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JP2007309045A - 手摺材の連結構造 - Google Patents

手摺材の連結構造 Download PDF

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JP2007309045A
JP2007309045A JP2006141540A JP2006141540A JP2007309045A JP 2007309045 A JP2007309045 A JP 2007309045A JP 2006141540 A JP2006141540 A JP 2006141540A JP 2006141540 A JP2006141540 A JP 2006141540A JP 2007309045 A JP2007309045 A JP 2007309045A
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Japan
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handrail
handrail material
materials
end surface
connection structure
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JP2006141540A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Nezawa
政良 根沢
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】手摺材どうしを部品点数を少なくして連結でき、かつデザイン上もスッキリとなる手摺材の連結構造を提供する。
【解決手段】一方の手摺材1の端面1aと他方の手摺材2の端面2aとに、これら端面1a,2aを前記隙間Sを介して対向配置した際に同軸となるように孔1b,2bがそれぞれ形成されており、これら孔1b,2bに挿入された連結材3によって、前記手摺材1,2どうしが隙間Sを介して連結されている。したがって、連結に要する部品は連結材3のみでよく、従来に比して部品点数を少なくでき、また、手摺材1,2の端面1a,2a間の隙間Sから若干見える程度であるので、手摺材1,2の連結構造としてデザイン上もスッキリしたものとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、棒状の手摺材どうしが隙間を介して連結された手摺材の連結構造に関する。
手摺材を連結する手摺材の連結構造の一例として特許文献1に記載のものが知られている。この手摺材の連結構造は、一方の手摺り材の端面に外周面に雄ねじ部を形成した基台を取付け、他方の手摺り材の端部に長手方向に移動自在な円筒体を被嵌し、該円筒体の内周面の一方の手摺り材側に雌ねじ部を形成すると共に他方の手摺り材側にねじ無し部を形成し、基台の雄ねじ部と円筒体の雌ねじ部とを螺合すると共に螺合された円筒体のねじ無し部で他方の手摺り材の端部を被嵌して成るものである。
特開2004−116077号公報
ところが、上記のような手摺材の連結構造では、手摺材の外に、外周面に雄ねじ部を形成した基台や、内周面に雌ねじ部が形成された円筒体等を必要とするので、部品点数が多くなるとともに、手摺材どうしの連結部に、手摺材とは異なる材質の円筒体が位置するので、デザイン上スッキリしないという課題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、手摺材どうしを部品点数を少なくして連結でき、かつデザイン上もスッキリとなる手摺材の連結構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1に示すように、棒状の手摺材1,2どうしが隙間Sを介して連結された手摺材の連結構造であって、
一方の手摺材1の端面1aと他方の手摺材2の端面2aとに、これら端面1a,2aを前記隙間Sを介して対向配置した際に同軸となるように孔1b,2bがそれぞれ形成されており、これら孔1b,2bに挿入された連結材3によって、前記手摺材1,2どうしが隙間Sを介して連結されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、一方の手摺材1の端面1aと他方の手摺材2の端面2aとにそれぞれ形成された孔1b,2bに挿入された連結材3によって、手摺材1,2どうしが隙間Sを介して連結されているので、連結に要する部品は連結材3のみでよく、従来に比して部品点数を少なくできるとともに、連結材3によって手摺材1,2どうしを正確に位置決め(端面1a,2aと平行な方向の位置決め、手摺材1,2の長手方向の位置決め)して連結できる。
