逆転させて、キャリッジ20に備えられている反射式光学センサ114でプラテン14を検出するまで記録紙12を矢印Aと反対方向へ搬送する。プラテン14を検出した位置が記録紙12の先端位置であるのでこの位置を記憶する。
次に、記録紙を所定距離(ここでは100mm)だけ矢印A方向へ搬送し、キャリッジ20を記録媒体載置基準位置27から矢印C方向へ外れた位置へ移動し、その後、キャリッジ20を矢印B方向へ一定速度で移動させる。移動しながら、反射式光学センサ114が記録紙からの反射光量を検出した時点の位置が記録紙の矢印方向C方向の側端部であるので、この位置を記憶する。さらに、キャリッジ20の移動を継続してプラテン14を検出した時点の位置が記録紙の矢印B方向の側端部であるので、この位置も記憶する。
以上の処理により、プラテン14に載置された記録紙12の先端位置、および両側端部(横幅)が決定し画像記録可能となる。この動作をロード処理と呼び、新規に記録媒体をプリンタに装着した際は必ず行われる動作である。
記録紙12に画像を記録するにあたっては、プラテン14上に記録紙12を載置し、記録紙12の上方でキャリッジ20を矢印B、C方向に往復動させ、イメージコントローラ200から送られたラスタデータを所定量RAM118へ蓄え、所定量蓄積したところでRAM118内のラスタデータをヘッドノズル列方向へデータ変換し、変換されたデータをリニアスケールセンサ116のカウントパルスに同期して順次ヘッド制御部(図示せず)へ送信する。
ヘッド制御部から記録ヘッド22に送信された画像情報を含む画像信号に基づいてノズルからインクを吐出して、記録紙12上の記録ヘッド22に対応する領域に帯状(バンド)の画像を記録する。
さらに、キャリッジ20が画像記録点へ移動する前に予備吐出口30へ予備吐出を行い、記録ヘッド22のノズル面の乾燥による書き始めの不吐を防止している。この画像記録前の予備吐出は所定のタイミングにて帯状の画像を記録する前に行なわれるように構成されている。
順次、記録紙を所定量移動させながら、このような帯状の画像を繰り返して記録することにより、1ページの画像が完了する。1ページの画像を記録し終わると、キャリッジ20に搭載されたカッター(図示せず)をカッターガイド25内の所定位置まで突出させて、キャリッジ20を移動させることにより記録紙12を所定サイズに裁断する。
記録紙12を裁断後キャリッジ20は記録ヘッド22を走査レールの端部まで移動しキャップ31により記録ヘッド22のノズルを覆うことで乾燥等から保護する。
以上が、本実施の形態であるインクジェットプリンタの概略動作の説明であるが、次に、図3、図4を用いて本実施の形態の詳細を説明する。
図3はインクジェットプリンタ10の各種機能を表したブロック図である。インクジェットプリンタ10は、エンジンコントローラ100の一部としての記録制御部300および記録ヘッド(単にヘッドともいう)320を有する。この記録制御部300には、リニアスケールセンサ116、主走査モータ321、および図示しないが、記録紙を搬送するための動力源である副走査モータ、および各種センサ等が接続されている。
記録制御部300は、メモリ301、主走査モータ制御部302、記録トリガ生成部303、ヘッド制御信号生成部304、リニアスケールカウント部305、ゼロデータ検出部306、メモリコントロール部307、画像メモリ308、データマスク部309、マスクメモリ部310、CPU110等から構成されている。その中でも、CPU110は画像データが転送されてくるイメージコントローラ200とのインターフェースを行うと共に、メモリ301やI/O等、記録制御部300全体の動作のコントロールを行っている。
記録制御部300は、画像の記録に際し、イメージコントローラ200から転送されてくる画像データに基づき、ヘッド320を用いて記録紙に画像イメージを記録する。具体的には記録制御部300がそのために必要な信号の生成を行っている。すなわち、イメージコントローラ200よりラスタデータ(IN_DATA)が転送されてくると、CPU110からの命令で、ゼロデータ検出部306にてラスタデータ(IN_DATA)を取り込み、メモリコントロール部307経由で数バンド分のラスタデータを画像メモリ308に一時保持する。
本実施の形態では、イメージコントローラ200から32ビットバスで画像データを各色(本実施の形態ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、ライトシアン、ライトマゼンタの6色を使用している)32ライン単位で転送し、32ラインの画像データを一旦、ゼロデータ検出部306内の内部バッファに取り込む。
このゼロデータ検出部306において、ラスタ方向の画像データをヘッドのノズルの並び方向のデータに変換するHV変換(Horizontal/Vertical:縦横変換)を、横方向の32ドットと縦方向の32ラインのブロックデータ単位で行う。このHV変換後のデータをメモリコントロール部307経由で画像メモリ308にライトする(書き込む)。32ライン分を画像メモリ308へデータライトした後に、イメージコントローラ200から次の32ラインの転送を行う動作を繰り返す。このHV変換は、画像メモリ308からデータを読み出す際に、ヘッド320に与えるデータの取得のためのメモリアクセスを容易にするための処理であり、この処理自体は公知である。
