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JP2007227691A - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

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JP2007227691A JP2006047651A JP2006047651A JP2007227691A JP 2007227691 A JP2007227691 A JP 2007227691A JP 2006047651 A JP2006047651 A JP 2006047651A JP 2006047651 A JP2006047651 A JP 2006047651A JP 2007227691 A JP2007227691 A JP 2007227691A
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Abstract

【課題】表面ガスエッチング反応のエッチングレートを高速化する基板処理方法および基板処理装置を提供する。
【解決手段】紫外線Vの照射により、基板Wの表面に改質処理を行う第1工程と、改質処理された基板Wの表面に反応性ガスを供給し、基板Wの表面に反応性ガスが吸着してなる変質層45’を形成する第2工程と、熱処理を行い、変質層45’を気化して除去することで、基板Wの表面側をエッチングする第3工程とを有することを特徴とする基板処理方法およびこの基板処理方法に用いる基板処理装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板処理方法および基板処理装置に関するものであって、特に、表面ガスエッチング反応により基板の表面処理を行う基板処理方法および基板処理装置に関するものである。
近年、ULSIの高集積化が進み、微細加工技術に対する要求も年々厳しいものとなってきている。特に、先端デバイスのトランジスターゲートは、近い将来30nm幅以下の線幅を数nmのバラつき以内に抑えつつ量産を行うことを求められている。また、表面数nmの変質やダメージ層の存在がデバイス特性を大きく左右することも知られており、従って、原子数層レベルでの高精度な加工を行う技術が必要とされる。
そこで、処理雰囲気にアンモニア(NH3)、フッ化水素(HF)等のガスを供給し、処理雰囲気内に生成した反応性ガスを基板の表面に供給することで、基板の表面に反応性ガス成分が吸着してなる変質層を形成した後、続く加熱により変質層を気化、脱離させて、基板の表面側をエッチングする表面ガスエッチング反応が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法の利点は、除去可能な表面層の厚さが、基板の表面に吸着する反応性ガスの分子の数で律速されることであり、プラズマを用いたドライエッチングのように、処理膜厚が時間に応じて順次増加してゆかず、従って、反応のパターン依存や時間依存などのバラつき要因を排除した処理が可能であるとともに、nm単位でのエッチングの制御が可能となる。
国際公開第2004/084280号パンフレット
しかし、上述した表面ガスエッチング反応は、基板の表面への分子の吸着量がエッチングレートを律速することから、従来のプラズマを用いたドライエッチング方法と比較すると非常に遅いエッチングレートしか達成し得ない。このため、除去する表面層の膜厚によっては、ガスの供給から熱処理までの一連の工程を複数回繰り返す必要があった。したがって、上述した表面ガスエッチング反応においては、エッチングレートの高速化に関する新技術の導入が切望されている。
以上のことから、表面ガスエッチング反応のエッチングレートを高速化する基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的としている。
上述したような目的を達成するために、本発明における基板処理方法は、次のような工程を順次行うことを特徴としている。まず、第1工程では、エネルギー線の照射により、基板の表面に改質処理を行う。次に、第2工程では、改質処理された基板の表面に反応ガスを供給し、基板の表面に反応性ガス成分が吸着してなる変質層を形成する。次いで、第3工程では、熱処理を行うことで、上記変質層を気化して除去することでエッチングする。
このような基板処理方法では、第1工程で、エネルギー線の照射により、基板の表面に改質処理を行うことから、基板の表面の未結合手が増加する。このため、第2工程において、改質処理を行わない場合と比較して、基板の表面に吸着する反応性ガス成分が増加するため、変質層が厚く形成される。これにより、第3工程でのエッチング量が増大し、エッチングレートを向上させることが可能となる。
