JP2007335463A - 静電気放電保護素子および半導体装置 - Google Patents
静電気放電保護素子および半導体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007335463A JP2007335463A JP2006162546A JP2006162546A JP2007335463A JP 2007335463 A JP2007335463 A JP 2007335463A JP 2006162546 A JP2006162546 A JP 2006162546A JP 2006162546 A JP2006162546 A JP 2006162546A JP 2007335463 A JP2007335463 A JP 2007335463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- electrode
- gate electrode
- region
- source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
【解決手段】半導体基板1上に形成されたゲート絶縁膜12、ゲート電極13およびサイドウォール膜14からなるゲート構造11と、ゲート構造11の両側に形成される高濃度不純物拡散層からなるソース領域15およびドレイン領域16と、ソース領域15とドレイン領域16のゲート構造11側に形成される低濃度不純物拡散層からなるエクステンション部17と、ソース電極と、ドレイン電極と、を備え、ゲート電極とソース電極が接地された複数の電界効果型トランジスタによって構成されるマルチフィンガタイプの静電気放電保護素子において、ソース電極とゲート電極13との間、およびドレイン電極とゲート電極13との間の高濃度不純物拡散層内に、低濃度不純物拡散層からなる抵抗領域18を備える。
【選択図】 図1
Description
図1は、この発明にかかるESD保護素子の実施の形態1の模式的な構成を示す断面図である。このESD保護素子は、図に示されるように、図示しない内部回路が形成された半導体基板1上のESD保護素子形成領域Rに形成される。この図の例では、ESD保護素子形成領域R中の素子分離絶縁膜2で分離された領域中に、LDD構造を有するNチャネル電界効果型トランジスタ(以下、NMOSトランジスタという)が、そのゲート電極13が並行するように複数櫛状に形成された、マルチフィンガタイプのESD保護素子が形成されている。なお、このESD保護素子の平面形状は、背景技術で説明した図6−2とほぼ同様の形状を有しているものとする。
図3は、この発明にかかるESD保護素子の実施の形態2の模式的な構成を示す平面図である。このESD保護素子は、半導体集積回路の内部回路の形成領域に隣接したESD保護素子形成領域に、2方向のゲート電極13a,13bが所定の角度で(直交して)交わり、格子状構造を形成していることを特徴とする。そして、ゲート電極13a,13bで囲まれる領域内には、隣接するゲート電極13a,13bで囲まれる領域内で同種の電極とならないように、ソース電極15Cまたはドレイン電極16Cが形成される。なお、この図3において、ソース電極15Cとドレイン電極16Cは、それぞれ半導体基板上のソース領域とドレイン領域に電気的に接続されるコンタクトを示している。また、ゲート電極13a,13bとソース電極15Cとは、接地されるように配線がなされる。
={4(a−L)}/{(2a×2a)/2}
=2(a−L)/a2 ・・・(1)
=2a/(2a×a)
=1/a ・・・(2)
2(a−L)/a2>1/a
となり、これより、次式(3)の条件が求められる。
マルチフィンガタイプのggMOSトランジスタにおいて、ESDの電流集中を防ぐためには、フィンガごとのターンオン電圧とインピーダンスを揃えることが重要である。ここで、ターンオン電圧とは、ゲート電極のドレイン端側の電圧である。また、ESDの放電能力を高めるためにはインピーダンスを低減することが有効である。そこで、この実施の形態3では、マルチフィンガタイプのggMOSトランジスタにおいて、フィンガごとのターンオン電圧とインピーダンスを揃えることができるESD保護素子について説明する。
2 素子分離絶縁膜
11 ゲート構造
12 ゲート絶縁膜
13 ゲート電極
14 サイドウォール
15 ソース領域
16 ドレイン領域
17 エクステンション部
18 抵抗領域
Claims (4)
- 半導体基板上に順に積層されたゲート絶縁膜およびゲート電極と、前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極の積層体の線幅方向両側に形成されたサイドウォール膜と、からなるゲート構造と、前記ゲート構造の前記サイドウォール膜側の両側に形成される高濃度不純物拡散層からなるソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域の前記ゲート構造側に形成される低濃度不純物拡散層からなるエクステンション部と、前記ソース領域に接続されるソース電極と、前記ドレイン領域に接続されるドレイン電極と、を備え、前記ゲート電極と前記ソース電極が接地された電界効果型トランジスタが、そのゲート電極の伸長方向が並行するように複数配置されたマルチフィンガタイプの静電気放電保護素子において、
前記ソース電極と前記ゲート電極との間、および前記ドレイン電極と前記ゲート電極との間の高濃度不純物拡散層内に、低濃度不純物拡散層からなる抵抗領域を備えることを特徴とする静電気放電保護素子。 - 半導体基板上に順に積層されたゲート絶縁膜およびゲート電極と、前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極の積層体の線幅方向両側に形成されたサイドウォール膜と、からなるゲート構造と、前記ゲート構造の前記サイドウォール膜側の両側に形成される高濃度不純物拡散層からなるソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域の前記ゲート構造側に形成される低濃度不純物拡散層からなるエクステンション部と、前記ソース領域に接続されるソース電極と、前記ドレイン領域に接続されるドレイン電極と、を備え、前記ゲート電極と前記ソース電極が接地された電界効果型トランジスタからなる静電気放電保護素子において、
前記電界効果型トランジスタのゲート電極は、2方向に交差して延びる格子状を有し、前記ソース領域と前記ドレイン領域は、前記ゲート電極によって囲まれる領域に、隣接する領域で同じ種類の領域とならないように交互に配置されるとともに、前記格子状のゲート電極のピッチは、当該電界効果型トランジスタのゲート長の2倍よりも長いことを特徴とする静電気放電保護素子。 - 半導体基板上に順に積層されたゲート絶縁膜およびゲート電極と、前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極の積層体の線幅方向両側に形成されたサイドウォール膜と、からなるゲート構造と、前記ゲート構造の前記サイドウォール膜側の両側に形成される高濃度不純物拡散層からなるソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域の前記ゲート構造側に形成される低濃度不純物拡散層からなるエクステンション部と、前記ソース領域に接続されるソース電極と、前記ドレイン領域に接続されるドレイン電極と、を備え、前記ゲート電極と前記ソース電極が接地された電界効果型トランジスタからなる静電気放電保護素子において、
前記ドレイン電極と前記ゲート電極との間の距離が、前記ソース電極と前記ゲート電極との間の距離よりも長いことを特徴とする静電気放電保護素子。 - 半導体基板上に順に積層されたゲート絶縁膜およびゲート電極と、前記ゲート絶縁膜と前記ゲート電極の積層体の線幅方向両側に形成されたサイドウォール膜と、からなるゲート構造と、前記ゲート構造の前記サイドウォール膜側の両側に形成される高濃度不純物拡散層からなるソース領域およびドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域の前記ゲート構造側に形成される低濃度不純物拡散層からなるエクステンション部と、前記ソース領域に接続されるソース電極と、前記ドレイン領域に接続されるドレイン電極と、を備え、前記ドレイン電極が外部ピンに直接接続される電界効果型トランジスタからなる半導体装置において、
