JP2007309541A - 熱交換器及びその組み付け方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両搭載スペースが台形形状である場合に、車両搭載スペースに対する熱交換効率の向上を図り、且つ、騒音の低下を図る。
【解決手段】積層配置された複数のチューブ2と、複数のチューブ2の一端側に設けられ、内部に折返タンク室が形成された一方のヘッダタンク部と、複数のチューブ2の他端側に設けられ、チューブ2の積層方向に対して内部を仕切る仕切板18によって入口側タンク室19と出口側タンク室20が形成された他方のヘッダタンク部5と、入口側タンク室19に流体を導く入口側配管接続部22と、出口側タンク室20の流体を排出する出口側配管接続部24とを備えた熱交換器において、出口側タンク室20を外部より貫通して入口側タンク室19に開口する連通管21が設けられ、連通管21の外部に露出した箇所には入口側配管接続部22が設けられ、他方のヘッダタンク部5のヘッダカバー15には出口側配管接続部24が設けられた。
【選択図】図3
【解決手段】積層配置された複数のチューブ2と、複数のチューブ2の一端側に設けられ、内部に折返タンク室が形成された一方のヘッダタンク部と、複数のチューブ2の他端側に設けられ、チューブ2の積層方向に対して内部を仕切る仕切板18によって入口側タンク室19と出口側タンク室20が形成された他方のヘッダタンク部5と、入口側タンク室19に流体を導く入口側配管接続部22と、出口側タンク室20の流体を排出する出口側配管接続部24とを備えた熱交換器において、出口側タンク室20を外部より貫通して入口側タンク室19に開口する連通管21が設けられ、連通管21の外部に露出した箇所には入口側配管接続部22が設けられ、他方のヘッダタンク部5のヘッダカバー15には出口側配管接続部24が設けられた。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動車に搭載される場合等のように限られたスペースに収容される熱交換器及びその組み付け方法に関する。
この種の従来の熱交換器としては、特許文献1に開示されたものがある。この熱交換器100は、図7に示すように、積層配置された複数のチューブ101と、この隣接するチューブ101間にそれぞれ介在された複数のフィン102と、複数のチューブ101の一端側に設けられ、内部に折返タンク室103aが形成された一方のヘッダタンク部103と、複数のチューブ101の他端側に設けられ、内部に入口側タンク室104aと出口側タンク室104bが形成された他方のヘッダタンク部104と、他方のヘッダタンク部104に設けられ、入口側タンク室104aに冷却水を導くための入口側配管接続部105と、他方のヘッダタンク部104に設けられ、出口側タンク室104bの冷却水を排出するための出口側配管接続部106とを備えている。入口側配管接続部105及び出口側配管接続部106には、エンジンのウオータージャケット(図示せず)に接続される入口パイプと出口パイプがそれぞれ接続される。
上記構成において、入口パイプより入口側タンク室104aに流入した冷却水(温水)は、入口側タンク室104aに開口するチューブ101内を通過して折返タンク室103aに流入し、その後に、出口側タンク室104bに開口するチューブ101内を通過して出口側タンク室104bに入り、出口パイプより排出する。チューブ2内を通過する冷却水(温水)とチューブ2の外周を通過する空気との間で熱交換が行われることによって空気が加熱される。
ところで、熱交換器100は、車載される場合には自動車内の限られた車両搭載スペースに配置する必要がある。そして、車両搭載スペースSが台形形状の場合には図8に示すように配置されることになる。
尚、前記熱交換器100と同様な構成の熱交換器は、特許文献1や特許文献2に開示されている。
特開平5−34090号公報
特開2001−27495号公報
特開平10−82596号公報
しかしながら、従来の熱交換器100では、図8に示すように、熱交換器100の側方より入口パイプ107と出口パイプ108が大きく突出した状態で配置せざるを得ないため、台形形状の車両搭載スペースSの最奥長さLに対して熱交換器100の幅Wが小さいものしか配置することができない。従って、車両搭載スペースSに対する熱交換効率が悪いという問題がある。又、熱交換器100の通気断面積が小さくなり、通気抵抗が上昇するため、騒音の悪化が懸念されるという問題がある。