また、本発明における基板処理装置は、エネルギー線の照射により、基板の表面に改質処理を行う改質処理ユニットと、改質処理された基板の表面に反応性ガスを供給するガス処理ユニットと、反応性ガスが供給された基板に熱処理を行う熱処理ユニットとを備えたことを特徴としている。
このような基板処理装置によれば、改質処理ユニットとガス処理ユニットと熱処理ユニットとを備えていることから、上述した一連の基板処理方法を同一の基板処理装置を用いて行うことができる。
以上、説明したように、本発明における基板処理方法によれば、エッチングレートを向上させることができるため、この基板処理方法を用いた製造プロセスの生産性を向上させることができる。
また、本発明における基板処理装置によれば、上述した基板処理方法を同一の基板処理装置を用いて行うことができるため、本発明の基板処理方法を効率よく行うことができる。
本発明の基板処理方法およびこの基板処理方法に用いる基板処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明における基板処理装置の実施の形態の一例を、図1の断面構成図を用いて説明する。
[基板処理装置]
この基板処理装置1は、エネルギー線の照射により、基板Wの表面に改質処理を行う改質処理ユニット10と、改質処理後の基板Wの表面に反応性ガスを供給するガス処理ユニット20と、反応性ガスが供給された基板Wの表面に熱処理を行う熱処理ユニット30とを備えている。
ここでは、上記改質処理ユニット10、ガス処理ユニット20、および熱処理ユニット30が、それぞれ別の処理チャンバ11、21、31を備えており、これらが上述した順に一列に配置された構成について説明する。また、各処理チャンバ間の壁には開閉自在なゲートバルブ2が設けられ、ゲートバルブ2を開放することで、各処理チャンバ間が連通するように構成されている。このような構成により、基板Wは、ここでの図示を省略した搬送機構によって、各処理チャンバに搬送される。そして、後述する一連の基板処理方法を同一の基板処理装置を用いた連続処理で行うことが可能となる。
<改質処理ユニット>
ここで、改質処理ユニット10は、エネルギー線の照射により基板Wの表面に改質処理を行う処理ユニットであり、処理チャンバ11と、処理チャンバ11の底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー12と、基板ホルダー12に保持された基板Wの表面に、エネルギー線として例えば紫外線Vを照射する紫外線照射部13とを備えている。ここで、本発明におけるエネルギー線とは、エネルギーを有した状態で被処理体に照射されるものを指し、光線、イオン、ラジカル、電子線等が相当することとする。
処理チャンバ11は、例えばその上部に設けられ、紫外線Vを照射するためのプラズマ源となるガスを供給するガス供給口14と、例えばその底部に設けられた排気口15とを備えている。そして、排気口15に接続された真空ポンプによって、処理チャンバ11の内部環境を真空雰囲気に制御可能に構成されている。
また、基板ホルダー12は、基板Wの表面を上方に向けた状態で、基板Wを載置保持可能に構成されている。この基板ホルダー12は、後述する紫外線照射部13において、プラズマを発生させるための下部電極も兼ねている。
また、紫外線照射部13は、下部電極となる基板ホルダー12の上方に、基板ホルダー12の基板保持面と対向する状態で配置された上部電極16と、上部電極16上に配置されたコイル17と、コイル17に接続されたソース電源18と、基板ホルダー12と上部電極16との間に配置された透過板19とを備えている。このように構成されることで、ガス供給口14から例えばヘリウム(He)ガスが供給された状態で、基板ホルダー12(下部電極)と上部電極16との間に電界が印加されると、透過板19上に高周波誘導熱プラズマ(ICP)タイプのHeプラズマPが発生する。これにより、HeプラズマPから紫外線Vが透過板19を介して基板ホルダー12に保持された基板Wの表面に照射される。
なお、ここでは、HeプラズマPを発生させて紫外線Vを照射する紫外線照射部13の例について説明したが、紫外線Vの照射機構については、上記に限定されるものではない。
<ガス処理ユニット>
また、上記改質処理ユニット10に隣接して配置されるガス処理ユニット20は、改質処理後の基板Wの表面に反応性ガスを供給する処理ユニットであり、処理チャンバ21と、処理チャンバ21の底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー22と、基板ホルダー22の上方に配置され、基板ホルダー22に保持された基板Wの表面に反応性ガスを供給するガス供給部23とを備えている。
