JP2007126541A - 潤滑油組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潤滑油基油に、組成物全量基準で、
(A)スルホネート系清浄剤を金属量(MeA)として0.01〜0.3質量%、
(B)サリシレート系清浄剤を金属量(MeB)として0.001〜0.1質量%、及び
(C)ホウ素含有コハク酸イミド系無灰分散剤をホウ素量(BoC)として0.001〜0.1質量%含み、かつ、(MeB)/(MeA)が0.01〜1.5であり、(MeA)/(BoC)が0.1〜20であることを特徴とする潤滑油組成物。
【選択図】なし
Description
例えば、特許文献1には、特定のカルシウムサリシレートとSP系極圧剤、特定のコハク酸イミド及びホウ素含有無灰分散剤を特定量含有する、シャダー防止寿命に優れ、かつ疲労寿命が長いという優れた性能を有する変速機用潤滑油組成物が、特許文献2には、特定の構造を有する有機酸金属塩、摩耗防止剤、及びホウ素含有コハク酸イミドを必須成分として配合した、高い金属間摩擦係数とスリップ制御機構に対するシャダー防止性を両立する無段変速機用潤滑油組成物が、特許文献3には、カルシウムサリシレート、りん系摩耗防止剤、摩擦調整剤、及び分散型粘度指数向上剤を配合した、高い金属間摩擦係数とスリップ制御機構に対するシャダー防止性を両立し、長期にわたって使用可能な無段変速機用潤滑油組成物が、特許文献4には、ジチオカーバメート化合物、及び炭素数8〜30を有する分岐鎖状脂肪酸とアミンの縮合物、更にはアミン系酸化防止剤を配合した、シャダー防止性能に優れ、かつシャダー防止寿命の長い潤滑油組成物が、特許文献5には、カルシウムスルホネート及び亜リン酸エステル類、更に、サルコシン誘導体あるいはカルボン酸とアミンの反応生成物を配合した、スリップロックアップ装置に対してシャダー防止寿命の性能を有し、ベルト式CVT装置に対してスクラッチノイズ防止長寿命の性能を有する自動変速機油組成物が、特許文献6には、特定のアルカリ土類金属スルホネートを特定量含有する、スリップ制御機構付自動変速機用として酸化安定性に優れると共に、シャダー振動防止性能および長期間の使用によってもその性能が持続される長期耐久性を有する自動変速機油組成物が開示されている。また、特許文献7には、カルシウムサリシレートとマグネシウムサリシレート、特定の摩擦調整剤及びホウ酸変性コハク酸イミドを特定量含む、優れたシャダー防止性と一定の伝達トルク容量を有する自動変速機油が開示されている。
(A)スルホネート系清浄剤を金属量(MeA)として0.01〜0.3質量%、
(B)サリシレート系清浄剤を金属量(MeB)として0.001〜0.1質量%、及び
(C)ホウ素含有コハク酸イミド系無灰分散剤をホウ素量(BoC)として0.001〜0.1質量%含み、かつ、(MeB)/(MeA)が0.01〜1.5であり、(MeA)/(BoC)が0.1〜20であることを特徴とする潤滑油組成物にある。
本発明の潤滑油組成物における潤滑油基油としては特に制限はなく、通常の潤滑油に使用される鉱油系基油、合成系基油が使用できる。
なお、上記混合基油には、さらに100℃における動粘度が6mm2/s以上、好ましくは10〜35mm2/s、硫黄含有量が0.05〜1質量%、好ましくは0.1〜0.7質量%、さらに好ましくは0.2〜0.6質量%、NOACK蒸発量が10質量%以下、好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは3質量%以下の基油を少量、例えば5〜30質量%混合しても良い。
スルホネート系清浄剤としては、例えば、分子量100〜1500、好ましくは200〜700のアルキル芳香族化合物をスルホン化することによって得られるアルキル芳香族スルホン酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩が挙げられ、特にマグネシウム塩及び/又はカルシウム塩が好ましく用いられ、アルキル芳香族スルホン酸としては、具体的にはいわゆる石油スルホン酸や合成スルホン酸等が挙げられる。石油スルホン酸としては、一般に鉱油の潤滑油留分のアルキル芳香族化合物をスルホン化したものやホワイトオイル製造時に副生する、いわゆるマホガニー酸等が用いられる。また合成スルホン酸としては、例えば、洗剤の原料となるアルキルベンゼン製造プラントから副生したり、ポリオレフィンをベンゼンにアルキル化することにより得られる、直鎖状や分枝状のアルキル基を有するアルキルベンゼンを原料とし、これをスルホン化したもの、あるいはジノニルナフタレンをスルホン化したもの等が用いられる。またこれらアルキル芳香族化合物をスルホン化する際のスルホン化剤としては特に制限はないが、通常、発煙硫酸や硫酸が用いられる。