また、連結材3は手摺材1,2の表面側に露出することなく、手摺材1,2の端面1a,2a間の隙間Sから若干見える程度であるので、手摺材1,2の連結構造としてデザイン上もスッキリしたものとなる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の手摺材の連結構造において、
前記孔1b,2bは、前記手摺材1,2の端面1a,2aに対して直角に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、連結材3を挿入する孔1b,2bが手摺材1,2の端面1a,1bに対して直角に形成されているので、手摺材1,2どうしをどのような角度をもって連結する場合においても、孔1b,2bを容易に形成することができる。また、一方の手摺材1に他方の手摺材2を連結する場合に、一方の手摺材1の端面1aに対して、他方の手摺材2の端面2aが平行になるようにして、該他方の手摺材2を一方の手摺材1に近付けて連結できるので、手摺材1,2どうしの連結が容易となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の手摺材の連結構造において、
前記連結材3の長さが、一方の手摺材1の端面1aに形成された孔1bと他方の手摺材2の端面2aに形成された孔2bの深さの合計長さより前記隙間Sの長さの分だけ長くなっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、一方の手摺材1の端面1aに形成された孔1bと他方の手摺材2の端面2aに形成された孔2bとに連結材3をこれら孔1b,2bの底まで挿入することによって、手摺材1,2どうしを所定の隙間Sをもって確実に連結できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の手摺材の連結構造において、
前記連結材3が透明であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、連結材3が透明であるので、連結された手摺材1,2の端面1a,2a間の隙間から見える連結材3が目立たなくなり、よりスッキリとしたものとなる。
本発明によれば、一方の手摺材の端面と他方の手摺材の端面とに、これら端面を隙間を介して対向配置した際に同軸となるように孔がそれぞれ形成されており、これら孔に挿入された連結材によって、手摺材どうしが隙間を介して連結されているので、連結に要する部品は連結材のみでよく、従来に比して部品点数を少なくできるとともに、連結材によって手摺材どうしを正確に位置決めして連結できる。また、連結材は手摺材の表面側に露出することなく、手摺材の端面間の隙間から若干見える程度であるので、手摺材の連結構造としてデザイン上もスッキリしたものとなる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る手摺材の連結構造を示すものである。図1において、符号1,2はそれぞれ手摺材を示す。これら手摺材1,2は円柱状または楕円柱状等の棒状に形成されており、その素材は木製、樹脂製等どのようなものでもよい。
一方の手摺材1の端面1aは該手摺材1の長手方向に対して、所定の角度θだけ傾斜している。また、他方の手摺材2の端面2aは該手摺材2の長手方向に対して、所定の角度θだけ傾斜している。
手摺材1の端面1aには孔1bが形成されており、手摺材2の端面2aには孔2bが形成されている。これら孔1b,2bは同径でかつ同深さのものであり、端面1a,2aに対してそれぞれ直角に形成されている。また、孔1b,2bは図1(c)に示すように、端面1a,2aを隙間Sを介して対向配置した際に同軸となるように形成されている。これら孔1b,2bには連結材3が挿入されている。
連結材3は断面が孔1b,2bとほぼ等しく形成された円柱状のものであり、例えば、透明なアクリル樹脂によって形成されている。連結材3の長さは、一方の手摺材1の端面1aに形成された孔1bと他方の手摺材2の端面2aに形成された孔2bの深さの合計長さより前記隙間Sの長さの分だけ長くなっている。例えば隙間Sが3mmであるとすると、連結材3の長さは83mm、孔1b,2bのそれぞれの長さは40mmとなっている。
そして、手摺材1,2は、図1(c)に示すように、それらの端面1a,2aに形成された孔1b,2bに挿入された連結材3によって、所定の隙間Sを介して連結されている。また、連結材3は孔1b,2bの底面に当接するまで、これら孔1b,2bに挿入されている。
