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JP2007173963A - 通信機能を有する撮影装置 - Google Patents

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JP2007173963A JP2005365210A JP2005365210A JP2007173963A JP 2007173963 A JP2007173963 A JP 2007173963A JP 2005365210 A JP2005365210 A JP 2005365210A JP 2005365210 A JP2005365210 A JP 2005365210A JP 2007173963 A JP2007173963 A JP 2007173963A
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Abstract

【課題】バラエティに富んだ再生表示が可能な動画データを作成する為の動画データを、ユーザーの撮影スキルの如何に関わらず容易に取得することができる通信機能を有する撮影装置を提供すること。
【解決手段】他の撮影装置と無線通信を行う為の無線通信手段15bと、動画データを再生表示する表示手段18と、を具備し、上記無線通信手段15bは、当該撮影装置の撮影手段の動作状態を指示する第二の指示信号、及び上記他の撮影装置の撮影手段の動作状態を通知する第二の通知信号を受信し、且つ当該撮影装置の撮影手段の動作状態を通知する第一の通知信号、及び上記他の撮影装置の撮影手段の動作状態を指示する第一の指示信号を送信し、上記表示手段18は、上記無線通信手段での、当該撮影装置の撮影手段の動作状態を指示する第二の指示信号の受信時に、該第二の指示信号に従った指示表示を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信機能を有する撮影装置に関し、特に動画撮影機能を有する通信機能を有する撮影装置に関する。
近年、高速にて画像を取得できる撮像素子、高速処理の画像処理回路、増大するメモリ容量等により、デジタルカメラの多機能化が進んでいる。このような流れの中で、動画撮影機能を搭載したデジタルカメラが、現在多く市場に出回っている。
ところで、デジタルカメラによる動画撮影に関連する技術として、特許文献1に、無線通信技術を利用することで、デジタルカメラにおける動画転送時の操作上の煩わしさを解消することができる無線通信システム及び無線通信方法が開示されている。
すなわち、特許文献1に開示された技術では、撮像操作に伴って、撮像装置の記憶手段に複数の画像データが記憶されると、この複数記憶された画像データを電子機器へ一斉送信する。そして、上記電子機器側で、上記撮像機器より一斉送信された複数の画像データに基づいて動画データを作成する。このような方法により、ユーザーが単に撮影操作のみ行えば、上記電子機器側で自動的に動画データが作成されるので、撮影時に動画ファイルを外部機器へ転送させたい場合の操作性は改善する。
特開2003−250119号公報
しかしながら、現在多く市場に出回っている動画撮影機能を有するデジタルカメラにおいて望まれているのは、上記のような操作性の向上よりも、実際の動画撮影で取得する動画データのクオリティの向上である。すなわち、動画撮影機能を有するデジタルカメラにおいて現在望まれているのは、一般のユーザーが、飽きの来ることのない鑑賞を楽しむことができる動画データを撮影して取得できるようにする技術である。なお、上記特許文献1に開示された技術では、この点が全く考慮されていない。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたものであり、バラエティに富んだ再生表示が可能な動画データをユーザーの撮影スキルの如何に関わらず容易に取得することができる通信機能を有する撮影装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による通信機能を有する撮影装置は、撮影動作を実行する撮影手段と、他の撮影装置に対して動作を指示する第一の指示信号を形成する信号形成手段と、上記信号形成手段で形成された第一の指示信号及び第一の通知信号を上記他の撮影装置へ送信し、上記他の撮影装置より上記撮影手段への動作を指示する第二の指示信号を受信して当該撮影装置と他の撮影装置との間で連携した撮影動作を行う無線通信手段と、少なくとも上記第二の指示信号に従った指示表示を行う表示手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザーは指示表示に従った撮影を行うことでバラエティに富んだ再生表示が可能な動画データを作成するのに使用可能な動画データを容易に取得でき、よってユーザーの撮影スキルの如何に関わらずバラエティに富んだ再生表示が可能な動画データを容易に取得することができる通信機能を有する撮影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る通信機能を有する撮影装置を説明する。なお、本実施形態においては、通信機能を有する撮影装置の一例としてカメラを例に以下説明する。図1は本実施形態に係るカメラのシステム構成の概念を示すブロック図である。
まず、参照符号2が付されているのは、マイクロコントローラ等から成る制御手段であるMPU(Micro Processing Unit)である。また、上記MPU2には、スイッチ2a,2b,2cが設けられている。そして、上記MPU2は、上記スイッチ2a,2b,2cの状態を検出することで、該検出の結果に基づき、後述するフローチャートの動作制御プログラム(ROM(Read Only Memory)4に格納)に従って、各構成部材を制御する。