処理チャンバ21は、余剰なガスを反応性ガスを排出するための排気口24を備えており、排気口24に接続された真空ポンプ(図示省略)によって、処理チャンバ21の内部環境を真空状態に制御可能に構成されている。
また、基板ホルダー22は、基板Wの表面を上方に向けた状態で、基板Wを載置保持可能に構成されている。基板ホルダー22の内部には、基板ホルダー22に保持された基板Wを冷却するための冷却管25が配設されている。
さらに、ガス供給部23は、異なるガスを供給する例えば2つのガス供給管26a、26bと、ガス供給管26a、26bの一端が接続され、処理チャンバ21内にガスを供給する供給口を有するガス分岐システム27とを備えている。
上記ガス供給管26a、26bは、その他端側がそれぞれのガスの貯留タンクに接続されている。また、ガス分岐システム27は、例えばシャワーヘッド状に構成されており、ガス供給管26a、26bから供給されたガスを分離した状態で、処理チャンバ21内に供給するように構成されている。また、ここでの図示は省略したが、ガス分岐システム27は温度調整機構を有していることとする。
<熱処理ユニット>
さらに、上記ガス処理ユニット20に隣接して配置される熱処理ユニット30は、反応ガスが供給された後の基板Wの表面に熱処理を行う処理ユニットであり、処理チャンバ31と、処理チャンバ31の底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー32とを備えている。
処理チャンバ31には、処理チャンバ31内に不活性ガスを供給するガス供給口33と、熱処理により基板Wの表面から気化したガスを排出する排気口34が設けられている。
また、基板ホルダー32の内部には、基板ホルダー32に保持された基板Wに熱処理を行うためのヒーター35が配設されている。
(基板処理方法)
次に、上述した基板処理装置1を用いた基板処理方法の一例について説明する。本発明の基板処理方法は、基板Wの表面に、改質処理プロセスとガス処理プロセスと熱処理プロセスを、この順に行うものである。
まず、本実施形態の基板処理方法に用いる基板Wについて、図2(a)、(b)を用いて説明する。図2(a)に示すように、例えばシリコン基板からなる半導体基板41上に例えば酸化シリコンからなるゲート絶縁膜42を介して、例えばポリシリコンからなるゲート電極43がパターン形成されている。このゲート電極43を覆う状態で半導体基板41上に、例えばSiO2膜44が形成されている。
次いで、図2(b)に示すように、SiO2膜44(前記図2(a)参照)をゲート電極43の表面が露出するまでエッチバックすることで、ゲート電極43の両側にSiO2からなるサイドウォール44’を形成する。このエッチバックにより、サイドウォール44’が設けられたゲート電極43の両側の半導体基板41の表面はダメージを受け、自然酸化して、SiO2層45が形成された状態となる。
この状態の半導体基板41を基板Wとし、基板Wの表面に形成されたSiO2層45をエッチングするために、本実施形態の基板処理方法を用いた例について、図2(b)〜(e)を用いて説明する。なお、この基板処理方法に用いる基板処理装置の構成は図1で示したものとする。
<改質処理プロセス>
まず、基板処理装置1における改質処理ユニット10の処理チャンバ11に基板Wを導入し、基板ホルダー12上に載置保持する。次いで、排気口15に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ11内を真空雰囲気にする。次いで、ガス供給口14から処理チャンバ11内に例えばHeガスを導入し、上部電極16と基板ホルダー(下部電極)12との間にHeプラズマPを発生させる。そして、HeプラズマPから透過板19を透過した紫外線Vを基板Wの表面に照射することで、改質処理を行う。
この際、図2(b)に示す基板Wの表面に形成されたSiO2層45を後工程でエッチングすることから、照射する紫外線Vは、Si−Oのバンドギャップ(8.8eV)以上の高エネルギーの紫外線V、すなわち、波長150nm以下の紫外線Vを照射することが好ましい。上記範囲の紫外線Vを基板Wの表面に照射することで、図2(c)の領域Aの拡大図に示すように、変質層45中のSi−O結合が分断され、表面側の未結合手45aが増加した状態となる。
上記改質処理プロセスのプロセス条件の一例としては、Heガスの流量を100ml/minとし、ソース電源18のパワーを500Wにするとともに、処理チャンバ11内の圧力を1.3Paに設定する。この照射条件下では、最短で120nmの紫外線Vが基板Wの表面に照射される。この際、紫外線Vは基盤W表面に向かって方向性を有して照射されるため、ゲート電極43の両側に設けられたSiO2からなるサイドウォール44’への改質処理は抑制される。
