JP2007250724A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法と書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法と書き込み方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007250724A JP2007250724A JP2006070517A JP2006070517A JP2007250724A JP 2007250724 A JP2007250724 A JP 2007250724A JP 2006070517 A JP2006070517 A JP 2006070517A JP 2006070517 A JP2006070517 A JP 2006070517A JP 2007250724 A JP2007250724 A JP 2007250724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide film
- film
- tunnel oxide
- memory device
- semiconductor memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 105
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 42
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 15
- 230000008569 process Effects 0.000 title description 10
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 claims abstract description 51
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 324
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 42
- 241000293849 Cordylanthus Species 0.000 claims description 27
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 18
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 3
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 claims description 3
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 15
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 5
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 5
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 4
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 4
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 3
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 description 2
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 2
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920005591 polysilicon Polymers 0.000 description 2
- 238000005036 potential barrier Methods 0.000 description 2
- 239000012495 reaction gas Substances 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- BUMGIEFFCMBQDG-UHFFFAOYSA-N dichlorosilicon Chemical compound Cl[Si]Cl BUMGIEFFCMBQDG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の不揮発性半導体記憶装置は、チャネル領域の電流が流れる向きと直交する方向にトンネル酸化膜の膜厚が厚い部分と薄い部分とからなる段差部を有する。このような構成によって、FN書き込みであっても、トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分と平面的に重なるメモリ窒化膜にだけ電荷が書き込まれた状態、メモリ窒化膜の全面に電荷が書き込まれた状態、書き込みとは逆極性の電荷がメモリ窒化膜の全面に蓄えられた状態、以上の3つの状態でのしきい値に対応させた3値の情報を記憶することが可能となる。
【選択図】図2
Description
FG型は、電荷を蓄える導電膜を絶縁体である酸化膜で囲って電気的に絶縁した構造である。MNOS型やMONOS型は、異なる種類の絶縁膜である窒化膜と酸化膜とを積層した構造である。
ゲート絶縁膜14は、最も半導体基板11に近いトンネル酸化膜141と中間層の窒化シリコン膜であるメモリ窒化膜142と最上層に設けるトップ酸化膜143とを有している。ゲート絶縁膜14の上部にゲート電極15を設けている。
さらに、チャネル領域の端のドレイン領域13と接する部分に高濃度領域130を設け
ている。
これにより、p型の半導体基板11にとっての少数キャリアである負の電荷が、電位の基準としたソース領域12からドレイン領域13へ向かってチャネル領域内を流れる。
負の電荷は、チャネル領域内でチャネル方向の電界によって加速される。
