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JP2007288326A - 発振制御装置、プログラム、及び選局装置 - Google Patents

発振制御装置、プログラム、及び選局装置 Download PDF

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JP2007288326A JP2006110879A JP2006110879A JP2007288326A JP 2007288326 A JP2007288326 A JP 2007288326A JP 2006110879 A JP2006110879 A JP 2006110879A JP 2006110879 A JP2006110879 A JP 2006110879A JP 2007288326 A JP2007288326 A JP 2007288326A
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】発振回路の発振周波数を高速に目的周波数とする。
【解決手段】発振回路の発振周波数を目的周波数に制御する発振制御装置であって、値が増加又は減少するに連れて、発振回路の発振周波数を増加又は減少させる制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する可変範囲分割部と、可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の制御信号を出力して発振回路の発振周波数を取得することにより、発振周波数が目的周波数となる制御信号が含まれる部分を判定する判定部と、を備え、可変範囲分割部は、発振回路の発振周波数が目的周波数となるまで、判定部によって判定される部分を可変範囲として、可変範囲の分割を繰り返し実行すること。
【選択図】図1

Description

本発明は、発振制御装置、プログラム、及び選局装置に関する。
FMラジオ受信機やAMラジオ受信機等では、受信信号から所望の放送局の信号を抽出したり、受信信号を中間周波信号に変換したりするために発振回路が用いられている。このような発振回路は、例えば、コイルやキャパシタ、バリキャップ(可変容量ダイオード)等を含んで構成されている。そして、マイコン等から入力される制御信号の値に応じてキャパシタやバリキャップの容量を変化させて、発振回路の発振周波数を目的周波数に変化させることにより、所望の放送局の信号の抽出や中間周波信号への変換等が行われる(特許文献1)。
特開2002−111527号公報
このようにキャパシタやバリキャップ等の容量を変化させて発振周波数を調整する発振回路では、温度特性や製造ばらつき等の影響を受けるため、発振周波数を目的周波数とするための制御信号の値を予め定めておくことができない。そのため、発振周波数を変化させるタイミングで、発振周波数が目的周波数となる制御信号の値を求める必要がある。
そこで、目的周波数に応じた制御信号の値を求める方法の一つとして、制御信号の値を可変範囲において1段階ずつ変化させて、発振周波数が目的周波数となる制御信号の値を求める方法がある。
しかし、この方法では、制御信号の値を1段階ずつ変化させていくため、目的周波数に応じた制御信号の値を得るまでの時間が非常に長くなってしまう。
また、目的周波数に応じた制御信号の値を求める別の方法として、直線近似を用いる方法がある。直線近似を用いる方法では、適当な二つの制御信号の値における発振周波数に基づいて、発振周波数の周波数特性を示す近似直線が求められる。そして、この近似直線に従って、目的周波数に応じた制御信号の概算値が求められる。その後、制御信号の値を概算値の近傍で変化させることにより、目的周波数に応じた制御信号が求められる。
しかし、発振回路における発振周波数の周波数特性は、二次曲線等の曲線であり、近似直線により得られる制御信号の概算値と、目的周波数に応じた制御信号の値との差が大きくなる場合がある。そのため、制御信号の概算値の近傍で制御信号を変化させる範囲を大きく取る必要があり、目的周波数に応じた制御信号の値を得るまでの時間が長くなってしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、発振回路の発振周波数を高速に目的周波数とすることができる発振制御装置、プログラム、及び選局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の発振制御装置は、発振回路の発振周波数を目的周波数に制御する発振制御装置であって、値が増加又は減少するに連れて、前記発振回路の前記発振周波数を増加又は減少させる制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する可変範囲分割部と、前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記発振回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記目的周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する判定部と、を備え、前記可変範囲分割部は、前記発振回路の前記発振周波数が前記目的周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行することとする。