なお、上記スイッチ2a,2b,2cは、例えば当該カメラのレリーズ操作、撮影モードや再生モード等のモード切り換え、その他の各種操作等に用いられる操作部材である。
ところで、撮影時には、撮影レンズ6を介して当該カメラに入射した被写体8の像は、例えばCCDやCMOSセンサ等からなる撮像素子10aにより電気信号に変換される。そして、この電気信号は、AFE(Analogue Front End)回路10にて読み出され、A/D変換等が施されてデジタル画像信号である画像データとなり、信号処理回路12に入力される。その後、上記画像データは、上記信号処理回路12において、色補正及び信号圧縮処理等の所定の処理が施された後、メモリ14に記録される。なお、上記信号処理回路12内には、画像処理時における補正のかけ方の変更等や特定の信号の付加等を行う為の処理補助ブロック12aが設けられている。
なお、上記のように撮影して取得した画像データは、プリント信号出力手段15aや、無線通信手段15bにて、当該カメラ外部へ送信することができる。なお、この無線通信手段15bは、本実施形態に係るカメラと同様又は類似のシステム構成(上記無線通信手段15bを含むシステム構成)を有するカメラ等との無線通信を可能にする部材である。したがって、例えば上記無線通信手段15bにより画像データ等の送受信が可能となる。
なお、本実施形態に係るカメラでは、マイク10bが更に設けられており、このマイク10bにより取得された音声信号である音声データも、上記画像データと同様に上記信号処理回路12にて信号圧縮処理等が行われ、メモリ14に記録される。
なお、上記画像データ及び上記音声データの処理時または記録時等においては、種々の演算を行うために、RAM(Random Access Memory)16に適宜データが格納される。
そして、画像データ等を表示させる手段として、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示手段18が設けられている。すなわち、上記のように撮影して取得した画像データを、上記表示手段18に逐次再生表示させることが出来る。つまり、ユーザーは、上記表示手段18を参照して上記被写体8の変化状態を確認しながら撮影を行うことが出来る。また、上記音声データの音声再生を行う為のスピーカ18aも設けられている。
すなわち、上記画像データの再生表示の際には、上記メモリ14内に圧縮して記録された上記画像データは、上記信号処理回路12に読み出され、更に伸張処理等が施された後、上記表示手段18に再生表示される。また、上記音声データの音声再生の際には、上記メモリ14内に記録された上記音声データは、上記信号処理回路12に読み出された後、スピーカ18aにより出力され音声再生される。
さらに、本実施形態に係るカメラには、日時を示す日時情報を取得する機能及び時間計測のタイマ機能を有する時計手段20が設けられている。この時計手段20に取得された日時情報は、例えば撮影により取得した画像データと対応付けされて、上記メモリ14に記録される。また、上記タイマ機能によれば、例えば撮影動作における露出の時間、動画の撮影時間、及び所定のタイミングの間隔等を計時することができる。
また、当該カメラの位置を示す位置情報を検出する為に、例えばGPS(Global Positioning System)等からなる位置検出手段22が設けられている。この位置検出手段22により、画像データ等の撮影位置を示す位置情報を取得することができる。また、上記画像データと上記位置情報とを対応付けして、上記メモリ14に記録することができる。
以上、説明の便宜の為に、静止画像の画像データの取得及び処理等を想定して本実施形態に係るカメラのシステム構成を説明したが、動画データも上述の構成により通常行われている手法を用いて取得できるのは勿論である。なお、動画データと音声データとは通常一体のデータとして扱われており、本実施形態においても、動画データに関する各種処理においては、該動画データに対応する音声データも適宜同様に処理されるものとする。
以下、図2乃至図5を参照して、図1に示すシステム構成である本実施形態に係るカメラを利用した撮影の一例を説明する。なお、図2は本実施形態に係るカメラを用いたカメラシステムの一例を示す図であり、図3及び図4はマルチアングル撮影時における本実施形態に係るカメラの表示手段18に表示される表示画面の一例を時系列的に示した図である。そして、図5は、図2乃至図4に示すマルチアングル撮影時におけるカメラの動作制御のタイムチャートを示す図である。
ここでは、マルチアングル撮影を行う場面として、例えば図2に示すように運動会における徒競走の場面を想定する。なお、同図に示すように、スタート地点及びゴール地点に、それぞれ一台づつ本実施形態に係るカメラ(第1カメラ30a、第2カメラ30b)を配置する。すなわち、例えば第1カメラ30aは、スタート地点を含む第1カメラ30aによる撮影に適した範囲(以降、撮影適正範囲と称する)の撮影を担当する。一方、第2カメラ30bは、上記第1カメラ30aから撮影を引き継いだ地点から、ゴール地点までの撮影を担当する。このようなカメラ配置及び撮影範囲の割り振りと、以下に記す撮影方法とにより、常に最適なカメラアングルによる撮影が可能となる。
