JP2007087728A - 積層体及びその製造方法並びに燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電解質膜と電極用の触媒層とを有する積層体において、触媒層の周縁部に生成水が溜まり電解質膜が劣化するのを抑制する。
【解決手段】 電解質膜11と、この電解質膜11の両面に設けられる電極用の触媒層12と、電解質膜11に触媒層12を介して接合される拡散層13と、を備える積層体20の製造方法であって、電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(領域A)が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含む。電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍を略平面にすることにより、触媒層12の周縁部12aに生成水が溜まることを抑制する。
【選択図】 図3
【解決手段】 電解質膜11と、この電解質膜11の両面に設けられる電極用の触媒層12と、電解質膜11に触媒層12を介して接合される拡散層13と、を備える積層体20の製造方法であって、電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(領域A)が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含む。電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍を略平面にすることにより、触媒層12の周縁部12aに生成水が溜まることを抑制する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、積層体及びその製造方法並びに燃料電池に関する。
固体高分子電解質型の燃料電池は、電解質膜と電極用の触媒層とからなる膜・電極接合体(MEA:Membrane-Electrode Assembly)に拡散層を接合して構成した膜・電極・拡散層接合体(MEGA:Membrane-Electrode-Gas diffusion layer Assembly)を備えている。近年においては、電解質膜と、電極用の触媒層と、カーボン布等の拡散層と、をホットプレス法により圧着接合して膜・電極・拡散層接合体を製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3492385号公報
ところで、膜・電極接合体を構成する電極用の触媒層は、一般に、電解質膜より小面積とされる。従って、膜・電極接合体の周縁部近傍部分は電解質膜のみから構成されることとなり、この周縁部近傍部分の厚さは、電解質膜と触媒層とからなる中央部分よりも薄くなる。
このため、前記した特許文献1に記載されたような従来のホットプレス法を採用して図7に示すように、電解質膜110と触媒層120とからなる膜・電極接合体100に拡散層130を圧着すると、触媒層120の周縁部121に沿って電解質膜110と拡散層130との間に空隙200が形成され、発電により生成された水分(生成水)がこの空隙200に溜まることとなる。このように空隙200に生成水が溜まると、生成水に含まれる過酸化水素やラジカルにより電解質膜110が化学的に劣化し、電解質膜110の耐久性が低下したり燃料電池の発電効率が低下したりする等の問題が生じ得る。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、電解質膜と電極用の触媒層とを有する積層体において、触媒層の周縁部に生成水が溜まり電解質膜が劣化するのを抑制することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る積層体は、電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、電解質膜の両面に触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体であって、拡散層と触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるように構成されてなるものである。
かかる構成によれば、拡散層と触媒層の周縁部との境界近傍が略平面にされるため、触媒層の周縁部(電解質膜と拡散層との間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜の耐久性向上や発電効率の増大が可能となる。
前記積層体において、拡散層の触媒層側の表面に凹部を設け、触媒層の少なくとも周縁部をこの凹部に埋設させることもできる。
