JP2008043050A - 電動機制御装置及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型、軽量で、少ないうなり音で、連続的な回転数制御ができる電動機制御装置を提供する。
【解決手段】整流手段2の出力電圧が電源周波数の2倍周波で脈動する平滑手段3と、電動機5駆動用に平滑手段3の出力電圧を交流電圧に変換する直交変換手段4と、電流検出手段6で検出された電動機5の電流値に基づき電動機5の回転位相を演算する位相演算手段7と、電動機5の回転数を指令する回転数指令手段11からの回転数指令値と位相演算手段7で演算された実回転数より電流指令値を演算する電流指令演算手段8と、電流指令値と電流検出手段6で検出された電流値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段9と、電圧指令値から直交変換手段4を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段10と、回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させる変動回転数指令手段13を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】整流手段2の出力電圧が電源周波数の2倍周波で脈動する平滑手段3と、電動機5駆動用に平滑手段3の出力電圧を交流電圧に変換する直交変換手段4と、電流検出手段6で検出された電動機5の電流値に基づき電動機5の回転位相を演算する位相演算手段7と、電動機5の回転数を指令する回転数指令手段11からの回転数指令値と位相演算手段7で演算された実回転数より電流指令値を演算する電流指令演算手段8と、電流指令値と電流検出手段6で検出された電流値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段9と、電圧指令値から直交変換手段4を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段10と、回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させる変動回転数指令手段13を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動機を駆動制御する電動機制御装置及び空気調和機に関するものである。
従来、この種の電動機制御装置において、特に、整流手段の出力端子に、著しく小容量のコンデンサとリアクタで構成される平滑手段を接続し、出力電圧が交流電源周波数の2倍周波で大きく脈動するような電動機制御装置では、交流電源周波数の整数倍と電動機の回転数の整数倍との差であるビート音に起因したうなり音を避けるために、うなり音が発生する可能性のある電動機回転数をスキップして、実際にはうなり音が発生しない回転数での駆動を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
図7〜図10は、上記特許文献1に記載された従来の電動機制御装置において、うなり音を回避するため、うなり音が発生する回転数領域内(fm12<fx<fm11)の指令回転数fxをfm12、fm10、fm11のいずれかにスキップさせる指令回転数fxと出力指令回転数fyを概念的に示した図である。
特開2006−34070号公報
しかしながら、前記従来の電動機制御装置による駆動では、うなり音を回避するために、うなり音が発生する可能性がある回転数領域をスキップするため、使用できない回転数領域が存在し、特にこの回転数領域が広くなる場合等は、連続的な回転数制御が出来ず、この回転数領域を挟んでハンチングなど安定性に欠けるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、うなり音が発生する回転数領域内の回転数で駆動させながらうなり音の発生を抑制し、円滑に電動機を駆動することが出来る電動機制御装置及び空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動機制御装置は、交流電源を整流する整流手段と、前記整流手段の出力電圧が前記交流電源の周波数の2倍周波で脈動する平滑手段と、電動機を駆動するために前記平滑手段の出力電圧を交流電圧に変換する直交変換手段と、前記電動機の電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出値に基づき前記電動機の回転位相を演算する位相演算手段と、前記電動機の回転数を指令する回転数指令手段と、前記回転数指令手段からの回転数指令値と前記位相演算手段で演算された実回転数より電流指令値を演算する電流指令演算手段と、前記電流指令値と前記電流検出手段で検出された電流値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段と、前記電圧指令値から前記直交変換手段を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段と、前記回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させる変動回転数指令手段を備えたもので、うなり音が発生する回転数領域内でうなり音を抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
又、本発明の空気調和機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動機制御装置と、前記電動機制御装置で制御される電動機と、前記電動機で駆動される圧縮機を備えたもので、うなり音を抑制しながら、平滑手段を構成するコンデンサおよびリアクタを小容量化することができるので、空気調和機の小型化・軽量化、低コスト化を図ることが出来る。
本発明の電動機制御装置及び空気調和機は、小型、軽量で、且つうなり音が発生する回転数領域内において、うなり音の発生を抑制することが出来る。
