JP2007135814A - 薬物イオン投与方法及びピン型イオントフォレーシス装置 - Google Patents
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Abstract
ピアス孔の内側の粘膜から薬液を投与できるようにしたピン型イオントフォレーシス装置を提供する。
【解決手段】ピン型イオントフォレーシス装置10は、耳たぶ20を両側からはさみ込む作用側電極構造体12、非作用側電極構造体14を有して構成され、作用側電極構造体12には、薬物イオンを保持する薬液保持部28と、皮膚に接触する第1イオン選択性膜30とを少なくとも有してなり、作用側電極構造体12の先端の第1イオン選択性膜30は、その中央部が、薬液保持部28と共にピアス孔21に挿入可能な太さの突起部48とされ、この突起部48をピアス孔21に挿入することによって、薬液をピアス孔21の内周面から投与することができる。
【選択図】図2
Description
12、62、72、84、102…作用側電極構造体
14、64、74、86…非作用側電極構造体
16…直流電源
21…ピアス孔
22A…作用電極端子板
22、106…作用側電極
24、108…電解液保持部
26、110…第2イオン選択性膜
28、112…薬液保持部
30、114…第1イオン選択性膜
32、68…ベースシート
34…非作用側ベースシート
34A…非作用側ベース突起
36…非作用側電極
36A…非作用電極端子板
38…第2電解液保持部
40…第3イオン選択性膜
42…第3電解液保持部
44…第4イオン選択性膜
46…電源回路48、66、104…突起部
50、68…絶縁膜
52…非作用側絶縁膜
76…絶縁突起
Claims (10)
- 生体に人工的に孔を形成し、該孔の内周面から、イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与することを特徴とする薬物イオン投与方法。
- 請求項1において、
前記生体は哺乳動物であり、この哺乳動物の耳たぶにピアス孔を形成し、このピアス孔の内周面から、イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与することを特徴とする薬物イオン投与方法。 - イオントフォレーシスにより薬物イオンを投与するために使用される作用側電極構造体及び非作用側電極構造体と、これらの作用電極構造体及び非作用電極構造体に異なる極性で接続される直流電源と、を有し、
前記作用側電極構造体は、前記直流電源における前記薬物イオンと同種の極性に接続された作用側電極、この作用側電極に電気的に接続されると共に前記薬物イオンを保持する薬液保持部、この薬液保持部の前面に配置され、薬物イオンと同種のイオンを選択して通過させる第1イオン選択性膜を少なくとも有してなり、
前記第1イオン選択性膜及び薬液保持部の少なくとも一部は、生体に形成された孔への挿入が可能な太さのピン形状の突起部とされ、この突起部の第1イオン選択性膜から薬液保持部の薬液の投与可能とされたことを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項3において、
前記作用側電極構造体は、一対設けられ、これらは、前記突起部が対向するように配置されたことを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項3において、
前記作用側電極構造体及び前記非作用側電極構造体は、相互に先端が対向して配置され、非作用側電極構造体は、その先端に、前記突起部に対向する部分が非導通部とされたイオン選択性膜を有することを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項5において、
前記非作用側電極構造体は、その先端に、作用側電極構造体における前記突起部と対向する位置に、絶縁体からなり、前記突起部とほぼ同径のピン形状の対向突起部を有することを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項3において、
前記非作用側電極構造体は、
前記直流電源における、前記薬物イオンの帯電イオンと反対の極性に接続された非作用電極と、
この非作用側電極に、電気的に接続されると共に、電解液を保持する電解液保持部と、
この電解液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンの帯電イオンと反対のイオンを選択して通過させる非作用側イオン選択性膜と、を少なくとも有してなり、且つ、
前記非作用側イオン選択性膜及び電解液保持部の少なくとも一方はピアス孔への挿入が可能な太さの非作用側突起部とされ、
前記作用側電極構造体及び非作用側電極構造体は、相互に先端の前記突起部と非作用側突起部とが、これらの突起部の中心軸線に対して直交する方向にずれて、且つ、対向して配置されたことを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項5乃至7のいずれかにおいて、
前記作用側電極構造体及び非作用側電極構造体を、相互の先端が接近する方向に付勢又は締付可能に支持する締付装置を有することを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
前記作用側電極構造体における突起部は、細い棒状の前記作用側電極の外周に、少なくとも前記薬液保持部と、前記第1イオン選択性膜とを、この順で積層して構成されたことを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。 - 請求項3乃至9のいずれかにおいて、
前記作用側電極構造体は、前記作用側電極と、この作用側電極の前面に配置され、電解液を保持する電解液保持部と、
この電解液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンと反対のイオンを選択して通過させる第2イオン選択性膜と、
この第2イオン選択性膜の前面に配置された前記薬液保持部と、
この薬液保持部の前面に配置された前記第1イオン交換膜と、
を有してなり、
前記非作用側電極構造体は、
前記直流電源における、前記薬物イオンと反対の極性に接続された非作用側電極と、
この非作用側電極の前面に配置され、第2電解液を保持する第2電解液保持部と、
この第2電解液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンと同種のイオンを選択して通過させる第3イオン選択性膜と、
この第3イオン選択性膜の前面に配置され、第3電解液を保持する第3電解液保持部と、
この第3電解液保持部の前面に配置され、前記薬物イオンと反対のイオンを選択して通過させる非作用側イオン選択性膜である第4イオン選択性膜と、
を有してなることを特徴とするピン型イオントフォレーシス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005332523A JP2007135814A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 薬物イオン投与方法及びピン型イオントフォレーシス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005332523A JP2007135814A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 薬物イオン投与方法及びピン型イオントフォレーシス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007135814A true JP2007135814A (ja) | 2007-06-07 |
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ID=38199383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005332523A Pending JP2007135814A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 薬物イオン投与方法及びピン型イオントフォレーシス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007135814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2537761C2 (ru) * | 2008-11-21 | 2015-01-10 | Электромедикал Продактс Интернэшнал, Инк. | Ушной клипс с контактом |
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2005
- 2005-11-17 JP JP2005332523A patent/JP2007135814A/ja active Pending
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