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JP2007521212A - エレベータ装置用のガイドレール - Google Patents

エレベータ装置用のガイドレール Download PDF

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Abstract


エレベータ装置(20)用のガイドレール(24)は、ベース部分(30)ならびにノーズ部分(32)を有するアルミニウム製の本体を具備する。一実施例において鋼板から製造されるカバー(40)は、エレベータかご(22)の移動を選択的に防止するために従来のブレーキ装置に対してブレーキ面を備えるように、ノーズ部分(32)の先端部分(36)を完全に覆う。ある実施例においては、ガイドレールのノーズ部分(32)にカバー(40)を耐熱性結合剤(42)で固定する。ある実施例においては、ガイドレール本体は、アルミニウム押し出し材から製造され、またカバーは、鋼鉄からなる。

Description

本発明は、一般的にエレベータ装置用のガイドレールに関する。さらに具体的には、本発明は、ブレーキ面を備えるように、ガイドレールの少なくとも一部に更にすぐれた耐摩耗性素材を用いるとともに、軽量素材から製造されたエレベータのガイドレールに関する。
エレベータ装置は通常、昇降路内のエレベータかごの移動を案内するガイドレールを備える。従来のガイドレールは、鋼鉄でできている。鋼製ガイドレールは、安定構造をもたらし、これにより、必要な案内機能を備えることができ、またブレーキが作動している際にブレーキ面を与えることができるが、その一方で欠点もある。鋼製ガイドレールは、重く、また比較的高額である。エレベータ装置の取り付けと関連した時間のほとんどは、ガイドレールの取り付けに充てられる。鋼製ガイドレールが使用される際には、重くてかつ扱いにくい性質により、更なる人件費が嵩む。さらに、エレベータかごの移動の際にガイドローラが移動する鋼製ガイドレールの走行面を、別の機械加工プロセスを用いて加工する必要がある。
鋼製ガイドレールを使用しない一つの試みは、アルミニウムガイドレールを用いることである。アルミニウムガイドレールと関連した重大な欠点は、アルミニウムの硬さが、エレベータのブレーキ操作と関連した表面力に耐えるのに十分でない点である。この点は、特にエレベータかごが停止する以前に高速で移動する場合の安全ブレーキに当てはまる。ブレーキ操作と関連した熱は、アルミニウムの融点に到達し、これによりガイドレールを著しく劣化させる。加えて、エレベータ装置に使用されている一般的なブレーキ素材は、堅牢でありかつ、アルミニウムガイドレールの表面を傷つける。従って、アルミニウムガイドレールは、素材ならびに取り付けの観点からコストを削減するとともに改良した走行面を提供するが、要求されるエレベータ装置の運転のための適切な特性は、通常、得られない。
本発明は、エレベータ装置におけるブレーキ装置と関連した条件に耐えるように適合したアルミニウムガイドレール構造体を使用できるようにするものである。
広く言えば、本発明は、より経済的でかつ、従来の鋼製ガイドレールに匹敵する耐久性のある、2種類の素材からなるガイドレールである。
本発明に従って設計された一実施例であるガイドレールは、第1の素材でできている本体を備える。ガイドレール本体はノーズ部分を含み、エレベータかごの移動の際にガイドローラが移動する案内面が、このノーズ部分によって提供される。第2の素材からなるカバーは、ノーズ部分の少なくとも一部に亘って延びており、またブレーキ操作の際にエレベータのブレーキ構成要素が作動するブレーキ面が、このカバーによって提供される。
ある実施例においては、ガイドレール本体は、アルミニウムから製造され、またカバーは鋼鉄から製造される。
ある実施例においては、アルミニウム製ガイドレールの適切な部分に鋼製カバーを結合剤で固定する。ある実施例における結合剤は、熱伝導性結合剤であり、ブレーキ操作の際にブレーキ部材に蓄積する傾向がある熱を分散するのに役立つ。
ある実施例においては、カバーは、鋼板から製造された細長い曲げクリップであり、このクリップは、アルミニウムガイドレールのノーズ部分におけるブレーキ領域を密接に囲む。カバーは、ブレーキパッドに直接接触するように丈夫な鋼鉄の面を備える。ある実施例においては、形成された鋼板は、ガイドレールの全長に沿って、連続して延びている。
本発明に従って設計されたガイドレールは、ガイドレール本体を形成するために、アルミニウムのような軽量素材を用いることに関連した全ての利点をもたらしながらも、例えば、ブレーキ装置に対する鋼製ガイドレールと関連した耐久性などの利点をもたらす。
本発明における種々の特徴ならびに長所は、後述する実施例の詳細な説明から当業者に明らかになるであろう。
