JP2008049802A - クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 コスト安価で強固な固定状態が得られる合成樹脂製のクリップの提供。
【解決手段】 一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたトリムを一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたパネルに固定する合成樹脂製のクリップであって、一体に連設された頭部1と脚部2とから成り、脚部2は、一の対向する側面に撓み可能に設けられる一対の第1係合腕5と、他の対向する側面に撓み可能に設けられて上記トリムとパネルの各拡径孔部の周縁に個々に当接する当接部9を有する一対の第2係合腕7と、一の対向する側面に設けられて上記各第1係合腕5と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対の第1ストッパー壁11と、他の対向する側面に設けられて上記各第2係合腕7の当接部9と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持する一対の第2ストッパー壁12とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたトリムを一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたパネルに固定する合成樹脂製のクリップであって、一体に連設された頭部1と脚部2とから成り、脚部2は、一の対向する側面に撓み可能に設けられる一対の第1係合腕5と、他の対向する側面に撓み可能に設けられて上記トリムとパネルの各拡径孔部の周縁に個々に当接する当接部9を有する一対の第2係合腕7と、一の対向する側面に設けられて上記各第1係合腕5と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対の第1ストッパー壁11と、他の対向する側面に設けられて上記各第2係合腕7の当接部9と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持する一対の第2ストッパー壁12とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、自動車サンバイザーの軸部を保持するサンバイザーホルダーなどとして好適に使用される合成樹脂製のクリップに関するものである。
従来のサンバイザーホルダーは、具体的には図示しないが、合成樹脂で別体成形されたホルダー部材とグロメット部材の2部品から成り、前者のホルダー部材は、C字状の保持部と円筒状の脚部とを備え、該円筒状の脚部の対向する側面に一対の係合爪を撓み可能に形成し、後者のグロメット部材は、全体が中空の直方体状に成形されて、一の対向する側面にルーフトリムを支持する一対の支持片を形成し、他の対向する側面に上記各係合爪が外方へ突出する一対の開口窓を画成する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
そして、実際に、サンバイザーの軸部を保持する場合には、まず、上記したグロメット部材の中空内部にホルダー部材の脚部を押し込んで、ホルダー部材の各係合爪がグロメット部材の対応する開口窓から外方へ突出する状態を得て、ルーフトリムに予め穿設されている取付孔内にホルダー部材と一体化したグロメット部材を挿入すると、上記各支持片が内側に撓みながら取付孔を通過して、ルーフトリムの取付孔の周面を弾性的に支持するので、これにより、サンバイザーホルダーがルーフトリム側に仮止めされる。
そこで、今度は、斯かる状態のまま、グロメット部材をルーフパネルに予め穿設されている取付孔に挿入すると、当該グロメット部材の各開口窓から外方へ突出するホルダー部材の係合爪がルーフパネルの取付孔の孔縁に係合するので、これにより、サンバイザーホルダーがルーフパネル側に本固定される。従って、後は、この固定されたサンバイザーホルダーのC字状保持部にサンバイザーの軸部を弾性的に嵌合すれば、当該軸部が脱着可能に保持されることとなる。
又、逆に、このサンバイザーホルダーをルーフパネルから取り外す場合には、ホルダー部材をグロメット部材に対して強制的に相対回転させると、ホルダー部材の上記開口窓から外方へ突出する一対の係合爪がグロメット部材の内部に入り込んで、ルーフパネルの取付孔の孔縁との係合を解くので、このまま、サンバイザーホルダーをルーフトリムと一緒に引き抜けば、サンバイザーホルダーをルーフパネルから取り外すことが可能となる。
特許第3628945号公報
