JP2007199668A - 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくともレンズの光軸方向の手ぶれ量を検出し、各サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別し、オートフォーカス制御部は、サンプリングしたコントラスト値のうち、採用と判別されたコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出する。あるいは、各サンプリング時点におけるレンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する相対的な距離を補正させ、相対的な距離の補正後のコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出する。
【選択図】図6
Description
オートフォーカス機構は、ユーザがマニュアルで焦点を合わせることなく自動的に焦点が合わせられるため、撮像装置の操作を飛躍的に簡略化することができる。
ところで、従来の撮像装置においては、合焦点位置の検出として、機構が簡単であるため、コントラスト検出法が採用されていた(例えば、特許文献1参照)。
コントラスト検出法は、合焦点位置で得られる画像のコントラスト比は最も高くなっているという原理に基づいてオートフォーカス制御を行うものである。
そこで、本発明の目的は、コントラスト検出法を用いた撮像装置において、手ぶれが生じた場合でも、より正確なコントラストの情報を収集し、正確なオートフォーカス制御が可能な撮像装置、制御方法および制御プログラムを提供することにある。
これと並行して、手ぶれ量検出部は、少なくともレンズの光軸方向の手ぶれ量を検出し、採用判別部は、各サンプリング時点におけるレンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別する。
これにより、オートフォーカス制御部は、サンプリングしたコントラスト値のうち、採用判別部において採用と判別されたコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出することとなる。
また、前記採用判別部は、第nサンプリング時の手ぶれ量(nは2以上の整数)が前記第1基準手ぶれ量を越え、前記第2基準手ぶれ量未満である場合には、手ぶれ量補正後の当該第nサンプリング時のレンズ位置を、手ぶれがないと見なしたときの第(n−1)サンプリング時のレンズ位置、第nサンプリング時のレンズ位置および第(n+1)サンプリング時のレンズ位置と比較し、より近いレンズ位置のコントラスト値として採用するようにしてもよい。
さらに、前記手ぶれ量検出部は、ジャイロセンサ備え、当該ジャイロセンサが出力した角速度検出信号に基づいて前記手ぶれ量を検出するようにしてもよい。
上記構成によれば、手ぶれ量検出部は、少なくともレンズの光軸方向の手ぶれ量を検出し、距離補正部は、各サンプリング時点におけるレンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する相対的な距離を補正する。
これらの結果、オートフォーカス制御部は、レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して、レンズと被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを合焦点位置に駆動するに際し、相対的な距離の補正後のコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出する。
また、前記オートフォーカス制御部は、前記相対的な距離の補正後のコントラスト値を補完してコントラスト曲線を生成し、生成したコントラスト曲線に基づいて前記合焦点位置を算出するようにしてもよい。
さらに、前記手ぶれ量検出部は、ジャイロセンサ備え、当該ジャイロセンサが出力した角速度検出信号に基づいて前記手ぶれ量を検出するようにしてもよい。
また、前記オートフォーカス制御部は、前記補正制御により、前記手ぶれ量に相当するだけ前記レンズの撮像素子に対する相対的な位置をずらすようにしてもよい。
また、シャッタを操作するためのシャッタスイッチを備え、前記オートフォーカス機構は、前記シャッタスイッチの半押し操作がなされたタイミングで前記レンズを合焦点位置に駆動して当該位置で保持し、前記オートフォーカス補正部は、前記シャッタスイッチが全押し操作がなされたタイミングで前記補正制御を行うようにしてもよい。
本実施の形態では、電子機器の一態様としての携帯型ディジタルスチルカメラ(以下、単に「ディジタルスチルカメラ」と言う)に本発明を適用した場合について説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態のディジタルスチルカメラの概要構成ブロック図である。
ディジタルスチルカメラ1は、図1に示すように、制御部10、撮影部20、角速度検出部30、操作部40、リムーバブルメディア50、I/F部51および映像出力端子52を備えている。
