JP2007276295A - 積層板部材の製造方法及び積層板部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 強度(剛性)を維持しつつ成形不良の発生を未然に防止できる積層板部材の製造方法を提供する。
【解決手段】 第1の金属板部材2と第2の金属板部材3との間に樹脂層4が介在されてなる素板1を用意し、その素板1における第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される特定部位Pにおいて、レーザ溶接により、樹脂層4を貫通させて接合する。これにより、成形に際して、樹脂層4の貫通孔部分15を、樹脂層4の破断部分として、成形に伴う第1,第2の金属板部材2,3の伸びに追従させる。その一方、樹脂層4が貫通孔部分15を有していても、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを溶接部10により連結することに基づき、当該積層板部材9の強度(剛性)を維持する。
【選択図】 図8
【解決手段】 第1の金属板部材2と第2の金属板部材3との間に樹脂層4が介在されてなる素板1を用意し、その素板1における第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される特定部位Pにおいて、レーザ溶接により、樹脂層4を貫通させて接合する。これにより、成形に際して、樹脂層4の貫通孔部分15を、樹脂層4の破断部分として、成形に伴う第1,第2の金属板部材2,3の伸びに追従させる。その一方、樹脂層4が貫通孔部分15を有していても、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを溶接部10により連結することに基づき、当該積層板部材9の強度(剛性)を維持する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、積層板部材の製造方法及び積層板部材に関する。
積層板部材には、軽量性、制振性等の特性を付与すべく、第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層を介在させたものが知られている。このような積層板部材は、特許文献1に示すように、異なる特性を有するもの同士をレーザ溶接にて結合したりして、その特性が有効に利用されている。
ところで、上記積層板部材に対しては、一般に、上記のように互いに接合して利用する他に、そのもの自体に所定の成形が行われる。
特開平8−52581号公報
しかし、上記積層板部材においては、樹脂層は、その伸び性が第1,第2の金属板部材の伸び性に対して格段に小さくなっており、そのような積層板部材を成形した場合、例えば、プレス成形を行った場合には、第1,第2の金属板部材の塑性変形に対して、樹脂層が追従して伸びないため、積層板部材のうち、その成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、しわが発生し、成形不良が生じるおそれがある。また、第1の金属板部材と第2の金属板部材とは、樹脂層を介して接着されるのみであるため、成形時に、第1の金属板部材と第2の金属板部材との間にすべりが生じ、この点からも、成形不良が生じるおそれがある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、その第1の技術的課題は、成形不良の発生を未然に防止できる積層板部材の製造方法を提供することにある。
第2の技術的課題は、成形不良の発生を未然に防止できる積層板部材を提供することにある。
第2の技術的課題は、成形不良の発生を未然に防止できる積層板部材を提供することにある。
前記第1の技術的課題を達成するために本発明(請求項1に係る発明)においては、
素板として、第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなるものを用意し、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とを、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通させて接合する、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法とした構成としてある。この構成により、樹脂層を貫通する部分が、樹脂層の破断部分として、成形に伴う第1,第2の金属板部材の伸びに追従して拡がることになり、第1,第2の金属板部材の伸びが樹脂層により阻害されることが抑制される。その一方、第1の金属板部材と第2の金属板部材とが接合されることから、樹脂層の貫通により破断部分が存在していても、当該積層板部材の強度(剛性)を維持でき、さらには、第1,第2の金属板部材の間に生じる相対的なすべり等の影響を低減できる。