まず、上記第1カメラ30aが、図3(a)に示すようなスタート地点における徒競走のスタート(時刻t=t)から撮影を始める。その後、上記第1カメラ30aは、当該徒競走序盤(図3(b))を撮影し、被写体が上記撮影適正範囲内から外へ出る境界付近へ来た時(図3(c))、上記第2カメラ30bに対して、撮影をするよう撮影起動依頼の信号(詳しくは後述)を送信する(時刻t=t)。
ここで、図3(c)に示すように上記第1カメラ30aによる撮影起動依頼の信号を上記第2カメラ30bが受信すると(時刻t=t)、上記第2カメラ30bは、上記第2カメラ30bの表示手段18に、図4(a)に示すような表示が為され、該表示を確認した上記第2カメラ30bのユーザーが撮影動作を開始する。
その後、上記第1カメラ30aのユーザーが上記第2カメラ30bの撮影動作の開始を確認できるよう、上記第2カメラ30bが、上記第1カメラ30aに対して、撮影動作を開始したことを示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を送信する(時刻t=t)。
そして、上記撮影動作を開始したことを示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を受信した上記第1カメラ30aは、図3(d)に示すように、上記第1カメラ30aにおける表示手段18に、上記第2カメラ30bが撮影動作を開始したことを示すセンテンス及び画像データ(動画データ)を表示する(時刻t=t)。
このようにして、上記第1カメラ30aのユーザーは、上記第2カメラ30bにより撮影が引き継がれたか否かを確認することが出来る。なお、この確認後には、上記第1カメラ30aのユーザーは、勿論撮影を止めても良いし、続行してもよい。なお、上記時刻t以降は、図4(b)に示す当該徒競走のゴールシーン(時刻t=t)まで、上記第2カメラ30bが撮影を担当する。
以上説明したような上記第1カメラ30a及び上記第2カメラ30bの撮影タイムチャートは、図5に示すようになる。すなわち、上記第1カメラ30aに適した撮影範囲に撮影対象が居る間(上記時刻t=tから上記時刻t=tまで)は、上記第1カメラ30aが撮影を担当して、上記第2カメラ30bに適した撮影範囲に撮影対象が居る間(上記時刻t=tから上記時刻t=tまで)は、上記第2カメラ30bが撮影を担当する。
そして、上記第1カメラ30aの撮影による動画データと、上記第2カメラ30bの撮影による動画データとを合成させる(詳細の説明は後述)ことで、当該徒競走を切れ目なく、且つ常にベストアングルで捉えた動画データを作成することが出来る。
以下、本実施形態に係るカメラにおける動作制御を、図6A乃至図6Cに示すフローチャートを参照して説明する。なお、同フローチャートは、図1におけるMPU2による動作制御のフローチャートである。また、同フローチャートは、本実施形態に係るカメラのメインフローチャートであり、ユーザーにより不図示のPOWER SW(電源)がONされると自動的に起動される動作制御のフローチャートである。
なお、ここでは本実施形態に係るカメラに特有のマルチアングル撮影に焦点を当てるために、後述する“撮影モード”はマルチアングル撮影による動画撮影を行う撮影モードとし、通常の動画撮影及び静止画撮影を行う撮影モードについては図示及び説明を省略する。しかしながら、本実施形態に係るカメラによれば、従来より行われている通常の動画撮影及び静止画撮影を行うことができるのは勿論である。また、ここでは、本実施形態に係るカメラを二台使用するカメラシステムを想定して説明するが、二台のカメラの動作制御を示すフローチャートは同一である。
まず、ユーザーが上記スイッチ2a乃至2cを操作して、当該カメラを撮影モード及び再生/編集モードのうち何れかのモードに設定し、該設定を上記MPU2が判断する(ステップS1)。このステップS1にて、撮影モードであると判断した場合は、ユーザーによる上記スイッチ2a乃至2cの操作でレリーズ操作が行われたか否かを判断する(ステップS2)。
上記ステップS2において、レリーズ操作が行われていないと判断した場合には、他方のカメラから、上記無線通信手段15bを介して、上述した撮影起動依頼の信号を受信しているか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3において、上記撮影起動依頼の信号を受信したと判断した場合には、その旨を示す表示(例えば図4(a)に示す表示)を、表示手段18に表示させる(ステップS4)。このとき、図4(a)に示す表示画面中における右部に示されている表示画像のように、上記撮影起動依頼の信号送信時(またはその直前)に、他方のカメラで取得された画像データ(または動画データ)も、他方のカメラが当該カメラに送信することで、当該カメラの表示手段18に表示させることが出来る。
なお、上記ステップS4における撮影起動依頼の表示は、他方のカメラにおいて、後述するステップS12の処理が行われた場合に該処理に対応して行う表示である(図3(c)参照)。その後、上記ステップS2へ戻り、ユーザーによりレリーズ操作が行われると、後述するステップS5へ進む。一方、上記ステップS3において上記撮影起動依頼の信号を受信していないと判断した場合は、上記ステップS2へ戻る。
ところで、上記ステップS2において、ユーザーによりレリーズ操作が行われたと判断した場合、撮影のステップを開始する。すなわち、ピント及び露出の調整を行い(ステップS5)、通常行われている所定の撮影動作(詳細は省略する)を開始させる(ステップS6)。そして、この撮影により最初に取得した画像データ等を他方のカメラに送信する(ステップS7)。このステップS7は、他方のカメラから送信された撮影起動依頼(他方のカメラにおける、後述するステップS11に対応)を受信(図4(a)参照)後、当該カメラの撮影を開始した場合に行う処理のステップであるが、任意のステップであるので省略してもよい。つづいて、ピント及び露出の調整を行う(ステップS8)。
