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JP2007246057A - ハイブリッド車両の駆動装置 - Google Patents

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JP2007246057A JP2006076429A JP2006076429A JP2007246057A JP 2007246057 A JP2007246057 A JP 2007246057A JP 2006076429 A JP2006076429 A JP 2006076429A JP 2006076429 A JP2006076429 A JP 2006076429A JP 2007246057 A JP2007246057 A JP 2007246057A
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Abstract

【課題】小型軽量化して構成可能なハイブリッド車両の駆動装置の提供。
【解決手段】エンジン51および駆動輪63の間に設けられた変速機10を有し、変速機10が、エンジン出力軸55に連結されたメインシャフト1と、メインシャフト1と同軸上に設けられたセカンダリシャフト2と、メインシャフト1に対して平行に設けられたカウンタシャフト4と、メインシャフト1およびセカンダリシャフト2の連結を断接する第1断接手段と、セカンダリシャフト2からカウンタシャフト4に回転を伝達する複数の伝達経路11,14,17と、これら歯車列のそれぞれに対して設けられて対応する経路によるセカンダリシャフト2とカウンタシャフト4との連結を断接する複数の第2断接手段31〜33とから構成され、第1電気モータ52をメインシャフト1と一体回転可能に、第2電気モータ53をセカンダリシャフト2と一体回転可能に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンおよび電気モータからなる駆動源と、エンジンからの駆動力を変速して駆動輪に伝達する変速機とから構成されるハイブリッド車両の駆動装置に関する。
従来から、ガソリン等を燃料とする内燃機関およびバッテリから電力供給されて作動する電気モータを駆動源とするハイブリッド車両の駆動装置がよく知られている(例えば、特許文献1参照)。ハイブリッド車両の駆動装置の形態として、エンジンおよび電気モータの一方あるいは双方により駆動輪に駆動力を伝達可能に構成し、状況に応じて作動させる駆動源を切り換えて車両を走行させる方式が知られている。
一般の車両においても、エンジンからの駆動力は、互いに異なる変速比が設定された複数の伝達経路を有していずれかの経路を選択的に確立可能に構成された変速機を介して変速され、差動機構に入力されるように構成されている。上記方式による駆動装置においては、変速機の伝達経路とは別に差動機構に接続された専用経路が設けられ、この専用経路に電気モータが連結され、電気モータからの駆動力がこの専用経路を介して差動機構に入力される。また、変速機の動力伝達経路および電気モータが連結される専用経路にはそれぞれ、経路を断接するためのクラッチ機構が設けられる。これらクラッチ機構の係合状態を制御することにより、状況に応じた駆動源の切り換えが行われる。
なお、上記方式による駆動装置として、従来、2つの電気モータを備えた駆動装置が知られており、一方の電気モータを上記専用経路に連結し、他方の電気モータをエンジンが連結される自動変速機の入力軸に設けた駆動装置が知られている。
特開2005−297786号公報
このように、従来の駆動装置によると、電気モータからの駆動力を差動機構に入力するための専用経路が設けられるが、この専用経路には、電気モータの駆動力を減速させる歯車列等から構成される減速機構を備える必要があるため、一般の駆動装置に対して部品点数が増加し、高コスト化や重量増加を招くおそれがあった。さらに、電気モータの専用経路を複数の変速段を設定可能に構成するとこのようなおそれがさらに高まるため、従来の専用経路には上記減速機構による一定の減速比しか設定されていない。一方で、このような電気モータを変速機の動力伝達経路中に設けると、変速機が軸方向に大型化するなどして車両への搭載性の悪化を招くおそれがあった。
このような課題に鑑み、本発明は、低コストかつ小型軽量化して構成でき、車両への搭載性を向上させ、さらには、電気モータを駆動源とするときの走行性を向上させることができるハイブリッド車両の駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係るハイブリッド車両の駆動装置は、エンジンおよび2つの電気モータからなる駆動源と、駆動源および駆動輪の間の動力を伝達する複数の伝達経路を選択的に設定する変速機とから構成されるハイブリッド車両の駆動装置において、変速機を、エンジンの出力軸に連結されたメインシャフトと、メインシャフトと同軸上を相対回転可能に設けられたセカンダリシャフトと、メインシャフトに対して平行に設けられて駆動輪に連結されたカウンタシャフトと、メインシャフトおよびカウンタシャフトの連結を断接する第1断接手段と、セカンダリシャフトの回転を互いに異なる変速比で変速してカウンタシャフトに伝達する複数のセカンダリ−カウンタ伝達経路と、複数のセカンダリ−カウンタ伝達経路のそれぞれに対して設けられて対応するセカンダリ−カウンタ伝達経路によるセカンダリシャフトおよびカウンタシャフトの連結を断接する複数の第2断接手段とから構成し、第1の電気モータをメインシャフトと一体回転可能に設け、第2の電気モータをセカンダリシャフトと一体回転可能に設けている。
また、第1断接手段を、外側部材がセカンダリシャフトに固定されて内側部材がメインシャフトに固定され、外側部材と内側部材とが係脱自在に構成されたクラッチ機構から構成し、第2の電気モータを、この第1断接手段の外側部材の外周側に取り付けることが好ましい。
