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JP2007162870A - クリープ防止軸受 - Google Patents

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Publication number
JP2007162870A
JP2007162870A JP2005362078A JP2005362078A JP2007162870A JP 2007162870 A JP2007162870 A JP 2007162870A JP 2005362078 A JP2005362078 A JP 2005362078A JP 2005362078 A JP2005362078 A JP 2005362078A JP 2007162870 A JP2007162870 A JP 2007162870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retaining ring
creep
bearing
eccentric
circumferential groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005362078A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Imamura
陽一 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
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Publication of JP2007162870A publication Critical patent/JP2007162870A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/067Fixing them in a housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】過酷な使用条件下でもクリープが発生しないクリープ防止軸受を提供する。
【解決手段】外輪の外周面に軸心と偏心した偏心周溝が形成され、該偏心周溝に略円弧状の弾性を有する止め輪を装着された上で軸受ハウジングに装着されるクリープ防止軸受において、前記止め輪の少なくとも先端部に表面硬化処理が施されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属製ハウジングに嵌合する軸受にクリープ防止機能を与えるために、軸受外輪に止め輪を装着されたクリープ防止軸受に関する。
従来、クリープ防止機能を備えたいわゆるクリープ防止軸受としては、例えば図1から図3に示すようなものがある(例えば特許文献1参照)。軸受の外輪1の外径面1Aには全周にわたり偏心周溝2が形成されている。この偏心周溝2は、外輪1の半径Rを有する外周円3の中心Oに対して、半径Rの溝底円4の中心Oが偏心している(図1(a)、(b)参照)。この偏心周溝2の最浅部の深さはd、最深部の深さはdである。この偏心周溝2には、半径Rの円弧状でかつ中央部に張り出した半径Rの小湾曲部5を有する所定肉厚の金属製止め輪6が装着される。止め輪6の肉厚tは偏心周溝2の最浅部の深さΔdより大きい。装着に際しては、止め輪6の小湾曲部5が偏心周溝2の最深部に位置して外輪1の外径面1Aから僅かに張り出すが、その他の部分は偏心周溝2からはみ出さないようにする(図3(b)参照)。
この状態で軸受をハウジング内径面7(内径は止め輪6の外径Dとほぼ等しい)に嵌合させると、止め輪6の小湾曲部5の張り出し箇所がハウジング内径面7の壁面に弾圧される。そのため止め輪6の両端部6Aが偏心周溝2の浅い方へ延び、溝底とハウジング内径面7の壁面との間にクサビとして食い込む(図4参照)。そのため、軸受の外径面1Aとハウジング内径面7の壁面とのはめあい面に隙間を生じたときも、クリープが発生してハウジングに対し軸受の外輪1が回転荷重の回転方向と逆方向に相対回転する現象は防止される(非特許文献1参照)。ここで、止め輪6としては通常SWH72Aなどのばね鋼を熱処理して用いられている。
特開平3−289662号公報 NSK Technical Journal No.645 (日本精工株式会社、昭和60年7月発行、第28ページ)
しかし、上記クリープ防止軸受は、止め輪の先端が狭窄部に挟まれることによるクサビ効果で外輪の回転を阻止するものであるが、過酷な使用環境下において、止め輪先端部が摩耗してクリープ防止機能が低下する恐れがあるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、過酷な使用条件下でもクリープの発生を防止するクリープ防止軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 外輪の外周面に軸心と偏心した偏心周溝が形成され、該偏心周溝に略円弧状の弾性を有する止め輪を装着された上で軸受ハウジングに装着されるクリープ防止軸受において、前記止め輪の少なくとも先端部に表面硬化処理が施されていることを特徴とするクリープ防止軸受。
(2) 前記表面硬化処理としてショットピーニング処理が施されていることを特徴とする前記(1)に記載のクリープ防止軸受。
