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JP2007515537A - シリコーンエラストマーへと架橋結合するポリ有機シロキサン一成分化合物 - Google Patents

シリコーンエラストマーへと架橋結合するポリ有機シロキサン一成分化合物 Download PDF

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JP2007515537A JP2006546243A JP2006546243A JP2007515537A JP 2007515537 A JP2007515537 A JP 2007515537A JP 2006546243 A JP2006546243 A JP 2006546243A JP 2006546243 A JP2006546243 A JP 2006546243A JP 2007515537 A JP2007515537 A JP 2007515537A
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Abstract

本発明は、水分なしで貯蔵したときは安定であり、水の存在下ではエラストマーへと架橋結合する、ポリ有機シロキサン一成分化合物(POS)に関する。本発明の化合物は、少なくとも1種類の架橋結合性直鎖ポリ有機シロキサン(POS)と、無機充填剤と、式(I)の架橋結合触媒(該化合物に、架橋結合の動態と、貯蔵の安定性(すなわち6ヶ月以上)との優れた折り合いを与える)とを含む。

Description

本発明は、水分の不在下での貯蔵の際に安定であり、水の存在下(たとえば環境水分)では、環境温度(たとえば5〜35℃)での重縮合によって架橋結合して、様々な支持体に接着するエラストマーを与える、一成分シリコーン樹脂に関する。
重縮合によって架橋結合するエラストマーの配合は、一般的には、−Si(OR)a末端を示すよう、シランによって予め機能化されていることもある、ヒドロキシル化された末端を有するシリコーン油、一般的にはポリジメチルシロキサン(PDMS)、架橋結合剤であるRbSi(OR’)4-b(b<3である)、重縮合触媒、慣用的にはスズ塩またはチタン酸アルキル、強化充填剤、およびその他の任意の添加剤、たとえば増量充填剤、接着促進剤、着色剤、殺生剤などを含む。架橋結合の際は、大気中の水分が、重縮合反応を可能にして、エラストマーの網目構造の形成を結果的に生じる。
これらのエラストマーは、広い範囲の適用、たとえば接着、密閉および成形に用いることができる。それらは、建設業界では特に、密閉、目地仕上げ、および/または組立の手段として用いられる。
−Si(OR)a末端を有する、これらの一成分シリコーンエラストマーは、ときには、「アルコキシエラストマー」なる名称で指名されることがある。これらのエラストマーが抱える主な問題は、貯蔵の際の製品の安定性であって;スズ触媒が、組成物の未熟な熟成の原因となることである。この分野では、安定性を高め、触媒に特定の特性を付与しようとして、多くの研究が実施されている[欧州特許公開第1 108 752号、同第0 885 933号公報、国際公開第03/018691号、同第03/035761号公報、米国特許第4 554 338号、同第5 519 104号および同第4 749 766号明細書]。
慣用の重縮合触媒は、ジアルキルスズ化合物、特にジアルキルスズジカルボキシラート、たとえばジブチルスズジラウラートおよびジアセタート、チタン酸アルキル化合物、たとえばチタン酸テトラブチルまたはテトライソプロピル、またはチタンキレートを含む[欧州特許公開第0 885 933号公報、米国特許第5 519 104号、同第4 515 932号、同第4 563 498号および同第4 528 353号明細書]。
より複雑な解決策は、無数のモノスズ、ジスズおよびジスタンノキサンなる化学構造から選ぶことができる、ジ有機スズビス(β−ジケトナート)や、β−ジケトナートの官能性を欠く有機スズ(IV)化合物の混合物を開示する米国特許第4 749 766号明細書におけるように、触媒の混合物によって与えられている。単独での、またはスズキレートと組み合わせての慣用の化合物である、ジ(n−ブチル)スズジラウラートによる例が記載されている。70℃で329時間の熟成の際、ジ(n−ブチル)スズジラウラートのみを含むにすぎない組成物は、安定性の真の欠如を示す。一方、触媒の二つの実体を含む組成物は、同じ加速された熟成条件下で、より優れた安定性を示す。
米国特許第5,519,104号明細書も、R2Sn(ジカルボキシラート)の範疇の2種類のスズ触媒の組合せ、および特にジブチルスズジアセタートおよびジブチルスズジラウラートの同時使用を開示している。
研究のもう一つの経路は、新規スズ化合物の開発であった。欧州特許公開第1 108 752号公報および国際公開第03/018691号公報は、R2Sn(OR’)2またはR2SnOSn(OR’)2型のスズ化合物を開示している。
そのため、慣用の触媒であるジブチルスズジラウラート、および欧州特許公開第1 108 752号公報で提供された触媒から出発する、本出願人らが実施した試験は、貯蔵の際に安定ではなく、そのため数ヶ月間の貯蔵後の架橋結合を保証することを可能にしない組成物を、結果的に生じた。特に、6ヶ月間の貯蔵後には、架橋結合の不在が見出されている。
本発明の目的は、必然的に、架橋結合の動態と貯蔵の際の安定性との間の優れた折り合いを得るのを可能にする、スズ触媒を見出すことであった。
重要な目的は、これらの特性をそれ自体のみで導入できる触媒を提供すること、およびこうして、工程の複雑さ、および製造原価を増大させる、触媒の混合物への依存を回避できることであった。