また、変速機を、さらに、メインシャフトに対して平行に設けられたサブシャフトと、メインシャフトの回転をサブシャフトに伝達するメイン−サブ伝達経路と、サブシャフトの回転をセカンダリシャフトに伝達するサブ−メイン伝達経路と、メイン−サブ伝達経路、サブシャフトおよびサブ−セカンダリ伝達経路によるメインシャフトおよびセカンダリシャフトの連結を断接する第3断接手段とから構成し、メイン−サブ伝達経路、サブシャフトおよびサブ−メイン伝達経路を介することによりメインシャフトの回転が変速されてセカンダリシャフトに伝達されるように構成することが好ましい。
本発明に係るハイブリッド車両の駆動装置によると、駆動源として設けられる電気モータのうち、第2の電気モータが変速機を構成するセカンダリシャフトと一体回転可能に設けられる。なお、セカンダリシャフトとカウンタシャフトの間には複数の伝達経路が設けられており、第2断接手段によりいずれかの伝達経路を接続状態になれば、カウンタシャフトに動力を伝達できる。また、エンジンからの駆動力は、メインシャフトを介して第1断接手段が接続状態を形成すればセカンダリシャフトに伝達されるようになっており、第2の電気モータが設けられるセカンダリシャフトは、第1断接手段が切断状態になればメインシャフトに対して中立になって両シャフトが互いに相対回転可能になる。
このように構成される駆動装置においては、第2の電気モータからの駆動力のみでも、エンジンからの駆動力のみでも、エンジンと第2の電気モータとの双方の駆動力によっても車両を走行させることができる。このような駆動装置の駆動源である第2の電気モータから駆動輪への伝達経路は、エンジンからの伝達経路と共用されている。したがって、専用経路を設ける従来の形態に比べて部品点数を削減できるため、低コストで小型軽量化して駆動装置を構成できる。また、第2の電気モータからの駆動力は、複数の伝達経路からいずれの伝達経路を介して動力伝達させるかの選択により、複数段で変速させて駆動輪に伝達させることができる。したがって、第2断接手段の作動を制御すれば、走行状態に応じた駆動力を駆動輪に出力する制御を複雑化することなく行うことができる。また、この第2の電気モータの駆動力を変速して伝達する手段は、エンジンからの駆動力を変速して伝達する手段と共用されており、新たな部品を追加することなく小型軽量化してこのような駆動装置を提供できる。
また、第1選択手段をクラッチ機構から構成し、第2の電気モータをこのクラッチ機構の外周側に取り付けることにより、メインシャフトあるいはセカンダリシャフトを軸方向に大型化することなく第2の電気モータを変速機に取り付けることができ、駆動装置全体の大型化が回避される。
また、1つの軸と2つの伝達経路を追加し、メインシャフトからセカンダリシャフトに回転を変速して伝達する経路を新たに設けることにより、メインシャフトからセカンダリシャフトまでの伝達経路とセカンダリシャフトからカウンタシャフトまでの伝達経路とを組み合わせて簡単に多数の変速段を設定できるようになる。このように、伝達経路の組み合わせにより多数の変速段を設定できるため、設定可能な変速段を追加するにあたって、新たに必要とする部品点数を少なくすることができる。また、多数の変速段を設定できることから、走行状況にあった定期切な変速段を設定させて燃費性能の向上が図られた駆動装置を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1には本発明に係るハイブリッド車両の駆動装置を例示している。この駆動装置100は、エンジン51および2つのモータ52,53からなるハイブリッド型の駆動源50と、エンジン51の出力軸55にトルクコンバータ56を介して連結された自動変速機10とから構成され、駆動源50からの回転駆動力が自動変速機10により所定の変速比で変速されて左右の駆動輪63,63に伝達され、車両を走行させるように構成されている。
エンジン51は、ガソリンやLPG等を燃料とする内燃機関であり、燃焼室に燃料を供給するための燃料供給装置51aと、燃焼室内における吸排気を行うための吸排気装置51bとを有して構成されている。吸排気装置51bには、アクセルペダルの操作に関わらず電気的に開度を調整可能に構成されたスロットルバルブが設けられている。
第1および第2電気モータ52,53は、電気モータ・ジェネレータであり、車載のバッリから電力供給されて駆動される。これらモータ52,53は、エンジン51の駆動力をアシストして車両を走行させることができるとともに、エンジン51の停止時に自身の駆動力で車両を走行させることができるように構成されている。さらには、エンジン51の駆動力での走行中に発電を行ってバッテリを充電できるように構成されている。
自動変速機10は、エンジン51の出力軸55にトルクコンバータ56を介して接続されたメインシャフト1と、メインシャフト1と同軸上を相対回転可能に設けられたセカンダリシャフト2と、メインシャフト1に対して平行に設けられたサブシャフト3と、メインシャフト1に対して平行に設けられたカウンタシャフト4と、これらの平行軸1〜4間に設けられた第1〜第6歯車列11,14,17,21,24,27と、これらの平行軸1〜4上に設けられた第1〜第5クラッチ31〜35とから構成される。なお、第1〜第5クラッチ31〜35はそれぞれ、油圧作動式の摩擦多板クラッチ機構であり、アウタ部材に設けられた複数のアウタプレートと、インナ部材に設けられた複数のインナプレートとを、内部に設けられた油室に作動油を供給することにより係脱させるように構成されている。両プレートが係合されればアウタ部材とインナ部材が一体回転し、両プレートが解放されればアウタ部材とインナ部材が相対回転可能になる。
