JP2007147154A - Combustion apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ウインドボックス内で空気を旋回させた後に燃焼部へ空気を送り込む構成としている燃焼装置に関するものである。 The present invention relates to a combustion apparatus configured to send air to a combustion section after air is swirled in a wind box.
特開2004−125183号公報には、円筒形の燃焼筒を持ったバーナ、燃焼筒の上流側に接続したウインドボックス、ウインドボックス内へ空気を送る送風路を持ち、ウインドボックスで整流した空気を用いて燃焼を行っている燃焼装置において、ウインドボックスは前記燃焼筒より大きな径を持っている円筒形状であって、送風路はウインドボックスの接線方向に接続しておき、燃焼筒根元端をウインドボックス内へ延長することによってウインドボックス内を外周側の旋回室と中心側の整流室に分割したことを特徴とする燃焼装置のウインドボックス構造が記載されている。 Japanese Patent Application Laid-Open No. 2004-125183 discloses a burner having a cylindrical combustion cylinder, a wind box connected to the upstream side of the combustion cylinder, an air passage for sending air into the wind box, and air rectified by the wind box. In the combustion apparatus that uses the combustion, the wind box has a cylindrical shape having a diameter larger than that of the combustion cylinder, the air passage is connected in the tangential direction of the wind box, and the root end of the combustion cylinder is winded. There is described a wind box structure of a combustion apparatus in which the inside of the wind box is divided into an outer swirl chamber and a center rectification chamber by extending into the box.
この発明は、ウインドボックス内に旋回室を設け、ウインドボックス内で空気を旋回させることで、ウインドボックス内根元部における空気の圧力を高めておき、燃焼部との圧力差によって振動燃焼などの不具合が発生することを防止するものである。この構造は比較的小型な燃焼装置には適したものであったが、特開2004−125183号で記載している構造の燃焼装置で、燃焼量が1500kWを越える大型の燃焼装置にスケールアップすると、送風量が大きくなるために燃焼筒入口部での圧力損失が増大することになった。そのため、送風路からより高い圧力を持った空気を供給しなければならない、もしくはウインドボックスを大型化しなければならないという問題が発生した。供給空気圧力を高めるためには容量の大きな送風機が必要となり、容量の大きな送風機を使用した場合には、電力使用量が大きくなり、発生騒音も増大する。そこで、燃焼量の拡大に対してもウインドボックスを大型化することなく、かつ低容量の送風機によって振動燃焼などの発生を防止できる構造の検討が行われていた。
本発明が解決しようとする課題は、ウインドボックスのコンパクト性は維持しながら振動燃焼などの不具合が発生することは防止するものであって、供給空気に必要な圧力を低減し、容量の小さな送風機による運用を可能とすることにある。 The problem to be solved by the present invention is to prevent the occurrence of problems such as vibration combustion while maintaining the compactness of the wind box, reducing the pressure required for the supply air, and reducing the capacity of the blower It is to enable operation by.
請求項1に記載の発明は、円筒形の燃焼筒を持ったバーナ、前記燃焼筒と同軸であって燃焼筒よりも大きな径を持っているウインドボックス、燃焼用空気の供給を行う送風機、送風機とウインドボックスをつなぐ送風路を持ち、送風機から燃焼用空気を押し込みながら燃焼を行う燃焼装置において、前記送風路はウインドボックス周壁の接線方向に接続し、送風路接続部からウインドボックス内に入った空気流は、ウインドボックス周壁面に沿って流れることでウインドボックス内で空気の旋回流を形成するようにしておき、ウインドボックス内には、ウインドボックス内径が燃焼筒に向けて徐々に小さくなるようにテーパ板を設けていることを特徴とする。 The invention according to claim 1 is a burner having a cylindrical combustion cylinder, a wind box coaxial with the combustion cylinder and having a larger diameter than the combustion cylinder, a blower for supplying combustion air, and a blower In the combustion apparatus having a blower passage connecting the wind box and the combustion air is pushed in from the blower, the blower passage is connected in the tangential direction of the peripheral wall of the windbox, and enters the windbox from the blower passage connecting portion. The air flow flows along the peripheral wall of the wind box so as to form a swirling flow of air in the wind box, so that the inner diameter of the wind box gradually decreases toward the combustion cylinder in the wind box. A taper plate is provided on the surface.