また、本発明に係る積層体は、電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、電解質膜の両面に触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体であって、電解質膜の表面と、拡散層の触媒層側の表面と、に各々凹部が設けられるとともに、これら凹部が対向配置されて空間が形成され、この空間内に触媒層の少なくとも周縁部が充填されてなるものである。
かかる構成によれば、電解質膜の表面と拡散層の表面とに設けられた凹部を対向配置して形成した空間内に、触媒層の少なくとも周縁部が充填されるため、触媒層の周縁部(電解質膜と拡散層との間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜の耐久性向上や発電効率の増大が可能となる。
前記積層体において、触媒層を、アノード電極用触媒層及びカソード電極用触媒層とし、アノード電極用触媒層の面積と、カソード電極用触媒層の面積と、を異ならせることもできる。例えば、カソード電極用触媒層の面積をアノード電極用触媒層の面積よりも小さくする(カソード電極用触媒層の周縁部の位置をアノード電極用触媒層の周縁部の位置よりも平面視で中央寄りにする)ことにより、積層体の耐用期間を長期化することが可能となる。
また、本発明に係る燃料電池は、前記積層体を備えるものである。
かかる構成を採用すると、電解質膜の化学的劣化を抑制することが可能な積層体を備えるため、発電効率を増大させることができる。
また、本発明に係る積層体の製造方法は、電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、を備える積層体の製造方法であって、電解質膜と触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含むものである。
かかる方法によれば、電解質膜と触媒層の周縁部との境界近傍を略平面にすることができるので、積層体の電解質膜に触媒層を介して拡散層を接合する場合においても、触媒層の周縁部に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜の耐久性向上や発電効率の増大が可能となる。
前記製造方法において、圧着工程は、電解質膜の両面に触媒層を介して拡散層を接合する拡散層接合工程を含むこともできる。
また、本発明に係る積層体の製造方法は、電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、電解質膜の両面に触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体の製造方法であって、拡散層と触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含むものである。
かかる方法によれば、拡散層と触媒層の周縁部との境界近傍を略平面にすることができるので、触媒層の周縁部(電解質膜と拡散層との間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜の耐久性向上や発電効率の増大が可能となる。
また、本発明に係る積層体の製造方法は、電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、電解質膜の両面に触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体の製造方法であって、電解質膜の表面と、拡散層の触媒層側の表面と、に各々凹部を設けるとともに、これら凹部を対向配置して空間を形成し、この空間内に触媒層の少なくとも周縁部を充填するような条件で圧着を行う圧着工程を含むものである。
かかる方法によれば、電解質膜の表面と拡散層の表面とに設けた凹部を対向配置して形成した空間内に、触媒層の少なくとも周縁部を充填することができるので、触媒層の周縁部(電解質膜と拡散層との間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜の耐久性向上や発電効率の増大が可能となる。
本発明によれば、電解質膜と電極用の触媒層とを有する積層体において、触媒層の周縁部に生成水に溜まるのを抑制することができるので、電解質膜の劣化を抑制することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る燃料電池について説明する。以下の各実施形態に係る燃料電池は、車載に好適な固体高分子電解質型の燃料電池である。
<第1実施形態>
まず、図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る燃料電池1について説明する。