撮影部RAM23は、画像データを一時的に格納するものである。
リムーバブルメディア50は撮影時の動画データを格納するものであり、例えばビデオテープ、記録可能な光学ディスク、リムーバブルハードディスクにより構成されている。
このような構成の下、撮影カメラ22から出力されたフレームの画像データはカメラコントロール回路21にて所定の画像処理がなされた後、撮影部RAM23に一時的に格納され、また、制御部10を介してリムーバブルメディア50に動画データとして順次可能される。そして、撮像部RAM23に格納された画像データは表示パネル24に撮影した静止画をライブビュー表示する際に用いられ、また、リムーバブルメディア50に格納された静止画の画像データは撮影後に静止画を表示する際に用いられる。
角速度検出部30は、上記手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出手段として機能するものである。具体的には、角速度検出部30は、図2に示すように、フレーム70の高さ方向(以下、X軸と定義する)の移動と横方向(以下、Y軸と定義する)の移動とのそれぞれの角速度を個別に検出すべく、図1に示したように、X軸ジャイロセンサ31およびY軸ジャイロセンサ32の2つのジャイロセンサ31、32を有し、それぞれのジャイロセンサ31、32が角速度に応じた電圧値の角速度検出信号を制御部10に出力する。
制御部10は、フレーム70のサンプリング周期と同期して各ジャイロセンサ31、32の角速度検出信号を取り込み、X軸およびY軸のそれぞれについて手ぶれ量を算出しフレーム70の画像データと対応付けて、或いは、画像データに付加してリムーバブルメディア50に格納する。
図3は実施形態の処理フローチャートである。
制御部10のCPU11は、操作部40の図示しないシャッタスイッチが半押しされたか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、未だシャッタスイッチが半押しされていない場合には(ステップS11;No)、待機状態となる。
ステップS11の判別において、シャッタスイッチが半押しされた場合には(ステップS11;Yes)、CPU11は、カメラコントロール回路21を制御し、自動露出制御を行わせる(ステップS12)。
さらにCPU11は、カメラコントロール回路21を制御し、自動焦点(オートフォーカス)制御を行わせる(ステップS13)。
まず概要を説明する。
図4は、コントラスト検出法でオートフォーカス制御を行う場合の概要説明図である。
コントラスト検出法によれば、実際にレンズを駆動し、コントラストが最も高い位置を合焦点としている。すなわち、図4のレンズ位置Pが合焦点位置となるので、この位置Pで、レンズを固定しオートフォーカスロック状態とする。
また、図6は、第1実施形態におけるコントラスト検出法でオートフォーカス制御を行う場合の処理フローチャートである。
以下の説明においては、手ぶれがない場合の合焦点位置をレンズ位置P7であるものと仮定し、まず手ぶれがない場合についての動作を説明する。
まずオートフォーカスを検出する場合には、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズの位置をP0(=初期フォーカス位置)とする(ステップS21)。
続いて、CPU11は、角速度検出部30の出力に基づいて手ぶれがあったか否かを判別する(ステップS22)。
図7は、第1実施形態における手ぶれ量によるコントラスト値の採用基準の説明図である。
本第1実施形態では、手ぶれ量の判別に、閾値を手ぶれ量の大きさで第1閾値TH1および第2閾値TH2(TH1<TH2)の2種類設けている。
そして、実際の採用基準としては、手ぶれ量ΔXが第2閾値TH2未満であれば、採用することとしている。
Pc=Px−ΔX
そして、手ぶれ補正後のレンズ位置Pcと、レンズ位置P(x−1)、Px、P(x+1)のいずれが近いかを判別し、最も近いレンズ位置をレンズ位置として採用することとなる。
具体的には、例えば、
|Pc−P(x−1)|<|Pc−Px|<|Pc−P(x+1)|
である場合には、レンズ位置をP(x−1)として、その位置のコントラスト値として採用することとなる。
この場合には、手ぶれがないのであるから(手ぶれ量<TH1)、処理をステップS23に移行し、取得したコントラストサンプリングデータC0を採用する。
この場合には未だ、オートフォーカス制御が完了していないので、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズを光軸AX方向に沿って、矢印A1方向に駆動し、レンズの位置をP1として、同様にコントラストサンプリングデータC1を取得する。
以下、同様にして、CPU11は、ステップS21〜S23、S25の処理を行って、順次コントラストサンプリングデータC2 〜C14を取得することとなる。
まず、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズの位置をP0(=初期フォーカス位置)とする(ステップS21)。