本発明でいうスルホネート系清浄剤としては、上記の中性アルカリ土類金属スルホネート、塩基性アルカリ土類金属スルホネート、過塩基性アルカリ土類金属スルホネート及びこれらの混合物等を用いることができる。
なおここでいう塩基価は、JIS K2501「石油製品及び潤滑油−中和価試験方法」の7.に準拠して測定される過塩素酸法による塩基価を意味している。
本発明における(B)成分は、モノアルキルサリチル酸金属塩の構成比が85〜100mol%、ジアルキルサリチル酸金属塩の構成比が0〜15mol%であって、3−アルキルサリチル酸金属塩の構成比が40〜100mol%であるアルキルサリチル酸金属塩、及び/又はその(過)塩基性塩であることがシャダー防止寿命をより向上させることができる点で好ましい。
また、アルキルサリチル酸金属塩における金属としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属等が挙げられ、カルシウム、マグネシウムであることが好ましく、カルシウムであることが特に好ましい。
なお、これらの反応は、通常、溶媒(ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶剤、キシレン等の芳香族炭化水素溶剤、軽質潤滑油基油等)中で行われ、その金属含有量が1.0〜20質量%、好ましくは2.0〜16質量%のものを用いるのが望ましい。
ホウ素含有コハク酸イミド系無灰分散剤としては、好ましくは40〜400、より好ましくは60〜350のアルキル基又はアルケニル基を分子中に少なくとも1個有する、コハク酸イミドを、ホウ酸又はホウ酸塩で変性したものが挙げられる。該コハク酸イミドは、モノタイプでもビスタイプでも良いが、ビスタイプのものが特に好ましい。また、(C)成分はホウ素を含有する限りにおいて、炭素数2〜30のモノカルボン酸(脂肪酸等)や、シュウ酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の炭素数2〜30のポリカルボン酸、リン酸、亜リン酸等のリン含有酸、硫黄含有化合物から選ばれる1種又は2種以上の変性を組合せたものでも良い。
また、本発明の潤滑油組成物における(A)成分と(C)成分の含有量の質量比((MeA)/(BoC))は、0.1〜20であり、好ましくは0.1〜10、より好ましくは0.5〜5、さらに好ましくは1〜3.5、特に好ましくは1.5〜3.2である。
本発明の潤滑油組成物には、これらの中から任意に選ばれた1種類あるいは2種類以上の化合物を任意の量で使用することができるが、通常その含有量は、潤滑油組成物全量基準で0.1〜10質量%、好ましくは1〜6質量%である。
ホウ素を含有しないコハク酸イミド系無灰分散剤の含有量は、通常、窒素量として0.005〜0.4質量%、好ましくは0.01〜0.2質量%、特に好ましくは0.05〜0.08質量%である。
なお、本発明の組成物には、(C)成分、又は(C)成分と(C)成分以外の無灰分散剤を含有する場合のどちらでも良いが、組成物全量基準で、これら無灰分散剤に起因するホウ素含有量と窒素含有量との質量比(B/N比)が0.05〜1.2となるようにこれら(C)成分、又は(C)成分と(C)成分以外の無灰分散剤を含有させることが好ましく、トルク容量をより高くできる点で該B/N比は、好ましくは0.3〜1.2、より好ましくは0.4〜0.8であり、シャダー防止寿命をより向上できる点で該B/N比は、より好ましくは0.1〜0.5、さらに好ましくは0.13〜0.35であり、シャダー防止寿命、トルク容量及び変速特性を高いレベルでバランスよく向上させることができる。
リン系摩耗防止剤としては、分子中にリンを含むものであれば特に制限はないが、例えば、炭素数1〜30の炭化水素基を有するリン酸モノエステル類、リン酸ジエステル類、リン酸トリエステル類、亜リン酸モノエステル類、亜リン酸ジエステル類、亜リン酸トリエステル類、チオリン酸モノエステル類、チオリン酸ジエステル類、チオリン酸トリエステル類、チオ亜リン酸モノエステル類、チオ亜リン酸ジエステル類、チオ亜リン酸トリエステル類、これらのエステル類とアミン類あるいはアルカノールアミン類との塩若しくは亜鉛塩等の金属塩等が使用できる。前記炭素数1〜30の炭化水素基としては、具体的には、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アルキル置換シクロアルキル基、アリール基、アルキル置換アリール基、及びアリールアルキル基を挙げることができ、1種類あるいは2種類以上を任意に配合することができる。
