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JP2007241869A - 作業情報提供システム、サーバおよび作業情報提供方法 - Google Patents

作業情報提供システム、サーバおよび作業情報提供方法 Download PDF

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JP2007241869A JP2006066200A JP2006066200A JP2007241869A JP 2007241869 A JP2007241869 A JP 2007241869A JP 2006066200 A JP2006066200 A JP 2006066200A JP 2006066200 A JP2006066200 A JP 2006066200A JP 2007241869 A JP2007241869 A JP 2007241869A
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Abstract

【課題】申込者に希望作業期間と作業期間が重複した作業情報を申し込み段階で知らせて、無理なく作業期間の調整を促す。
【解決手段】
要求箇所端末20から送られてくる希望作業場所に基づいて、希望作業場所の作業場所情報に係る表示情報をネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信し、要求箇所端末20のCPU21は、ディスプレイ28にこの表示情報を表示する。この表示情報に基づいて入力され、要求箇所端末20から送られてくる入力情報に含まれる希望作業期間に基づいて、CPU11が、HDD15に作業期間が重複する他の作業情報が記憶されているかを検索し、作業期間が重複する作業情報がある場合に、この重複する作業情報に係る表示情報を、ネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信し、CPU21はディスプレイ28に、この表示情報を表示する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、申込者が希望する作業期間と重複する作業に係る作業情報を申込者に知らせる作業情報提供システム、サーバおよび作業情報提供方法に関する。
詳しくは、この発明は、作業情報を管理するサーバが、ネットワークを介して申込者側端末から送られてくる入力情報に基づいて、この入力情報に含まれる希望作業期間と作業日程が重複する作業情報に係る表示情報を申込者側端末に送信することによって、申込者に作業期間が重複した作業情報を申し込み段階で知らせて無理なく作業期間の調整を促すようにした作業情報提供システム等に係わるものである。
従来、電力会社において停電を伴う作業を行う場合、停電調整箇所は給電規程に基づき、供給信頼度(電力を安定して供給する基準)の確保、効率的な発電、停電期間短縮を目的として作業調整をするため、作業年度の1年前に申し込みを受け付け、申込者は申し込みを行う際に、上記のことを考慮しなければならなかった。
このため、申込者は、資機材調達を行いつつ、作業場所が水力発電所である場合等には、必要に応じて需給電力および河川流入量の聞き取り等を行って、なるべく他の作業と同じ期間で作業を行うことが望まれた。
そこで、従来、電力会社における停電を伴う作業の作業期間の調整を自動的に行う作業停電計画システムが考案されている(特許文献1参照)。この作業停電計画システムは、複数の申込者(作業要求者)側端末で入力された入力情報(作業件名)をサーバが集約して、作業件名の日時を自動的に調整するものである。これにより、複数の作業が同じ期間に重複して行われるようになり、電力会社の停電期間を短縮することが容易となった。
特開2003−111276号公報
しかし、特許文献1に記載の作業停電計画システムは、作業期間を自動的に調整して停電期間の短縮化には貢献したものの、これによって、各作業場所で同じ期間に複数の大規模な作業が重なることがあり、作業員の確保ができないという問題が生じた。
また、この作業停電計画システムでは、申込者が申し込みを行う際に、他の申込者の申し込み状況を把握することができなかったため、直前になって作業員の確保が困難であることがわかった場合には、申込者は作業期間を調節しなおさなければならず、これに伴い、需給電力および河川流入量の聞き取り等を再度行わなければならなかった。