図1は、エレベータ装置20を概略的に示しており、エレベータかご22は、上下に移動するように支持され、かつガイドレール24によって案内されている。複数の取付ブラケット26は、既知の方法で昇降路(図示せず)内の望ましい位置に、ガイドレール24を固定する。
図2〜4から理解できるように、ガイドレール24は2つの異なる素材でできている。ガイドレール本体は、ベース部分30を含み、例えば、この部分は、従来の取付ブラケットを用いて昇降路の静止面28に対して固定される。ノーズ部分32は、ベース部分30から離れて延びている。図2の実施例においては、ガイドレール24は、T字型断面を有する。
ノーズ部分32は、両側に案内面34を備える。案内面は、従来のガイドローラを受けるように形成され、例えば、このガイドローラは、エレベータかご22の望ましい移動を実現するように、案内面34に沿って移動する。
ノーズ部分32の先端部分36は、ブレーキ面を備え、従来の方法でエレベータかご22の移動を停止させるように、このブレーキ面に対してブレーキ装置38が作動することができる。図3から理解できるように、ガイドレール本体と比較して異なる素材から製造されるカバー40は、少なくともノーズ部分32の先端部分36を覆う。この実施例においては、カバー40は、ノーズ部分32の先端部分36に嵌合するクリップとして形成される鋼板からなる。
ある実施例においては、カバー40は、鋼鉄からなり、さらにガイドレール本体は、アルミニウムからなる。
この実施例における結合剤42は、カバー40を所定の位置に固定するために、上記カバー40とノーズ部分32との間に配置される。結合剤は、好ましくは、ノーズ部分32の先端部分36とカバー40との間の相対的な長手方向の移動を回避するように、十分な剪断強度を与えるように選択される。ある実施例においては、熱伝導性結合剤が、ブレーキ装置に関連した熱を分散するために用いられる。本発明に従って設計されたガイドレール用の実用的な実施例である結合剤は、ポリマを主原料とする接着剤、コンクリートならびにコンクリートのような接着剤を含む。
ある実施例においては、耐熱性結合剤が、鋼製カバー40とアルミニウムノーズ部分32との間の接触面全体に均一に配置される。結合剤は、好ましくは、ガイドレール24上のカバー40に対して作用するブレーキと関連した絞り力に応じて発生するあらゆる破損を防止するために、高い圧縮強度を有する。カバー40は、従来のエレベータ装置のブレーキパッドに直接接触するように丈夫な面を備える。
ある実施例においては、カバー40は、基本的に連続曲げロール鋼板から形成されたクリップであり、またガイドレール24の長手方向の全長に沿って連続するブレーキ面を備える。例えば、ある実施例においては、鋼板クリップは、エレベータ装置の取り付け場所において、従来の成形工具を用いてロール鋼板から形成される。
ブレーキ装置38の作動時には、ブレーキパッド44が、カバー40の外側の面に係合する。ブレーキパッド44とカバー40との間の接触面で発生した熱が、ブレーキが生じたガイドレールの長さに沿って分散される。しかしながら、エレベータかご22が停止すると、極めて集中した熱量が、通常、ブレーキパッド44内に蓄積される。いわゆる“ソークバック”(soak−back)効果により、ブレーキパッド44が静止している位置のガイドレール24の一部分に熱が急速に移動する。ある実施例においては、カバー40ならびに結合剤42によって、アルミニウムガイドレールのノーズ部分32とブレーキパッド面との間に熱の抵抗がもたらされる。ガイドレール本体が良好な熱伝導性を有するので、カバー40ならびに結合剤42によってもたらされる断熱材厚さは、比較的小さくて良い。既知のとおり、ブレーキが作動する際には、エレベータが高速であるほど、より多くの熱が発生する。従って、カバー40の厚さは、エレベータ装置の予想される運転パラメータを基準に選択される。本明細書の利点を把握した当業者であれば、アルミニウムの軟化を防止するために、ソークバック効果と関連した最大限の熱移動を十分に抑制するとともに、ガイドレールが、要求された割合で熱エネルギーを分散させることができるように、カバー40ならびに結合剤42の厚さを決定することができるであろう。
結合剤42は、ソークバック効果によって軟化するが、このような熱サイクルの後に再度固まる。この素材は、アルミニウム押し出し材上にクリップ40が取り付けられたときに、上記鋼製クリップ40の内側に機械的に取り込まれる。この実施例ならびに概略的に示されている図8においては、全ての構成要素が所定の位置に配置された後で(即ち、ガイドレール本体が昇降路に取り付けられた後。)、ロボット工具100が、ガイドレールに沿って進行し、鋼鉄とアルミニウムとの間の接触面を加熱し、かつ結合剤を成型すると同時に、正確な寸法公差への加工を行う。