従って、従来のサンバイザーホルダーは、サンバイザーの軸部を確実に保持できることに加えて、工具を使用せずとも、ルーフパネルから容易に取り外すことができる利点を有することとなるが、この為には、ホルダー部材とグロメット部材の2部品が必要となるので、成形金型費を含め、自ずと、コスト高となることは否めないばかりか、ルーフパネルに対する本固定状態にあっては、ホルダー部材の各係合爪がその取付孔の孔縁に2箇所で係合しているだけであるから、ルーフトリムの強固な固定状態が得られない恐れも十分にあった。
本発明は、斯かる従来のサンバイザーホルダーが抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたトリムを一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたパネルに固定する合成樹脂製のクリップであって、一体に連設された頭部と脚部とから成り、脚部は、一の対向する側面に撓み可能に設けられる一対の第1係合腕と、他の対向する側面に撓み可能に設けられて上記トリムとパネルの各拡径孔部の周縁に個々に当接する当接部を有する一対の第2係合腕と、一の対向する側面に設けられて上記各第1係合腕と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対の第1ストッパー壁と、他の対向する側面に設けられて上記各第2係合腕の当接部と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持する一対の第2ストッパー壁とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、一対の第2係合腕の先端部に、少なくとも、パネルへの取付時に、対応する一対の第2ストッパー壁を係入するスリットを設けたことを特徴とする。
依って、請求項1記載の発明にあっては、クリップ自体が合成樹脂の一体成形品であるので、成形金型費を含めて、コストが安価となることは言うまでもない。又、トリムをパネルに固定する場合には、トリム側の取付孔が有する拡径孔部内に一対の第2係合腕を臨ましめながら、トリムの取付孔内に脚部を挿入すると、トリムが頭部と第2係合腕の当接部で支持されるので、これにより、クリップ自体がトリム側に仮止めされる。そこで、このまま、パネル側の取付孔が有する拡径孔部内に同じく一対の第2係合腕を臨ましめながら、パネルの取付孔内に脚部を挿入すると、今度は、一対の第1係合腕が当該取付孔を通過して、第1ストッパー壁と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持すると同時に、一対の第2係合腕の当接部が第2ストッパー壁と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持するので、これにより、トリムがパネルに本固定される訳であるが、このクリップのパネルに対する取付状態にあっては、一対の第1係合腕と一対の第2係合腕の4箇所で取り付けられるので、トリムの固定状態が頗る安定して強固なものとなる。
請求項2記載の発明にあっては、一対の第2係合腕の先端部にスリットを設けて、少なくとも、クリップのパネルへの取付時には、当該スリット内に第2ストッパー壁を係入させる関係で、パネルの拡径孔部内にある一対の第2係合腕の剛性が向上するので、クリップ自体のトリムやパネルの取付孔内での不要なガタツキを有効に防止できると共に、クリップの取り外しに際しクリップを回転させる場合に、一対の第2係合腕をパネルの取付孔の内側に強制的に撓ませて入り込ませる時にも、やはり、スリット内に第2ストッパー壁が係入して剛性を向上させているので、第2係合腕の回転方向への変形を効果的に抑制して、その破損を有効に防止できる。
本発明は、一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたトリムを一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたパネルに固定する合成樹脂製のクリップを前提として、頭部と一体に連設される脚部に対して、一の対向する側面に撓み可能に設けられる一対の第1係合腕と、他の対向する側面に撓み可能に設けられて上記トリムとパネルの各拡径孔部の周縁に個々に当接する当接部を有する一対の第2係合腕と、一の対向する側面に設けられて上記各第1係合腕と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対の第1ストッパー壁と、他の対向する側面に設けられて上記各第2係合腕の当接部と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持する一対の第2ストッパー壁とを備えさせることにより、クリップ自体のコストを安価にしながら、トリムをパネルに強固に固定せんとするものである。