この発明の目的は、申込者に作業期間が重複した作業情報を申し込み段階で知らせて、無理なく作業期間の調整を促すことにある。
この発明の概念は、
作業の申し込みを行うための申込者側端末と、上記申込者側端末にネットワークを介して接続され、少なくとも作業場所、作業期間、作業内容および作業担当者に関する情報を含む作業情報を管理するサーバとで構成され、
上記サーバは、
上記作業情報を記憶する記憶部と、
上記申込者側端末から送られてくる入力画面読み出し要求に応じて、入力画面を表示するための第1の表示情報を送信する第1の送信制御部と、
上記申込者側端末から送られてくる、希望作業期間を少なくとも含む入力情報を受信する受信制御部と、
上記受信制御部で受信した上記入力情報に基づいて、上記入力情報に含まれる上記希望作業期間と作業期間が重複する作業情報を上記記憶部から読み出し、上記重複する作業情報に係る第2の表示情報を、上記ネットワークを介して上記申込者側端末に送信する第2の送信制御部とを有する
ことを特徴とする作業情報提供システムにある。
この発明において、サーバは、ネットワークを介して、申込者側端末に接続されている。申込者とは、作業の申し込みを行う者のことであり、申込者側端末は、例えば、電力会社内の工事、点検を行う箇所に設置されている。
また、このサーバは、作業情報を管理している。作業情報は、少なくとも、作業場所(例えば、発電所、変電所、送電線等)、作業期間、作業内容、および作業担当者に関する情報を含んでいる。作業担当者に関する情報とは、例えば、作業担当者の名前や連絡先等である。これらの情報は、記憶部に記憶されている。
また、上述した作業情報に加えて、作業場所に係る作業場所情報を記憶するようにしてもよい。作業場所情報とは、例えば、作業場所が水力発電所である場合には、過去何年間の河川流入量およびこの水力発電所の発電電力量、そして、これらの情報に基づいて計算された来年度の予想河川流入量および予想発電電力量である。
このように来年度の予想河川流入量および予想発電電力量を記憶するのは、停電を伴う作業の申し込みは、作業開始年度の前年に計画されて申し込みが行われることになっているためである。
サーバは、ネットワークを介して申込者側端末から送られてくる入力画面の読み出し要求に応じて、入力画面を表示するための第1の表示情報を申込者側端末に送信する。申込者側端末のディスプレイには、例えば、申込者が作業を希望する希望作業期間および希望作業場所を入力するための、入力画面が表示される。
また、このとき、希望作業場所を特定する情報が入力画面の読み出し要求に含まれている場合には、上述した作業場所情報のうち、希望作業場所の作業情報を記憶部から読み出して表示するようにしてもよい。作業場所情報が入力画面と併せて表示されることで、例えば、作業場所が水力発電所である場合には、申込者は電力供給信頼度に影響がない時期や、溢水電力を伴わない、あるいは少ない時期を容易に把握することができるとともに、需給電力や河川流入量等の聞き取りを行う手間を省くことができる。
申込者は、表示された入力画面を見て、作業を行ってもその作業場所の需給電力に影響がないと思われる期間を選択して、入力画面に、少なくとも、希望作業期間、希望作業場所を入力して、この入力情報を、ネットワークを介してサーバに送信する。
サーバは、この入力情報を受信して、この入力情報に含まれる希望作業期間と重複する作業期間で申し込まれた作業情報が記憶部に記憶されているかを検索し、重複する作業情報がある場合、サーバは、その重複する作業情報に係る第2の表示情報を、ネットワークを介して申込者側端末に送信する。
第2の表示情報は、重複する作業の作業期間、作業場所、作業内容、および作業担当者に関する情報(担当者名、担当者の連絡先等)を少なくとも含んでおり、この第2の表示情報を申込者側端末に送信することで、申込者は、希望作業期間と作業期間が重複する他の作業情報を、申し込む前の段階で容易に把握することができる。
申込者は、表示される表示内容を見て、作業内容から作業員の確保が困難であると判断する場合は、作業期間を調整しなおして、調整後の希望作業期間を入力画面に再度入力するようにしてもよいし、また、作業内容から作業員の確保に問題がないと判断する場合は、このまま申し込みを行うようにしてもよい。
