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JP2007145462A - エレベータ利用支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】予めエレベータの利用者の情報の登録を要さず、利用者の情報の管理の手間も掛からず、利用者が指定する行先階の登録を自動的に行えるエレベータ利用支援システムを提供する。
【解決手段】エレベータ利用支援システム1は、エレベータ毎のエレベータサービスアプリケーションが用意されるサーバ3と、サーバからエレベータサービスアプリケーションをダウンロードし、エレベータサービスアプリケーションが起動されると、ディスプレイに利用者の基本データを入力するテンプレートを表示し、テンプレートに基本データが入力されると、内蔵されている非接触ICチップに該基本データを記録する携帯電話機5と、携帯電話機がかざされたときに非接触ICチップに記録される基本データを読み取る非接触読取書込装置7と、非接触読取書込装置で読み取られる基本データに基づいて行先階を登録する支援装置8と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの利用者が行う行先階登録を支援するエレベータ利用支援システムに関するものである。
従来のエレベータの利用者が行う行先階登録を支援するシステムでは、乗客が携帯する非接触カード、無線タグまたは個人情報端末から個人識別情報を非接触で検出する乗客検出手段を備えた乗場装置を各階床の乗場の号機毎に配設し、乗場装置により検出した個人識別情報に従って個人認識し、乗客毎に予め記憶した利用者情報に基づいて、かごを割当てるとともに行先階を登録する(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
また、従来の別の支援するシステムは、エレベータかご内の乗客数の連続的なカウントを提供する方向性動作検知装置と、対応する乗客がそれぞれ携帯し、これらの対応する乗客を識別するためにエレベータかご内でID信号を送信する複数の携帯用識別番号送信装置と、かごが警備された階床に停車しているときに、乗客数の減少を示すカウントとID信号とに応答して、かごから下車した乗客がかごの停車階に入る許可を受けたIDを有するかを判断し、これらの1人またはそれ以上の乗客が許可を受けていない場合に、階床のドアのロック、警備員への連絡、アラーム状態のセットのうちの1つまたはそれ以上を実行する信号処理手段と、を含む(例えば、特許文献5参照)。
また、従来の別の支援するシステムは、建物内での災害の発生とその発生場所とを検出する非常検出装置、この非常検出装置からの信号が入力される制御装置、かご内に設けられ、制御装置からの信号に応じて情報を表示するかご内表示器、及び複数の乗場に設けられ、制御装置からの信号に応じて情報を表示する複数の乗場側表示器を備え、非常検出装置により災害が検出されたとき、制御装置は、かご内及び乗場側表示器に災害の発生場所を表示する(例えば、特許文献6参照)。
特開2002−265154号公報 特開2003−341945号公報 特表2003−503292号公報 特開2002−249284号公報 特表2004−500294号公報 特開2001−253660号公報
しかし、非接触で検出された個人識別情報に従って個人認識し、乗客毎に予め記憶した利用者情報に基づいて、かごを割当てるとともに行先階を登録するので、ビル毎に予め利用者情報をデータベースなどに登録して管理しなければならないという問題がある。
また、複数のビルにおける携帯電話からのカゴ呼び登録の情報をセンタで一括管理する場合でも、予め利用者の情報をセンタに登録して管理しなければならないという問題がある。
また、エレベータ内の乗客の個人識別番号の照会および総乗客数のカウントにより、エレベータを降車する利用者を監視しているが、災害時には個人識別番号を有効に利用していないという問題がある。
また、建物内での災害を検出したときに、避難誘導するためカゴおよび乗場に設けられた表示器に災害発生場所を表示しているが、その表示器の設置場所までいかないと情報を見ることができないという問題がある。
この発明の目的は、予めエレベータの利用者の情報の登録を要さず、利用者の情報の管理の手間も掛からず、利用者が指定する行先階の登録を自動的に行えるエレベータ利用支援システムを提供することである。