この位置P0で、CPU11は、コントラスト値をサンプリングし、コントラストサンプリングデータC0を取得する(ステップS22)。
続いて、CPU11は、角速度検出部30の出力に基づいて手ぶれがあったか否かを判別する(ステップS22)。
この場合には、手ぶれがないのであるから、処理をステップS23に移行し、取得したコントラストサンプリングデータC0を採用する。
この場合には未だ、オートフォーカス制御が完了していないので、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズを光軸AX方向に沿って、矢印A1方向に駆動し、レンズの位置をP1として、同様にコントラストサンプリングデータC1を取得する。
以下、同様にして、CPU11は、ステップS21〜S23、S25の処理を行って、順次コントラストサンプリングデータC2 〜C6を取得することとなる。
この位置P7で、CPU11は、コントラスト値をサンプリングし、コントラストサンプリングデータC7を取得する(ステップS22)。
続いて、CPU11は、角速度検出部30の出力に基づいてコントラストサンプリングデータC7の取得時に手ぶれがあったか否かを判別する(ステップS22)。
この場合において、得られた手ぶれ量ΔXが第2閾値TH2以上であれば、コントラストサンプリングデータC7は採用せず(ステップS24)、処理をステップS25に移行することとなる。
Pc=P7−ΔX
そして、手ぶれ補正後のレンズ位置Pcと、レンズ位置P6、P7、P8のいずれが近いかを判別し、最も近いレンズ位置をレンズ位置として採用することとなる。
具体的には、例えば、
|Pc−P6|>|Pc−P7|>|Pc−P8|
である場合には、レンズ位置をP8として、その位置P8のコントラスト値C8として採用することとなる。
ステップS14の判別において、未だシャッタスイッチが全押しされていない場合には(ステップS14;No)、待機状態となる。
ステップS14の判別において、シャッタスイッチが全押しされた場合には(ステップS14;Yes)、CPU11は、角速度検出部30からの出力信号に基づいて所定のサンプリング期間における積分角速度を検出する(ステップS15)。
続いてCPU11は、X軸方向積分角速度ΣxおよびY軸方向積分角速度Σyに基づいてディジタルスチルカメラのパニング動作がなされたか否かを判別する(ステップS16)。ここで、パニング動作とは、例えば、画面中央に人物を配置した状態でシャッタスイッチを半押しして、人物に対するオートフォーカスロック状態とし、つづいてディジタルスチルカメラの向きを変えて、画面の側部に人物が配置されるように構図を直す動作をいう。
画像データのリムーバブルメディア50への記録動作と並行して表示パネル24には、撮像した画像が表示されることとなる。
ステップS17の判別において、X軸方向手ぶれ量θxおよびY軸方向手ぶれ量θyの少なくともいずれか一方が許容値を越えている場合には(ステップS17;Yes)、オートフォーカス補正処理に移行する(ステップS18)。
従来の撮像装置においては、シャッタスイッチを半押しにすることで、オートフォーカス機構を動作させ、その状態で合焦点位置を固定するオートフォーカスロック機構が一般的に採用されていた。
このような従来の撮像装置においては、オートフォーカスロック後に手ぶれなどにより撮像装置本体の位置が合焦位置からずれてしまうと、合焦点位置は固定とされているため、結局、焦点の合っていない、いわゆる、ピントのぼけた画像が得られることとなる。
そこで、手ぶれが生じた場合でも、オートフォーカス機能を用いて撮像が行えるとともに、オートフォーカスに要する時間が必要以上に長くならないようにようにオートフォーカス補正処理を行っている。なお、このオートフォーカス補正処理は、実施形態のオートフォーカス制御のみならず、他のオートフォーカス制御を行う場合であっても、適用が可能である。具体的には、レーダーと同様の原理で、対象物(被写体)に赤外線・超音波などを照射し、その反射波が戻るまでの時間や照射角度により距離を検出するアクティブ検出法や、位相差検出法などのパッシブ検出法も適用が可能である。
図8は、オートフォーカス補正処理の原理説明図である。
図8に示すように、手ぶれがない場合の合焦点位置Pおよび手ぶれが生じた場合の合焦点位置P1との差DFと、ディジタルスチルカメラ1のCCDの手ぶれに起因する移動量DXと、の間には、相関関係がある。従って、ディジタルスチルカメラ1の手ぶれに起因する移動量DXが検出できれば、合焦点位置を位置Pから位置P1に補正することができるはずである。
図10は、Y軸方向におけるオートフォーカス補正処理の説明図である。
オートフォーカス補正処理において、CPU11は、算出したX軸方向手ぶれ量θxおよびY軸方向手ぶれ量θyに基づいてオートフォーカス補正量ΔLを算出する。
具体的には、まず、図9に示すように、Y軸方向手ぶれ量θyに基づいてY軸方向のオートフォーカス補正量ΔLyを次式により算出する。
ΔLy=L−L/cosθy
