JP2007264206A - 波形生成装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基準周波数算定部1031は、回転速度センサ14により計測されるエンジンの回転速度rに基づき基準周波数を算出する。透過周波数帯特定部1032は基準周波数に所定数を乗じて得られる周波数を中心周波数とする周波数帯を透過周波数帯として特定する。透過フィルタ部1033はエンジン音を示す波形信号を受け取り、受け取った波形信号の周波数成分のうち透過周波数帯のもののみを透過させ、歪み音波形生成部1034に引き渡す。歪み音波形生成部1034は透過フィルタ部1033から受け取った音波形信号を歪ませ、歪み音波形信号を生成する。
【選択図】図2
Description
[1.1.構成]
図1は、本発明の実施形態にかかる波形生成装置10を含む波形生成システム1の構成を示したブロック図である。波形生成システム1は、エンジンで駆動される車両のエンジンルーム内および車内に配置される。以下の説明においては、例として、4気筒4ストロークエンジンを搭載した自動車に波形生成システム1が配置されるものとする。
続いて、波形生成システム1の動作を説明する。ユーザにより波形生成装置10の起動操作が行われると、波形生成装置10の画面生成部108は、記憶部107からユーザインタフェースの画面定義データを読み出して画面の描画データを生成し、ディスプレイ19に出力する。その結果、ディスプレイ19にユーザインタフェース画面が表示される。
上述した実施形態は、本願発明の技術的思想の範囲で様々に変形することができる。以下にそのような変形例を示す。
上述した実施形態においては、ミキサ12Aにおいて、エンジンの気筒毎に配置された吸気音ピックアップ111−1〜4により生成される波形信号がミキシングされた後に歪みフィルタ103Aに入力されるものとしたが、吸気音ピックアップ111−1〜4の各々により生成される波形信号に関し個別に歪みフィルタ103の処理を行うようにしてもよい。爆発音ピックアップ112および排気音ピックアップ113に関しても同様である。
上述した実施形態においては、音波形信号の流れにおいて、ミキサ104の上流および下流の両方に歪みフィルタ103を配置するものとしたが、それらのいずれか一方にのみ、歪みフィルタ103を配置するようにしてもよい。すなわち、波形生成装置10は、歪みフィルタ103A〜Eと、歪みフィルタ103R〜Lのいずれかのみを有してもよい。
上述した実施形態においては、ユーザはオブジェクト群183の仮想的な鍵を指定することにより、透過周波数帯の中心周波数を指定するものとしたが、例えば音程を示す「F4」等の記号を入力したり、「3/2」といった基準周波数に対する倍率を数値で入力したりすることにより、透過周波数帯の中心周波数を指定するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、波形生成装置10は各構成部に対応する専用のハードウェア回路の組み合わせにより実現されることが想定されているが、汎用コンピュータにアプリケーションプログラムに従った処理を実行させることにより、波形生成装置10を実現してもよい。
上述した実施形態およびその変形例において示した数値や、それらの数値の算出方法は、本発明を説明するための例示であって、本発明の技術範囲はそれらの数値や算出方法に限らない。
Claims (5)
- 運転中のエンジンの音を示す音波形を取得する音波形入力手段と、
前記エンジンの回転速度を示す回転データを取得する回転データ入力手段と、
前記回転データに応じた周波数を基準周波数として算定する基準周波数算定手段と、
前記基準周波数に基づき、フィルタ処理において透過すべき1以上の周波数帯を透過周波数帯として特定する透過周波数帯特定手段と、
前記音波形入力手段により取得された音波形を濾波して、当該音波形の周波数成分のうち前記1以上の透過周波数帯の周波数成分のみを有する音波形を生成する透過フィルタ手段と、
前記透過フィルタ手段により生成された音波形を歪ませた音波形である歪み音波形を生成する歪み音波形生成手段と
を備えることを特徴とする波形生成装置。 - 前記透過周波数帯特定手段は、前記基準周波数に有理数を乗じた周波数を中心周波数とする周波数帯を前記透過周波数帯として特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の波形生成装置。 - 運転中のエンジンの第1の部位が発する音を示す第1の音波形と、前記エンジンの第2の部位が発する音を示す第2の音波形とを取得する音波形入力手段と、
前記第1の音波形と前記第2の音波形とを各々所定の増幅率で増幅した後にミキシングするミキシング手段と、
前記エンジンの回転速度を示す回転データを取得する回転データ入力手段と、
前記回転データに応じた周波数を基準周波数として算定する基準周波数算定手段と、
前記基準周波数に基づき、フィルタ処理において透過すべき1以上の周波数帯を透過周波数帯として特定する透過周波数帯特定手段と、
前記ミキシング手段により生成された音波形を濾波して、当該音波形の周波数成分のうち前記1以上の透過周波数帯の周波数成分のみを有する音波形を生成する透過フィルタ手段と、
前記透過フィルタ手段により生成された音波形を歪ませた音波形である歪み音波形を生成する歪み音波形生成手段と
を備えることを特徴とする波形生成装置。 - 運転中のエンジンの第1の部位が発する音を示す第1の音波形と、前記エンジンの第2の部位が発する音を示す第2の音波形とを取得する音波形入力手段と、
前記エンジンの回転速度を示す回転データを取得する回転データ入力手段と、
前記回転データに応じた周波数を基準周波数として算定する基準周波数算定手段と、
前記基準周波数に基づき、フィルタ処理において透過すべき1以上の周波数帯を透過周波数帯として特定する透過周波数帯特定手段と、
前記第1の音波形および前記第2の音波形を各々濾波して、当該音波形の周波数成分のうち前記1以上の透過周波数帯の周波数成分のみを有する音波形を生成する透過フィルタ手段と、
前記透過フィルタ手段により前記第1の音波形から生成された音波形を歪ませた音波形である第1の歪み音波形と、前記透過フィルタ手段により前記第2の音波形から生成された音波形を歪ませた音波形である第2の歪み音波形とを生成する歪み音波形生成手段と、
前記第1の歪み音波形と前記第2の歪み音波形とをミキシングするミキシング手段と
を備えることを特徴とする波形生成装置。 - コンピュータに、
運転中のエンジンの音を示す音波形を取得する処理と、
前記エンジンの回転速度を示す回転データを取得する処理と、
前記回転データに応じた周波数を基準周波数として算定する処理と、
前記基準周波数に基づき、フィルタ処理において透過すべき1以上の周波数帯を透過周波数帯として特定する処理と、
前記取得した音波形を濾波して、当該音波形の周波数成分のうち前記1以上の透過周波数帯の周波数成分のみを有する音波形を生成する処理と、
前記濾波により生成した音波形を歪ませた音波形である歪み音波形を生成する処理と
を実行させるプログラム。
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JP2006087844A JP4635931B2 (ja) | 2006-03-28 | 2006-03-28 | 波形生成装置およびプログラム |
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JP4635931B2 JP4635931B2 (ja) | 2011-02-23 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2233373A1 (en) | 2009-03-26 | 2010-09-29 | Yamaha Corporation | automobile equipped with speaker unit |
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