JP2007323290A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディジタルテレビ受像機100において、パスワード情報記憶手段(記憶部123)によって、パスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を記憶することができ、判別手段(CPU121、判別プログラム123e)によって、パスワード情報の入力の際、音声情報の入力とキー入力による入力順と、パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、入力順と配列順が一致しているか否かに基づいて、パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報と一致するか否かを判別する。
【選択図】図1
Description
ユーザを識別する識別情報と、音声信号の周波数パターンに関する音響モデルパターンとを対応付けて記憶する音響モデルパターン記憶手段と、
ユーザによる識別情報の入力に基づいて、前記音響モデルパターン記憶手段に記憶された当該識別情報に対応する音響モデルパターンを前記音響モデルパターン記憶手段から取得する音響モデルパターン取得手段と、
前記音響モデルパターン取得手段により取得された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行う音声認識手段と、
前記パスワード情報のうち、キー入力情報をキー入力するためのキー入力手段と、
前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順と、当該配列順に対応する前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声認識手段により音声認識処理した結果得られた文字及び前記キー入力手段によりキー入力された文字から構成される文字列とを記憶するパスワード情報記憶手段と、
前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、さらに前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声情報認識手段により音声認識処理した結果得られた文字と前記キー入力手段によるキー入力により得られた文字とから構成された入力文字列と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における前記文字列を比較し、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致していることに基づいて、所定の処理を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記パスワード情報のうち、キー入力情報をキー入力するためのキー入力手段と、
前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順を記憶するパスワード情報記憶手段と、
前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、前記入力順と前記配列順が一致しているか否かに基づいて、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報と一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記入力順と前記配列順が一致していることに基づいて、所定の処理を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記音声情報入力手段により入力された音声情報を音声認識処理する音声認識手段をさらに備え、
前記パスワード情報記憶手段は、前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順に加え、当該配列順に対応する前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声認識手段により音声認識処理した結果得られた文字及び前記キー入力手段によりキー入力された文字から構成される文字列を記憶し、
前記判別手段は、前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、さらに前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声情報認識手段により音声認識処理した結果得られた文字と前記キー入力手段によるキー入力により得られた文字から構成された入力文字列と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における前記文字列を比較し、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致しているか否かを判別し、
前記制御手段は、前記判別手段により、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致していることに基づいて、所定の処理を行うことを特徴とする。
ユーザを識別する識別情報と、音声信号の周波数パターンに関する音響モデルパターンとを対応付けて記憶する音響モデルパターン記憶手段と、
ユーザによる識別情報の入力に基づいて、当該識別情報に対応する音響モデルパターンを前記音響モデルパターン記憶手段から取得する音響モデルパターン取得手段と、
をさらに備え、
前記音声認識手段は、前記音響モデルパターン取得手段により取得された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行うことを特徴とする。
従って、一のパスワード情報を、音声情報及びキー入力情報の混合により構成し、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順により照合できることとなって、より簡易に複数の入力形式によるパスワードの入力ができる。
また、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順に加え、音声情報及びキー入力により入力された文字列を照合できることとなって、より見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
さらに、音響モデルパターン記憶手段に記憶された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行うため、当該音響モデルパターン記憶手段に記憶された音響モデルパターンを有するユーザ以外の者が、パスワード情報の入力の際、音声情報を入力しても音声認識されにくくなることとなって、さらに見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