第1の発明は、交流電源を整流する整流手段と、前記整流手段の出力電圧が前記交流電源の周波数の2倍周波で脈動する平滑手段と、電動機を駆動するために前記平滑手段の出力電圧を交流電圧に変換する直交変換手段と、前記電動機の電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出値に基づき前記電動機の回転位相を演算する位相演算手段と、前記電動機の回転数を指令する回転数指令手段と、前記回転数指令手段からの回転数指令値と前記位相演算手段で演算された実回転数より電流指令値を演算する電流指令演算手段と、前記電流指令値と前記電流検出手段で検出された電流値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段と、前記電圧指令値から前記直交変換手段を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段と、前記回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させる変動回転数指令手段を備えたもので、うなり音が発生する回転数領域内でうなり音を抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
第2の発明は、特に、第1の発明の変動回転数指令手段は、回転数指令手段からの回転数指令値が交流電源の周波数の整数倍と電動機の回転数の整数倍が一致する回転数近傍で、位相演算手段で演算された実回転数が前記回転数指令値に到達後、前記回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させるもので、うなり音が発生する回転数領域のみでうなり音抑制のための変動回転数指令値を回転数指令値に重畳させうなり音を抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の交流電源の周波数を検出する周波数検出手段を具備したもので、交流電源の周波数の変動に合わせて変動回転数指令値を重畳させる回転数領域を設定し、うなり音を抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか一つの発明の変動回転数指令手段は、周期性のある変動回転数指令値を回転数指令値に重畳させると共に、前記変動回転数指令値の変動周期を電動機の回転数により調整し、前記変動回転数指令値の変動幅を前記電動機に加わる負荷に応じて調整するもので、うなり音が発生する回転数、負荷状態によらず、うなり音を抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の平滑手段を、コンデンサおよびリアクタで構成し、該コンデンサおよびリアクタより求められる共振周波数を、交流電源の周波数の40倍以上になるよう設定したもので、整流手段への入力電流の電源高調波特性の高性能化を実現させることが出来る。
第6の発明は、特に、第1〜4のいずれか一つの発明の平滑手段を、コンデンサおよびリアクタで構成し、前記コンデンサにフィルムコンデンサを用いたもので、温度による寿命特性への影響を気にせず使用環境を選択することが出来る。
第7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動機制御装置と、前記電動機制御装置で制御される電動機と、前記電動機で駆動される圧縮機を備えたもので、うなり音を抑制しながら、平滑手段を構成するコンデンサおよびリアクタを小容量化することができるので、空気調和機の小型化・軽量化、低コスト化を図ることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下に、本発明の第1の実施の形態における電動機制御装置について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電動機制御装置の制御ブロック図を示したものである。
以下に、本発明の第1の実施の形態における電動機制御装置について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電動機制御装置の制御ブロック図を示したものである。
図1において、本実施の形態における電動機制御装置は、単相交流電源である商用電源などの交流電源1より電力が供給され、供給された交流電源1を全波整流するダイオードブリッジで構成された整流手段2と、前記整流手段2からの出力電圧が交流電圧の2倍周波で大きく脈動する平滑手段3と、前記平滑手段3からの出力電圧を、電動機5を駆動するために所望の交流電圧に変換する半導体スイッチング素子により構成された直交変換手段4と、電動機5に流れる電流を検出するための電流検出手段6と、前記電流検出手段6からの検出値に基づき電動機5の回転位相を演算する位相演算手段7と、電動機5の回転数の指令値を与える回転数指令手段11と、前記回転数指令手段11からの回転数指令値と前記位相演算手段7から演算される実回転数より、電動機5を駆動するための電流指令値を演算する電流指令演算手段8と、前記電流指令値と電流検出値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段9と、前記電圧指令値から直交変換手段4を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段10と、交流電源1の周波数(以下「電源周波数」という)を検出する周波数検出手段12と、前記周波数検出手段12と位相演算手段7からの実回転数に基づき変動回転数指令値の回転数指令値への重畳の有無と変動回転数指令値の周期を調整し、前記電流指令演算手段8からの演算値に基づき変動回転数指令値の変動幅を調整する変動回転数指令手段13を有している。
ここで、電流検出手段6は、電動機5の相電流を直接電流センサなどで検出することに限らず、前記直交変換手段4の母線電流から推定検出するようにしても良い。
更に、前記平滑手段3は、共振周波数が電源周波数の40倍以上になるように設定された小容量のコンデンサ(図示せず)と該コンデンサへの突入充放電電流のピーク値を下げるためのリアクタ(図示せず)を有している。
なお、前記平滑手段3を構成するリアクタは、交流電源1と平滑手段3を構成するコンデンサの間に挿入するため、整流手段2の前後どちらに配置しても構わない。