この結果、Y軸方向についてのみ手ぶれ量を補正した見かけ上の被写体OB1までの距離L1は次式の通りとなる。
L1=L+ΔLy
ΔLx=L1−L1/cosθx
これらの結果に基づいて、CPU11は、オートフォーカス補正量ΔLを算出する。
ΔL=ΔLx+ΔLy
そして、CPU11は、カメラコントロール回路21を制御し、オートフォーカス補正量ΔLに基づいて、オートフォーカス補正処理を行わせ、ステップS13で求めた合焦点位置からオートフォーカス補正量ΔLだけずらした位置を新たな合焦点位置とする。
そして、補正後の新たな合焦点位置に基づいて画像データを撮影部RAM23に一時的に取り込むとともに、制御部10の制御下でリムーバブルメディア50に記録することとなる。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、コントラスト検出法を用いた撮像装置において、手ぶれが生じた場合でも、手ぶれを考慮したコントラスト値を得ることができ、より正確なコントラストの情報を収集し、正確なオートフォーカス制御を行うことができる。
[2]第2実施形態
以上の第1実施形態は、オートフォーカス制御において、サンプリング時点におけるレンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別し、サンプリングしたコントラスト値のうち、採用と判別されたコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出する場合の実施形態であったが、本第2実施形態は、オートフォーカス制御において、サンプリング時点におけるレンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する相対的な距離を補正し、補正後のコントラスト値に基づいて合焦点位置を算出する場合の実施形態である。
本第2実施形態において、装置構成および基本的な処理の流れは、第1実施形態の図1ないし図5において説明したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
図11は、コントラスト検出法で第2実施形態のオートフォーカス制御を行う場合の処理フローチャートである。
以下の説明においては、手ぶれがない場合の合焦点位置をレンズ位置P7であるものと仮定して説明する。
まずオートフォーカスを検出する場合には、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズの位置をP0(=初期フォーカス位置)とする(ステップS31)。
続いて、CPU11は、角速度検出部30の出力に基づいて手ぶれがあったか否かを判別する(ステップS33)。具体的には、手ぶれが所定の基準手ぶれ量以下である場合には、手ぶれがなかったものと判別している。
ステップS33の判別において、手ぶれがなかった場合には、得られたコントラスト値を採用し(ステップS35)、処理をステップS36に移行する。
ステップS33の判別において、手ぶれがあった場合には、レンズと被写体との間の相対的な距離(いわゆる焦点距離に相当)を補正する(ステップS34)。
手ぶれがなく、かつ、サンプリングタイミングTS0におけるレンズと被写体との間の相対的な距離FL=FL0であったとすると、得られるコントラスト値は、コントラスト値C50となる。
これに対し、サンプリングタイミングTS0における手ぶれ量が被写体に近づく側にΔX0であったとすると、実際のレンズと被写体との間の相対的な距離FL=FL10となる。
この結果、得られるコントラスト値=C52となる。
同様にサンプリングタイミングTS1における手ぶれ量が被写体に近づく側にΔX1であったとすると、実際のレンズと被写体との間の相対的な距離FL=FL11=FL0となる。
従って、手ぶれを補正しないで、合焦点位置を求めた場合には、レンズの位置がレンズと被写体との間の相対的な距離FL=FL1の位置であると誤認識されることとなる。
そこで、本実施形態においては、手ぶれがあった場合には、手ぶれがなかった場合のレンズと被写体との間の相対的な距離FLを手ぶれ量(上述の例の場合、ΔX0およびΔX1)により補正し、得られた距離を実際のレンズと被写体との間の相対的な距離FL(上述の例の場合、FL10およびFL11)と見なして、当該位置におけるコントラスト値(=コントラストサンプリングデータ)として採用することとなる(ステップS35)。
この場合には未だ、オートフォーカス制御が完了していないので、CPU11はカメラコントロール回路21を制御し、撮影カメラ22を構成するレンズを光軸AX方向に沿って、矢印A1方向に駆動し、レンズの位置をP1として、同様にコントラストサンプリングデータC1を取得する。
以下、同様にして、CPU11は、ステップS31〜S35の処理を行って、順次コントラストサンプリングデータを取得することとなる。
なお、レンズと被写体との間の相対的な距離FLを補正しないで、得られたコントラストサンプリングデータに基づいて、コントラストサンプリングデータ間の値を補完してコントラスト曲線を得た場合には、図7に、一点鎖線に示すように、最もコントラスト値が高いレンズ位置(距離FL1に相当)は、実際の合焦点位置(距離FL0に相当)とはずれることとなり、いわゆるぼけた画像を撮像することとなる。