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係るクリップは、自動車サンバイザーの軸部を保持するサンバイザーホルダーとして開発されたもので、合成樹脂で一体に成形されて、その具体的な構造は、図1に示す如く、頭部たるC字状の保持部1と角筒状の脚部2とから成る。
そして、前者の保持部1は、図2・図3にも示す如く、そのC字形状の内部にサンバイザーの軸部を弾性的に保持するもので、内面側にばね片3と複数の突起4を一体に形成して、ばね片3でサンバイザーの軸部を各突起4方向に押し付けることにより、C字形状の内部に当該軸部を脱着可能に保持して、通常時は、不用意に抜け外れることを防止する構成となっている。
後者の脚部2は、同じく、図2・図3にも示す如く、角筒状を呈するその一の対向する側面に脚部2の先端から保持部1方向に向って延びる一対の第1係合腕5を切割り6を介して撓み可能に設けると共に、同他の対向する側面に脚部2の先端から保持部1方向に向って拡開しながら延びる一対の第2係合腕7を撓み可能に設けて、第1係合腕5の自由端縁に対しては、後述するルーフパネル23の取付孔24の孔縁に係合する係合肩部8を一体に形成し、第2係合腕7の両側縁に対しては、後述するルーフトリム21とルーフパネル23の各取付孔22・24が有する拡径孔部22a・24aの周縁に個々に当接する2個の当接部9を一体に形成する構成となっている。
又、一対の第2係合腕7の先端部中央に対しては、少なくとも、クリップをルーフパネル23に取り付けた時に、後述する第2ストッパー壁12を係入するスリット10を開設する構成を併せて採用している。尚、上記した各当接部9の下面9a側には、ルーフトリム21のみの板厚に対応する場合と、ルーフトリム21とルーフパネル23との両板厚に対応する場合を考慮して、テーパー形状が積極的に付与されている。
更に、本実施例にあっては、脚部2の一の対向する側面に上記各第1係合腕5と共働してルーフパネル23の取付孔24の孔縁を挾持する二叉状を呈する一対の第1ストッパー壁11を突設すると共に、同他の対向する側面に上記各第2係合腕7の当接部9と共働してルーフパネル23の拡径孔部24aの周縁を挾持する単一壁からなる一対の第2ストッパー壁12を突設して、クリップをルーフパネル23に取り付けた時には、その取付孔24の孔縁と拡径孔部24aの周縁とを4箇所で強固に挾持できる構成となっている。
尚、ルーフトリム21に穿設される取付孔22は、図4に示す如く、完全なる正円として形成して、その対向する周縁側に上記各第2係合腕7を差し込む一対の拡径孔部22aを形成し、ルーフパネル23に穿設される取付孔24も、同図に示す如く、同じく、完全なる正円として形成して、その対向する周縁側に第2係合腕7を差し込む一対の拡径孔部24aを形成するものとする。
依って、上記した構成のクリップを用いて、サンバイザーの軸部をその保持部1で保持する場合には、まず、ルーフトリム21に当該クリップを仮止めすることとなるが、この時には、ルーフトリム21の取付孔22の各拡径孔部22aに一対の第2係合腕7を臨ましめながら、取付孔22内に脚部2を先端側から挿入すると、図5に示す如く、一対の第2係合腕7が内側に撓みながら挿入されて、各第2係合腕7の当接部9と各第1係合腕5とが取付孔22を通過することとなる。尚、この状態において、一対の第1係合腕5間の最大寸法は、ルーフトリム21の取付孔22の内径よりも小さく設定されている。
そして、斯かる状態にあっては、保持部1の面取り部1aが施されている拡大周囲縁と4個の当接部9のテーパー下面9aとで、ルーフトリム21を内外側から支持することとなるので、ルーフトリム21に対するクリップの確実且つ安定した仮止め状態が保障されることとなる。又、この時にも、一対の第2係合腕7の先端部に開設されている各スリット10内に対応する第2ストッパー壁12の上端部が係入するように構成すれば、一対の第2係合腕7の剛性が向上してその変形が防止されるので、これにより、不要なガタツキや回転が阻止されて、この点からも、クリップの仮止め状態が一層確実且つ安定化する。尚、この場合は、一対の第1係合腕5の方は、クリップ自体の仮止めには何ら作用していない。
そこで、今度は、ルーフトリム21側に仮止めされているクリップをルーフパネル23の取付孔24内に挿入することとなるが、この時には、やはり、ルーフパネル23の取付孔24の各拡径孔部24aに一対の第2係合腕7を臨ましめながら、当該取付孔24内に脚部2を先端側から挿入すると、図6に示す如く、一対の第1係合腕5がルーフパネル23の取付孔24の孔縁で内側に撓みながら取付孔24を通過して、通過後は、その自由端側に形成された各係合肩部8を取付孔24の孔縁に自動的に係合するので、これにより、一対の第1係合腕5と一対の第1ストッパー壁11とで取付孔24の孔縁が内外側から挾持されることとなる。