従って、一のパスワード情報を、音声情報及びキー入力情報の混合により構成し、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順により照合できることとなって、より簡易に複数の入力形式によるパスワードの入力ができる。
従って、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順に加え、音声情報及びキー入力により入力された文字列を照合できることとなって、より見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
従って、音響モデルパターン記憶手段に記憶された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行うため、当該音響モデルパターン記憶手段に記憶された音響モデルパターンを有するユーザ以外の者が、パスワード情報の入力の際、音声情報を入力しても音声認識されにくくなることとなって、さらに見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
なお、本実施の形態では、電子機器として、ディジタルテレビ受像機を例に説明する。しかし、電子機器はこれに限られることなく、例えば、ビデオやエアコン等の家電機器であっても良い。
本実施形態のディジタルテレビ受像機100は、例えば、テレビジョン放送信号(以下、放送信号という。)を受信し、受信した放送信号を、所定の出力信号に変換し、映像/音声データを出力する機器本体部1と、ユーザが音声情報を機器本体部1に無線で出力することができるマイク付きリモートコントロール装置(以下、マイク付きリモコンという。)2と、を備えて構成されている。
機器本体部1は、放送信号を受信するアンテナ3と、アンテナ3により受信された放送信号から所定の放送チャンネルの放送信号を選局するチューナ4と、チューナ4から出力された放送信号の復調及び誤り訂正処理を行う復調部5と、復調部5で復調された放送信号から各データを分離抽出することで、映像/音声データを取得するデマルチクサ6と、デマルチクサ6で取得された映像/音声データに伸張処理を行うデコーダ7と、デコーダ7で伸張された映像データにOSDデータを付加するOSD(On-Screen Display)処理部8と、デコーダ7、OSD処理部8で処理された映像/音声データを出力する表示手段としての受像部9と、音声情報を入力する音声情報入力部10と、キー入力情報を入力するとともに、当該入力操作信号を制御部12に出力するキー入力部11と、機器本体部1全体を統括制御する制御部12と、各部を接続する制御バス13と、を備えて構成されている。
なお、音声情報入力部10は、音声をそのまま音声情報として取得する場合に限らず、音声が音声信号に変換された後に、当該音声信号を音声情報として取得する設計であっても良い。
記憶部123は、かかるパスワード情報を記憶することにより、パスワード情報記憶手段として機能する。
なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部123に記憶されている。
具体的には、記憶部123には、例えば、図1に示すように、音響モデルパターンテーブル123a、音響モデルパターン取得プログラム123b、音声認識プログラム123c、判別プログラム123d、制御プログラム123e、などが記憶されている。
具体的には、音響モデルパターンテーブル123aには、例えば、図2に示すように、ユーザID−1は、「一郎」からなる識別情報を有し、かかる識別情報に対して音響モデルパターン「A」、又ユーザID−2は、「花子」からなる識別情報を有し、かかる識別情報に対して音響モデルパターン「B」が対応付けられて記憶されている。
記憶部123は、かかる音響モデルパターンテーブル123aを記憶することで、音響モデルパターン記憶手段として機能する。
具体的には、例えば、ユーザがキー入力部11に備わる各種キーのうち、方向指示キー(図示省略)や決定キー(図示省略)を押下操作することにより、識別情報「一郎」がキー入力された場合、CPU121は、音響モデルパターン取得プログラム123bを実行することにより、かかる識別情報「一郎」に対応する音響モデルパターン「A」を取得する。
CPU121は、かかる音響モデルパターン取得プログラム123bを実行することにより、音響モデルパターン取得手段として機能する。
ここで、音声認識は、例えば、Juliusという音声認識ソフトウェアが用いられ、膨大な音声パターンと言語パターンの統計データを集積することにより実現される。音声認識の基本原理は、音響モデル(音素(ローマ字1文字にほぼ相当)や音節(かな1文字に相当))の周波数パターンを保持し、単語辞書を参照しながら、入力された音声の音声波形信号から単音節部分を切出した音節列信号とマッチングを行い、音声の認識を行う。
具体的には、CPU121は、音声認識プログラム123cを実行することより、CPU121が音響モデルパターン取得プログラム123cを実行することにより取得された音響モデルパターンを用いて、音声情報入力部10に入力された音声情報の音声認識を行う。
CPU121は、かかる音声認識プログラム123cを実行することにより、音声認識手段として機能する。
具体的には、パスワード情報の入力の際、音声情報入力部10による音声情報の入力とキー入力部11によるキー入力の入力順と、記憶部123に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、さらに音声情報入力部10により入力された音声情報を、CPU121が音声認識プログラム123cを実行することにより音声認識処理した結果得られた文字とキー入力部11によるキー入力により得られた文字から構成された入力文字列と、記憶部123に記憶されたパスワード情報における文字列とを比較し、入力順と配列順並びに入力文字列と文字列が一致しているか否かを判別する。
CPU121は、かかる判別プログラム123dを実行することにより、判別手段として機能する。
具体的には、CPU121が判別プログラム123dを実行することにより、パスワード情報が一致していると判別された場合、CPU121は、制御プログラム123eを実行することにより、例えば、ディジタルテレビ受像機100による番組視聴制限の設定を行うV−Chip設定画面を受像部9に表示させる。
CPU121は、かかる制御プログラム123eを実行することにより、制御手段として機能する。
従って、一のパスワード情報を、音声情報及びキー入力情報の混合により構成し、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順により照合できることとなって、より簡易に複数の入力形式によるパスワードの入力ができる。
また、パスワードの照合を、音声情報の入力とキー入力の入力順に加え、音声情報及びキー入力により入力された文字列を照合できることとなって、より見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