以下説明するステップS9及びステップS17も、他方のカメラから送信された撮影起動依頼(他方のカメラにおける、後述するステップS11に対応)を受信(図4(a)参照)後、当該カメラの撮影を開始した場合に行う処理のステップである。
上記ステップS8における処理の後、当該カメラのユーザーは、上記表示手段18を参照して、撮影が適正なフレーミングにて行われているか否かを判定する(ステップS9)。このステップS9において、当該カメラのユーザーが、適正なフレーミングにて撮影が行われていると判定した場合は、他方のカメラに対して、その旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を送信する操作を行う(ステップS17)。このとき、他方のカメラにおける表示手段18には、例えば図3(d)に示すような表示が為される。なお、上記ステップS9にて当該カメラのユーザーが、適正なフレーミングにて撮影が行われていると判定するまで次の処理には進まない。
言い換えれば、上記ステップS9における処理は、上記ステップS3において他方のカメラから送信された撮影起動依頼の信号を受信した後に、当該カメラのユーザーがレリーズ操作を行った場合、他方のカメラに対して、当該カメラが撮影動作を適切に起動した旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を送信する処理であると言える。
なお、上記ステップS3において他方のカメラから送信された撮影起動依頼の信号を受信した後にユーザーがレリーズ操作を行った場合でない場合には、上記ステップS9及び上記ステップS17の処理を省略して、上記ステップS8から直接後述するステップS10へ進むような制御を行う。
上記ステップS8または上記ステップS17を経た後、ユーザーによる上記スイッチ2a乃至2cの操作にて、撮影動作を終了させる操作が行われたか否かを判断する(ステップS10)。このステップS10において、撮影動作を終了させる操作が行われたと判断した場合には、撮影動作を終了させる(ステップS18)。このステップS18の後、ユーザーにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS19)。このステップS19で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合は、当該カメラをシャットダウンする。一方、上記ステップS19で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合は、上記ステップS1へ戻る。
ところで、上記ステップS10において撮影動作を終了させる操作が行われていないと判断した場合には、他方のカメラに、上述した撮影起動依頼を送信する旨の操作が、ユーザーによる上記スイッチ2a乃至2cの操作で行われたか否かを判断する(ステップS11)。このステップS11において、他方のカメラに、撮影起動依頼を送信する旨の操作が為されたと判断した場合には、上述した撮影起動依頼を、他方のカメラに送信する(ステップS12)。このとき、上記撮影起動依頼の送信と共に、当該送信時またはその直前に取得した画像データを送信しても勿論よい。
なお、上記ステップS11において、ユーザーが撮影起動依頼を送信する旨の操作を行うのは、例えば図3乃至図5に示す例における時刻t=tのような場合、すなわち他方のカメラに撮影を引き継いだほうが適切な撮影が出来るとユーザーが判断した場合である。したがって、上記ステップS12における処理時においては、当該カメラにおける表示手段18には、図3(c)に示す画面が表示される(時刻t=t)。また、この時、他方のカメラにおける表示手段18には、図4(a)に示す画面が表示される(他方のカメラにおける上記ステップS4)。
その後、図3(d)を参照して説明したように、起動依頼信号を受信し、撮影動作の起動を行った他方のカメラから、撮影動作を起動した旨を示す画像データ(または動画データ)が自動的に送信されてくる(他方のカメラにおける上記ステップS7)。ここで、上記ステップS11または上記ステップS12を経た後、撮影動作を起動した旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を受信したか否かを判断する(ステップS13)。なお、上記ステップS11をNOに分岐して上記ステップS13へ進んだ場合、上記ステップS13においては当然NOに分岐することになる。
上記ステップS13において、撮影動作を起動した旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を受信していないと判断した場合は、上記ステップS8へ戻る。一方、上記ステップS13において、撮影動作を起動した旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を受信したと判断した場合には、撮影動作を起動した旨を示すセンテンス及び画像データ(または動画データ)を、表示手段18に表示させる(ステップS14)。なお、この時(時刻t=t)の表示は、例えば図3(d)に示すような表示となる。
当該カメラのユーザーは、上記ステップS14における表示を参照して、他方のカメラにより撮影が適正に為されているか否かを確認して、該確認結果を上記スイッチ2a乃至2cを操作して入力する。そして、この入力を上記MPU2が判断する(ステップS15)。