素板として、第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなるものを用意し、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とを、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通させて接合する、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法とした構成としてある。この構成により、樹脂層を貫通する部分が、樹脂層の破断部分として、成形に伴う第1,第2の金属板部材の伸びに追従して拡がることになり、第1,第2の金属板部材の伸びが樹脂層により阻害されることが抑制される。その一方、第1の金属板部材と第2の金属板部材とが接合されることから、樹脂層の貫通により破断部分が存在していても、当該積層板部材の強度(剛性)を維持でき、さらには、第1,第2の金属板部材の間に生じる相対的なすべり等の影響を低減できる。
請求項1の好ましい態様として、樹脂層が、補強繊維を含んでいる構成としてある。この構成により、補強繊維は、積層板部材の軽量化を図りつつ剛性を向上させる一方で、その剛直な性質に基づき、成形時に、第1,第2の金属板部材の変形に対して反発し、成形性を阻害することになるが、その補強繊維は、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、第1,第2の金属板部材の接合に伴い、切断されることになり、成形の際、補強繊維の反発力を低減させて、成形性の低下を抑制できる。
請求項1の好ましい態様として、接合が点状に行われる構成としてある。この構成により、第1の金属板部材と第2の金属板部材とを接合した際に形成される金属の加工硬化を受ける部分を少なくして、金属板部材の伸び性が低下することを抑制できることになり、成形性の低下を抑えることができる。
請求項1の好ましい態様として、接合が、高エネルギビームを用いた溶接である構成としてある。この構成により、電気伝導性の低い樹脂層が介在しているにもかかわらず、簡単に第1,第2の金属板部材を接合できる。
請求項1の好ましい態様として、成形が、プレス加工による絞り成形である構成としてある。この構成により、成形が、プレス加工による絞り成形であっても、成形不良を低減させて適正に成形を行うことができる。
請求項1の好ましい態様として、第1,第2の金属板部材は、鋼鉄材料からなる構成としてある。この構成により、第1,第2の金属板部材を鋼鉄材料として、積層板部材の必要な強度と軽量化とを両立させる場合であっても、その積層板部材を適正に成形を行うことができる。
請求項1の好ましい態様として、第1,第2の金属板部材は、アルミニウム若しくはアルミニウム合金材料からなる構成としてある。この構成により、第1,第2の金属板部材をアルミニウム若しくはアルミニウム合金材料として、積層板部材の必要な強度と軽量化とを両立させる場合であっても、その積層板部材を適正に成形を行うことができる。
前記第2の技術的課題を達成するために本発明(請求項8に係る発明)においては、
第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなる積層板部材において、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とが、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通して接合されている構成としてある。この構成により、前記請求項1と同様の作用を生じる。
第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなる積層板部材において、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とが、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通して接合されている構成としてある。この構成により、前記請求項1と同様の作用を生じる。
本発明によれば、強度(剛性)を維持しつつ、成形不良の発生を未然に防止できる積層板部材の製造方法及び積層板部材を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態に係る製造方法を開始に当たって、先ず、素板(素材)1が用意される。この素板1には、一般的な積層板部材が用いられており、その素板1は、図1に示すように、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3との間に樹脂層4を介在させた積層構造とされ、それらは、一体化されている。
本発明の実施形態に係る製造方法を開始に当たって、先ず、素板(素材)1が用意される。この素板1には、一般的な積層板部材が用いられており、その素板1は、図1に示すように、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3との間に樹脂層4を介在させた積層構造とされ、それらは、一体化されている。