本発明によれば、止め輪の少なくとも先端部に表面硬化処理が施されていることから、過酷な使用条件下であっても、止め輪の先端部が摩耗し難く、クリープの発生を防止できる。したがって、オルタネータを始めとする、軸受周りでのクリープ発生が問題となるような機器に対して、軸受周りの構造を特に変更することなく本発明軸受を広く用いることができる。
本発明において、表面硬化処理としては、物理的処理、化学的処理等、いかなる処理であってもよい。例えば、ショットピーニング処理、バレル処理、熱硬化処理を採用することができ、これらを単独又は複数組み合わせて用いることができる。また、止め輪を外輪及び軸受ハウジングよりも高硬度の材料で製造してもよい。更に、止め輪の表面に高硬度の部材を貼着してもよい。更に、止め輪の先端部のみを高硬度の別部材で形成して止め輪全体を一体に構成してもよい。
本発明において、止め輪の表面硬化処理が施される先端部とは、軸受ハウジング及び偏心周溝の溝底とにより挟まれてこれらと接触する部分を意味する。本発明において、止め輪の先端部だけに表面硬化処理が施されていてもよいが、止め輪全体に表面硬化処理が施されていてもよい。
表面硬化処理を施された止め輪の硬度は、HRC 50〜65であり、好ましくはHRC 55〜65、更に好ましくはHRC 60〜65である。
本発明によれば、止め輪の少なくとも先端部に表面硬化処理を施したことから、止め輪先端部が外輪の偏心周溝と軸受ハウジング内径面とに挟まれて用いられても、先端部が摩耗せず、その結果、過酷な使用条件下でもクリープが発生せず、クリープ防止機能を長期間にわたって維持することができる。
以下、本発明の一実施形態を説明する。
なお、本実施形態のクリープ防止軸受の基本的構成は、図1〜図3に示す従来のものと同じであるので、図1から図3を参照して本実施形態を説明する。
クリープ防止用軸受は、外輪1の外径面1Aには軸心Oと偏心した偏心周溝2が形成され、この偏心周溝2に略円弧状の弾性を有する止め輪6が装着された上で、軸受ハウジング内径面7に装着されて用いられる。止め輪6は全体が表面硬化処理を施されており、従来の止め輪よりも硬度が高く設定されている。
図4を参照して本発明実施形態の止め輪6によるクリープ防止機構を説明する。なお、止め輪6の湾曲形状は図1〜図3に示す止め輪とは異なっているが、止め輪6の機能は同じである。
止め輪6が外輪1の偏心周溝2に装着されて軸受ハウジング内径面7に組み込まれると、図4(a)に示すように、止め輪6は弾性変形する。その場合、小湾曲部5の中央位置及び止め輪6の両端部6Aにおいて、止め輪外径面と軸受ハウジング内径面7が接触し、小湾曲部5の両側付け根位置において、止め輪内径面と外輪1の偏心周溝2の底面とが接触する。
一般に、軸受ハウジング内径面7の摩擦係数より偏心周溝2の底面の摩擦係数の方が小さい。また、軸受ハウジング内径面7と止め輪6の滑り半径より外輪1と止め輪6の滑り半径の方が小さいため、軸受ハウジング内径面7と止め輪6の滑り摩擦力より外輪1と止め輪6の滑り摩擦力の方が小さい。したがって、外輪1がクリープを発生し始めると、軸受ハウジング内径面7と止め輪6の滑り量より外輪1と止め輪6の滑り量の方が大きくなり、止め輪6と外輪1とが相対的に円周方向に移動して、いずれは止め輪6の一方の端部6Aが、図4(b)に示すように、軸受ハウジング内径面7と偏心周溝2の浅い部分との間にクサビを打ち込む形となってクリープが防止される。
図1(a)は軸受外輪に形成した偏心周溝を説明する図、図1(b)は軸受の縦断面図である。 図2は金属製止め輪の平面図である。 図3(a)は偏心周溝に金属製止め輪を嵌めた平面図、図3(b)は(a)の縦断面図である。 図4(a)は偏心周溝に金属製止め輪を嵌めた平面図、図4(b)は止め輪がクサビとして作用した状態図。
符号の説明
1 軸受外輪
2 偏心周溝
3 外周円
4 溝底円
5 小湾曲部
6 金属製止め輪
7 軸受ハウジング内径面

Claims (2)

  1. 外輪の外周面に軸心と偏心した偏心周溝が形成され、該偏心周溝に略円弧状の弾性を有する止め輪を装着された上で軸受ハウジングに装着されるクリープ防止軸受において、前記止め輪の少なくとも先端部に表面硬化処理が施されていることを特徴とするクリープ防止軸受。
  2. 前記表面硬化処理としてショットピーニング処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載のクリープ防止軸受。
JP2005362078A 2005-12-15 2005-12-15 クリープ防止軸受 Pending JP2007162870A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104948595A (zh) * 2014-03-26 2015-09-30 无锡华东电机科技发展有限公司 一种轴承外圈自锁装置
JP2020026795A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 已久工業股▲ふん▼有限公司 空気圧縮機の抜け防止軸受構造

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CN110821784A (zh) * 2018-08-09 2020-02-21 已久工业股份有限公司 空气压缩机的防脱落的轴承结构
CN110821784B (zh) * 2018-08-09 2021-09-28 已久工业股份有限公司 空气压缩机的防脱落的轴承结构

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