そこで、本発明は、車両搭載スペースが台形形状である場合に、車両搭載スペースに対する熱交換効率の向上を図り、且つ、騒音の低下を図ることができる熱交換器及びその組み付け方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、積層配置された複数のチューブと、この複数のチューブの一端側に設けられ、内部に折返タンク室が形成された一方のヘッダタンク部と、前記複数のチューブの他端側に設けられ、前記チューブの積層方向に内部を仕切ることによって入口側タンク室と出口側タンク室が形成された他方のヘッダタンク部と、前記他方のヘッダタンク部内の入口側タンク室に流体を導く入口側配管接続部と、前記他方のヘッダタンク部内の出口側タンク室の流体を排出する出口側配管接続部とを備えた熱交換器において、前記他方のヘッダタンク部外部から前記出口側タンク室と前記入口側タンク室のいずれか一方のタンク室を貫通しつつ、他方のタンク室に通じる連通管と、前記他方のヘッダタンク部の外部に露出した前記連通管の箇所に、他側配管接続部と、前記他方のヘッダタンク部に前記一方のタンク室に連通する一側配管接続部とが設けられたことを特徴とする熱交換器である。
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記他方のヘッダタンク部は、断面コ字形状を有するヘッダカバーと、このヘッダカバーの両端部に配置される一対の端板と、これら一対の端板の間に位置し、前記ヘッドカバーに固定される仕切板とを有し、この仕切板によって前記他方のヘッダタンク部内部が仕切られることで前記入口側タンク室と前記出口側タンク室が形成され、前記連通管は、前記一方のタンク室を形成する一方の前記端板と前記仕切板の双方に設けられた貫通孔を貫通して前記一方のタンク室を貫通し、前記双方の貫通孔を貫通する前記連通管の両外側箇所が拡径部に形成され、前記一方の端板と前記仕切板との間の寸法をA1とし、前記一方の端板と前記仕切板がそれぞれ嵌合される前記ヘッダタンク部の二箇所の切欠部間の寸法をA2とすると、A1<A2に設定されたことを特徴とする熱交換器である。
請求項3の発明は、連通管の一端側に拡径部を形成する工程と、前記連通管の他端側を一方の端板の貫通孔及び仕切板の貫通孔の順に挿入する工程と、その後に、前記連通管の他端側を拡径して拡径部を形成する工程と、両側の拡径部によって規制される一方の前記端板と前記仕切板との間の寸法をA1とし、このA1寸法よりも若干大きいA2寸法に設定された他方のヘッダタンク部の二箇所の切欠部に一方の前記端板と前記仕切板をそれぞれ嵌合することによって前記連通管を仮組み付けする工程とを備えたことを特徴とする熱交換器の組み付け方法である。
請求項1の発明によれば、入口側配管接続部と出口側配管接続部とを他方のヘッダタンク部の端部位置に集中配置できるため、入口側配管接続部と出口側配管接続部を台形状の車両搭載スペースの幅広位置にするように熱交換器を設置すれば、台形状の車両搭載スペースの最奥長さと実質同じ幅の熱交換器を配置することができる。その結果、熱交換器内の通気面積が拡大し、通気抵抗が低減する。従って、車両搭載スペースに対する熱交換効率の向上を図り、且つ、騒音の低下を図ることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、他方のヘッダタンク部に連通管を仮組み付けすると、連通管の両側の拡径部が一方の端板と仕切板の双方の貫通孔に食い込む方向に押圧されるため、連通管と一方の端板及び仕切板との間が確実に接触し、接合信頼性(例えばロー付けする場合にはロー付け信頼性)、漏れ信頼性が向上する。
請求項3の発明によれば、他方のヘッダタンク部に連通管を仮組み付けすると、連通管の両側の拡径部が一方の端板と仕切板の双方の貫通孔に食い込む方向に押圧されるため、連通管と一方の端板及び仕切板との間が確実に接触し、接合信頼性(例えばロー付けする場合にはロー付け信頼性)、漏れ信頼性が向上する熱交換器を作成できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明の一実施形態を示し、図1は熱交換器の設置状態を示す正面図、図2は他方のヘッダタンク部の分解斜視図、図3は他方のヘッダタンク部の断面図、図4は端板と仕切板間の寸法とヘッダカバーの双方の切欠部間の寸法関係を説明する図、図5は図3のa部拡大図、図6は図3のb部拡大図である。
図1に示すように、自動車内には、上方から下方に向かって徐々に幅狭になる台形形状の車両搭載スペースSが設けられている。この車両搭載スペースSに車両暖房用の熱交換器1が収容されている。