この発明に係わるエレベータ利用支援システムは、エレベータ毎のエレベータサービスアプリケーションが用意されるサーバと、上記サーバから上記エレベータサービスアプリケーションをダウンロードし、上記エレベータサービスアプリケーションが起動されると、ディスプレイに利用者の基本データを入力するテンプレートを表示し、該テンプレートに基本データが入力されると、内蔵されている非接触ICチップに該基本データを記録する携帯電話機と、上記携帯電話機がかざされたときに上記非接触ICチップに記録される基本データを読み取る非接触読取書込装置と、上記非接触読取書込装置で読み取られる基本データに基づいて行先階を登録する支援装置と、を備える。
この発明に係わるエレベータ利用支援システムの効果は、サーバから利用するエレベータ用のエレベータサービスアプリケーションをダウンロードし、そのエレベータサービスアプリケーションに従って利用するエレベータの非接触読取書込装置のフォーマットに準拠して非接触ICチップに利用者の基本データが記憶されるので、異なるフォーマットのエレベータに対して共通して基本データを入力することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システムの構成図である。図2は、携帯電話機のディスプレイに表示されるエレベータが具備する機能の説明を示す。図3は、支援装置のデータ格納部に保存される現在階情報を付加した基本データの一例を示す。図4は、保存される基本データに含まれる属性情報の一例を示す。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システム1は、図1に示すように、インターネット2に接続されるサーバ3、インターネット2に携帯電話会社が提供する携帯電話網4を介して接続される携帯電話機5、携帯電話機5に内蔵されている非接触ICチップ6、非接触ICチップ6との間で無線により情報の送受信を行う非接触読取書込装置7、非接触読取書込装置7に接続されている支援装置8、支援装置8に接続される群管理装置9、群管理装置9に接続される図示しないエレベータを制御するエレベータ制御装置10を備える。
このサーバ3には、エレベータサービスアプリケーションを格納されるウエッブページが設けられる。このエレベータサービスアプリケーションは、携帯電話機5に備わる図示しないマイコンが実行する手順から構成され、携帯電話機5のディスプレイ5aにメニュを表示する手順、利用者がメニュに従って入力するデータを非接触ICチップ6に書き込む手順、非接触読取書込装置7から非接触ICチップ6に送信されるエレベータが具備する機能の説明をディスプレイ5aに表示する手順、エレベータが具備する機能の説明を携帯電話機5の記憶部5bに保存する手順を含んでいる。
この携帯電話機5は、サーバ3のウエッブページにアクセスして、利用するエレベータ用のエレベータサービスアプリケーションをダウンロードする。そして、携帯電話機5のマイコンにおいてエレベータサービスアプリケーションが起動されると、ディスプレイ5a上に利用するエレベータ用の基本データの入力用のテンプレートが表示され、利用者がこのテンプレートに利用者の基本データを入力すると、この利用者の基本データが非接触ICチップ6に書き込まれる。すなわち、利用するエレベータに備えられる非接触読取書込装置7に対応するフォーマットで非接触ICチップ6に基本データが記憶される。
携帯電話機5のディスプレイ5aには、図2(a)に示すように、行先階登録のキャンセルの方法、火災、地震または停電が発生したときに行われるエレベータの管制運転の動作説明、避難経路の説明などが表示される。
そして、例えば、地震発生時に行われる管制運転の説明を選択すると、図2(b)に示すように、「地震発生時に地震感知器により地震を検知すると、カゴを最寄階へ停止させ、乗客の安全を確保します。最寄階に停止し、ドアが開いたら、お降り下さい。」という説明がディスプレイ5aに表示される。
また、避難経路説明を選択した場合には、エレベータを降りたときいずれの方向に非常口または非常階段があるのかを説明する文章とともに簡略化した避難地図が表示される。
また、この非接触ICチップ6は、エレベータサービスアプリケーションにより予め基本データが書き込まれ、非接触読取書込装置7に近づけられると非接触読取書込装置7から行われているポーリングに対応して、基本データを非接触読取書込装置7に送信するとともに、非接触読取書込装置7から送られてくる非接触読取書込装置7が備わるエレベータが具備する機能の説明を受信し、エレベータサービスアプリケーションに送る。