また、本発明のプログラムは、発振回路の発振周波数を目的周波数に制御するプログラムであって、プロセッサに、値が増加又は減少するに連れて、前記発振回路の前記発振周波数を増加又は減少させる制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する手順と、前記可変範囲の分割された各部分の境界の前記制御信号を出力する手順と、前記発振回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記目的周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する手順と、前記発振回路の前記発振周波数が前記目的周波数となるまで、前記判定される部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行する手順と、を実行させるためのものとする。
また、本発明の選局装置は、入力される制御信号に応じた発振周波数で発振することにより、FM受信信号又はAM受信信号から前記発振周波数の信号を抽出する同調回路と、前記同調回路の前記発振周波数を受信周波数に制御する発振制御装置と、を含んで構成される選局装置であって、前記発振制御装置は、値が増加又は減少するに連れて、前記同調回路の前記発振周波数を増加又は減少させる前記制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する可変範囲分割部と、前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記同調回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記受信周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する判定部と、を備え、前記可変範囲分割部は、前記同調回路の前記発振周波数が前記受信周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行することとする。
発振回路の発振周波数を高速に目的周波数とすることができる発振制御装置、プログラム、及び選局装置を提供することができる。
==全体構成==
図1は、本発明の一実施形態であるFMラジオ受信機の構成例を示す図である。FMラジオ受信機1は、アンテナ10、高周波同調回路11、高周波増幅回路12、局部発振回路13、混合回路14、中間周波増幅回路15、検波回路16、パイロット検出回路17、発振回路18、ステレオ復調回路19、低周波増幅回路20L,20R、スピーカ21L,21R、スイッチ回路24、カウンタ25、操作部26、及びマイコン27を備えている。なお、FMラジオ受信機1が本発明の選局装置に相当し、マイコン27が本発明の発振制御装置に相当する。
高周波同調回路11は、アンテナ10から入力されるFM受信信号から、所望の受信周波数frの受信信号を抽出する同調動作を行う。高周波同調回路11では、マイコン27から入力される制御信号に基づいて、同調周波数がfrとなるように制御される。そして、高周波増幅回路12は、高周波同調回路11から出力される受信周波数の信号を増幅して出力する。
局部発振回路13は、受信周波数frより所定の中間周波数fi(例えば10.7MHz)だけ高い周波数の局部発振信号を出力する。局部発振回路13では、マイコン27から入力される制御信号に基づいて、局部発振信号の周波数がfr+fiとなるように制御される。
混合回路14は、高周波増幅回路12から出力される周波数frの受信信号と、局部発振回路13から出力される周波数fr+fiの局部発振信号とを混合して、その差成分に対応する信号を出力する。そして、中間周波増幅回路15は、混合回路14から出力される信号を増幅するとともに、所定の中間周波数fi近傍の周波数成分のみを通過させることにより、中間周波信号を生成する。
検波回路16は、中間周波増幅回路15から出力される中間周波信号に対して検波処理を行い、ステレオ複合信号(コンポジット信号)に変換する。このステレオ複合信号は、L信号(左音声信号)成分と、R信号(右音声信号)成分と、例えば19kHzのパイロット信号とを合成したものである。
パイロット検出回路17は、検波回路16から出力されるステレオ複合信号に含まれるパイロット信号の周波数を検出する。パイロット検出回路17で検出されたパイロット信号の周波数は、マイコン27に入力される。