次に、手摺材1,2を連結材3を使用して連結する方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、一方の手摺材1を階段室等に形成された壁に、ブラケット4によって水平に固定する。ブラケット4を壁に固定する場合、該ブラケット4からビス5を壁にねじ込むことにより行う。なお、ブラケット4は手摺材1の長手方向に所定間隔で複数取付られている。
次に、手摺材1の端面1aに形成された孔1bに連結材3をその端部が孔1bの底面に当接するまで挿入する(図1(b)参照)。
次に、他方の手摺材2にブラケット4,4を取付け、該手摺材2を、その端面2aが手摺材1の端面1aに略平行となるようにして近付け、その後、図2(b)に示すように、手摺材1の端面1aか突出している連結材3に、手摺材2の端面2aに形成された孔2bを外挿する。つまり、連結材3を孔2bに挿入する。この場合、連結材3の端部が孔2bの底面に当接するまで挿入する(図1(c)参照)。これによって、手摺材1,2の端面1a,2b間に所定の隙間Sを確保できる。
次に、他方の手摺材2のブラケット4,4からビス5を壁にねじ込むことによって、手摺材2を階段の傾斜方向(水平方向に対して傾斜角θ)と略平行となるようにして、壁に固定する。この固定は、手摺材1,2の端面1a,2aが平行となるように調整しながら行う。
以上本実施の形態によれば、一方の手摺材1の端面1aと他方の手摺材2の端面2aとにそれぞれ形成された孔1b,2bに挿入された連結材3によって、手摺材1,2どうしが隙間Sを介して連結されているので、連結に要する部品は連結材3のみでよく、従来に比して部品点数を少なくできる。また、連結材3は手摺材1,2の表面側に露出することなく、手摺材1,2の端面1a,2a間の隙間Sから若干見える程度であり、しかも連結材3は透明であるので、手摺材の連結構造としてデザイン上もスッキリしたものとなる。
また、連結材3を挿入する孔1b,2bが手摺材1,2の端面1a,2aに対して直角に形成されているので、手摺材1,2どうしをどのような角度をもって連結する場合においても、孔1b,2bを容易に形成することができる。つまり、階段の傾斜が変化しても、手摺材1,2の端面1a,2aの角度θを変更して、この端面1a,2aに孔1b,2bを容易に形成できる。
また、一方の手摺材1に他方の手摺材2を連結する場合に、一方の手摺材1の端面1aに対して、他方の手摺材2の端面2aが平行になるようにして、該他方の手摺材2を一方の手摺材1に近付けて、連結材3を介して連結できるので、手摺材1,2どうしを正確に位置決めして連結できる。
さらに、一方の手摺材1の端面1aに形成された孔1bと他方の手摺材2の端面2aに形成された孔2bとに連結材3をこれら孔1b,2bの底まで挿入することによって、手摺材1,2どうしを所定の隙間をもって確実に連結できる。
なお、本実施の形態では、手摺材1に手摺材2を傾斜させて連結する場合について説明したが、本発明では、手摺材どうしを直線状に連結する場合でも連結材3を使用して行うことができる。また、連結材3を複数本としてもよい。
本発明に係る手摺材の連結構造の一例を示すもので、(a)は手摺材と連結材とを離した状態を示す断面図、(b)は一方の手摺材に連結材を挿入した状態を示す断面図、(c)は連結材によって手摺材どうしが連結された状態を示す断面図である。 本発明に係る手摺材の連結構造の施工の一例を示すもので、(a)は一方の手摺材を壁に固定した状態を示す側面図、(b)は一方の手摺材に他方の手摺材を連結した状態を示す側面図である。
符号の説明
1,2 手摺材
1a,2a 端面
1b,2b 孔
3 連結材
S 隙間

Claims (4)

  1. 棒状の手摺材どうしが隙間を介して連結された手摺材の連結構造であって、
    一方の手摺材の端面と他方の手摺材の端面とに、これら端面を前記隙間を介して対向配置した際に同軸となるように孔がそれぞれ形成されており、これら孔に挿入された連結材によって、前記手摺材どうしが隙間を介して連結されていることを特徴とする手摺材の連結構造。
  2. 請求項1に記載の手摺材の連結構造において、
    前記孔は、前記手摺材の端面に対して直角に形成されていることを特徴とする手摺材の連結構造。
  3. 請求項1または2に記載の手摺材の連結構造において、
    前記連結材の長さが、一方の手摺材の端面に形成された孔と他方の手摺材の端面に形成された孔の深さの合計長さより前記隙間の長さの分だけ長くなっていることを特徴とする手摺材の連結構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の手摺材の連結構造において、
    前記連結材が透明であることを特徴とする手摺材の連結構造。
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