請求項2に記載の発明は、前記の燃焼装置において、送風路接続部からウインドボックス内に入った空気流が、ウインドボックス内で1周してきた後に再び送風路接続部の正面に達することを防止するため、ウインドボックス内旋回部と送風路接続部を遮蔽する遮蔽板を設けていることを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, in the combustion apparatus described above, the air flow that has entered the wind box from the air passage connection portion reaches the front of the air passage connection portion again after making one round in the wind box. In order to prevent this, a shielding plate that shields the swivel portion in the wind box and the air passage connection portion is provided.
請求項3に記載の発明は、前記の燃焼装置において、遮蔽板は、ウインドボックス周壁面からウインドボックス中心軸方向へ向けて延ばした板形状のものであり、遮蔽板のウインドボックス周壁面側根元部からウインドボックス中心軸側先端部までの長さAは、ウインドボックス周壁面から燃焼筒接続部までの長さaよりも大きくした遮蔽板拡大部を持つものであることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the above combustion apparatus, the shielding plate has a plate shape extending from the wind box peripheral wall surface toward the wind box central axis direction, and the wind box peripheral wall surface side root of the shielding plate A length A from the center to the windbox central axis side tip has a shielding plate enlarged portion that is larger than a length a from the peripheral wall surface of the windbox to the combustion cylinder connecting portion.
請求項4に記載の発明は、前記の燃焼装置において、空気の旋回流が燃焼筒方向へ向かって流れやすくなるように、ウインドボックス内における空気旋回流の下流側が先方向になるように前記遮蔽板を傾斜させて設置していることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the above-described combustion apparatus, the shielding is performed so that the downstream side of the air swirl flow in the wind box is directed forward so that the swirl flow of the air can easily flow toward the combustion cylinder direction. It is characterized by the fact that the board is inclined.
本発明を実施することで、圧力の高い旋回空気流を燃焼筒先端まで供給することができ、燃焼筒先端付近における空気の圧力を高めたことで振動燃焼などの問題が発生することを防止できる。また、ウインドボックス部での圧力損失を低減することで、ウインドボックスのコンパクト性を維持しつつ供給空気に必要な圧力は低くなったため、従来よりも容量の小さな送風機で運用することが可能となり、送風機容量の低下によって電力消費量や発生騒音を低減することができた。 By implementing the present invention, a swirling air flow having a high pressure can be supplied to the tip of the combustion cylinder, and problems such as vibration combustion can be prevented by increasing the pressure of the air near the tip of the combustion cylinder. . In addition, by reducing the pressure loss in the wind box part, the pressure required for the supply air is reduced while maintaining the compactness of the wind box, so it is possible to operate with a blower with a smaller capacity than before, Power consumption and generated noise could be reduced by reducing the fan capacity.
本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例における燃焼装置の断面斜視図、図2は第2の実施例における燃焼装置の斜視断面図、図3は第3の実施例における燃焼装置の斜視断面図である。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a cross-sectional perspective view of a combustion apparatus according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a perspective cross-sectional view of a combustion apparatus according to a second embodiment, and FIG. 3 is a perspective cross-sectional view of the combustion apparatus according to a third embodiment. .