熱交換器1は、上下方向に積層配置された複数のチューブ2と、この隣接するチューブ2間にそれぞれ介在された複数のフィン3と、複数のチューブ2の両端に設けられた一対のヘッダタンク部4,5とを備えている。チューブ2、フィン3、ヘッダタンク部4,5の各部材は、熱伝導性の高い例えばアルミニューム材にて形成される。これら部材間は、ロー付けによって接合されている。
一方のヘッダタンク部4は、各チューブ2の端部が挿入されたヘッダプレート10と、このヘッダプレート10に被せられたヘッダカバー11と、ヘッダプレート10及びヘッダカバー11の両端の側面を塞ぐ一対の端板(図示せず)とを備えている。一方のヘッダタンク部4内には、ヘッダプレート10とヘッダカバー11と一対の端板(図示せず)に囲まれて内部に折返タンク室(図示せず)が形成されている。ヘッダプレート10にはチューブ挿入孔(図示せず)が等間隔に形成され、このチューブ挿入孔にチューブ2の端部が挿入されている。折返タンク室には全てのチューブ2の流路が連通している。
他方のヘッダタンク部5は、図2及び図3に示すように、各チューブ2の端部が挿入されたヘッダプレート14と、このヘッダプレート14に被せられたヘッダカバー15と、ヘッダプレート14及びヘッダカバー15の両端の側面を塞ぐ一対の端板16,17と、一対の端板16,17の間に配置された仕切板18とを備えている。ヘッダプレート14にはチューブ挿入孔14aが等間隔に形成され、このチューブ挿入孔14aにチューブ2の端部が挿入されている。
他方のヘッダタンク部5内には、ヘッダプレート14とヘッダカバー15と一対の端板16,17に囲まれ、且つ、チューブ2の積層方向に仕切板18で二分されることによって他方のタンク室である入口側タンク室19と一方のタンク室である出口側タンク室20が形成されている。入口側タンク室19は下方位置に、出口側タンク室20は上方位置にそれぞれ配置されている。入口側タンク室19には下方側に積層配置されたチューブ2の流路が連通している。出口側タンク室20には、上方側に積層配置されたチューブ2の流路が連通している。仕切板18の位置は、入口側タンク室19に開口し、往路側流路となるチューブ2の数をB1とし、出口側タンク室20に開口し、復路側流路となるチューブ2の数をB2とすると、B1>B2になる位置に設定されている。
一対の端板16,17と仕切板18は、その両側面に嵌合リブ16a,17a,18aをそれぞれ有し、この各嵌合リブ16a,17a,18aがヘッダカバー15の各切欠部15aに嵌合されている。
又、他方のヘッダタンク部5には連通管21が設けられている。連通管21は、一方の端板16と仕切板18の双方の貫通孔16b,18bを貫通することによって出口側タンク室20を貫通している。連通管21の一端側は他方のヘッダタンク部5の外部に突出し、他端側は入口側タンク室19に開口している。一方の端板16と仕切板18が貫通する連通管21の両外側箇所は、拡径部21a,21bにそれぞれ形成されている。連通管21の他端側の拡径部21bは、一方の端板16と仕切板18を貫通させた後に拡径することによって形成される。
図4に示すように、一方の端板16と仕切板18との間の寸法をA1とし、一方の端板16と仕切板18がそれぞれ嵌合されるヘッダカバー15の二箇所の切欠部15a間の寸法をA2とすると、A2よりもA1が若干小さく、つまり、A1<A2に設定されている。
更に、他方のヘッダカバー15の下方側は、下方に向かうに従って内部の入口側タンク室19の容積を徐々に少なくするよう傾斜面15bに形成されている。
入口側配管接続部22は、連通管21の一端側に一体に設けられている。入口側配管接続部22内は、連通管21を介して入口側タンク室19に開口し、入口側配管接続部22には入口パイプ23(図1に示す)が接続されている。入口パイプ23の他端側はエンジンのウオータージャケット(図示せず)に接続され、エンジンによって温めされた冷却水が供給される。
出口側配管接続部24は、他方のヘッダカバー15の端部位置、つまり、入口側配管接続部22の近傍位置に設けられている。出口側配管接続部24内は、出口側タンク室20に直接開口し、出口側配管接続部24には出口パイプ25(図1に示す)が接続されている。出口パイプ25の他端側はエンジンのウオータージャケット(図示せず)に接続され、熱交換器1によって冷却された冷却水が排出される。
上記構成において、入口パイプ23より入口側タンク室19に流入した冷却水(温水)は、入口側タンク室19に開口するチューブ2内を通過して折返タンク室(図示せず)に流入し、その後に、出口側タンク室20に開口するチューブ2内を通過して出口側タンク室20に入り、出口パイプ25より排出する。チューブ2内を通過する冷却水とチューブ2の外周を通過する外部熱交換媒体である空気との間で熱交換が行われることによって空気が加熱され、この加熱された空気が車室内の暖房に供される。