発振回路18は、パイロット信号の周波数(例えば19kHz)に応じた周波数(例えば19kHzを24倍した456kHz)の信号を出力する。発振回路18では、マイコン27から入力される制御信号に基づいて、パイロット信号の周波数に応じた発振周波数となるように制御される。
ステレオ復調回路19は、発振回路18から出力されるパイロット信号の周波数に応じた周波数(例えば456kHz)の信号から、例えばパイロット信号の2倍の周波数(例えば38kHz)の周波数の副搬送波信号を生成する。そして、ステレオ復調回路19は、検波回路16から出力されるステレオ複合信号を副搬送波信号に同期して取り込むことにより、ステレオ複合信号からL信号及びR信号を取り出して出力する。
低周波増幅回路20Lは、ステレオ復調回路19から出力されるL信号を増幅してスピーカ21Lに出力する。また、低周波増幅回路20Rは、ステレオ復調回路19から出力されるR信号を増幅してスピーカ21Rに出力する。
スイッチ回路24は、マイコン27の制御により、高周波同調回路11、局部発振回路13、又は発振回路18の何れか一つから出力される信号を選択してカウンタ25に出力する。カウンタ25は、入力される信号の所定時間における発振回数をカウントして出力する。
操作部26は、利用者が所望の受信周波数を選択するためのものであり、例えば、ダイヤル式やボタン式等の周波数入力装置である。
マイコン27は、高周波同調回路11、局部発振回路13、及び発振回路18の発振周波数を制御するための制御信号を出力する。高周波同調回路11の発振周波数を制御する場合、マイコン27は、スイッチ回路24を高周波同調回路11側に切り替えてカウンタ25の出力を得る。そして、マイコン27は、カウンタ25から出力されるカウント数が、操作部26で選択された受信周波数を示すカウント数になるように、制御信号を変化させて高周波同調回路11に出力する。また、局部発振回路13の発振周波数を制御する場合、マイコン27は、スイッチ回路24を局部発振回路13側に切り替えてカウンタ25の出力を得る。そして、マイコン27は、カウンタ25から出力されるカウント数が、操作部26で選択された受信周波数に中間周波数を加えた周波数を示すカウント数になるように、制御信号を変化させて局部発振回路13に出力する。また、発振回路18の発振周波数を制御する場合、マイコン27は、スイッチ回路24を発振回路18側に切り替えてカウンタ25の出力を得る。そして、マイコン27は、カウンタ25から出力されるカウント数が、パイロット信号の周波数に応じた周波数(例えば456kHz)を示すカウント数になるように、制御信号を変化させて発振回路18に出力する。
==詳細構成==
次に、高周波同調回路11、局部発振回路13、及び発振回路18の詳細構成について説明する。図2は、高周波同調回路11の構成例を示す図である。高周波同調回路11は、インダクタ50、キャパシタC1〜C8、スイッチ回路S1〜S8、バリキャップ(可変容量ダイオード)51,52、レジスタ53,54、及びDAコンバータ(DAC)55を備えている。高周波同調回路11は、インダクタ50、キャパシタC1〜C8、及びバリキャップ51,52が並列に接続された同調回路であり、スイッチ回路S1〜S8のオンオフによるキャパシタの容量変化およびバリキャップ51,52の容量変化により、同調周波数を調整することができる。
レジスタ53,54は、例えば8ビットの記憶回路であり、マイコン27から出力される制御信号が記憶される。なお、本実施形態においては、制御信号は8ビットであることとする。
スイッチ回路S1〜S8は、レジスタ53から出力される制御信号の各ビットの値に応じてオンオフする。本実施形態では、スイッチ回路S1〜S8は、制御信号の対応するビットが”0”の場合にオンとなり、制御信号の対応するビットが”1”の場合にオフとなることとする。
したがって、例えば、制御信号が0x00(0xは16進表現を示す)の場合はスイッチ回路S1〜S8が全てオンとなり、制御信号が0x01の場合はスイッチ回路S8のみがオフ、スイッチ回路S1〜S7がオンとなり、制御信号が0xFFの場合はスイッチ回路S1〜S8が全てオフとなる。
そして、高周波同調回路11では、スイッチ回路S1〜S8が全てオンの時にキャパシタC1〜C8による合成容量が最大となり、同調周波数が最小となる。また、スイッチ回路S1〜S8が全てオフの時にキャパシタC1〜C8による合成容量が最小となり、同調周波数が最大となる。なお、スイッチ回路S1〜S8のオンオフによる同調周波数の可変範囲は、例えば、75MHz〜110MHz程度とすることができる。
DAC55は、レジスタ54から出力される制御信号をバリキャップ51,52に印加する逆バイアスの電圧に変化させて出力する。DAC55から出力される電圧が小さくなると、バリキャップ51,52の容量が大きくなり、同調周波数が小さくなる。一方、DAC55から出力される電圧が大きくなると、バリキャップ51,52の容量が小さくなり、同調周波数が大きくなる。
