JP2008053397A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲート絶縁膜厚を厚くすることなく簡便な方法でトレンチ型パワーMOSFETのゲート−ドレイン間の帰還容量を低減する。
【解決手段】パワーMOSFETは、ドレインを構成するエピタキシャル層3の表面に形成されたトレンチ5と、トレンチ5内にゲート絶縁膜7を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極9と、エピタキシャル層3の表面側にトレンチ5に隣接してトレンチ5よりも浅く形成されたチャネル拡散層と11、チャネル拡散層11の表面側にトレンチ5に隣接して形成されたソース拡散層13を備えている。ゲート電極9を形成するポリシリコンのトレンチ5底部側に、トレンチ5表面側のポリシリコン9bに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入された逆不純物層9aを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】パワーMOSFETは、ドレインを構成するエピタキシャル層3の表面に形成されたトレンチ5と、トレンチ5内にゲート絶縁膜7を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極9と、エピタキシャル層3の表面側にトレンチ5に隣接してトレンチ5よりも浅く形成されたチャネル拡散層と11、チャネル拡散層11の表面側にトレンチ5に隣接して形成されたソース拡散層13を備えている。ゲート電極9を形成するポリシリコンのトレンチ5底部側に、トレンチ5表面側のポリシリコン9bに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入された逆不純物層9aを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特に、ドレインを構成する半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、半導体層の表面側にトレンチに隣接してトレンチよりも浅く形成されたチャネル拡散層と、チャネル拡散層の表面側にトレンチに隣接して形成されたソース拡散層をもつパワーMOSFETを備えた半導体装置及びその製造方法に関するものである。
DC/DCコンバータ等に用いられるMOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)等、高速でのスイッチングが要求されるMOSFETとしてトレンチゲート型のパワーMOSFETがある。パワーMOSFETではスイッチング特性を向上させるために、オン電圧と帰還容量(ゲート−ドレイン間容量)を小さくすることが要求される。
しかし、オン電圧と帰還容量の特性は相反する特性である。すなわち、帰還容量を下げるためにはドレイン電極に突き出たトレンチ底部の絶縁膜を厚くする必要があるが、トレンチ側面のゲート絶縁膜を厚くするとオン電圧が高くなる。
しかし、オン電圧と帰還容量の特性は相反する特性である。すなわち、帰還容量を下げるためにはドレイン電極に突き出たトレンチ底部の絶縁膜を厚くする必要があるが、トレンチ側面のゲート絶縁膜を厚くするとオン電圧が高くなる。
このような問題を解決すべく、トレンチ底部の絶縁膜をゲート絶縁膜の厚みに比べて厚くする方法が提案されている(例えば特許文献1を参照。)。トレンチ底部の絶縁膜のみを厚くする方法は、絶縁膜としてシリコン酸化膜を用い、熱酸化時にトレンチ側面に耐酸化膜であるシリコン窒化膜を形成しておくことである。これにより、トレンチ側面の酸化を抑えてトレンチ底部のみを酸化している。また、アルゴン等の中性粒子を高濃度に注入することによりトレンチ底部のシリコン結晶をアモルファス化し、トレンチ底部の促進する方法も提案している。
また、上記問題を解決するための他の方法として、トレンチ内に埋め込んだゲートポリシリコンのトレンチ底部側の不純物イオン濃度を下げたり、トレンチ底部に不純物イオンを含まないポリシリコンを埋め込んだりすることによって、ゲートポリシリコンの内部にキャパシタを作り込んで帰還容量を下げる方法が提案されている(例えば特許文献2を参照。)。
本発明は、トレンチ型パワーMOSFETを備えた半導体装置及びその製造方法において、ゲート絶縁膜厚を厚くすることなく簡便な方法でトレンチ型パワーMOSFETのゲート−ドレイン間の帰還容量を低減することを目的とするものである。