このように、サーバが申し込み段階で希望作業期間と作業期間が重複する作業を知らせることができるので、申込者に無理なく作業期間の調整を促すことができる。
この発明によれば、作業情報を管理するサーバが、ネットワークを介して申込者側端末から送られてくる入力情報に基づいて、この入力情報に含まれる希望作業期間と作業日程が重複する作業情報に係る表示情報を申込者側端末に送信するものであり、申込者に作業期間が重複した作業情報を申し込み段階で知らせて無理なく作業期間の調整を促すことができる。
以下、この発明の実施の形態について説明を行う。
図1は、この発明の実施の形態である、作業情報提供システム100の構成を示す図である。以下、図1を用いて作業情報提供システム100の構成について説明する。
図1に示すように、作業情報提供システム100は、サーバ10と、このサーバ10とそれぞれネットワーク60を介して接続された、申込者側端末としての要求箇所端末20と、調整箇所端末30と、決定箇所端末40と、情報提供端末50とからなる。また、このネットワーク60は、例えば、社内LAN(Local Area Network)またはインターネットで構成されている。
要求箇所端末20は、例えば、作業を行う工事担当箇所等にあり、電力会社に停電を伴った作業の申し込みを行うために使用される端末である。なお、図1においては、要求箇所端末20は一つのみ示されているが、実際には複数個がネットワーク60に接続されている。
調整箇所端末30は、例えば制御所に設置され、申し込まれた作業によって生じる停電が、電力供給信頼度を下げない程度であるかを計算するため等に用いられる。また、決定箇所端末40は、例えば、制御所、基幹給電制御所、中央給電指令所に設置され、調整箇所端末30から送られてくる計算値に基づいて、作業の申し込み内容を受け付けるか否かを決定するために用いられる。また、情報提供端末50は、例えば、制御所、基幹給電制御所、中央給電指令所、あるいは土木課に設置され、電力需給・河川状況の把握や、故障が発生した箇所などを報告する際に用いられる。
図2は、サーバ10および要求箇所端末20の詳細な構成を示す図である。以下、図2を用いてサーバ10および要求箇所端末20の説明を行う。
サーバ10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、ネットワークI/F(Interface)14aと、入出力I/F(Interface)14bと、記憶部としてのHDD(Hard Disk Drive)15とを有しており、これらはバス19に接続されている。また、入出力I/F14bには、ユーザーインターフェイスとしてのキーボード16と、マウス17と、ディスプレイ18とが接続されている。
CPU11は、サーバ10の全体の動作を制御するものである。RAM12は、CPU11のワーキングエリアとして機能する。ROM13は、CPU11の動作を制御するための、制御プログラムやデータ等を格納している。CPU11は、ROM13に格納されている制御プログラムを必要に応じて読み出し、RAM12に転送して展開する。そして、CPU11は、RAM12に展開された制御プログラムを読み出して実行することで、サーバ10の各部を制御する。
ネットワークI/F14aは、ネットワーク60を介してデータの送受信を行うためのインターフェイスである。また、入出力I/F14bは、データのやり取りの制御方法などを規定する。キーボード16やマウス17によって操作された入力情報は、入出力I/F14bを介してCPU11によって処理される。また、CPU11によって制御される表示情報も、入出力I/F14bを介してディスプレイ18に表示される。ディスプレイ18は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示器によって構成されている。
HDD15は、申し込まれた作業に係る複数の作業情報を記憶している。作業情報とは、停電を伴う作業に関する情報のことであり、HDD15は、各作業の作業場所、作業期間、作業に伴って発電に支障をきたす発電支障期間、作業担当者の名前、所属箇所および連絡先を記憶している。
また、HDD15は、作業場所に係る作業場所情報を記憶している。作業場所情報とは、例えば、作業場所が水力発電所である場合は、過去3年分の河川流入量の実績値、過去3年分の総発電電力量、配電総合、そしてこれらに基づいて算出された、来年度の河川流入量、総発電電力量、配電総合の各予想値を含む。HDD15は記憶部を構成している。
