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JP2007299780A - サーモモジュールおよびその製造方法 - Google Patents

サーモモジュールおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸放熱効率が高く、結露にともなうモジュールの破損を回避し、鉛フリー半田付けプロセスに対応したサーモモジュールを低コストで提供する。
【解決手段】所定の形態で配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子と、熱電半導体素子に対応して形成され、熱電半導体素子が挿入される複数の孔部を備えた樹脂基材と、熱電半導体素子と孔部の間に形成される断熱層と、樹脂基材の両端部に、熱電半導体素子の両端部の中央部分を除き、全面を覆うように配置された樹脂層と、樹脂層のそれぞれの外側に配置されて、複数対のp型およびn型熱電半導体素子がその上に形成される接合層を介して直列に電気的に連結される電気回路金属層とを備えたサーモモジュール。
【選択図】図9

Description

本発明は、多数の熱電素子を配列させた、吸放熱効率が高く低コストで作製可能なサーモモジュールおよびその製造方法に関する。
熱電素子は、一般にp型の熱電半導体素子とn型の熱電半導体素子を金属電極により直列に接続し、pn接合対を形成することにより作成される。熱電素子は、pn接合対に電流を流すことにより、接合部の一方で冷却、他方の接合部では発熱を発生するペルチェ効果と、接合対の間に温度差を与えることにより電力を発生するゼーベック効果があり、冷却装置又は発電装置として利用される。
通常は、pn接合対を数十個から数百個直列に接続し、金属電極を表面に備えた2枚の基板間に挟んで配列することにより、一体的構造体の熱電素子として利用される。
ここで、p型の熱電半導体素子(エレメントともいう)とn型の熱電半導体素子は、縦および横方向に沿ってそれぞれ交互に配置されるのが最も望ましい。それによって、一般に直方体であるエレメントを、最も高密度に配置できる。ここでエレメントの配置の密度とは、熱電素子基板の面積に対するエレメントの底面積の和の比を指す。
また、接続部の電極が高温側基板と低温側基板に交互に現れることになるので、エレメントを上述したように配置することにより、電極による配線の長さが最短となり、幅は最大にできるので、電極の電気抵抗が最小になる。また、電極のパターンが最も単純になるので、エレメントと電極の接続のためのハンダ付けがしやすく、隣の電極とのブリッジによる短絡が最も起こり難いという利点もある。
従来、サーモモジュール100は、図3に示すように、吸熱側アルミナ基板110と放熱側アルミナ基板109との間に、p型熱電半導体素子101とn型熱電半導体素子102とを交互に多数並べ配置し、吸熱側アルミナ基板110および放熱側アルミナ基板109にそれぞれ形成した電極107を介して電気的に直列に接続し、これらの電極を介して通電することによって、吸熱と放熱作用を生じる電子機器である。
このような構造を有するサーモモジュールは、次のような構造上の問題があった。
サーモモジュールは、上下のアルミナ基板に固定されている為、動作時の熱変形にともない、素子と電極の接合部に熱応力が加わり、クラックが発生する。このような信頼性上の問題がある為に、サーモモジュールのサイズを大きくする事が出来なかった。
熱電半導体素子及び、電極が外気に晒されているために、吸熱側に生じた結露と印加電圧により、熱電半導体素子が腐食する問題がある。
これらの問題点を低減ないし、解消する為の先行技術例としては、例えば、p型熱電半導体素子とn型熱電半導体素子とが挟まれる基板間をシリコン樹脂などで封止する方法や硬質ウレタンフォーム材を含む電気絶縁性材料により熱電半導体素子を保持する方法(特開平8−018109号、特開平12−124510)が提案されている。
熱電半導体素子を保持する材料としては、断熱性があり、透湿性が小さく、またサーモモジュールを組み立てる際、使用する鉛フリー半田付けへの耐熱性を有している必要がある。
更に、絶縁体の板状部材を使用するサーモモジュールが特開平11−298053号公報に開示されている。
