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JP2007313099A - 吸込口体及びこれを備える電気掃除機 - Google Patents

吸込口体及びこれを備える電気掃除機 Download PDF

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JP2007313099A
JP2007313099A JP2006147014A JP2006147014A JP2007313099A JP 2007313099 A JP2007313099 A JP 2007313099A JP 2006147014 A JP2006147014 A JP 2006147014A JP 2006147014 A JP2006147014 A JP 2006147014A JP 2007313099 A JP2007313099 A JP 2007313099A
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suction
suction port
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dust
rotation
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Masamichi Une
正道 宇根
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Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】糸くず等の細長い塵埃が回転清掃体に絡みつかない吸込口体及びこれを備える電気掃除機を提供すること。
【解決手段】吸込口体12は、吸込室16を有し且つ吸込室16の吸込開口16aが底面に開口する吸込口本体14と、吸込開口16aに沿って吸込室16に配設され且つ清掃面の塵埃を掻き上げ可能に両端部が吸込口本体14に回転自在に保持された塵埃掻き上げ用の回転清掃体17と、吸込口本体14に装着されて回転清掃体17を回転駆動する駆動モータ20とを備えている。しかも、前記駆動モータ20の正回転と逆回転の駆動制御が制御手段22により行われるようになっている。また、制御手段22は、一回転未満の範囲内で回転清掃体17の正回転と逆回転の駆動制御を交互に実行するように設定されている。また、この発明の電気掃除機は、このような吸込口体12を有する。
【選択図】図4