また、この非接触読取書込装置7は、周期的にデータ送信要求指令とエレベータが具備する機能の説明とを送信する。そして、このデータ送信要求指令を受信した非接触ICチップ6からこのデータ送信要求指令に応じて送られてくる基本データを受信し、この基本データに現在階情報を付加して支援装置8に送信する。
支援装置8は、エレベータが具備する機能の説明をデータ送信要求指令と合わせて送信するとともにデータ送信要求指令に応答して非接触ICチップ6から送信される利用者の基本データを受信する送受信部15、受信した利用者の基本データを現在階情報と時刻情報とに合わせて保存するデータ格納部16、基本データと現在階情報とに基づいて行先階登録を行うシステム制御部17を有する。
システム制御部17は、受信した利用者の基本データの目的階と現在階情報の現在階とを比較し、目的階と現在階とが異なるとき目的階のデータをエレベータ情報に変換して群管理装置9に送信し、行先階登録を行う。一方、目的階と現在階とが同じとき基本階を群管理装置9に送信し、行先階登録を行う。
保存される基本データは、図3に示すように、利用者の携帯電話番号、基本階、目的階、個人情報を指定する属性情報、携帯電話機5のメールアドレスを含んでいる。
属性情報としては、図4に示すように、一般、身障者、車椅子利用、聴覚障害者、視覚障害者などである。
また、群管理装置9は、支援装置8から行われた行先階登録に基づいてカゴを割り当てて、カゴ情報をエレベータ制御装置10に送る。
エレベータ制御装置10は、群管理装置9により割り当てられたカゴを乗場呼びされた乗場に配車して、利用者を行先階登録された行先階に運ぶ。
図5は、実施の形態1に係わる携帯電話機5を用いて利用者の基本データを入力する手順とエレベータが具備する機能の説明を表示する手順を示すフローチャートである。
次に、携帯電話機5を用いて利用者の基本データを入力する手順とエレベータが具備する機能の説明を表示する手順を説明する。
ステップS10において、利用者は、携帯電話機5にウエッブページのアドレスを入力して、サーバ3のウエッブページにアクセスする。
ステップS11において、利用者は、ウエッブページから利用するエレベータ用のエレベータサービスアプリケーションをダウンロードする。
ステップS12において、利用者は、携帯電話機5でエレベータサービスアプリケーションを起動し、ディスプレイ5aに表示されるメニュに従って基本データを入力する。
ステップS13において、利用者は、利用するエレベータの非接触読取書込装置7に携帯電話機5をかざす。このようにすると利用者の基本データが非接触読取書込装置7に入力される。
ステップS14において、携帯電話機5を非接触読取書込装置7にかざすと、非接触読取書込装置7からエレベータが具備する機能の説明が非接触ICチップ6に送信される。
ステップS15において、利用するエレベータが具備する機能の説明の受信が初めてか否かを判断し、初めてのときにはステップS16に進み、初めてでないときにはステップS17に進む。
ステップS16において、利用するエレベータが具備する機能の説明がディスプレイ5aに表示されて携帯電話機5で行われる手順を終了する。
ステップS17において、利用するエレベータが具備する機能の説明が既に取得されているので、受信したエレベータが具備する機能の説明を廃棄して携帯電話機5で行われる手順を終了する。
図6は、エレベータ利用支援システム1における基本データを取得した以降の手順を示すフローチャートである。
次に、エレベータ利用支援システム1における基本データを取得した以降の手順をについて説明する。
ステップS20において、非接触読取書込装置7は、携帯電話機5の非接触ICチップ6から基本データを読み取り、現在階情報を付加して支援装置8に送信する。
ステップS21において、支援装置8は、現在階情報が付加された受信した基本データに時刻情報を付加して保存する。
ステップS22において、支援装置8は、基本データの目的階と現在階とが異なるか否かを判断する。目的階と現在階とが異なるときにはステップS23に進み、目的階と現在階とが等しいときにはステップS24に進む。
ステップS23において、支援装置8は、目的階を行先階として群管理装置9に登録する。
ステップS24において、支援装置8は、基本階を行先階として群管理装置9に登録する。
