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JP2007315348A - 直列式軸流ファンおよび軸流ファン - Google Patents

直列式軸流ファンおよび軸流ファン Download PDF

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JP2007315348A JP2006148149A JP2006148149A JP2007315348A JP 2007315348 A JP2007315348 A JP 2007315348A JP 2006148149 A JP2006148149 A JP 2006148149A JP 2006148149 A JP2006148149 A JP 2006148149A JP 2007315348 A JP2007315348 A JP 2007315348A
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Abstract

【課題】直列式軸流ファンにおいて、ハウジングの内径を縮小することなく、複数の軸流ファンに接続される複数のリード線群をハウジングにおける中心軸方向に案内する。
【解決手段】直列式軸流ファン1は、中心軸J1に沿って配置される第1軸流ファン2および第2軸流ファン3を備える。第1軸流ファン2および第2軸流ファン3にそれぞれ接続される第1リード線群25および第2リード線群35は、中心軸J1に平行に案内されて第1ハウジング23の吸気側へと引き出される。直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において、第1リード線群25および第2リード線群35をそれぞれ個別に案内する第1案内部235および第2案内部236が設けられるため、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、第1リード線群25および第2リード線群35を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直列式軸流ファンおよび直列式軸流ファンを構成する軸流ファンに関する。
従来より、パーソナルコンピュータやサーバ等の電子機器では、筐体内部の電子部品を冷却するための冷却ファンとして軸流ファンが利用されている。このような軸流ファンでは、ハウジング内においてモータに接続されたリード線が、ハウジングの外側に引き出されて電力供給源に接続される。
特許文献1では、リード線をハウジング外へと導く案内溝が、モータをハウジングに固定する支持リブに設けられており、当該案内溝を途中で枝分かれさせることにより、リード線の引き出し位置を容易に変更する技術が開示されている。特許文献2では、モータを支持する複数の支持リブに複数の案内溝を設けることにより、リード線の引き出し位置を容易に変更する技術が開示されている。
特許文献3では、ハウジングの一方側から引き出されたリード線を軸方向に沿って導き、他方側のフランジ部に設けられた取り出し口から引き出す軸流ファンにおいて、矩形のフランジ部の1つの辺上に取り出し口を2つ設けることにより、リード線の取り出し位置を容易に変更する技術が開示されている。
また、近年、筐体内部の電子部品の密度上昇に伴って冷却ファンの性能向上が要求されており、特に、サーバ等の比較的大型の電子機器では、静圧が高く、かつ、風量が大きい冷却ファンが求められている。このような冷却ファンの1つとして、特許文献4では、軸方向に沿って2つの軸流ファンを接続した二重反転式軸流送風機が開示されている。特許文献4の二重反転式軸流送風機では、ハウジングの一端側のフランジに給電用配線を引き出す1つの引出口が設けられており、ハウジングの軸方向の中央部から引き出された2つのモータの給電用配線が、軸方向に導かれて当該引出口から引き出される。
実開昭61−17500号公報 実開昭62−135551号公報 実開平4−131162号公報 特開2004−278371号公報
ところで、複数の軸流ファンが軸方向に配置された直列式軸流ファンでは、各軸流ファンのモータ部に電源電流用のリード線とグランド用のリード線とが接続されている。また、各軸流ファンに要求される性能に応じ、上記のリード線に加えて、PWM制御(pulse width modulation control)等の制御信号用のリード線や、ロックセンサや回転センサ等のセンサ信号用のリード線も接続される。
各軸流ファンに接続されるこれらのリード線は、ハウジングの側面において、ハウジングの両端に設けられたフランジ部の輪郭からはみ出さないように軸方向に沿って案内され、一方のフランジ部に形成された引出口から引き出される。これにより、リード線が電子機器内の他の部品等に引っ掛かってしまったり接触して損傷してしまうことが防止される。
直列式軸流ファンでは、リード線の総数が多くなるため、これらのリード線が引き出される上記引出口を大きくする必要があり、フランジ部およびハウジングが大型化してしまう。逆に、フランジ部およびハウジングの大きさを変更しない場合、リード線の引出口よりも内側(中心軸側)に形成されるエアの流路径(すなわち、ハウジングの内径)が縮小されてしまい、要求される風量や静圧を実現することが困難になってしまう。なお、近年のモータ部における消費電力の増加傾向を考慮すると、リード線の径を小さくして上記引出口の大型化を防止することは難しい。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、直列式軸流ファンにおいて、ハウジングの内径を縮小することなく、複数の軸流ファンに接続される複数のリード線群をハウジングにおける中心軸方向に案内することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、直列式軸流ファンであって、第1軸流ファンと、中心軸に沿って前記第1軸流ファンに接続された第2軸流ファンとを備え、前記第1軸流ファンが、前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより前記中心軸方向のエアの流れを発生する第1モータ部と、前記第1インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形を有する第1ハウジングとを備え、前記第2軸流ファンが、前記中心軸に沿って前記第1インペラに隣接して配置され、前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、前記第2インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が前記第1ハウジングと同一である略四角柱状の外形を有し、前記第1ハウジングの一の端部と輪郭を一致させつつ前記第1ハウジングに接続された第2ハウジングとを備え、前記第1ハウジングが、前記第1モータ部に接続される第1リード線群を、前記第1ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して前記第2ハウジングとは反対側へと引き出す第1案内部と、前記第2モータ部に接続される第2リード線群を、前記第1ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して前記第2ハウジングとは反対側に引き出す第2案内部とを備え、前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記第1ハウジングの前記外形の前記中心軸に平行な4つの角部のうち、互いに異なる2つの角部に、または、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直列式軸流ファンであって、前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記第1ハウジングの前記外形の前記4つの角部のうち、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の直列式軸流ファンであって、前記第2インペラが、前記第1インペラの回転方向とは反対方向に回転する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが同形状である。