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JP2007214431A - 光ファイバレーザ - Google Patents

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JP2007214431A JP2006033717A JP2006033717A JP2007214431A JP 2007214431 A JP2007214431 A JP 2007214431A JP 2006033717 A JP2006033717 A JP 2006033717A JP 2006033717 A JP2006033717 A JP 2006033717A JP 2007214431 A JP2007214431 A JP 2007214431A
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晃史 本郷
Kazumasa Osono
和正 大薗
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Abstract

【課題】安価で信頼性が高く高出力動作が可能な光ファイバレーザを提供する。
【解決手段】希土類元素が部分的に添加された光ファイバ2に上記希土類元素を励起する励起光3を導入してレーザ光9を発振させる光ファイバレーザ1において、光ファイバ2を芯部材4の外周に巻き付け、その巻き付けられた光ファイバ2の外周の一部を加工して平坦面5を形成し、その平坦面5にプリズム6の一面を接触させ、プリズム6の他の面に励起光光源7を臨ませた。
【選択図】図1

Description

本発明は、安価で信頼性が高く高出力動作が可能な光ファイバレーザに関する。
レーザ加工や医療用途への適用を目的として、より高出力で安価な光源の開発が求められている。これらの要求に対し、光ファイバレーザは、高効率でしかもシングルモードのレーザ光を容易に取り出すことができるという理由で注目を集めている。
従来の光ファイバレーザには、図4に示すようなダブルクラッド型光ファイバ40が使用されている。ダブルクラッド型光ファイバ40のコア領域41にはNd,Yb,Er,Th等の希土類金属が添加されている。クラッド領域は、二重構造で、コア領域41より屈折率が低い内側クラッド領域42とこれよりもさらに屈折率が低い外側クラッド領域43からなる。励起光44は内側クラッド領域42内をマルチモードで伝搬し、次第に中心のコア領域41に吸収されて減衰する。
高出力光ファイバレーザの場合、励起光を内側クラッド領域42に導入する技術が重要である。
図5(a)〜図5(c)に従来の光ファイバレーザにおける主な励起方法を示す。
図5(a)の方法は、端面励起方式と呼ばれているもので、ダブルクラッド型光ファイバ51の端面より、マルチモードで発振する半導体レーザ52から発せられる励起光53をレンズ54を介して直接ダブルクラッド型光ファイバ51に導入する方法である。同じようにファイバ端面より励起光を導入する方法として、マルチモード発振の半導体レーザ光をいったんマルチモード光ファイバに結合させ、この光をバンドル化して集光した光をダブルクラッド型光ファイバの内側クラッド領域の端面に結合させる方法もある。
図5(b)の方法は、V溝方式と呼ばれているもので、ダブルクラッド型光ファイバ51の側面に形成したV溝56に励起光53を集光して、その境界面の反射により内側クラッド領域に励起光を導入する方法である。
図5(c)の方法は、パラレルサイド励起方式と呼ばれるもので、励起光導入用のマルチモード光ファイバ55をダブルクラッド型光ファイバ51の側面に融着接続する方法である(特許文献1)。導入ポート数を増やすことで励起光の増大が図れ、さらに多数の半導体レーザを使用することで、万一、ある半導体レーザが故障してもレーザ発振の変動を抑えることができる。
このパラレルサイド励起方式図を採用した光ファイバレーザの一般的な構成を図6に示す。コア領域に希土類元素が添加されたダブルクラッド型光ファイバ61には、個々のシングルエミッション構造の半導体レーザ62からの励起光がマルチモード光ファイバにより導光される。ダブルクラッド型光ファイバ61とマルチモード光ファイバが側面融着されて構成される励起光コンバイナ63を介して励起光がダブルクラッド型光ファイバ61の内側クラッド領域に入射される。高出力を得るために、半導体レーザ62は図示のように複数個接続される。ダブルクラッド型光ファイバ61の片端(励起光が入射される側)には、励起波長に対しては透過し、発振波長に対しては高い反射率を有するファイバグレーティング64aが形成されている。また、励起光入射側とは反対端には、部分的に発振光を反射する別のファイバグレーティング64bが形成されている。この2つのファイバグレーティング64a,64bは、それぞれレーザ共振器の全反射鏡および出力鏡として働き、レーザ発振光65が出力される。より高出力を得るために、レーザ光が出射される反対端からも同様な励起光を導入することが可能である。