本発明の具体的な目的は、6ヶ月を越える安定性を有する組成物を製造するのを可能にする、触媒を提供することである。
これらの目的およびその他は、式(C):
Figure 2007515537
[式中、
・Reは、同一であるか、または異なって、直鎖または分枝鎖C1〜C8、好ましくはC4アルキル基を表し、
・xは、0または1であり、
・xが1であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上の酸素原子を任意に含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C25、好ましくはC1〜C15アルキル基を表し(式C1は、
[Re 2Sn(OOC−Rf)]2
と書くことができる);
・xが0であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上のOを含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C25、好ましくはC1〜C15ヘテロアルキル基を表す(式C2は、
e 2Sn(OOCRf2
と書くことができる)]
で示される、組成物100gあたり0.05〜0.35mmol、好ましくは0.15〜0.32mmolのスズに相当する量で存在するスズ触媒Cを、アルコキシ一成分シリコーンエラストマーに用いることによって達成される。
下記の触媒は、それぞれ、好適実施態様を構成する(Bu=ブチル):
・[Re 2Sn(OOC−C1123)]2O、好ましくは[Bu2Sn(OOC−C1123)]2O、
・Re 2Sn[OOCCH2(OCH2CH23OCH32、好ましくはBu2Sn[OOCCH2(OCH2CH23OCH32
・Re 2Sn(OOCCH=CHCOOR)2、好ましくはBu2Sn(OOCCH=CHCOOR)2
(Rは、任意に側鎖を有するC2〜C8アルキル基であって、この触媒は、2〜8の異なるC数を有するR基を含む、そのような分子の混合物であることができる)。
これらの触媒の一つを上に定義されたとおりの比率で用いることは、それだけで、架橋結合の動態と貯蔵の際の安定性との間の優れた折り合いを得るのを可能にして、たとえば、組成物の製造は、6ヶ月を越える安定性を有する;すなわち、これらの組成物は、長期間の貯蔵の後も、依然として適切に架橋結合することができる。言うまでもなく、同じ組成物における、これらのうち少なくとも2種類の混合物の使用は、本発明の範囲内に留まる。
スズ有機化合物の製造は、公知である。下記の参考文献が列挙され得る:Main Group Metal Chemistry, 25(10), 635-642, 2002;Journal of Organometallic Chemistry, 430(2), 167-73, 1992;Journal of Organometallic Chemistry, 412(1-2), 39-45, 1991;Journal of Organometallic Chemistry, 372(2), 193-9, 1989;Tetrahedron, 45(4), 1219-29, 1989;Journal of Organometallic Chemistry, 311(3), 281-8, 1986;Synthesis and Reactivity in Inorganic and Metal-Organic Chemistry, 32(8), 1373-1392, 2002;Chinese Journal of Chemistry, 19(11), 1141-1145, 2001;Synthesis and Reactivity in Inorganic and Metal-Organic Chemistry, 30(9), 1715-1729, 2000;Zeitschrift fuer Kristallographie, 214(11), 758-762, 1999;Applied Organometallic Chemistry, 7(1), 39-43, 1993;Journal of Organometallic Chemistry, 430(2), 139-48, 1992、英国特許公開第 1009 368号公報)。
したがって、本発明の主題事項は、水分の不在下での貯蔵に安定であり、かつ水の存在下で架橋結合してエラストマーを与える、一成分ポリ有機シロキサン(POS)組成物であって、少なくとも1種類の架橋結合性直鎖ポリ有機ポリシロキサンPOSと、無機充填剤と、組成物100gあたり0.05〜0.35mmol、好ましくは0.15〜0.32mmolのスズに相当する量での上記架橋結合触媒とを含む組成物である。
好適実施態様では、該組成物は、
(a)式(A):
Figure 2007515537
[式中、
・置換基R1は、同一であるか、または異なって、それぞれ、飽和もしくは不飽和の、脂肪族、シクラン族もしくは芳香族の、置換もしくは非置換C1〜C13一価炭化水素の基を表し;
・置換基R2は、同一であるか、または異なって、それぞれ、飽和もしくは不飽和の、脂肪族、シクラン族もしくは芳香族の、置換もしくは非置換C1〜C13一価炭化水素の基を表し;
・置換基R3は、同一であるか、または異なって、それぞれ、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基もしくはC3〜C8シクロアルキルを表し;
・nは、POSAに、25℃で500〜1,000,000mPa・秒にわたる動粘度を付与するのに充分な値を有し;
・aは、0または1であり;
・bは、0または1である]
で示される、少なくとも1種類の架橋結合性ポリ有機ポリシロキサンAと;