特開平8−018109号公報 特開平12−124510号公報 特開平11−298053号公報
上述した先行技術(特開平8−018109号、特開平12−124510)において、サーモモジュールの吸熱および放熱効率を上げる上で、熱電半導体素子を保持する絶縁材料自体の熱伝導率が重要なファクターとなる。絶縁材料の熱伝導率が大きい場合には、絶縁材料を通じて熱伝導してしまう為に、サーモモジュールの吸熱側と放熱側における温度差が小さくなってしまう。
また、熱電半導体素子の吸熱(温度低下)にともない、大気中の水分が、素子表面に結露し、印加電圧によって熱電半導体素子を構成する材料が腐食する問題がある。この対策としては、熱電半導体素子をコーティングし、直接水分と接触しない構造にする。あるいは、熱電半導体素子を密閉構造とする必要がある。
さらに、サーモモジュール構造としては、吸熱側、放熱側それぞれに、ヒートシンクが接合される。熱電素子の熱を効率よくヒートシンクに伝える為には、熱電素子とヒートシンクを直接あるいは、電極パッドを介して半田付けする必要がある。近年、有害な鉛を含まない鉛フリー半田を用いることから、半田付け温度が230℃以上と高くなり、電子冷熱モジュールを構成する材料は、鉛フリー半田付けに耐える耐熱性が必要である。
更に、上述した先行技術(特開平11−298053号公報)によると、熱電半導体素子が絶縁体の板状部材に設けられたガイド孔内に配置されて、熱電半導体素子と電極が半田等の導電性材料で溶着により接合されている。即ち、ガイド孔を設けることによって、溶融した半田が漏れて半田ブリッジができるのを防止している。しかし、溶融した半田等が毛管現象によってガイド孔内に侵入して熱電半導体素子の周りに付着し、熱電半導体素子の機能を低下させる。更に、電極と絶縁体の板状部材が直接接触しているので、電極の熱によって応力が発生して、熱電半導体素子や素子金属層が破壊されるという問題点がある。
本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、吸放熱効率が高く、結露にともなうモジュールの破損を回避し、鉛フリー半田付けプロセスに対応したサーモモジュールを低コストで提供することを目的とする。
発明者は、上述した問題点を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、(a)基材として、耐熱性、絶縁性に優れた樹脂基材を使用し、(b)交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を樹脂基材に設け、(c)熱電半導体素子と孔部の間に断熱層を備えた状態で孔部に素子を挿入し、(d)熱電半導体素子の両端部の中央部分の開口部を除き、全面を覆うように樹脂層を配置し、(e)開口部に接合部材を充填して、開口部を塞ぐように樹脂層の上に接合層を介して電気回路金属層を形成することによって、p型およびn型熱電半導体素子が断熱層を介して樹脂基材、樹脂層および電気回路金属層によって密閉された構造のサーモモジュールを形成することができ、吸放熱効率が高く、結露にともなうモジュールの破損を回避し、鉛フリー半田付けプロセスに対応したサーモモジュールを低コストで提供できることが判明した。
この発明は上述した研究結果に基きなされたものである。
この発明のサーモモジュールの第1の態様は、所定の形態で配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子と、前記熱電半導体素子に対応して形成され、前記熱電半導体素子が挿入される複数の孔部を備えた樹脂基材と、前記熱電半導体素子と前記孔部の間に形成される断熱層と、前記樹脂基材の厚さ方向の両端部に、前記熱電半導体素子の両端部の少なくとも一部を除き、全面を覆うように配置された樹脂層と、前記樹脂層のそれぞれの外側に配置されて、前記複数対のp型およびn型熱電半導体素子がその上に形成される接合層を介して直列に電気的に連結される電気回路金属層とを備えたサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第2の態様は、前記熱電半導体素子の両端部の全面にそれぞれ素子金属層が形成されているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第3の態様は、前記断熱層が前記樹脂基材の前記孔部を形成する壁面、前記素子金属層を含む前記熱電半導体素子の側面、および、前記樹脂層の内側面によって密閉されて形成されているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第4の態様は、前記熱電半導体素子の両端部の中央部にそれぞれ素子金属層が形成されているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第5の態様は、前記断熱層が前記樹脂基材の前記孔部を形成する壁面、前記熱電半導体素子の側面、および、前記樹脂層の内側面によって密閉されて形成されているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第6の態様は、前記熱電半導体素子の両端部の前記中央部分に前記接合層が充填されて形成されているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第7の態様は、前記樹脂基材の厚さが前記p型およびn型熱電半導体素子の高さと実質的に同一であり、前記断熱層に囲まれた前記p型およびn型熱電半導体素子が前記樹脂基材、前記樹脂層および前記電気回路金属層によって密閉された構造を備えているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの第8の態様は、前記電気回路金属層が電気回路を形成する平らな底面部と底面部と垂直で相互に平行に配置された放熱フィンからなっているサーモモジュールである。
この発明のサーモモジュールの製造方法の第1の態様は、所定形状の樹脂基材を調製し、
交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を前記樹脂基材に設け、
前記樹脂基材の一方の面に樹脂層を貼り付け、
前記熱電半導体素子の側面の周りに断熱層が形成されるように、前記孔部に厚さ方向の両端部に素子金属層が形成された前記熱電半導体素子を挿入し、
前記樹脂基材の他方の面に樹脂層を貼り付け、
前記熱電半導体素子の前記素子金属層に対応する前記樹脂層の少なくとも一部分に開口部を形成し、
前記開口部に接合材を供給して、接合層を形成し、
前記接合層に電気回路金属層を接合して、サーモモジュールを製造する、サーモモジュールの製造方法である。
この発明のサーモモジュールの製造方法の第2の態様は、所定形状の樹脂基材を調製し、
交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を前記樹脂基材に設け、
前記樹脂基材の一方の面に樹脂層を貼り付け、
前記熱電半導体素子の側面の周りに断熱層が形成されるように、前記孔部に前記熱電半導体素子を挿入し、
前記樹脂基材の他方の面に樹脂層を貼り付け、
前記熱電半導体素子の前記素子金属層の中央部に対応する前記樹脂層の部分に開口部を形成し、
前記開口部に露出した前記熱電半導体素子の上に素子金属層を形成し、
前記開口部において形成された前記素子金属層の上に接合材を供給して、接合層を形成し、
前記接合層に電気回路金属層を接合して、サーモモジュールを製造する、サーモモジュールの製造方法である。
本発明のサーモモジュールによると、セラミックを用いた基板に比べ、安価な樹脂基材を用いるので、低コストでサーモモジュールを製造することができる。更に、熱電半導体素子の周囲は密閉された空気層、または、発泡樹脂層からなる断熱層となるので、使用環境および使用条件による結露の発生を防止することができ熱電半導体素子の破損を防止することが出来る。また、酸化による性能の劣化も防止することができる。更に、基材として、耐熱性、絶縁性に優れた樹脂基材を用いることにより、鉛フリー半田を用いたモジュールの組立工程における耐熱性を備えることができ、サーモモジュールの熱抵抗を最小限にすることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