なお、ここでは、後工程でSiO2層45をエッチングすることから、上記範囲の紫外線Vを照射することとしたが、SiO2層とは異なる被処理層をエッチングする場合には、被処理層の表面結合を分断し、未結合手が増加するように、紫外線Vの照射範囲を設定する。
次いで、搬送機構(図示省略)により、ゲートバルブ2を介して、処理チャンバ11からガス処理ユニット20の処理チャンバ21に改質処理後の基板Wを搬送する。この際、予め、処理チャンバ21の排気口24に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ21内を真空雰囲気にしておく。そして、処理チャンバ21内の基板ホルダー22上に、改質処理後の基板Wを載置保持する。これにより、真空状態が維持された状態で基板Wが搬送されるため、改質処理後の基板Wが大気中に晒されることがなく、図2(c)に示すSiO2層45の未結合手45aが大気中の水分や酸素等で終端されることが防止される。
<ガス処理プロセス>
この後の工程は、従来の表面ガスエッチング反応と同様に行う。すなわち、ガス供給管26aからは、例えばアルゴン(Ar)ガスからなるキャリアガスとNH3ガス、ガス供給管26bからは、例えばHFガスを、ガス分岐システム27を介して処理チャンバ21内に供給する。その後、排気口24を開口し、余剰なガスが除去されるようにする。
上述したように、処理チャンバ21内にNH3ガスとHFガスとを供給することで、基板ホルダー22上に保持された基板Wの上方の空間では、NH3ガスとHFガスとが反応し、フッ化アンモニウム(NH4x)ガスが生成される。そして、図2(d)に示すように、NH4xガスが基板Wの表面に設けられたSiO2層45(前記図2(c)参照)に吸着することで、(NH42SiF6からなる変質層45’が形成される。
ここで、変質層45’はSiO2層45の膜厚の範囲内で表面側に形成され、ここではSiO2層45の全域が変質層45’となる。この際、上述した改質処理により、SiO2層45の表面には未結合手45a(前記図2(c)参照)が増加していることから、上記改質処理をしていない場合と比較して、NH4xガスの吸着量は約2倍になる。
ここでは、上記ガス処理プロセス条件の一例として、処理チャンバ21内の圧力を4Paに設定し、ガス流量をHF/NH3/Ar=100/50/500(ml/min)とし、基板Wの温度を50℃に設定する。
その後、搬送機構(図示省略)により、ゲートバルブ2を介して処理チャンバ21から熱処理ユニット30における処理チャンバ31にガス処理後の基板Wを搬送し、処理チャンバ31内の基板ホルダー31上に基板Wを載置保持する。
<熱処理プロセス>
次に、図2(e)に示すように、処理チャンバ31に、ガス供給口33から窒素(N2)ガスを供給することで、処理チャンバ31内を非酸化性雰囲気下とする。この状態で排気口34を開口し、基板ホルダー32のヒーター35を加熱して、基板Wの熱処理を行う。これにより、上記変質層45’(前記図2(d)参照)は、NH3、水素(H2)、N2、四フッ化珪素(SiF4)、水(H2O)に気化して、除去されるため、基板Wの表面側がエッチングされる。
この熱処理プロセスのプロセス条件の一例としては、基板ホルダー31の温度を調整することで、基板の温度を150℃に設定する。
以上説明したような基板処理方法によれば、基板Wの表面に紫外線Vの照射による改質処理を行うことから、SiO2層45の表面の未結合手45aが増加し、改質処理を行わない場合と比較して、基板W表面への反応性ガス成分の吸着量が増加する。これにより、エッチングレートが増加するため、改質処理を行わない場合には、一連の表面ガスエッチング反応を複数回行うことでSiO2層45を除去していたが、本発明の基板処理方法によれば、1回の処理でSiO2層45を除去する量を増加させることができるため、トータルでの処理時間を削減することが可能となる。
また、本実施形態の基板処理装置1によれば、上述した基板処理方法を同一の基板処理装置1を用いた連続処理で行うことができるため、本発明の基板処理方法を効率よく行うことができる。したがって、上記基板処理方法を用いた製造プロセスの生産性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の基板処理装置1によれば、改質処理ユニット11を構成する処理チャンバ11とガス処理ユニット20を構成する処理チャンバ21が、その内部を真空雰囲気に制御できるように構成されているため、改質処理後の基板Wを処理チャンバ11から処理チャンバ21に搬送する際には、真空雰囲気を維持した状態で搬送することができる。これにより、改質処理後の基板Wの表面の未結合手が大気中の水分や酸素によって終端されることを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、図2(b)を用いて説明したように、基板Wとして、表面側にSiO2層45が設けられた半導体基板41を用い、SiO2層45をエッチング除去する例について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば基板Wの表面に微細な凹凸パターンを形成する場合にも適用可能である。