本実施形態では、レジスタ54から出力される制御信号に比例して、DAC55から出力される電圧が変化することとする。したがって、制御信号の値が小さくなるに連れて同調周波数が小さくなり、制御信号の値が大きくなるに連れて同調周波数が大きくなる。なお、バリキャップ51,52の容量変化による同調周波数の可変幅は1MHz程度とすることができる。
このような高周波同調回路11では、まず、マイコン27の制御により、レジスタ53に設定される制御信号が調整されることにより、同調周波数が所望の受信周波数の近傍に追い込まれる。その後、マイコン27の制御により、レジスタ54に設定される制御信号が調整されることにより、同調周波数が受信周波数となるように制御される。例えば、所望の受信周波数が80.0MHzの場合、レジスタ53に設定される制御信号によって同調周波数が79.5MHz〜80.5MHz程度に調整され、レジスタ54に設定される制御信号によって同調周波数が80.0MHzとなるように微調整される。
図3は、局部発振回路13の構成例を示す図である。局部発振回路13は、インダクタ60、キャパシタ61、バリキャップ62,63、レジスタ64、及びDAC65を備えている。局部発振回路13は、インダクタ60、キャパシタ61、及びバリキャップ62,63が並列に接続された同調回路であり、バリキャップ62,63の容量変化により、発振周波数を調整することができる。
レジスタ64は、例えば8ビットの記憶回路であり、マイコン27から出力される制御信号が記憶される。
DAC65は、レジスタ64から出力される制御信号をバリキャップ62,63に印加する逆バイアスの電圧に変化させて出力する。DAC65から出力される電圧が小さくなると、バリキャップ62,63の容量が大きくなり、発振周波数が小さくなる。一方、DAC65から出力される電圧が大きくなると、バリキャップ62,63の容量が小さくなり、発振周波数が大きくなる。
本実施形態では、レジスタ64から出力される制御信号に比例して、DAC65から出力される電圧が変化することとする。したがって、制御信号の値が小さくなるに連れて発振周波数が小さくなり、制御信号の値が大きくなるに連れて発振周波数が大きくなる。
図4は、発振回路18の構成例を示す図である。発振回路18は、インダクタ70、キャパシタ71、バリキャップ72,73、レジスタ74、及びDAC75を備えている。各部70〜75の詳細は、局部発振回路13の各部60〜64と同様である。
なお、局部発振回路13及び発振回路18においても、高周波同調回路11と同様に、制御信号に応じてキャパシタ61,71の容量を変化させるように構成することも可能である。
図5は、マイコン27によって実現される機能ブロックの構成を示す図である。マイコン27は、可変範囲分割部90及び判定部95を備えている。各部90,95は、マイコン27内のプロセッサ(不図示)が、マイコン27内のROM(Read Only Memory)等のメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現されるものである。
可変範囲分割部90は、制御信号の可変範囲を複数のブロック(部分)に分割する。なお、本実施形態では制御信号を8ビットとしているため、制御信号の可変範囲の初期値は0x00〜0xFFとなる。
判定部95は、可変範囲分割部90によって分割された各ブロックの境界の制御信号を出力して、高周波同調回路11、局部発振回路13、又は発振回路18の発振周波数を取得する。これにより、判定部95は、発振回路の発振周波数が目的周波数となる制御信号が含まれるブロックを判定する。
そして、可変範囲分割部90は、発振回路の発振周波数が目的周波数となるまで、判定部95によって判定されるブロックを可変範囲として、可変範囲の分割を繰り返し実行する。これにより、発振回路の発振周波数が目的周波数となる制御信号の値が特定される。
==動作説明==
次に、FMラジオ受信機1における発振周波数を調整する動作について説明する。まず、具体例に基づいて、制御信号の調整処理の概要について説明する。図6は、所望の受信周波数が80.0MHzの場合における、高周波同調回路11のレジスタ53に出力する制御信号の調整過程の例を示す図である。
本実施形態では、制御信号を8ビットとしているため、初期状態における制御信号の可変範囲は0x00〜0xFFとなっている。可変範囲分割部90は、この可変範囲を例えば4つのブロック(部分)に分割する。つまり、図6(1)に示すように、0x00〜0x3F、0x40〜0x7F、0x80〜0xBF、0xC0〜0xFFの4つのブロックに分割される。