更に、変動回転数指令値の変動幅を調整するための負荷検出は、電流指令演算手段8からの演算値に限らず、電流検出手段6からの電流検出値の利用も含むものとする。
以上のように構成された本実施の形態における電動機制御装置について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、回転数指令手段11からの回転数指令値をfx、変動回転数指令手段13からの変動回転数指令値をfxx、両指令値の合成指令値をfy(=fx+fxx)、電源周波数の整数倍と電動機5の回転数(以下、「電動機回転数」という)の整数倍が一致する回転数をfm10、この近傍回転数でうなり音が発生する下限回転数をfm12(=fm10−fbeat)、上限回転数をfm11(=fm10+fbeat)とする。また、変動回転数指令値の変動周期をTxx、変動幅をVxxとする。
交流電源1に、電源周波数50Hzの商用電源を用いた場合、平滑手段3を構成するリアクタとコンデンサの値は、その共振周波数fc=1/(2π*√(L1*C1))が電源周波数の40倍以上、すなわち2000Hz以上になるように設定する。
そこで、例えば、リアクタンス値0.5mHのリアクタと、キャパシタンス値10μF
のコンデンサを用いることで、fc(=2250Hz)>40*電源周波数(50Hz)とする。このように平滑手段3のコンデンサの容量を著しく小さくすることで、電源周波数の2倍周波で大きく脈動(リップル率80%以上)する。このように平滑手段3からの出力電圧が大きく脈動する場合、回転数fm10には50rps、100rps等が適用される。このため、回転数指令手段11からの回転数指令値fxを、fm12<fm10<fm11の範囲内で駆動させる場合、その差分のビート音に起因したうなり音が発生する。
のコンデンサを用いることで、fc(=2250Hz)>40*電源周波数(50Hz)とする。このように平滑手段3のコンデンサの容量を著しく小さくすることで、電源周波数の2倍周波で大きく脈動(リップル率80%以上)する。このように平滑手段3からの出力電圧が大きく脈動する場合、回転数fm10には50rps、100rps等が適用される。このため、回転数指令手段11からの回転数指令値fxを、fm12<fm10<fm11の範囲内で駆動させる場合、その差分のビート音に起因したうなり音が発生する。
図3〜図6は、うなり音を抑制するための変動回転数指令を示した図である。
まず図2は、うなり音が発生する回転数領域外(fx<fm12、fx>fm11)での回転数指令値を示すものである。通常、うなり音が発生しない回転数領域では一定の回転数指令値fxにより電動機5を駆動させる。
まず図2は、うなり音が発生する回転数領域外(fx<fm12、fx>fm11)での回転数指令値を示すものである。通常、うなり音が発生しない回転数領域では一定の回転数指令値fxにより電動機5を駆動させる。
次に、うなり音が発生する回転数領域での回転数指令値について説明する。
図3は、回転数指令値fxがうなり音の発生する下限値(fm12)と、電源周波数の整数倍と電動機回転数の整数倍が一致する回転数(fm10)の間となる場合の変動回転数指令値を示す。ここで、この回転数領域内の回転数指令値fx1とfx2の大小関係はfx1<fx2とする。また、一定回転数駆動を行うと発生するうなり音を抑制するために、電動機回転数を常に微小変動させるが、回転数指令値fx1に対して変動回転数指令値の変動周期をTxx1、変動幅をVxx1とし、回転数指令値fx2に対して変動回転数指令値の変動周期をTxx2、変動幅をVxx2とすると、回転数指令値により変動回転数指令値の変動周期は、Txx1<Txx2となるような変動回転数指令値を与える。更に、電動機5にかかる負荷状態の変化に対して、例えば負荷が重くなった場合は、図4に示すように、各回転数での変動回転数指令値の変動幅Vxx1’、Vxx2’はVxx1<Vxx1’、Vxx2<Vxx2’となるような変動回転数指令値を与える。
次に、図5は、回転数指令値が、電源周波数の整数倍と電動機回転数の整数倍が一致する回転数(fm10)と、うなり音の発生する上限値(fm11)の間となる場合の変動回転数指令値を示すものである。
ここでも、この回転数領域内の回転数指令値fx1、fx2の大小関係はfx1<fx2とする。また、一定回転数駆動を行うと発生するうなり音を抑制するために、電動機回転数を常に微小変動させるが、回転数指令値fx1に対して変動回転数指令値の変動周期をTxx1、変動幅をVxx1とし、回転数指令値fx2に対して変動回転数指令値の変動周期をTxx2、変動幅をVxx2とすると、回転数指令値により変動回転数指令値の変動周期は、Txx1>Txx2となるような変動回転数指令値を与える。
更に、電動機5にかかる負荷状態の変化に対して、例えば負荷が重くなった場合は図6に示すように、各回転数での変動回転数指令値の変動幅Vxx1’、Vxx2’はVxx1<Vxx1’、Vxx2<Vxx2’となるような変動回転数指令値を与える。
以上のように、本実施の形態によれば、うなり音が発生する回転数領域内で回転数指令値により変動回転数指令値の変動周期を調整し、電動機5にかかる負荷により変動幅を調整して、常にうなり音を抑制するために電動機回転数を微小変動させる変動回転数指令手段13を備えることで、平滑手段3からの出力電圧が交流電源周波数の2倍周波で大きく脈動するような電動機制御装置においても、うなり音を大幅に抑制した電動機駆動を実現させることが出来る。
又、本実施の形態では、交流電源1の周波数を検出する周波数検出手段12を備えてい
るので、交流電源1の周波数の変動に合わせて変動回転数指令値を重畳させる回転数領域を設定するようにすれば、交流電源1の周波数の変動にかかわらず、常にうなり音の少ない電動機駆動を提供することが出来る。
るので、交流電源1の周波数の変動に合わせて変動回転数指令値を重畳させる回転数領域を設定するようにすれば、交流電源1の周波数の変動にかかわらず、常にうなり音の少ない電動機駆動を提供することが出来る。
なお、上記実施の形態における平滑手段を構成するコンデンサに周囲温度の変化の影響を受けにくいフィルムコンデンサを用いるようにすれば、温度による寿命特性への影響を気にする必要が無いので、電動機制御装置の使用環境を自由に選択することが出来る。