本発明にかかる半導体装置は、ドレインを構成する半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、半導体層の表面側にトレンチに隣接してトレンチよりも浅く形成されたチャネル拡散層と、チャネル拡散層の表面側にトレンチに隣接して形成されたソース拡散層をもつパワーMOSFETを備えた半導体装置であって、上記ゲート電極を形成する上記ポリシリコンの上記トレンチ底部側に、上記トレンチ表面側のポリシリコンに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入された逆不純物層を備えているものである。
本発明の半導体装置において、上記トレンチ側面の上記ゲート絶縁膜に隣接する上記ゲート電極のポリシリコン部分には上記逆不純物層を形成するための不純物イオンは導入されていないようにしてもよい。
また、上記逆不純物層に導入されている不純物イオンはB+イオン(ボロンイオン)又はBF2 +イオン(二フッ化ボロンイオン)である例を挙げることができる。ただし、逆不純物層に導入されている不純物イオンは、P型不純物であるB+イオン又はBF2 +イオンに限定されるものではなく、P-イオン(リンイオン)やAs-イオン(ヒ素イオン)であってもよい。
本発明にかかる半導体装置の製造方法は、ドレインを構成する半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、半導体層の表面側にトレンチに隣接してトレンチよりも浅く形成されたチャネル拡散層と、チャネル拡散層の表面側にトレンチに隣接して形成されたソース拡散層をもつパワーMOSFETを備えた半導体装置の製造方法であって、以下の工程をその順に含む。
内壁に上記ゲート絶縁膜が形成された上記トレンチ内に上記トレンチを埋め込まない程度の膜厚で第1ポリシリコンを形成する工程、上記第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンをイオン注入する工程、上記トレンチを埋め込む程度の膜厚で上記第1ポリシリコン上に第2ポリシリコンを形成する工程、及び、上記トレンチ底部の上記第1ポリシリコンに注入された上記逆不純物層用の不純物イオンが打ち消されない程度に上記第2ポリシリコン及び上記第1ポリシリコンに上記逆不純物層用の不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンを導入する工程。
内壁に上記ゲート絶縁膜が形成された上記トレンチ内に上記トレンチを埋め込まない程度の膜厚で第1ポリシリコンを形成する工程、上記第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンをイオン注入する工程、上記トレンチを埋め込む程度の膜厚で上記第1ポリシリコン上に第2ポリシリコンを形成する工程、及び、上記トレンチ底部の上記第1ポリシリコンに注入された上記逆不純物層用の不純物イオンが打ち消されない程度に上記第2ポリシリコン及び上記第1ポリシリコンに上記逆不純物層用の不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンを導入する工程。
本発明の半導体装置の製造方法において、上記逆不純物層用の不純物のイオン注入において、注入角度を0°で行なう例を挙げることができる。ただし、上記イオン注入時の注入角度は0°に限定されるものではない。
また、上記逆不純物層用の不純物イオンとしてB+イオンを用い、B+イオンの注入前に上記第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含むようにしてもよい。
また、上記逆不純物層用の不純物イオンとしてBF2 +イオンを用い、BF2 +イオンの注入前に上記第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含まないようにしてもよい。
本発明の半導体装置では、トレンチ型パワーMOSFETを備えた半導体装置において、ゲート電極を形成するポリシリコンのトレンチ底部側に、トレンチ表面側のポリシリコンに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入された逆不純物層を備えているようにしたので、ゲート絶縁膜厚を厚くすることなく簡便な方法でトレンチ型パワーMOSFETのゲート−ドレイン間の帰還容量を低減することができる。なお、ゲート絶縁膜厚を厚くしなくてもよいので、オン電圧の上昇を防止することができる。
本発明の半導体装置において、トレンチ側面のゲート絶縁膜に隣接するゲート電極のポリシリコン部分には逆不純物層を形成するための不純物イオンは導入されていないようにすれば、トレンチ側面のゲート絶縁膜に隣接するゲート電極ポリシリコン部分に逆不純物層を形成するための不純物イオンが導入されている場合に比べて、ゲート絶縁膜に隣接するチャネル拡散層下のドレイン部分に多数キャリアの蓄積効果を増加させることができ、オン電圧を下げることができる。