判定部95は、可変範囲分割部90によって分割された各ブロックの境界を示す制御信号を出力し、同調周波数が所望の受信周波数となる制御信号が含まれているブロックを判定する。例えば、図6(1)の段階では、判定部95は、同調周波数が所望の受信周波数以上となるまで、各ブロックの境界を示す制御信号である0x3F、0x7F、0xBFを順に出力していく。図6(1)の例では、判定部95は、制御信号0x3Fを出力した際の同調周波数が80.0MHz未満であるため、続いて制御信号0x7Fを出力する。そして、制御信号0x7Fを出力した際の同調周波数が80.0MHzより大きいため、判定部95は、同調周波数が80.0MHzとなる制御信号が含まれているブロックは左から2番目のブロックであると判定する。
判定部95によって同調周波数が80.0MHzとなる制御信号が含まれているブロックが判定されると、可変範囲分割部90は、そのブロックを更に例えば4つのブロックに分割する。つまり、図6(2)に示すように、0x40〜0x4F、0x50〜0x5F、0x60〜0x6F、0x70〜0x7Fの4つのブロックに分割される。
そして、判定部95は、可変範囲分割部90によって分割された各ブロックの境界を示す制御信号0x4F、0x5F、0x6Fを順に出力し、同調周波数が所望の受信周波数となる制御信号が含まれているブロックを判定する。図6(2)の例では、判定部95は、制御信号0x4Fを出力した際の同調周波数が80.0MHz未満であるため、続いて制御信号0x5Fを出力する。そして、制御信号0x5Fを出力した際の同調周波数が80.0MHzより大きいため、判定部95は、同調周波数が80.0MHzとなる制御信号が含まれているブロックは左から2番目のブロックであると判定する。
続いて、可変範囲分割部90は、そのブロックを更に例えば4つのブロックに分割する。つまり、図6(3)に示すように、0x50〜0x53、0x54〜0x57、0x58〜0x5B、0x5C〜0x5Fの4つのブロックに分割される。
そして、判定部95は、可変範囲分割部90によって分割された各ブロックの境界を示す制御信号0x53、0x57、0x5Bを順に出力し、同調周波数が所望の受信周波数となる制御信号が含まれているブロックを判定する。図6(3)の例では、判定部95は、制御信号0x53を出力した際の同調周波数が80.0MHz未満であるため、続いて制御信号0x57を出力する。そして、制御信号0x57を出力した際の同調周波数が80.0MHzより大きいため、判定部95は、同調周波数が80.0MHzとなる制御信号が含まれているブロックは左から2番目のブロックであると判定する。
続いて、可変範囲分割部90は、そのブロックを更に例えば4つのブロックに分割する。つまり、図6(4)に示すように、0x54、0x55、0x56、0x57の4つのブロックに分割される。
そして、判定部95は、可変範囲分割部90によって分割された各ブロックの境界を示す制御信号0x54、0x55、0x56を順に出力し、同調周波数が所望の受信周波数となる制御信号が含まれているブロックを判定する。図6(4)の例では、判定部95は、制御信号0x55を出力した際の同調周波数が80.0MHz未満であるため、続いて制御信号0x56を出力する。そして、制御信号0x56を出力した際の同調周波数が80.0MHzより大きいため、判定部95は、同調周波数が80.0MHzとなる制御信号が含まれているブロックは左から3番目のブロック、つまり制御信号0x56であると判定する。
このように、可変範囲分割部90は、同調周波数が受信周波数となるまで、判定部95によって判定されるブロックを可変範囲として、可変範囲の分割を繰り返し実行する。なお、図6の例では、高周波同調回路11のレジスタ53に出力する制御信号の値を調整する例について示したが、高周波同調回路11のレジスタ54、局部発振回路13のレジスタ64、発振回路18のレジスタ74に出力する制御信号の値の調整についても同様の手順にて行われる。
次に、フローチャートを用いて、制御信号の調整処理の詳細について説明する。図7は、制御信号の調整処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、高周波同調回路11のレジスタ53に出力する制御信号を調整する場合を例として説明する。
まず、目的周波数を示すカウント数は定まっているため、可変範囲分割部90は、このカウント数を定数Scountにセットする(S701)。そして、可変範囲分割部90は、制御信号の可変範囲の先頭を示す変数Stopに0x00をセットし、可変範囲の末尾を示す変数Sendに0xFFをセットする(S702)。これにより、制御信号の可変範囲として、0x00〜0xFFの全範囲が指定される。
その後、可変範囲分割部90は、可変範囲の分割幅を示す変数Sstepに、Send−Stopを例えば2ビット右シフトした値をセットし、変数iに初期値3をセットする(S703)。つまり、可変範囲を2ビット右シフトすることにより、可変範囲の1/4が分割幅となり、可変範囲は4ブロックに分割される。