(b)任意には、少なくとも一つのアルコキシ基(OCH2CH2bOR3[bおよびR3は、上記に示された定義に対応し、その構造中に、式(R13SiO1/2(単位M)、(R12SiO2/2(単位D)、R1SiO3/2(単位T)およびSiO2(単位Q)で示されるものから選ばれる、少なくとも二つの異なるシロキシル単位を示して、これらの単位のうち少なくとも一つはTまたはQであり、基R1は、同一であるか、または異なって、式(A)に関して上記に示された意味を有する]によって機能化された、少なくとも1種類のポリ有機シロキサン樹脂B[該樹脂は、0.1〜10重量%にわたる(OCH2CH2bOR3基の含量を有し、ここで、基R1の一部は(OCH2CH2bOR3基であると解される]と;
(c)本発明による架橋結合触媒と;
(d)任意には、式:
(R2aSi[(OCH2CH2bOR34-a
[式中、R2、R3、aおよびbは、上記に定義されたとおりである]
で示される少なくとも1種類の架橋結合剤Dと;
(e)任意には、式(E):
Figure 2007515537
[式中、
・置換基R1は、同一であるか、または異なって、ポリ有機シロキサンAについて上記に示したのと同じ意味を有し;
・mは、重合体Eに、25℃で10〜200,000mPa・秒にわたる動粘度を付与するのに充分な値を有する]
で示される、少なくとも1種類の非反応性かつ非機能化直鎖ポリジ有機シロキサンEと;
(f)無機充填剤F、特に強化性および/または増量性充填剤、好ましくはシリカを基剤とするそれと;
(h)任意には、少なくとも1種類の補助的な接着促進剤Hと
を含むことを特徴とする。
本発明による組成物は、必須成分、すなわちPOSAが、その末端においてアルコキシ基で機能化された、実施態様に相当する。これらの機能化されたPOSAは、一成分マスチック樹脂の、水分の不在下で安定的な形態に相当すると、ここでは考えられる。実際、この安定的な形態は、密封して封入されたカートリッジに梱包された組成物の形態であって、このカートリッジは、操作員によって使用の際に開放され、望みのすべての下地にマスチック樹脂を塗布できるようにする。
現在の技術水準は、これらの化合物を製造するための様々な経路を提供する。例示するならば、POSAは、ヒドロキシル官能基を有することができ(ヒドロキシル化前駆体A’)、これらの官能基は、縮合法に従って、架橋結合するシランDと反応させることができる。アルコキシ機能化されたPOSAのヒドロキシル化前駆体A’は、式(A’):
Figure 2007515537
[式中、R1およびnは、式(A)で上記に定義されたとおりである]
で示されるα,ω−ヒドロキシル化ポリジ有機シロキサンであることができる。
任意のアルコキシ機能化樹脂であるPOSBは、アルコキシ機能化の基を有する架橋結合性シリコーンDとの縮合によって、アルコキシ機能化されたPOSAと同様にして製造することができる。
アルコキシ樹脂POSBの前駆体は、これらの基R1の一部がOH基に相当すること以外は、Bについて上記に示した定義に対応するヒドロキシル化樹脂POSB’であることができる。
本発明による組成物に特に好都合な助剤Hまたは添加剤のうちでも、接着促進剤、および該組成物の安定性を促進する添加剤が列挙されることになる。
したがって、本発明による一成分マスチックPOS組成物は、好ましくは、少なくとも1種類のアミノ化または非アミノ化接着促進剤H1、好ましくは、
(1)ケイ素原子に結合した一つまたはそれ以上の加水分解できる基、
(2)アミノ化(もしくはジアミノ化)(メタ)アクリラート、エポキシ、アルケニル(代表的には2〜6個のCを有する)および/またはアルキル(代表的には1〜8個のCを有する)基からなる群から選ばれる基を含む、一つまたはそれ以上の有機基
を同時に有するシランを含む。
例示するならば、下記のシラン:
・3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
・(β−アミノエチル)(γ−アミノプロピル)トリメトキシシラン、
・(β−アミノエチル)(γ−アミノプロピル)メチルジメトキシシラン、
・3−アミノプロピルトリメトキシシラン、
・ビニルトリメトキシシラン、
・3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、
・3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、
・プロピルトリメトキシシラン、
・メチルトリメトキシシラン、
・エチルトリメトキシシラン、
・ビニルトリエトキシシラン、
・3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
・3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、
・メチルトリエトキシシラン、
・プロピルトリエトキシシラン、
・テトラエトキシシラン、
・テトラプロポキシシラン、
・テトライソプロポキシシラン
の一つ、もしくはそのうち少なくとも二つの混合物、またはそのような有機基を20%を越える含量で含むポリ有機シロキサンオリゴマーを用いてよい。
接着促進剤としては、一つまたはいくつかの加水分解できる基、特にアルキル基、代表的には1〜8個のCを有するものを有するケイ酸エステルも用いてよい。ケイ酸プロピル、ケイ酸イソプロピルおよびケイ酸エチルが列挙され得る。ケイ酸エステルは、重縮合されていても、いなくてもよい。
安定性添加剤H2も(H1に加えてか、またはそうではなく)含むことができて、その目的は、カートリッジ内に存在する残留水と反応することであるか、または後者の密閉性が欠けるために、その中に浸透することであると思われる。好ましくは、ヘキサメチルジシラザン、ビニルトリメトキシシランおよびそれらの混合物が選ばれることになる。