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第1ハウジングの前記第1リード線群および前記第2リード線群が引き出される端部が、吸気側の端部である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記第1ハウジングの前記第2ハウジングとは反対側において結束部材により束ねられる。
請求項7に記載の発明は、軸流ファンであって、所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、前記中心軸を中心として前記インペラを回転することにより前記中心軸方向のエアの流れを発生するモータ部と、前記インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形を有するハウジングとを備え、前記ハウジングが、第1リード線群を、前記ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して外部へと引き出す第1案内部と、第2リード線群を、前記ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行かつ前記第1リード線群と同方向に案内して外部へと引き出す第2案内部とを備え、前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記モータ部および前記中心軸に沿って配置された他の軸流ファンのモータ部のそれぞれに接続され、または、前記中心軸に沿って配置された他の2つの軸流ファンのモータ部のそれぞれに接続され、前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記ハウジングの前記外形の前記中心軸に平行な4つの角部のうち、互いに異なる2つの角部に、または、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の軸流ファンであって、前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれが、リード線群を係止するフックを備える。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の軸流ファンであって、前記ハウジングの前記吸気側および前記排気側の前記両端部が、略正方形のフランジとなっており、前記フックが、前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれの前記吸気側および前記排気側の一方のフランジに形成される。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の軸流ファンであって、前記フックが、前記ハウジングの前記一方のフランジ側の端面から前記中心軸方向において離間して設けられる。
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の軸流ファンであって、前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれが、リード線群を前記吸気側および前記排気側の他方のフランジにおいて係止するもう1つのフックを備える。
請求項12に記載の発明は、請求項8ないし11のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記第1案内部が、前記ハウジングの外周面に形成されるとともに前記第1リード線群を案内する前記中心軸に平行な第1案内溝を備え、前記第2案内部が、前記ハウジングの外周面に形成されるとともに前記第2リード線群を案内する前記中心軸に平行な第2案内溝を備える。
請求項13に記載の発明は、請求項7ないし12のいずれかに記載の軸流ファンであって、前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記ハウジングの外部において結束部材により束ねられる。
請求項1ないし6の発明では、第1ハウジングの内径を縮小することなく、第1リード線群および第2リード線群を第1ハウジングにおける中心軸方向に案内することができる。請求項2の発明では、さらに、直列式軸流ファンの構造を簡素化することができる。請求項3の発明では、直列式軸流ファンの高静圧化および大風量化を実現することができる。請求項4の発明では、直列式軸流ファンを容易に製造することができる。
請求項7ないし13の発明では、ハウジングの内径を縮小することなく、第1リード線群および第2リード線群を中心軸方向に案内することができる。請求項8ないし11の発明では、さらに、第1リード線群および第2リード線群を確実に係止することができる。請求項12の発明では、第1リード線群および第2リード線群をより確実に案内することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1を示す斜視図である。図2は、直列式軸流ファン1を分解して示す斜視図である。直列式軸流ファン1は、例えば、サーバ等の電子機器を空冷するための電動式冷却ファンとして用いられる。図1に示すように、直列式軸流ファン1は、図1中の上側に配置される第1軸流ファン2、および、中心軸J1に沿って第1軸流ファン2に接続された図1中の下側に配置される第2軸流ファン3を備える。第1軸流ファン2および第2軸流ファン3はビス(図示省略)等により互いに対して固定される。図2では、図示の都合上、第1軸流ファン2および第2軸流ファン3から引き出されるリード線群の図示を省略している。
本実施の形態に係る直列式軸流ファン1は、いわゆる二重反転式軸流ファンであり、図2に示す第1軸流ファン2の第1インペラ21と第2軸流ファン3の第2インペラ31とが互いに反対方向に回転することにより、図1中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれ、下側(すなわち、第2軸流ファン3側)へと送出されて中心軸J1方向のエアの流れが発生する。以下の説明では、中心軸J1方向において、エアが取り込まれる側である図1中の上側を「吸気側」と呼び、エアが排出される側である図1中の下側を「排気側」と呼ぶ。直列式軸流ファン1では、図2に示す第1インペラ21の回転方向と第2インペラ31の回転方向とを反対方向とすることにより、2つのインペラが同方向に回転する直列式軸流ファンに比べて、高静圧化および大風量化が実現される。