この発明のサーモモジュールの1つの態様は、所定の形態で配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子と、熱電半導体素子に対応して形成され、熱電半導体素子が挿入される複数の孔部を備えた樹脂基材と、熱電半導体素子と孔部の間に形成される断熱層と、樹脂基材の両端部に、熱電半導体素子の両端部の中央部分を除き、全面を覆うように配置された樹脂層と、樹脂層のそれぞれの外側に配置されて、複数対のp型およびn型熱電半導体素子がその上に形成される接合層を介して直列に電気的に連結される電気回路金属層とを備えたサーモモジュールである。
この態様においては、熱電半導体素子の両端部の全面にそれぞれ素子金属層が形成されている。断熱層が樹脂基材の孔部を形成する壁面、素子金属層を含む熱電半導体素子の側面、および、樹脂層の内側面によって密閉されて形成されている。
図1(a)はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する部分断面図である。図1(b)は図1(a)のA部の拡大図である。図1(a)は電気回路層(接合層を含む)が形成されていない状態を示している。図1(a)に示すように、樹脂基材2に形成された貫通孔部10に、複数対のp型およびn型熱電半導体素子1がそれぞれ挿入されている。熱電半導体素子1と樹脂基材2の孔部10の間には断熱層4が形成されている。即ち、熱電半導体素子1の四周を断熱層4が覆うように形成されている。この態様では、熱電半導体素子1の上下の両端部には予め素子金属層5が形成されている。このように素子金属層5が上下の両端部に形成された熱電半導体素子1が上述した孔部10に挿入され、その四周を断熱層4が覆っている。樹脂基材2の上下両面には、熱電半導体素子1の中央部を除き全面に樹脂層3が形成されている。
図1(b)を参照して、その詳細を説明する。図1(b)に示すように、端部に素子金属層5が形成された熱電半導体素子1が樹脂基材2を貫通して形成された孔部10内に配置され、熱電半導体素子の四周に断熱層4が形成されている。素子金属層5の中央部の開口部9を除き樹脂層3が全面にわたって形成されている。即ち、樹脂層3が素子金属層5の周縁部を覆うように配置されているので、断熱層4が樹脂層3、樹脂基材2の孔部10の壁面、熱電半導体素子の側壁面、素子金属層の側壁面によって完全に密閉されている。このように熱電半導体素子は完全に密閉されて外気に曝されることはない。従って、結露を防止することができる。
上述した樹脂層は、例えば、熱硬化型ボンディングフィルムを使用して、開口部9を設けてもよい。接合層および電気回路金属層については、別の図を参照して後に説明する。
他の態様においては、熱電半導体素子の両端部の中央部にそれぞれ素子金属層が形成されている。断熱層が樹脂基材の孔部を形成する壁面、熱電半導体素子の側面、および、樹脂層の内側面によって密閉されて形成されている。
図2(a)はこの発明の他の態様のサーモモジュールを説明する部分断面図である。図2(b)は図2(a)のA’部の拡大図である。図2(a)も同様に、電気回路層(接合層を含む)が形成されていない状態を示している。図2(a)に示すように、樹脂基材2に形成された貫通孔部10に、複数対のp型およびn型熱電半導体素子1がそれぞれ挿入されている。熱電半導体素子1と樹脂基材2の孔部10の間には断熱層4が形成されている。即ち、熱電半導体素子1の四周を断熱層4が覆うように形成されている。この態様では、熱電半導体素子1の上下の両端部には予め素子金属層5が形成されていない。素子金属層が上下の両端部に形成されていない状態の熱電半導体素子1が上述した孔部10に挿入され、その四周を断熱層4が覆っている。樹脂基材2の上下両面には、熱電半導体素子1の中央部を除き全面に樹脂層3が形成されている。
図2(b)を参照して、その詳細を説明する。上述したように、この態様では、熱電半導体素子の上下の両端部に予め素子金属層が形成されていない。図2(b)に示すように、熱電半導体素子1が樹脂基材2を貫通して形成された孔部10内に配置され、熱電半導体素子の四周に断熱層4が形成されている。熱電半導体素子1の端部の中央部の開口部9を除き樹脂層3が全面にわたって形成されている。このように熱電半導体素子の周辺部を覆うように開口部を備えて樹脂層が形成された状態で、開口部に露出した熱電半導体素子の端部に素子金属層5が形成される。即ち、樹脂層3が熱電半導体素子1の周辺部を覆うように開口部を備えて配置され、開口部に素子金属層が形成されているので、断熱層4が樹脂層3、樹脂基材2の孔部10の壁面、熱電半導体素子の側壁面によって完全に密閉されている。このように熱電半導体素子は完全に密閉されて外気に曝されることはない。従って、結露を防止することができる。