米国特許5,999,673号公報
図5(a)の端面励起方式は、励起光をダブルクラッド型光ファイバ51の端面に直接入射するため、その入射口径は内側クラッドの径で決まり、せいぜい数百μmである。そのため、高出力化にあたっては、この狭い内側クラッド端面に対して如何にして光出力の励起光を導入するかが問題となる。シングルエミッションの半導体レーザ光をいったんマルチモード光ファイバに結合させ、この光をバンドル化して集光し端面に導入する方法でも、接続できる励起用半導体レーザの数には限界があり、あまり多くは接続できない。高出力を得るには、一個当たりの励起用半導体レーザの出力を大きくしなければならず、そのため寿命が短く、価格は高くなる。さらに高出力発振をさせようとすると、光の伝搬領域でのパワー密度が非常に高くなる。特に励起光導入端近くでは励起光のパワー密度が非常に高くなり、光ファイバが破壊される可能性がある。このように端面励起方式は、レーザ発振光への変換効率は優れているものの、導入できる励起光の総パワー量には限界がある。また、1つの励起用半導体レーザの故障が光ファイバレーザ全体の出力変動に影響する。
図5(b)のV溝方式は、光ファイバの側面に楔形のV溝を形成するため、加工が煩雑であることに加え、光ファイバの機械的強度を著しく劣化させる。
図5(c)のパラレルサイド励起方式は、導入ポート数を増やすことで励起光の増大が図れるため、事実上制限なく励起光を増大させることができる。しかし、半導体レーザ光を導光するマルチモード光ファイバを1本ずつダブルクラッド型光ファイバの側面に融着接続しなければならず、作業が繁雑であると共に融着部分の構造が複雑化する。また、使用する半導体レーザはマルチモード光ファイバに結合しやすいシングルエミッション構造であり、安価で総合光出力が大きいバーやスタック構造の半導体レーザを使用するのには適さない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、安価で信頼性が高く高出力動作が可能な光ファイバレーザを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、希土類元素が部分的に添加された光ファイバに上記希土類元素を励起する励起光を導入してレーザ光を発振させる光ファイバレーザにおいて、上記光ファイバを芯部材の外周に巻き付け、その巻き付けられた光ファイバの外周の一部を加工して平坦面を形成し、その平坦面にプリズムの一面を接触させ、上記プリズムの他の面に励起光光源を臨ませたものである。
上記平坦面の一部に、上記プリズムの一面を接触させ、該プリズムと接触せず露出されている上記平坦面に、上記励起光を反射する金属膜を被覆してもよい。
上記光ファイバを、充実コア領域とその充実コア領域を二重に囲む内外クラッド領域とから構成し、上記充実コア領域に上記希土類元素を添加し、内側クラッド領域の屈折率を上記充実コア領域の屈折率よりも低く、外側クラッド領域の屈折率よりも高くし、上記平坦面を内側クラッド領域に達するように加工してもよい。
上記光ファイバを、中空コア領域とその中空コア領域を二重に囲む内外クラッド領域とから構成し、内側クラッド領域には発振光波長帯においてフォトニックバンドギャップを形成するための複数の空孔を形成し、該内側クラッド領域の充実部に上記希土類元素を添加し、外側クラッド領域の屈折率を内側クラッド領域の充実部の屈折率よりも低くし、上記平坦面を内側クラッド領域に達するように加工してもよい。
上記芯部材の外周に鏡面を形成してもよい。
上記芯部材の外周に上記光ファイバを保持する溝を形成してもよい。
上記巻き付けられた光ファイバを外側クラッド領域の屈折率より屈折率が低い透明接着剤で固定してもよい。
上記励起光光源をリニアアレイ状に発光素子部を配置したバー構造あるいはこれをさらに積層させたスタック構造としてもよい。
上記芯部材の外面を平滑な平面及び曲面とし、これらの面に巻き付けられた光ファイバの外周を加工して上記平坦面を形成してもよい。
上記プリズムの上記平坦面に接触しない2つの面にそれぞれ励起光光源を臨ませてもよい。
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
(1)安価で信頼性が高く高出力動作が可能な光ファイバレーザを実現できる。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1に示されるように、本発明に係る光ファイバレーザ1は、希土類元素が部分的に添加された光ファイバ2にその希土類元素を励起する励起光3を導入してレーザ光9を発振させる光ファイバレーザ1において、光ファイバ2を芯部材4の外周に巻き付け、その巻き付けられた光ファイバ2の外周の一部を加工して平坦面5を形成し、その平坦面5にプリズム6の一面を接触させ、プリズム6の他の面に励起光光源7を臨ませたものである。