本発明による組成物の構成成分の性質を多少とも更に詳しく説明するために、重合体POSA、樹脂Bおよび任意の重合体Eの置換基R1は、
・1〜13個の炭素原子を有するアルキルおよびハロアルキル基、
・5〜13個の炭素原子を有するシクロアルキルおよびハロシクロアルキル基、
・2〜8個の炭素原子を有するアルケニル基、
・6〜13個の炭素原子を有する単環式のアリールおよびハロアリール基、
・アルキル部分が2〜3個の炭素原子を有するシアノアルキル基
によって形成される群から選ぶことができて、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ヘキシル、フェニル、ビニルおよび3,3,3−トリフルオロプロピル基が特に好ましいことを明記することが重要である。
限定を意味せずに、更に具体的には、重合体POSAおよび(任意の)Eに対する、上に列挙された置換基R1は、
・1〜13個の炭素原子を有するアルキルおよびハロアルキル基、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、2−エチルヘキシル、オクチル、デシル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチルまたは4,4,4,3,3−ペンタフルオロブチル基、
・5〜13個の炭素原子を有するシクロアルキルおよびハロシクロアルキル基、たとえばシクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル、プロピルシクロヘキシル、2,3−ジフルオロシクロブチルまたは3,4−ジフルオロ−5−メチルシクロヘプチル基、
・2〜8個の炭素原子を有するアルケニル基、たとえばビニル、アリルまたはブテン−2−イル基、
・6〜13個の炭素原子を有する単環式のアリールおよびハロアリール基、たとえばフェニル、トリル、キシリル、クロロフェニル、ジクロロフェニルまたはトリクロロフェニル基、
・アルキル部分が2〜3個の炭素原子を有するシアノアルキル基、たとえばβ−シアノエチルおよびγ−シアノプロピル基
を含む。
ジ有機ポリシロキサンAおよび任意の非反応性ジ有機ポリシロキサンE中に存在する、シロキシル単位D、すなわち(R12SiO2/2の具体的な例としては、
(CH32SiO、
CH3(CH2=CH)SiO、
CH3(C65)SiO、
(C652SiO、
CF3CH2CH2(CH3)SiO、
NC−CH2CH2(CH3)SiO、
NC−CH(CH3)CH2(CH2=CH)SiO、
NC−CH2CH2CH2(C65)SiO
が列挙され得る。
本発明との関連では、機能化された重合体Aとして、粘度の値、および/またはケイ素原子に結合した置換基の性質が互いに異なる、いくつかの重合体で構成された混合物を用い得ることを理解しなければならない。更に、機能化された重合体Aは、式R1SiO3/2のシロキシル単位T、および/またはSiO4/2のシロキシル単位Qを多くとも1%(この%は、100ケイ素原子あたりのTおよび/またはQ単位の数を表す)の比率で任意に含むことができることを指摘しなければならない。同じ注釈は、重合体Eにも該当する。
その工業的製品としての入手可能性のために、好都合に用いられる機能化された重合体A、および(任意の)重合体Eの置換基R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ヘキシル、フェニル、ビニルおよび3,3,3−トリフルオロプロピル基である。より好都合には、これらの置換基の数の少なくとも80%は、メチル基である。
25℃で500〜1,000,000mPa・秒、好ましくは2,000〜200,000mPa・秒にわたる動粘度を有する、機能化された重合体Aが用いられる。
(任意の)重合体Eに関しては、それらは、25℃で10〜200,000mPa・秒、好ましくは50〜150,000mPa・秒にわたる動粘度を示す。
用いられるときの重合体Eは、すべてを一度にか、またはいくつかの小部分として、また組成物の調製のいくつかの段階でか、または唯一の段階で導入することができる。
可能な小部分は、性質および/もしくは比率の面では同一であるか、または異なることができる。好ましくは、Eは、唯一の段階で、すべてを一度に導入する。
適切であるか、または好都合に用いられる、樹脂POSBの置換基R1の例としては、機能化された重合体Aについて上記の名称で列挙されたような種類の、様々な基R1が列挙され得る。これらのシリコーン樹脂は、周知の分枝鎖ポリ有機シロキサン重合体であって、その製造法は、非常に多くの特許に記載されている。用いることができる樹脂の具体的な例としては、MQ、MDQ、TDおよびMDT樹脂が列挙され得る。
好ましくは、用いることができる樹脂の例として、Q単位をその構造中に含まない、樹脂POSBが列挙され得る。より好ましくは、用いることができる樹脂の例として、少なくとも20重量%のT単位を含み、0.3〜5%にわたるアルコキシ基の重量による含量を有する、機能化されたTDおよびMDTが列挙され得る。更に好ましくは、その構造中に置換基R1の数で少なくとも80%がメチル基である、この種の樹脂を用いる。樹脂Bのアルコキシ基は、M、Dおよび/またはT単位が有することができる。
機能化されたPOSAおよび架橋結合剤Dに関しては、特に適切な置換基R2の具体的な例として、重合体Aの置換基R1について上記の名称で列挙されたのと同じ基を用い得る。
アルコキシ基を構成する置換基R3、R4およびR5に関しては、C1〜C4アルキル基、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピルおよびn−ブチル基が、より特別に適切であると判明していると言えよう。