前記第1、第2の金属板部材2,3としては、鋼鉄材料からなるもの、アルミニウム若しくはアルミニウム合金材料からなるもの、その他軽量金属(例えばMg合金)等が適宜、選択して使用される。そのうち、鋼鉄材料に関しては、鉄(Fe)−炭素(C)系2元合金で、炭素含有量が0.02〜2.14mass%であるもの、成形性や剛性の向上のために、鉄や炭素の他に意識的に他の成分を添加したものが含まれる。この第1、第2の金属板部材2,3の材料の選択態様としては、同種材料を用いる態様(例えば、第1,第2の金属板部材のいずれも鋼板とする態様等)、異種材料を用いる態様(例えば、第1金属板部材を鋼板、第2の金属板部材をアルミニウム合金とする態様等)のいずれでも採り得るが、本実施形態においては、第1,第2の金属板部材2,3のいずれにも鋼板が用いられている。
前記樹脂層4は、一般的な樹脂(例えばエポキシ樹脂)を用いることにより、第1,第2の金属板部材2,3に対応させて一定厚みの板状に形成されている。この樹脂層4の一方の板面には接着剤層5を介して第1の金属板部材2の板面が接着され、樹脂層4の他方の板面には接着剤層5を介して第2の金属板部材3の板面が接着されている。この両接着剤層5としては、樹脂層4自体の接着性に着目して該樹脂層4の厚み方向両側部分を利用してもよく、また、樹脂層4の両板面(又は第1,第2の金属板部材2の板面)に接着剤を塗布して形成してもよい。この樹脂層4内には、本実施形態においては、補強繊維6が含有されている。補強繊維6は、荷重の入力方向に対して垂直になるように配設されており、本実施形態においては、図2に示すように、補強繊維6をもって格子状のシート体7が形成され、そのシート体7が、樹脂層4内において、そのシート面を樹脂層4の厚み方向に向けるように配設されている。このような補強繊維6としては、ガラス繊維、天然繊維等、種々のものを用いることができる。
次に、このような素板1において、図3に示すように、後の作業として行われる成形を考慮して、特定部位Pが特定される。この特定部位Pは、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなると予想される部位であり、この特定部位Pにおいては、第1,第2の金属板部材2,3の伸び量と樹脂層4(補強繊維6)の伸び量との違いに基づき成形不良を起こすおそれがあることから、後述の処理を的確に行うべく、その特定部位Pが予め特定される。
上記成形には、その成形により素板1が伸ばされる部分を有することになる限り、種々のものが含まれる。具体的には、プレス加工による絞り成形等が対象となる。上記特定部位Pの特定は、対象成形に応じて決定されることになるが、例えばプレス加工による絞り成形を行う場合には、その成形によりくぼみ壁ないしは円筒壁となる側壁部分17(図7,図8参照)に相当する部分が特定部位Pとなる。
次に、前記特定部位Pにおいて、図4,図5に示すように、樹脂層4及び接着剤層5を貫通させて第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とが直接、接合される。後の成形作業で、特定部位Pにおいて、第1,第2の金属板部材2,3が伸びるとしても、その伸びに樹脂層4(補強繊維6)及び接着剤層5の貫通孔部分15を、破断部分として追従させ(拡がらせ)、第1,第2の金属板部材2,3の伸び性と樹脂層4(補強繊維6)の伸び性との違いに基づく成形不良を未然に防止するためである。このとき、樹脂層4及び接着剤層5は貫通孔部分15を有する状態となるが、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とが直接、接合されることになることから、樹脂層4及び接着剤層5が貫通孔部分15を有していても、当該積層板部材の強度(剛性)は維持される。またこのとき、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とが直接、接合されることに基づき、第1,第2の金属板部材2,3間に生じる相対的なすべり等の影響も低減できることになる。
上記第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを接合する手段としては、溶接(レーザ溶接、スポット溶接等)、摩擦攪拌接合等が用いられる。そのうち、溶接を用いる場合には、図5に示すように、溶接部10が、樹脂層4及び接着剤層5を貫通して、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを連結することになる。その溶接としては、図4に示すように、高エネルギビーム、例えばレーザ8を用いたレーザ溶接が好ましい。電気伝導性の低い樹脂層4が介在しているにもかかわらず、簡単に第1,第2の金属板部材2,3を接合できるからである。また、溶接は、溶接部分が点状に行われること(点接合)が好ましい。加工硬化を受ける部分を少なくして、第1,第2の金属板部材2,3の伸び性が低下することを抑制し、成形性の低下を抑えるためである。
以上の製造工程を終えると、図5に示すように、実施形態に係る積層板部材9を得る。この積層板部材9は、プレス加工による絞り成形(成形不良の未然防止)を考慮して、特定部位Pにおいてレーザ溶接を行ったものであり、その特定部位Pにおいては、前述の如く、溶接部10が、第1の金属板部材2と第2の金属板部材3との間を跨ってそれらを連結していると共に、樹脂層4及び接着剤層5を貫通している。この場合、樹脂層4及び接着剤層5の貫通孔部分15に関しては、溶接に伴う熱の状況に応じ、樹脂層4と溶接部10とが、直接、接触している態様(図5参照)から、溶接部10の周囲における樹脂層4(補強繊維6)が溶解、気化して、樹脂層4に、溶接部10の周囲においても空間部分11が形成された態様(図6参照)まで生じることになる。