ゼロデータ検出部306では、前記HV変換を行う際に、横方向の32ドットと縦方向32ドットの単位領域内のデータ“1”の個数を数える処理(ドットカウント処理と称す)を同時に行い、画像メモリ308に画像データをライトするときに、32×32ドット単位での画素数(ドットカウントデータ)を画像メモリ308の別領域へ書き込む処理を行う。
上記のようなデータ処理により、画像メモリ308に少なくとも1バンド分以上の画像データを格納後、記録走査を開始して、順次画像メモリ308から画像データの読み出しを開始する。この際、メモリコントロール部307は、イメージコントローラ200からの画像データの入力と、ヘッド320への画像データの読み出しを時分割で行うための、画像メモリ308のバス選択処理を行う。
本実施の形態では、リニアスケールセンサ116からヘッド320の走査に同期して出力される90度位相のずれた信号LINSCL_A/LINSCL_Bを用いて、画像データOUT_DATAの出力およびヘッド駆動信号の生成、キャリッジの位置管理、主走査モータの速度制御等の、記録制御の同期をとっている。
リニアスケールセンサ116からの2相の信号の位相関係からキャリッジの移動方向の検出を行う。またこの2相の信号に基づいてリニアスケールカウント部305でキャリッジの移動量をカウントし、CPU110で指定された位置情報に基づいて、画像メモリ308からデータを読み出す領域と、ヘッド制御信号を生成する領域とを表す信号(WINDOW)の生成を行う。
記録トリガ生成部303では、リニアスケールカウント部305と同様にリニアスケールセンサ116から出力される2相の信号から、記録タイミング信号(HSYNC)を生成する。メモリコントロール部307およびヘッド制御信号生成部304では、WINDOW信号とHSYNC信号の両方がイネーブルとなっているタイミングで、画像メモリ308からの画像データの読み出しとヘッド制御信号の生成が行われる。
高解像度のリニアスケールは非常に高価であるため、本実施の形態では、低解像度(例えば300dpi)のリニアスケールを用いて、記録トリガ生成部303で高解像度の記録トリガ(本発明では1200dpi)を、逓倍回路(図示せず)を用いて生成する。
ヘッド制御信号はCPU110からヘッド制御信号生成部にセットされたHEAT_PULSEパラメータに応じた駆動パワーにてヘッドを制御するように構成されている。駆動パワーの変更は、例えば、ヘッドに印加されるヒートパルスのパルス幅やパルス振幅を変更することにより行える。
画像メモリ308から読み出された画像データは、データマスク部309でマルチパス記録のためのデータマスク処理が行われる。そのために、ページ記録開始前に、CPU110によりデータマスク部309を経由してマスクメモリ部310に、記録パス数に応じたマスクパターンをデータライトしておく。
記録開始後に、キャリッジが駆動されてヘッド320が記録領域に達したときに、HSYNC信号に同期して、画像メモリ308から画像データをリードし、同時にマスクメモリ部310からマスクデータをリードして、データマスク部309で両方のデータが“1”のデータの時のみ、データ“1”をヘッド320に出力する制御を行う。
また、本発明では無画像領域から有画像領域の変化を検出するために、上記で述べたドットカウントデータを用いることで変化の検出を行う構成となっている。
図4にバンドデータとドットカウント値との関係を示す。本実施の形態で用いているヘッドの1色あたりの総ノズル数は512ノズルである。よって、バンドデータ401において、512×32ドットのスライスデータ402に分け、さらに32×32ドットの小区分に細分化する。
各々の小区分におけるドットカウントデータは各々別の領域に保存する構成となっている(404)。すなわち32×32ドット単位での画像のドット密度を個別に保存する構成となっている。ヘッドの1色あたりの総ノズル数は512ノズルであるので、512×32ドットの領域を小区分に細分化した場合、
512 / 32 = 16
となり、ヘッドノズル方向における32×32ドット分のドットカウント値格納領域の数は16個あることになる。
本実施の形態での主走査方向での最大記録媒体サイズは24インチであり、左右余白5mmを除いたサイズが主走査方向での最大画像サイズとなるため、最大画像サイズは599.6mmとなり、1バンド記録を行った際に書き込まれるドットカウント値格納領域(404)の総数は、本実施の形態では主走査方向の最小分解能が1200dpiであるため、主走査方向での小区分の個数は次式で得られる。
599.6/(25.4/1200) /32 ≒ 885
割り切れなかった分を格納するための領域を考慮して、この計算値を+1した値886が必要な小区分の個数となる。
バンド全体を32×32ドット単位に細分化したときの各小区分におけるドットカウントが書き込まれるため主走査方向に32ドット単位でのドット密度が算出できる。