Description

この発明は、駆動モータで回転駆動されて清掃面の塵埃を掻き上げる回転清掃体が設けられた吸込口体及びこれを備える電気掃除機に関するものである。
従来の電気掃除機には、集塵室及びこの集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が設けられた掃除機本体と、この集塵室に集塵ホース及び延長管を介して接続された吸込口体を備えるものがある。
この吸込口体としては、左右に延びる吸込室を吸込口本体内に設け、この吸込室の吸込開口を吸込口本体の底面に開口させ、この吸込開口に沿って左右に延びる回転清掃体を吸込室内に配設し、この回転清掃体の左右の端部を吸込口本体に回転自在に保持させると共に、この回転清掃体を駆動モータで回転駆動させて、回転清掃体により清掃面の塵埃を掻き上げるようにしたものがある。
このような吸込口体では、吸込口本体を前方に押して、吸込口本体を前方へ移動操作したときに、回転清掃体を正回転(前側に向かう走行力を発生させる方向へ回転)させる一方、吸込口本体を引いて、吸込口本体を後方へ移動操作させたときに、回転清掃体を逆回転(後側に向かう走行力を発生させる方向へ回転)させるようにするものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−165741号公報
しかしながら、このような吸込口体では、回転清掃体を同じ方向に長時間、多数回転させる構成となっているため、糸くず等の細長い塵埃が回転清掃体に絡みついてしまうことが多く、メインテナンスに手間がかかるものであった。
そこで、この発明は、糸くず等の細長い塵埃が回転清掃体に絡みつかない吸込口体及びこれを備える電気掃除機を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、この発明の吸込口体は、吸込室を有し且つ前記吸込室の吸込開口が底面に開口する吸込口本体と、前記吸込開口に沿って前記吸込室に配設され且つ清掃面の塵埃を掻き上げ可能に両端部が前記吸込口本体に回転自在に保持された塵埃掻き上げ用の回転清掃体と、前記吸込口本体に装着されて前記回転清掃体を回転駆動する駆動モータを備えている。しかも、前記駆動モータの正回転と逆回転の駆動制御が制御手段により行われるようになっている。また、前記制御手段は、一回転未満の範囲内で前記回転清掃体の正回転と逆回転の駆動制御を交互に実行するように設定されている。また、この発明の電気掃除機は、このような吸込口体を有する。
このような吸込口体及びこれを備える電気掃除機は、糸くず等の細長い塵埃が回転清掃体に絡みつくのを防止できる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は電気掃除機の掃除機本体である。この掃除機本体1は、下ケース2と、下ケースの2の後部上に取り付けられた上ケース3と、下ケース2の前部上に上下に開閉可能に取り付けられた集塵室カバー4を有する。
そして、下ケース2の前部と集塵室カバー4との間には集塵室5が形成され、下ケース2の後部との間には送風機室6が形成されている。この集塵室5と送風機室6は図示しない隔壁により区画され、この隔壁には集塵室5と送風機室6とを連通させる連通路(図示せず)が形成されている。尚、Cは電源コード、Pは電源コードCの自由端部に設けられた電源プラグである。
また、下ケース2の前端部には集塵室5に連通するホース接続口2aが形成され、集塵室5内には集塵袋である紙パックフィルタ7が配設され、送風機室6には集塵室5に吸込負圧を作用させる電動送風機8が配設されている。尚、8Aは電動送風機8の吸込開口である。更に、ホース接続口2a及び紙パックフィルタ7には集塵ホース9の一端部に設けられた接続筒体9aが接続されている。この集塵ホース9の他端部には手元操作パイプ10が接続され、手元操作パイプ10には延長パイプ11を介して吸込口体12が接続されている。
この手元操作パイプ10には操作パネル13が設けられている。この操作パネル13には、吸込口体12に設けられる後述の回転清掃体駆動用モータ(パワーブラシ駆動用モータ)のON・OFFに用いられるスイッチSaと、電動送風機8のON操作及びその吸込風量の「弱」・「中」の切り替えに用いられるスイッチSbと、電動送風機8をONさせて吸込風量を「強」にするスイッチScと、電動送風機8のOFF操作に用いられるスイッチSdが設けられている。
(吸込口体)
吸込口体12は、図2に示したように左右方向に延びる吸込口本体14と、吸込口本体14に任意の方向に傾動操作可能に保持された接続パイプ15を有する。この吸込口本体14内には図3に示したように左右方向に延びる吸込室16が形成され、この吸込室16は接続パイプ15に図示しない吸込風路を介して連通している。尚、図1において、接続パイプ15は延長パイプ11の先端部に着脱可能に嵌合接続されている。
また、図3に示したように吸込室16の吸込開口16aは吸込口本体14の底面に開口させられている。この吸込室16内には、吸込開口16aに沿って延びる回転清掃体17が配設されている。この回転清掃体17は、回転軸18と、この回転軸18に螺旋帯状に突設された複数のブラシ毛19を有する。
そして、この回転軸18は、吸込口本体14の両端部に回転自在に保持されている。しかも、図1に示したように吸込口本体14の後部内には回転清掃体駆動用の駆動モータ20が装着されている。この駆動モータ20の図示しない出力軸はタイミングベルト21を介して回転清掃体17の回転軸18に連動している。この構成には周知の構成を採用できるので、その詳細な説明は省略する。
(制御回路)
また、上述した操作パネル(手元操作手段)13は図4の制御手段(演算制御回路)22に接続されている。この制御手段22には電源回路23から電力が供給されるようになっている。しかも、電源回路23には、図1の電源プラグPを商用電源のコンセント(図1では図示せず)に差し込むことで、図4の商用電源Eから電力が供給可能となる。
しかも、制御手段22は、スイッチSbをONさせると電動送風機8をサイリスタ24を介して駆動させると共に、スイッチSbを押す毎に電動送風機8の吸込風量を「弱」と「中」に交互に切り替えるようになっている。また、制御手段22は、スイッチScをONさせると電動送風機8をサイリスタ25を介して駆動させて、電動送風機8の吸込風量を「強」にする。