芯部材4は、軸方向のどこでも軸に垂直に切った断面の形状が同じとなっている。芯部材4は、充実の柱状に形成してもよいが、中空の筒状に形成することにより、中空部に冷媒通路を設けて水などの冷媒を流すようにすれば、高出力の励起光導入による光ファイバ2の温度上昇を抑制することができる。
芯部材4は、円筒状に形成しても良いが、ここでは芯部材4の外周に平坦面8ができるよう、軸に垂直に切った断面が長円形となる長円筒状に形成する。
芯部材4の外周は、光ファイバ2を透過してきた励起光3を再び光ファイバ2に戻すために鏡面を形成して反射率を高くする。芯部材4の材料としては、励起光3の波長帯で反射率が大きく、また、熱伝導率が高い銅を用いる。その銅製の芯部材4に金めっきしてもよい。
光ファイバ2は、その一部にNd,Yb,Er,Th等の希土類金属が添加されている。この実施形態では光ファイバ2は、図4で説明した、クラッド領域が二重構造となっているダブルクラッド型光ファイバである。すなわち、充実で希土類金属が添加されたコア領域11の外周に内側クラッド領域12、その外周に外側クラッド領域13を有する。
光ファイバ2は、周回違いの光ファイバ2同士が接触するように巻き付ける。これを並列配置という。光ファイバ2は、一重だけ巻いても二重以上巻いても良いが、ここでは一重とする。
光ファイバ2は、芯部材4の外周面に巻くので、巻き付けられた光ファイバ2の外周がなす断面形状は芯部材4の断面形状を光ファイバ分だけ大きくした形状となる。よって、芯部材4の平坦面8に巻き付けられた光ファイバ2の外周は、芯部材4の軸を中心とした曲率を持たず、平行に並んだ光ファイバによる凹凸を有する面となる。その面を平坦加工して平坦面5を形成するとよい。平坦面5は平坦面8とほぼ平行な平面となる。
光ファイバ2の平坦面5は、プリズム6からの励起光3が光ファイバ2に効率よく入射するために形成する。平坦面5を内側クラッド領域12に達するよう加工することで、プリズム6からの励起光3を内側クラッド領域12に効率よく入射させることができる。
巻き付けられた光ファイバ2は、外側クラッド領域13の屈折率より屈折率が低い透明接着剤14を芯部材4の外周と光ファイバ2の隙間に充填することで、芯部材4に固定する。
プリズム6は、周知のもので、3つの面を有する。そのうちの1つの面が平坦面5に対してぴったり接触するよう、プリズム6を光ファイバ2の外周に配置する。ここでは平坦面5に接触しない面を芯部材4の軸と平行にしてプリズム6を配置する。したがって、プリズム6の稜線が並列配置の光ファイバ2と直交し、プリズム6が複数本の光ファイバ2を覆う。
平坦面5は、プリズム6がぴったり接触できるよう、プリズム6の面より大きく形成する。従って、平坦面5にはプリズム6の一面に覆われない部分が生じる。その部分を、励起光を反射する金属膜15で覆う。金属膜15の材料には、励起光3の波長において反射率が大きく、化学的に安定な金を用いるとよい。金属膜15は、光ファイバ2から外部への光の放出を防止すると共に光ファイバ2内へ励起光を戻し、コア領域11における励起光の吸収効率を高めるために設けられる。
励起光光源7は半導体レーザである。リニアアレイ状に発光素子部を配置したバー構造の半導体レーザ、あるいは、この一次元の半導体レーザを二次元に積層させたスタック構造の半導体レーザを用いても良い。
励起光光源7は、プリズム6に入射した励起光3が光ファイバ2の平坦面5に接触している面から出射するよう、適宜の角度でプリズム6に臨ませる。
励起光光源7は、プリズム6の平坦面5に接触しない2つの面の両方に設けて、それぞれの励起光3が光ファイバ2の平坦面5に接触している面から出射するようにしてもよい。
本実施形態では光ファイバ2のコア領域11にYbを添加した。Ybを添加したガラスは900nm〜1000nm付近の波長帯に吸収スペクトルを持ち、特に915nmと976nm付近に大きな吸収ピークを有する。そこで、励起光3の中心波長を976nmとした。
レーザ発振のためには、共振器構造を形成する必要があり、本実施形態では光ファイバ2の片端に、レーザ発振の波長帯において透過遮断率が20dB以上のファイバグレーティング16が形成されている別の光ファイバ(符号なし)を融着接続する。光ファイバ2の反対端には、出力鏡として透過遮断率が10dB以下のファイバグレーティング17が形成されている別の光ファイバ(符号なし)を融着接続する。それぞれのファイバグレーティング16,17のブラッグ波長は、共に光ファイバ2に添加したYbの蛍光強度が大きな波長に一致する1080nmとする。
図1の光ファイバレーザ1の動作を説明する。