加速された負の電荷は、チャネル領域のドレイン領域13の端付近で高エネルギーを得て、複数の絶縁膜の電位障壁を乗り越えてゲート絶縁膜14に注入される。
書き込み時と同様に、このときも高濃度領域130の存在により、チャネル方向の電界の集中性が一部で高まる。
しかし、電界の集中性が高まる領域は、読み出し時に電荷が供給されるドレイン領域13の近くの領域である。そのため、電荷がこの領域を通過する時には、複数の絶縁膜の電位障壁を乗り越える程のエネルギーはまだ得られておらず、誤書き込みが防止される。
これにより、書き込まれた電荷と逆極性の正の電荷がドレイン領域13からゲート絶縁膜14内に供給され、極性の異なる電荷同士が結合し中和されるため、情報が消去される。
特許文献1に示した従来技術は、情報の書き込み時にこのCHE注入を行うため、ソース領域12からドレイン領域13へと電流を流す必要がある。
近年の半導体装置には、微細化と共に低消費電力化も要求されている。特許文献1に示した従来技術は、そもそもCHE注入を行っているからその要求には対応できないという問題がある。
チャネル領域の上部に、半導体基板側からトンネル酸化膜,メモリ窒化膜,トップ酸化膜の順に積層する構造のゲート絶縁膜を有するとともにその上部にゲート電極を有する不揮発性半導体記憶装置において、
トンネル酸化膜は、チャネル領域の電流が流れる向きと直交する方向にトンネル酸化膜の膜厚が厚い部分と薄い部分とからなる段差部を有することを特徴とする。
トンネル酸化膜は、素子分離酸化膜のチャネル領域側の端部であるバーズビークと接してなり、
段差部は、バーズビークの膜厚とトンネル酸化膜の膜厚との違いで形成していることを特徴とする。
ダミー酸化膜の所定の部分を除去し半導体基板を露出する除去工程と、
半導体基板の表面とダミー酸化膜の表面とを酸化し、半導体基板上に膜厚の薄い部分と膜厚の厚い部分とからなるトンネル酸化膜を形成するトンネル酸化膜形成工程と、
トンネル酸化膜の上にメモリ窒化膜を形成する窒化膜形成工程と、
メモリ窒化膜の上にトップ酸化膜を形成するトップ酸化膜形成工程と、
トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜との所定の部分を残し、その他の部分を除去するゲート絶縁膜形成工程と、
ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
チャネル領域の表面と素子分離酸化膜の表面とを酸化して、バーズビークの膜厚とは異なる膜厚のトンネル酸化膜を形成するとともにトンネル酸化膜とバーズビークとで段差部を形成するトンネル酸化膜形成工程と、
トンネル酸化膜の上にメモリ窒化膜を形成する窒化膜形成工程と、
メモリ窒化膜の上にトップ酸化膜を形成するトップ酸化膜形成工程と、
トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜との所定の部分を残し、その他の部分を除去するゲート絶縁膜形成工程と、
ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
書き込む情報に応じて、トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分はトンネリング可能であるとともにトンネル酸化膜の膜厚の厚い部分はトンネリング不可能な第1の書込電圧と、トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分も膜厚の厚い部分もトンネリング可能な第2の書込電圧とを切り替えてゲート電極へ印加することを特徴とする。
ゲート絶縁膜の最下層のトンネル酸化膜は、チャネル領域の電流が流れる向きと直交する方向にトンネル酸化膜の膜厚が厚い部分と薄い部分とからなる段差部を有している。
よって、トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分と平面的に重なるメモリ窒化膜にだけ電荷が書き込まれた状態、メモリ窒化膜の全面に電荷が書き込まれた状態、書き込みとは逆極性の電荷がメモリ窒化膜の全面に蓄えられた状態、以上の3つの状態でのしきい値に対応させた3値の情報を記憶することが可能となる。
さらに、CHE注入が必要な不揮発性半導体記憶装置とは異なり、書き込み時に電流を流す必要がないため、その消費電力が低く、また、情報の読み出しのために複数の電流経路を設ける必要がないため、配線本数が減り回路がシンプルになるという優れた利点を有する。
図1は、本発明の実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置の構造を説明する平面図である。図2は、図1の切断線A−A´間の断面構造を説明する断面図である。図1において
、図を見やすくするためにゲート電極は省略している。
フィールド酸化膜16は、ソース領域12とドレイン領域13とチャネル領域150とを設けていない半導体基板11上に設けている。
トンネル酸化膜141は、チャネル領域の電流が流れる向きと直交する方向に、膜厚が厚い部分と薄い部分とからなる段差部20を有する。
図2に示す例では、段差部20を角部分を指し示すようにしているが、段差部20は、トンネル酸化膜141に形成される段差そのものを示すものである。
次に、本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の動作を引き続き図1および図2を用いて説明する。
図2に示す例は、第2の状態での電荷の蓄積の状態を表している。
よって、第2の状態での不揮発性半導体記憶装置10のしきい値はVT2であると言える。
次に、本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の構造を説明する。図3はその断面図である。第2の実施の形態の平面構造は、既に説明した第1の実施の形態1と同様であるのでその説明は省略する。
第1の実施の形態では、トンネル酸化膜141は、膜厚の厚い部分と膜厚の薄い部分とを有し、メモリ窒化膜142とトップ酸化膜143とは、トンネル酸化膜141と平面的に重なる領域に設ける構成であった。