上記ステップS15において、確認結果が適正でないと判断した場合には、上記ステップS8へ戻る。一方、上記ステップS15において、適正であると判断した場合には、当該動画データ(図3乃至図5に示す例における時刻t=t〜時刻t=tの間に取得した動画データ)に対して、代替となる動画データを他方のカメラが取得しているという情報を付加する(ステップS16)。その後、上記ステップS8へ戻る。
なお、上記代替となる動画データの活用方法については、詳しくは後述する。上記ステップS8へ戻った後に、再び上記ステップS10へ進んだとき、撮影終了操作が、ユーザーのスイッチ2a乃至2cの操作により為されたと判断すると、当該カメラにおける動画撮影を終了させる。上記ステップS10において撮影終了操作が、ユーザーのスイッチ2a乃至2cの操作により為されていないと判断した場合は、そのまま動画撮影を続行させることとなる。
ところで、上記ステップS1において、当該カメラが再生/編集モードに設定されていると判断した場合は、再生ステップに入る(ステップS21)。具体的には、この再生ステップにおいては、ユーザーがスイッチ2a乃至2cを操作することで所望の動画データを選択し、該動画データを、上記表示手段18に再生表示させる。
その後、上記動画データを編集する旨の操作が、上記スイッチ2a乃至2cを用いてユーザーにより為されか否かを判断する(ステップS22)。ここで、上記動画データを編集する旨の操作が行われていないと判断した場合は、ユーザーにより不図示のPOWER SWがOFFされたか否かを判断する(ステップS34)。このステップS34で、不図示のPOWER SWがOFFされたと判断した場合は、当該カメラをシャットダウンする。一方、上記ステップS34で、不図示のPOWER SWがOFFされていないと判断した場合は、上記ステップS21へ戻る。
一方、上記ステップS22において、動画データを編集する旨の操作が行われていると判断した場合は、上記ステップS16にて、当該動画データの代替となる動画データを他方のカメラが取得しているか否かを、当該動画データにその旨の情報が付加されているか否かを判定することで判断する(ステップS23)。このステップS23において、当該動画データの代替となる動画データを他方のカメラが取得していないと判断した場合は、後述するステップS31へ進む。
一方、上記ステップS23において、当該動画データの代替となる動画データを他方のカメラが取得していると判断した場合は、その“他方のカメラ”及び当該カメラにおける無線通信手段15bの通信準備をし、他方のカメラと当該カメラとを、所定の通信フォーマットによる無線通信を開始させる。すなわち、他方のカメラから、無線通信にて当該動画データの代替となる動画データのファイルを取得する(ステップS24)。なお、このステップS24のサブルーチンについては、後に図9に示すフローチャートを参照して詳述する。
上記ステップS24において、当該動画データの代替となる動画データのファイルを取得し、当該カメラ内のメモリ14に記録した後、所定の画像処理により、当該動画データのファイルと当該動画データの代替となる動画データのファイルとを繋ぎ合わせる(ステップS25)。この繋ぎ合わせの処理は、例えば、上述した図5に示すように、“第1カメラ”及び“第2カメラ”が取得した動画データを編集して、“合成”に示すような動画データ(以降、繋ぎ合わせ動画データと称する)を取得する処理である。
なお、上記ステップS25においては、上記のような繋ぎ合わせの前処理として、実際には当該動画データ及び当該動画データの代替となる動画データを、4つのファイルに切り分ける処理を行う。この処理を含む上記ステップS25の詳細は、図10A及び図10Bに示すフローチャートを参照して後述する。
また、上記ステップS25における処理では、単純に動画データの切り貼りを行うだけではなく、例えばフェイドインフェイドアウトを用いても勿論よいし、図7に示すように、2つのファイルの重複する撮影時間すなわちM(時刻t〜時刻t)は、双方の動画データをマルチ画面にて表示するような編集も考えられる。ここで、図7における時刻t及びtは、図3乃至図5における時刻t及びtと対応している。
つづいて、上記ステップS25で取得した上記繋ぎ合わせ動画データを基に、図8(a)に示すように上記繋ぎ合わせ動画データを構成する静止画像データのコマ列から、コマ数を間引いて所定のコマ数のみを残存させて、図8(b)に示すように静止画像データマルチ画面表示を、当該カメラの表示手段18に表示させる(ステップS31)。なお、上記ステップS23において、当該動画データの代替となる動画データを他方のカメラが取得していないと判断して上記ステップS31へ進んだ場合には、上記ステップS31の説明における“上記繋ぎ合わせ動画データ”を“上記ステップS21にて選択した当該動画データ”と読み替える。
このステップS31により、当該動画データまたは当該繋ぎ合わせ動画データの概略的な全容を、ユーザーが直感的に瞬時に把握することができる。なお、上記ステップS31のサブルーチンについては、図12に示すフローチャートを参照して後述する。
次に、上記ステップS31における静止画像データマルチ画面表示を確認したユーザーは、当該コマ及びその前後のコマが不要と考えられるコマ、すなわち当該動画データまたは当該繋ぎ合わせ動画データの中で削除したほうがよいと思われるコマを、上記スイッチ2a乃至2cを操作(後述)することで選択する(ステップS32)。このステップS32において、ユーザーにより選択される部分は、例えば運動会における徒競走では、競争前の整列シーンや準備シーン等である。