まず、図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る燃料電池1について説明する。
本実施形態に係る燃料電池1は、図1に示すように、複数の単電池10を積層したスタック本体2を備えており、スタック本体2の両端に位置する単電池10の外側に、出力端子付の集電板3、絶縁板4及び端板5がこの順に配置されて構成されている。各端板5の外側には図示していないテンションプレートが配置され、これらテンションプレートが各々端板5にボルト固定されることにより、単電池10の積層方向に所定の圧縮力が加えられるようになっている。
単電池10は、図2に示すように、電解質膜11、電解質膜11の両面に設けられた電極用の触媒層12、触媒層12の外側に配設される拡散層13、反応ガス流路が設けられたセパレータ14、拡散層13とセパレータ14との間をシールするシール部材15等から構成されている。
電解質膜11は、固体高分子材料のイオン交換膜から構成され、燃料ガスから供給された水素イオンをアノード側電極からカソード側電極に移動させる機能を有する。触媒層12は、白金等の電極触媒が担持されたシート状成形体であって、電解質膜11に接合されてアノード側電極とカソード側電極とを構成する。燃料ガスから供給された水素(H2)は、触媒層12に到達すると、触媒の表面で活性な2個の水素原子(水素活性種:H*)に解離する。さらに、触媒表面では酸化反応が進行して水素活性種から水素イオン(H+)と電子(e-)とが生じ、これらのうち水素イオンは電解質膜11中に移入する。この触媒層12では、触媒と固体電解質との配合割合を適宜設定することにより、触媒利用効率の低下を抑えて電池性能を向上させることができる。
本実施形態における電解質膜11及び触媒層12は、何れも平面視で矩形形状を呈しており、図2及び図3に示すように、電解質膜11は触媒層12よりも大きい面積を有している。また、本実施形態における電解質膜11は、拡散層13よりも低い剛性を有している。従って、電解質膜11と触媒層12と拡散層13とを圧着接合する際に、図3に示すように電解質膜11の表面に凹部11aが設けられ、この凹部11aに触媒層12が埋設された状態となる。これにより、電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍部分(図2及び図3における領域A)が略平面とされる。
拡散層13は、カーボン布やカーボンペーパ等の多孔質の素材から構成され、燃料電池1の外部からセパレータ14を介して触媒層12側に供給された反応ガスを拡散させて触媒層12に流す機能を有している。また、拡散層13は、触媒層12とセパレータ14とを導通させる導電機能をも有している。本実施形態における拡散層13は、平面視で矩形形状を呈しており、図2及び図3に示すように、電解質膜11よりも小さく触媒層12よりも大きい面積を有している。また、本実施形態における拡散層13の触媒層12と反対側の表面には、撥水処理が施されている。
なお、電解質膜11と触媒層12とからなる膜・電極接合体(以下「MEA」という)は、本発明に係る積層体の一実施形態である。また、電解質膜11と触媒層12と拡散層13とからなる膜・電極・拡散層接合体(以下「MEGA」という)20も、本発明に係る積層体の一実施形態である。
セパレータ14は、積層される各単電池10同士を区切る境界であり、隣接する単電池10間でアノード側電極とカソード側電極とが接触することによるその単電池10同士の短絡を防止する機能と、隣接する単電池10同士を導通させる機能と、を有する。セパレータ14はMEGA20に隣接配置され、図2に示すように、拡散層13と対向する面に反応ガス流路14aが形成されている。また、セパレータ14には、反応ガスの入口及び出口となるマニホールド14bが設けられており、マニホールド14bは反応ガス流路14aに連通するようになっている。セパレータ14は、電子伝導性が高く、耐食性に優れ、かつガス雰囲気において金属イオンを放出しないという特性を有することが好ましい。かかる特性を有する材料としては、カーボン等の炭素質材料やステンレス鋼等の金属材料が挙げられる。
次に、本実施形態に係る燃料電池1に含まれるMEGA20の製造方法について説明する。
まず、電解質膜11を準備する(電解質膜準備工程)。次いで、白金粒子や炭素粒子を所定の溶媒に混合させたペースト状混合物を電解質膜11の両面に塗布して乾燥させることにより、触媒層12を形成する(触媒層形成工程)。これら電解質膜11及び触媒層12によりMEAが構成される。