一方、第2の実施の形態では、トンネル酸化膜141は、膜厚の薄い部分だけで構成し、メモリ窒化膜142とトップ酸化膜143とは、トンネル酸化膜141と平面的に重なる領域だけでなく、フィールド酸化膜16の端部であるバーズビーク16aとトンネル酸化膜141とが接する部分にも重なっている。つまり、バーズビーク16aがトンネル酸化膜141と接し、同じ酸化膜として連続した形状を有しており、このバーズビーク16aとトンネル酸化膜141とで段差部20を構成している。したがって、図3に示す例では、段差部20は2箇所ある。
次に、本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の製造方法について図4から図9を参照しながら説明する。既に説明した同様の構成には同様の番号を付与している
のでその説明は省略する。なお、図4から図9に示す構成の向きは、図2に示す構成の向きと同様な向きである。
まず、フィールド酸化膜16とダミー酸化膜140との上にフォトレジスト30を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成する。
ここでフォトレジスト30を形成する領域は、完成した本発明の不揮発性半導体記憶装置でトンネル酸化膜141の膜厚が薄くなる部分を除く領域である。
次に、フォトレジスト30をマスクとして、ダミー酸化膜140をドライエッチング技術を使って除去し、半導体基板11の表面を露出させる。
その後にフォトレジスト30をウェットエッチング技術を使って除去する。
まず、半導体基板11とダミー酸化膜140とフィールド酸化膜16との表面を、例えば、酸素(O2)と窒素(N2)とを混合した雰囲気中で熱酸化する。
この熱酸化工程によって、フィールド酸化膜16が形成された領域以外の部分に酸化膜が形成されるので、チャネル領域150には新たに形成された酸化膜とダミー酸化膜140とが切れ目なく形成してなるトンネル酸化膜141が形成される。トンネル酸化膜141は、ダミー酸化膜140が形成されていた部分だけが膜厚が厚くなっており、これにより段差部20が形成される。
まず、トンネル酸化膜141とフィールド酸化膜16との表面に窒化膜形成工程を用いてメモリ窒化膜142を形成する。この工程では、例えば、反応ガスにジクロルシラン(SiH2Cl2)とアンモニア(NH3)とを用いたCVD法により形成する。
次に、トップ酸化膜形成工程により、メモリ窒化膜142の表面にトップ酸化膜143を形成する。この工程では、例えば、酸化拡散炉を用いた水蒸気雰囲気中の熱酸化により形成する。
まず、図8に示すように、トップ酸化膜143の上にフォトレジスト31を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成する。
トップ酸化膜143の上に形成したフォトレジスト31をマスクとして、トップ酸化膜143とメモリ窒化膜142とトンネル酸化膜141とをドライエッチング技術を使って除去する。この工程によって、チャネル領域150の上部にのみゲート絶縁膜14が形成される。
後に、フォトレジスト31をウェットエッチング技術を使って除去する。
まず、図示はしないが、CVD法を用いてゲート電極15を形成するためのポリシリコン膜を半導体基板11の上部全面に成膜する。この工程は、例えば、反応ガスにモノシラン(SiH4)を用いる。
その後、図9に示すように、ゲート電極15を形成したい部分にフォトレジスト32を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成し、これをマスクとしてポリシリコン
膜をドライエッチング技術を使って除去する。
後に、フォトレジスト32をウェットエッチング技術を使って除去する。
これによって、ゲート絶縁膜14の上にゲート電極15が完成する。
次に、本発明の第2の実施の形態の製造方法について図10から図12を参照しながら説明する。既に説明した本発明の第1の実施の形態の製造方法と同様の工程についてはその説明は省略する。
図10に示すように、知られているLOCOS分離法を用いて、半導体基板11上に素子分離酸化膜であるフィールド酸化膜16を形成する。この際、フィールド酸化膜16の端部には、フィールド酸化膜16の他の領域と比べて膜厚の薄いバーズビーク16aを形成する。
このバーズビーク16aの形成は、フィールド酸化膜16の形成条件を選択することにより、その形状、特にその膜厚を自由に形成することができる。
まず、半導体基板11とフィールド酸化膜16との表面を、例えば、酸素(O2)と窒素(N2)とを混合した雰囲気中で熱酸化する。
この熱酸化工程によって、フィールド酸化膜16が形成された領域以外の部分にトンネル酸化膜141が形成される。トンネル酸化膜141はバーズビーク16aと接し、同じ酸化膜として連続した形状を有することになる。これにより段差部20が形成される。
まず、図12に示すように、本発明の第1の実施の形態の製造方法と同様にトンネル酸化膜141とフィールド酸化膜16との表面にメモリ窒化膜142およびトップ酸化膜143を形成する。
次に、トップ酸化膜143の上にフォトレジスト33を知られているフォトリソグラフィ技術を用いて形成する。この際、フォトレジスト33は、チャネル領域150の上部のトンネル酸化膜141と平面的に重なる領域だけでなく、チャネル領域150の上部のバーズビーク16aと平面的に重なる領域にも形成する。つまり、フォトレジスト33は、バーズビーク16aの上部も覆っている。
後に、フォトレジスト33をウェットエッチング技術を使って除去する。
の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置を有する半導体装置が完成する。
11 半導体基板
12 ソース領域
13 ドレイン領域
14 ゲート絶縁膜
15 ゲート電極
16 フィールド酸化膜
16a バーズビーク
20 段差部
30〜33 フォトレジスト
100 不揮発性半導体記憶装置
130 高濃度領域
140 ダミー酸化膜
141 トンネル酸化膜
142 メモリ窒化膜
143 トップ酸化膜
150 チャネル領域
Claims (5)
- 半導体基板にソース領域とドレイン領域とを離間して設けるととともにこれらの領域の間にチャネル領域を設け、
前記チャネル領域の上部に、前記半導体基板側からトンネル酸化膜,メモリ窒化膜,トップ酸化膜の順に積層する構造のゲート絶縁膜を有するとともにその上部にゲート電極を有する不揮発性半導体記憶装置において、