上記熱交換器1では、入口側配管接続部22と出口側配管接続部24とを他方のヘッダタンク部5の端部位置に集中配置できるため、この実施形態のように入口側配管接続部22と出口側配管接続部24を台形状の車両搭載スペースSの幅広位置にするように熱交換器1を設置すれば、台形形状の車両搭載スペースSの最奥長さLと実質同じ幅Wの熱交換器1を配置することができる。その結果、通気面積が拡大し、通気抵抗が低減する。従って、車両搭載スペースSに対する熱交換効率の向上を図り、且つ、騒音の低下を図ることができる。
この実施形態では、他方のヘッダタンク部5内は、一対の端板16,17の間に配置された仕切板18によって仕切られることによって入口側タンク室19と出口側タンク室20が形成され、連通管21は、一方の端板16と仕切板18の双方の貫通孔16b,18bを貫通して出口側タンク室20を貫通し、双方の貫通孔16b,18bを貫通する連通管21の両外側箇所が拡径部21a,21bに形成され、一方の端板16と仕切板18との間の寸法をA1とし、一方の端板16と仕切板18がそれぞれ嵌合されるヘッダカバー15の二箇所の切欠部15a,15a間の寸法をA2とすると、A1<A2に設定されている。従って、他方のヘッダタンク部5に連通管21を仮組み付けすると、連通管21の両側の拡径部21a,21bが一方の端板16と仕切板18の双方の貫通孔16b,18bに食い込む方向に押圧されるため、連通管21と一方の端板16及び仕切板18との間が確実に接触し、接合信頼性(例えばこの実施形態のようにロー付けする場合にはロー付け信頼性)、漏れ信頼性が向上する。
この実施形態では、連通管21が出口側タンク室20を貫通して入口側タンク室19に開口するよう設けたが、この逆に連通管21が入口側タンク室19を貫通して出口側タンク室20に開口するよう設けても良いことはもちろんである。
この実施形態では、連通管21の一端側に拡径部21aが形成され、この連通管21の他端側を一方の端板16の貫通孔16a及び仕切板18の貫通孔18aの順に挿入し、その後に、連通管21の他端側を拡径して拡径部21bを形成し、両側の拡径部21a,21bによって規制される一方の端板16と仕切板18との間の寸法をA1とすると、このA1寸法よりも若干大きいA2寸法に設定された他方のヘッダタンク部5の二箇所の切欠部15a,15aに一方の端板16と仕切板18をそれぞれ嵌合することによって連通管21を仮組み付けする。従って、他方のヘッダタンク部5に連通管21を仮組み付けすると、連通管21の両側の拡径部21a,21bが一方の端板16と仕切板18の双方の貫通孔16b,18bに食い込む方向に押圧されるため、連通管21と一方の端板16及び仕切板18との間が確実に接触し、接合信頼性(例えばこの実施形態のようにロー付けする場合にはロー付け信頼性)、漏れ信頼性が向上する熱交換器1を作成できる。
この実施形態では、入口側タンク室19に開口し、往路側流路となるチューブ2の数をB1とし、出口側タンク室20に開口し、復路側流路となるチューブ2の数をB2とすると、B1>B2に設定されたので、往路側のチューブ2内には空気と温度差のある冷却水が流れ、復路側のチューブ2内には空気と温度差の少ない冷却水が流れることになり、熱交換効率の高い冷却水の流速が遅く、熱交換効率の低い冷却水の流速が速くなる。従って、往路と復路で同じ流速で流れる場合に較べて熱交換効率の向上になる。
この実施形態では、入口側タンク室19が下方に、出口側タンク室20が上方に位置するように設定されたので、チューブ2の流路等で発生したエアーが冷却水と共に出口側タンク室20に導かれると、そのエアーが出口側タンク室20の上方で滞留することなく出口側配管接続部24内より出口パイプ25へと導かれるため、エアー抜け性が良い。
尚、この実施形態では、熱交換器1が自動車内の台形状の車両搭載スペースSに収容される場合を説明したが、自動車以外の台形状の車両搭載スペースに収容される場合にも本発明は適用可能である。
1 熱交換器
2 チューブ
4 一方のヘッダタンク部
5 他方のヘッダタンク部
15 ヘッダカバー
15a 切欠部
16 一方の端板
16a 貫通孔
17 他方の端板
18 仕切板
18a 貫通孔
19 入口側タンク室(他方のタンク室)
20 出口側タンク室(一方のタンク室)
21 連通管
21a,21b 拡径部
22 入口側配管接続部
24 出口側配管接続部
S 車載搭載スペース
L 車載搭載スペースの最奥長さ
W 熱交換器の実質幅
2 チューブ
4 一方のヘッダタンク部
5 他方のヘッダタンク部
15 ヘッダカバー
15a 切欠部
16 一方の端板