この場合には、改質処理を行う際に、貫通状態の開口パターンが設けられた遮光マスクを介して、基板Wの表面に紫外線Vを照射し、開口パターンを通過した紫外線Vのみが基板Wの表面に照射されるようにする。これにより、紫外線Vが照射された基板Wの表面領域のみに改質処理が行われるため、この領域の未結合手が増大する。その後、基板Wの表面に反応性ガスを供給すると、改質処理された領域で反応ガス成分の吸着量が増加する。これにより、その後のエッチング速度に差が生じ、改質処理された領域は深く掘り込まれ、未処理領域は浅く掘り込まれることから、基板Wの表面側に微細な凹凸パターンを形成することが可能となる。
(変形例1)
なお、上述した第1実施形態では、改質処理として基板の表面に紫外線照射を行うこととしたが、改質処理として基板の表面にラジカル照射を行ってもよい。この場合には、図1を用いて説明した基板処理装置1における改質処理ユニット10を、図3に示す改質処理ユニット50に置き換えた基板処理装置を用いて、基板Wの表面処理を行うこととする。
上記改質処理ユニット50は、処理チャンバ51と、処理チャンバ51の底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー52と、基板ホルダー52に保持された基板Wに、エネルギー線としてラジカルを照射するラジカル照射部53とを備えている。
このうち処理チャンバ51と基板ホルダー52は、第1実施形態で図1を用いて説明した処理チャンバ11、基板ホルダー12と同様に構成されている。すなわち、処理チャンバ51は、その上部にプラズマ源となるガスを供給するガス供給口54と、その底部に設けられた真空ポンプ(図示省略)に接続された排気口55とを備えている。また、基板ホルダー52は、後述するラジカル照射部53において、プラズマを発生させるための下部電極も兼ねた構成となっている。
また、ラジカル照射部53は、下部電極となる基板ホルダー52の上方に、基板ホルダー52の基板保持面と対向する状態で配置された上部電極56と、上部電極56上に配置されたコイル57と、コイル57に接続されたソース電源58とを備えている。これにより、ガス供給口54から例えばH2ガスおよびHeガスが供給された状態で、基板ホルダー52(下部電極)と上部電極56との間に電界を印加すると、ICPタイプの水素/ヘリウム(H2/He)プラズマP’が発生し、水素ラジカル(H*)が生成される。そして、基板ホルダー52に保持された基板Wの表面にH*が照射される。
このような改質処理ユニット50を用いた基板Wの表面の改質処理は、次のように行われる。まず、処理チャンバ51に図2(b)を用いて説明した基板Wを導入し、基板ホルダー12上に載置保持する。次いで、排気口55に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ51内を真空雰囲気にする。
次いで、ガス供給口54から処理チャンバ51内にH2ガスとHeガスとを導入し、上部電極16と基板ホルダー(下部電極)12との間にHプラズマP’を発生させる。そして、HプラズマPからH*を基板Wの表面に照射する。
ここで、後工程でSiO2層45をエッチングすることから、H*の照射エネルギーは、Si−Oのバンドギャップ(8.8eV)以上のエネルギーであり、かつH*の照射によりSiO2層45がエッチングされないエネルギーの範囲であることが好ましい。この範囲のエネルギーのH*を照射することで、図2(c)を用いて説明したように、SiO2層45の表面結合が分断され、未結合手45aが増加する。
上述したような改質処理プロセスのプロセス条件の一例としては、ガス流量をH2/He=10/100(ml/min)とし、ソース電源58のパワーを1000Wにするとともに、処理チャンバ51内の圧力を4.0Paに設定する。
なお、ここでは、ラジカル種としてH*を用いた例について説明したが、照射条件を制御することで、上記エネルギーの範囲で照射することが可能なラジカル種であればよく、例えばシリコン(Si)との反応をしやすいフッ素(F),塩素(Cl),ヨウ素(I),臭素(Br)などのハロゲン系のラジカル種や酸素(O)と反応しやすい炭素(C)を含むラジカル種(C,CHx)であってもよい。
上述したような改質処理を行った後、第1実施形態と同様に、ガス処理ユニット20において、改質処理後の基板Wの表面に反応性ガスを供給すると、改質処理を行わない場合と比較して、基板Wへの反応性ガス成分の吸着量は約2倍になる。そして、SiO2層45に反応性ガス成分が吸着することで、SiO2層45は変質層45’となる(図2(d)参照)。この後は、第1実施形態と同様に、熱処理ユニット30において、熱処理を行うことで、変質層45’を気化して除去する(図2(e)参照)。