図5にドットカウント値格納領域と画像変化点の関係を示す。ここで、1バンドの記録画像においてHV変換の時に算出された、32×32ドット単位でのドットカウントのヘッドノズル方向の合計値、すなわち512×32ドットの単位領域のドットカウントの総数をスライスドットカウント値503としてメモリ301へ保存する。これを1バンド分全て行い、バンド記録準備が終了する。
スライスドットカウント値503が0である単位領域には全く画像が存在していないこととなる。また、スライスドットカウント値503が0以外の場合は当該単位領域に何らかの画像データ(インク吐出を行う画素)が存在していることが判断できる。
1バンド記録開始前にこれらを全て調べ、無画像領域と有画像領域の変化点(画像変化点)をリストアップしておく。
これと並行してCPU110によりヘッド駆動を行うためのヒートパルス設定準備が行われる。
本実施の形態ではヘッド内部に実装されているヘッド温度センサ311から読み取られる温度に応じたヒートパルスデータを選択し、ヒート開始される前に予めヘッド制御信号生成部へセットしておくようにする。
記録スキャン中もヘッド温度に応じてヒートパルスデータを動的に変更しながら適切な吐出特性を得られるように構成する必要があるため、通常、ヒートパルスデータはテーブル形式にて保存し、ヘッド温度に応じたヒートパルスデータを選択/設定することで出力画像濃度を一定に保つ制御が行われる。
本実施の形態においても、ヒートパルスデータはテーブル形式にて用意され、ヘッド温度取得値をインデックスとしてヒートパルスデータを検索するように構成されている。
図6にヒートパルスデータの検索のための構成を示す。CPU110はヘッド温度センサ311よりヘッド温度を読み取り、現温度に対するヒートパルスデータをヒートパルステーブル604より選択し、取得したヒートパルスデータをヘッド制御信号生成部304にセットすることで、適正なヒートパルスが設定される。ヒートパルス更新は時間で制御されており、単位時間(例えば10ms)毎にヘッド温度を参照しヒートパルスの更新が行われる。本実施の形態ではヘッド温度が低いほどより強いヒートパワー(換言すればインク吐出パワー)の設定となっている。
また、本実施の形態においては、現ヘッド温度と前回のヘッド温度差がテーブルインデックス上“1”より大きいインデックス差となっても、テーブルインデックスの変動分は必ず“1”インデックスのみとしている。これは、急激なヒートパルスの変化により吐出濃度が大幅に変化し、出力画像に濃度変化が発生することを防ぐためである。
ここで記録スキャン中、主走査方向に32ドット進行毎にCPU110へ割り込みがかかるように割り込みコントローラを設定し(図示せず)割り込み毎に前記画像変化点を参照し記録すべき画像の有無を判定する。
この判定により、無画像領域であると判断した場合は、前記ヒートパルスデータを現ヘッド温度より低い温度でのパルスデータ(より強いパワー)とし、次に有画像領域に入り吐出駆動が行われた際に実際のヘッド温度によるパルスデータより高いヒートパワーの吐出を行うことが可能となる。ヒートパワーを増加させることにより、ノズルからのインク滴の吐出が強く行われ、これにより、不吐出期間の継続によりノズル吐出口付近のインク乾燥によるインク粘性増加や塵埃の付着等の要因によりノズルの目詰まりが生じたり、生じ掛かったりしていても、ノズル吐出口が元の良好な状態に戻ることが予想される。
有画像領域へ入った時には実際のヘッド温度より低い温度でのインデックスを参照していることになるが、前記したインデックス変動が1インデックスのみであるため、ヒートパルスは、一定時間後にその時のヘッド温度に応じたヒートパルス設定に急激な濃度変化を伴わずに少しずつ実際のヘッド温度に適したヒートパルスへと推移させることができる。
上記により無画像領域によるヘッドの乾燥による吐出不良を強い吐出駆動により解消させることで乾燥による濃度ムラ、吐出不良を未然に防ぐことができる。
図7に1バンド記録中のヒートパルス選択の推移を示す。図中、701は1バンド記録での画像有無の領域変化を表し、702はそれに伴う本発明におけるヒートパルスのパワーの変化を示す。
1バンドの記録書き出しの部分703ではヘッド温度に沿ったヒートパルスデータ705が選択される。その後、無画像領域に入ったところでヒートパルスインデックスを落とすことでヒートパルスデータ706を選択してヒートパルスのパワーを上げ、次の有画像領域への準備を行う。
実際に有画像領域に入ると、目標ヒートパルスデータ707への段階的なアプローチが開始される。このような動作を行って1バンド分の記録を終了する。
受信した画像データについて上記の手順を繰り返し適用し、1ページの記録を完了させる。
図9は、本実施の形態において、記録処理に先立って実行されるパワーデータ設定処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの処理の実行手順を表すプログラムはROM117内に格納され、CPU110がこれを読み出して解釈実行することにより、この処理が実現される。後述する図10、図11の処理についても同様である。