フェネート系清浄剤としては、具体的には、炭素数4〜30、好ましくは炭素数6〜18の直鎖状又は分枝状のアルキル基を少なくとも1個有するアルキルフェノールと硫黄を反応させて得られるアルキルフェノールサルファイド又はこのアルキルフェノールとホルムアルデヒドを反応させて得られるアルキルフェノールのマンニッヒ反応生成物のアルカリ土類金属塩、特にマグネシウム塩及び/又はカルシウム塩等が好ましく用いられる。
これら(A)成分及び(B)成分以外の金属系清浄剤の塩基価は、通常0〜500mgKOH/g、好ましくは20〜450mgKOH/gのものを使用することができる。
本発明の潤滑油組成物において、(A)成分及び(B)成分以外の金属系清浄剤を含有させる場合、その含有量は特に限定されないが、組成物全量基準で通常0.01〜5質量%であり、好ましくは0.05〜1質量%、特に好ましくは0.1〜0.5質量%である。
アミン系摩擦調整剤としては、炭素数6〜30の直鎖状若しくは分枝状、好ましくは直鎖状の脂肪族モノアミン、炭素数6〜30の直鎖状若しくは分枝状、好ましくは直鎖状の脂肪族アルカノールアミン、直鎖状若しくは分枝状、好ましくは直鎖状の脂肪族ポリアミン、又はこれら脂肪族アミンのアルキレンオキシド付加物等の脂肪族アミン系摩擦調整剤等が例示できる。
イミド系摩擦調整剤としては、炭素数6〜30、好ましくは、炭素数8〜18の直鎖状若しくは分枝状、好ましくは分枝状の炭化水素基を1つ又は2つ有するモノ及び/又はビスコハク酸イミド、当該コハク酸イミドにホウ酸やリン酸、炭素数1〜20のカルボン酸あるいは硫黄含有化合物から選ばれる1種又は2種以上を反応させたコハク酸イミド変性化合物等のコハク酸イミド系摩擦調整剤等が例示できる。
アミド系摩擦調整剤としては、炭素数7〜31の直鎖状又は分枝状、好ましくは直鎖状の脂肪酸とアンモニア、脂肪族モノアミン又は脂肪族ポリアミンとのアミド等の脂肪酸アミド系摩擦調製剤等が例示できる。
脂肪酸系摩擦調整剤としては、炭素数7〜31の直鎖状又は分枝状、好ましくは直鎖状の脂肪酸、該脂肪酸と脂肪族1価アルコール又は脂肪族多価アルコールとのエステル等の脂肪酸エステル、該脂肪酸のアルカリ土類金属塩(マグネシウム塩、カルシウム塩等)や亜鉛塩等の脂肪酸金属塩等が挙げられる。
また、上述の摩擦調整剤のうち、脂肪族アミン系摩擦調整剤や脂肪酸系摩擦調整剤、特に脂肪酸金属塩は、初期シャダー防止性を格段に向上させるため特に好ましく用いることができ、本発明においては、これら脂肪族アミン系摩擦調整剤及び/又は脂肪酸系摩擦調整剤を含有することが特に好ましい。なお、脂肪族アミン系摩擦調整剤と脂肪酸系摩擦調整剤を併用する場合、その質量比は特に制限はないが、変速特性に優れる点で、好ましくは1:5〜5:1、より好ましくは1:3〜3:1、特に好ましくは1:2〜2:1である。
具体的には、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール等のアルキルフェノール類、メチレン−4,4−ビスフェノール(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)等のビスフェノール類、フェニル−α−ナフチルアミン等のナフチルアミン類、ジアルキルジフェニルアミン類、(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)脂肪酸(プロピオン酸等)と1価又は多価アルコール、例えば、メタノール、オクタデカノール、1,6ヘキサジオール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール等とのエステル、フェノチアジン類、モリブデンや銅、亜鉛等の有機金属系酸化防止剤及びこれらの混合物等を挙げることができる。
本発明においてはこれらの中から任意に選ばれた1種類あるいは2種類以上の化合物を任意の量で含有させることができるが、通常その含有量は、潤滑油組成物全量基準で0.01〜5.0質量%である。