ステップS25において、群管理装置9は、登録された行先階に基づいて適するカゴを選択して、エレベータ制御装置10にカゴ情報と合わせて現在階および行先階情報を送る。エレベータ制御装置10は、割り当てられたカゴを現在階に配車し、利用者が乗車したら行先階まで走行して利用者を運ぶ。
このようなエレベータ利用支援システム1は、サーバ3から利用するエレベータ用のエレベータサービスアプリケーションをダウンロードし、そのエレベータサービスアプリケーションに従って利用するエレベータの非接触読取書込装置7のフォーマットに準拠して非接触ICチップ6に利用者の基本データが記憶されるので、異なるフォーマットのエレベータに対して共通して基本データを入力することができる。
また、利用者の基本データが記憶された非接触ICチップ6を内蔵する携帯電話機5をエレベータ乗車時に非接触読取書込装置7にかざすだけで基本データが入力されるので、予めビル毎にユーザ登録をするなどデータの管理を必要としない。
また、非接触ICチップ6が非接触読取書込装置7から利用するエレベータが具備する機能の説明を受信し、携帯電話機5のディスプレイ5aにその説明が表示されるので、地震、火災時の管制運転などに対して利用者が迅速に対応することができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係わるエレベータサービスアプリケーションの手順を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態2に係わるエレベータ利用支援システムは、実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システム1とエレベータサービスアプリケーションが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態2に係わるエレベータサービスアプリケーションは、実施の形態1に係わるエレベータサービスアプリケーションに拡張キーを受信したときに使用できる手順が追加されており、それ以外は同様であるので、同様な部分の説明は省略する。
拡張キーに含まれるエレベータが具備する拡張機能は、例えば、女性専用運転または直行運転などの専用運転機能である。
そして、非接触ICチップ6は、非接触読取書込装置7に近づけられると拡張キーを受信し、その拡張キーを携帯電話機5のマイコンに送信する。
携帯電話機5のマイコンでは、拡張キーを受信すると、拡張キーに含まれるエレベータが具備する拡張機能の拡張データ登録メニュをディスプレイ5aに表示し、利用者が選択することにより非接触ICチップ6に記憶する。
次に、拡張キーを非接触ICチップ6が受信した以降のエレベータサービスアプリケーションの手順を説明する。図7のステップS10からステップS13までは図5のステップS10からステップS13までと同様であるので、説明は省略する。
ステップS31において、携帯電話機5を非接触読取書込装置7にかざすと、非接触読取書込装置7から拡張キーが非接触ICチップ6に送信される。
ステップS32において、拡張キーの受信が初めてか否かを判断し、受信が初めてのときにはステップS33に進み、受信が初めてでないときにはステップS35に進む。
ステップS33において、拡張データ登録メニュがディスプレイ5aに表示される。
ステップS34において、利用者により拡張データ登録メニュの項目が選択されると、その項目が非接触ICチップ6に記憶され、携帯電話機5で実行する手順を終了する。
ステップS35において、既に拡張キーが取得されているので、受信した拡張キーを廃棄し、携帯電話機5で実行する手順を終了する。
一方、非接触ICチップ6に記憶されている拡張機能は、次回に当該エレベータを利用するときに非接触読取書込装置7により読み取られ、群管理装置9に登録される。
このようにエレベータの運転形式を指定する拡張キーを取得するので、ビルに特化したエレベータ運転モードを登録することができ、利用者の利便性を向上することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係わるエレベータ利用支援システムの構成図である。
この発明の実施の形態3に係わるエレベータ利用支援システムは、実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システムに災害情報が入力されたときに実行される機能が追加されていることが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