また、上記逆不純物層に導入されている不純物イオンはB+イオン又はBF2 +イオンであるようにすれば、N型ポリシリコン電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに適用することができる。
また、上記逆不純物層に導入されている不純物イオンはP-イオン又はAs-イオンであるようにすれば、P型ポリシリコン電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに適用することができる。
なお、通常、NチャネルMOSFETにはN型ポリシリコン電極、PチャネルMOSFETにはP型ポリシリコン電極が適用される。
また、上記逆不純物層に導入されている不純物イオンはP-イオン又はAs-イオンであるようにすれば、P型ポリシリコン電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに適用することができる。
なお、通常、NチャネルMOSFETにはN型ポリシリコン電極、PチャネルMOSFETにはP型ポリシリコン電極が適用される。
本発明の半導体装置の製造方法では、トレンチ型パワーMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、内壁にゲート絶縁膜が形成されたトレンチ内にトレンチを埋め込まない程度の膜厚で第1ポリシリコンを形成する工程と、第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンをイオン注入する工程と、トレンチを埋め込む程度の膜厚で第1ポリシリコン上に第2ポリシリコンを形成する工程と、トレンチ底部の第1ポリシリコンに注入された逆不純物層用の不純物イオンが打ち消されない程度に第2ポリシリコン及び第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンを導入する工程と、をその順に含むようにした。これにより、ゲート電極の一部分を形成するトレンチ底部の第1ポリシリコンに、ゲート電極の一部分を形成するトレンチ表面側の第2ポリシリコンに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入されている、トレンチ底部に逆不純物層を備えたゲート電極構造を形成することができ、ゲート絶縁膜厚を厚くすることなく簡便な方法でトレンチ型パワーMOSFETのゲート−ドレイン間の帰還容量を低減することができる。
本発明の半導体装置の製造方法において、逆不純物層用の不純物イオンのイオン注入において、注入角度を0°で行なうようにすれば、トレンチ側面に形成された第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンが注入されるのを防止することができ、ゲート絶縁膜に隣接するゲート電極ポリシリコン部分に逆不純物層を形成するための不純物イオンが導入されている場合に比べて、ゲート絶縁膜に隣接するゲート電極ポリシリコン部分における多数キャリアの蓄積効果を増加させることができ、オン電圧を下げることができる。
また、逆不純物層用の不純物イオンとしてB+イオンを用い、B+イオンの注入前に第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含むようにすれば、シリコン酸化膜を介してB+イオンを注入することができ、イオン半径が小さいB+イオン用いてもチャネリング(注入イオン種がシリコン結晶の奥深くまで注入される現象)を防止することができ、B+イオンがトレンチ底部のゲート絶縁膜を介してドレイン半導体層へ突き抜けるのを防止することができる。
また、逆不純物層用の不純物イオンとしてBF2 +イオンを用い、BF2 +イオンの注入前に第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含まないようにしてもよい。イオン半径がB+イオンに比べて大きいBF2 +イオンはBF2 +イオンの注入前にシリコン酸化膜を形成しなくてもチャネリングを起こす確率が低いので、逆不純物層用の不純物イオンとしてB+イオンを用いる場合に比べて、上記シリコン酸化膜の形成工程をなくすことができる。さらに、B+イオンを用いる場合に比べて、半導体層への突き抜けマージンを大きくすることができる。
図1は半導体装置の一実施例の1つのトレンチ部分を示す断面図である。図2はその実施例の複数のトレンチ部分を示す平面図である。図1の断面図は図2のA−A位置に対応している。
図1及び図2を参照してこの実施例を説明する。
図1及び図2を参照してこの実施例を説明する。
N型単結晶シリコン基板(N+)1の一表面にエピタキシャル成長によって形成されたN型エピタキシャル層(N−)3が形成されている。N型エピタキシャル層3の厚みは例えば5.0μm(マイクロメートル)である。N型単結晶シリコン基板1及びN型エピタキシャル層3はドレインを構成する。