本発明による組成物の好適実施態様によれば、当初はヒドロキシル化されているPOSの機能化に用いられたアルコキシ基は、
Si(OCH34
Si(OCH2CH34
Si(OCH2CH2CH34
(CH3O)3SiCH3
(C25O)3SiCH3
(CH3O)3Si(CH=CH2
(C25O)3Si(CH=CH2)、
(CH3O)3Si(CH2−CH=CH2)、
(CH3O)3Si[CH2−(CH3)C=CH2]、
(C25O)3Si(OCH3)、
Si(OCH2−CH2−OCH34
CH3Si(OCH2−CH2−OCH33
(CH2=CH)Si(OCH2CH2OCH33
65Si(OCH33
65Si(OCH2−CH2−OCH33
からなる群から選ばれるシラン架橋結合剤Dから生じる。
本発明の一実施態様によれば、POSAおよび触媒を含む組成物は、上記のような少なくとも1種類の架橋結合剤Dを含むことができる。
無機充填剤Fは、固体の形態をなす無定形シリカで構成することができる。シリカが与えられる物理的状態は、重要ではない、すなわち該充填剤は、粉末、マイクロパール、顆粒またはビーズの形態で与えることができる。
当業者に公知の沈降シリカまたは発熱シリカ(または発煙シリカ)は、すべて、本発明に用いることが可能な無定形シリカとして適切である。もちろん、様々なシリカの混合物を用いてもよい。
好ましいのは、粉末形態の沈降シリカ、粉末形態の発煙シリカ、またはそれらの混合物であって;そのBET比表面積は、一般的には、40m2/gより大きく、好ましくは100〜300m2/gであり、より好ましくは、粉末形態の発煙シリカを用いる。
一代替的形態によれば、充填剤Fは、シリカに加えてか、またはそれに代えて、不透明白色充填剤、たとえば炭酸カルシウム、酸化チタンまたは酸化アルミニウムで、実際はカーボンブラックによってさえ構成することができる。
実際は、充填剤Fは、平均粒径が0.1μmより大きい、より粗く分割された無機および/または有機生成物の形態で与えることができ;好適な充填剤は、摩砕石英、珪藻シリカ、炭酸カルシウム、か焼粘土、ルチル型の酸化チタン、酸化−鉄、−亜鉛、−クロム、−ジルコニウムまたは−マグネシウム、様々な形態のアルミナ(水和または非水和)、窒化ホウ素、リトポン、メタホウ酸バリウム、コルク粉末、木材おが屑、フタロシアニン、無機および有機繊維、ならびに有機重合体(ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンまたはポリ塩化ビニル)を包含する。
これらの充填剤、より特別には無機起源の充填剤は、様々な有機ケイ素、またはこの用途に一般的に用いられる有機化合物で処理することによって、表面を改質することができる。したがって、これらの有機ケイ素化合物は、有機クロロシラン、ジ有機シクロポリシロキサン、ヘキサ有機ジシロキサン、ヘキサ有機ジシラザンまたはジ有機シクロポリシラザンであることができる(フランス国特許公開第1 126 884号、同第1 136 885号、同第1 236 505号公報および英国特許公開第1 024 234号公報)。処理された充填剤は、大多数の場合、3〜30重量%の有機ケイ素化合物を含む。
充填剤を導入する目的は、本発明による組成物の硬化から得られるエラストマーに、優れた機械的およびレオロジー的特徴を与えることである。ただ1種類の充填剤、またはいくつかの種類の混合物を導入することができる。
これらの充填剤に組み合わせて、有機/無機顔料、ならびに温度安定性および/またはエラストマーの耐燃性を改善する薬剤(希土類金属塩および酸化物、たとえば酸化および水酸化セリウム)を用いてもよい。耐燃性を改善する薬剤のうちでは、ハロゲン化された有機誘導体、有機リン誘導体、白金誘導体、たとえばクロロ白金酸(アルカノールまたはエーテルとのその反応生成物)、または塩化第一白金−オレフィン錯体が列挙され得る。これらの顔料および薬剤は、一緒になって、充填剤の20重量%以下を占める。
本発明の好適な特徴によれば、一成分マスチックPOS組成物は、
・100重量部の直鎖ジ有機ポリシロキサンA、
・0〜30重量部、好ましくは5〜15重量部のヒドロキシル化樹脂B、
・2〜15重量部、好ましくは3.5〜12重量部の架橋結合剤D、
・0〜60重量部、好ましくは5〜60重量部の直鎖ジ有機ポリシロキサンE、
・2〜250重量部、好ましくは10〜200重量部の、シリカおよび/または炭酸塩を基剤とする充填剤F、ならびに
・0〜20重量部、特に0.1〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部の接着促進剤H
を含んで、本発明による少なくとも1種類の触媒が、組成物100gあたり0.05〜0.35mmol、好ましくは0.15〜0.32mmolのスズに相当する量で存在する。
本発明による組成物には、その他の慣用の助剤および添加剤Hを組み込むことができ;これらは、該組成物が用いられる用途に応じて選ばれる。
本発明による組成物は、水分の存在下では、環境温度、特に5〜35℃の温度で硬化する。
これらの組成物は、多数の用途、たとえば、建設業における目地仕上げ、建設業と、自動車、家庭用電機および電子工学業界との双方に関連して、最も多様な材料(金属;たとえば、PVC、PMMAまたはポリカーボネートのようなプラスチック;天然および合成ゴム;木材;厚紙;土器;煉瓦;ガラス;石材;コンクリート;石造建材)の組立に用いることができる。
その態様のもう一つによれば、本発明のもう一つの主題事項は、上記の一成分シリコーンマスチック組成物を架橋結合かつ硬化させることによって得られるエラストマー、特に様々な下地に接着することができるエラストマーである。好適実施態様によれば、この組成物は、上記に定義されたとおりの少なくとも1種類の接着促進剤H1を含有する。