ビル内の災害を監視する防災設備、エレベータの監視、制御を行う監視装置が追加されていることが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記して説明は省略する。
実施の形態3に係わるエレベータ利用支援システム1Cは、ビル内の災害を監視する防災設備21、防災設備21とは通信線22、支援装置8Cとはネットワーク23とを介して接続され、エレベータの監視と制御とを行う監視装置24を備える。そして、ネットワーク23は、ルータ25を経由してインターネット2に接続されている。
この防災設備21は、ビル内を監視し、ビル内で災害が発生すると、災害情報を通信線22を介して監視装置24に通報する。
この監視装置24は、災害情報を受けると、災害の規模および防災設備などの情報に基づいてエレベータの運行の継続の可否を判断し、運行継続の可否の情報を支援装置8Cに送信する。
実施の形態3に係わる支援装置8Cは、運行継続の可否の情報に基づいてビル内のエレベータを利用した利用者に対して避難誘導を行う。
図9は、災害が発生したときのエレベータ利用支援システム1Cにより行われる避難誘導の手順を示すフローチャートである。
次に、災害が発生したときのエレベータ利用支援システム1Cにより行われる避難誘導の手順を説明する。
ステップS51において、防災設備21は災害を検知すると災害情報を通報する。
ステップS52において、監視装置24は防災設備21から災害情報を取得する。
ステップS53において、監視装置24は、災害の規模、防災消火設備などの情報に基づいてエレベータの運行の継続が可能か否かを判断し、運行の継続が不可能なときにはステップS54に進み。運行の継続が可能なときにはステップS59に進む。
ステップS54において、支援装置8は監視装置から運行の継続が不可能という情報を受信したとき、エレベータの運行を停止する。
ステップS55において、支援装置8は利用者の基本データに基づいて利用者の基本階と現在階とが同じか否かを判断し、基本階と現在階とが同じ場合には、次の利用者を調べるためにステップS55を繰り返し、基本階と現在階とが異なる場合には、ステップS56に進む。
ステップS56において、利用者の属性情報に基づいて利用者が視覚障害者か否かを判断し、利用者が視覚障害者の場合には、ステップS57に進み、利用者が視覚障害者以外の場合には、ステップS58に進む。
ステップS57において、利用者の携帯電話機5に電話して音声により階段を利用する避難誘導を行い、ステップS55に戻る。
ステップS58において、利用者の携帯電話機5に災害発生情報、避難する階段、経路図をメールし、ステップS55に戻る。
ステップS59において、支援装置8は利用者の基本データに基づいて利用者の基本階と現在階とが同じか否かを判断し、基本階と現在階とが同じ場合には、次の利用者を調べるためにステップS59を繰り返し、基本階と現在階とが異なる場合には、ステップS60に進む。
ステップS60において、利用者の属性情報に基づいて利用者が視覚障害者か否かを判断し、利用者が視覚障害者の場合には、ステップS61に進み、利用者が視覚障害者以外の場合には、ステップS62に進む。
ステップS61において、利用者の携帯電話機5に電話して音声によりエレベータを利用する避難誘導を行い、ステップS59に戻る。
ステップS62において、利用者の属性情報に基づいて利用者が車椅子利用者または身障者か否かを判断し、利用者が車椅子利用者または身障者の場合には、ステップS63に進み、利用者が健常者の場合には、ステップS64に進む。
ステップS63において、利用者の携帯電話機5に災害発生情報、エレベータの利用を推奨することおよび乗場までの地図をメールし、ステップS59に戻る。
ステップS64において、利用者の携帯電話機5に災害発生情報、階段利用への協力依頼、避難時の経路図をメールし、ステップS59に戻る。
このようなエレベータ利用支援システムは、保存された利用者の基本データから在館の情報および属性情報から障害者の情報を得ることができるので、エレベータを利用して避難を実施するときに、障害者を優先して避難誘導を実施することができる。
また、災害が発生したとき、防災設備情報および保存された利用者の基本データに基づいて災害発生状況、避難経路などの情報を利用者の携帯電話機5に電話またはメールすることにより通報できるので、安全に迅速な避難を支援することができる。