N型単結晶シリコン基板1とは反対側のN型エピタキシャル層3表面にトレンチ5が形成されている。図2に示すように、トレンチ5はN型エピタキシャル層3表面を島状かつ千鳥状に分断するように形成されている。例えばトレンチ5の幅は0.8μm、深さは1.5μmである。
トレンチ5の内壁に例えばシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7(図2での図示は省略)が形成されている。ゲート絶縁膜7を構成するシリコン酸化膜の膜厚は例えば30nm(ナノメートル)である。
トレンチ5の内壁に例えばシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7(図2での図示は省略)が形成されている。ゲート絶縁膜7を構成するシリコン酸化膜の膜厚は例えば30nm(ナノメートル)である。
トレンチ5内にゲート絶縁膜7を介してゲート電極9が形成されている。ゲート電極9はポリシリコンからなり、トレンチ5の底部側にトレンチ5側面のゲート絶縁膜7とは間隔をもって形成されたP型不純物層(逆不純物層)9aと、P型不純物層9a以外の領域、すなわちトレンチ5の表面側及びトレンチ5側面のゲート絶縁膜7に隣接する領域に形成されたN型不純物層9bを備えている。特に、トレンチ5側面のゲート絶縁膜7に隣接するゲート電極9のN型不純物層9bにはP型不純物イオンは導入されていない。また、N型不純物層9bのN型不純物イオン濃度はトレンチ5の底部側ほど薄くなっている。
N型エピタキシャル層3の表面側にトレンチ5に隣接してP型チャネル拡散層(P−)11が形成されている。P型チャネル拡散層11はトレンチ5よりも浅く形成されており、その深さは例えば1.1μmである。
P型チャネル拡散層11の表面側にトレンチ5に隣接してN型ソース拡散層13が形成されている。P型チャネル拡散層11の表面側にはトレンチ5とは間隔をもってP型コンタクト拡散層(P+)15も形成されている。P型コンタクト拡散層15は、P型チャネル拡散層11の電位をとるためのものであり、P型チャネル拡散層11よりも濃いP型不純物イオン濃度をもっている。
P型チャネル拡散層11の表面側にトレンチ5に隣接してN型ソース拡散層13が形成されている。P型チャネル拡散層11の表面側にはトレンチ5とは間隔をもってP型コンタクト拡散層(P+)15も形成されている。P型コンタクト拡散層15は、P型チャネル拡散層11の電位をとるためのものであり、P型チャネル拡散層11よりも濃いP型不純物イオン濃度をもっている。
ゲート電極9上に例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜17が形成されている。層間絶縁膜17はソース拡散層13のトレンチ5に隣接する部分も覆っている。
ソース拡散層13上、P型コンタクト拡散層15上及び層間絶縁膜17上に例えばアルミニウムなどの金属膜からなるソース電極19が形成されている。
N型単結晶シリコン基板1の反対側のN型エピタキシャル層3とは反対側の面に例えば銀などの金属膜からなるドレイン電極21が形成されている。
ソース拡散層13上、P型コンタクト拡散層15上及び層間絶縁膜17上に例えばアルミニウムなどの金属膜からなるソース電極19が形成されている。
N型単結晶シリコン基板1の反対側のN型エピタキシャル層3とは反対側の面に例えば銀などの金属膜からなるドレイン電極21が形成されている。
この実施例では、ゲート電極9を形成するポリシリコンのトレンチ5底部側に、トレンチ5表面側のN型不純物層9bに導入されたN型不純物イオンとは反対導電型のP型不純物イオンが導入されたP型不純物層9aを備えている。これにより、ゲート絶縁膜7の膜厚を厚くすることなくトレンチ型パワーMOSFETのゲート−ドレイン間の帰還容量を低減することができる。そして、ゲート絶縁膜7の膜厚を厚くしなくてもよいので、オン電圧の上昇を防止することができる。
さらに、N型エピタキシャル層3に接するトレンチ5側面部分に形成されたゲート絶縁膜7に隣接しているゲート電極9の部分はN型であるN型不純物層9bであるので、多数キャリアの蓄積効果を増加させることができ、オン電圧を下げることができる。
図3から図8は図1及び図2に示した半導体装置の製造工程を製造方法の一実施例として説明するための工程断面図である。
図1及び図3から図8を参照して製造方法の一実施例を説明する。
図1及び図3から図8を参照して製造方法の一実施例を説明する。
(1)写真製版技術及びエッチング技術により、N型単結晶シリコン基板(N+)1上に形成されたN型エピタキシャル層(N−)3にトレンチ5を形成する。トレンチ5の内壁を含んでN型エピタキシャル層3の表面にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜7を形成する(図3参照)。