ここで、上記ステップS32におけるユーザーの操作方法としては、図8(c)に示すように、上記静止画像データマルチ画面表示上で、所望のコマに枠を重ね合わせて選択操作をする。その後、所定の削除操作をすることで、上記枠が重ね合わせられたコマが削除される。
なお、上述した図8(b),(c)に示す静止画像データマルチ画面表示は、説明の便宜上簡略化して描かれているが、静止画像データマルチ画面表示の詳細は、図13を参照して後述する。
そして、上記ステップS32においてユーザーに選択されたコマ及びその前後の所定数のコマの削除を行う(ステップS33)。このステップS33により、動画データの容量のスリム化、及び鑑賞時間を短縮することによる鑑賞効率を改善させることができる。
以下、図9に示すフローチャートを参照して、図6に示すフローチャートのステップS24、すなわちファイル無線通信ステップのサブルーチンについて説明する。なお、本実施形態に係るカメラでは、上述したように時計手段20を用いることで、撮影した動画データ等と撮影時刻とを対応付けして記録でき、ここでは該撮影時刻を参照した処理を行う。
また、説明の便宜上、当該カメラ(前半の撮影担当)を第1カメラと称し、他方のカメラ(後半の撮影担当)を第2カメラと称する。さらに、上記第1カメラによる撮影で取得した動画データを第1動画データと称し、上記第2カメラによる撮影で取得した動画データを第2動画データと称する。
まず、第1カメラのMPU2が、第1動画データの撮影終了時刻を検出し、これをte1とする(ステップS41)。つづいて、上記時刻te1を、撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に含む動画データを、上記第2カメラのメモリ14の中から(第2動画データの中から)検索するよう、第1カメラのMPU2が、第2カメラに対して指示を出す。(ステップS42)。
これに応じて、第2カメラのMPU2は、上記ステップS42において出された指示に従って、第2カメラのメモリ14を検索し、撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に、上記時刻te1を含む動画データのファイルが存在するか否かを判断する。
ここで、第2カメラのメモリ14内に撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に、上記時刻te1を含む動画データのファイルが存在しないと判断した場合は、例えば以下のような場合が考えられる。すなわち、第2カメラの撮影が開始した後も、第1カメラによる撮影が続行され、結局第2カメラの撮影の方が、第1カメラの撮影よりも先に終了した場合である。
ところで、第2カメラは、上記検索の結果を第1カメラへ通知する。そして、第1カメラでは、第2カメラからの上記通知により、該当ファイルが存在するか否かを判別する(ステップS43)。
一方、上記ステップS43において、第2カメラのメモリ14内に撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に、上記時刻te1を含む動画データのファイルが存在しないと判断した場合には、メモリ14に記録された第1動画データの撮影開始時刻を検出してts1とする(ステップS44)。
つづいて、撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に、上記時刻ts1からte1までの時刻を含む動画データのファイルを、上記第2カメラのメモリ14の中から(第2動画データの中から)検索するよう、第1カメラのMPU2が、第2カメラに対して指示を出し、第2カメラのMPU2は上記ファイルを検索する(ステップS45)。
そして、上記ステップS43において撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に上記時刻te1を含むとされた動画データのファイル、または上記ステップS45において撮影開始時刻から撮影終了時刻までの間に上記時刻ts1からte1までの時刻を含むとされた動画データのファイルを、第1カメラに送信するよう、第1カメラは第2カメラに送信依頼をする(ステップS46)。
これに応じて、上記第2カメラは、上記ファイルを、上記無線通信手段15bにより上記第1カメラに送信するので、第1カメラはそれを受信し、メモリ14に保存する(ステップS47)。その後、図6Bに示すフローチャートへ戻る。本実施形態においては、上述のようにして、編集に使用する動画データが、一つのカメラ(ここでは、上記第1カメラ)に集められる。
以下、図10A及び図10Bに示すフローチャートを参照して、図6Cに示すフローチャートのステップS25、すなわちファイル繋ぎ合わせステップのサブルーチンについて説明する。
まず、編集中の第1動画データの撮影開始時刻を検出し、該撮影開始時刻をts1と設定する(ステップS51)。次に、上記第1動画データの撮影終了時刻を検出し、該撮影終了時刻をte1と設定する(ステップS52)。つづいて、編集中の第2動画データの撮影開始時刻を検出し、該撮影開始時刻をts2と設定する(ステップS53)。そして、上記第2動画データの撮影終了時刻を検出し、該撮影終了時刻をte2と設定する(ステップS54)。
ここで、上記第1動画データのみしか動画データが存在しない上記時刻ts1〜時刻ts2の期間については、該期間の第1動画データをファイルAと設定する(ステップS55)。
つづいて、ファイルB乃至ファイルDを設定する為に、上記第1カメラと上記第2カメラとについて、どちらが先に撮影を終了したかを判断する(ステップS56)。なお、上記第1カメラが先に撮影を終了する場合を第1のケースと称し、上記第2カメラが先に撮影を終了する場合を第2のケースと称する。