要求箇所端末20は、同じく図2に示すように、CPU21と、RAM22と、ROM23と、ネットワークI/F24aと、入出力I/F24bと、HDD25とを有しており、これらはバス29に接続されている。また、入出力I/F24bには、キーボード26と、マウス27と、ディスプレイ28とが接続されている。各部の構成および動作については、上述したサーバ10の対応する部分と同じであるので、その詳細については説明を省略する。
また、調整箇所端末30、決定箇所端末40、および情報提供端末50の詳細な構成および動作については、サーバ10および要求箇所端末20と同じであるので、説明を省略する。
図3は、要求箇所端末20から申し込みを受けた際の、サーバ10のCPU11の動作を示すフローチャートである。次に、図3を用いて、申込者によって作業の申し込みがされる際のCPU11の動作について説明する。
まず、CPU11は、ステップST1で要求箇所端末20から、ネットワーク60を介して作業場所を入力する入力画面の読み出し要求を受信して、動作をスタートする。CPU11は、ステップST2で、ステップST1で送られてきた読み出し要求に応じて、作業場所を入力する入力画面を表示するための表示情報を、ネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信する。
要求箇所端末のCPU21は、この表示情報をネットワークI/F24aで受信し、バス29、入出力I/F24bを介してディスプレイ28に供給する。ディスプレイ28には、図4に示す表示情報が表示される。
図4は、作業を希望する作業場所(希望作業場所)を入力するための入力画面である。入力画面には、作業場所としての発電所、変電所、送電線、ダムが縦に並んで表示され、申込者が各項目の右側に表示されたボックスから、作業場所を、マウス27を用いて選択するように構成されている。
例えば、申込者は、A発電所を希望する場合、発電所の右側にあるボックスの矢印を選択すると表示される複数の発電所の中から、A発電所をマウス27で選択する。また、キーボード26で発電所名を手入力することも可能である。選択または手入力されたA発電所は、図4に示すように、大きく表示される。この後、申込者は、下部に表示された「確認」と書かれたボタンをマウス27で選択する。
確認ボタンが選択されると、CPU11は、ステップST3で、希望作業場所に関する入力情報を受信したと判断し、ステップST4に進む。なお、この入力情報を受信するまで、CPU11はステップST3の動作を繰り返し、ステップST15で所定時間(例えば10分)が経過したと判断すると、ステップST18で動作を終了する。
ステップST4では、CPU11は、A発電所に係る作業場所情報をHDD15から読み出し、ステップST5で、このA発電所に係る作業場所情報を表示するための表示情報を、ネットワークI/F14a、ネットワーク60を介して、要求箇所端末20に送信する。
要求箇所端末20のCPU21は、送られてきた表示情報をネットワークI/F24aで受信し、バス29、入出力I/F24bを介してディスプレイ28に供給する。図5は、このときディスプレイ28に表示される表示例を示した図である。図5に示すように、ディスプレイ28の画面には、A発電所の、2006年度(来年度)の9月の各予想値が日にちごとに表示されている。ここでは9月の予想値が表示されているが、9月に限らず、申込者がアクセスした日付に合わせた月を初めに表示するようにしている。
また、図5に示すように、上述した「来年予想値」とともに、「過去1年実績値」、「過去2年実績値」、「過去3年実績値」が書かれた3つのボタンが並べて表示されている。例えば、「過去1年実績値」をマウス27で選択すると、前年の9月の実績値が表示される。なお、表示する月を変更する際は、画面の中央に示す、月を選択するための矢印を選択して、表示を希望する月を選択する。
申込者は図5に示す作業場所情報を見て、作業を行うにあたって、最適な期間を判断し、「入力画面に進む」と書かれたボタンをマウス27を用いて選択する。このボタンが選択されると、サーバ10のCPU11は、ステップST6で、入力画面の読み出し要求を受信したと判断し、ステップST7で入力画面の表示情報(第1の表示情報)をネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信する。このとき、CPU11は第1の送信制御部を構成している。