図3は、直列式軸流ファン1を中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図であり、図4は、第1軸流ファン2を吸気側から見た平面図である。図3および図4に示すように、第1軸流ファン2は、中心軸J1を中心として放射状に等ピッチにて配置された複数(本実施の形態では、7枚)の第1翼211を有する第1インペラ21、中心軸J1を中心として第1インペラ21を図2および図4中における時計回りに回転することにより中心軸J1方向のエアの流れ(すなわち、図3中の上側から下側へと向かうエアの流れ)を発生する第1モータ部22、第1インペラ21の外周を囲む第1ハウジング23、および、第1インペラ21の下側において第1モータ部22から中心軸J1を中心として放射状に伸びるとともに第1ハウジング23に接続されて第1モータ部22を支持する複数(本実施の形態では、3本)の第1支持リブ24を備える。第1軸流ファン2では、第1ハウジング23の内側の流路230に第1インペラ21、第1モータ部22および第1支持リブ24が配置される。
図3に示すように、第1モータ部22は、固定組立体であるステータ部221、および、回転組立体であるロータ部222を備え、ロータ部222は、後述する軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部221に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部222側を上側、ステータ部221側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない。
ステータ部221は、平面視において中心軸J1を中心とする略円環状のベース部2211を備え、ベース部2211は、図3および図4に示すように、複数の第1支持リブ24を介して第1ハウジング23の略円筒状の内周面231に固定されてステータ部221の各部を保持する。ベース部2211は樹脂製であり、同じく樹脂製の複数の第1支持リブ24および第1ハウジング23と共に射出成形により形成される。
図3に示すように、ベース部2211の中央の開口には、ベース部2211から上側(すなわち、ロータ部222側)に突出する略円筒状の軸受保持部2212が固定されている。軸受保持部2212の内側には、軸受機構の一部となる玉軸受2213,2214が中心軸J1方向の上部および下部に設けられる。
ステータ部221は、また、軸受保持部2212の外周に取り付けられる(すなわち、軸受保持部2212の周囲にてベース部2211に取り付けられる)電機子2215、および、電機子2215の下側に取り付けられるとともに電機子2215に電気的に接続されて電機子2215を制御する略円環板状の回路基板2216をさらに備える。
第1モータ部22では、図1および図4に示す複数(本実施の形態では、3本)のリード線を束ねた第1リード線群25が、図3に示す回路基板2216に接続されている。第1リード線群25は、第1ハウジング23の流路230から外部に引き出され、直列式軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。
ロータ部222は、中心軸J1を中心とする略有蓋円筒状であって磁性を有する金属製のヨーク2221、ヨーク2221の側壁部の内側(すなわち、内側面)に固定されて電機子2215と対向する略円筒状の界磁用磁石2222、および、ヨーク2221の蓋部から下向きに突出するシャフト2223を備える。
シャフト2223は、軸受保持部2212に挿入されて玉軸受2213,2214により回転可能に支持される。第1軸流ファン2では、シャフト2223および玉軸受2213,2214が、中心軸J1を中心にヨーク2221をベース部2211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第1インペラ21は、第1モータ部22のヨーク2221の外側を覆う略有蓋円筒状のハブ212、および、ハブ212の側壁部の外側(すなわち、外側面)から放射状に伸びる複数の第1翼211を備える。ハブ212は樹脂製であり、同じく樹脂製の第1翼211と共に射出成形により形成される。
第1軸流ファン2では、第1ハウジング23の内側において第1モータ部22の回路基板2216に接続される第1リード線群25(図1参照)を介して電機子2215に供給される駆動電流が制御される。これにより、電機子2215と界磁用磁石2222との間で中心軸J1を中心とするトルクが発生することにより、ロータ部222に取り付けられた第1インペラ21の複数の第1翼211が、中心軸J1を中心として図4中における時計回りに回転する。これにより、図3中の上側(すなわち、第1モータ部22のロータ部222側)からエアが取り込まれて下側(すなわち、第2軸流ファン3側)へと送出される。
図5は、第2軸流ファン3を吸気側から見た平面図である。図3および図5に示すように、第2軸流ファン3は、中心軸J1に沿って第1インペラ21に隣接して配置される第2インペラ31を備え、第2インペラ31は、中心軸J1を中心として放射状に等ピッチにて配置された複数(本実施の形態では、5枚)の第2翼311を有する。
第2軸流ファン3は、また、中心軸J1を中心として第2インペラ31を第1インペラ21とは反対方向(すなわち、図5中における反時計回り)に回転することにより第1インペラ21によるエアの流れと同方向のエアの流れ(すなわち、図3中の上側から下側へと向かう中心軸J1方向のエアの流れ)を発生する第2モータ部32、第2インペラ31の外周を囲む第2ハウジング33、および、第2インペラ31の下側において第2モータ部32から中心軸J1を中心として放射状に伸びるとともに第2ハウジング33に接続されて第2モータ部32を支持する複数(本実施の形態では、3本)の第2支持リブ34を備える。
第2軸流ファン3では、第1軸流ファン2と同様に、第2ハウジング33の内側の流路330に第2インペラ31、第2モータ部32および第2支持リブ34が配置される。本実施の形態では、第2支持リブ34の本数が第1支持リブ24(図4参照)の本数と等しくされる。また、第2ハウジング33は、第1ハウジング23(図2および図4参照)と同形状である。
図3に示すように、第2モータ部32の構成は第1モータ部22の構成と同様であり、ステータ部321、および、ステータ部321の上側(すなわち、吸気側)に配置されてステータ部321に対して回転可能に支持されるロータ部322を備える。
ステータ部321は、複数の第2支持リブ34を介して第2ハウジング33の略円筒状の内周面331に固定されてステータ部321の各部を保持するベース部3211、玉軸受3213,3214が内側に設けられる略円筒状の軸受保持部3212、軸受保持部3212の外周に取り付けられる電機子3215、および、電機子3215の下側に取り付けられるとともに電機子3215に電気的に接続されて電機子3215を制御する略円環板状の回路基板3216を備える。
ベース部3211は樹脂製であり、同じく樹脂製の複数の第2支持リブ34および第2ハウジング33と共に射出成形により形成される。第2モータ部32では、図1および図5に示す複数(本実施の形態では、3本)のリード線を束ねた第2リード線群35が、図3に示す回路基板3216に接続されている。第2リード線群35は、第2ハウジング33の流路330から外部に引き出され、直列式軸流ファン1の外部に設けられた外部電源に接続される。
ロータ部322は、金属製のヨーク3221、ヨーク3221の内側面に固定される界磁用磁石3222、および、ヨーク2221から下向きに突出するシャフト3223を備える。シャフト3223は、軸受保持部3212内において玉軸受3213,3214により回転可能に支持される。第2軸流ファン3では、シャフト3223および玉軸受3213,3214が、中心軸J1を中心にヨーク3221をベース部3211に対して回転可能に支持する軸受機構の役割を果たす。