図3はこの発明のサーモモジュールを説明する部分上面図である。図3は、図1および図2を参照して説明した電気回路金属層が形成されていない状態で、上方から見た図である。即ち、樹脂基材の孔部に熱電半導体素子のそれぞれが配置され、熱電半導体素子の中央部を除いて全面に樹脂層が形成された状態を示している。図3に示すように樹脂層3の開口部9には熱電半導体素子の端部に形成された素子金属層5が現れている。熱電半導体素子はp型およびn型熱電半導体素子が交互に配置されている。このように、複数対のp型およびn型熱電半導体素子の全てが樹脂層および開口部の素子金属層によって完全に密閉されている。
図4はこの発明のサーモモジュールを説明する部分断面図である。図4は図1および図2を参照して説明したこの発明のサーモモジュールの熱電半導体素子を縦方向の中間部で切断した断面図である。即ち、サーモモジュールの上下面と平行な面で切断した断面を示す。図4に示すように、樹脂基材2の孔部10の中に、熱電半導体素子1が断熱層4を四周に備えた状態で配置されている。断熱層4は、図1および図2を参照して説明したように、樹脂基材、樹脂層、熱電半導体素子(素子金属層を含む)によって完全に密閉されている。
図5はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。図5に示すサーモモジュールは、図1を参照して部分的に説明したサーモモジュールに対応している。即ち、樹脂基材2に形成された貫通孔部10に、複数対のp型およびn型熱電半導体素子1がそれぞれ挿入されている。熱電半導体素子1と樹脂基材2の孔部10の間には、熱電半導体素子1の四周を覆うように断熱層4が形成されている。素子金属層5が上下の両端部に形成された熱電半導体素子1が上述した孔部10に挿入され、その四周を断熱層4が覆っている。樹脂基材2の上下両面には、熱電半導体素子1の中央部を除き全面に樹脂層3が形成されている。
このように熱電半導体素子がその周りに断熱層を備えて密閉された状態で、素子金属層5の中央部と樹脂層の開口部9によって形成された凹部に接合層6が形成され、接合層を介して、複数対のp型およびn型熱電半導体素子が直列に電気的に連結されるように電気回路金属層7が形成される。このように熱電半導体素子が樹脂基材の孔部に断熱層を介して配置され、樹脂層、接合層を介して電気回路金属層によってサンドイッチ状に密閉されてサーモモジュールが形成される。
図6はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。図6に示すサーモモジュールは、図2を参照して部分的に説明したサーモモジュールに対応している。即ち、樹脂基材2に形成された貫通孔部10に、複数対のp型およびn型熱電半導体素子1がそれぞれ挿入されている。熱電半導体素子1と樹脂基材2の孔部10の間には、熱電半導体素子1の四周を覆うように断熱層4が形成されている。この態様では、熱電半導体素子1の上下の両端部には予め素子金属層5が形成されていない。素子金属層が上下の両端部に形成されていない状態の熱電半導体素子1が上述した孔部10に挿入され、その四周を断熱層4が覆っている。樹脂基材2の上下両面には、熱電半導体素子1の中央部を除き全面に樹脂層3が形成されている。
このように熱電半導体素子がその周りに断熱層を備えて密閉された状態で、素子金属層5の1つの表面と樹脂層の開口部9によって形成された凹部に接合層6が形成され、接合層を介して、複数対のp型およびn型熱電半導体素子が直列に電気的に連結されるように電気回路金属層7が形成される。このように熱電半導体素子が樹脂基材の孔部に断熱層を介して配置され、樹脂層、接合層を介して電気回路金属層によってサンドイッチ状に密閉されてサーモモジュールが形成される。