したがって、このような積層板部材9に対して、例えばプレス加工による絞り成形を行えば、図7,図8に示すように、積層板部材9に、成形部16において、くぼみ壁ないしは円筒壁となる側壁部分17が形成され、その側壁部分17に溶接部10が位置することになる。そして、その絞り成形に際しては、樹脂層4(補強繊維6)及び接着剤層5における溶接部10が貫通する部分ないしは空間部分11(貫通孔部分15)が、最も大きくなる特定部位Pの伸びに対して追従して、成形不良を防止する。その一方、溶接部10が第1の金属板部材2と第2の金属板部材3とを連結することから、樹脂層4(補強繊維6)及び接着剤層5において、上記貫通孔部分15が存在していても、積層板部材9の強度(剛性)は維持され、また、第1,第2の金属板部材2,3間に生じる相対的なすべり等の影響は低減される。
この場合、貫通孔部分15の態様として、少なくとも溶接部10が貫通する部分が存在すれば、絞り成形が行われても、第1,第2の金属板部材2,3の伸びに追従して拡がり、成形不良を未然に防止することができるが、貫通孔部分15の態様として、空間部分11も存在すれば(さらにはその空間部分11が大きくなれば)、第1,第2の金属板部材2,3に対する樹脂層4(補強繊維6)の追従性は高まることになり、上記効果は大きくなる。
また、本実施形態においては、溶接部10(特定部位P)が、積層板部材9の2個所において設けられているが、その溶接部10は、図9に示すように、両溶接部10のいずれもがパンチ12の押圧面12aの下方領域内に臨むように位置させるよりも、図10に示すように、両溶接部10のいずれもがパンチ12の押圧面12aの下方領域の外側であってプレス加工時にパンチ12の側面が各溶接部10に隣り合うことになるように位置させておく方が好ましい。図9に示すように溶接部10を位置させた場合には、パンチ12の押圧面12aと溶接部10とが接触して溶接部10周りの変形が小さくなり、全体としての成形性が悪くなる一方、図10に示すように溶接部10を位置させた場合には、パンチ12の押圧面12aと溶接部10とが当たらず伸び易くなるからである。尚、図9、図10において、符号13はダイである。
このような積層板部材9は、例えば、自動車のフロアパネル、ダッシュロアパネル、スペアタイヤ収納部、バッテリカバー、ルーフパネル、車室と荷室との隔壁パネル(画成パネル)等を成形するための成形素材として、用いることができる。
1 素板(一般の積層板部材)
2 第1の金属板部材
3 第2の金属板部材
4 樹脂層
6 補強繊維
7 シート体
8 レーザ
9 積層板部材
10 溶解部分
15 貫通孔部分
P 特定部位
2 第1の金属板部材
3 第2の金属板部材
4 樹脂層
6 補強繊維
7 シート体
8 レーザ
9 積層板部材
10 溶解部分
15 貫通孔部分
P 特定部位
Claims (8)
- 素板として、第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなるものを用意し、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とを、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通させて接合する、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1において、
前記樹脂層が、補強繊維を含んでいる、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1又は2において、
前記接合が、点状に行われる、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記接合が、高エネルギビームを用いた溶接である、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれかにおいて、
前記成形が、プレス加工による絞り成形である、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記第1,第2の金属板部材は、鋼鉄材料からなる、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
前記第1,第2の金属板部材は、アルミニウム若しくはアルミニウム合金材料からなる、
ことを特徴とする積層板部材の製造方法。 - 第1の金属板部材と第2の金属板部材との間に樹脂層が介在されてなる積層板部材において、
前記第1の金属板部材と前記第2の金属板部材とが、成形に伴って伸びる伸び量が他の部位よりも大きくなることが予想される部位において、前記樹脂層を貫通して接合されている、
ことを特徴とする積層板部材。
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