前記トンネル酸化膜は、前記チャネル領域の電流が流れる向きと直交する方向に前記トンネル酸化膜の膜厚が厚い部分と薄い部分とからなる段差部を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 前記半導体基板の前記ソース領域と前記ドレイン領域と前記チャネル領域とを設けていない表面に素子分離酸化膜を設け、
前記トンネル酸化膜は、前記素子分離酸化膜の前記チャネル領域側の端部であるバーズビークと接してなり、
前記段差部は、前記バーズビークの膜厚と前記トンネル酸化膜の膜厚との違いで形成していることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 半導体基板上にダミー酸化膜を形成するダミー酸化膜形成工程と、
前記ダミー酸化膜の所定の部分を除去し前記半導体基板を露出する除去工程と、
前記半導体基板の表面と前記ダミー酸化膜の表面とを酸化し、前記半導体基板上に膜厚の薄い部分と膜厚の厚い部分とからなるトンネル酸化膜を形成するトンネル酸化膜形成工程と、
前記トンネル酸化膜の上にメモリ窒化膜を形成する窒化膜形成工程と、
前記メモリ窒化膜の上にトップ酸化膜を形成するトップ酸化膜形成工程と、
前記トンネル酸化膜と前記メモリ窒化膜と前記トップ酸化膜との所定の部分を残し、その他の部分を除去するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 半導体基板上に素子分離酸化膜および該素子分離酸化膜のチャネル領域側端部にバーズビークを所定の膜厚で形成する素子分離酸化膜形成工程と、
前記チャネル領域の表面と前記素子分離酸化膜の表面とを酸化して、前記バーズビークの膜厚とは異なる膜厚のトンネル酸化膜を形成するとともに該トンネル酸化膜と前記バーズビークとで段差部を形成するトンネル酸化膜形成工程と、
前記トンネル酸化膜の上にメモリ窒化膜を形成する窒化膜形成工程と、
前記メモリ窒化膜の上にトップ酸化膜を形成するトップ酸化膜形成工程と、
前記トンネル酸化膜と前記メモリ窒化膜と前記トップ酸化膜との所定の部分を残し、その他の部分を除去するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置にデータを書き込む方法であって、
書き込む情報に応じて、前記トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分はトンネリング可能であるとともに前記トンネル酸化膜の膜厚の厚い部分はトンネリング不可能な第1の書込電圧と、前記トンネル酸化膜の膜厚の薄い部分も膜厚の厚い部分もトンネリング可能な第2の書込電圧とを切り替えて前記ゲート電極へ印加することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006070517A JP5002172B2 (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006070517A JP5002172B2 (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007250724A true JP2007250724A (ja) | 2007-09-27 |
JP5002172B2 JP5002172B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=38594714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006070517A Active JP5002172B2 (ja) | 2006-03-15 | 2006-03-15 | 不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5002172B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170352734A1 (en) * | 2016-06-07 | 2017-12-07 | International Business Machines Corporation | Spatially decoupled floating gate semiconductor device |
CN113764530A (zh) * | 2020-06-03 | 2021-12-07 | 中芯国际集成电路制造(北京)有限公司 | 半导体结构及其形成方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09293795A (ja) * | 1996-04-25 | 1997-11-11 | Nec Corp | 不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法 |
JP2002313967A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-10-25 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2005294565A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置およびこの不揮発性半導体記憶装置を含む半導体装置 |
-
2006
- 2006-03-15 JP JP2006070517A patent/JP5002172B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09293795A (ja) * | 1996-04-25 | 1997-11-11 | Nec Corp | 不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法 |