本発明による一成分有機ポリシロキサン組成物は、撹拌機を備えた、閉鎖された反応装置(必要ならば真空を適用し、次いで、任意には、排出された空気を無水の気体、たとえば窒素で置き換えることが可能である)内で製造を実施することによって、水分を排除して製造される。
装置の例としては、緩速分散装置、パドル、プロペラ、アームもしくは錨型ミキサー、遊星ミキサー、フックミキサー、または単軸もしくは多軸押出機が列挙され得る。
本発明は、水(たとえば環境水分)の存在下、環境温度(たとえば5〜35℃)での重縮合によって架橋結合するシリコーン組成物の触媒作用のための、1種類またはそれ以上の触媒Cの使用に、たとえば、様々な支持体に接着するエラストマーを生成することが意図される、これらの組成物のそれにも関する。好適実施態様では、これまたはこれらの触媒は、単独で、上記に具体的に記載されたシリコーン組成物、すなわちアルコキシ一成分シリコーンエラストマーの触媒作用に用いられる。
これらの触媒の使用は、たとえば、6ヶ月を越える安定性を有する組成物の製造により、架橋結合の動態と貯蔵の安定性との間の優れた折り合いを得ることを可能にする、すなわち、これらの組成物は、長期の貯蔵後も依然として適切に架橋結合することができる。以下に述べる実施例は、これらの目的が達成されること、およびたとえば、6ヶ月の貯蔵後に、本発明による組成物は、適切な速度で架橋結合し、許容され得る硬度のエラストマーを生じることができることを示す。
本発明は、以下に続く非限定的な実施例の助けによって、より充分に理解されると思われる。
例1(比較例)
約135,000mPa・秒の粘度を有するα,ω−二官能性(SiVi(OMe)2)ポリジメチルシロキサン油A724g、約100mPa・秒の粘度を有するα,ω−トリメチルシリル化ポリジメチルシロキサン油300g、およびビニルトリメトキシシラン架橋結合剤36gを、「バタフライ」単軸ミキサーの容器に仕込んだ。併せた生成物を200回転/分で2分間混合し、次いで、DegussaからのAerosil 150なるシリカ114gを、程々の撹拌速度(160回転/分)、次いで、より活溌な撹拌速度(400回転/分で4分間)で組み込んで、混合物中のそれらの分散を完了させた。次いで、ジブチルスズジラウラート2.88g(生成物100gあたり0.38mmolのスズ)、および3−アミノプロピルトリエトキシシラン18gを加えた。400回転/分で4分間混合した後、撹拌速度を130回転/分に下げ、混合物を、50mbarの減圧下で脱気した。次いで、調製物を、貯蔵のために容器に移した。
例2(比較例)
約135,000mPa・秒の粘度を有するα,ω−二官能性(SiVi(OMe)2)ポリジメチルシロキサン油A800g、約100mPa・秒の粘度を有するα,ω−トリメチルシリル化ポリジメチルシロキサン油240g、およびビニルトリメトキシシラン架橋結合剤36gを、「バタフライ」単軸ミキサーの容器に仕込んだ。併せた生成物を200回転/分で2分間混合し、次いで、DegussaからのAerosil 150なるシリカ114gを、程々の撹拌速度(160回転/分)、次いで、より活溌な撹拌速度(400回転/分で4分間)で組み込んで、混合物中のそれらの分散を完了させた。次いで、触媒A2.6g(生成物100gあたり0.38mmolのスズ)を加えた。400回転/分で4分間混合した後、撹拌速度を130回転/分に下げ、混合物を、50mbarの減圧下で脱気した。次いで、調製物を、貯蔵のために容器に移した。
触媒A:Bu2Sn[(OCH2CH22OCH32:欧州特許公開第1,108,752号公報に開示。
例3(比較例)
触媒の性質および量の相違:すなわち、触媒B2.12g(生成物100gあたり0.38mmolのスズ)を加えたこと以外は、例2と同じプロトコルに従った。
触媒B:Bu2Sn[(OCH2CH2)N(CH2CH322:欧州特許公開第1,108,752号公報に開示。
例4(比較例)
触媒の性質および量の相違:すなわち、触媒C2.64g(生成物100gあたり0.38mmolのスズ)を加えたこと以外は、例2と同じプロトコルに従った。
触媒C:{Bu2[CH3O(CH2CH2O)7]Sn}2O:欧州特許公開第1,108,752号公報に開示。
例1〜4に関する結果
下表では、23℃/50%RH(相対湿度)で1週間架橋結合させた後に、6mmの厚さを有する試験標本について硬度を測定した。
Figure 2007515537
試験した触媒は、貯蔵の際に安定である組成物を生じなかった。
例5(比較例)
約135,000mPa・秒の粘度を有するα,ω−二官能性(SiVi(OMe)2)ポリジメチルシロキサン油A724g、約100mPa・秒の粘度を有するα,ω−トリメチルシリル化ポリジメチルシロキサン油300g、およびビニルトリメトキシシラン架橋結合剤36gを、「バタフライ」単軸ミキサーの容器に仕込んだ。併せた生成物を200回転/分で2分間混合し、次いで、DegussaからのAerosil 150なるシリカ114gを、程々の撹拌速度(160回転/分)、次いで、より活発な撹拌速度(400回転/分で4分間)で組み込んで、混合物中のそれらの分散を完了させた。次いで、ジブチルスズジラウラート1.92g(生成物100gあたり0.26mmolのスズ)、および3−アミノプロピルトリエトキシシラン18gを加えた。400回転/分で4分間混合した後、撹拌速度を130回転/分に下げ、混合物を、50mbarの減圧下で脱気した。次いで、調製物を、貯蔵のために容器に移した。
例6
ジブチルスズジラウラート1.92gを触媒[(C492Sn(OOC−C1123)]2O(GoldschmidtがTegokat 225なる参照記号の下に販売)1.49g(すなわちマスチック100gあたり0.26mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例7