以上説明したような基板処理方法および基板処理装置であっても、基板Wの表面にH*の照射による改質処理を行うことから、基板Wの表面に未結合手45aが増加し、改質処理を行わない場合と比較して、基板Wの表面に吸着する反応性ガス成分が増加する。したがって、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
また、改質処理として、基板Wの表面にイオン照射を行ってもよい。この場合には、図1を用いて説明した基板処理装置1における改質処理ユニット10を、図4に示す改質処理ユニット60に置き換えた構成の基板処理装置を用いて基板Wの表面処理を行う。
上記改質処理ユニット60は、処理チャンバ61と、処理チャンバ61の底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー62と、基板ホルダー62に保持された基板Wに、エネルギー線としてイオンを照射するイオン照射部63とを備えている。
このうち処理チャンバ61と基板ホルダー62は、第1実施形態で図1を用いて説明した処理チャンバ11、基板ホルダー12と同様に構成されている。すなわち、処理チャンバ51は、その上部にプラズマ源となるガスを供給するガス供給口64と、その底部に設けられた真空ポンプ(図示省略)に接続された排気口65とを備えている。また、基板ホルダー62は、後述するラジカル照射部63において、プラズマを発生させるための下部電極も兼ねた構成となっている。ただし、この基板ホルダー62には、基板ホルダー62にバイアスパワーを印加するためのソース電源66が接続されており、イオンエネルギーを適宜変化させることができる。
イオン照射部63は、下部電極となる基板ホルダー62の上方に、基板ホルダー62の基板保持面と対向する状態で配置された上部電極67と、上部電極67上に配置されたコイル68と、コイル68に接続されたソース電源69とを備えている。これにより、ガス供給口64から例えばArガスが供給された状態で、基板ホルダー62(下部電極)と上部電極66との間に電界を印加することで、ICPタイプのArプラズマP''が発生する。これにより、基板ホルダー62に保持された基板Wの表面にArイオン(Ar+)が照射される。
このような改質処理ユニット60を用いた基板Wの表面の改質処理は、次のように行われる。まず、処理チャンバ61に図2(b)を用いて説明した基板Wを導入し、基板ホルダー62上に載置保持する。次いで、排気口65に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ61内を真空雰囲気にする。
次いで、ガス供給口64から処理チャンバ61内にArガスを導入し、上部電極67と基板ホルダー(下部電極)62との間にArプラズマP''を発生させる。そして、ArプラズマP''からAr+を基板Wの表面に照射する。
ここで、後工程でSiO2層45をエッチングすることから、Ar+の照射エネルギーは、Si−Oのバンドギャップ(8.8eV)以上のエネルギーであり、かつAr+の照射によりSiO2層45がスパッタエッチングされないエネルギー範囲であることが好ましい。この範囲のエネルギーのAr+を照射することで、図2(c)を用いて説明したように、SiO2層45の表面結合が分断され、未結合手45aが増加する。なお、この際、Ar+は基盤W表面に向かって方向性を有して照射されるため、ゲート電極43の両側に設けられたSiO2からなるサイドウォール44への改質処理は抑制される。
この改質処理プロセスのプロセス条件の一例としては、Arガスのガス流量を100ml/minとし、ソース電源66の基板バイアスパワーを100W、ソース電源69のICP放電パワーを1000Wにするとともに、処理チャンバ61内の圧力を13.3Paに設定する。
なお、ここでは、イオン種としてAr+を用いた例について説明したが、照射条件を制御することで、上記エネルギーの範囲で照射することが可能なイオン種であればよく、例えばヘリウムイオン(He+),キセノンイオン(Xe+),クリプトンイオン(Kr+)等のイオン種であってもよい。
上述したような改質処理を行った後、第1実施形態と同様に、ガス処理ユニット20において、改質処理後の基板Wの表面に反応性ガスを供給すると、基板Wへの反応性ガス成分の吸着量は約2倍になる。そして、SiO2層45に反応性ガス成分が吸着することで、SiO2層45は変質層45’(図2(d)参照)となる。この後は、第1実施形態と同様に、熱処理ユニット30において、熱処理を行うことで、変質層45’を気化して除去する。