励起光光源7からプリズム6に入射した励起光3は、平坦面5に接触している面から出射して光ファイバ2に側面から入射する。この励起光3は希土類金属が添加されたコア領域11で吸収される。吸収されずに光ファイバ2を透過した励起光3は芯部材4の外周で反射されて光ファイバ2に再度入射する。ここでも吸収が起き、吸収されずに光ファイバ2を透過した励起光3は金属膜15で反射される。励起光3は繰り返し光ファイバ2に入射するので、効率よく吸収される。また、それだけでなく一部の励起光3は、光ファイバ2の長手方向へ伝搬するモードへ結合しコア領域11を伝搬しながら吸収される。
このようにして、励起光3が効率よくコア領域11に導入されるので、側面励起であっても十分に励起光3が吸収される。
以上の説明から判るように、本発明の光ファイバレーザ1は、励起光光源7からの励起光3を効率よくコア領域11に導入し吸収させることができるので、高出力のレーザ発振が可能になると共に、励起光光源7として従来より安価な半導体レーザを用いることができ、光ファイバレーザ1が安価になる。
また、本発明の光ファイバレーザ1は、プリズム6の面から励起光3を導入する構成であるため、励起光光源7にバー構造、スタック構造の半導体レーザを用いることができる。これにより、励起光光源7の個数を増加させることができ、容易、かつ安価に励起光の総パワー量を大きくすることができる。
また、本発明の光ファイバレーザ1は、励起光3のパワー密度が狭い箇所に集中しないので、光ファイバ2が破壊されることがなく、信頼性が高い。
また、本発明の光ファイバレーザ1は、巻き付けられた光ファイバ2の外周を加工して平坦面5を形成するので、光ファイバ2の機械的強度を著しく劣化させることがなく、信頼性が高い。
なお、側面励起により導入される励起光3(図1(b))は、芯部材4の外面と金属膜15との間で反射を繰り返し伝搬する以外に、コア領域11及び内側クラッド領域12を伝搬する導波モードに結合して長手方向にも伝搬する。この長手方向伝搬励起光が全てコア領域11で吸収されるように、ファイバグレーティング16,17の外側にそれぞれ励起光波長である976nmの光を反射する別のファイバグレーティング18,19を形成すると良い。これらファイバグレーティング16,18あるいはファイバグレーティング17,19を形成した別の光ファイバも光ファイバ2と一緒に芯部材4に巻き付けることで、光ファイバレーザ1をいっそう小型化できる。
上記実施形態では、Ybを添加したダブルクラッド型光ファイバを光ファイバ2に用い、1080nm帯のレーザ発振を実現したが、これに限らず、希土類元素として、Nd,Er,Th等を添加しても本発明による効果は同様に得られる。例えば、Ndを添加したものは1060nm帯、Erを添加したものは1530nm帯のレーザ発振を実現できる。この場合、ファイバグレーティング16,17のブラッグ波長はそれぞれのレーザ発振波長に一致させ、ファイバグレーティング18のブラッグ波長はそれぞれの励起光波長に一致させる。
図1の実施形態では、芯部材4の外面を平滑な平面及び曲面としたが、これに限らない。図2(a)に示した実施形態では、芯部材4の外周には光ファイバ2を保持する溝21を形成する。溝21は、断面が光ファイバ2とほぼ同径の半円形に形成することで、光ファイバ2をよく保持することができる。溝21の内面は、鏡面に形成すると良い。溝21の断面形状は半円形に限らず、加工の簡単なV字状、平行光線をよく集光するパラボリック状などでもよく、いずれも光ファイバ2をよく保持することができる。
図1、図2(a)の実施形態では、芯部材4の周りに光ファイバ2を一重だけ巻いたが、図2(b)に示すように、光ファイバ2を二重に巻いても良く、さらに多重に巻いても良い。このような多層巻き構造においては、最外層の光ファイバ2の外周を平坦加工してプリズム6を接触する。光ファイバ2が多重に巻かれていることにより、プリズム6から出射した励起光3は、最外層の光ファイバ2だけでなく、下層の光ファイバ2にも入射するので、励起光3がいっそう効率良く吸収される。
上記実施形態では、プリズム6を1個だけ用いたが、プリズム6を複数個配置してそれぞれに励起光光源7を設けてもよい。これにより、より集約された配置でより多くの励起光3をコア領域11に導入することができる。
上記実施形態では、光ファイバ2にダブルクラッド型光ファイバを用いたが、他の構造の光ファイバでも本発明は実施できる。図3に示すフォトニックバンドギャップファイバ31は、中空コア領域32とその中空コア領域32を二重に囲む内外クラッド領域33,34とから構成し、内側クラッド領域33には発振光波長帯においてフォトニックバンドギャップを形成するための複数の空孔35を形成し、内側クラッド領域33の充実部に希土類元素を添加し、外側クラッド領域34の屈折率を内側クラッド領域33の充実部の屈折率よりも低くしたものである。
