[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2007083814A - ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置 - Google Patents

ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007083814A
JP2007083814A JP2005273590A JP2005273590A JP2007083814A JP 2007083814 A JP2007083814 A JP 2007083814A JP 2005273590 A JP2005273590 A JP 2005273590A JP 2005273590 A JP2005273590 A JP 2005273590A JP 2007083814 A JP2007083814 A JP 2007083814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master cylinder
brake
brake master
pressure
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005273590A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Arima
洋一 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP2005273590A priority Critical patent/JP2007083814A/ja
Publication of JP2007083814A publication Critical patent/JP2007083814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】ブレーキマスタシリンダの圧力を高価な圧力センサを用いることなく取得可能とする。
【解決手段】ポンプ31aの駆動モータ32へ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し(S200)、その立ち下がりからのブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し(S202〜S206)、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表す演算式に、その検出結果を代入し、ブレーキマスタシリンダ1における発生圧力の推定値が算出され(S208)、アンチロックブレーキ制御に供されるようになっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のアンチロックブレーキ制御装置に係り、特に、部品点数の削減、構成の簡素化等を図ったものに関する。
従来から、車両の制動装置の一つとして、車両が滑りやすい路面など走行中にブレーキ操作が行われた際に、タイヤがロックすることのないようにブレーキ力を制御するアンチロックブレーキ制御装置(ABS)、アンチスキッド制御装置などとと称されるもの(以下、「アンチロックブレーキ制御装置」と称する)が知られている。
このようなアンチロックブレーキ制御装置としては、例えば、ホイールシリンダのブレーキ液(ブレーキ油)を電磁弁を介してリザーバへ分流させて、ホイールシリンダへ作用する油圧を下げて車輪のロックを回避すべくブレーキの制動力を低下させる一方、ポンプ手段を用いてリザーバに流入させたブレーキ液をブレーキマスタシリンダへ返すよう構成された還流型のものが一般的に良く知られている(例えば、特許文献1等参照)。
また、近年においては、上述のようなブレーキ制御だけに留まらず、車両のアンダーステア傾向やオーバーステア傾向を検出し、必要と判断された際にはエンジン出力を低下させて、ステア特性の安定化を図ると共に、エンジン出力の低下で不十分な場合には、強制的にブレーキを作用させて車両の安定化を図るようにした走行制御なども提案、実用化されつつある。
特開2001−253383号公報(第4−6頁、図1)
ところで、上述のようなアンチロックブレーキ制御装置や走行制御装置などにおいては、マスタシリンダ出口における油圧をセンサにより検出し、その検出圧力をアンチロックブレーキ制御や走行制御における動作モデルの演算に用いているものがある。しかしながら、圧力センサは一般に高価であり、そのため装置の高価格化を招く要因となるという問題がある。
また、部品の故障が少なく高い信頼性が求められる車両装置において、極力そのような高価なセンサを用いることなく同等の機能が果たすことのできる装置が所望される。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、高価な圧力センサを用いることなくブレーキの制御を可能とするブレーキマスタシリンダ圧推定方法及び装置を提供するものである。
本発明の他の目的は、圧力センサを備えた装置において、センサ故障等により圧力検出が不可能となった際に、ブレーキ制御に支障を来すことなく、圧力センサの代替え機能を果たすことのできるブレーキマスタシリンダ圧推定方法及び装置を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るブレーキマスタシリンダ圧推定方法は、
ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホイールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホイールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置における前記マスターシリンダの発生圧力の推定値を求めるブレーキマスタシリンダ圧推定方法であって、
前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し、当該立ち下がりからの前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し、当該検出結果に基づいてブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を決定するよう構成されてなるものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るアンチロックブレーキ制御装置は、
ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホイールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホイールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置であって、
当該アンチロックブレーキ制御装置は、
前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し、当該立ち下がりからの前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し、当該検出結果に基づいて前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を求め、当該推定値をアンチロックブレーキ制御に供するよう構成されてなるものである。
本発明によれば、ブレーキマスタシリンダの圧力と相対関係を有する所定のパラメータの変化を取得し、その変化を基にブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を得ることができるような構成とすることにより、ブレーキマスタシリンダの圧力を検出するための高価な専用の圧力センサが不要となり、構成の簡素化と共に装置の低価格化を図ることができる。
また、既に圧力センサが設けられている装置であっても、本発明を適用することにより、圧力センサの故障や配線の断線等により圧力の検出が不能となった場合の代替え機能を提供することができ、装置の信頼性のさらなる向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるブレーキマスタシリンダ圧推定方法が実行される還流型のアンチロックブレーキ制御装置を備えた自動四輪車のブレーキ制御装置の一構成例について、図1を参照しつつ説明する。
ここで、図1は、理解を容易にする観点から、車両前輪の右側車輪36aと後輪の左側車輪36bに係るブレーキ制御系が示されたものとなっている。
図1に示されたブレーキ制御装置Sは、ブレーキ操作子としてのブレーキペダル35の踏み込みを、その踏み込み量に応じた油圧に変換するブレーキマスタシリンダ1と、ブレーキマスタシリンダ1からの油圧に応じて車輪36a,36bへそれぞれブレーキ力を与えるホイールシリンダ2a,2bと、ブレーキマスタシリンダ1とホイールシリンダ2a,2bの間に設けられたアンチロックブレーキ制御装置101とに大別されてなるものである。なお、図示されない車両前輪の左側車輪と後輪の右側車輪に係るブレーキ制御系は、図1に示された車両前輪の右側車輪36aと後輪の左側車輪36bに係るブレーキ制御系と基本的に同様に構成されるものであり、次述する車両前輪の右側車輪36aと後輪の左側車輪36bに係るブレーキ制御系の説明を以て図示されない車両前輪の左側車輪と後輪の右側車輪に係るブレーキ制御系の説明に代えることとする。
ブレーキマスタシリンダ1とブレーキペダル35の間には、ブレーキペダル35の踏み込み力を増圧するためのブースタ5が設けられている。
そして、ブレーキマスタシリンダ1とホイールシリンダ2aは、主油圧管3aによって、また、ブレーキマスタシリンダ1とホイールシリンダ2bは,主油圧管3bによって、それぞれ接続されており、それぞれの配管途中の適宜な位置には、通常開成状態とされる第1の電磁弁4a,4bがそれぞれが設けられている。
また、第1の電磁弁4aとホイールシリンダ2aの間の主油圧管3aの適宜な位置には、リザーバ接続用油圧管11aが接続されており、その配管途中には、通常閉成状態とされる第2の電磁弁12aが設けられ、リザーバ接続用油圧管11aの他端はリザーバ13aに接続されている。
同様にして、第1の電磁弁4bとホイールシリンダ2bの間の主油圧管3bの適宜な位置には、リザーバ接続用油圧管11bが接続されており、その配管途中には、通常閉成状態とされる第2の電磁弁12bが設けられ、リザーバ接続用油圧管11bの他端は、先のリザーバ接続用油圧管11aに第1の電磁弁4bの出口側に位置する適宜な部位で接続されてリザーバ接続用油圧管11aを介してリザーバ13aに連通するようになっている。