バーナ部分は、中央に燃料噴射ノズル1、燃焼噴射ノズル1の周囲に円筒形の一次空気筒2、一次空気筒2のさらに外側に円筒形の燃焼筒3を設ける。一次空気筒2及び燃焼筒3の上流側には、ウインドボックス9を設けておき、一次空気筒2の内側を一次空気流路4、一次空気筒2と燃焼筒3の間を二次空気流路5とする。二次空気流路5の下流側端面には、一定の間隔を開けて配置した二次空気噴出口6を設けており、二次空気噴出口以外の面は閉塞する。一次空気筒2はウインドボックス9の内部にも延長しており、一次空気筒2の上端はウインドボックスの上面近くとしている。ウインドボックス9の上面と一次空気筒2の上端の間には隙間を開けておき、一部の空気は一次空気筒2の上端開口部から一次空気流路4内へ入るようにしておく。
The burner portion is provided with a fuel injection nozzle 1 at the center, a cylindrical
ウインドボックス部分は、燃焼筒3と同軸であって、燃焼筒3よりも径の大きな円筒形状であり、ウインドボックス9の底面に燃焼筒3の上部を接続した構成としている。ウインドボックス周壁7の上部には、送風機(図示せず)からの空気をウインドボックスへ送り込む送風路10を接続する。送風路10はウインドボックス周壁の接線方向に接続しておき、送風路10からの空気はウインドボックス周壁7の内面に沿って流れるようにしておく。
The wind box portion is coaxial with the
ウインドボックス9内には、ウインドボックス周壁7の中程から、ウインドボックス9と燃焼筒3の接続部までの間をつなぐテーパ板8を、ウインドボックス9内の全周にわたって設ける。テーパ板8はウインドボックス9内にじょうごを設置したものとイメージすれば分かりやすく、ウインドボックス9の底部を円錐形にしている。送風路10はウインドボックス9の上部に接続し、燃焼筒3はウインドボックス9の下部に接続しており、ウインドボックス内での空気流は上部から下部へと流れるため、ウインドボックス9は空気流の下流側へ向けて径が小さくなっているということもできる。
In the wind box 9, a tapered plate 8 that connects the middle of the wind box
送風路10からウインドボックス9内に入った空気流は、ウインドボックス周壁7に沿って流れるため、ウインドボックス9内で旋回する。また、空気流は二次空気流路5へ向けて流れていくため、ウインドボックス9内の空気流には下方へ向けて流れる成分もある。そのためウインドボックス9内の空気流は旋回しながら下方へと流れていく。このとき、ウインドボックス9内の下部にはテーパ板8を設けているため、空気流は旋回しながらテーパ板8に沿って流れることになり、空気流は自然にウインドボックス9の中心軸方向へ収束しながら旋回していくことになる。
Since the airflow that has entered the windbox 9 from the
テーパ板8がなかった場合、空気流はウインドボックス周壁7に沿って周回しながらウインドボックス底面まで達し、ウインドボックスの周壁と底面の角部で流れの方向を大きく変えて燃焼筒3の接続部へと流れていた。ウインドボックスの底面に達した後、底面に沿って燃焼筒3の接続部方向へ向けて流れている空気流は、ウインドボックス9内で旋回している空気流によって進路を妨げられることになり、燃焼筒3へ向かう空気流には大きな圧力損失が発生していた。しかし、テーパ板8を設けることで空気流がウインドボックス9の角部まで達することはなくなり、ウインドボックス周壁7からテーパ板8に沿って二次空気流路5へスムースに流れることになるため、空気流の圧力損失を大幅に低減することができている。
When the taper plate 8 is not provided, the airflow circulates along the windbox
また、ウインドボックス9内には、送風路10を接続している部分の近くに遮蔽板11を設ける。遮蔽板11は、ウインドボックス周壁7からウインドボックスの中心軸方向へ向けて立てた形状としている。遮蔽板11は、送風路接続部からウインドボックス9内へ入った空気流が、ウインドボックス周壁7に沿って1周してきた後に再び送風路接続部の正面に達することを防止するためのものである。遮蔽板11は、縦方向の長さはウインドボックス内の高さと同じにしており、ウインドボックス9内の上面から底面までの間をふさいでいる。遮蔽板11のウインドボックス周壁7から遮蔽板11先端までの長さは、遮蔽板11の下部よりも上部の方を長くしており、遮蔽板11の上部には遮蔽板拡大部12を設けている。
Further, a shielding plate 11 is provided in the wind box 9 near the portion where the
送風路10を接続しているウインドボックス9内上部では、ウインドボックス周壁7から遮蔽板11先端までを長さAとし、長さAはウインドボックス周壁7から燃焼筒3接続部までである長さaよりも長くする。実施例では、ウインドボックス9内下部におけるウインドボックス周壁7から遮蔽板11先端までの長さは、ウインドボックス周壁7から燃焼筒3接続部までの長さaと等しくなるようにしている。なお、遮蔽板11下部における遮蔽板11先端までの長さは、燃焼筒3接続部までの長さaと異なっていてもよいが、遮蔽板上部の遮蔽板拡大部12を設けている部分における長さAよりは短くする。
In the upper part of the wind box 9 to which the