さらに、音響モデルパターンテーブル123aに記憶された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行うため、当該音響モデルパターンテーブル123aに記憶された音響モデルパターンを有するユーザ以外の者が、パスワード情報の入力の際、音声情報を入力しても音声認識されにくくなることとなって、さらに見破られにくいパスワード機能を利用することができる。
例えば、キー入力手段は、機器本体部に備わるキー入力部に限らず、リモコンに備わる各種キーを押下操作することにより出力された赤外線信号等の操作信号を、機器本体部に備わるリモコン信号受光部に入力し、当該入力操作信号を制御部へ出力する設計であっても良い。
また、制御手段は、判別手段により、入力されたパスワード情報と記憶部に記憶されたパスワード情報が一致していないと判別されたことに基づいて、受像部にパスワード情報が正しくない旨を表示させるなど、パスワード情報が不一致であることに応じた処理が実行される設計であっても良い。
また、音響モデルパターンを取得する際、識別情報の入力は、キー入力手段によるキー入力及び音声情報入力手段への音声情報入力のどちらでも行うことができる設計であっても良い。
また、パスワード情報が一致した場合に行われる処理は、V−CHIP設定のみならず、例えば、画質の設定等、任意の処理である。
1 機器本体部
10 音声情報入力部(音声情報入力手段)
11 キー入力部(キー入力手段)
121 CPU(音響モデルパターン取得手段、音声認識手段、判別手段、制御手段)
123a 音響モデルパターンテーブル(音響モデルパターン記憶手段)
123b 音響モデルパターン取得プログラム(音響モデルパターン取得手段)
123c 音声認識プログラム(音声認識手段)
123d 判別プログラム(判別手段)
123e 制御プログラム(制御手段)
Claims (4)
- 音声情報とキー入力情報の組み合わせにより構成されるパスワード情報のうち、音声情報を入力する音声情報入力手段と、
ユーザを識別する識別情報と、音声信号の周波数パターンに関する音響モデルパターンとを対応付けて記憶する音響モデルパターン記憶手段と、
ユーザによる識別情報の入力に基づいて、前記音響モデルパターン記憶手段に記憶された当該識別情報に対応する音響モデルパターンを前記音響モデルパターン記憶手段から取得する音響モデルパターン取得手段と、
前記音響モデルパターン取得手段により取得された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行う音声認識手段と、
前記パスワード情報のうち、キー入力情報をキー入力するためのキー入力手段と、
前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順と、当該配列順に対応する前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声認識手段により音声認識処理した結果得られた文字及び前記キー入力手段によりキー入力された文字から構成される文字列とを記憶するパスワード情報記憶手段と、
前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、さらに前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声情報認識手段により音声認識処理した結果得られた文字と前記キー入力手段によるキー入力により得られた文字とから構成された入力文字列と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における前記文字列を比較し、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致していることに基づいて、所定の処理を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 音声情報とキー入力情報の組み合わせにより構成されるパスワード情報のうち、音声情報を入力する音声情報入力手段と、
前記パスワード情報のうち、キー入力情報をキー入力するためのキー入力手段と、
前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順を記憶するパスワード情報記憶手段と、
前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、前記入力順と前記配列順が一致しているか否かに基づいて、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報と一致するか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記入力順と前記配列順が一致していることに基づいて、所定の処理を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記音声情報入力手段により入力された音声情報を音声認識処理する音声認識手段をさらに備え、
前記パスワード情報記憶手段は、前記パスワード情報における前記音声情報と前記キー入力情報の配列順に加え、当該配列順に対応する前記音声情報入力手段により入力された音声情報を前記音声認識手段により音声認識処理した結果得られた文字及び前記キー入力手段によりキー入力された文字から構成される文字列を記憶し、
前記判別手段は、前記パスワード情報の入力の際、前記音声情報入力手段による音声情報の入力と前記キー入力手段によるキー入力の入力順と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における音声情報とキー入力情報の配列順を比較し、さらに前記音声情報入力手段により入力された音声情報を、前記音声情報認識手段により音声認識処理した結果得られた文字と前記キー入力手段によるキー入力により得られた文字から構成された入力文字列と、前記パスワード情報記憶手段に記憶されたパスワード情報における前記文字列を比較し、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致しているか否かを判別し、
前記制御手段は、前記判別手段により、前記入力順と前記配列順並びに前記入力文字列と前記文字列が一致していることに基づいて、所定の処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - ユーザを識別する識別情報と、音声信号の周波数パターンに関する音響モデルパターンとを対応付けて記憶する音響モデルパターン記憶手段と、
ユーザによる識別情報の入力に基づいて、当該識別情報に対応する音響モデルパターンを前記音響モデルパターン記憶手段から取得する音響モデルパターン取得手段と、
をさらに備え、
前記音声認識手段は、前記音響モデルパターン取得手段により取得された音響モデルパターンを用いて、音声情報の音声認識を行うことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
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