図3に概略的に示されているように、実施例であるガイドレールのノーズ部分32は、このガイドレールに沿って長手方向に離れて配置された複数の凹部50を含む。カバー40は、突起52を含み、この突起は、ノーズ部分32の先端部分36に対してカバー40を安定させるように、少なくとも凹部に部分的に延びている。突起52は、望ましい接合を確立するためにカバーの適切な部分をクリンピングし、または変形させることによって形成されてもよい。
図4は、別の実施例を示しており、ノーズ部分32は、ベース部分30からある傾斜角で離れて延びている。ガイドレール本体を形成するためにアルミニウムを使用することによって、あらゆる機械加工の必要なしに、ガイドレールの最終形状をカスタマイズすることが可能になる。これにより、設計自由度が増し、かつシステムの経済性を向上させる。可能な構成としては、単一の押し出し材と一体化したエレベータかご案内部分ならびにカウンタウェイト案内部分を有する、単一の押し出し材であるガイドレールを含む。図4の配置は、案内面34を備え、これに沿ってガイドローラ46が移動し、かつブレーキ面は、ノーズ部分32の先端部分36に亘るカバー40によってもたらされる。
図5は、別の実施例の配置を示しており、ノーズ部分32は、図3に示す実施例と同様に、ガイドレールに沿って長手方向に離れて配置された複数の凹部50を含む。この実施例においては、鋼製カバー40とノーズ部分32の先端部分36との間において、接着剤が使用されない。その代わりに、この実施例では、ガラス繊維でできているメッシュ生地が使用される。生地の層60は、カバー40とノーズ部分32との間の内側の面において高い断熱性をもたらす。断熱生地60は、実施例であるノーズ部分32におけるアルミニウム材に移動する過度の温度上昇を防止する。
この実施例においては、鋼製カバー40は、カバー自体を所定の位置に固定するために少なくとも部分的に凹部50に入り込むようにスエージ加工或いは変形される。
別の実施例では、ノーズ部分32にカバー40を固定するための結合剤として、コンクリートを使用する。図6は、曲げ鋼板でできている一実施例のカバー40を示している。この実施例においては、複数の開口部62が、カバー40に形成されている。図7から理解できるように、結合剤42が開口部62に延び、この開口部を効果的に塞ぐ。この実施例においては、結合剤42は、コンクリートである。コンクリート42が開口部62に延びることによって、このコンクリートは、ブレーキ力に耐える安定した結合をもたらすために、荷重に対して圧縮特性を備える。
図6、7の教示に従って設計されたある実施例においては、コンクリート42が、ノーズ部分32とカバー40’の内側との間を塞いだ後に、ガイドレールアセンブリの対応する部分に沿って正しく連続している外側の面を確保するために、穴62の外側にはみ出ている余剰のコンクリートが拭き取られる。
別の実施例においては、カバー40の内側の面ならびにノーズ部分32の外側の面が粗くなるように処理される。このような粗面は、カバーとガイドレールのノーズ部分との間に良好な接着をもたらすために、表面欠陥に対して圧縮荷重を向上させるように、コンクリートのような結合剤の性能を向上させる。
本発明における特筆すべき利点は、ガイドレール本体を形成するためにアルミニウムの使用が可能であり、さらにこのガイドレールは、エレベータ装置における従来のブレーキ装置と関連した力に耐えることができる。例えば、アルミニウム押し出し材は、案内面のためのあらゆる機械加工の必要なしにガイドレールの最終形状を得ることが可能となる。軽量のアルミニウムならびに取り付け作業の更なる軽減によって、エレベータ装置の取り付け作業に対する人件費が削減されることにより、昇降路内におけるガイドレールの取付性が改善される。さらに、軽量のガイドレールによって、例えば、輸送費を増加させることなく、長尺レールを使用することができる。長尺レールによって、ビル内のガイドレールに沿っている継ぎ目の数が削減され、これによりシステムの経済性が向上し、かつエレベータかごの乗り心地が改善される。
上記の説明は、限定的ではなく例示的な性質のものである。当業者には、開示された実施例に対して本発明の趣旨から逸脱することなく加え得る種々の変更及び改良が明らかとなろう。本発明に与えられる法的保護の範囲は、以下の請求範囲を検討することによって定められる。
本発明の実施例に従って設計されたエレベータ装置の選択した構成要素を示す概略図。 実施例であるガイドレールの図1における線2−2に沿った断面図。 図2の実施例における選択した部分を示す図。 図2の断面図に類似しているが、本発明に従って設計されたガイドレールの別の実施例を示す断面図。 図2の断面図に類似しているが、別の実施例を示す断面図。 本発明に従って設計された実施例であるガイドレール用の実用的な別の実施例のカバーを示す斜視概略図。 図2の断面図に類似しているが、図6に図示されたカバーと組み合わせた実施例を示す断面図。 実施例におけるガイドレール取り付け過程の一部を示す概略図。