遮蔽板拡大部12は遮蔽板11の上部から長さB分だけとし、遮蔽板拡大部12の縦方向長さBは送風路10の内径高さbよりも長くなるようにしておく。遮蔽板11の下部には遮蔽板拡大部12を設けないことで、遮蔽板切り欠き部13を形成している。つまり、遮蔽板11は上辺から長さB分は遮蔽板拡大部12であり、長さBよりも下側に遮蔽板切り欠き部13を設けていることになる。
The shielding plate enlarged
送風路10から供給する燃焼用空気は、ウインドボックス9内に入ると拡散しながら流れていき、送風路10はウインドボックスの接線方向に接続しているため、送風路10からの空気流はウインドボックス周壁7の内面に沿って旋回する。一部の空気はウインドボックス9内を一周するまでの間にも二次空気流路5や一次空気流路4に入るが、残りの空気流は空気ウインドボックス9内を一周して遮蔽板11付近まで達する。遮蔽板拡大部12は、ウインドボックス周壁7から燃焼筒3接続部までの長さaよりも大きく、かつ送風路10の縦方向長さbよりも大きいものであるため、ウインドボックス9内を周回してきた空気流は、遮蔽板11に沿って進行方向が変化する。
The combustion air supplied from the
遮蔽板11を設置していなかった場合には、ウインドボックス内を旋回している空気流はそのまま送風路10の接続部に達することになり、この場合には旋回空気流が送風路の開口部にふたをする格好となるため、送風路からウインドボックス9内へ入ろうとしている空気の流れが妨げられることになる。しかし、遮蔽板11を設置したことで、ウインドボックス周壁7に沿って一周してきた空気流は遮蔽板11に沿って流れることになり、遮蔽板11には下部の先端側に遮蔽板切り欠き部13を設けているため、遮蔽板11に達した空気流は遮蔽板切り欠き部13へと流れる。そのため、旋回してきた空気流が遮蔽板11の裏側にある送風路接続部に達することはなくなり、送風路10からウインドボックス9内へ入ろうとしている空気の流れが、旋回空気流によって遮られるということはなくなったため、送風路10からウインドボックス9内に空気が入る際の圧力損失を少なくすることができる。
When the shielding plate 11 is not installed, the air flow swirling in the wind box reaches the connecting portion of the
また、ウインドボックス9内を一周して遮蔽板11部分に達した空気流は、遮蔽板11によって行く手を阻まれることになるが、遮蔽板11の下部には遮蔽板切り欠き部13があるため、空気流は遮蔽板切り欠き部13の方向へ流れる。空気流はウインドボックス中心軸側にある遮蔽板切り欠き部13を通り抜けるため、ウインドボックス9内下部の中心軸付近へと集束しながら流れることになる。また遮蔽板切り欠き部13を通り抜けることになるため、空気流は旋回を継続することになる。もしも、遮蔽板11に遮蔽板切り欠き部13がなく、長さAの遮蔽板がウインドボックス内の底面まで伸びている形状であった場合、旋回空気流は遮蔽板11に衝突した後、遮蔽板11の表面にそって下方へと流れることになる。この場合、空気流の旋回力が失われるとともに、空気流には圧力損失が発生することになる。しかし、遮蔽板11に遮蔽板切り欠き部13を設け、ウインドボックス9内で旋回してきた空気流は、遮蔽板切り欠き部13へ抜けることができるようにしたことで、空気流は旋回を継続することができ、かつ圧力損失も少なくすることができる。
Further, the air flow that has made a round in the wind box 9 and reaches the portion of the shielding plate 11 is obstructed by the shielding plate 11, but the shielding plate 11 has a
空気流は旋回しながら二次空気流路5内へ入り、二次空気流路5内でも旋回しながら下方へ流れていく。空気流が送風路10からウインドボックス内へ入り、さらに二次空気流路内へと流れる過程において、圧力損失となる要素をできる限り取り除いているため、二次空気流路内における空気流の静圧は高く維持することができている。二次空気流路5の先端付近に達した空気は、二次空気流路5の端面に複数設けている二次空気噴出口6から下方へと噴射する。また、一次空気筒内の一次空気流路4に入った空気流も、一次空気流路4の先端から下方へと噴射するようにしている。燃料噴射ノズル1から噴射した燃料は、まず一次空気流路4を通ってきた一次空気と混合して燃焼する。この時、一次空気のみでは空気量が不足するために燃焼は不完全であり、その後に二次空気流路5を通って二次空気噴出口6から噴射された二次空気と混合して完全燃焼となる。一次空気量を少なくし、空気を二段階で供給するようにした場合、バーナ近傍部で形成される局部的な火炎温度のピークを低減できるため、NOx発生量は少なくすることができる。
The air flow enters the secondary