更に、これに加えて、一対の第2係合腕7の各当接部9のテーパー下面9aがルーフパネル23の取付孔24が有する各拡径孔部24aの周縁に当接するので、これにより、一対の第2係合腕7の当接部9と一対の第2ストッパー壁12とで、当該取付孔24の拡径孔部24aの周縁が内外側から挾持される。従って、これにより、最終的には、ルーフトリム21がルーフパネル23に本固定される訳であるが、このクリップのルーフパネル23に対する取付状態にあっては、一対の第1係合腕5と一対の第2係合腕7の4箇所で取り付けられるので、従来のものと比較すると、トリムの固定状態が頗る強固となる。
又、斯かる状態にあっては、一対の第2係合腕7の先端部に開設されているスリット10内に対応する第2ストッパー壁12の上端部が係入することとなるので、ルーフパネル23の取付孔24の各拡径孔部24a内に臨んでいる第2係合腕7の剛性が向上して、クリップ自体のルーフトリム21やルーフパネル23の取付孔22・24内での不要なガタツキを有効に防止できる。従って、後は、具体的には図示しないが、このルーフパネル23側に取り付けられたクリップの保持部1にサンバイザーの軸部を弾性的に嵌合すれば、当該軸部が脱着可能に保持されることとなる。
逆に、このクリップをルーフパネル23から取り外す場合には、クリップ自体をその保持部1などを把持して90°回転させて、ルーフパネル23の取付孔24が有する拡径孔部24a内に臨んでいる一対の第2係合腕7を取付孔24の内側に撓ませながら入り込ませると、今度は、図7に示す如く、当該取付孔24の各拡径孔部24a内に一対の第1係合腕5が臨むこととなるので、斯かる状態を得た後は、図8に示す如く、クリップを引き抜くだけで、一対の第1係合腕5はルーフトリム21の取付孔22が有する各拡径孔部22aを通って引き抜かれる。従って、これにより、クリップをルーフパネル23から簡単に取り外すことが可能となると同時に、ルーフトリム21の固定状態をも即座に解除して、クリップをルーフトリム21からも容易に取り外すことが可能となる。
尚、斯かる取り外しに際して、一対の第2係合腕7をルーフパネル23の取付孔24の内側に強制的に撓ませて入り込ませる時にも、上記した如く、一対の第2係合腕7のスリット10内に第2ストッパー壁12が係入して剛性を向上させているので、各第2係合腕7の回転方向への変形を効果的に抑制して、その破損などを有効に防止できることとなる。
上記した実施例においては、本発明に係るクリップをサンバイザーの軸部を保持するサンバイザーホルダーに応用したものであるが、本発明は、これに限定されるものではなく、保持部1を本来の頭部として利用することにより、単に、自動車のその他のトリムを車体パネルなどに固定するクリップとしても広く応用できるものである。
本発明に係るクリップは、コスト安価で且つトリムをパネルに強固に固定することができるものであるから、これを自動車サンバイザーの軸部を保持するサンバイザーホルダーとして応用すれば、頗る好都合なものとなる。
1 保持部(頭部)
1a 面取り部
2 脚部
3 ばね片
4 突起
5 第1係合腕
6 切割り
7 第2係合腕
8 係合肩部
9 当接部
9a 当接部のテーパー下面
10 スリット
11 第1ストッパー壁
12 第2ストッパー壁
21 ルーフトリム(トリム)
22 取付孔
22a 拡径孔部
23 ルーフパネル(パネル)
24 取付孔
24a 拡径孔部
1a 面取り部
2 脚部
3 ばね片
4 突起
5 第1係合腕
6 切割り
7 第2係合腕
8 係合肩部
9 当接部
9a 当接部のテーパー下面
10 スリット
11 第1ストッパー壁
12 第2ストッパー壁
21 ルーフトリム(トリム)
22 取付孔
22a 拡径孔部
23 ルーフパネル(パネル)
24 取付孔
24a 拡径孔部
Claims (2)
- 一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたトリムを一対の拡径孔部を有する取付孔が穿設されたパネルに固定する合成樹脂製のクリップであって、一体に連設された頭部と脚部とから成り、脚部は、一の対向する側面に撓み可能に設けられる一対の第1係合腕と、他の対向する側面に撓み可能に設けられて上記トリムとパネルの各拡径孔部の周縁に個々に当接する当接部を有する一対の第2係合腕と、一の対向する側面に設けられて上記各第1係合腕と共働してパネルの取付孔の孔縁を挾持する一対の第1ストッパー壁と、他の対向する側面に設けられて上記各第2係合腕の当接部と共働してパネルの拡径孔部の周縁を挾持する一対の第2ストッパー壁とを備えることを特徴とするクリップ。
- 一対の第2係合腕の先端部に、少なくとも、パネルへの取付時に、対応する一対の第2ストッパー壁を係入するスリットを設けたことを特徴とする請求項1記載のクリップ。
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