判定部95は、Stop+Sstepを制御信号として高周波同調回路11のレジスタ53に出力する(S704)。つまり、ブロックの境界を示す制御信号が出力される。そして、判定部95は、このときカウンタ25から出力されるカウント数を発振周波数のカウント結果を示す変数Countにセットする(S705)。
判定部95は、CountがScountと一致しているかどうか確認する(S706)。つまり、発振周波数が目的周波数と一致しているかどうかの確認が行われる。CountがScountと一致している場合(S706:No)、判定部95は、この時点でレジスタ53に出力されている制御信号が、発振周波数が目的周波数となる制御信号であると判定し、処理を終了する。
CountがScountと一致しない場合(S706:Yes)、判定部95は、CountがScountより大きいかどうか確認する(S707)。CountがScountより大きい場合(S707:Yes)、判定部95は、Sstepが0であるかどうか、つまり、ブロックが最小単位に分割されているかどうかを確認する(S708)。Sstepが0である場合(S708:Yes)、判定部95は、この時点でレジスタ53に出力されている制御信号が、発振周波数が目的周波数となる制御信号であると判定し、処理を終了する。
CountがScountより小さい場合(S707:No)、判定部95は、StopにStop+Sstep+1をセットし、iを1減じる(S709)。そして、判定部95は、iが0であるかどうか判定し(S710)、iが0でない場合は(S710:No)、次のブロックの境界の制御信号を出力する処理(S704)へと戻る。つまり、発振周波数が目的周波数以上となるまで、ブロックの境界の制御信号を出力する処理が繰り返し実行される(S704〜S710)。また、iが0の場合(S710:Yes)、判定部95は、Sstepが0であるかどうか、つまり、ブロックが最小単位に分割されているかどうかを確認する(S711)。Sstepが0である場合(S711:Yes)、判定部95は、発振周波数が目的周波数となる制御信号がSendであると判定し、Sendを制御信号としてレジスタ53に出力し(S712)、処理を終了する。
Sstepが0でない場合(S708:No,S711:No)、可変範囲分割部90は、SendにStop+Sstepをセットする(S713)。つまり、判定部95によって判定された、発振周波数が目的周波数となる制御信号を含むブロックが、新たな可変範囲として設定される。
そして、可変範囲分割部90は、新たな可変範囲を4ブロックに分割する(S703)。判定部95は、新たに分割された4ブロックについて、前述の処理(S704〜S712)を繰り返し実行する。このように、可変範囲の分割処理と、発振周波数が目的周波数となる制御信号を含むブロックの判定処理とが繰り返し行われることにより、目的周波数に対応する制御信号の値が特定される。
なお、高周波同調回路11のレジスタ53に出力する制御信号を調整する処理について説明したが、高周波同調回路11のレジスタ54、局部発振回路13のレジスタ64、発振回路18のレジスタ74に出力する制御信号の調整処理についても同様の手順で行われる。
以上、本発明の実施形態について説明した。前述したように、制御信号の可変範囲の分割処理と、発振周波数が目的周波数となる制御信号を含むブロックの判定処理とを繰り返し行うことにより、制御信号の値を可変範囲で1段階ずつ変化させる方法や、直線近似を用いる方法と比較して、発振周波数が目的周波数となる制御信号の値を高速に特定することができる。例えば、図6に示した例において、制御信号の値を可変範囲で1段階ずつ変化させる方法では、制御信号の値を最大で255回変更する必要があるが、本実施形態では、制御信号の値を変更する回数は最大で12回となる。
また、図6及び図7に示したように、可変範囲の分割数を固定(本実施形態では4)とすることにより、1つの分割処理を再帰的に使用することが可能となる。そのため、制御信号を調整するプログラムのステップ数が削減され、プログラム格納に必要なメモリの容量を減らすことができる。
そして、図7に示した処理に従って、高周波同調回路11の同調周波数が目的周波数となる制御信号の値を特定することにより、アンテナ10から受信したFM受信信号から受信周波数の信号を高速に抽出することができる。さらに、同調周波数を調整するためにPLL回路を用いる必要がないため、回路規模を小さくすることができる。
同様に、図7に示した処理に従って、局部発振回路13の発振周波数が目的周波数となる制御信号の値を特定することにより、中間周波信号を生成するために必要となる発振信号を高速に生成することができる。さらに、発振周波数を調整するためにPLL回路を用いる必要がないため、回路規模を小さくすることができる。