16a 貫通孔
17 他方の端板
18 仕切板
18a 貫通孔
19 入口側タンク室(他方のタンク室)
20 出口側タンク室(一方のタンク室)
21 連通管
21a,21b 拡径部
22 入口側配管接続部
24 出口側配管接続部
S 車載搭載スペース
L 車載搭載スペースの最奥長さ
W 熱交換器の実質幅
Claims (3)
- 積層配置された複数のチューブ(2)と、
この複数のチューブ(2)の一端側に設けられ、内部に折返タンク室が形成された一方のヘッダタンク部(4)と、
前記複数のチューブ(2)の他端側に設けられ、前記チューブ(2)の積層方向に内部を仕切ることによって入口側タンク室(19)と出口側タンク室(20)が形成された他方のヘッダタンク部(5)と、
前記他方のヘッダタンク部(5)内の入口側タンク室(19)に流体を導く入口側配管接続部(22)と、
前記他方のヘッダタンク部(5)内の出口側タンク室(20)の流体を排出する出口側配管接続部(24)とを備えた熱交換器(1)において、
前記他方のヘッダタンク部(5)外部から前記出口側タンク室(20)と前記入口側タンク室(19)のいずれか一方のタンク室を貫通しつつ、他方のタンク室に通じる連通管(21)と、
前記他方のヘッダタンク部(5)の外部に露出した前記連通管(21)の箇所に、他側配管接続部(22)と、
前記他方のヘッダタンク部(5)に前記一方のタンク室に連通する一側配管接続部(24)とが設けられたことを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1記載の熱交換器(1)であって、
前記他方のヘッダタンク部(5)は、
断面コ字形状を有するヘッダカバー(15)と、
このヘッダカバー(15)の両端部に配置される一対の端板(16,17)と、
これら一対の端板(16,17)の間に位置し、前記ヘッドカバー(15)に固定される仕切板(18)とを有し、
この仕切板(18)によって前記他方のヘッダタンク部(5)内部が仕切られることで前記入口側タンク室(19)と前記出口側タンク室(20)が形成され、
前記連通管(21)は、前記一方のタンク室を形成する一方の前記端板(16)と前記仕切板(18)の双方に設けられた貫通孔(16a,18a)を貫通して前記一方のタンク室(20)を貫通し、
前記双方の貫通孔(16a,18a)を貫通する前記連通管(21)の両外側箇所が拡径部(21a,21b)に形成され、
前記一方の端板(16)と前記仕切板(18)との間の寸法をA1とし、
前記一方の端板(16)と前記仕切板(18)がそれぞれ嵌合される前記ヘッダタンク部(5)の二箇所の切欠部(15a,15a)間の寸法をA2とすると、
A1<A2
に設定されたことを特徴とする熱交換器(1)。 - 連通管(21)の一端側に拡径部(21a)を形成する工程と、
前記連通管(21)の他端側を一方の端板(16)の貫通孔(16a)及び仕切板(18)の貫通孔(18a)の順に挿入する工程と、
その後に、前記連通管(21)の他端側を拡径して拡径部(21b)を形成する工程と、
両側の拡径部(21a,21b)によって規制される一方の前記端板(16)と前記仕切板(18)との間の寸法をA1とし、このA1寸法よりも若干大きいA2寸法に設定された他方のヘッダタンク部(5)の二箇所の切欠部(15a,15a)に一方の前記端板(16)と前記仕切板(18)をそれぞれ嵌合することによって前記連通管(21)を仮組み付けする工程とを備えたことを特徴とする熱交換器(1)の組み付け方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010065965A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Showa Denko Kk | 熱交換器 |
JP2011085324A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置 |
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2006
- 2006-05-16 JP JP2006136494A patent/JP2007309541A/ja active Pending
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JP2011085324A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置 |
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