まず、受信した画像データの解析を行い、上述したように有画像領域と無画像領域とをチェックする(S11)。そこで、所定の無画像領域から有画像領域への変化点におけるパワーデータを決定する(S12)。このパワーデータの値は絶対値として決定する方法と、ヘッド温度に応じて定めるパワーデータの値に対する増加分としての相対値として決定する方法とが考えられる。この決定されたパワーデータは、当該無画像領域(変化点)に対応してRAM118内に記憶する(S13)。画像データが終了するまで(S14)、ステップS11へ戻って上記の処理をくりかえす。
図10は、本実施の形態におけるバンド記録処理の一例を示すフローチャートである。
記憶処理が開始されたら、キャリッジの走査に伴って、現在の記録位置が無画像領域があれば(S21,Yes)、RAM118内に記憶された当該無画像領域に対応して記憶されたパワーデータを参照してヒートパワーを更新する(S22)。ただし、この時点ではまだヘッドの駆動は行われない。有画像領域であれば、ステップS25へ進む。
キャリッジの走査によりヘッドが有画像領域に達したら(S23,Yes)、上記設定されたヒートパワーでヘッドを駆動して所定のノズルからインクを吐出して画像の記録を行うとともに、単位時間毎にヘッド温度を確認してヒートパワーを更新する(S24)。通常、ステップS22で設定されたヒートパワーはステップS24でヘッド温度対応に決定されるヒートパワーより大きく、ヒートパワーはヘッド温度対応に決定されるヒートパワーに一致するまで単位時間毎に1インデックスずつ低下していく。
1バンド終了するまで(S25)、ステップS21に戻り上記の処理を繰り返して実行する。次のバンドの記録は図10の処理を再度実行する。
<第1の変形例>
図11は、本実施の形態におけるバンド記録処理の別の例を示すフローチャートである。図10の処理では無画像領域で比較的大きい固定値のヒートパワーの設定を行うようにしたが、図11の処理は、有画像領域に達する直前にヘッド温度を確認して対応するヒートパワーを求め、これを基準に所定の相対値だけ大きいヒートパワーで有画像領域の当初のヘッド駆動を行うものである。
記憶処理が開始されたら、キャリッジの走査に伴って、現在の記録位置が無画像領域があれば(S31,Yes)、有画像領域より一定時間前となるのを待って(S32,Yes)、ヘッド温度を確認する(S33)。ついで、ヒートパルステーブル604を参照して、このヘッド温度に対応するヒートパワーを求める(S34)。そこで、このヒートパワーを所定量だけ増加させる(S35)。有画像領域に達したら(S36,Yes)、上記増加されたヒートパワーでヘッドを駆動して所定のノズルからインクを吐出して画像の記録を行うとともに、単位時間毎にヘッド温度を確認してヒートパワーを更新する(S37)。通常、ステップS37への移行時に設定されているヒートパワーはヘッド温度対応に決定されるヒートパワーより大きく、ヒートパワーは通常ヘッド温度対応に決定されるヒートパワーに一致するまで単位時間毎に1インデックスずつ低下していく。
1バンド終了するまで(S38)、ステップS31に戻り上記の処理を繰り返して実行する。次のバンドの記録は図11の処理を再度実行する。
上記説明ではインク1色に関する制御についてのみ記述したが、実施の形態においては6色全てについて同様の制御を適用することができる。
<第2の変形例>
上記の処理では、単純に無画像領域が一つ発生したのみでヒートパルスを変更した。しかし、その場合、非常に短区間で無画像/有画像と切り替わった場合に濃度変化が発生するおそれがある。第2の変形例によりこのような不具合の発生を防止することが可能となる。
第2の変形例は上記実施の形態と全く同様の構成において、図8のような画像変化点が得られた場合、無画像単位領域が所定個数(ここでは4個)より少なく連続した無画像領域801ではより強いパワーにヒートパルスを変更せず、無画像単位領域が所定個数以上連続した領域802を検出した段階でヒートパルスを変化させる。単位領域4個の無画像領域の距離は、次式で求められる。
32×4×(25.4/1200)≒2.7mm
従って、2.7mm以上の無画像領域が継続していた場合にのみヒートパルス変更が動作することとなる。
<第3の変形例>
第3の変形例は上記実施の形態と全く同様の構成において、無画像と有画像(すなわち、画素数0か1以上か)という閾値にて画像変化点を判定するのではなく、0以外の一定画素数にて画像変化点を判定するように構成したものである。上記の実施の形態では、512×32ドットの領域内でたった1個の画素が出力されたのみで画像有りと判断されることになるが、この場合に他の多くのノズルについてインクの吐出が行われていないことを考慮すると、無画像と有画像の判定の閾値は0より大きい値とすることが考えられる。
<第4の変形例>