この発明の実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システムの構成図である。 実施の形態1に係わる携帯電話機のディスプレイに表示されるエレベータが具備する機能の説明を示す。 実施の形態1に係わる支援装置のデータ格納部に保存される現在階情報を付加した基本データの一例を示す。 保存される基本データに含まれる属性情報の一例を示す。 実施の形態1に係わる携帯電話機を用いて利用者の基本データを入力する手順とエレベータが具備する機能の説明を表示する手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係わるエレベータ利用支援システムにおける基本データを取得した以降の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係わるエレベータサービスアプリケーションの手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係わるエレベータ利用支援システムの構成図である。 災害が発生したときに実施の形態3に係わるエレベータ利用支援システムにより行われる避難誘導の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1C エレベータ利用支援システム、2 インターネット、3 サーバ、4 携帯電話網、5 携帯電話機、5a ディスプレイ、5b 記憶部、6 非接触ICチップ、7 非接触読取書込装置、8、8C 支援装置、9 群管理装置、10 エレベータ制御装置、15 送受信部、16 データ格納部、17 システム制御部、21 防災設備、22 通信線、23 ネットワーク、24 監視装置、25 ルータ。

Claims (5)

  1. エレベータ毎のエレベータサービスアプリケーションが用意されるサーバと、
    上記サーバから上記エレベータサービスアプリケーションをダウンロードし、上記エレベータサービスアプリケーションが起動されると、ディスプレイに利用者の基本データを入力するテンプレートを表示し、該テンプレートに基本データが入力されると、内蔵されている非接触ICチップに該基本データを記録する携帯電話機と、
    上記携帯電話機がかざされたときに上記非接触ICチップに記録される基本データを読み取る非接触読取書込装置と、
    上記非接触読取書込装置で読み取られる基本データに基づいて行先階を登録する支援装置と、
    を備えることを特徴とするエレベータ利用支援システム。
  2. 上記非接触ICチップは、上記携帯電話機が上記非接触読取書込装置にかざされたときにエレベータが具備する機能の説明を受信して上記携帯電話機に送り、
    上記携帯電話機は、上記ディスプレイに該エレベータが具備する機能の説明を表示することを特徴とする請求項1に記載するエレベータ利用支援システム。
  3. 上記非接触ICチップは、上記携帯電話機が上記非接触読取書込装置にかざされたときに該エレベータの拡張キーを受信して上記携帯電話機に送り、
    上記携帯電話機は、上記ディスプレイに上記拡張キーに関する拡張機能登録メニュを表示し、上記拡張機能登録メニュの項目が選択されると、該選択された項目を上記非接触ICチップに記録することを特徴とすることを特徴とする請求項1または2に記載するエレベータ利用支援システム。
  4. 上記基本データには、上記携帯電話機の携帯電話番号またはメールアドレスが含まれ、
    上記支援装置は、上記携帯電話番号またはメールアドレスを保存し、災害が発生したとき、上記携帯電話番号またはメールアドレスの上記携帯電話機に災害発生状況、避難方法または避難経路を電話またはメールすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載するエレベータ利用支援システム。
  5. 上記基本データには、視覚障害者を含む属性情報が含まれ、
    上記支援装置は、災害が発生したとき、上記属性情報を参照して利用者が視覚障害者か否かを判断し、視覚障害者の場合には、視覚障害を考慮する避難方法、避難経路を当該利用者の上記携帯電話機を使って音声により避難誘導することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載するエレベータ利用支援システム。
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