第1歯車列11は、セカンダリシャフト2に固定された第1駆動ギヤ12と、第1駆動ギヤ12に噛合して第1ワンウェイクラッチ41を介してカウンタシャフト4に連結された第1従動ギヤ13とから構成される。第1従動ギヤ13は、カウンタシャフト4に設けられた第1クラッチ31のインナ部材に接続されている。第1クラッチ31のアウタ部材はカウンタシャフト4に固定されており、第1クラッチ31が係合されると、第1従動ギヤ13はカウンタシャフト4と一体に回転し、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4とが連結されてセカンダリシャフト2の回転がカウンタシャフト4に伝達される。第1クラッチ31が解放されると、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4とは第1ワンウェイクラッチ41を介して連結可能になる。第1ワンウェイクラッチ41は、カウンタシャフト4の回転が第1従動ギヤ13の回転速度を超えるとフリーになる。
第2歯車列14は、セカンダリシャフト2に相対回転可能に設けられた第2駆動ギヤ15と、第2駆動ギヤ15に噛合してカウンタシャフト4に固定された第2従動ギヤ16とから構成される。第2駆動ギヤ15は、セカンダリシャフト2に設けられた第2クラッチ32のインナ部材に接続されている。第2クラッチ32のアウタ部材はセカンダリシャフト2に固定されており、第2クラッチ32が係合されると、第2駆動ギヤ15はセカンダリシャフト2と一体に回転し、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4とが連結されてセカンダリシャフト2の回転がカウンタシャフト4に伝達される。第2クラッチ32が解放されると、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4との連結が切断される。
第3歯車列17は、セカンダリシャフト2に固定された第3駆動ギヤ18と、第3駆動ギヤ18に噛合してカウンタシャフト4に相対回転可能に設けられた第3従動ギヤ19とから構成される。第3従動ギヤ19は、カウンタシャフト4に設けられた第3クラッチ33のインナ部材に接続されている。第3クラッチ33のアウタ部材はカウンタシャフト4に固定されており、第3クラッチ33が係合されると、第3従動ギヤ19はカウンタシャフト4と一体に回転し、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4とが連結されてセカンダリシャフト2の回転がカウンタシャフト4に伝達される。第3クラッチ33が解放されると、セカンダリシャフト2とカウンタシャフト4との連結が切断される。
第4歯車列21は、メインシャフト1に固定された第4駆動ギヤ22と、第4駆動ギヤ22に噛合してサブシャフト3に対して相対回転可能に設けられた第4従動ギヤ23とからなる。第4従動ギヤ23は、サブシャフト3に設けられた第4クラッチ34のインナ部材に接続されており、第4クラッチ34のアウタ部材はサブシャフト3に結合されている。第4クラッチ34が係合されると、第4従動ギヤ23はサブシャフト3と一体に回転し、メインシャフト1とサブシャフト3とが連結されてメインシャフト1の回転がサブシャフト3に伝達される。第4クラッチ34が解放されると、メインシャフト1とサブシャフト3との連結が切断される。
第5歯車列24は、サブシャフト3に対して相対回転可能に設けられた第5駆動ギヤ25と、第5駆動ギヤ25に噛合して第3歯車列17を構成する第3駆動ギヤ18とから構成される。このように、この自動変速機10においては、第3歯車列17の駆動要素と第5歯車列24の従動要素とが共用される。
第6歯車列27は、サブシャフト3に対して相対回転可能に設けられた第6駆動ギヤ28と、第6駆動ギヤ28に噛合してアイドルシャフト6に軸支されたアイドラギヤ29と、アイドラギヤ29に噛合して第2歯車列14を構成する第2駆動ギヤ15とから構成される。このように、この自動変速機10においては、第2歯車列14の駆動要素と第6歯車列27の従動要素とが共用される。
これら歯車列は、第4歯車列21と、第1歯車列11と、第2および第6歯車列14,27と、第3および第5歯車列17,24との4列を上流側(エンジン51側)から順に並べて設けられる。第1〜第5歯車列11,14,17,21,24のギヤ比r(対応する歯車列の符号をサフィックスで示す)は、r11>r14・r21・r24>r14>r17・r21・r24>r17の関係を満たす。
第1クラッチ31は、カウンタシャフト4の第1従動ギヤ13の上流側において第4ギヤ列21と軸方向に対して重なる位置に設けられ、第4クラッチ34は、セカンダリシャフト2の第4駆動ギヤ22の上流側において軸方向に対してファイナルドライブギヤ5と重なる位置に設けられている。また、第2クラッチ32は、第2歯車列14の下流側に設けられている。このクラッチ配置により、第4歯車列21と、第1歯車列11と、第2および第6歯車列14,27との3列が軸方向に近接させることができる。第3クラッチ33は、第3歯車列17の上流側に設けられている。
メインシャフト1およびセカンダリシャフト2には、第5クラッチ35が設けられる。第5クラッチ35は、アウタ部材がメインシャフト1に固定され、インナ部材がセカンダリシャフト2に固定されている。第5クラッチ35が係合されると、メインシャフト1およびセカンダリシャフト2とが連結されて一体に回転し、第5クラッチ35が解放されると、メインシャフト1とセカンダリシャフト2との連結が切断されて両シャフト1,2が互いに相対回転可能になる。
サブシャフト3には、第5駆動ギヤ25と第6駆動ギヤ28の間にセレクタ46が設けられる。なお、第5駆動ギヤ25および第6駆動ギヤ28にはそれぞれ、このセレクタ46の方向に延びる延出シャフト部25a,28aが形成されている。セレクタ46は、サブシャフト3と一体回転する回転体とドグ歯機構とを有し、いずれか一方の延出シャフト部25a,28aをドグ歯機構により係合させてサブシャフト3と一体に回転させるように作動する。セレクタ46が第5駆動ギヤ25の延出シャフト部25aと係合すると、第5駆動ギヤ25がサブシャフト3と一体回転するとともに第6駆動ギヤ26が空転し、セレクタ46が第6駆動ギヤ28の延出シャフト部28aと係合すると第6駆動ギヤ28がサブシャフト3と一体回転するとともに第5駆動ギヤ25が空転する。