ステップS14の判別において、未だシャッタスイッチが全押しされていない場合には(ステップS14;No)、待機状態となる。
ステップS14の判別において、シャッタスイッチが全押しされた場合には(ステップS14;Yes)、CPU11は、角速度検出部30からの出力信号に基づいて所定のサンプリング期間における積分角速度を検出する(ステップS15)。
続いてCPU11は、X軸方向積分角速度ΣxおよびY軸方向積分角速度Σyに基づいてディジタルスチルカメラのパニング動作がなされたか否かを判別する(ステップS16)。ここで、パニング動作とは、例えば、画面中央に人物を配置した状態でシャッタスイッチを半押しして、人物に対するオートフォーカスロック状態とし、つづいてディジタルスチルカメラの向きを変えて、画面の側部に人物が配置されるように構図を直す動作をいう。
画像データのリムーバブルメディア50への記録動作と並行して表示パネル24には、撮像した画像が表示されることとなる。
ステップS17の判別において、X軸方向手ぶれ量θxおよびY軸方向手ぶれ量θyの少なくともいずれか一方が許容値を越えている場合には(ステップS17;Yes)、オートフォーカス補正処理に移行する(ステップS18)。このオートフォーカス補正処理については、第1実施形態と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
以上の説明ではディジタルスチルカメラについて説明したが、携帯電話に設けられたカメラや、PDA一体型カメラや、一眼レフカメラなど他の静止画を撮像可能な電子光学機器に適用が可能である。
以上の説明では、角速度に基づいてぶれ量を検出する構成を例示したが、これに限らず、加速度センサを用いてぶれ量を検出する構成としても良い。
Claims (16)
- レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス制御部と、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出部と、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別する採用判別部と、を備え、
前記オートフォーカス制御部は、サンプリングした前記コントラスト値のうち、前記採用判別部において採用と判別されたコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1記載の撮像装置において、
前記採用判別部は、前記サンプリング時の手ぶれ量が所定の第1基準手ぶれ量以下であればサンプリングしたコントラスト値を採用と判別するとともに、前記第1基準手ぶれ量より手ぶれ量が多い、所定の第2基準手ぶれ量以上であればサンプリングしたコントラスト値を不採用と判別することを特徴とする撮像装置。 - 請求項2記載の撮像装置において、
前記採用判別部は、第nサンプリング時の手ぶれ量(nは2以上の整数)が前記第1基準手ぶれ量を越え、前記第2基準手ぶれ量未満である場合には、手ぶれ量補正後の当該第nサンプリング時のレンズ位置を、手ぶれがないと見なしたときの第(n−1)サンプリング時のレンズ位置、第nサンプリング時のレンズ位置および第(n+1)サンプリング時のレンズ位置と比較し、より近いレンズ位置のコントラスト値として採用することを特徴とする撮像装置。 - レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して、前記レンズと被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス制御部と、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出部と、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する前記相対的な距離を補正する距離補正部と、を備え、
前記オートフォーカス制御部は、前記相対的な距離の補正後のコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項4記載の撮像装置において、
前記距離補正部は、前記サンプリング時の手ぶれ量が所定の基準手ぶれ量より多い場合に前記相対的な距離の補正を行うことを特徴とする撮像装置。 - 請求項5記載の撮像装置において、
前記オートフォーカス制御部は、前記相対的な距離の補正後のコントラスト値を補完してコントラスト曲線を生成し、生成したコントラスト曲線に基づいて前記合焦点位置を算出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の撮像装置において、
前記手ぶれ量検出部は、ジャイロセンサ備え、当該ジャイロセンサが出力した角速度検出信号に基づいて前記手ぶれ量を検出することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の撮像装置において、