又、空気調和機に、上記実施の形態で述べた電動機制御装置を搭載し、それで、圧縮機(図示せず)を回転駆動する電動機(図示せず)を駆動制御するようにすれば、電動機制御装置の平滑手段を構成するコンデンサおよびリアクタが小容量で、小型、軽量なので、うなり音を抑制しながら、空気調和機の小型化・軽量化、低コスト化を図ることが出来る。
以上のように、本発明にかかる電動機制御装置は、うなり音を抑制しながら連続的な回転数制御を実現できる上、低コスト化・小型化ができるので、電動機制御装置が搭載され低コスト化・小型化が求められるあらゆる機器に広く適用できる。
1 交流電源
2 整流手段
3 平滑手段
4 直交変換手段
5 電動機
6 電流検出手段
7 位相演算手段
8 電流指令演算手段
9 電圧指令演算手段
10 PWM信号発生手段
11 回転数指令手段
12 周波数検出手段
13 変動回転数指令手段
2 整流手段
3 平滑手段
4 直交変換手段
5 電動機
6 電流検出手段
7 位相演算手段
8 電流指令演算手段
9 電圧指令演算手段
10 PWM信号発生手段
11 回転数指令手段
12 周波数検出手段
13 変動回転数指令手段
Claims (7)
- 交流電源を整流する整流手段と、前記整流手段の出力電圧が前記交流電源の周波数の2倍周波で脈動する平滑手段と、電動機を駆動するために前記平滑手段の出力電圧を交流電圧に変換する直交変換手段と、前記電動機の電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出値に基づき前記電動機の回転位相を演算する位相演算手段と、前記電動機の回転数を指令する回転数指令手段と、前記回転数指令手段からの回転数指令値と前記位相演算手段で演算された実回転数より電流指令値を演算する電流指令演算手段と、前記電流指令値と前記電流検出手段で検出された電流値に基づき電圧指令値を算出する電圧指令演算手段と、前記電圧指令値から前記直交変換手段を駆動する信号を生成するPWM信号発生手段と、前記回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させる変動回転数指令手段を備えたことを特徴とする電動機制御装置。
- 変動回転数指令手段は、回転数指令手段からの回転数指令値が交流電源の周波数の整数倍と電動機の回転数の整数倍が一致する回転数近傍で、位相演算手段で演算された実回転数が前記回転数指令値に到達後、前記回転数指令値に変動回転数指令値を重畳させることを特徴とする請求項1に記載の電動機制御装置。
- 交流電源の周波数を検出する周波数検出手段を具備したことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機制御装置。
- 変動回転数指令手段は、周期性のある変動回転数指令値を回転数指令値に重畳させると共に、前記変動回転数指令値の変動周期を電動機の回転数により調整し、前記変動回転数指令値の変動幅を前記電動機に加わる負荷に応じて調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動機制御装置。
- 平滑手段を、コンデンサおよびリアクタで構成し、該コンデンサおよびリアクタより求められる共振周波数を、交流電源の周波数の40倍以上になるよう設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動機制御装置。
- 平滑手段を、コンデンサおよびリアクタで構成し、前記コンデンサにフィルムコンデンサを用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動機制御装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動機制御装置と、前記電動機制御装置で制御される電動機と、前記電動機で駆動される圧縮機を備えた空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006214107A JP2008043050A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 電動機制御装置及び空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006214107A JP2008043050A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 電動機制御装置及び空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008043050A true JP2008043050A (ja) | 2008-02-21 |
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ID=39177455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006214107A Pending JP2008043050A (ja) | 2006-08-07 | 2006-08-07 | 電動機制御装置及び空気調和機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2008043050A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226900A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
-
2006
- 2006-08-07 JP JP2006214107A patent/JP2008043050A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012226900A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 誘導加熱調理器 |
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