更に、制御手段22は、このようなスイッチSc,Sbの操作による電動送風機8の駆動時に、スイッチSaを押してONさせると、吸込口体12の駆動モータ20をサイリスタ25を介して駆動制御するようになっている。この際、制御手段22は、駆動モータ20を制御して正転と逆転とを交互に繰り返させ、回転清掃体17を1回転未満の範囲内で正回転と逆回転を交互に繰り返させるようになっている。しかも、電動送風機8の駆動時に、スイッチSaを押す毎に、制御手段22は駆動モータ20を交互にのON・OFFさせるようになっている。
次に、このような構成の電気掃除機の作用を説明する。
このような構成において、図1の電源プラグPを商用電源のコンセント(図1では図示せず)に差し込んで、スイッチSb又はスイッチScをONさせると、制御手段22は電動送風機8をサイリスタ24を介して駆動させ、電動送風機8の吸込負圧を集塵室5に作用させる。この吸込負圧は、紙パックフィルタ7,集塵ホース9,手元操作パイプ10及び延長パイプ11を介して吸込口体12の吸込室16に作用する。
この吸込負圧により清掃面の塵埃は、吸込開口16aを介して吸込室16に空気と共に吸い込まれる。そして、この塵埃を含む空気は、延長パイプ11,手元操作パイプ10及び集塵ホース9を介して紙パックフィルタ7内に吸い込まれた後、紙パックフィルタ7を透過する。この際、塵埃は紙パックフィルタ7に捕捉される。
そして、紙パックフィルタ7を透過した空気は、吸込開口8Aから電動送風機8内に吸い込まれて、その内部を冷却した後、電動送風機8外に排出されて掃除機本体1の図示しない排気口から大気に排出される。
一方、このような電動送風機8の駆動状態において、スイッチSaを押して駆動モータ20を駆動させると、制御手段22は図5のフローチャートに従って駆動モータ20の制御動作を開始する。
ステップS1
このフローチャートにおいて、ステップS1において制御手段22は、駆動モータ20を正回転させてステップS2に移行する。これにより、駆動モータ20の回転はタイミングベルト21を介して回転清掃体17に伝達され、回転清掃体17が正回転させられ、清掃面の塵埃が掻き上げられる。
ステップS2
このステップS2では、駆動モータ20の正回転がt1秒経過したか否かが判断され、t1秒経過していないときにはステップS1に戻ってループする。また、t1秒経過している場合にはステップS3に移行する。このt1秒は、例えば0.1秒程度であり、回転清掃体17が1回転しない範囲内である。
ステップS3
このステップS3において制御手段22は、駆動モータ20を逆回転させてステップS4に移行する。これにより、駆動モータ20の回転はタイミングベルト21を介して回転清掃体17に伝達され、回転清掃体17が逆回転させられ、清掃面の塵埃が掻き上げられる。
ステップS4
このステップS4では、駆動モータ20の逆回転がt2秒経過したか否かが判断され、t2秒経過していないときにはステップS3に戻ってループする。また、t2秒経過している場合にはステップS1戻ってループする。このt2秒は、例えば0.1秒程度であり、回転清掃体17が1回転しない範囲内である。
このような制御手段22による駆動モータ20の正回転と逆回転は、スイッチSaが再度押されるか、スイッチSdが押されるまで繰り返し実行される。これにより、回転清掃体17は、1回転未満で正転と逆転を交互に繰り返して、清掃面の塵埃を掻き上げることになる。しかも、回転清掃体17は、正方向や逆方向に1回転以上回転しないので、糸くず等の塵埃が回転清掃体17に絡みつくことはない。
このような回転清掃体17の短時間の正逆回転(往復回転)により、清掃面の塵埃が前後に交互に小刻みに掻き上げられ、この掻き上げられた塵埃は上述したようにして電動送風機8の吸込負圧で紙パックフィルタ7に捕捉されることになる。
以上説明したように、この発明の実施の形態の吸込口体12は、吸込室16を有し且つ前記吸込室16の吸込開口16aが底面に開口する吸込口本体14と、前記吸込開口16aに沿って前記吸込室16に配設され且つ清掃面の塵埃を掻き上げ可能に両端部が前記吸込口本体14に回転自在に保持された塵埃掻き上げ用の回転清掃体17と、前記吸込口本体14に装着されて前記回転清掃体17を回転駆動する駆動モータ20と、前記駆動モータ20を回転駆動制御する制御手段22とを備えている。しかも、前記駆動モータ20の正回転と逆回転の駆動制御が制御手段22により行われるようになっている。また、前記制御手段22は、一回転未満の範囲内で前記回転清掃体17の正回転と逆回転の駆動制御を交互に実行するように設定されている。また、この発明の電気掃除機は、このような吸込口体を有する。
このような吸込口体12及びこれを備える電気掃除機は、糸くず等の細長い塵埃が回転清掃体に絡みつくのを防止できる。
尚、上述した実施例では、回転清掃体17を円形としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、回転清掃体17を半円形とすることができる。例えば、回転軸18は軸状であっても、この回転軸18のブラシ毛19は半円形の前後の範囲又は半円形よりも狭い範囲で軸線方向に螺旋状又は直線状に設けても良い。この範囲は、回転軸18が一回転未満の範囲で往復回転する際に、ブラシ毛19が清掃面の塵埃を掻き上げることができればよい。また、駆動モータ20の回転は回転軸18にタイミングベルト21を介して伝達させるようにした例を示したが、駆動モータ20の回転を回転軸18にギヤ伝達機構(一連のギヤ)を介して伝達させるようにしてもよい。
この発明に係る吸込口体を備える電気掃除機の概略斜視図である。 図1の吸込口体の斜視図である。 図2の吸込口体の底面図である。 図1の電気掃除機の制御回路図である。 図2の駆動モータの制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
12・・・吸込口体
14・・・吸込口本体
16・・・吸込室
16a・・・吸込開口
17・・・回転清掃体
20・・・駆動モータ
22・・・制御手段

Claims (2)

  1. 吸込室を有し且つ前記吸込室の吸込開口が底面に開口する吸込口本体と、前記吸込開口に沿って前記吸込室に配設され且つ清掃面の塵埃を掻き上げ可能に両端部が前記吸込口本体に回転自在に保持された塵埃掻き上げ用の回転清掃体と、前記吸込口本体に装着されて前記回転清掃体を回転駆動する駆動モータを備え、
    前記駆動モータの正回転と逆回転の駆動制御が制御手段により行われる吸込口体であって、
    前記制御手段は、一回転未満の範囲内で前記回転清掃体の正回転と逆回転の駆動制御を交互に実行するように設定されていることを特徴とする吸込口体。
  2. 請求項1に記載の吸込口体を有することを特徴とする電気掃除機。
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