ジブチルスズジラウラート1.92gを触媒Bu2Sn[OOCCH2(OCH2CH23OCH321.73g(すなわちマスチック100gあたり0.26mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例8(比較例)
ジブチルスズジラウラート1.92gをジブチルスズジアセタート1.1g(すなわちマスチック100gあたり0.26mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例9
ジブチルスズジラウラート1.92gをジブチルスズマレイナートエステル(Metatin 725, Acimaまたは英国特許公開第1 009 368号公報)1.92g(すなわちマスチック100gあたり0.26mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例10(比較例)
ジブチルスズジラウラート1.92gをジブチルスズネオデカノアート1.73g(すなわちマスチック100gあたり0.26mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例11
ジブチルスズジラウラート2.88gを例6の触媒2.23g(すなわちマスチック100gあたり0.38mmolのスズ)で置き換えて、例1の試験を繰り返した。
例12
ジブチルスズジラウラート1.92gを例7の触媒2.59g(すなわちマスチック100gあたり0.38mmolのスズ)で置き換えて、例5の試験を繰り返した。
例5〜12に関する結果
(1)23℃、50%RHで1週間架橋結合させた後に、6mmの厚さを有する試験標本について測定した硬度に関する結果を、下表に示す。
Figure 2007515537
(2)硬化動態:
Figure 2007515537
(3)結論:
本発明による触媒(例6、7および9)は、組成物の6ヶ月における安定性を改善した。例6および7のそれは、最良の性能を有することが判明した。しかし、組成物100gあたり約0.35mmolのスズで硬化する触媒の、最高含量を観察する必要があると思われる。
付記されたクレームによって定義される本発明は、上記の説明に示された具体的な実施例に限定されず、本発明の範囲からも精神からも逸脱しない、その代替形態も包含することを明確に理解しなければならない。

Claims (17)

  1. 水分の不在下での貯蔵に安定であり、かつ水の存在下で架橋結合してエラストマーを与える、一成分ポリ有機シロキサン(POS)組成物であって、少なくとも1種類の架橋結合性直鎖アルコキシポリ有機ポリシロキサンPOSと、無機充填剤と、式(C):
    Figure 2007515537
    [式中、
    ・Reは、同一であるか、または異なって、直鎖または分枝鎖C1〜C8アルキル基を表し、
    ・xは、0または1であり、
    ・xが1であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上の酸素原子を任意に含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C20アルキル基を表し、
    ・xが0であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上のOを含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C20ヘテロアルキル基を表す]
    で示される架橋結合触媒Cとを含んで、該触媒は、組成物100gあたり0.05〜0.35mmolのスズに相当する量で存在する組成物。
  2. 触媒の量が、組成物100gあたり0.15〜0.32mmolのスズに相当する量である、請求項1記載の組成物。
  3. 式[Bu2Sn(OOC−C1123)]2Oで示される触媒を含む、請求項1または2記載の組成物。
  4. 式Bu2Sn[OOCCH2(OCH2CH23OCH32で示される触媒を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 式Bu2Sn(OOCCH=CHCOOR)2[Rは、側鎖を任意に有する、C2〜C8アルキル基である]で示される触媒を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 異なる数の炭素原子を有する基Rを含む、式Bu2Sn(OOCCH=CHCOOR)2で示される少なくとも2種類の化合物の混合物を含む、請求項5記載の組成物。
  7. 式(C)の化合物を唯一の架橋結合触媒として含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 架橋結合が、式(C)の少なくとも2種類の化合物の混合物によって触媒される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  9. (a)式(A):
    Figure 2007515537
    [式中、
    ・置換基R1は、同一であるか、または異なって、それぞれ、飽和もしくは不飽和の、脂肪族、シクラン族もしくは芳香族の、置換もしくは非置換C1〜C13一価炭化水素の基を表し;
    ・置換基R2は、同一であるか、または異なって、それぞれ、飽和もしくは不飽和の、脂肪族、シクラン族もしくは芳香族の、置換もしくは非置換C1〜C13一価炭化水素の基を表し;
    ・置換基R3は、同一であるか、または異なって、それぞれ、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C8アルキル基もしくはC3〜C8シクロアルキルを表し;