また、逆に、ステップST6で読み出し要求を受信していないと判断し、所定時間が経過していれば(ステップST16)、ステップST18で動作を終了する。所定時間が経過していない場合は、ステップST6およびステップST16の動作を繰り返す。
要求箇所端末20のCPU21は、この表示情報をネットワークI/F24aで受信し、ディスプレイ28に供給する。図6は、このときディスプレイ28に表示される入力画面を示した図である。図6に示すように、希望作業場所であるA発電所が左上に表示されており、その右には、件名、つまり作業内容を入力するための項目がある。その下には、作業期間および発電に支障がでる期間を入力するための項目がある。
発電に支障がでる期間を入力するのは、例えば、A発電所とC発電所とで同じ期間に停電を伴う作業が行われる場合、電力供給信頼度に支障が生じるおそれがあるためである。この項目は調整機関および決定箇所によってチェックされる。逆に、この項目に期間が記入されなければ、発電に支障のない作業であることがわかる。
申込者は、キーボード26を用いて、件名、作業日時、およびA発電所の発電に支障がでる期間の入力を行う。また、その下には、作業が毎日連続して行われるのか、あるいは断続的に行われるものなのかを選択する項目があり、いずれかをマウス27で選択する。下部には、担当者の名前、所属箇所、連絡先を入力する項目があり、申込者は、キーボード26を用いて入力する。
全ての項目の入力が終わると、申込者によって、右下にある「申し込む」と書かれたボタンがマウス27で選択される。CPU21は、ネットワークI/F24a、ネットワーク60を介して、この入力された入力画面(入力情報)をサーバ10に送信する。
サーバ10のCPU11は、ネットワークI/F14aで送られてくる入力情報を受信すると、ステップST8で入力情報を受信したと判断する。このときCPU11は受信制御部を構成している。この後、CPU11はステップST9でHDD15が記憶する作業情報の中に、入力情報に含まれる作業期間と重複する作業があるかを検索する。
逆に、申込者が入力情報を送信しなかった場合等、CPU11がステップST8で入力情報を受信していないと判断し、ステップST17で所定時間が経過したと判断した場合は、ステップST18で一連の動作を終了する。
CPU11は、ステップST9で検索した結果、ステップST10で作業期間が重複する作業情報があると判断した場合は、ステップST11で、その重複する作業情報に係る表示情報(第2の表示情報)を、ネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信する。このときCPU11は第2の送信制御部を構成している。
要求箇所端末20のCPU21は、送られてきたこの表示情報をディスプレイ28に供給し、ディスプレイ28には図7に示す画面が表示される。
図7に示すように、重複する作業があることが表示され、重複する作業の作業期間、発電支障がある期間、担当者の所属箇所、名前および連絡先が表示される。
申込者は、この画面を見て、自分自身が申し込む作業と、この重複する作業とが同じ期間で行われたとしても、作業員の確保に問題はないかを判断する。また、件名および発電支障の欄を見て、A発電所およびB発電所が同時期に停電となることで、電力供給信頼度に影響がないかを総合的に判断する。申し込み者が、問題がないと判断すれば、マウス27を用いて画面の右下に表示される「申し込む」のボタンを選択する。
このように「申し込む」のボタンが選択されると、CPU11は、ステップST12で申込者が申し込みを希望していると判断し、ステップST13に進む。また、ステップST10で、CPU11が、作業期間が重複する作業情報がないと判断した場合も、同じくステップST13に進む。
また、申込者が、図7に示す画面を見て、重複する作業が表示され、期間が重なることで発電に支障がでると判断するか、あるいは作業員の確保が難しいと判断する場合は、図7に示す「作業期間を調整する」と書かれたボタンが選択される。サーバ10のCPU11は、ステップST12で、申込者がこの作業期間での申込を希望していないと判断し、ステップST7に戻り、図6に示す入力画面の表示情報を再度要求箇所端末20に送信し、ステップST7からの動作が繰り返される。