次いで、MEAの両面に拡散層13となるカーボン布やカーボンペーパ等を隣接配置し、特定の温度及び圧力で拡散層13の全面にわたってホットプレスを行うことにより、電解質膜11及び触媒層12に拡散層13を圧着接合してMEGA20を構成する(圧着工程)。
かかる圧着工程においては、電解質膜11の表面に凹部11aを設け、触媒層12をこの凹部11aに埋設させるようにして電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(図2及び図3における領域A)が略平面になるような条件でホットプレスを行う。
MEAを構成する触媒層12は、図2に示すように電解質膜11より小面積とされるため、MEAの周縁部近傍部分は電解質膜11のみから構成されることとなり、この周縁部近傍部分の厚さは、電解質膜11と触媒層12とからなる中央部分よりも薄くなる。このため、MEAに拡散層13を単に圧着するだけでは、触媒層12の周縁部12aに沿って電解質膜11と拡散層13との間に空隙が形成されてしまう。本実施形態においては、このような空隙の容積を可及的に低減させるような条件(電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍における領域Aが略平面になるような条件)でホットプレスを行うこととしている。
図4(a)は、一定圧力下におけるホットプレス時の温度Tと、触媒層12の周縁部12aに形成される空隙の容積Vと、の関係を示すグラフである。このグラフに示されるように、ホットプレス時の圧力が一定の場合には、温度Tを上昇させるほど空隙の容積Vが低減することが知られている。また、図4(b)は、一定温度下におけるホットプレス時の圧力Pと、触媒層12の周縁部12aに形成される空隙の容積Vと、の関係を示すグラフである。このグラフに示されるように、ホットプレス時の温度が一定の場合には、圧力Pを上昇させるほど空隙の容積Vが低減することが知られている。
従って、本実施形態においては、これら図4に示されるような温度T(圧力P)と空隙容積Vとの間の相関関係、電解質膜11と触媒層12と拡散層13の各々の材料特性(剛性、組成変化、溶融温度等)や厚さ、等を総合的に考慮して、圧着工程で採用する条件(ホットプレス時の温度及び圧力)を決定する。
例えば、厚さt1μmの電解質膜11と、厚さt2mmの拡散層13と、を採用した場合に、ホットプレス時の温度をT1〜T2℃に設定し、圧力をP1〜P2MPaに設定することにより、電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍が略平面になるようにする。ここで、T1、T2、P1、P2は、電解質膜11及び拡散層13の厚さ(t1、t2)や材料特性から決定される数値である。
以上の工程群(電解質膜準備工程、触媒層形成工程及び圧着工程)を経て、MEGA20が製造されることとなる。本実施形態における圧着工程には、本発明における拡散層接合工程の一実施形態が含まれる。なお、MEGA20を、シール部材15を介してセパレータ14で挟持することにより単電池10を構成することができる。そして、このように構成した単電池10を複数積層してスタック本体2を構成し、このスタック本体2の端部に集電板3、絶縁板4及びエンドプレート5を配置し、エンドプレート5にテンションプレートをボルト固定することにより、燃料電池1を得ることができる。
以上説明した実施形態に係る積層体(MEGA20)の製造方法においては、電解質膜11と触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(領域A)を略平面にすることができるので、触媒層12の周縁部12aに生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜11の化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜11の耐久性を向上させることができるとともに、燃料電池1の発電効率を増大させることができる。
<第2実施形態>
次に、図5等を参照して、本発明の第2実施形態に係る燃料電池について説明する。本実施形態に係る燃料電池は、第1実施形態に係る燃料電池1のMEGA20の構成を変更したものであり、その他の構成については第1実施形態と実質的に同一である。このため、変更した構成を中心に説明することとし、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図5等を参照して、本発明の第2実施形態に係る燃料電池について説明する。本実施形態に係る燃料電池は、第1実施形態に係る燃料電池1のMEGA20の構成を変更したものであり、その他の構成については第1実施形態と実質的に同一である。このため、変更した構成を中心に説明することとし、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る燃料電池に含まれるMEGA20Aは、図5に示すように、電解質膜11A、電解質膜11Aの両面に設けられた電極用の触媒層12、触媒層12の外側に配設される拡散層13A等から構成されている。触媒層12は第1実施形態で説明したものと実質的に同一であるので、説明を省略する。
本実施形態における電解質膜11Aは、第1実施形態における電解質膜11と同様に固体高分子材料のイオン交換膜から構成され、燃料ガスから供給された水素イオンをアノード側電極からカソード側電極に移動させる機能を有する。本実施形態における拡散層13Aは、第1実施形態における拡散層13と同様にカーボン布やカーボンペーパ等の多孔質の素材から構成され、燃料電池の外部からセパレータを介して触媒層12側に供給された反応ガスを拡散させて触媒層12に流す機能と、触媒層12とセパレータとを導通させる導電機能と、を有している。これら電解質膜11A及び拡散層13Aの形状も第1実施形態における電解質膜11及び拡散層13の形状と同様である。
本実施形態における電解質膜11Aは、拡散層13Aよりも高い剛性を有している。従って、電解質膜11Aと触媒層12と拡散層13Aとを圧着接合する際に、電解質膜11Aの表面に凹部が設けられることはなく、図5に示すように拡散層13Aの触媒層12側の表面に凹部13Aaが設けられ、この凹部13Aaに触媒層12が埋設された状態となる。これにより、拡散層13Aと触媒層12の周縁部12aとの境界近傍部分(図5における領域B)が略平面とされる。なお、電解質膜11Aと触媒層12と拡散層13AとからなるMEGA20Aは、本発明に係る積層体の一実施形態である。
次に、本実施形態に係るMEGA20Aの製造方法について説明する。
まず、電解質膜11Aを準備する(電解質膜準備工程)。次いで、白金粒子や炭素粒子を所定の溶媒に混合させたペースト状混合物を電解質膜11Aの両面に塗布して乾燥させることにより、触媒層12を形成する(触媒層形成工程)。次いで、電解質膜11Aの両面に拡散層13Aとなるカーボン布やカーボンペーパ等を隣接配置し、特定の温度及び圧力で拡散層13Aの全面にわたってホットプレスを行うことにより、電解質膜11A及び触媒層12に拡散層13Aを圧着接合してMEGA20Aを構成する(圧着工程)。
かかる圧着工程においては、拡散層13Aの表面に凹部13Aaを設け、触媒層12をこの凹部13Aaに埋設させるようにして拡散層13Aと触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(図5における領域B)が略平面になるような条件でホットプレスを行う。この際、図4に示されるような温度T(圧力P)と空隙容積Vとの間の相関関係、電解質膜11Aと触媒層12と拡散層13Aの各々の材料特性(剛性、組成変化、溶融温度等)や厚さ等を総合的に考慮して、圧着工程で採用する条件(ホットプレス時の温度及び圧力)を決定する。
例えば、厚さt3μmの電解質膜11Aと、厚さt4mmの拡散層13Aと、を採用した場合に、ホットプレス時の温度をT3〜T4℃に設定し、圧力をP3〜P4MPaに設定することにより、拡散層13Aと触媒層12の周縁部12aとの境界近傍が略平面になるようにする。ここで、T3、T4、P3、P4は、電解質膜11A及び拡散層13Aの厚さ(t3、t4)や材料特性から決定される数値である。
以上の工程群(電解質膜準備工程、触媒層形成工程及び圧着工程)を経て、MEGA20Aが製造されることとなる。本実施形態における圧着工程には、本発明における拡散層接合工程の一実施形態が含まれる。
以上説明した実施形態に係る積層体(MEGA20A)においては、拡散層13Aと触媒層12の周縁部12aとの境界近傍(領域B)が略平面にされているため、触媒層12の周縁部12a(電解質膜11Aと拡散層13Aとの間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜11Aの化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜11Aの耐久性を向上させることができるとともに、燃料電池の発電効率を増大させることができる。
<第3実施形態>
次に、図6等を参照して、本発明の第3実施形態に係る燃料電池について説明する。本実施形態に係る燃料電池は、第1実施形態に係る燃料電池1のMEGA20の構成を変更したものであり、その他の構成については第1実施形態と実質的に同一である。このため、変更した構成を中心に説明することとし、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。