以上説明したような基板処理方法および基板処理装置であっても、基板Wの表面に、Ar+の照射による改質処理を行うことから、SiO2層45の未結合手45aが増加し、改質処理を行わない場合と比較して、基板Wの表面への反応性ガス成分の吸着量が増加する。したがって、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、図1を用いて説明したように、改質処理ユニット10、ガス処理ユニット20、熱処理ユニット30がそれぞれ別の処理チャンバ11、21、31を備えている例について説明したが、各処理ユニットが同一の処理チャンバに設けられていてもよい。この場合には、各処理ユニットにおける処理チャンバと基板ホルダーを除く構成要素が、1つの処理チャンバと1つの基板ホルダーを共有した構成となる。
図5に示すように、基板処理装置1’は、処理チャンバ71と、処理チャンバ71の例えば底部に配置され、基板Wを保持する基板ホルダー72と、基板ホルダー72上に配置された基板Wの表面に、エネルギー線として紫外線Vを照射することで改質処理を行う紫外線照射部73と、改質処理後の基板Wの表面に反応性ガスを供給するガス供給部74とを備えている。
処理チャンバ71には、例えばその上部に設けられ、紫外線Vを照射するためのプラズマ源となるガスを供給するガス供給口75と、例えばその底部に設けられた排気口76とを備えている。そして、排気口76に接続された真空ポンプによって、処理チャンバ71の内部環境を真空雰囲気に制御可能に構成されている。
また、基板ホルダー72は、基板Wの表面を上方に向けた状態で、基板Wを載置保持可能に構成されている。基板ホルダー72は、後述する紫外線照射部73において、プラズマを発生させるための下部電極も兼ねている。さらに、基板ホルダー72の内部には、基板ホルダー72上に保持された基板Wを冷却する冷却管77が基板ホルダー72の表面側に配設されている。これにより、後述するガス処理プロセス中の基板Wの温度が制御される。
さらに、基板ホルダー72の内部には、この冷却管77の下部側に、基板ホルダー72上に保持された基板Wを加熱するヒーター78が配設されている。このヒーター78により、後述する熱処理プロセス中の基板Wの温度が制御される。
さらに、紫外線照射部73は、第1実施形態と同様に構成されている。すなわち、下部電極となる基板ホルダー72の上方に、基板ホルダー72の基板保持面と対向する状態で配置された上部電極79と、上部電極79上に配置されたコイル80と、コイル80に接続されたソース電源81と、基板ホルダー72と上部電極79との間に配置された紫外線Vを透過させる透過板82とを備えている。この透過板82は、処理チャンバ71において、紫外線Vの光源となるプラズマが発生する領域と、後述する反応性ガスを供給する領域とを仕切るように配置されることとする。
さらに、処理チャンバ71の側壁には処理チャンバ71内に反応性ガスを供給する2つのガス供給管83a、83bが相対配置された状態で挿入されており、基板ホルダー72に保持された基板Wの上方空間で各ガスが反応するように構成されている。なお、ここでは、ガス供給管83a、83bの供給端が筒状である例について説明するが、供給端の形状は特に限定されず、シャワーヘッド状であってもよい。
上述したような基板処理装置を用いた基板処理方法について説明する。なお、基板Wとしては、第1実施形態と同様に、図2(b)を用いて説明した状態の半導体基板41を用いることとする。また、各処理プロセスのプロセス条件は、第1実施形態と同一条件で行う。
<改質処理プロセス>
まず、図5を用いて説明した基板処理装置1’における処理チャンバ71に、図2(b)を用いて説明した基板Wを導入し、基板ホルダー72上に基板Wを載置保持する。次いで、排気口76に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ71内を真空雰囲気にする。次いで、ガス供給口75から処理チャンバ71内にHeガスを導入し、上部電極79と基板ホルダー(下部電極)72との間にHeプラズマPを発生させる。そして、HeプラズマPから透過板82を透過した紫外線Vを基板Wの表面に照射する。これにより、図2(c)を用いて説明したように、SiO2層45の表面結合が分断され、未結合手45aが増加する。その後、再び、排気口76に接続された真空ポンプ(図示省略)により、処理チャンバ71内を真空雰囲気にする。
<ガス処理プロセス>
次いで、ガス供給管83aからはArガスからなるキャリアガスとNH3ガス、ガス供給管83bからはHFガスを処理チャンバ71内に供給する。その後、排気口76を開口し、余剰なガスが除去されるようにする。