Claims (20)

  1. ノーズ部分(32)を有する第1の素材の本体と、
    上記ノーズ部分の少なくとも一部に固定される第2の素材(40)と、
    を備えるエレベータ装置用のガイドレール(24)であって、
    第1の素材はアルミニウムからなり、第2の素材は鋼鉄からなることを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  2. 第2の素材によって、カバー(40)が作成され、上記カバーは、上記ガイドレールの長手方向の全長に沿って延びており、上記ノーズ部分(32)の少なくとも一部を覆うことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  3. 第2の素材は、ノーズ部分(32)に適合する形状に形成された鋼板(40)からなり、上記鋼板と上記ノーズ部分との間に結合剤(42)を含むことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  4. ノーズ部分(32)は、少なくとも一つの凹部(50)を備え、第2の素材は、上記凹部に少なくとも部分的に延びている部分(52)を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  5. ノーズ部分(32)と第2の素材との間に絶縁層(60)を備えることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  6. 絶縁層(60)は、繊維メッシュからなることを特徴とする請求項5に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  7. 繊維メッシュ(60)は、ガラス繊維布からなることを特徴とする請求項6に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  8. ノーズ部分(32)を有する第1の素材の本体と、
    上記ノーズ部分の少なくとも一部に固定される第2の素材(40)と、
    上記ノーズ部分に上記第2の素材を固定する結合剤(42)と、
    を備えることを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  9. 結合剤(42)は、少なくとも1種類の接着剤もしくはコンクリートからなることを特徴とする請求項8に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  10. ノーズ部分(32)を有する第1の素材の本体と、
    上記ノーズ部分の少なくとも一部に固定される第2の素材(40)と、
    を備えるエレベータ装置用のガイドレール(24)であって、
    上記ノーズ部分(32)は、両側に案内面(34)を有するとともに端部(36)の近くにブレーキ領域を含み、上記第2の素材は、上記ノーズ部分(32)のブレーキ領域のみに設けられることを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  11. 第2の素材はカバー(40)であり、上記カバーは、ノーズ部分(32)の各側面においてブレーキ領域に亘って延びている鋼板からなることを特徴とする請求項10に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  12. カバー(40)は、ノーズ部分(32)の長手方向の全長に沿って延びていることを特徴とする請求項11に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  13. ノーズ部分(32)を有する第1の素材の本体と、
    上記ノーズ部分の少なくとも一部に固定される第2の素材(40)と、
    を備えるエレベータ装置用のガイドレール(24)であって、
    上記ガイドレール本体は、固定構造体に固定されるベース部分(30)を備え、上記ノーズ部分(32)は、上記ベース部分からある傾斜角で離れて延びていることを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)。
  14. アルミニウムを含む第1の素材を用いてガイドレール本体を形成し、鋼鉄を含む第2の素材を用いて上記ガイドレールの少なくとも一部を覆うことを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  15. 第2の素材からなる細長クリップ(40)を形成するステップを含み、上記クリップをガイドレール本体の対応する部分に亘って配置することを特徴とする請求項14に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  16. 第2の素材の一部を、ガイドレール本体上の少なくとも一つの凹部(50)に延ばすことを含むことを特徴とする請求項14に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  17. ガイドレール本体を昇降路に取り付けることを含み、次に、工具(100)を第2の素材からなるカバー(40)を所定の位置に固定するために、取り付けた上記ガイドレール本体に沿って移動することを特徴とする請求項14に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  18. ガイドレールを昇降する自動式ロボットを用いることを特徴とする請求項17に記載のエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  19. 第1の素材を用いてガイドレール本体を形成し、
    第2の素材を用いてガイドレール本体の少なくとも一部を覆い、
    結合剤(42)を用いてガイドレール本体に上記第2の素材を固定する、
    ことを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
  20. 第1の素材を用いてガイドレール本体を形成し、
    第2の素材を用いてガイドレール本体の少なくとも一部を覆い、
    ベース部分(30)ならびにノーズ部分(32)を備えるようにガイドレール本体を形成し、かつ上記ベース部分に対して上記ノーズ部分をある傾斜角に向ける、ことを特徴とするエレベータ装置用のガイドレール(24)の製造方法。
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