上記ステップS56においては、具体的には、上記時刻te2と上記時刻te1との前後関係を、下式にて判断する。
e2>te1
e2とte1とが上式を満たす場合、すなわち上記第1カメラが、上記第2カメラよりも先に撮影を終了した場合(図11に示すタイムチャートの“第1のケース”参照)には、上記ステップS56をYESに分岐して、以下のようにステップS57乃至ステップS59にてファイルB乃至ファイルDを設定する。
すなわち、上記第1カメラが、上記第2カメラよりも先に撮影を終了した場合には、上記時刻te1〜時刻te2における上記第2動画データをファイルBと設定する(ステップS57)。次に、上記時刻ts2〜時刻te1における上記第1動画データをファイルCと設定する(ステップS58)。つづいて、上記時刻ts2〜時刻te2における上記第2動画データをファイルDと設定する(ステップS59)。
一方、上記時刻te2と時刻te1との前後関係が、上式を満たさない場合、すなわち上記第2カメラが、上記第1カメラよりも先に撮影を終了した場合(図11に示すタイムチャートの“第2のケース”参照)には、上記ステップS56をNOに分岐して、以下のようにステップS61乃至ステップS63にてファイルB乃至ファイルDを設定する。
すなわち、上記第2カメラが、上記第1カメラよりも先に撮影を終了した場合には、上記時刻te2〜時刻te1における上記第1動画データをファイルBと設定する(ステップS61)。次に、上記時刻ts2〜時刻te2における上記第1動画データをファイルCと設定する(ステップS62)。つづいて、上記時刻ts2〜時刻te2における上記第2動画データをファイルDと設定する(ステップS63)。
そして、上記ステップS57乃至上記ステップS59、または上記ステップS61乃至上記ステップS63の一連のステップにおいて、ファイルB乃至ファイルDを設定した後、所定の画像処理により、ファイルA乃至ファイルDを、上記ステップS25で説明したように時系列に沿って繋ぎ合わせる処理を行う(ステップS60)。
なお、以上の説明から分かるように、上記ファイルC及び上記ファイルDは、上記第1カメラ及び上記第2カメラ、すなわち二台のカメラにより撮影された時間の動画データである。
以下、上記ステップS31における静止画像データマルチ画面表示のサブルーチンを、図12に示すフローチャートを参照して説明する。なお、同フローチャートに基づく表示によれば、図13に示すような画面構成、すなわち、上下方向及び左右方向に三分割した画面構成の静止画像データマルチ画面表示となる(以降、この画面分割により生じる最小単位、すなわち画面全体の1/9の画面を最小画面単位と称する)。
上記ファイルAは、図13に示すように、表示画面を上下方向に三分割した場合の上部において、左右方向に三分割して表示させる(ステップS71)。つづいて、上記ファイルC及び上記ファイルDは、二台のカメラにより撮影されている時間の動画データであるので、図13に示すように、表示画面を上下方向に三分割した場合の中央部において、一つの上記最小画面単位内に二つの静止画像データを適当なレイアウトにて配置して同時に表示させる(ステップS72)。そして、上記ファイルBは、図13に示すように、表示画面を上下方向に三分割した場合の下部において、左右方向に三分割して表示させる(ステップS73)。その後、図6Bに示すフローチャートに戻る。
なお、図13に示す時刻t及び時刻tから分かるように、以上の静止画像データの表示は、画面左から画面右へ時系列的に配置されるものとするが、その他の並びによる配置としても勿論よい。ここで、図13における時刻t及びtは、図3乃至図5及び図7における時刻t及びtと対応している。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザーは指示表示に従った撮影を行うことでバラエティに富んだ再生表示が可能な動画データを作成するのに使用可能な動画データを容易に取得でき、よってユーザーの撮影スキルの如何に関わらずバラエティに富んだ再生表示が可能な動画データを容易に取得することができる通信機能を有する撮影装置を提供することができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形及び応用が可能なことは勿論である。
例えば、本実施形態によれば、上記第1カメラ及び上記第2カメラの双方で撮影している時間の動画データに関しては、上記第1動画データと上記第2動画データとを、図14に示すように同時に並列して表示させることも勿論可能である。このような表示によれば、例えば、お父さんが上記第1カメラ、お母さんが上記第2カメラを用いて子供を撮影した場合には、お父さんとお母さんの子供を見る視点の違い等を知ることができ、親子にとってより興味深い鑑賞を行うことができる。
また、例えば上記第1カメラのユーザーが、撮影を終えた後に位置を移動することで、以下のような撮影を行うことができる。すなわち、第1撮影ポイントで撮影を行っている第1カメラのユーザーが、第2撮影ポイントに位置する第2カメラのユーザーに撮影を引き継がせた後に、第3撮影ポイントに移動し、上記第2カメラのユーザーから更に撮影を引き継ぐ。このようにして取得した動画データの編集は、上述した実施形態における編集に準じて行うことができるのは勿論である。