(2)例えばCVD(chemical vapor deposition)法により、トレンチ5の内を含んでゲート絶縁膜7上にトレンチ5を埋め込まない程度の膜厚でノンドープの第1ポリシリコン23を形成する。ここでは幅が0.8μmのトレンチ5に対して第1ポリシリコン23を250nm程度の膜厚に形成した(図4参照)。ここでは第1ポリシリコン23としてノンドープのものを形成したが、第1ポリシリコン23はP型不純物イオン又はN型不純物イオンを含むドープポリシリコンであってもよい。ただし、この実施例ではトレンチ5側面のゲート絶縁膜7に隣接する第1ポリシリコン23にはP型不純物イオンが含まれていないことが好ましいので、第1ポリシリコン23としてノンドープのもの又はN型不純物イオンを含むものを形成することが好ましい。
(3)第1ポリシリコン23の表面に膜厚が例えば25nmのシリコン酸化膜25を形成する。イオン注入技術により、P型不純物イオン、ここではB+イオン(ボロンイオン)27を例えば注入角度は0°、ドーズ量は1.0×1014〜1.0×1015atom/cm2、注入エネルギーは20keVの条件でシリコン酸化膜25を介して第1ポリシリコン23に注入する。ここで、B+イオンを注入角度は0°で第1ポリシリコン23に注入しているので、トレンチ5側面に隣接している第1ポリシリコン23部分にはB+イオンは注入されない(図5参照)。この実施例では、B+イオンの注入前に第1ポリシリコン23の表面にシリコン酸化膜25を形成する工程を含み、シリコン酸化膜25を介してB+イオンを注入しているので、B+イオンのチャネリングを防止することができ、B+イオンがトレンチ5底部のゲート絶縁膜7を介してN型エピタキシャル層3へ突き抜けるのを防止することができる。なお、シリコン酸化膜25がなくてもN型エピタキシャル層3へのB+イオンの突き抜けが心配されない場合は、シリコン酸化膜25を形成しなくてもよい。また、この実施例ではB+イオンを注入角度は0°で第1ポリシリコン23に注入しているが、斜めイオン注入によりB+イオンを注入してもよい。この場合、トレンチ5側面に隣接している第1ポリシリコン23部分にもB+イオンが注入されるが、そのB+イオンがMOSFETのオン電圧の低下に影響を与えない程度の濃度であることが好ましい。
(4)上記工程(3)で注入したB+イオンを活性化した後、シリコン酸化膜25を除去する。例えばCVD法により、トレンチ5の内を含んで第1ポリシリコン23上にトレンチ5を埋め込む程度の膜厚でノンドープの第2ポリシリコン29を形成する(図6参照)。ここで、第2ポリシリコン29の膜厚はその表面が平らになる程度であることが好ましい。なお、上記工程(3)で注入したB+イオンの活性化は次工程でのリンイオン拡散と同時に行なってもよい。また、ここでは第2ポリシリコン29としてノンドープのものを形成しているが、第2ポリシリコンはトレンチ型パワーMOSFETの完成時にオン電圧の低下に影響を与えない程度のP型不純物イオンを含むドープポリシリコンであってもよいし、トレンチ5底部に注入されたB+イオンがトレンチ型パワーMOSFETの完成時に消失しない程度のN型不純物イオンを含むドープポリシリコンであってもよい。
(5)第2ポリシリコン29上にリン(図示は省略)を堆積し、熱拡散処理を施して第2ポリシリコン29及び第1ポリシリコン23にリンイオンを導入する。リンイオンは第2ポリシリコン29の表面から導入され、トレンチ5の底部側ほどリンイオン濃度が薄くなる。トレンチ5外の第1ポリシリコン23に注入されたB+イオンはリンイオンの導入によりN型に打ち返される。トレンチ5底部の第1ポリシリコン23に注入されたB+イオンは、その部分に導入されるリンイオンの濃度が低いので打ち消されずに残る。これにより、トレンチ5の底部側にトレンチ5側面のゲート絶縁膜7とは間隔をもって形成されたP型不純物層(逆不純物層)9aと、P型不純物層9a以外の領域、すなわちトレンチ5の表面側及びトレンチ5側面のゲート絶縁膜7に隣接する領域に形成されたN型不純物層9bからなるゲート電極9が形成される(図7参照)。なお、トレンチ5外の第1ポリシリコン23にP型不純物層が残っていても、その部分の第1ポリシリコン23は次工程で除去されるので問題ない。
(6)トレンチ5外の第2ポリシリコン29及び第1ポリシリコン23をエッチング処理によって除去する(図7参照)。
(7)通常のトレンチ型パワーMOSFETの製造工程により、N型エピタキシャル層3にP型チャネル拡散層(P−)11、N型ソース拡散層(N+)13及びP型コンタクト拡散層(P+)15を形成し、さらに層間絶縁膜17、ソース電極19及びドレイン電極21を形成してトレンチ型パワーMOSFETが完成する(図1参照)。このようにして、この製造方法の実施例によれば、図1に示した半導体装置の実施例を作成することができる。なお、P型チャネル拡散層11、N型ソース拡散層13及びP型コンタクト拡散層15はトレンチ5の形成前に形成しておいてもよい。