    ・nは、POSAに、25℃で1,000〜1,000,000mPa・秒にわたる動粘度を付与するのに充分な値を有し;
    ・aは、0または1であり;
    ・bは、0または1である]
    で示される、少なくとも1種類の架橋結合性ポリ有機ポリシロキサンAと;
    (b)任意には、少なくとも一つのアルコキシ基(OCH2CH2bOR3[bおよびR3は、上記に示された定義に対応し、その構造中に、式(R13SiO1/2(単位M)、(R12SiO2/2(単位D)、R1SiO3/2(単位T)およびSiO2(単位Q)で示されるものから選ばれる、少なくとも二つの異なるシロキシル単位を示して、これらの単位のうち少なくとも一つはTまたはQであり、基R1は、同一であるか、または異なって、式(A)に関して上記に示された意味を有する]によって機能化された、少なくとも1種類のポリ有機シロキサン樹脂B[該樹脂は、0.1〜10重量%にわたる(OCH2CH2bOR3の含量を有し、ここで、R1基の一部は(OCH2CH2bOR3基であると解される]と;
    (c)本発明による架橋結合触媒と;
    (d)任意には、式:
    (R2aSi[(OCH2CH2bOR34-a
    [式中、R2、R3、aおよびbは、上記に定義されたとおりである]
    で示される少なくとも1種類の架橋結合剤Dと;
    (e)任意には、式(E):
    Figure 2007515537
    [式中、
    ・置換基R1は、同一であるか、または異なって、ポリ有機シロキサンAについて上記に示したのと同じ意味を有し;
    ・mは、式(E)の重合体に、25℃で10〜200,000mPa・秒にわたる動粘度を付与するのに充分な値を有する]
    で示される、少なくとも1種類の非反応性かつ非機能化直鎖ポリジ有機シロキサンEと;
    (f)無機充填剤F、特に強化性および/または増量性充填剤、好ましくはシリカを基剤とするそれと;
    (h)接着促進剤と
    を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 接着促進剤が、ケイ素原子に結合した、加水分解できる一つまたはそれ以上の基を有する有機ケイ素化合物である、請求項9記載の組成物。
  11. 接着促進剤が、アミノ化(またはジアミノ化)された基、(メタ)アクリラート基、エポキシ基、アルケニル基および/またはアルキル基の群から選ばれる基を含む、一つまたはそれ以上の有機基を更に含む、請求項10記載の組成物。
  12. 接着促進剤がシランである、請求項10または11記載の組成物。
  13. 接着促進剤が、下記のシラン:
    ・3−アミノプロピルトリエトキシシラン、
    ・(β−アミノエチル)(γ−アミノプロピル)トリメトキシシラン、
    ・(β−アミノエチル)(γ−アミノプロピル)メチルジメトキシシラン、
    ・3−アミノプロピルトリメトキシシラン、
    ・ビニルトリメトキシシラン、
    ・3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、
    ・3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、
    ・プロピルトリメトキシシラン、
    ・メチルトリメトキシシラン、
    ・エチルトリメトキシシラン、
    ・ビニルトリエトキシシラン、
    ・3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
    ・3−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、
    ・メチルトリエトキシシラン、
    ・プロピルトリエトキシシラン、
    ・テトラエトキシシラン、
    ・テトラプロポキシシラン
    ・テトライソプロポキシシラン、
    もしくはそのうち少なくとも二つの混合物、またはそのような有機基を20%を越える含量で含むポリ有機シロキサンオリゴマーから選ばれる、請求項12記載の組成物。
  14. 接着促進剤がケイ酸エステルである、請求項9記載の組成物。
  15. 接着促進剤が、任意に重縮合されたケイ酸エチル、プロピルまたはイソプロピルである、請求項14記載の組成物。
  16. 様々な下地に接着することが可能であり、先行請求項のいずれか一項に記載の組成物を架橋結合かつ硬化させることによって得られる、接着促進剤を含有するエラストマー。
  17. 式(C):
    Figure 2007515537
    ・Reは、同一であるか、または異なって、直鎖または分枝鎖C1〜C8アルキル基を表し、
    ・xは、0または1であり、
    ・xが1であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上の酸素原子を任意に含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C20アルキル基を表し、
    ・xが0であるとき、Rfは、同一であるか、または異なって、一つまたはそれ以上のOを含み、かつ一つまたはそれ以上のエステルもしくはエーテル官能基を任意に含む、飽和または不飽和の、直鎖もしくは分枝鎖C1〜C20ヘテロアルキル基を表す]
    で示される少なくとも1種類のスズ化合物の使用であって、その他の重縮合触媒を含まないアルコキシ一成分シリコーンエラストマー組成物の重縮合によって架橋結合させるための、組成物100gあたり0.05〜0.35mmolのスズに相当する量で用いられる触媒としての使用。
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