JP2002313967A (ja) * | 2001-02-06 | 2002-10-25 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2005294565A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置およびこの不揮発性半導体記憶装置を含む半導体装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170352734A1 (en) * | 2016-06-07 | 2017-12-07 | International Business Machines Corporation | Spatially decoupled floating gate semiconductor device |
US9899485B2 (en) * | 2016-06-07 | 2018-02-20 | International Business Machines Corporation | Spatially decoupled floating gate semiconductor device |
US10038067B2 (en) | 2016-06-07 | 2018-07-31 | International Business Machines Corporation | Spatially decoupled floating gate semiconductor device |
US10043875B2 (en) | 2016-06-07 | 2018-08-07 | International Business Machines Corporation | Spatially decoupled floating gate semiconductor device |
CN113764530A (zh) * | 2020-06-03 | 2021-12-07 | 中芯国际集成电路制造(北京)有限公司 | 半导体结构及其形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5002172B2 (ja) | 2012-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8068370B2 (en) | Floating gate memory device with interpoly charge trapping structure | |
JP4923318B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置およびその動作方法 | |
JP5376122B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2008172200A (ja) | 実質的に高いカップリングレシオをもつ円筒型チャンネル電荷トラッピング装置 | |
TW200908343A (en) | Non-volatile semiconductor memory device | |
US7692233B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
JP2007294845A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH10189776A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JP4405489B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ | |
JP2009026832A (ja) | エージングデバイス | |
JP4300228B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2005142354A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその駆動方法及びその製造方法 | |
US7572702B2 (en) | Split gate type non-volatile memory device | |
JP4907999B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP4936790B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2008211022A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
JP2019117913A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP5002172B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2006066695A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP5351274B2 (ja) | 不揮発性半導体記憶装置 | |
JP2006332098A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP4651457B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP5252169B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5005993B2 (ja) | 不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法と半導体メモリ・システム | |
JP2007067043A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081118 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20081118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120403 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5002172 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |