[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2007142514A - 可変利得電力増幅器 - Google Patents

可変利得電力増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007142514A
JP2007142514A JP2005329719A JP2005329719A JP2007142514A JP 2007142514 A JP2007142514 A JP 2007142514A JP 2005329719 A JP2005329719 A JP 2005329719A JP 2005329719 A JP2005329719 A JP 2005329719A JP 2007142514 A JP2007142514 A JP 2007142514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable
power amplifier
variable gain
current
gain power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005329719A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Kuroda
秀彦 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2005329719A priority Critical patent/JP2007142514A/ja
Priority to US11/559,220 priority patent/US7671682B2/en
Publication of JP2007142514A publication Critical patent/JP2007142514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/34DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
    • H03F3/343DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/34DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
    • H03F3/343DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
    • H03F3/347DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only in integrated circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45076Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
    • H03F3/45071Differential amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/45076Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
    • H03F3/4508Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using bipolar transistors as the active amplifying circuit
    • H03F3/45085Long tailed pairs
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0088Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using discontinuously variable devices, e.g. switch-operated
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45494Indexing scheme relating to differential amplifiers the CSC comprising one or more potentiometers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45508Indexing scheme relating to differential amplifiers the CSC comprising a voltage generating circuit as bias circuit for the CSC
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45656Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising one diode of a current mirror, i.e. forming an asymmetrical load
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2203/00Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
    • H03F2203/45Indexing scheme relating to differential amplifiers
    • H03F2203/45702Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising two resistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