次に、図6等を参照して、本発明の第3実施形態に係る燃料電池について説明する。本実施形態に係る燃料電池は、第1実施形態に係る燃料電池1のMEGA20の構成を変更したものであり、その他の構成については第1実施形態と実質的に同一である。このため、変更した構成を中心に説明することとし、第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る燃料電池に含まれるMEGA20Bは、図6に示すように、電解質膜11B、電解質膜11Bの両面に設けられた電極用の触媒層12、触媒層12の外側に配設される拡散層13B等から構成されている。触媒層12は第1実施形態で説明したものと実質的に同一であるので、説明を省略する。
本実施形態における電解質膜11Bは、第1実施形態における電解質膜11と同様に固体高分子材料のイオン交換膜から構成され、燃料ガスから供給された水素イオンをアノード側電極からカソード側電極に移動させる機能を有する。本実施形態における拡散層13Bは、第1実施形態における拡散層13と同様にカーボン布やカーボンペーパ等の多孔質の素材から構成され、燃料電池の外部からセパレータを介して触媒層12側に供給された反応ガスを拡散させて触媒層12に流す機能と、触媒層12とセパレータとを導通させる導電機能と、を有している。これら電解質膜11B及び拡散層13Bの形状も第1実施形態における電解質膜11及び拡散層13の形状と同様である。
本実施形態における電解質膜11Bは、拡散層13Bと同等の剛性を有している。従って、電解質膜11Bと触媒層12と拡散層13Bとを圧着接合する際に、図6に示すように電解質膜11Bの表面に凹部11Baが設けられるとともに、拡散層13bの表面にも凹部13Baが設けられる。そして、これら凹部11Ba、13Baが対向配置されて形成された空間に触媒層12全体(特に周縁部12a)が充填されるようになっている。なお、電解質膜11Bと触媒層12と拡散層13BとからなるMEGA20Bは、本発明に係る積層体の一実施形態である。
次に、本実施形態に係るMEGA20Bの製造方法について説明する。
まず、電解質膜11Bを準備する(電解質膜準備工程)。次いで、白金粒子や炭素粒子を所定の溶媒に混合させたペースト状混合物を電解質膜11Bの両面に塗布して乾燥させることにより、触媒層12を形成する(触媒層形成工程)。次いで、電解質膜11Bの両面に拡散層13Bとなるカーボン布やカーボンペーパ等を隣接配置し、特定の温度及び圧力で拡散層13Bの全面にわたってホットプレスを行うことにより、電解質膜11B及び触媒層12に拡散層13Bを圧着接合してMEGA20Bを構成する(圧着工程)。
かかる圧着工程においては、電解質膜11Bの表面に凹部11Baを設けるとともに、拡散層13Bの表面に凹部13Baを設け、これら凹部11Ba、13Baが対向配置されて形成された空間に触媒層12全体を充填するような条件でホットプレスを行う。この際、図4に示されるような温度T(圧力P)と空隙容積Vとの間の相関関係、電解質膜11Bと触媒層12と拡散層13Bの各々の材料特性(剛性、組成変化、溶融温度等)や厚さ等を総合的に考慮して、圧着工程で採用する条件(ホットプレス時の温度及び圧力)を決定する。
例えば、厚さt5μmの電解質膜11Bと、厚さt6mmの拡散層13Bと、を採用した場合に、ホットプレス時の温度をT5〜T6℃に設定し、圧力をP5〜P6MPaに設定する。ここでT5、T6、P5、P6は、電解質膜11B及び拡散層13bの厚さ(t5、t6)や材料特性から決定される数値である。以上の工程群(電解質膜準備工程、触媒層形成工程及び圧着工程)を経て、MEGA20Bが製造されることとなる。
以上説明した実施形態に係る積層体(MEGA20B)においては、電解質膜11Bの表面と拡散層13Bの表面とに設けられた凹部11Ba、13Baからなる空間内に触媒層12全体(特に周縁部12a)が充填されるため、触媒層12の周縁部12a(電解質膜11Bと拡散層13Bとの間)に生成水が溜まることを抑制することができる。この結果、電解質膜11Bの化学的劣化を抑制することができるので、電解質膜11Bの耐久性を向上させることができるとともに、燃料電池の発電効率を増大させることができる。
なお、以上の各実施形態においては、電解質膜の表面に触媒層を形成し、その後、拡散層を電解質膜に接合してMEGAを製造した例を示したが、拡散層の電解質膜側の表面に触媒層を形成して拡散電極を構成し、この拡散電極を電解質膜に接合する、という工程を経てMEGAを製造することもできる。
また、以上の各実施形態においては、電解質膜と触媒層と拡散層とを圧着接合してMEGAを製造しているが、この際、加熱加圧ローラを有するホットプレス機を使用した圧着接合(ローラ圧着)を行ってもよく、プレス板を有するホットプレス機を使用した圧着接合(平板圧着)を行ってもよい。