なお、車両には運転席の近傍にシフトレバーが設けられており、シフトレバーの操作によりセレクタ46の作動状態が切り換えられる。シフトレバーが前進レンジを設定する位置に操作されると、セレクタ46が第5駆動ギヤ25の延出シャフト部25aと係合し、後進レンジを設定する位置に操作されると、セレクタ46が第6駆動ギヤ28の延出シャフト部28aと係合する。
このように構成される自動変速機10は、メインシャフト1からセカンダリシャフト2に回転を伝達するために、メインシャフト1とセカンダリシャフト2を直結する第1メイン−セカンダリ伝達経路と、第4歯車列21、サブシャフト3および第5歯車列24を介して伝達する第2のメイン−セカンダリ伝達経路と、第4歯車列21、サブシャフト3および第6歯車列27を介して伝達する第3のメイン−セカンダリ伝達経路との3つの伝達経路を有している。第5クラッチ35を係合させることにより第1メイン−セカンダリ伝達経路が設定され、第4クラッチ34を係合させるとともにセレクタ46を第5駆動ギヤ25に係合させることにより第2のメイン−セカンダリ伝達経路が設定され、第4クラッチ34を係合させるとともにセレクタ46を第6駆動ギヤ28に係合させることにより第3のメイン−セカンダリ伝達経路が設定される。
第1および第2のメイン−セカンダリ伝達経路を介して動力伝達されたときには、セカンダリシャフト2は同じ方向に回転する。また、第4および第5歯車列21,24のギヤ比の積r21・r24は、第1のメイン−セカンダリ伝達経路に対する第2のメイン−セカンダリ伝達経路の減速比に相当するが、上記ギヤ比の関係に示すように、第2のメイン−セカンダリ伝達経路を介した動力伝達により、セカンダリシャフト2は、第1のメイン−セカンダリ伝達経路を介したときに対して減速されて回転する。また、セカンダリシャフト2は、第3のメイン−セカンダリ伝達経路を介した動力伝達により、第1のメイン−セカンダリ伝達経路を介したときに対し、逆の方向に回転する。
また、この自動変速機10においては、セカンダリシャフト4からカウンタシャフトに回転を伝達するために、第1歯車列11を介して伝達する第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路と、第2歯車列14を介して伝達する第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路と、第3歯車列17を介して伝達する第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路との3つの伝達経路を有している。第1クラッチ31が係合されることにより第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路が設定され、第2クラッチ32が係合されることにより第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路が設定され、第3クラッチ33が係合されることにより第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路が設定される。
第1〜第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路は、セカンダリシャフト2の回転を、第1〜第3歯車列11,14,17のギヤ比r11,r14,r17に応じて変速し、カウンタシャフト4に伝達する。上記ギヤ比の関係に示すように、第1〜第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路は互いに異なる変速比で変速する。なお、第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路は、回転を増速して伝達する(r17<1)。
図2に示すように、シフトレバーが前進レンジを設定する位置に操作されてセレクタ46が第5駆動ギヤ25と係合されるときにおいて、第4クラッチ34および第1クラッチ31が係合されることにより、第2のメイン−セカンダリ伝達経路および第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第1の動力伝達経路が確立されて前進1速段(LOW)が設定される。前進1速段の変速比は、r21・r24・r11に相当する。また、第5クラッチ35および第1クラッチ31が係合されることにより、第1のメイン−セカンダリ伝達経路および第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第2の動力伝達経路が確立されて前進2速段(2ND)が設定される。前進2速段の変速比は、r11に相当する。
ここで、前進1速段および前進2速段が設定されているときの加速時においては、第1従動ギヤ13の回転が第1ワンウェイクラッチ41を介してカウンタシャフト4に伝達され、第1クラッチ31は係合されていたとしても動力伝達上無視することができる。このため、第1クラッチ31は、前進2速段が設定されているときの減速時の負荷に対して必要なトルク容量をもたせるだけで十分になる。これにより、第1クラッチ31の小型化が図られる。
同様に、第4クラッチ34および第2クラッチ32が係合されることにより、第2のメイン−セカンダリ伝達経路および第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第3の動力伝達経路が確立されて前進3速段(3RD)が設定される。前進3速段の変速比は、r21・r24・r14に相当する。なお、第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路に対して増速して動力伝達を行う第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路が確立されたときには、第1ワンウェイクラッチ41がフリーになり、第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路は変速段の設定上無関係になる。なお、このことは、第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路が確立されたときも同様である。