(7)通常のトレンチ型パワーMOSFETの製造工程により、N型エピタキシャル層3にP型チャネル拡散層(P−)11、N型ソース拡散層(N+)13及びP型コンタクト拡散層(P+)15を形成し、さらに層間絶縁膜17、ソース電極19及びドレイン電極21を形成してトレンチ型パワーMOSFETが完成する(図1参照)。このようにして、この製造方法の実施例によれば、図1に示した半導体装置の実施例を作成することができる。なお、P型チャネル拡散層11、N型ソース拡散層13及びP型コンタクト拡散層15はトレンチ5の形成前に形成しておいてもよい。
図9は製造方法の他の実施例の一部を示す工程断面図である。
この製造方法の実施例の工程は、図1及び図3から図8を参照して説明した製造方法の上記実施例の上記工程(3)を除いて上記実施例と同じである。
上記実施例では、ゲート電極9のP型不純物層9aを形成するためのイオン注入種としてB+イオンを用いている(上記工程(3)及び図5を参照。)。
この製造方法の実施例の工程は、図1及び図3から図8を参照して説明した製造方法の上記実施例の上記工程(3)を除いて上記実施例と同じである。
上記実施例では、ゲート電極9のP型不純物層9aを形成するためのイオン注入種としてB+イオンを用いている(上記工程(3)及び図5を参照。)。
図9に示すように、この実施例では、ゲート電極9のP型不純物層9aを形成するためのイオン注入種としてBF2 +イオンを用いる。さらに、BF2 +イオンの注入前にシリコン酸化膜25(図5参照)を形成する工程を含まない。ここで、BF2 +イオンの注入条件は、例えば注入角度は0°、ドーズ量は1.0×1014〜1.0×1015atom/cm2、注入エネルギーは40keVである。
BF2 +イオンはイオン半径がB+イオンに比べて大きいので、BF2 +イオンの注入前にシリコン酸化膜を形成しなくてもチャネリングを起こす確率が低いので、シリコン酸化膜25(図5参照)を形成する必要はない。また、BF2 +イオンを用いれば、B+イオンを用いる場合に比べて、半導体層への突き抜けマージンを大きくすることができる。なお、第1ポリシリコン23の表面には自然酸化膜が形成されるので、第2ポリシリコン29を形成する前に第1ポリシリコン23表面の自然酸化膜を除去する工程は必要である。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、寸法、形状、材料、配置、製造工程条件などは一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施例では、ゲート電極を形成するポリシリコンのトレンチ底部側の逆不純物層がP型不純物層、その他の部分がN型不純物層によって形成されたN型ポリシリコンゲート電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ゲート電極を形成するポリシリコンのトレンチ底部側の逆不純物層がN型不純物層、その他の部分がP型不純物層によって形成されたP型ポリシリコンゲート電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用してもよい。
なお、上記P型ポリシリコンゲート電極を形成するために逆不純物層としてのN型不純物層を形成するためにP-イオン又はAs-イオンを注入する際、図9を参照して説明したBF2 +イオン注入と同様に、P-イオン又はAs-イオンはイオン半径がB+イオンに比べて大きいので、P-イオン又はAs-イオンの注入前にシリコン酸化膜を形成しなくてもチャネリングを起こす確率が低いので、シリコン酸化膜25(図5参照)を形成する必要はない。さらに、P-イオン又はAs-イオンを用いる場合は、B+イオンを用いる場合に比べて、半導体層への突き抜けマージンを大きくすることができる。
例えば、上記実施例では、ゲート電極を形成するポリシリコンのトレンチ底部側の逆不純物層がP型不純物層、その他の部分がN型不純物層によって形成されたN型ポリシリコンゲート電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ゲート電極を形成するポリシリコンのトレンチ底部側の逆不純物層がN型不純物層、その他の部分がP型不純物層によって形成されたP型ポリシリコンゲート電極を備えたトレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用してもよい。