NOx発生量を低減するために燃焼の安定性が低下することに対しては、二次空気流路内で空気流を旋回させており、二次空気流路における空気の圧力を高めることで燃焼部との圧力差を確保することによって解消している。圧力差を確保したことによって燃料噴射ノズル1の先で燃焼する火炎の燃焼面を安定させることができ、振動燃焼などの不具合が発生することなく安定した燃焼を行うことができる。従来技術に記載している発明では、ウインドボックス上部における空気流の圧力を高めることで振動燃焼をなくすようにしていたが、二次空気流路5で空気流が旋回するようにしておき、二次空気流路5における空気流の圧力を高めることでも火炎の燃焼を安定させることができることを確認した。そして、ウインドボックスのコンパクト性を維持しつつ、圧力損失を低減したことで、送風路10から供給する空気の圧力を従来よりも低い圧力としても、二次空気流路5の先端部における圧力は十分な高さを維持することができるようになっている。そのため、燃焼量の拡大に対してバーナを大型化することなく、送風機に必要な能力は従来よりも少なくなり、送風機の容量をダウンすることで、電力使用量や発生騒音を少なくすることができた。供給圧力を低減することができると、動力低減効果は供給圧力低減分の3乗分の効果があるため、実際の燃焼装置においては、送風機モータの容量を約30%低減することができるという非常に大きな効果が得られた。
To reduce the stability of combustion in order to reduce the amount of NOx generated, the air flow is swirled in the secondary air flow path, and combustion is achieved by increasing the air pressure in the secondary air flow path. This is solved by ensuring a pressure difference with the part. By securing the pressure difference, the combustion surface of the flame combusting at the tip of the fuel injection nozzle 1 can be stabilized, and stable combustion can be performed without causing problems such as vibration combustion. In the invention described in the prior art, vibration combustion is eliminated by increasing the pressure of the airflow in the upper part of the windbox. However, the airflow is swirled in the secondary
図2は第2の実施例を記したものであり、遮蔽板11を傾斜させている点が図1とは異なっている。図2の遮蔽板11は、空気の旋回流が燃焼筒方向へ向かって流れやすくなるように、ウインドボックス内における空気旋回流の下流側を先方向へ傾斜させて設置している。この場合、送風路10からウインドボックス9内に入り、ウインドボックス周壁7に沿って旋回することで遮蔽板11まで達した旋回空気流は、遮蔽板切り欠き部13を通り抜けるのであるが、遮蔽板11を傾斜しているため、旋回空気流は遮蔽板11に沿って流れることで自然に遮蔽板切り欠き部13へ向かうことになり、流れよりスムースとなる。
FIG. 2 shows a second embodiment, which is different from FIG. 1 in that the shielding plate 11 is inclined. The shielding plate 11 in FIG. 2 is installed with the downstream side of the air swirl flow in the wind box inclined forward so that the swirl flow of air can easily flow toward the combustion cylinder. In this case, the swirling air flow that enters the wind box 9 from the
また、遮蔽板11は図3に記載しているように遮蔽板拡大部12のみからなるものであってもよい。遮蔽板11の目的はウインドボックス周壁7に沿って旋回してきた空気流が、送風路10の接続部正面に達することを防止するものであるため、下部は必ずしも必要なものではない。遮蔽板11はウインドボックス周壁7から遮蔽板11先端までの長さAを、ウインドボックス周壁7から燃焼筒3接続部までの長さaよりも長くし、遮蔽板11の上端から下端まで長さBは、送風路10の内径高さbよりも長くしておくことで、旋回空気流が送風路の接続部正面に達することを防止することができる。この場合も、ウインドボックス周壁7に沿って1周してきた空気流は、遮蔽板11の下部を抜けていく。その後、空気流はテーパ板8に沿ってウインドボックス9内で旋回し、旋回しながら二次空気流路5内へと入っていくことになる。
Further, the shielding plate 11 may be composed of only the shielding plate
1 燃料噴射ノズル
2 一次空気筒
3 燃焼筒
4 一次空気流路
5 二次空気流路
6 二次空気噴出口
7 ウインドボックス周壁
8 テーパ板
9 ウインドボックス
10 送風路
11 遮蔽板
12 遮蔽板拡大部
13 遮蔽板切り欠き部
1 Fuel injection nozzle
2 Primary air cylinder
3 Combustion cylinder
4 Primary air flow path
5 Secondary air flow path
6 Secondary air outlet
7 Windbox wall
8 Tapered plate 9
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