なお、本発明においてはフェノール系酸化防止剤及び/又はアミン系酸化防止剤を使用することが好ましく、特にシャダー防止性能をより長期に渡り維持しやすい点でフェノール系酸化防止剤及びアミン系酸化防止剤を併用することが好ましい。フェノール系酸化防止剤及びアミン系酸化防止剤を併用する場合の質量比は、好ましくは1:5〜10:1、より好ましくは1:1〜8:1、さらに好ましくは2:1〜6:1である。
これらの粘度指数向上剤の分子量は、せん断安定性を考慮して選定することが必要である。具体的には、粘度指数向上剤の数平均分子量は、例えば、分散型及び非分散型ポリメタクリレートの場合では、5000〜150000、好ましくは5000〜35000のものが、ポリイソブチレン又はその水素化物の場合は800〜5000、好ましくは1000〜4000のものが、エチレン−α−オレフィン共重合体又はその水素化物の場合は800〜150000、好ましくは3000〜12000のものが好ましい。
本発明においては、これらの粘度指数向上剤の中から任意に選ばれた1種類あるいは2種類以上の化合物を任意の量で含有させることができるが、通常その含有量は、潤滑油組成物基準で0.1〜20.0質量%である。
腐食防止剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール系、トリルトリアゾール系、イミダゾール系の化合物等を挙げることができる。
流動点降下剤としては、例えば、使用する潤滑油基油に適合するポリメタクリレート系のポリマー等を挙げることができる。
ゴム膨潤剤としては、芳香族系やエステル系のゴム膨潤剤等が挙げられる。
消泡剤としては、例えば、ジメチルシリコーンやフルオロシリコーン等のシリコーン類を挙げることができる。
また、本発明の潤滑油組成物は、上記以外の変速機油としての性能にも優れており、自動車、建設機械、農業機械等の自動変速機用あるいは手動変速機、ディファレンシャルギヤ用の潤滑油としても好適に用いられる。その他、工業用ギヤ油、二輪車、四輪車等の自動車用、発電用、舶用等のガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスエンジン用の潤滑油、タービン油、圧縮機油等にも好適に使用することができる。
表1の実施例1〜6に示す各潤滑油組成物(100℃動粘度7mm2/sに調製)及び比較のため比較例1〜4に示す各潤滑油組成物を調製し、以下に示す(1)伝達トルク容量、(2)変速特性及び(3)シャダー防止寿命を評価し、その結果を表1に併記した。基油の割合は基油全量基準、各添加剤の添加量は組成物全量基準である。
伝達トルク容量はJASO M348−95「自動変速機油摩擦特性試験方法」に準拠してSAE No.2試験機で実施し、500サイクル経過時の静摩擦試験にて測定される100℃及び140℃におけるμsを測定した。併せて次式により伝達トルクの高温における温度依存性を算出した。
伝達トルクの温度依存性=(T100−T140)/40×104
T100:100℃における伝達トルク容量
T140:140℃における伝達トルク容量
(2)変速特性
変速特性はJASO M348−95「自動変速機油摩擦特性試験方法」に準拠してSAE No.2試験機で実施し、500サイクル経過時の動摩擦試験にて測定されるμoとμdの比μo/μdを測定した。
(3)シャダー防止寿命
JASO M349−98「自動変速機油シャダー防止性能試験方法」に準拠して低速滑り試験を行い、同試験法に規定されている基準油の寿命と実施例及び比較例の寿命との比により、シャダー防止性能の維持性を評価した。寿命が48h以上であればシャダー防止寿命に優れる一般レベルであり、120h以上であれば、その潤滑油組成物はシャダー防止性能の寿命が極めて優れていると判断される。
なお、上記(1)〜(3)の試験に用いた摩擦材はセルロース系の湿式摩擦材を用いた。
Claims (2)
- 潤滑油基油に、組成物全量基準で、
(A)スルホネート系清浄剤を金属量(MeA)として0.01〜0.3質量%、
(B)サリシレート系清浄剤を金属量(MeB)として0.001〜0.1質量%、及び
(C)ホウ素含有コハク酸イミド系無灰分散剤をホウ素量(BoC)として0.001〜0.1質量%含み、かつ、(MeB)/(MeA)が0.01〜1.5であり、(MeA)/(BoC)が0.1〜20であることを特徴とする潤滑油組成物。 - カーボン系材料含有湿式摩擦材を備えた自動変速機及び/又は無段変速機用であることを特徴とする請求項1に記載の潤滑油組成物。
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