JP2007333250A - 遠赤外線パネルヒーター - Google Patents
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Abstract
【課題】 板状のヒーターの表面全体から遠赤外線を放射し、対象物に対して広い範囲から柔かく遠赤外線を照射することができる、遠赤外線パネルヒーターを提供することを目的とする。
【解決手段】 絶縁体よりなる芯板5に電熱ヒーター6を巻回して電熱板7を形成し、当該電熱板7を絶縁板8で挟持して発熱体4を形成し、金属板2の裏面に前記発熱体4を取り付けると共に、当該金属板2の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック3を塗装してなる。
【選択図】 図2
【解決手段】 絶縁体よりなる芯板5に電熱ヒーター6を巻回して電熱板7を形成し、当該電熱板7を絶縁板8で挟持して発熱体4を形成し、金属板2の裏面に前記発熱体4を取り付けると共に、当該金属板2の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック3を塗装してなる。
【選択図】 図2
Description
本発明は遠赤外線ヒーターに関するものであって、特に板状のヒーターの表面全体から遠赤外線を放射する遠赤外線パネルヒーターに関するものである。
従来から、電気こたつ、暖房器、乾燥器、調理器具等の分野で、遠赤外線を利用したヒーターが多く使用されている。これらの遠赤外線ヒーターは、表面に加熱により遠赤外線を放射する性質を有するセラミックを塗装したものであって、通常は特開平11−86804号公報に示されるように、電熱ヒーターを封入したガラスなどの管の表面に前記セラミックを塗装したものである。
しかしながら遠赤外線は光線に類似の性質を有し、放射源から直進する性質がある。そのため乾燥器などに使用する場合には、前述のような棒状のヒーターでは輝度が高く、対象物に対して特定の角度からのみ遠赤外線が照射されることとなり、また障害物があると陰が生じて対象物に対して均等に照射することが困難である。
特開平11−86804号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、板状のヒーターの表面全体から遠赤外線を放射し、対象物に対して広い範囲から柔かく遠赤外線を照射することができる、遠赤外線パネルヒーターを提供することを目的とするものである。
而して本発明は、絶縁体よりなる芯板に電熱ヒーターを巻回して電熱板を形成し、当該電熱板を絶縁板で挟持して発熱体を形成し、金属板の裏面に前記発熱体を取り付けると共に、当該金属板の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミックを塗装してなることを特徴とするものである。
本発明によれば、発熱体により金属板が加熱されると、その表面に塗装されたセラミックから遠赤外線を放射するので、遠赤外線は金属板の表面全体から広範囲に放射され、対象物に対して広い角度から柔かく遠赤外線を照射すると共に、多少の障害物があっても陰が生じることがなく、全体にわたって均等に照射することができる。
以下本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図面は本発明の遠赤外線パネルヒーター1を示すものであって、2は裏面が窪んだ皿状の金属板であり、当該金属板2の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック3が塗装されている。
そして金属板2の裏面の窪み内には発熱体4が取り付けられている。当該発熱体4は、雲母などの絶縁体よりなる芯板5に電熱ヒーター6を巻回してなる電熱板7を、さらに雲母などの絶縁板8で挟持してなるものである。
而して前記電熱ヒーター6に通電することにより当該電熱ヒーター6が発熱し、絶縁板8を介して金属板2が加熱され、それによって当該金属板2の表面に塗装されたセラミック3が遠赤外線を放射するのである。
図面においては金属板2は正方形状に形成されており、その表面にセラミック3が塗装されているが、その形状は正方形状に限られるものではなく、円形、三角形、六角形、その他の形状とすることもでき、さらには遠赤外線パネルヒーター1の用途や使用状況によって、デザインされた特殊な形状のものとすることもできる。
また金属板2の表面は完全な平面であることが要求されるものでもなく、波型などの多少の凹凸を有していてもよい。しかしながら当該金属板2の裏面には、前記発熱体4がその発熱体4の面積の半分以上において密着しているのが好ましい。
1 遠赤外線パネルヒーター
2 金属板
3 セラミック
4 発熱体
5 芯板
6 電熱ヒーター
7 電熱板
8 絶縁板
2 金属板
3 セラミック
4 発熱体
5 芯板
6 電熱ヒーター
7 電熱板
8 絶縁板
Claims (1)
- 絶縁体よりなる芯板(5)に電熱ヒーター(6)を巻回して電熱板(7)を形成し、当該電熱板(7)を絶縁板(8)で挟持して発熱体(4)を形成し、金属板(2)の裏面に前記発熱体(4)を取り付けると共に、当該金属板(2)の表面に加熱により遠赤外線を放射するセラミック(3)を塗装してなることを特徴とする、遠赤外線パネルヒーター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006162858A JP2007333250A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線パネルヒーター |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006162858A JP2007333250A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線パネルヒーター |
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Family
ID=38932889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006162858A Pending JP2007333250A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 遠赤外線パネルヒーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007333250A (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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JP2009295451A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Kurose Technical:Kk | 遠赤外線パネルヒーター |
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-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162858A patent/JP2007333250A/ja active Pending
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