【課題】従来の増幅器では、所望の利得を高精度で得ることが困難である。
【解決手段】可変利得電力増幅器1は、電力増幅部10および信号生成部20を備えている。電力増幅部10は、制御端子12を有し、制御端子12に与えられる制御信号によって利得が可変である。信号生成部20は、制御端子12に与える制御信号を生成する。この信号生成部20は、2値信号によってオン状態またはオフ状態に制御されるスイッチ回路22と、定電流を発生する定電流源24と、可変電流を発生する可変電流源26とを含んでいる。また、信号生成部20は、スイッチ回路22がオン状態のとき、電力増幅部10をオンさせるとともに、上記定電流と上記可変電流との和の大きさに依存した大きさの制御信号を生成する。一方、信号生成部20は、スイッチ回路22がオフ状態のとき、電力増幅部10をオフさせる大きさの制御信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変利得電力増幅器に関する。
近年、ISM(Industry Science Medical)帯や特定小電力無線等の通信機器においては、小型、低消費電力化および送信周波数の高精度化が求められ、多くの機能がIC化されるようになってきている。これらに用いられる送信機についても同様に、発振器、PLL周波数シンセサイザ、変調器、電力増幅器および制御用マイコン等の機能回路のICへの内蔵化が進んでいる。
特に、リモートキーレスエントリー(RKE)を主な用途とした送信機においては、自動車キーに内蔵するため、回路のIC化が要求されている。具体的には、必要な回路を必要最小限の機能ピンを配した小型パッケージに搭載し、簡単かつ少数の外付け部品で構成することが求められる。また、国内外の仕様に合うように、ASK変調(Amplitude Shift Keying)あるいはOOK変調(On-Off-Keying、オン/オフ制御によるEnable動作も含む)とFSK変調(Frequency Shift Keying)とが同一ICにて可能で、且つ出力電力を微調整可能であることが望まれる。
従来の電力増幅器としては、例えば特許文献1,2に記載されたものがある。図5は、特許文献1に記載された可変利得電力増幅器を示す回路図である。トランジスタ101は、抵抗102,103によって自己バイアスされた電力増幅部を構成している。トランジスタ101のベースには、可変電流源110が接続されている。可変電流源110は、トランジスタ111,112を含むカレントミラー回路として構成されている。この増幅器においては、端子104にカレントミラー制御用の入力電圧を加え、ベースバイアス電流を分流制御することによって利得制御を行なっている。
図6は、図5の可変利得電力増幅器における利得制御の特性例を示すグラフである。横軸がカレントミラー制御用の入力電圧(V)、縦軸が利得(dB)をそれぞれ表している。このように、電力増幅用トランジスタ101のベースに可変電流源110を付加し、制御電圧に応じてベース電流制御を行なうことによって利得制御が行われている。
特開平6−164249号公報 特開2000−295050号公報
しかしながら、図5の増幅器においては、利得制御電圧の僅かな変動で電力利得が大きく変化し、所望の利得を高精度で得ることが困難である。
本発明による可変利得電力増幅器は、制御端子を有し、当該制御端子に与えられる制御信号によって利得が可変な電力増幅部と、上記制御端子に与える上記制御信号を生成する信号生成部と、を備え、上記信号生成部は、2値信号によってオン状態またはオフ状態に制御されるスイッチ回路と、定電流を発生する定電流源と、可変電流を発生する可変電流源とを含み、上記スイッチ回路がオン状態のとき、上記電力増幅部をオンさせるとともに、上記定電流と上記可変電流との和の大きさに依存した大きさの上記制御信号を生成し、上記スイッチ回路がオフ状態のとき、上記電力増幅部をオフさせる大きさの上記制御信号を生成することを特徴とする。
また、本発明による可変利得電力増幅器は、制御端子を有し、当該制御端子に与えられる制御信号によって利得が可変な電力増幅部と、上記制御端子に与える上記制御信号を生成する信号生成部と、を備え、上記信号生成部は、定電流を発生する定電流源と、可変電流を発生する可変電流源とを含み、上記定電流と上記可変電流との和の大きさに依存した大きさの上記制御信号を生成することを特徴としてもよい。
これらの増幅器においては、定電流源からの定電流と可変電流源からの可変電流との和の大きさに依存した大きさの制御信号が電力増幅部の制御端子に与えられる。したがって、電力利得制御をアナログ的に行うことが可能である。
本発明によれば、高精度な利得調整が可能な可変利得電力増幅器が実現される。
以下、図面を参照しつつ、本発明による可変利得電力増幅器の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による可変利得電力増幅器の第1実施形態を示すブロック図である。可変利得電力増幅器1は、電力増幅部10および信号生成部20を備えている。電力増幅部10は、制御端子12を有し、当該制御端子12に与えられる制御信号によって利得が可変である。また、端子14および端子16は、それぞれ電力増幅部10の入力端子および出力端子である。
電力増幅部10の制御端子12には、抵抗素子R1(第1の抵抗素子)を介して信号生成部20が接続されている。信号生成部20は、制御端子12に与える制御信号を生成する。この信号生成部20は、2値信号によってオン状態またはオフ状態に制御されるスイッチ回路22と、定電流を発生する定電流源24と、可変電流を発生する可変電流源26とを含んでいる。また、信号生成部20は、スイッチ回路22がオン状態のとき、電力増幅部10をオンさせるとともに、上記定電流と上記可変電流との和の大きさに依存した大きさの制御信号を生成する。一方、信号生成部20は、スイッチ回路22がオフ状態のとき、電力増幅部10をオフさせる大きさの制御信号を生成する。
図2は、可変利得電力増幅器1の回路構成の一例を示す回路図である。本例において、電力増幅部10は、バイポーラトランジスタQ1を含んでいる。このバイポーラトランジスタQ1のベース端子が制御端子12に相当する。バイポーラトランジスタQ1のエミッタ端子はグランド(GND)に接続されており、コレクタ端子は端子16に接続されている。また、コレクタ端子と電源(Vcc)との間には、負荷Z1が接続されている。また、バイポーラトランジスタQ1のベース端子は、カップリングコンデンサC1を介して端子14に接続されている。
上述のスイッチ回路22は、互いに差動対を構成する2つのバイポーラトランジスタQ4,Q5を有している。バイポーラトランジスタQ4,Q5は、NPN型のバイポーラトランジスタである。バイポーラトランジスタQ4のベース端子には、参照電圧Vrefが印加される。この参照電圧Vrefは、電源電位Vccと接地電位0との間の値に設定される。一方、バイポーラトランジスタQ5のベース端子は、ASK動作およびEnable動作のための制御電圧が印加される端子32に接続されている。
定電流源24は、バイポーラトランジスタQ7および抵抗素子R7を有している。また、可変電流源26は、バイポーラトランジスタQ6および抵抗素子R6,R9を有している。ここで、抵抗素子R9は、可変抵抗素子であり、抵抗素子R6と直列に接続されている。可変電流源26は、この抵抗素子R9の抵抗値に依存した大きさの電流を上記可変電流として発生する。可変利得電力増幅器1においては、例えば、抵抗素子R9が外付け抵抗として設けられ、抵抗素子R9以外の素子の全てが1つのICに搭載される。
さらに、信号生成部20は、電力増幅部10の制御端子12に一端が接続された抵抗素子R1の他端に接続されたバイアス回路28を含んでいる。バイアス回路28は、抵抗素子R2(第2の抵抗素子)を介してグランドに接続されたダイオードD1を有している。また、信号生成部20は、バイポーラトランジスタQ2,Q3を有するカレントミラー回路を含んでいる。スイッチ回路22(具体的にはバイポーラトランジスタQ5のコレクタ端子)は、このカレントミラー回路を介して抵抗素子R1の上記他端に接続されている。
次に、図2の回路の動作を説明する。端子32にHighレベルの制御信号(>Vref)を印加したとき、バイポーラトランジスタQ5に流れる電流I3は、上述のカレントミラー回路によって折り返される。すると、電流I5が流れ、あるバイアスがバイアス回路28に発生する。これによってバイポーラトランジスタQ1に電流が流れ、電流I6と負荷Z1とで電力増幅部10の出力電力が決まる。このとき、I3=I1+I2、I4≒0、I6∝I3であり、PoutはI6の関数となる。したがって、可変電流源26の電流I2の変化に伴い、出力電力も変化することになる。
ここで、可変電流I2の値は、上述のとおり、抵抗素子R9の抵抗値を調整することにより設定することができる。例えば、抵抗素子R9の抵抗値が無限大(すなわちオープン状態)のとき、I2=0、I3=I1となり、バイポーラトランジスタQ1のベースバイアスおよびコレクタ電流は共に最小となる。したがって、電力増幅部10の出力電力も最小となる。一方、抵抗素子R9の抵抗値が0(すなわちショート状態)のとき、I3=I1+I2となり、バイポーラトランジスタQ1のベースバイアスおよびコレクタ電流は共に最大となる。したがって、電力増幅部10の出力電力も最大となる。
端子32にLowレベルの制御信号(<Vref)を印加したとき、I3≒0、I4=I1+I2となるため、I6≒0となる。したがって、抵抗素子R9の抵抗値に関係なく、バイポーラトランジスタQ1はオフ状態となり、増幅は行われないことになる。
図3は、図2の回路の動作特性を示すグラフである。横軸が抵抗素子R9の抵抗値(kΩ)、縦軸が出力電力(dBm)および回路電流(mA)である。線L1および線L2が、それぞれ出力電力および回路電流に対応する。このグラフから、抵抗素子R9の抵抗値を1kΩから100kΩまで変化させたとき、10dB以上の出力変化量が得られることがわかる。すなわち、入力ダイナミックレンジを大きくとれるとともに、抵抗素子R9の抵抗値の微調整により出力電力を高精度で調整できることがわかる。さらに、回路電流が出力の増減に比例して増減することがわかる。このことは、回路の低消費電流化に寄与する。
続いて、本実施形態の効果を説明する。可変利得電力増幅器1においては、定電流源24からの定電流と可変電流源26からの可変電流との和の大きさに依存した大きさの制御信号が電力増幅部10の制御端子12に与えられる。したがって、電力利得制御をアナログ的に行うことが可能である。よって、高精度な利得調整が可能な可変利得電力増幅器1が実現されている。
さらに、信号生成部20がスイッチ回路22を含んでいる。そして、そのスイッチ回路22のオンおよびオフに伴い、電力増幅部10もそれぞれオンおよびオフに制御されるように構成されている。また、スイッチ回路22がオン状態のときには、定電流源24からの定電流と可変電流源26からの可変電流との和の大きさに依存した大きさの制御信号が電力増幅部10の制御端子12に与えられる。したがって、電力利得制御をアナログ的に行うとともに、電力増幅部10のオン/オフ動作をデジタル的に行うことが可能である。よって、出力のオン/オフ制御とともに高精度な利得調整が可能な可変利得電力増幅器1が実現されている。ただし、信号生成部20にスイッチ回路22を設けることは必須ではない。
ところで、上述した図5の増幅器においては、ベースバイアス制御に使うカレントミラー回路がトランジスタ101のベース・エミッタ間に挿入されているため、正常動作時でもトランジスタ111のコレクタ・エミッタ間電圧は約0.7Vである。したがって、制御電圧の上昇により、カレントミラー電流が増大し、抵抗113による電圧降下が増大すると、トランジスタ111のコレクタ・エミッタ間電圧は更に小さくなり、飽和領域に近づいて行くため、高精度な制御が難しくなる。
また、トランジスタ101をC級バイアスにすると、無信号時にはベース・エミッタ間電圧は0V付近になり、トランジスタ111のコレクタ・エミッタ間電圧も0V付近になり、飽和してしまう。この点に関し、低消費電力化の観点からは、電力増幅器には、歪みが小さく低電力効率のA級動作よりも、歪みは大きいが高効率なC級動作の方が強く望まれている。さらに、図5の回路においては、電圧によって利得制御が行なわれるため、わずかな電圧変化でも大きく出力が変化してしまう。すなわち、入力ダイナミックレンジが小さくなってしまう。
これに対し、可変利得電力増幅器1においては、所望の出力電力を抵抗(抵抗素子R9)1つで高精度かつ任意に調整でき、且つその状態でASK、OOK変調等のオン/オフ制御が可能である。さらに、バイアス回路28への供給電流I5を制御し、ダイオードD1と抵抗素子R2とでバイアス電圧を発生している。これにより、無入力時にバイポーラトランジスタQ1のベース電位が低く、オフ状態にあっても飽和するトランジスタがないため、C級バイアス状態でも使用可能である。このようにすると、入力ダイナミックレンジを大きくとることができ、利得の微調整が可能となる。これは、利得調整用の抵抗(抵抗素子R9)を大きく変化させても、分流電流の変化に負帰還がかかることによりバイアス回路28に流れる電流が抑制され、利得の急激な変化を回避できるためである。
さらに、1つの回路でバイアス電流の設定機能とオン/オフ動作の機能とを兼ね備えているため、利得調整を簡単に精度良く行え、且つ高速制御が可能である。また、可変利得電力増幅器1は、回路構成が簡潔なため、チップレイアウト面積を小さくでき、IC化に適している。このため、小型化を要求されるRKE等の送信機に好適に適用できる。しかも、可変利得電力増幅器1は、駆動電圧をVce=0.7VとするとVcc≧2.1Vで動作可能なため、低電圧動作に適している。
また、可変利得電力増幅器1は、オン/オフ制御をデジタル的に行っているため、端子32から入るノイズに強い。このため、図5の増幅器とは異なり、制御電圧源が不要である。さらに、同一回路内にスイッチ回路22が設けられているため、出力電力をある値に設定した状態でオン/オフ制御を容易かつ高速に行なうことができる。
以上の効果を奏する可変利得電力増幅器1は、近距離データ通信、RKEおよびホームセキュリティ等のISM帯あるいは特定小電力無線の送信機に、好適に適用することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明による可変利得電力増幅器の第2実施形態を示す回路図である。可変利得電力増幅器2は、電力増幅部10および信号生成部20を備えている。電力増幅部10の構成は、図2で説明したとおりである。本実施形態の信号生成部20においては、スイッチ回路を構成するバイポーラトランジスタQ4,Q5がPNP型のバイポーラトランジスタである。また、図2の信号生成部20においては定電流源および可変電流源がスイッチ回路のグランド側に設けられていたのに対して、本実施形態においては定電流源および可変電流源がスイッチ回路の電源側に設けられている。可変利得電力増幅器2の動作は、図2の可変利得電力増幅器1と同様である。
かかる構成の可変利得電力増幅器2は、上述の可変利得電力増幅器1が奏する効果に加えて、次の効果を奏することができる。すなわち、スイッチ回路をPNPトランジスタの差動対を用いて構成することによって、さらに構成素子数を減らし、IC化に一層適した回路を実現できる。また、カレントミラーの折り返しを1段減らせ、各トランジスタのhFE低下やバラツキ等に起因するベース電流増加による誤差が減り、より高精度な利得調整が可能となる。
本発明による可変利得電力増幅器は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においてはバイポーラトランジスタの代わりに電界効果トランジスタ(FET)を用いてもよい。その場合も、バイポーラトランジスタを用いた場合と同様の動作が可能であり、チップレイアウト面積の更なる縮小化および高集積のIC化が実現する。
本発明による可変利得電力増幅器の第1実施形態を示すブロック図である。 図1の可変利得電力増幅器の回路構成の一例を示す回路図である。 図2の回路の動作特性を示すグラフである。 本発明による可変利得電力増幅器の第2実施形態を示す回路図である。 従来の可変利得電力増幅器を示す回路図である。 図5の可変利得電力増幅器における利得制御の特性例を示すグラフである。
符号の説明
1 可変利得電力増幅器
2 可変利得電力増幅器
10 電力増幅部
12 制御端子
14 端子
16 端子
20 信号生成部
22 スイッチ回路
24 定電流源
26 可変電流源
28 バイアス回路
32 端子
C1 カップリングコンデンサ
D1 ダイオード
Q1〜Q8 バイポーラトランジスタ
R1〜R9 抵抗素子
Z1 負荷

Claims (8)

  1. 制御端子を有し、当該制御端子に与えられる制御信号によって利得が可変な電力増幅部と、
    前記制御端子に与える前記制御信号を生成する信号生成部と、を備え、
    前記信号生成部は、
    2値信号によってオン状態またはオフ状態に制御されるスイッチ回路と、定電流を発生する定電流源と、可変電流を発生する可変電流源とを含み、
    前記スイッチ回路がオン状態のとき、前記電力増幅部をオンさせるとともに、前記定電流と前記可変電流との和の大きさに依存した大きさの前記制御信号を生成し、
    前記スイッチ回路がオフ状態のとき、前記電力増幅部をオフさせる大きさの前記制御信号を生成することを特徴とする可変利得電力増幅器。
  2. 請求項1に記載の可変利得電力増幅器において、
    前記スイッチ回路は、互いに差動対を構成する2つのトランジスタを有している可変利得電力増幅器。
  3. 請求項2に記載の可変利得電力増幅器において、
    前記トランジスタは、PNP型トランジスタである可変利得電力増幅器。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の可変利得電力増幅器において、
    前記可変電流源は、可変抵抗素子を有しており、当該可変抵抗素子の抵抗値に依存した大きさの電流を前記可変電流として発生する可変利得電力増幅器。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の可変利得電力増幅器において、
    前記信号生成部は、前記電力増幅部の前記制御端子に一端が接続された第1の抵抗素子の他端に接続されたバイアス回路を含み、
    当該バイアス回路は、第2の抵抗素子を介してグランドに接続されたダイオードを有している可変利得電力増幅器。
  6. 請求項5に記載の可変利得電力増幅器において、
    前記信号生成部は、カレントミラー回路を含み、
    前記スイッチ回路は、当該カレントミラー回路を介して前記第1の抵抗素子の前記他端に接続されている可変利得電力増幅器。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の可変利得電力増幅器において、
    前記電力増幅部は、バイポーラトランジスタを含み、
    当該バイポーラトランジスタのベース端子が前記制御端子に相当する可変利得電力増幅器。
  8. 制御端子を有し、当該制御端子に与えられる制御信号によって利得が可変な電力増幅部と、
    前記制御端子に与える前記制御信号を生成する信号生成部と、を備え、
    前記信号生成部は、
    定電流を発生する定電流源と、可変電流を発生する可変電流源とを含み、
    前記定電流と前記可変電流との和の大きさに依存した大きさの前記制御信号を生成することを特徴とする可変利得電力増幅器。
JP2005329719A 2005-11-15 2005-11-15 可変利得電力増幅器 Pending JP2007142514A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005329719A JP2007142514A (ja) 2005-11-15 2005-11-15 可変利得電力増幅器
US11/559,220 US7671682B2 (en) 2005-11-15 2006-11-13 Variable gain power amplifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005329719A JP2007142514A (ja) 2005-11-15 2005-11-15 可変利得電力増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007142514A true JP2007142514A (ja) 2007-06-07

Family

ID=38086826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005329719A Pending JP2007142514A (ja) 2005-11-15 2005-11-15 可変利得電力増幅器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7671682B2 (ja)
JP (1) JP2007142514A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200729697A (en) * 2005-12-26 2007-08-01 Toshiba Kk Power amplifier
US7944300B2 (en) * 2009-08-25 2011-05-17 Micron Technology, Inc. Bias circuit and amplifier providing constant output current for a range of common mode inputs
US9154154B2 (en) * 2013-08-28 2015-10-06 Maxlinear, Inc. Method and system for a low input voltage low impedance termination stage for current inputs
US9496830B1 (en) * 2013-12-03 2016-11-15 Qorvo Us, Inc. Threshold voltage-tracking bias circuit for radio frequency power amplifier

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228109A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Nec Corp 中間周波増幅器
JPH02308606A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Hitachi Ltd 無線受信器
JPH0918297A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Nec Corp ヒステリシス付きコンパレータ
JPH1098336A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Hitachi Ltd 高周波増幅回路
JP2002009558A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Fujitsu Quantum Devices Ltd 高周波増幅器バイアス回路、高周波電力増幅器および通信装置
JP2002520895A (ja) * 1998-07-02 2002-07-09 クゥアルコム・インコーポレイテッド 改良された指数関数電流発生器と方法
JP2002536860A (ja) * 1999-01-28 2002-10-29 ノーテル・ネットワークス・リミテッド データ・パルス・レシーバ
JP2002335135A (ja) * 2001-03-05 2002-11-22 Toshiba Corp 高周波電力増幅器及びその制御回路
JP2003133866A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Nec Compound Semiconductor Devices Ltd トランジスタのバイアス回路
JP2005512376A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電流ミラー回路を使用するバイアス補償を有する増幅器
JP2005136846A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sharp Corp 可変増幅器およびそれを用いた携帯無線端末

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3299356A (en) * 1964-04-10 1967-01-17 Ncr Co Pulsed carrier radio beacon transmitter
JPH06164249A (ja) 1992-11-25 1994-06-10 Nec Corp 可変利得増幅回路
JP2000295050A (ja) 1999-04-09 2000-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 混成電力増幅装置
JP2001292060A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Nec Corp 位相比較装置および位相比較方法
JP2002217378A (ja) * 2001-01-19 2002-08-02 Toshiba Corp 高周波電力増幅器
US6515840B2 (en) * 2001-02-27 2003-02-04 International Business Machines Corporation Solid state circuit breaker with current overshoot protection
JP2003234629A (ja) * 2002-02-12 2003-08-22 Hitachi Ltd 自動利得調整回路及びそれを用いた増幅器
JP4088177B2 (ja) * 2003-03-12 2008-05-21 株式会社東芝 バイアス電流供給回路及び増幅回路

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228109A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Nec Corp 中間周波増幅器
JPH02308606A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Hitachi Ltd 無線受信器
JPH0918297A (ja) * 1995-06-29 1997-01-17 Nec Corp ヒステリシス付きコンパレータ
JPH1098336A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Hitachi Ltd 高周波増幅回路
JP2002520895A (ja) * 1998-07-02 2002-07-09 クゥアルコム・インコーポレイテッド 改良された指数関数電流発生器と方法
JP2002536860A (ja) * 1999-01-28 2002-10-29 ノーテル・ネットワークス・リミテッド データ・パルス・レシーバ
JP2002009558A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Fujitsu Quantum Devices Ltd 高周波増幅器バイアス回路、高周波電力増幅器および通信装置
JP2002335135A (ja) * 2001-03-05 2002-11-22 Toshiba Corp 高周波電力増幅器及びその制御回路
JP2003133866A (ja) * 2001-10-22 2003-05-09 Nec Compound Semiconductor Devices Ltd トランジスタのバイアス回路
JP2005512376A (ja) * 2001-12-07 2005-04-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電流ミラー回路を使用するバイアス補償を有する増幅器
JP2005136846A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sharp Corp 可変増幅器およびそれを用いた携帯無線端末

Also Published As

Publication number Publication date
US7671682B2 (en) 2010-03-02
US20070120602A1 (en) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002076791A5 (ja)
JP3829121B2 (ja) 電力増幅回路
JP4664835B2 (ja) 可変増幅器を備えた調整器構造
JP2004343244A (ja) 高周波増幅回路
JP2005512376A (ja) 電流ミラー回路を使用するバイアス補償を有する増幅器
US5150076A (en) Emitter-grounded amplifier circuit with bias circuit
US7057462B2 (en) Temperature compensated on-chip bias circuit for linear RF HBT power amplifiers
US7501893B2 (en) Variable gain amplifier circuit
US20040021512A1 (en) Class D amplifier
JP2003510875A (ja) 電力増幅器の動作点の調整のための回路装置
US7671682B2 (en) Variable gain power amplifier
JP2008547265A (ja) Mmicに組み込まれた温度補償電圧レギュレータ
US6664856B2 (en) Circuit configuration for setting the operating point of a radiofrequency transistor and amplifier circuit
JP2000244261A (ja) 信号入力回路及びこれを用いた可変利得増幅器
US7113041B2 (en) Operational amplifier
JP4212102B2 (ja) 集積回路の高周波増幅器
JPH10242522A (ja) 発光ダイオード駆動回路
US6593814B2 (en) Amplifier circuit with protective device
JP2001160721A (ja) 電力増幅回路
JP2765257B2 (ja) 増幅回路
JP2010021869A (ja) 増幅器
JP2006522570A (ja) 低シャットダウン電流を有する切替自在な増幅回路
KR100430344B1 (ko) 바이어스 회로
JP3443266B2 (ja) 定電圧回路
US7612611B2 (en) Amplifier circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110426