第5クラッチ35および第2クラッチ32が係合されることにより、第1のメイン−セカンダリ伝達経路および第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第4の動力伝達経路が確立されて前進4速段(4TH)が設定される。前進4速段の変速比は、r14に相当する。第4クラッチ34および第3クラッチ33が係合されることにより、第2のメイン−セカンダリ伝達経路および第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第5の動力伝達経路が確立されて前進5速段(5TH)が設定される。前進5速段の変速比は、r21・r24・r17に相当する。第5クラッチ35および第3クラッチ33が係合されることにより、第1のメイン−セカンダリ伝達経路および第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第6の動力伝達経路が確立されて前進6速段(6TH)が設定される。前進6速段の変速比は、r17に相当する。
シフトレバーが後進レンジを設定する位置に操作されてセレクタ46が第6駆動ギヤ28と係合されるときにおいて、第4クラッチ34および第2クラッチ32が係合されることにより、第3のメイン−セカンダリ伝達経路および第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路からなる第7の動力伝達経路が確立されて後進段(RVS)が設定される。
このように、各動力伝達経路を介して回転が伝達されるカウンタシャフト4にはファイナルドライブギヤ5が固定されており、このファイナルドライブギヤ5には差動機構61のファイナルドリブンギヤ61aに噛合し、差動機構61には左右のアクセルシャフト62,62を介して左右の駆動輪63,63が連結されている。カウンタシャフト4に伝達された回転は、ファイナルドライブギヤ5、ファイナルドリブンギヤ61aを有した差動機構61およびアクセルシャフト62,62を介して駆動輪63,63に伝達され、車両を走行させる。
このように構成される自動変速機10を備えた駆動装置100には、第1電気モータ52がエンジン51の出力軸55の上に連結されて設けられており、第1電気モータ52の駆動力がトルクコンバータ56を介してメインシャフト1に伝達されるように構成されている。また、第2電気モータ53が自動変速機10を構成する第5クラッチ35のアウタ部材の外周面に設けられており、第2電気モータ53の駆動力がセカンダリシャフト2に伝達されるように構成されている。
図3に示すように、この駆動装置100には、制御装置70が備えられている。この制御装置70は、タイマーを備えた演算処理装置70a、記憶装置70bおよび入出力インターフェース等からなるマイクロコンピュータであり、車両各部に設けられたセンサからの入力信号と記憶装置70bに記憶された制御スケジュールとに基づき、エンジン51の燃料供給装置51aおよび吸排気装置51b、第1および第2電気モータ52,53、第1〜第5クラッチ31〜35の係脱状態を制御する油圧機器30に作動制御信号を出力することにより、駆動源作動制御や変速制御を行うように構成されている。制御装置70に入力信号を出力するセンサとして、エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサ71、エンジン吸気圧を検出する吸気圧センサ72、車速を検出する車速センサ73、アクセルペダルの踏込操作量を検出するアクセルペダルセンサ74、ブレーキペダルの踏込操作量を検出するブレーキペダルセンサ75、シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサ76、バッテリの蓄電量を検出するバッテリセンサ77等がある。
駆動装置100は、制御装置70が行う駆動源作動制御および変速制御により、車両状態や走行状態、運転者の操縦意図に応じて、燃費性能を向上させるために適切な駆動源50の作動を行わせることができるとともに自動変速機10に適切な変速段が設定される。
以下、このような制御装置が備えられた駆動装置100の走行中の作動について、制御装置の制御内容と合わせて簡単に説明する。車速センサ73やアクセルペダルセンサ74等からの入力信号に基づいて車両がアイドリングストップしていると判断されるときには、駆動源50の作動が停止される。このようにして駆動源50の作動が停止された状態から車両を発進させる要求があると判断されると、エンジン51の出力軸55に設けられる第1電気モータ51をスタータとして機能させ、エンジン51を始動させる制御が行われる。
その後、車速センサ73、アクセルペダルセンサ74およびブレーキペダルセンサ75等からの入力信号に基づいて、予め制御スケジュールとして設定された複数のモードからいずれかが選択される。
例えば、制御装置70は、エンジン51および第1電気モータ52を停止させ、第2電気モータ53からの駆動力でのみ車両を走行させる駆動源作動制御を行うことができるように構成されている。なお、このとき、第4および第5クラッチ34,35が解放され、第1〜第3メイン−セカンダリ伝達経路はいずれもカウンタシャフト4に対して中立になる。第2電気モータ53が駆動されることにより、第5クラッチ35のアウタ部材が回転駆動され、セカンダリシャフト2が回転駆動される。