前記オートフォーカス制御部は、前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に基づいて前記合焦点位置を補正し、当該補正後の合焦点位置に前記レンズを駆動させるべく補正制御を行うオートフォーカス補正部を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項8記載の撮像装置において、
前記オートフォーカス制御部は、前記補正制御により、前記手ぶれ量に相当するだけ前記レンズの撮像素子に対する相対的な位置をずらすことを特徴とする撮像装置。 - 請求項8または請求項9記載の撮像装置において、
シャッタを操作するためのシャッタスイッチを備え、
前記オートフォーカス制御部は、前記シャッタスイッチの半押し操作がなされたタイミングで前記レンズを合焦点位置に駆動して当該位置で保持し、
前記オートフォーカス補正部は、前記シャッタスイッチが全押し操作がなされたタイミングで前記補正制御を行うことを特徴とする撮像装置。 - レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス機構を備えた撮像装置の制御方法において、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出過程と、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別する採用判別過程と、
サンプリングした前記コントラスト値のうち、前記採用判別過程において採用と判別されたコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出する合焦点位置算出過程と、
を備えたことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス機構を備えた撮像装置の制御方法において、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出する手ぶれ量検出過程と、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する前記相対的な距離を補正する距離補正過程と、
前記相対的な距離の補正後のコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出する合焦点位置算出過程と、
を備えたことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 請求項11または請求項12記載の撮像装置の制御方法において、
合焦点位置算出過程は、前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に基づいて前記合焦点位置を補正し、当該補正後の合焦点位置を新たな合焦点位置として前記オートフォーカス機構に前記レンズを駆動させるオートフォーカス補正過程を備えたことを特徴とする撮像装置の制御方法。 - レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス機構を備えた撮像装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出させ、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値の採用/不採用を判別させ、
サンプリングした前記コントラスト値のうち、採用と判別されたコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出させる、
ことを特徴とする制御プログラム。 - レンズを光軸方向に駆動しつつ、被写体の画像のコントラストを検出して被写体との間の相対的な距離の関数としてのコントラスト値をサンプリングし、前記コントラスト値に基づいて、合焦点位置を算出し、レンズを前記合焦点位置に駆動するオートフォーカス機構を備えた撮像装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
少なくとも前記レンズの光軸方向の手ぶれ量を検出させ、
各前記サンプリング時点における前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に応じて、当該サンプリングしたコントラスト値に対応する前記相対的な距離を補正させ、
前記相対的な距離の補正後のコントラスト値に基づいて前記合焦点位置を算出させる、
ことを特徴とする制御プログラム。 - 請求項14または請求項15記載の制御プログラムにおいて、
前記レンズの光軸方向の手ぶれ量に基づいて前記合焦点位置を補正させ、当該補正後の合焦点位置を新たな合焦点位置として前記オートフォーカス機構に前記レンズを駆動させる、
ことを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (2)
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