また、図7に示した処理に従って、発振回路18の発振周波数が目的周波数となる制御信号の値を特定することにより、ステレオ復調処理を行うために必要となる発振信号を高速に生成することができる。さらに、発振周波数を調整するためにPLL回路を用いる必要がないため、回路規模を小さくすることができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態ではFMラジオ受信機1に含まれる発振回路の発振周波数の調整について説明したが、AMラジオ受信機に含まれる発振回路についても、本実施形態と同様に発振周波数を調整することができる。
また、例えば、本実施形態では制御信号を8ビットとしたが、制御信号は8ビット以外であってもよい。
また、例えば、本実施形態では制御信号の可変範囲を4分割することとしたが、可変範囲の分割数は4以外であってもよい。
本発明の一実施形態であるFMラジオ受信機の構成例を示す図である。 高周波同調回路の構成例を示す図である。 局部発振回路の構成例を示す図である。 発振回路の構成例を示す図である。 マイコンによって実現される機能ブロックの構成を示す図である。 所望の受信周波数が80.0MHzの場合における、制御信号の調整過程の例を示す図である。 制御信号の調整処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 FMラジオ受信機 10 アンテナ
11 高周波同調回路 12 高周波増幅回路
13 局部発振回路 14 混合回路
15 中間周波増幅回路 16 検波回路
17 パイロット検出回路 18 発振回路
19 ステレオ復調回路 20L,20R 低周波増幅回路
21L,21R スピーカ 24 スイッチ回路
25 カウンタ 26 操作部
27 マイコン 50,60 インダクタ
51,52 バリキャップ 62,63 バリキャップ
72,73 バリキャップ 70 インダクタ
53,54,64,74 レジスタ 55,65,75 DAコンバータ
C1〜C8,61,71 キャパシタ S1〜S8 スイッチ回路
90 可変範囲分割部 95 判定部

Claims (13)

  1. 発振回路の発振周波数を目的周波数に制御する発振制御装置であって、
    値が増加又は減少するに連れて、前記発振回路の前記発振周波数を増加又は減少させる制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する可変範囲分割部と、
    前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記発振回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記目的周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する判定部と、
    を備え、
    前記可変範囲分割部は、前記発振回路の前記発振周波数が前記目的周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行すること、
    を特徴とする発振制御装置。
  2. 請求項1に記載の発振制御装置であって、
    前記可変範囲分割部は、前記可変範囲を所定数の部分に分割すること、
    を特徴とする発振制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発振制御装置であって、
    前記発振回路は、FM受信信号又はAM受信信号から前記目的周波数の信号を抽出する同調回路であること、
    を特徴とする発振制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の発振制御装置であって、
    前記発振回路は、FM受信信号又はAM受信信号から抽出された受信周波数の信号に混合させて中間周波信号を生成するための、前記受信周波数に応じた前記目的周波数の信号を出力する局部発振回路であること、
    を特徴とする発振制御装置。
  5. 請求項1又は2に記載の発振制御装置であって、
    前記発振回路は、FM検波されたステレオ複合信号から左右の音声信号を生成するための、前記ステレオ複合信号に含まれるパイロット信号に応じた前記目的周波数の信号を出力すること、
    を特徴とする発振制御装置。
  6. 発振回路の発振周波数を目的周波数に制御するプログラムであって、
    プロセッサに、
    値が増加又は減少するに連れて、前記発振回路の前記発振周波数を増加又は減少させる制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する手順と、
    前記可変範囲の分割された各部分の境界の前記制御信号を出力する手順と、
    前記発振回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記目的周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する手順と、