このモードにおいては、さらに車速センサ73やアクセルペダルセンサ74からの入力信号に基づいて、第2および第3クラッチ32,33の係合制御が行われる。図2に示すように、第2および第3クラッチ32,33が係合されていないときには、第1ワンウェイクラッチ41により第1従動ギヤ13とカウンタシャフト4が連結されて第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路が確立され、EV前進1速段(EVLOW)が設定される。このように、本構成例では、第1〜第5クラッチ31〜35が解放されたままでEV前進1速段を設定可能になっている。第2クラッチ32が係合されると、第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路が設定され、EV前進2速段(EV2ND)が設定される。第3クラッチ33が係合されると、第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路が設定され、EV前進3速段(EV3RD)が設定される。第2電気モータ53の駆動力により駆動されるセカンダリシャフト2の回転は、設定された伝達経路の変速比に応じて変速されてカウンタシャフト4に伝達され、車両を前進させる。EV前進2速段およびEV前進3速段が設定されているときには、第1ワンウェイクラッチ41がフリーになり、1速ギヤ列11を介した動力伝達が変速段の設定上無関係になる。
また、制御装置70は、第1および第2電気モータ52,53を停止させ、エンジン51からの駆動力でのみ車両を走行させる駆動源作動制御を行うことができるように構成されている。このとき、記憶装置70bに記憶される制御スケジュールに基づいて目標変速段を決定し、第1〜第5クラッチ31〜35の係脱状態を制御して第1〜第6の動力伝達経路のいずれかを確立することにより目標変速段が設定されるように変速制御が行われる。
さらに、制御装置70は、このようにエンジン51からの駆動力でのみ車両を走行させている状態において、アクセルペダルの操作量が急激に大きくなるなど、大きな加速要求があると判断されるときには、さらに、第1および第2電気モータ52,53の少なくともいずれか一方を駆動し、駆動されたモータからの駆動力によりエンジン51の駆動力のアシストを行わせる駆動源作動制御を行うことができるように構成されている。
また、制御装置70は、アクセルペダルセンサ74からの入力信号に基づいて加速要求がないと判断されるときや、ブレーキペダルセンサ75からの入力信号に基づいて制動要求があると判断される等の減速走行中において、第1〜第3クラッチ31〜33のいずれかが係合される。これにより、確立されたセカンダリ−カウンタ伝達経路の変速比に基づいて駆動輪63,63からの回転がセカンダリシャフト2に伝達され、第2電気モータ53を発電機として機能させる制御が行われる。このとき、第4および第5クラッチ34,35が解放されていると、セカンダリシャフト2はメインシャフト1に対して中立になり、第2電気モータ52を単独で発電機として機能させることができる。第4あるいは第5クラッチ34,35が係合されていると、第1あるいは第2メイン−セカンダリ伝達経路を介してメインシャフト1にセカンダリシャフト2の回転が伝達される。これにより、エンジンブレーキを作用させることができるとともに、第1電気モータ52をともに発電機として機能させることができる。このように、第1あるいは第2電気モータ52,53が発電機として機能することにより、バッテリの充電を行うことができる。
なお、第2電気モータ53を単独の駆動源としているときには、第3および第5クラッチ34,35が解放されており、エンジン51からの駆動力がカウンタシャフト4に伝達されない状態になっている。このとき、バッテリセンサ77からの入力信号に基づいてバッテリの蓄電量が所定量を下回ると判断されるときには、エンジン51を作動させ、エンジン51の駆動力を利用して第1電気モータ52を発電機として機能させ、バッテリの充電を行うことができる。このとき、エンジン51に対しては、アクセルペダルの踏込操作量に関わらず電気的に開度を調整することが可能なスロットルバルブの作動制御を行うことにより、燃焼室への吸気量(吸気圧)を調整し、エンジン回転速度やエンジンからの駆動力を調整する制御を行うことが好ましい。この制御により、エンジン51および第1電気モータ52を適切に作動させてバッテリの充電を安定して行わせることができるとともに、第2電気モータ53のみを単独の駆動源とした車両走行を安定して継続させることができる。
このように、本実施例の駆動装置100によると、エンジン51からの駆動力を変速して駆動輪に伝達する自動変速機10が、メインシャフト1と、セカンダリシャフト2と、カウンタシャフト4とから構成され、メインシャフト1からセカンダリシャフト2に回転を伝達するための2つの伝達経路を有し、セカンダリシャフト2からカウンタシャフト4に回転を伝達するための3つの伝達経路を有している。そして、これら伝達経路はいずれも第1〜第5クラッチ31〜35により断接自在になっている。特にメインシャフト1とセカンダリシャフト2との連結は、第4および第5クラッチ34,35により断接自在になっている。また、セカンダリシャフト2からカウンタシャフト4に回転を伝達する3つの伝達経路は互いに異なる変速比が設定されている。このような自動変速機10が設けられた駆動装置100において、ハイブリッド型の駆動源50を構成する第1電気モータ51がエンジン51の出力軸55に連結されてメインシャフト1と一体に回転可能になっており、第2電気モータ53がセカンダリシャフト4と一体に回転可能になっている。
したがって、上記の通り、エンジン51を停止して第2電気モータ53からの駆動力でのみ車両を走行させることが可能になる。このとき、第2電気モータ53からの駆動力は、第1〜第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路のいずれかを介してカウンタシャフト4に伝達されるようになっており、3段階に変速して駆動輪63,63に伝達できる。これにより、第2電気モータ52からの駆動力でのみ車両走行させるときに、第2電気モータ53の出力制御を複雑化することなく、第1〜第3クラッチ31〜33の係脱状態を制御するだけでEV前進1速段〜EV前進3速段の中から適切な変速段を選択でき、走行状態にあった複雑な走行制御を行わせることができる。