CPU11はステップST13で、申し込みが完了したことを示す表示情報を、ネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信する。要求箇所端末20のCPU21は、送られてくる表示情報をディスプレイ28に表示させる。図8は、このときディスプレイ28に表示される表示例である。
また、図9に示すように、ステップST10で重複する作業がないと判断された場合は、ステップST13で重複する作業情報がないことが併記される。CPU11は、この後、ステップST14でHDD15に申し込み内容を記憶する。
図8または図9に表示される画面おいて、左下に表示される「続けて申し込む」のボタンが申込者によってマウス27で選択されると、CPU11は、ステップST18で続けて申し込みを希望していると判断し、ステップST2からの動作を繰り返す。
また、ステップ18で続けて申し込みを希望していないと判断する場合であって、申込者によって図8および図9の右下に表示される「件名一覧表表示」のボタンが選択された場合は、CPU11はステップST19で申込者が件名の一覧表の表示を希望していると判断し、ステップST21で件名一覧表を作成した後、ステップST22で一覧表の表示情報を、ネットワーク60を介して要求箇所端末20に送信する。
要求箇所端末20のCPU21は、送られてくる表示情報をディスプレイ28に表示させる。図10は、このときディスプレイ28に表示される表示例である。この後、CPU11はステップST23で一連の動作を終了する。
また、ステップST19で件名の一覧表の表示を希望していないと判断し、ステップST20で所定時間が経過した場合も、ステップST23でCPU11は動作を終了する。
以上、図3のフローチャートを用いて説明したような方法によって申し込みが完了すると、図10に示す年度停電作業計画一覧表(停電作業に限らず)が、要求箇所の所属長に確認されて、承認され、図1に示す調整箇所端末30に申し込み内容がEメール等を用いて送信される。
調整箇所にいる人間は、送られてくる申し込み内容を見て、作業を行うことで作業員の人数は確保できるか、A発電所をその期間停電させることに問題はないか等をチェックして、問題がなければ、この申し込み内容がネットワーク60を介して、決定箇所端末40に、送信される。決定箇所にいる人間は、決定箇所端末40に送られた申し込み内容を見て、最終的な決定を下し、申込者に連絡する。
このように、申込者が希望作業場所を入力すると、図5に示す作業場所情報が表示されるので、電話等による聞き取りを行うことなく、申込者は最適な作業期間を容易に把握することができる上、図6に示す入力画面に希望作業場所および希望作業期間を入力することで、図7に示すように、作業期間が重複した作業情報が表示され、申し込み段階に作業期間が重複した作業情報を知ることができるので、作業期間を無理なく調整しなおすことができる。
なお、上述の実施の形態においては、重複する作業情報に係る表示情報には、作業期間、発電支障がある期間、担当者の所属箇所、名前および連絡先が含まれていたが、その作業に必要な作業員数を併せて表示するようにしてもよい。この場合、申込者が申し込む際にも、入力画面に必要な作業員数を入力するための項目が、図6に示す入力画面に設けられる。
このように必要な作業員数を併せて表示することで、作業を重複する作業の作業期間と同じ期間に申し込んだ場合に、作業員の確保ができるのかを大体把握することができる。
この発明は、作業情報を管理するサーバが、ネットワークを介して申込者側端末から送られてくる入力情報に基づいて、この入力情報に含まれる希望作業期間と作業日程が重複する作業情報に係る表示情報を申込者側端末に送信するものであって、発電所等の停電を伴う作業を申し込む際に適用することができる。
作業情報提供システム100の構成を示す図である。 サーバ10および要求箇所端末20の詳細な構成を示した図である。 要求箇所端末20が作業申込を行う際の、サーバ10のCPU11の動作を示すフローチャートである。 作業場所を入力するための入力画面の表示例である。 A発電所の作業場所情報を表示した表示例である。 入力画面を表示した表示例である。 作業期間が重複する作業情報を表示した表示例である。 申し込みが完了したことを表示した表示例である。 作業期間が重複する作業がなく、申し込みが完了したことを表示した表示例である。 年度作業計画一覧表を表示した表示例である。