前記ドレイン電極と前記ゲート電極との間の距離が、前記ソース電極と前記ゲート電極との間の距離よりも長いことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162546A JP2007335463A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 静電気放電保護素子および半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162546A JP2007335463A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 静電気放電保護素子および半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007335463A true JP2007335463A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38934682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006162546A Pending JP2007335463A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 静電気放電保護素子および半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007335463A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010135568A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Sony Corp | トランジスタ型保護素子および半導体集積回路 |
JPWO2013172079A1 (ja) * | 2012-05-15 | 2016-01-12 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11274404A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-08 | Nec Corp | 半導体装置 |
JP2001110995A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-04-20 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2001308297A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
JP2001358227A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 出力段の静電気放電保護のための少量ドープされたレジスタの使用 |
JP2002009281A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
JP2003133433A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-09 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162546A patent/JP2007335463A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11274404A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-08 | Nec Corp | 半導体装置 |
JP2001110995A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-04-20 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2001308297A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置およびその製造方法 |
JP2001358227A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 出力段の静電気放電保護のための少量ドープされたレジスタの使用 |
JP2002009281A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
JP2003133433A (ja) * | 2001-10-25 | 2003-05-09 | Toshiba Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010135568A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Sony Corp | トランジスタ型保護素子および半導体集積回路 |
US8823097B2 (en) | 2008-12-04 | 2014-09-02 | Sony Corporation | Protection device with a thin-film resistance connected to plural drain regions |
JPWO2013172079A1 (ja) * | 2012-05-15 | 2016-01-12 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
US9525057B2 (en) | 2012-05-15 | 2016-12-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8008723B2 (en) | Semiconductor device including a plurality of diffusion layers and diffusion resistance layer | |
US8722522B2 (en) | Electro-static discharge protection device, semiconductor device, and method for manufacturing electro-static discharge protection device | |
TWI415223B (zh) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
US7557413B2 (en) | Serpentine ballasting resistors for multi-finger ESD protection device | |
US9831235B2 (en) | Method of making structure having a gate stack | |
CN102737975A (zh) | 与有源区重叠的poly切口的布局 | |
JP5210414B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2006019511A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
KR20100062513A (ko) | 정전기 방전 보호소자 및 그 제조방법 | |
JP2007049158A (ja) | 静電放電保護素子及びその製造方法 | |
JP2006339444A (ja) | 半導体装置及びその半導体装置の製造方法 | |
JP3760945B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
TWI697092B (zh) | 半導體靜電放電保護電路、半導體靜電放電保護元件及其佈局結構 | |
JP2000124450A5 (ja) | ||
JP2007335463A (ja) | 静電気放電保護素子および半導体装置 | |
JP4039998B2 (ja) | 半導体装置及び半導体集積回路装置 | |
US8519480B2 (en) | Electrostatic discharge protection device | |
JP2005209792A (ja) | 半導体装置 | |
US7595245B2 (en) | Semiconductor device having a gate electrode material feature located adjacent a gate width side of its gate electrode and a method of manufacture therefor | |
JP2007158004A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH1131819A (ja) | 静電破壊保護トランジスタ | |
JP4344390B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5163212B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP3237269B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH1050933A (ja) | 入力保護回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090514 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20100519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120327 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120807 |