上述した何れの場合も、熱電半導体素子のそれぞれは四周を断熱層で囲まれ、樹脂基材、樹脂層、素子金属層、接合層によって完全に密閉されている。樹脂基材は耐熱性、絶縁性に優れている。熱電半導体素子と樹脂基材を接続する樹脂層は、応力緩和の働きを備えている。
この発明の1つの態様において、上述した電気回路金属層が電気回路を形成する平らな底面部と底面部と垂直で相互に平行に配置された放熱フィンからなっている。
図7は、この発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。図7に示すサーモモジュールは、図1および図5を参照して説明したサーモモジュールに対応している。即ち、熱電半導体素子がその周りに断熱層を備えて密閉された状態で、素子金属層5の中央部と樹脂層の開口部9によって形成された凹部に接合層6が形成され、接合層を介して、複数対のp型およびn型熱電半導体素子が直列に電気的に連結されるように電気回路金属層8が形成される。電気回路層8は電気回路を形成する平らな底面部と底面部と垂直で相互に平行に配置された放熱フィンからなっている。
図8は、この発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。図8に示すサーモモジュールは、図2および図6を参照して説明したサーモモジュールに対応している。即ち、熱電半導体素子がその周りに断熱層を備えて密閉された状態で、素子金属層5の1つの表面と樹脂層の開口部9によって形成された凹部に接合層6が形成され、接合層を介して、複数対のp型およびn型熱電半導体素子が直列に電気的に連結されるように電気回路金属層8が形成される。電気回路層8は電気回路を形成する平らな底面部と底面部と垂直で相互に平行に配置された放熱フィンからなっている。
この態様のサーモモジュールは、一方の側を温風を供給する側、他方を冷風を供給する側として、熱交換器として使用することができる。
図9はこの発明の1つの態様のサーモモジュールの分解図である。図9に示すサーモモジュールは、図7を参照して説明したサーモモジュールに対応している。図9に示すように、複数対のp型およびn型熱電半導体素子1のそれぞれが挿入配置される貫通孔部10を備えた樹脂基材2を中央に、その両側面側に熱電半導体素子の断面積よりも小さな面積を有する開口部9を備えた樹脂層3、p型およびn型熱電半導体素子が直列に電気的に連結される電気回路金属層8が配置されている。上述したように、この発明のサーモモジュールにおいては、熱電半導体素子のそれぞれは四周を断熱層で囲まれ、樹脂基材、樹脂層、素子金属層、接合層によって完全に密閉されている。
次に、サーモモジュールの製造方法について説明する。
この発明のサーモモジュールの製造方法の1つの態様は、所定形状の樹脂基材を調製し、交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を樹脂基材に設け、樹脂基材の一方の面に樹脂層を貼り付け、熱電半導体素子の側面の周りに断熱層が形成されるように、孔部に両端部に素子金属層が形成された熱電半導体素子を挿入し、樹脂基材の他方の面に樹脂層を貼り付け、熱電半導体素子の素子金属層の中央部に対応する樹脂層の部分に開口部を形成し、開口部に接合材を供給して、接合層を形成し、接合層に電気回路金属層を接合して、サーモモジュールを製造する、サーモモジュールの製造方法である。
図10は、この発明のサーモモジュールを製造する方法の一例を示す図である。図10(a)に示すように、耐熱性、絶縁性に優れた樹脂基材を準備する。次いで、図10(b)に示すように、交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される貫通孔部を樹脂基材に形成する。次いで、図10(c)に示すように、孔部が形成された樹脂基材の一方の面(図では下面)に全面にわたって樹脂層を形成する。
次いで、図10(d)に示すように、上下の両面に素子金属層が形成された熱伝半導体素子を、四周に断熱層が形成されるように、孔部に挿入配置する。次いで、図10(e)に示すように、孔部に熱電半導体素子が挿入された状態で、樹脂基材の他方の面(図では上面)の全面にわたって樹脂層を形成する。次いで、図10(f)に示すように、樹脂基材の両面に形成された樹脂層の、熱電半導体素子に対応する位置に、熱電半導体の中央部が露出する(熱電半導体素子の上に形成された素子金属層が露出する)ように開口部を形成する。