このような場合の撮影タイミングチャートは図15に示すようになる。すなわち、時刻t10から第1撮影ポイントにて第1カメラによる撮影が行われ、該撮影は時刻t20から第2撮影ポイントにて第2カメラにより引き継がれる。そして、この第2カメラによる撮影が行われている間に、上記第1カメラのユーザーが第3撮影ポイントに移動し、時刻t30から上記第2カメラから、撮影を引き継ぐ。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮影方法のバリエーションは豊富に生み出されるので、バラエティに富んだ鑑賞が可能な動画データを作成する為の動画データを、ユーザーの撮影スキルの如何に関わらず容易に取得することができる通信機能を有する撮影装置を提供することができる。
さらに、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係るカメラのシステム構成の概念を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るカメラのマルチアングル撮影における使用例を示す図。 マルチアングル撮影時における本実施形態に係るカメラ(第1)の表示手段に表示される表示画面の一例を時系列的に示した図。 マルチアングル撮影時における本実施形態に係るカメラ(第2)の表示手段に表示される表示画面の一例を時系列的に示した図。 マルチアングル撮影時における動作制御のタイムチャートを示す図。 本発明の一実施形態に係るカメラにおけるMPUによる動作制御のフローチャートの第1部分を示す図。 本発明の一実施形態に係るカメラにおけるMPUによる動作制御のフローチャートの第2部分を示す図。 本発明の一実施形態に係るカメラにおけるMPUによる動作制御のフローチャートの第3部分を示す図。 2つのファイルの重複する撮影時間の動画データをマルチ画面にて表示するような編集の概念を示す図。 動画データの編集の概念を示す図。 図6Bに示すフローチャートにおけるファイル無線通信のサブルーチンを示す図。 図6Bに示すフローチャートのファイル繋ぎ合わせのサブルーチンを示すフローチャートの第1部分を示す図。 ファイル繋ぎ合わせのサブルーチンを示すフローチャートの第2部分を示す図。 第1のケース及び第2のケースにおける撮影開始時刻及び撮影とファイルとの関係を表すタイムチャートに示す図。 図6Bに示すフローチャートの静止画像データマルチ画面表示のサブルーチンを示す図。 図12に示すフローチャートに基づく表示画面の画面構成を示す図。 動画データの再生表示の一変形例を示す図。 一実施形態に係るカメラの一使用変形例の撮影タイミングチャートを示す図。
符号の説明
2…MPU、 2a,2b,2c…スイッチ、 4…動作制御プログラム、 6…撮影レンズ、 8…被写体、 10a…撮像素子、 10…AFE回路、 10b…マイク、 12…信号処理回路、 12a…処理補助ブロック、 14…メモリ、 15a…プリント信号出力手段、 15b…無線通信手段、 16…RAM、 18…表示手段、 18a…スピーカ、 20…時計手段、 22…位置検出手段、 30a,30b…カメラ。

Claims (7)

  1. 撮影動作を実行する撮影手段と、
    他の撮影装置に対して動作を指示する第一の指示信号を形成する信号形成手段と、
    上記信号形成手段で形成された第一の指示信号及び第一の通知信号を上記他の撮影装置へ送信し、上記他の撮影装置より上記撮影手段への動作を指示する第二の指示信号を受信して当該撮影装置と他の撮影装置との間で連携した撮影動作を行う無線通信手段と、
    少なくとも上記第二の指示信号に従った指示表示を行う表示手段と、
    を具備することを特徴とする通信機能を有する撮影装置。
  2. 上記指示表示は、当該撮影装置の撮影手段の起動を指示する表示であることを特徴とする請求項1に記載の通信機能を有する撮影装置。
  3. 上記撮影手段の動作状態は、少なくとも起動状態またはフレーミング状態のうち何れかひとつの状態を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の通信機能を有する撮影装置。
  4. 請求項1に記載の通信機能を有する撮影装置において、
    上記無線通信手段は、更に当該撮影装置と他の撮影装置との間で動画データを無線で通信するよう構成され、
    上記表示手段は、上記撮影手段により撮影された画像データと上記他の撮影装置から取得した動画データとを同時に表示することを特徴とする。
  5. 請求項1に記載の通信機能を有する撮影装置において、
    上記無線通信手段は、更に当該撮影装置と他の撮影装置との間で動画データを無線で通信するよう構成され、
    上記撮影手段により撮影された画像データ及び上記無線通信手段で取得した動画データを合成する合成手段と、
    上記撮影手段により撮影された画像データと上記他の撮影装置から取得した動画データのうちの時間の共通する部分の画像を選択する選択手段と、
    を更に有することを特徴とする。
  6. 請求項1に記載の通信機能を有する撮影装置において、
    上記第一の指示信号または第二の指示信号は、撮影動作の開始依頼を指示するものであり、
    上記表示手段は、上記撮影開始の指示に係る表示を行うことを特徴とする。
  7. 請求項1に記載の通信機能を撮影装置において、
    上記信号形成手段は、更に上記撮影手段の動作状態を通知する第1の通知信号を形成し、
    上記無線通信手段は、更に上記他の撮影装置の動作状態を通知する第2の通知信号を受信し、
    上記第一の通知信号または第二の通知信号は、撮影動作を開始したことを通知する信号であり、
    上記表示手段は、上記撮影動作を開始した旨の通知に係る表示を行うことを特徴とする。
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