なお、上記P型ポリシリコンゲート電極を形成するために逆不純物層としてのN型不純物層を形成するためにP-イオン又はAs-イオンを注入する際、図9を参照して説明したBF2 +イオン注入と同様に、P-イオン又はAs-イオンはイオン半径がB+イオンに比べて大きいので、P-イオン又はAs-イオンの注入前にシリコン酸化膜を形成しなくてもチャネリングを起こす確率が低いので、シリコン酸化膜25(図5参照)を形成する必要はない。さらに、P-イオン又はAs-イオンを用いる場合は、B+イオンを用いる場合に比べて、半導体層への突き抜けマージンを大きくすることができる。
また、上記実施例では、Nチャネル型トレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、Pチャネル型トレンチ型パワーMOSFETに本発明を適用することもできる。
また、ゲート絶縁膜は、シリコン酸化膜に限定されるものではなく、シリコン窒化膜や、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜など、他の絶縁性材料からなるものであってもよい。
また、ゲート絶縁膜は、シリコン酸化膜に限定されるものではなく、シリコン窒化膜や、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の積層膜など、他の絶縁性材料からなるものであってもよい。
1 N型単結晶シリコン基板
3 N型エピタキシャル層
5 トレンチ
7 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
9a P型不純物層(逆不純物層)
9b N型不純物層
11 P型チャネル拡散層
13 N型ソース拡散層
23 第1ポリシリコン
25 シリコン酸化膜
3 N型エピタキシャル層
5 トレンチ
7 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
9a P型不純物層(逆不純物層)
9b N型不純物層
11 P型チャネル拡散層
13 N型ソース拡散層
23 第1ポリシリコン
25 シリコン酸化膜
Claims (7)
- ドレインを構成する半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、半導体層の表面側にトレンチに隣接してトレンチよりも浅く形成されたチャネル拡散層と、チャネル拡散層の表面側にトレンチに隣接して形成されたソース拡散層をもつパワーMOSFETを備えた半導体装置において、
前記ゲート電極を形成する前記ポリシリコンの前記トレンチ底部側に、前記トレンチ表面側のポリシリコンに導入された不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンが導入された逆不純物層を備えていることを特徴とする半導体装置。 - 前記トレンチ側面の前記ゲート絶縁膜に隣接する前記ゲート電極のポリシリコン部分には前記逆不純物層を形成するための不純物イオンは導入されていない請求項1に記載の半導体装置。
- 前記逆不純物層に導入されている不純物イオンはB+イオン又はBF2 +イオンである請求項1又は2に記載の半導体装置。
- ドレインを構成する半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチ内にゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなるゲート電極と、半導体層の表面側にトレンチに隣接してトレンチよりも浅く形成されたチャネル拡散層と、チャネル拡散層の表面側にトレンチに隣接して形成されたソース拡散層をもつパワーMOSFETを備えた半導体装置の製造方法において、
内壁に前記ゲート絶縁膜が形成された前記トレンチ内に前記トレンチを埋め込まない程度の膜厚で第1ポリシリコンを形成する工程と、
前記第1ポリシリコンに逆不純物層用の不純物イオンをイオン注入する工程と、
前記トレンチを埋め込む程度の膜厚で前記第1ポリシリコン上に第2ポリシリコンを形成する工程と、
前記トレンチ底部の前記第1ポリシリコンに注入された前記逆不純物層用の不純物イオンが打ち消されない程度に前記第2ポリシリコン及び前記第1ポリシリコンに前記逆不純物層用の不純物イオンとは反対導電型の不純物イオンを導入する工程と、をその順に含むことを特徴とする半導体装置。 - 前記逆不純物層用の不純物のイオン注入において、注入角度を0°で行なう請求項4に記載の半導体装置。
- 前記逆不純物層用の不純物イオンとしてB+イオンを用い、B+イオンの注入前に前記第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含む請求項4又は5に記載の半導体装置。
- 前記逆不純物層用の不純物イオンとしてBF2 +イオンを用い、BF2 +イオンの注入前に前記第1ポリシリコン表面にシリコン酸化膜を形成する工程を含まない請求項項4又は5に記載の半導体装置。
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