次いで、図10(g)に示すように、樹脂層の開口部と素子金属層の表面によって形成される凹部に接合部材を充填して接合層を形成する。次いで、図10(h)に示すように、接合層を介して樹脂層の上に電気回路金属層を形成する。このようにして、サーモモジュールが製造される。
上述したように、樹脂基材2の厚さがp型およびn型熱電半導体素子1の高さと実質的に同一であり、p型およびn型熱電半導体素子1が樹脂基材、樹脂層によって密閉された構造を備えている。樹脂基材は耐熱性、絶縁性に優れた材料が好ましい。中でも熱伝導率が低いものほど性能が向上する。例えば、60℃における熱伝導率が0.05〜0.6W/mkである樹脂基材が好ましい。また、剛性が期待される場合には、所望の剛性が得られる樹脂基材の中から耐熱性、絶縁性に優れた材料を選定することができる。
樹脂基材の例として、ガラスエポキシ、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEI(ポリエーテルイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PBI、PFA、PI(ポリイミド)、LCP(液晶ポリマー)、または、SPS(シンジオタクチックポリスチレン)からなっている。
樹脂基材の孔部の壁面と、そこに挿入されたp型およびn型熱電半導体素子との間に形成される断熱層は、空気、不活性ガスまたは発泡樹脂からなっている。断熱層の厚さ、即ち、熱電半導体素子と樹脂基材の孔部の壁面との間の距離は、0.005mmから0.5mmの範囲内が好ましい。加工面の制約から0.005mm以上が好ましい。断熱層の厚さが0.5mmを超えると、素子の充填率が低下するので好ましくない。
樹脂層は、耐熱性を有する感光性のカバーレイ、熱可塑性のフィルムまたは接着剤付きフィルムからなっている。樹脂層の厚さは、サーモモジュールの動作時の熱応力を緩和する働きが期待できる0.0125mmから0.1mmの範囲内が好ましい。
接合層は、例えばSnBi半田層からなっており、電気回路金属層がCu箔からなっている場合には、接合層と電気回路金属層の接触界面において存在するSnの固層拡散を利用することができる。
電気回路金属層は、用途に合わせて任意の形状、配置にすることができる。例えば熱交換機として使用する場合には、フィン形状の電極、または、フィンと電極を接合して一体化したものを使用することができ、熱抵抗を小さくすることができる。更に、熱電半導体素子への熱履歴を最小限に抑えることができ、信頼性が向上する。
この発明によると、p型、n型熱電半導体素子は、耐熱性に優れ熱伝導率の小さい樹脂基材に保持されているので、吸熱側、放熱側間の熱伝導を小さくすることができ、モジュールとしての吸熱、放熱効率を向上することができ、孔部に挿入された熱電半導体素子は、四周を断熱層によって覆われ、樹脂基材、樹脂層、接合層を介する電気回路金属層によって密閉された構造を備えているので、吸熱部分における結露を生じることなく、熱電半導体素子の破損を防止することが出来、産業上の利用可能性が大きい。
図1(a)はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する部分断面図である。図1(b)は図1(a)のA部の拡大図である。 図2(a)はこの発明の他の態様のサーモモジュールを説明する部分断面図である。図2(b)は図2(a)のA’部の拡大図である。 図3はこの発明のサーモモジュールを説明する部分上面図である。 図4はこの発明のサーモモジュールを説明する部分断面図である。 図5はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。この発明のサーモモジュールを説明する部分上面図である。 図6はこの発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。 図7は、この発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。 図8は、この発明の1つの態様のサーモモジュールを説明する断面図である。 図9はこの発明の1つの態様のサーモモジュールの分解図である。 図10は、この発明のサーモモジュールを製造する方法の一例を示す図である。 図11は従来のサーモモジュールを説明する断面図である。