また、以上の各実施形態においては、拡散層の全面にわたってホットプレスを行うことにより電解質膜と触媒層と拡散層とを圧着接合してMEGAを製造した例を示したが、拡散層の表面の一部(触媒層の周縁部近傍に対応する領域)においてホットプレスを行うことにより電解質膜と触媒層と拡散層とを圧着接合してMEGAを製造することもできる。
また、以上の各実施形態においては、触媒層全体が埋設・充填されるように電解質膜及び/又は拡散層に凹部を設けた例を示したが、必ずしも触媒層全体が埋設・充填されるような凹部を設ける必要はなく、触媒層の少なくとも周縁部近傍が埋設されるような凹部を設けて、電解質膜(拡散層)と触媒層の周縁部との境界近傍を略平面にし、触媒層の周縁部における空隙の容積を低減することもできる。
また、以上の各実施形態においては、電解質膜の両面に形成した双方の触媒層(アノード電極用触媒層及びカソード電極用触媒層)の面積を同一にした例を示したが、アノード電極用触媒層の面積とカソード電極用触媒層の面積とを異ならせることもできる。例えば、カソード電極用触媒層の面積をアノード電極用触媒層の面積よりも小さくする(カソード電極用触媒層の周縁部の位置をアノード電極用触媒層の周縁部の位置よりも中央寄りにする)と、MEGAの耐用期間を長期化することができるので、好ましい。
1…燃料電池、11・11A・11B…電解質膜、11a・11Ba…凹部、12…触媒層、12a…周縁部、13・13A・13B…拡散層、13Aa・13Ba…凹部、20・20A・20B…MEGA(積層体)
Claims (9)
- 電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、前記電解質膜の両面に前記触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体であって、
前記拡散層と前記触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるように構成されてなる積層体。 - 前記拡散層の前記触媒層側の表面に凹部が設けられ、
前記触媒層の少なくとも周縁部が前記拡散層の前記凹部に埋設されてなる請求項1に記載の積層体。 - 電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、前記電解質膜の両面に前記触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体であって、
前記電解質膜の表面と、前記拡散層の前記触媒層側の表面と、に各々凹部が設けられるとともに、これら凹部が対向配置されて空間が形成され、この空間内に前記触媒層の少なくとも周縁部が充填されてなる積層体。 - 前記触媒層は、アノード電極用触媒層及びカソード電極用触媒層であり、
前記アノード電極用触媒層の面積と、前記カソード電極用触媒層の面積と、が異なるように構成されてなる請求項1から3の何れか一項に記載の積層体。 - 請求項1から4の何れか一項に記載の積層体を備える燃料電池。
- 電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、を備える積層体の製造方法であって、
前記電解質膜と前記触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含む積層体の製造方法。 - 前記圧着工程は、前記電解質膜の両面に前記触媒層を介して拡散層を接合する拡散層接合工程を含む請求項6に記載の積層体の製造方法。
- 電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、前記電解質膜の両面に前記触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体の製造方法であって、
前記拡散層と前記触媒層の周縁部との境界近傍が略平面になるような条件で圧着を行う圧着工程を含む積層体の製造方法。 - 電解質膜と、この電解質膜の両面に設けられる電極用の触媒層と、前記電解質膜の両面に前記触媒層を介して接合される拡散層と、を備える積層体の製造方法であって、
前記電解質膜の表面と、前記拡散層の前記触媒層が接合される表面と、に各々凹部を設けるとともに、これら凹部を対向配置して空間を形成し、この空間内に前記触媒層の少なくとも周縁部を充填するような条件で圧着を行う圧着工程を含む積層体の製造方法。
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2005
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