第4の変形例は第1の変形例において、無画像と有画像(すなわち、画素数0か1以上か)という閾値にて画像変化点を判定するのではなく、0以外の一定画素数にて画像変化点を判定するように構成したものである。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、上記実施の形態で示す色の順番、色数、画像分割サイズなどは一例であり本発明を限定するものではない。
本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタの斜視図である。 図1のプリンタにおける制御ハードウエア構成の概略ブロック図である。 図1に示したインクジェットプリンタの各種機能を表したブロック図である。 本発明の実施の形態におけるバンドデータとドットカウント値との関係を示す図である。 本発明の実施の形態におけるドットカウント値格納領域と画像変化点の関係を示す図である。 本発明の実施の形態におけるヒートパルスデータの検索のための構成を示す図である。 本発明の実施の形態における1バンド記録中のヒートパルス選択の推移を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における画像変化点の例を説明するための図である。 本発明の実施の形態において、記録処理に先立って実行されるパワーデータ設定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるバンド記録処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるバンド記録処理の別の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10…インクジェットプリンタ
100…エンジンコントローラ
111…キャリッジモータ
112…媒体搬送モータ
113…オペレーションパネル
114…反射型光学センサ
115…ロータリーエンコーダ
116…リニアスケールセンサ
119…不揮発性メモリ
200…イメージコントローラ
300…記録制御部
301…メモリ
302…主走査モータ制御部
303…記録トリガ生成部
304…ヘッド制御信号生成部
305…リニアスケールカウント部
306…ゼロデータ検出部
307…メモリコントロール部
308…画像メモリ
311…ヘッド温度センサ
320…ヘッド
321…主走査モータ
401,501…バンドデータ
402…スライスデータ
503…スライスドットカウント値
604…ヒートパルステーブル
703…1バンドの記録書き出しの部分
707…目標ヒートパルス
801…無画像領域
802…領域
805…ヒートパルスデータ

Claims (7)

  1. インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置において、
    記録対象の画像データに基づいて、前記記録ヘッドと記録媒体の移動に伴う、記録画像の無画像領域から有画像領域への変化を検出する手段と、
    画像を記録する際、前記検出された領域から有画像領域への変化時に前記記録ヘッドを駆動するパワーを一時的に正規のパワーより高く設定する制御手段と
    を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記無画像領域および有画像領域は予め定めた単位領域内の吐出ドットの個数であるドット密度に基づいて判断する請求項1のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、予め決められたドット密度以下の単位領域が所定個数連続し、その後、予め決められたドット密度以上に変化した場合に前記パワーを高くすることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録ヘッドの温度を検出するヘッド温度センサと、このヘッド温度センサの出力に対応して前記正規のパワーを定めたデータテーブルとを備えた請求項1記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御手段は、無画像領域から有画像領域への変化時に一時的に高く設定したパワーを、その後に検出される前記ヘッド温度センサの出力に基づいて前記データテーブルにより決定されるパワーに戻す請求項4記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御手段は、パワーを戻す際には一度に前記データテーブルの1インデックス分のみ戻す請求項5記載のインクジェット記録装置。
  7. インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の吐出制御方法であって、
    前記記録ヘッドと記録媒体の移動に伴う、記録画像の無画像領域から有画像領域への変化を検出し、画像を記録する際、前記検出された領域から有画像領域への変化時に前記記録ヘッドを駆動するパワーを一時的に正規のパワーより高く設定することを特徴とするインクジェット記録装置の吐出制御方法。
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