JP2007233487A - 歩行者検出方法、装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の視野を撮像する複眼の撮像手段から出力される画像情報に基づいて縦エッジを抽出し、その縦エッジから3次元情報を算出し、この算出した3次元情報をもとに立体物を検出し、この検出した立体物の特性を示す立体物情報の時間による変動を算出し、この算出した前記立体物の変動に基づいて該立体物が歩行者であるか否かを判定する。
【選択図】 図1
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る歩行者検出装置の機能構成を示すブロック図である。同図に示す歩行者検出装置1は、四輪自動車等の車両に搭載され、車両の周囲の所定の範囲に存在する物標の中から歩行者を検出する装置である。歩行者検出装置1は、所定の視野を撮像する撮像部2と、撮像部2による撮像結果すなわち入力画像に基づいた画像処理を行う画像処理部3と、演算処理プログラムが記録されたROM(Read Only Memory)および各種パラメータやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)を用いて実現され、画像処理部3における処理結果や各種設定情報等を記憶する記憶部4と、を備える。
本発明の実施の形態2は、ステレオ画像によって得た歩行者情報とミリ波レーダで検出した情報とのフュージョン処理を行うことを特徴とする。図12は、本実施の形態2に係る歩行者検出装置の機能構成を示すブロック図である。同図に示す歩行者検出装置11は、撮像部2、画像処理部3に加えて、ミリ波(電磁波の一種)を利用して物体を検出する検出手段であるミリ波レーダ6と、ミリ波レーダ6で検出した受信信号に所定の信号処理を施す信号処理部7と、画像処理部3および信号処理部7の処理に関する各種情報を記憶する記憶部8と、画像処理部3から出力される歩行者情報と信号処理部7から出力されるレーダ検出情報とのフュージョン処理を行うフュージョン処理部9と、を備える。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1および2を詳述してきたが、本発明はそれら2つの実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。すなわち、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
2 撮像部
3 画像処理部
4、8 記憶部
5 車両制御装置
6 ミリ波レーダ
7 信号処理部
9 フュージョン処理部
21L、21R カメラ
22L、22R フレームメモリ
31 縦エッジ抽出部
32 立体物検出部
33 変動算出部
34 判定部
35 トラッキング処理部
101、201 風景
102、103、202、203 画像
C 車両
D1、D2、D3 高密度領域
IL 左画像領域
IR 右画像領域
E 縦エッジ
F 遠方領域
H 横断歩道
LE 直線
M 中間領域
N 近傍領域
P 歩行者
R 道路
SC、SC1、SC2、SP 画素点群
Claims (13)
- 所定の視野を撮像する複眼の撮像手段から出力される画像情報を用いて前記視野内を歩行する歩行者を検出する歩行者検出方法であって、
前記画像情報に基づいて縦エッジを抽出する縦エッジ抽出ステップと、
前記縦エッジ抽出ステップで抽出した縦エッジから3次元情報を算出し、この算出した3次元情報をもとに立体物を検出する立体物検出ステップと、
前記立体物検出ステップで検出した立体物の特性を示す立体物情報の時間による変動を算出する変動算出ステップと、
前記変動算出ステップで算出した前記立体物情報の変動に基づいて前記立体物情報に対応する立体物が歩行者であるか否かを判定する判定ステップと、
を有することを特徴とする歩行者検出方法。 - 前記変動算出ステップは、
過去の二つの異なる時間における前記立体物情報と最新の前記立体物情報との差分をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1記載の歩行者検出方法。 - 前記立体物検出ステップは、
前記縦エッジ抽出ステップで抽出した縦エッジごとの3次元情報を算出して得られる画素点が所定の基準以上存在するような領域を統合することによって前記立体物を検出することを特徴とする請求項1または2記載の歩行者検出方法。 - 前記立体物情報は、前記立体物の高さ位置、横幅、および高さ幅を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の歩行者検出方法。
- 前記判定ステップで判定した立体物が歩行者である場合、当該歩行者のトラッキング処理を行うトラッキング処理ステップをさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の歩行者検出方法。
- 電磁波を用いて物体を検出する検出手段で検出した物体検出結果と、前記トラッキング処理ステップで検出した前記歩行者に関する情報とをフュージョン処理するフュージョン処理ステップをさらに有することを特徴とする請求項5記載の歩行者検出方法。
- 所定の視野を撮像する複眼の撮像手段から出力される画像情報を用いて前記視野内を歩行する歩行者を検出する歩行者検出装置であって、
前記画像情報に基づいて縦エッジを抽出する縦エッジ抽出手段と、
前記縦エッジ抽出手段で抽出した縦エッジから3次元情報を算出し、この算出した3次元情報をもとに立体物を検出する立体物検出手段と、
前記立体物検出手段で検出した立体物の特性を示す立体物情報の時間による変動を算出する変動算出手段と、
前記変動算出手段で算出した前記立体物情報の変動に基づいて前記立体物情報に対応する立体物が歩行者であるか否かを判定する判定手段と、
を備えたことを特徴とする歩行者検出装置。 - 前記変動算出手段は、
過去の二つの異なる時間における前記立体物情報と最新の前記立体物情報との差分をそれぞれ算出することを特徴とする請求項7記載の歩行者検出装置。 - 前記立体物検出手段は、
前記縦エッジ抽出手段で抽出した縦エッジごとの3次元情報を算出して得られる画素点が所定の基準以上存在するような領域を統合することによって前記立体物を検出することを特徴とする請求項7または8記載の歩行者検出装置。 - 前記立体物情報は、前記立体物の高さ位置、横幅、および高さ幅を含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項記載の歩行者検出装置。
- 前記判定手段で判定した立体物が歩行者である場合、当該歩行者のトラッキング処理を行うトラッキング処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項記載の歩行者検出装置。
- 電磁波を用いて物体を検出する検出手段で検出した物体検出結果と、前記トラッキング処理手段で検出した前記歩行者に関する情報とをフュージョン処理するフュージョン処理手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11記載の歩行者検出装置。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の歩行者検出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする歩行者検出プログラム。
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