これにより、基板ホルダー72上に保持された基板Wの上方の空間では、NH3ガスとHFガスとが反応し、NH4xガスが生成される。そして、図2(d)に示すように、NH4xガスが基板Wの表面に設けられたSiO2層45(図2(c)参照)に吸着することで、(NH42SiF6からなる変質層45’が形成される。この際、上述した改質処理により、SiO2層45の表面には未結合手45aが増加していることから、上記改質処理をしていない場合と比較して、NH4xガスの吸着量は約2倍になる。
<熱処理プロセス>
次に、再び、排気口76に接続された真空ポンプにより処理チャンバ71内を真空雰囲気にして、上記供給ガスをパージした後、ガス供給口33からN2ガスを供給することで、処理チャンバ71内を非酸化性雰囲気とする。この状態で、排気口76を開口し、基板ホルダー72のヒーター78を加熱して、基板Wの熱処理を行う。これにより、図2(e)に示すように、上記変質層45’(図2(d)参照)は気化して除去されるため、基板Wの表面側がエッチングされる。
以上説明したような基板処理方法および基板処理装置であっても、基板Wの表面に、未結合手45aが増加するように、紫外線Vの照射による改質処理を行うことから、基板Wの表面への反応性ガス成分の吸着量が増加する。これにより、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態の基板処理装置によれば、同一処理チャンバ71内に改質処理ユニット10とガス処理ユニット20と熱処理ユニット30とを備えていることから、上述した基板処理方法を同一の処理チャンバ71を用いて行うことができるため、本発明の基板処理方法をさらに効率よく行うことができる。また、処理チャンバ間の搬送機構等を省略することができるため、コスト的にも有利である。
なお、上述した第2実施形態の基板処理装置1’では、紫外線照射部73が設けられた例について説明したが、紫外線照射部73の代わりに、図3を用いて説明したラジカル照射部53または図4を用いて説明したイオン照射部63が設けられていてもよい。
また、上記第2実施形態では、改質処理ユニット10、ガス処理ユニット20および熱処理ユニット30が同一チャンバ内に設けられた例について説明したが、改質処理ユニット10とガス処理ユニット20が同一チャンバに設けられており、熱処理ユニット30が別の処理チャンバに設けられていてもよく、ガス処理ユニット20と熱処理ユニット30が同一チャンバに設けられており、改質処理ユニット10が別の処理チャンバに設けられていても構わない。
本発明の基板処理装置に係る第1実施形態を説明するための断面構成図である。 本発明の基板処理方法に係る第1実施形態を説明するための製造工程断面図である。 本発明の基板処理装置に係る第1実施形態の変形例1を説明するための断面構成図である。 本発明の基板処理装置に係る第1実施形態の変形例2を説明するための断面構成図である。 本発明の基板処理装置に係る第2実施形態を説明するための断面構成図である。
符号の説明
1,1’…基板処理装置、10,50,60…改質処理ユニット、20…ガス処理ユニット、30…熱処理ユニット、11,21,31,71…処理チャンバ、45’…変質層、W…基板、

Claims (5)

  1. エネルギー線の照射により、基板の表面に改質処理を行う第1工程と、
    改質処理された前記基板の表面に反応性ガスを供給し、当該基板の表面に前記反応性ガス成分が吸着してなる変質層を形成する第2工程と、
    熱処理を行い、前記変質層を気化して除去することで、前記基板の表面側をエッチングする第3工程とを有する
    ことを特徴とする基板処理方法。
  2. 前記第1工程では、前記エネルギー線の照射として、紫外線照射、イオン照射またはラジカル照射を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の基板処理方法。
  3. エネルギー線の照射により、基板の表面に改質処理を行う改質処理ユニットと、
    改質処理された前記基板の表面に反応性ガスを供給するガス処理ユニットと、
    前記反応性ガスが供給された前記基板に熱処理を行う熱処理ユニットとを備えた
    ことを特徴とする基板処理装置。
  4. 前記改質処理ユニット、前記ガス処理ユニットおよび前記熱処理ユニットが、それぞれ別の処理チャンバを備えており、
    各処理チャンバが、連通可能な状態で、前記改質処理ユニット、前記ガス処理ユニット、前記熱処理ユニットの順に配置されている
    ことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記改質処理ユニット、前記ガス処理ユニットおよび前記熱処理ユニットが、同一の処理チャンバに設けられている
    ことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
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