また、このような駆動装置100において、エンジン51から駆動輪までの動力伝達経路中に第2電気モータ53を設けることにより、ファイナルドリブンギヤ61aに繋がる伝達経路を専用に設けることなく、第1および第2電気モータ52,53からの駆動力を駆動輪63,63に伝達できる。これにより、従来の駆動装置100に比べ、部品点数を削減して駆動装置100を構成できるため、小型軽量化と低コスト化が図られる。
また、この第2電気モータ53を油圧作動する摩擦多板クラッチのアウタ部材の外周面に設けている。このようにモータを配置することにより、元の自動変速機10を軸方向に対して大型化することなく第2電気モータ53を取り付けることができ、駆動装置の全体サイズの大型化が回避される。
なお、第5歯車列24の従動要素と第3歯車列17の駆動要素とが共用されるとともに、第6歯車列27の従動要素と第2歯車列14の駆動要素とが共用される。これにより、多数の変速段を設定可能な駆動装置を構成するときに、部品点数の大幅な増加を回避でき、このような駆動装置を小型軽量化して構成できる。
図4には第2実施例における駆動装置110のスケルトン図を示している。第2ワンウェイクラッチ42と、第3ワンウェイクラッチ43が追加されていることを除き、第1実施例における駆動装置100と同様の構成になっており、同一部材には同一符号を付している。
セカンダリシャフト2に結合された第1駆動ギヤ12がこの第2ワンウェイクラッチ42を介してメインシャフト1を連結されている。また、第1構成例ではサブシャフト3に結合されていたのに対し、第4断接手段34のアウタ部材がこの第3ワンウェイクラッチ43を介してサブシャフト3に連結されている。なお、第2ワンウェイクラッチ42は、メインシャフト1の回転速度が第1駆動ギヤ12よりも速くなるとフリーになる。第3ワンウェイクラッチ43は、サブシャフト3の回転速度が第4従動ギヤ23よりも速くなるとフリーになる。なお、第5歯車列の減速比は第4歯車列の減速比よりも大きく設定されている。
このように構成されると、前進1速段から前進2速段、前進3速段から前進4速段、前進5速段から前進6速段に変速するときに、第5クラッチ35の係合タイミングに比べて第4クラッチ34の解放タイミングが遅れ、第4クラッチ34と第5クラッチとがともに係合した状態になった場合、サブシャフト3には、第5歯車列24を介してメインシャフト1の回転が増速されて伝達されるとともに、第4クラッチ34のアウタ部材にはメインシャフト1の回転が第4歯車列21を介して伝達され、第3ワンウェイクラッチ43がフリーになる。したがって、第4クラッチ34の係合状態は、上記変速段を設定する上で無関係になる。このため、変速時のクラッチのつかみ替えを行うタイミングをシビアに設定する必要がなくなる。さらには、第4クラッチ34を常に係合させたままとし、変速時に係脱制御を行わせるクラッチの個数を削減することもできる。
なお、このような第3ワンウェイクラッチ43を追加することで、フリーになってエンジンブレーキが得られない構成になるため、第2ワンウェイクラッチ42を追加することにより、エンジン回転が少なくとも第1駆動ギヤ12と同じ回転速度までにしかならないようにしている。これにより、前進2速段などにおいてエンジンブレーキが作用する構成を達成することが可能になる。
これまで、本発明の実施例を説明したが、本発明に係るハイブリッド車両の駆動装置は、上記構成に限られず、適宜変更可能である。例えば、第1〜第3クラッチ31〜33は、それぞれ第1〜第3の歯車列11,14,17をセカンダリシャフトあるいはカウンタシャフトに対して係脱自在に設けられていればよい。同時に第4クラッチ34は、第2のメイン−セカンダリ伝達経路を断接自在に設けられていればよい。また、歯車列の配列は、図示されるものに限られず、適宜変更可能である。また、第5歯車列24の従動要素を共用する駆動要素は第3歯車列17に限られず、第6歯車列27の従動要素を共用する駆動要素は第2歯車列14に限られない。
また、第3ワンウェイクラッチ43は、少なくとも前進走行時においてサブシャフト3の回転速度と第4歯車列21あるいは第5歯車列24の回転速度とに基づいて第2メイン−セカンダリ伝達経路を断接可能な箇所に配置されていればよく、第5駆動ギヤ25と延出部25aとの間に介設する形態としてもよい。この箇所に設けると、後進段が設定されているときには動力伝達上無関係となるが、前進走行時には上記構成例と同様に作用させることができ、また、クラッチのアウタ部材とシャフトとの間に介設するよりも簡易な構造で取り付けることができる。
また、サブシャフト3を介した動力伝達により、1段分に相当する変速比だけ減速させて動力伝達を行わせるように構成したが、3段分に相当する変速比だけ減速させて動力伝達を行わせるように構成してもよい。すなわち、第1〜第5歯車列11,14,17,21,24のギヤ比rが、r17・r21・r24>r11>r14>r17の関係を満たすように変更してもよい。このとき、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進1速段を設定する動力伝達経路が構成され、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進2速段を設定する動力伝達経路が構成され、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進3速段を設定する動力伝達経路が構成され、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進4速段を設定する動力伝達経路が構成され、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進5速段を設定する動力伝達経路が構成され、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進6速段を設定する動力伝達経路が構成される。