符号の説明
1 熱電半導体素子
2 樹脂基材
3 樹脂層
4 断熱層
5 素子金属層
6 接合層
7 電気回路金属層
8 フィン一体型電気回路金属層
9 開口部
10 孔部

Claims (10)

  1. 所定の形態で配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子と、
    前記熱電半導体素子に対応して形成され、前記熱電半導体素子が挿入される複数の孔部を備えた樹脂基材と、
    前記熱電半導体素子と前記孔部の間に形成される断熱層と、
    前記樹脂基材の厚さ方向の両端部に、前記熱電半導体素子の両端部の少なくとも一部を除き、全面を覆うように配置された樹脂層と、
    前記樹脂層のそれぞれの外側に配置されて、前記複数対のp型およびn型熱電半導体素子がその上に形成される接合層を介して直列に電気的に連結される電気回路金属層とを備えたサーモモジュール。
  2. 前記熱電半導体素子の両端部の全面にそれぞれ素子金属層が形成されている、請求項1に記載のサーモモジュール。
  3. 前記断熱層が前記樹脂基材の前記孔部を形成する壁面、前記素子金属層を含む前記熱電半導体素子の側面、および、前記樹脂層の内側面によって密閉されて形成されている、請求項2に記載のサーモモジュール。
  4. 前記熱電半導体素子の両端部の中央部にそれぞれ素子金属層が形成されている、請求項1に記載のサーモモジュール。
  5. 前記断熱層が前記樹脂基材の前記孔部を形成する壁面、前記熱電半導体素子の側面、および、前記樹脂層の内側面によって密閉されて形成されている、請求項4に記載のサーモモジュール。
  6. 前記熱電半導体素子の両端部の前記中央部分に前記接合層が充填されて形成されている、請求項1から5の何れか1項に記載のサーモモジュール。
  7. 前記樹脂基材の厚さが前記p型およびn型熱電半導体素子の高さと実質的に同一であり、前記断熱層に囲まれた前記p型およびn型熱電半導体素子が前記樹脂基材、前記樹脂層および前記電気回路金属層によって密閉された構造を備えている、請求項1から6の何れか1項に記載のサーモモジュール。
  8. 前記電気回路金属層が電気回路を形成する平らな底面部と底面部と垂直で相互に平行に配置された放熱フィンからなっている、請求項1から7の何れか1項に記載のサーモモジュール。
  9. 所定形状の樹脂基材を調製し、
    交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を前記樹脂基材に設け、
    前記樹脂基材の一方の面に樹脂層を貼り付け、
    前記熱電半導体素子の側面の周りに断熱層が形成されるように、前記孔部に厚さ方向の両端部に素子金属層が形成された前記熱電半導体素子を挿入し、
    前記樹脂基材の他方の面に樹脂層を貼り付け、
    前記熱電半導体素子の前記素子金属層に対応する前記樹脂層の少なくとも一部分に開口部を形成し、
    前記開口部に接合材を供給して、接合層を形成し、
    前記接合層に電気回路金属層を接合して、サーモモジュールを製造する、サーモモジュールの製造方法。
  10. 所定形状の樹脂基材を調製し、
    交互に隣り合うように配置された複数対のp型およびn型熱電半導体素子が挿入される孔部を前記樹脂基材に設け、
    前記樹脂基材の一方の面に樹脂層を貼り付け、
    前記熱電半導体素子の側面の周りに断熱層が形成されるように、前記孔部に前記熱電半導体素子を挿入し、
    前記樹脂基材の他方の面に樹脂層を貼り付け、
    前記熱電半導体素子の前記素子金属層の中央部に対応する前記樹脂層の部分に開口部を形成し、
    前記開口部に露出した前記熱電半導体素子の上に素子金属層を形成し、
    前記開口部において形成された前記素子金属層の上に接合材を供給して、接合層を形成し、
    前記接合層に電気回路金属層を接合して、サーモモジュールを製造する、サーモモジュールの製造方法。
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