    前記発振回路の前記発振周波数が前記目的周波数となるまで、前記判定される部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記可変範囲を複数の部分に分割する手順は、前記可変範囲を所定数の部分に分割する手順であること、
    を特徴とするプログラム。
  8. 請求項6又は7に記載のプログラムであって、
    前記発振回路は、FM受信信号又はAM受信信号から前記目的周波数の信号を抽出する同調回路であること、
    を特徴とするプログラム。
  9. 請求項6又は7に記載のプログラムであって、
    前記発振回路は、FM受信信号又はAM受信信号から抽出された受信周波数の信号に混合させて中間周波信号を生成するための、前記受信周波数に応じた前記目的周波数の信号を出力する局部発振回路であること、
    を特徴とするプログラム。
  10. 請求項6又は7に記載のプログラムであって、
    前記発振回路は、FM検波されたステレオ複合信号から左右の音声信号を生成するための、前記ステレオ複合信号に含まれるパイロット信号に応じた前記目的周波数の信号を出力すること、
    を特徴とするプログラム。
  11. 入力される制御信号に応じた発振周波数で発振することにより、FM受信信号又はAM受信信号から前記発振周波数の信号を抽出する同調回路と、
    前記同調回路の前記発振周波数を受信周波数に制御する発振制御装置と、
    を含んで構成される選局装置であって、
    前記発振制御装置は、
    値が増加又は減少するに連れて、前記同調回路の前記発振周波数を増加又は減少させる前記制御信号の可変範囲を複数の部分に分割する可変範囲分割部と、
    前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記同調回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振周波数が前記受信周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定する判定部と、
    を備え、
    前記可変範囲分割部は、前記同調回路の前記発振周波数が前記受信周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行すること、
    を特徴とする選局装置。
  12. 請求項11に記載の選局装置であって、
    入力される前記制御信号に応じた発振周波数の局部発振信号を出力する局部発振回路と、
    前記同調回路から出力される前記受信周波数の信号に、前記局部発振回路から出力される前記受信周波数に応じた前記局部発振信号を混合して中間周波信号を生成する混合回路と、
    を更に備え、
    前記可変範囲分割部は、
    値が増加又は減少するに連れて、前記局部発振信号の周波数を増加又は減少させる前記制御信号の可変範囲を複数の部分に分割し、
    前記判定部は、
    前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記局部発振信号の周波数を取得することにより、前記局部発振信号の周波数が前記受信周波数に応じた周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定し、
    前記可変範囲分割部は、
    前記局部発振信号の周波数が前記受信周波数に応じた周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行すること、
    を特徴とする選局装置。
  13. 請求項12に記載の選局装置であって、
    前記中間周波信号をFM検波してステレオ複合信号を出力するFM検波回路と、
    入力される前記制御信号に応じた発振周波数の信号を出力する発振回路と、
    前記FM検波回路から出力される前記ステレオ複合信号と、前記発振回路から出力される、前記ステレオ複合信号に含まれるパイロット信号の周波数に応じた周波数の信号とに基づいて、左右の音声信号を生成するステレオ復調回路と、
    を更に備え、
    前記可変範囲分割部は、
    値が増加又は減少するに連れて、前記発振回路の前記発振周波数を増加又は減少させる前記制御信号の可変範囲を複数の部分に分割し、
    前記判定部は、
    前記可変範囲分割部によって分割された各部分の境界の前記制御信号を出力して前記発振回路の前記発振周波数を取得することにより、前記発振回路の前記発振周波数が前記パイロット信号の周波数に応じた周波数となる前記制御信号が含まれる前記部分を判定し、
    前記可変範囲分割部は、
    前記発振回路の前記発振周波数が前記パイロット信号の周波数に応じた周波数となるまで、前記判定部によって判定される前記部分を前記可変範囲として、前記可変範囲の分割を繰り返し実行すること、
    を特徴とする選局装置。

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