第2インペラ31は、第2モータ部32のヨーク3221の外側を覆う略有蓋円筒状のハブ312、および、ハブ312の外側面から放射状に伸びる複数の第2翼311を備える。ハブ312は樹脂製であり、同じく樹脂製の第2翼311と共に射出成形により形成される。
第2軸流ファン3では、第2ハウジング33の内側において第2モータ部32の回路基板3216に接続される第2リード線群35(図1参照)を介して第2モータ部32に駆動電流が供給されることにより、第2インペラ31の複数の第2翼311が中心軸J1を中心として図5中における反時計回りに回転する。これにより、図3中の上側(すなわち、第1軸流ファン2側)からエアが取り込まれて下側(すなわち、第2支持リブ34側)へと送出される。
直列式軸流ファン1では、図4に示すように、第1ハウジング23が、第1インペラ21の外周を囲む略円筒状の内周面231を有する。また、第1ハウジング23では、図2および図4に示すように、吸気側の端部232、および、排気側の端部233のそれぞれが、平面視において略正方形のフランジとなっている。以下の説明では、第1ハウジング23の吸気側の端部232を、「第1吸気側フランジ232」と呼び、排気側の端部233を、「第1排気側フランジ233」と呼ぶ。第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233の平面視における輪郭は同形状である。
第1ハウジング23は、図1および図2中に二点鎖線にて示すように、吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形234を有する。ここで、第1ハウジング23の外形234とは、第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233の略正方形の輪郭を中心軸J1方向にて結ぶことにより形成される仮想的な略四角柱の外側面を意味する。
第2ハウジング33は、図5に示すように、第2インペラ31の外周を囲む略円筒状の内周面331を有する。また、図2および図5に示すように、第2ハウジング33では、第1ハウジング23と同様に、吸気側の端部332、および、排気側の端部333のそれぞれが平面視において略正方形のフランジとなっている。以下の説明では、第2ハウジング33の吸気側の端部332を、「第2吸気側フランジ332」と呼び、排気側の端部333を、「第2排気側フランジ333」と呼ぶ。
上述のように、第2ハウジング33と第1ハウジング23とは同形状であるため、第2吸気側フランジ332および第2排気側フランジ333の平面視における輪郭は、第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233と同一である。第2ハウジング33は、第2吸気側フランジ332の輪郭を第1ハウジング23の第1排気側フランジ233の輪郭と一致させつつ第1ハウジング23に接続される。
第2ハウジング33も、第1ハウジング23と同様に、図1および図2中に二点鎖線にて示すように、吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形334を有する。第2ハウジング33の外形334とは、第1ハウジング23の外形234と同様に、第2吸気側フランジ332および第2排気側フランジ333の略正方形の輪郭を中心軸J1方向にて結ぶことにより形成される仮想的な略四角柱の外側面を意味する。
図1および図4に示すように、第1ハウジング23は、第1ハウジング23の排気側(すなわち、図1中の下側)において流路230から引き出された第1リード線群25を中心軸J1に平行に第1ハウジング23の吸気側へと案内する第1案内部235、および、第2ハウジング33の排気側において流路330から引き出されて第1ハウジング23側へと案内された第2リード線群35(すなわち、第1軸流ファン2とは異なる他の軸流ファンである第2軸流ファン3の第2モータ部32に接続されるリード線群)を、中心軸J1に平行に第1ハウジング23の吸気側へと案内する第2案内部236を備える。
図2に示すように、第1案内部235および第2案内部236は、第1ハウジング23の外形234の中心軸J1に平行な4つの角部2341のうち、一の角部2341(図2中における手前側の角部であり、他の角部2341と区別するために、以下の説明では、符号2341aを付す。)を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
上述のように、第2ハウジング33は第1ハウジング23と同形状であり、第1案内部235および第2案内部236に対応する案内部(以下、「第3案内部335」および「第4案内部336」という。)を備える。第3案内部335および第4案内部336は、第1ハウジング23の角部2341aに対応する第2ハウジング33の角部3341aを形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
第1ハウジング23では、第1案内部235が、第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233の外側のエッジに形成されるとともに中心軸J1方向において直線上に配置される切欠部2321,2331を備える。第1案内部235は、切欠部2321の開口(すなわち、第1吸気側フランジ232の外側のエッジ上の開口)の一部を閉塞するフック2323、および、切欠部2331の開口(すなわち、第1排気側フランジ233の外側のエッジ上の開口)の一部を閉塞するフック2333をさらに備える。
また、第2案内部236は、第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233の外側のエッジに形成されるとともに中心軸J1方向において直線上に配置される切欠部2322,2332を備える。第2案内部236は、切欠部2322の開口(すなわち、第1吸気側フランジ232の外側のエッジ上の開口)の一部を閉塞するフック2324、および、切欠部2332の開口(すなわち、第1排気側フランジ233の外側のエッジ上の開口)の一部を閉塞するフック2334をさらに備える。
第1ハウジング23と同形状である第2ハウジング33では、第3案内部335の吸気側および排気側において、第2吸気側フランジ332および第2排気側フランジ333に切欠部3321,3331が形成され、第4案内部336の吸気側および排気側において、第2吸気側フランジ332および第2排気側フランジ333に切欠部3322,3332が形成される。また、第3案内部335は、切欠部3321,3331のそれぞれの開口の一部を閉塞するフック3323,3333を備え、第4案内部336は、切欠部3322,3332のそれぞれの開口の一部を閉塞するフック3324,3334を備える。
直列式軸流ファン1では、図1に示すように、第1ハウジング23の排気側において第1排気側フランジ233の切欠部2331から引き出された第1リード線群25が、第1案内部235により第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において中心軸J1に平行に案内され、第1吸気側フランジ232の切欠部2321を通過して第1ハウジング23の吸気側(すなわち、第2ハウジング33とは反対側)へと引き出される。第1ハウジング23では、切欠部2321が、第1リード線群25を第1ハウジング23の外部へと引き出す第1案内部235の引出口となる。
第1案内部235では、切欠部2331,2321に設けられたフック2333,2323により、第1リード線群25が第1排気側フランジ233および第1吸気側フランジ232において第1ハウジング23に係止される。