このフォトニックバンドギャップファイバ31を図1の光ファイバレーザ1に光ファイバ2として使用する。この場合も平坦面5は内側クラッド領域33に達するように形成する。プリズム6を介して光ファイバ2に励起光3が導入されるのは上記実施形態と同じであり、励起光3は内側クラッド領域33を伝搬しながら希土類元素によって吸収される。レーザ発振光はフォトニックバンドギャップ構造により中空コア領域32に閉じ込められる。
このフォトニックバンドギャップファイバ31は、中空コア領域32が中空なので、非常にパワー密度が高いレーザ発振光に対してもコアの破壊が生じない。そのため特に高出力発振用の光ファイバレーザに適している。
本発明の一実施形態を示す光ファイバレーザの構成図であり、(a)は芯部材の軸に直交する断面図、(b)は(a)の部分拡大断面図、(c)は(b)と同じ部分における芯部材の軸に沿った部分拡大断面図である。 (a),(b)はそれぞれ本発明の他の実施形態を示す図であり、芯部材の軸に沿った部分拡大断面図である。 本発明の他の実施形態に用いるフォトニックバンドギャップファイバの断面図である。 本発明の一実施形態に用いるダブルクラッド型光ファイバの断面図である。 (a),(b),(c)はそれぞれ従来の光ファイバレーザの構成図である。 従来の光ファイバレーザの構成図である。
符号の説明
1 光ファイバレーザ
2 光ファイバ
3 励起光
4 芯部材
5 平坦面
6 プリズム
7 励起光光源

Claims (10)

  1. 希土類元素が部分的に添加された光ファイバに上記希土類元素を励起する励起光を導入してレーザ光を発振させる光ファイバレーザにおいて、上記光ファイバを芯部材の外周に巻き付け、その巻き付けられた光ファイバの外周の一部を加工して平坦面を形成し、その平坦面にプリズムの一面を接触させ、上記プリズムの他の面に励起光光源を臨ませたことを特徴とする光ファイバレーザ。
  2. 上記平坦面の一部に、上記プリズムの一面を接触させ、該プリズムと接触せず露出されている上記平坦面に、上記励起光を反射する金属膜を被覆したことを特徴とする請求項1記載の光ファイバレーザ。
  3. 上記光ファイバを、充実コア領域とその充実コア領域を二重に囲む内外クラッド領域とから構成し、上記充実コア領域に上記希土類元素を添加し、内側クラッド領域の屈折率を上記充実コア領域の屈折率よりも低く、外側クラッド領域の屈折率よりも高くし、上記平坦面を内側クラッド領域に達するように加工したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバレーザ。
  4. 上記光ファイバを、中空コア領域とその中空コア領域を二重に囲む内外クラッド領域とから構成し、内側クラッド領域には発振光波長帯においてフォトニックバンドギャップを形成するための複数の空孔を形成し、該内側クラッド領域の充実部に上記希土類元素を添加し、外側クラッド領域の屈折率を内側クラッド領域の充実部の屈折率よりも低くし、上記平坦面を内側クラッド領域に達するように加工したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバレーザ。
  5. 上記芯部材の外周に鏡面を形成したことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の光ファイバレーザ。
  6. 上記芯部材の外周に上記光ファイバを保持する溝を形成したことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の光ファイバレーザ。
  7. 上記巻き付けられた光ファイバを外側クラッド領域の屈折率より屈折率が低い透明接着剤で固定したことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の光ファイバレーザ。
  8. 上記励起光光源をリニアアレイ状に発光素子部を配置したバー構造あるいはこれをさらに積層させたスタック構造としたことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の光ファイバレーザ。
  9. 上記芯部材の外面を平滑な平面及び曲面とし、これらの面に巻き付けられた光ファイバの外周を加工して上記平坦面を形成したことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の光ファイバレーザ。
  10. 上記プリズムの上記平坦面に接触しない2つの面にそれぞれ励起光光源を臨ませたことを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の光ファイバレーザ。
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