また、第2メイン−セカンダリ伝達経路により、メインシャフト1の回転が増速されてセカンダリシャフト2に伝達されるように構成してもよく、例えば、第1〜第5歯車列11,14,17,21,24のギヤ比rを、r11>r14>r17>r17・r21・r24の関係を満たすように変更してもよい。このとき、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進1速段を設定する動力伝達経路が構成され、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進2速段を設定する動力伝達経路が構成され、第1のメイン−セカンダリ伝達経路と第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進3速段を設定する動力伝達経路が構成され、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第1のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進4速段を設定する動力伝達経路が構成され、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第2のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進5速段を設定する動力伝達経路が構成され、第2のメイン−セカンダリ伝達経路と第3のセカンダリ−カウンタ伝達経路とにより前進6速段を設定する動力伝達経路が構成される。このように設定すると、第1〜第3ギヤ列のギヤ比を大きくする必要があり、第2電気モータ53から車輪に大きな駆動力を伝達することができるようになる。したがって、第2電気モータ53の使用効率を高くすることができる。
また、3つのセカンダリ−カウンタ伝達経路を設けて前進6段の変速段を設定可能に構成したが、必ずしもこれに限られず、搭載される車両の特性に応じて適宜変更可能である。例えば、歯車列を1つ追加することにより4つのセカンダリ−カウンタ伝達経路を設けて前進7段あるいは8段の変速段を設定可能にしてもよい。このとき、第2電気モータ52の駆動力でのみ車両を走行させるときにおいて、前進4段の変速段を設定できる。また、歯車列を1つ減らすことにより2つのセカンダリ−カウンタ伝達経路を設けて前進3段あるいは4段の変速段を設定可能にしてもよい。このとき、第2電気モータ52の駆動力でのみ車両を走行させるときにおいて、前進2段の変速段を設定できる。
本発明に係るハイブリッド車両の駆動装置の第1実施例を示すスケルトン図である。 上記駆動装置の自動変速機が設定可能な変速段と、各変速段の設定時における各クラッチの係脱状態の関係を示す表である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 第2実施例の駆動装置の構成を示すスケルトン図である。
符号の説明
1 メインシャフト
2 セカンダリシャフト
3 サブシャフト
4 カウンタシャフト
10 自動変速機(変速機)
11 第1歯車列(セカンダリ−カウンタ伝達経路)
14 第2歯車列(セカンダリ−カウンタ伝達経路)
17 第3歯車列(セカンダリ−カウンタ伝達経路)
21 第4歯車列(メイン−サブ伝達経路)
24 第5歯車列(サブ−セカンダリ伝達経路)
31 第1クラッチ(第2断接手段)
32 第2クラッチ(第2断接手段)
33 第3クラッチ(第2断接手段)
34 第4クラッチ(第3断接手段)
35 第5クラッチ(第1断接手段)
50 駆動源
51 エンジン
52 第1電気モータ
53 第2電気モータ
55 出力軸
70 制御装置
100 駆動装置

Claims (3)

  1. エンジンおよび2つの電気モータからなる駆動源と、前記駆動源および駆動輪の動力を伝達する複数の伝達経路を選択的に設定する変速機とから構成されるハイブリッド車両の駆動装置において、
    前記変速機が、前記エンジンの出力軸に連結されたメインシャフトと、前記メインシャフトと同軸上を相対回転可能に設けられたセカンダリシャフトと、前記メインシャフトに対して平行に設けられて前記駆動輪に連結されたカウンタシャフトと、前記メインシャフトおよび前記カウンタシャフトの連結を断接する第1断接手段と、前記セカンダリシャフトの回転を互いに異なる変速比で変速して前記カウンタシャフトに伝達する複数のセカンダリ−カウンタ伝達経路と、前記複数のセカンダリ−カウンタ伝達経路のそれぞれに対して設けられて対応する前記セカンダリ−カウンタ伝達経路による前記セカンダリシャフトおよび前記カウンタシャフトの連結を断接する複数の第2断接手段とを有して構成され、
    第1の前記電気モータが前記メインシャフトと一体回転可能に設けられ、第2の前記電気モータが前記セカンダリシャフトと一体回転可能に設けられていることを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
  2. 前記第1断接手段は、外側部材が前記セカンダリシャフトに固定されて内側部材が前記メインシャフトに固定され、前記外側部材と前記内側部材とが係脱自在に構成されたクラッチ機構からなり、
    前記第2の電気モータが、前記第1断接手段の前記外側部材の外周側に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
  3. 前記変速機が、前記メインシャフトに対して平行に設けられたサブシャフトと、前記メインシャフトの回転を前記サブシャフトに伝達するメイン−サブ伝達経路と、前記サブシャフトの回転を前記セカンダリシャフトに伝達するサブ−メイン伝達経路と、前記メイン−サブ伝達経路、前記サブシャフトおよび前記サブ−セカンダリ伝達経路による前記メインシャフトおよび前記セカンダリシャフトの連結を断接する第3断接手段とを有して構成され、
    前記メイン−サブ伝達経路、前記サブシャフトおよび前記サブ−メイン伝達経路を介することにより、前記メインシャフトの回転が変速されて前記セカンダリシャフトに伝達されることを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
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