直列式軸流ファン1では、また、第2ハウジング33の排気側において第2排気側フランジ333の切欠部2332から引き出された第2リード線群35が、第4案内部336により第2ハウジング33の内周面331(図5参照)と外形334との間において中心軸J1に平行に案内され、第2吸気側フランジ332の切欠部3322を通過して第1ハウジング23側へと案内される。
第2リード線群35は、第2吸気側フランジ332の切欠部3322と重なる第1排気側フランジ233の切欠部2332を通過し、第2案内部236により第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において中心軸J1に平行に、かつ、第1リード線群25と同方向に案内され、さらに、第1吸気側フランジ232の切欠部2322を通過して第1ハウジング23の吸気側(すなわち、第2ハウジング33とは反対側)へと引き出される。第1ハウジング23では、切欠部2322が、第2リード線群35を第1ハウジング23の外部へと引き出す第2案内部236の引出口となる。
第2ハウジング33の第4案内部336では、切欠部3332,3322に設けられたフック3334,3324により、第2リード線群35が第2排気側フランジ333および第2吸気側フランジ332において第2ハウジング33に係止される。また、第1ハウジング23の第2案内部236では、切欠部2332,2322に設けられたフック2334,2324により、第2リード線群35が第1排気側フランジ233および第1吸気側フランジ232において第1ハウジング23に係止される。
直列式軸流ファン1では、第1吸気側フランジ232(すなわち、直列式軸流ファン1の吸気側の端部)の切欠部2321,2322からそれぞれ引き出された第1リード線群25および第2リード線群35が、第1ハウジング23の第2ハウジング33とは反対側の外部において結束部材5により束ねられて外部電源に接続される。結束部材5としては、例えば、熱収縮性チューブや結束バンド、結束テープ等が利用される。
以上に説明したように、本実施の形態に係る直列式軸流ファン1では、第1モータ部22および第2モータ部32にそれぞれ接続される第1リード線群25および第2リード線群35が、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において中心軸J1に平行に案内されて第1ハウジング23の吸気側へと引き出される。
仮に、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間に、第1リード線群25および第2リード線群35が共に案内される1つの案内部が設けられるとすると、当該案内部は少なくとも6本のリード線を収容する必要があるため比較的大きなものとなり、第1ハウジング23の内径が縮小されてしまう。あるいは、第1ハウジング23の内径を維持しようとすると、第1ハウジング23の外形234が大型化してしまったり、第1リード線群25および第2リード線群35に含まれるリード線の径を小さくする必要がある。
しかしながら、直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23が、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において、第1リード線群25および第2リード線群35をそれぞれ個別に案内する第1案内部235および第2案内部236を備えるため、第1ハウジング23の内径(すなわち、第1ハウジング23の流路230の径)を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、第1リード線群25および第2リード線群35を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。また、第1リード線群25および第2リード線群35に含まれるリード線の径を小さくする必要もないため、第1モータ部22および第2モータ部32に大容量の電流を供給することができ、高回転および高負荷の直列式軸流ファン1を実現することができる。
第1ハウジング23では、第1案内部235および第2案内部236が、第1ハウジング23の外形234の4つの角部2341のうち、同一の角部2341aを形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。このように、第1リード線群25および第2リード線群35が1つの角部2341aにまとめられることにより、直列式軸流ファン1の構造を簡素化することができる。その結果、電子機器内への直列式軸流ファン1の取り付け時等に、リード線を他の部品等に引っかけてしまう心配を低減して、直列式軸流ファン1の取り扱いを容易とすることができる。また、第1リード線群25および第2リード線群35が、電子機器内において他の部品と干渉することを抑制することができるため、直列式軸流ファン1の配置の自由度を向上することができる。
直列式軸流ファン1では、第1リード線群25および第2リード線群35が結束部材5により束ねられているため、直列式軸流ファン1の取り扱いをさらに容易とすることができ、また、第1リード線群25および第2リード線群35の電子機器内における引き回し(すなわち、配線)を容易とすることができる。
第1ハウジング23では、第1案内部235および第2案内部236が、第1吸気側フランジ232において第1リード線群25および第2リード線群35を係止するフック2323,2324を備えることにより、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において、第1リード線群25および第2リード線群35を確実に係止することができる。第1ハウジング23では、さらに、第1案内部235および第2案内部236が、第1排気側フランジ233において第1リード線群25および第2リード線群35を係止するフック2333,2334を備えることにより、第1リード線群25および第2リード線群35をより確実に係止することができる。
直列式軸流ファン1では、第1リード線群25および第2リード線群35が、第1ハウジング23の第1吸気側フランジ232(すなわち、直列式軸流ファン1の吸気側の端部)から外部へと引き出されることにより、排気側の端部から引き出される場合に比べて、直列式軸流ファン1からの排気が乱れることを防止し、直列式軸流ファン1の作動音の発生を抑制することができる。
また、直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23と第2ハウジング33とが同形状とされることにより、同一の金型にて第1ハウジング23および第2ハウジング33を形成することができるため、直列式軸流ファン1を容易に製造することができるとともに直列式軸流ファン1の製造に係るコストを低減することができる。さらには、第1ハウジング23および第2ハウジング33のそれぞれに2つの案内部が設けられるため、電子機器内における直列式軸流ファン1の配置等に合わせて、第1リード線群25および第2リード線群35を第1ハウジング23側および第2ハウジング33側のいずれにも引き出すことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンの構成は、図1ないし図5に示す直列式軸流ファン1とほぼ同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図6および図7は、第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンの第1軸流ファン2および第2軸流ファン3を示す平面図である。図6に示すように、第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1ハウジング23の第1案内部235および第2案内部236が、第1ハウジング23の外周面237に形成されるとともに中心軸J1に平行な第1案内溝2351および第2案内溝2361を備える。また、図7に示すように、第2ハウジング33の第3案内部335および第4案内部336が、第2ハウジング33の外周面337に形成されるとともに中心軸J1に平行な第3案内溝3351および第4案内溝3361を備える。
第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1ハウジング23の第1案内部235において、第1リード線群25が第1案内溝2351に沿って中心軸J1に平行に案内される。また、第2ハウジング33の第4案内部336、および、第1ハウジング23の第2案内部236において、第2リード線群35が第4案内溝3361および第2案内溝2361に沿って中心軸J1に平行に案内される。
第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1の実施の形態と同様に、第1ハウジング23が、第1ハウジング23の内周面231と外形234(図1参照)との間において、第1リード線群25および第2リード線群35をそれぞれ個別に案内する第1案内部235および第2案内部236を備えるため、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、第1リード線群25および第2リード線群35を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。
第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンの第1ハウジング23では、特に、第1案内溝2351および第2案内溝2361により、第1リード線群25および第2リード線群35を、第1ハウジング23の吸気側の端部(すなわち、第1吸気側フランジ232)へとより確実に案内することができる。第2ハウジング33においても同様に、第4案内溝3361により、第2リード線群35をより確実に第1ハウジング23側へと案内することができる。また、これらの案内溝により、第1リード線群25および第2リード線群35が第1ハウジング23および第2ハウジング33の外形234,334(図1参照)の外部にはみ出すことをより確実に防止することができ、第1リード線群25および第2リード線群35が電子機器内の他の部品等と接触することをより確実に防止することができる。
なお、第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1案内部235に3本のリード線がそれぞれ沿う3つの第1案内溝2351が形成されているが、例えば、3つの第1案内溝2351に代えて幅が広い1つの案内溝が第1案内部235に形成されてもよい(第2案内溝ないし第4案内溝においても同様)。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図8は、第3の実施の形態に係る直列式軸流ファン1aを示す斜視図であり、図9は直列式軸流ファン1aを中心軸J1を含む平面で切断した縦断面図である。直列式軸流ファン1aの構成は、図1ないし図5に示す直列式軸流ファン1とほぼ同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図9に示すように、直列式軸流ファン1aでは、第2軸流ファン3において、第2モータ部32および第2インペラ31のハブ312の向きのみが、図3に示す直列式軸流ファン1と異なる。図9に示す直列式軸流ファン1aでは、第2インペラ31の第2翼311の向きは第1の実施の形態と同様である。
直列式軸流ファン1aでは、第2モータ部32の回路基板3216が第2軸流ファン3の吸気側に配置されているため、回路基板3216に接続される第2リード線群35は、図8に示すように、第2ハウジング33の吸気側において第2吸気側フランジ332に形成された切欠部3322から引き出される。第2リード線群35は、第1軸流ファン2の第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において、第2案内部236により中心軸J1に平行に案内されて第1ハウジング23の吸気側(すなわち、第2ハウジング33とは反対側)へと引き出される。
直列式軸流ファン1aにおいても、第1の実施の形態と同様に、第1ハウジング23が、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において、第1リード線群25および第2リード線群35をそれぞれ個別に案内する第1案内部235および第2案内部236を備えるため、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、第1リード線群25および第2リード線群35を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図10は、第4の実施の形態に係る直列式軸流ファン1bを示す斜視図である。図10に示すように、直列式軸流ファン1bは、図1に示す第1軸流ファン2および第2軸流ファン3に加えて、中心軸J1に沿って第2軸流ファン3に接続された図10中の下側に配置される第3軸流ファン4を備える。その他の構成は、図1ないし図5に示す直列式軸流ファン1とほぼ同様であり、以下の説明において同符号を付す。
第3軸流ファン4の構造は、図3に示す第1軸流ファン2および第2軸流ファン3とほぼ同様である。図10に示す直列式軸流ファン1bでは、第1軸流ファン2、第2軸流ファン3および第3軸流ファン4のインペラが同じ方向に回転する。
直列式軸流ファン1bの第1ハウジング23では、第1の実施の形態と同様に、第1案内部235および第2案内部236が、第1ハウジング23の外形234の1つの角部2341aを形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられる。
直列式軸流ファン1bでは、第2軸流ファン3の第2モータ部32(図3参照)に接続される第2リード線群35が、第1案内部235により、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において中心軸J1に平行に案内されて第1ハウジング23の外部へと引き出される。また、第3軸流ファン4のモータ部に接続される第3リード線群45が、第2案内部236により、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において中心軸J1に平行に案内されて第1ハウジング23の外部へと引き出される。なお、第1軸流ファン2の第1モータ部22(図3参照)に接続される第1リード線群25は、第1案内部235および第2案内部236が設けられる角部2341aとは異なる他の角部2341において、第1ハウジング23の外部へと引き出される。
直列式軸流ファン1bの第1軸流ファン2では、中心軸J1に沿って配置された他の2つの軸流ファン(すなわち、第2軸流ファン3および第3軸流ファン4)のモータ部にそれぞれ接続された2つのリード線群(すなわち、第2リード線群35および第3リード線群45)を、第1案内部235および第2案内部236により、第1ハウジング23の内周面231と外形234との間において個別に案内することにより、第1の実施の形態と同様に、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、2つのリード線群を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る直列式軸流ファンについて説明する。図11は、第5の実施の形態に係る直列式軸流ファン1cを示す分解して示す斜視図であり、図12は直列式軸流ファン1cの第1軸流ファン2を示す斜視図である。直列式軸流ファン1cの構成は、図1ないし図5に示す直列式軸流ファン1とほぼ同様であり、以下の説明において同符号を付す。なお、図11では、図示の都合上、第1軸流ファン2および第2軸流ファン3から引き出されるリード線群の図示を省略している。また、図12では、第1軸流ファン2から引き出される第1リード線群25の一部のみを図示し、第2軸流ファン3(図11参照)から引き出されるリード線群の図示を省略している。
図11に示すように、直列式軸流ファン1cでは、第1ハウジング23の第1吸気側フランジ232に形成されるフック2323,2324、および、第2ハウジング33の第2吸気側フランジ332に形成されるフック3323,3324が、図2に示す直列式軸流ファン1とは異なる位置に形成される。
フック2323,2324は、第1ハウジング23の第1吸気側フランジ232側の端面2320から、中心軸J1方向において図11中における下方(すなわち、第1排気側フランジ233側)に離間して設けられる。フック3323,3324も同様に、第2ハウジング33の第2吸気側フランジ332側の端面3320から、中心軸J1方向において図11中における下方(すなわち、第2排気側フランジ333側)に離間して設けられる。
直列式軸流ファン1cでは、第1の実施の形態と同様に、第1案内部235および第2案内部236が設けられることにより、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、第1リード線群25(図12参照)および第2リード線群35(図1参照)を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。また、第1ハウジング23では、第1の実施の形態と同様に、第1案内部235および第2案内部236が、フック2323,2333,2324,2334を備えることにより、第1リード線群25および第2リード線群35を確実に係止することができる。
図12に示すように、直列式軸流ファン1cの第1ハウジング23では、特に、フック2323が第1ハウジング23の第1吸気側フランジ232の端面2320から離間して設けられているため、第1リード線群25を第1ハウジング23の端面2320よりも下側(すなわち、第1排気側フランジ233側)から外部へと引き出すことができる。また、フック2324も第1ハウジング23の端面2320から離間して設けられているため、第2リード線群35(図1参照)を第1ハウジング23の端面2320よりも下側から外部へと引き出すことができる。
これにより、図11に示す直列式軸流ファン1cを電子機器内に取り付ける際に、第1ハウジング23の端面2320を筐体や他の部品に当接させて設置する必要がある場合であっても、第1リード線群25および第2リード線群35が筐体や他の部品と接触することを防止しつつ容易に配線することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1ないし第3、および、第5の実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1軸流ファン2の第1インペラ21および第2軸流ファン3の第2インペラ31は同じ方向に回転してもよい。また、第4の実施の形態に係る直列式軸流ファン1bでは、4つ以上の軸流ファンが中心軸J1に沿って配置されてもよい。これらの直列式軸流ファンでは、各インペラにおいて複数の翼の翼型や配置、回転方向等が変更されることにより、第1軸流ファン2とは反対側からエアが取り込まれて第1軸流ファン2側からエアが送出されてもよい。
第1の実施の形態に係る直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23の輪郭は、第1吸気側フランジ232と第1排気側フランジ233との間においても、第1吸気側フランジ232および第1排気側フランジ233と同様に、略正方形とされてもよい。この場合、第1ハウジング23の角部2341aでは、第1リード線群25および第2リード線群35を案内する2つの案内溝が第1ハウジング23の外側面に形成される。すなわち、直列式軸流ファン1では、第1ハウジング23の輪郭が、少なくとも吸気側および排気側の両端部において略正方形とされていればよい(第2ハウジング33においても同様)。
上記実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1ハウジング23の第1案内部235および第2案内部236は、第1ハウジング23の外形234の互いに異なる2つの角部2341に設けられてもよい。この場合であっても、第1ハウジング23の内径を縮小することなく、また、第1ハウジング23の外形234を大型化することなく、2つのリード線群を第1ハウジング23における中心軸J1方向に案内することができる。
上記実施の形態に係る直列式軸流ファンでは、第1ハウジング23において2つのリード線群を係止するフックは、必ずしも、第1案内部235および第2案内部236のそれぞれの吸気側および排気側の双方に設けられる必要はなく、リード線群を確実に係止できるのであれば、吸気側および排気側の少なくとも一方のフランジに設けられていればよい。また、リード線群を係止するという観点からは、第1案内部235および第2案内部236のそれぞれに少なくとも1つのフックが設けられていればよく、当該フックは、吸気側および排気側のフランジの間に設けられてもよい。なお、リード線群が、第1ハウジング23の内周面231および外形234の間からはみ出すことが無い場合には、フックは省略されてもよい。
直列式軸流ファンでは、第1案内部235および第2案内部236により案内されるリード線群に含まれるリード線の本数は3本には限定されず、例えば、4本や5本とされてもよい。また、2本のリード線のみが各リード線群に含まれてもよい。
第1の実施の形態に係る直列式軸流ファンの斜視図である。 直列式軸流ファンの分解斜視図である。 直列式軸流ファンの縦断面図である。 第1軸流ファンの平面図である。 第2軸流ファンの平面図である。 第2の実施の形態に係る直列式軸流ファンの第1軸流ファンの平面図である。 第2軸流ファンの平面図である。 第3の実施の形態に係る直列式軸流ファンの斜視図である。 直列式軸流ファンの縦断面図である。 第4の実施の形態に係る直列式軸流ファンの斜視図である。 第5の実施の形態に係る直列式軸流ファンの分解斜視図である。 第1軸流ファンの斜視図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c 直列式軸流ファン
2 第1軸流ファン
3 第2軸流ファン
4 第3軸流ファン
5 結束部材
21 第1インペラ
22 第1モータ部
23 第1ハウジング
25 第1リード線群
31 第2インペラ
32 第2モータ部
33 第2ハウジング
35 第2リード線群
45 第3リード線群
211 第1翼
231 内周面
232 第1吸気側フランジ
233 第1排気側フランジ
234 外形
235 第1案内部
236 第2案内部
237 外周面
311 第2翼
331 内周面
332 第2吸気側フランジ
333 第2排気側フランジ
334 外形
2320 端面
2323,2324,2333,2334 フック
2341,2341a 角部
2351 第1案内溝
2361 第2案内溝
J1 中心軸

Claims (13)

  1. 直列式軸流ファンであって、
    第1軸流ファンと、
    中心軸に沿って前記第1軸流ファンに接続された第2軸流ファンと、
    を備え、
    前記第1軸流ファンが、
    前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第1翼を有する第1インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第1インペラを回転することにより前記中心軸方向のエアの流れを発生する第1モータ部と、
    前記第1インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形を有する第1ハウジングと、
    を備え、
    前記第2軸流ファンが、
    前記中心軸に沿って前記第1インペラに隣接して配置され、前記中心軸を中心として放射状に配置された複数の第2翼を有する第2インペラと、
    前記中心軸を中心として前記第2インペラを回転することにより前記第1インペラによるエアの流れと同方向のエアの流れを発生する第2モータ部と、
    前記第2インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が前記第1ハウジングと同一である略四角柱状の外形を有し、前記第1ハウジングの一の端部と輪郭を一致させつつ前記第1ハウジングに接続された第2ハウジングと、
    を備え、
    前記第1ハウジングが、
    前記第1モータ部に接続される第1リード線群を、前記第1ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して前記第2ハウジングとは反対側へと引き出す第1案内部と、
    前記第2モータ部に接続される第2リード線群を、前記第1ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して前記第2ハウジングとは反対側に引き出す第2案内部と、
    を備え、
    前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記第1ハウジングの前記外形の前記中心軸に平行な4つの角部のうち、互いに異なる2つの角部に、または、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられることを特徴とする直列式軸流ファン。
  2. 請求項1に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記第1ハウジングの前記外形の前記4つの角部のうち、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられることを特徴とする直列式軸流ファン。
  3. 請求項1または2に記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第2インペラが、前記第1インペラの回転方向とは反対方向に回転することを特徴とする直列式軸流ファン。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとが同形状であることを特徴とする直列式軸流ファン。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1ハウジングの前記第1リード線群および前記第2リード線群が引き出される端部が、吸気側の端部であることを特徴とする直列式軸流ファン。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の直列式軸流ファンであって、
    前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記第1ハウジングの前記第2ハウジングとは反対側において結束部材により束ねられることを特徴とする直列式軸流ファン。
  7. 軸流ファンであって、
    所定の中心軸を中心として放射状に配置された複数の翼を有するインペラと、
    前記中心軸を中心として前記インペラを回転することにより前記中心軸方向のエアの流れを発生するモータ部と、
    前記インペラの外周を囲む略円筒状の内周面を有し、少なくとも吸気側および排気側の両端部の輪郭が略正方形である略四角柱状の外形を有するハウジングと、
    を備え、
    前記ハウジングが、
    第1リード線群を、前記ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行に案内して外部へと引き出す第1案内部と、
    第2リード線群を、前記ハウジングの前記内周面と前記外形との間において前記中心軸に平行かつ前記第1リード線群と同方向に案内して外部へと引き出す第2案内部と、
    を備え、
    前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記モータ部および前記中心軸に沿って配置された他の軸流ファンのモータ部のそれぞれに接続され、または、前記中心軸に沿って配置された他の2つの軸流ファンのモータ部のそれぞれに接続され、
    前記第1案内部と前記第2案内部とが、前記ハウジングの前記外形の前記中心軸に平行な4つの角部のうち、互いに異なる2つの角部に、または、同一の角部を形成する互いに異なる2つの側面に近接する位置に設けられることを特徴とする軸流ファン。
  8. 請求項7に記載の軸流ファンであって、
    前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれが、リード線群を係止するフックを備えることを特徴とする軸流ファン。
  9. 請求項8に記載の軸流ファンであって、
    前記ハウジングの前記吸気側および前記排気側の前記両端部が、略正方形のフランジとなっており、
    前記フックが、前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれの前記吸気側および前記排気側の一方のフランジに形成されることを特徴とする軸流ファン。
  10. 請求項9に記載の軸流ファンであって、
    前記フックが、前記ハウジングの前記一方のフランジ側の端面から前記中心軸方向において離間して設けられることを特徴とする軸流ファン。
  11. 請求項9または10に記載の軸流ファンであって、
    前記第1案内部および前記第2案内部のそれぞれが、リード線群を前記吸気側および前記排気側の他方のフランジにおいて係止するもう1つのフックを備えることを特徴とする軸流ファン。
  12. 請求項8ないし11のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記第1案内部が、前記ハウジングの外周面に形成されるとともに前記第1リード線群を案内する前記中心軸に平行な第1案内溝を備え、
    前記第2案内部が、前記ハウジングの外周面に形成されるとともに前記第2リード線群を案内する前記中心軸に平行な第2案内溝を備えることを特徴とする軸流ファン。
  13. 請求項7ないし12のいずれかに記載の軸流ファンであって、
    前記第1リード線群および前記第2リード線群が、前記ハウジングの外部において結束部材により束ねられることを特徴とする軸流ファン。
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