符号の説明
10・・・サーバ、11,21・・・CPU、12,22・・・RAM、13,23・・・ROM、14a,24a・・・ネットワークI/F、14b,24b・・・入出力I/F、15,25・・・HDD、16,26・・・キーボード、17,27・・・マウス、18,28・・・ディスプレイ、19,29・・・バス、20・・・要求箇所端末、30・・・調整箇所端末、40・・・決定箇所端末、50・・・情報提供端末、100・・・作業情報提供システム

Claims (5)

  1. 作業の申し込みを行うための申込者側端末と、上記申込者側端末にネットワークを介して接続され、少なくとも作業場所、作業期間、作業内容および作業担当者に関する情報を含む作業情報を管理するサーバとで構成され、
    上記サーバは、
    上記作業情報を記憶する記憶部と、
    上記申込者側端末から送られてくる入力画面読み出し要求に応じて、入力画面を表示するための第1の表示情報を送信する第1の送信制御部と、
    上記申込者側端末から送られてくる、希望作業期間を少なくとも含む入力情報を受信する受信制御部と、
    上記受信制御部で受信した上記入力情報に基づいて、上記入力情報に含まれる上記希望作業期間と作業期間が重複する作業情報を上記記憶部から読み出し、上記重複する作業情報に係る第2の表示情報を、上記ネットワークを介して上記申込者側端末に送信する第2の送信制御部とを有する
    ことを特徴とする作業情報提供システム。
  2. 作業の申し込みを行うための申込者側端末にネットワークを介して接続され、少なくとも作業場所、作業期間、作業内容および作業担当者に関する情報を含む作業情報を管理するサーバであって、
    上記サーバは、
    上記作業情報を記憶する記憶部と、
    上記申込者側端末から送られてくる入力画面読み出し要求に応じて、入力画面を表示するための第1の表示情報を送信する第1の送信制御部と、
    上記申込者側端末から送られてくる、希望作業期間を少なくとも含む入力情報を受信する受信制御部と、
    上記受信制御部で受信した上記入力情報に基づいて、上記入力情報に含まれる上記希望作業期間と作業期間が重複する作業情報を上記記憶部から読み出し、上記重複する作業情報に係る第2の表示情報を、上記ネットワークを介して上記申込者側端末に送信する第2の送信制御部とを有する
    ことを特徴とするサーバ。
  3. 上記記憶部は、複数の作業場所に係る作業場所情報をさらに記憶しており、
    上記入力画面読み出し要求には、少なくとも希望作業場所を特定する情報が含まれており、
    上記第1の表示情報は、上記入力画面に、上記希望作業場所に係る作業場所情報を併せて表示するように生成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ。
  4. 上記作業場所は水力発電所であって、上記記憶部には、上記作業場所に係る作業場所情報として水力発電所の発電電力および水系統情報が記憶されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のサーバ。
  5. 申込者側端末にネットワークを介して接続され、少なくとも作業場所、作業期間、作業内容および作業担当者に関する情報を含む作業情報を管理するサーバを用いた作業情報提供方法であって、
    上記申込者側端末から送られてくる入力画面読み出し要求に応じて、入力画面を表示するための第1の表示情報を送信する第1の送信制御ステップと、
    上記申込者側端末から送られてくる、希望作業期間を少なくとも含む入力情報を受信する受信制御ステップと、
    受信した上記入力情報に基づいて、上記入力情報に含まれる上記希望作業期間と作業期間が重複する作業情報を記憶部から読み出す読み出しステップと、
    上記重複する作業情報に係る第2の表示情報を、上記ネットワークを介して上記申込者側端末に送信する第2の送信制御ステップとを有する
    ことを特徴とする作業情報提供方法。
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