そして、リザーバ接続用油圧管11aには、第2の電磁弁12a,12bとリザーバ13aの間の適宜な位置に、ブレーキマスタシリンダ1と連通する戻し用油圧管14が接続されている。この戻し用油圧管14には、適宜な位置にブレーキマスタシリンダ1側から順に第1の戻し路用逆止弁15、油圧ポンプ装置31のプランジャ31a及び第2の戻し路用逆止弁16が配設されている。
油圧ポンプ装置31は、リザーバ13aのブレーキ液を吸い上げてブレーキマスタシリンダ1へ還流させるためのもので、駆動モータ32と、このモータ32の出力軸(図示せず)に固着された図示されない固定カムによって往復動される2つのプランジャ31a,31bから概略構成されたプランジャ型のポンプとなっているものである。なお、他方のプランジャ31bは、図示を省略された車両前輪の左側車輪と後輪の右側車輪に係るブレーキ制御系において同様に用いられるものとなっている。
上述の第1及び第2の電磁弁4a,4b、12a,12b及び駆動モータ32は、電子制御ユニット(図1においては「ECU」と表記)51によって、それぞれの動作制御が行われるようになっている。
電子制御ユニット51は、公知・周知の構成を有してなるマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)を備えて構成されたものとなっている。
かかる電子制御ユニット51は、図示されない記憶素子に記憶された車両の走行を制御するための種々の制御プログラムを実行し、車両の駆動、走行に必要な種々の動作制御を行うようになっている。このような車両の動作制御としては、例えば、エンジン制御やABS制御(Antilock Brake System)、また、車輪速度センサの異常の有無を判定するための車輪速度のモニタ処理などがある。さらに、本発明の実施の形態においては、後述するブレーキマスタシリンダ圧推定処理が実行されるようになっている。
この電子制御ユニット51には、ブレーキペダル35の作動の有無を検出するためブレーキペダル35の近傍に設けられたペダル作動スイッチ45のオン・オフ信号や図示されない車輪速度検出センサにより検出された車輪回転速度などが入力されるようになっている。
さらに、図1に示された構成例においては、ブレーキマスタシリンダ1の油圧を検出するための圧力センサ46がブレーキマスタシリンダ1の出力端から第1の電磁弁4a至る間の配管の適宜な位置に取着された構成となっているが、この圧力センサ46は、必ずしも必須のものではない。すなわち、後述するブレーキマスタシリンダ圧推定方法を用いる構成であれば、本来的には圧力センサ46は不要となるが、システムのさらなる安全性やフェールセイフの等の観点から、圧力センサ46の故障や配線の断裂等により圧力センサ46による圧力検出ができなくなったような場合であっても、圧力センサ46に代えて後述するブレーキマスタシリンダ圧推定方法によって得られたシリンダ圧の推定値を用いるような構成としてもよく、そのような場合には圧力センサ46が従来同様設けられることとなる。
また、電子制御ユニット51からの制御信号に応じて、先の駆動モータ32へ対する駆動信号を生成、出力する駆動回路41が設けられると共に、駆動モータ32の逆起電力を検出し、電子制御ユニット51へディジタルデータとして入力するための変換回路42が設けられている(詳細は後述)。
なお、上述した構成におけるブレーキ制御装置Sの基本的な動作は、この種の公知・周知のブレーキ制御装置と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略するが、全体的な動作を概略的に説明することとする。
例えば、ブレーキを作用させるため、ブレーキペダル35が操作されると、ペダル作動スイッチ45により、その操作に応じた検出信号が電子制御ユニット51に入力される。同時に、ブレーキマスタシリンダ1からは、ブレーキペダル35の操作に応じた油圧のブレーキ液がホイールシリンダ2a,2bに供給され、ホイールシリンダ2a,2bにおいてブレーキ力が発生し、車輪36a,36bにブレーキが作用するようになっている。
そして、電子制御ユニット51において、アンチロックブレーキ制御が必要であると判断されると、第1の電磁弁4a,4bが励磁されて、主油圧管3a,3bは非連通状態とされ、ホイールシリンダ2a,2bの油圧が一定に保持される。そして、さらに電子制御ユニット51において、ブレーキを弛めるべきであると判断されると、第2の電磁弁12a,12bが励磁される。その結果、ホイールシリンダ2a,2bのブレーキ液が第2の電磁弁12a,12bを介してリザーバ13aへ排出されブレーキが弛められることとなる。
同時に、駆動モータ32が駆動回路41を介して電子制御ユニット51により駆動され、リザーバ13aに貯留されたブレーキ液が油圧ポンプ装置31によって吸い上げられて、ブレーキマスタシリンダ1に還流されることとなる。
次に、かかる構成において、上述した電子制御ユニット51によって実行されるブレーキマスタシリンダ圧推定処理の手順について、図2に示されたフローチャート及び、図3及び図4に示された波形図を参照しつつ説明する。
まず、前提として、本発明の実施の形態において、駆動モータ32は、いわゆるオン・オフ制御による駆動が行われるものとする。すなわち、駆動モータ32への通電を制御する駆動回路41は、電子制御ユニット51から制御信号に基づいて、図3に示されたような矩形波のシリアルパルス信号を駆動信号として出力し、駆動モータ32の電源印加端子(図示せず)へ印加するものとなっている。こによって、駆動モータ32は、駆動信号のオン・オフに応じたいわゆるオン・オフ駆動がなされるものとなっている。
なお、本発明の実施の形態において、このような駆動モータ32のオン・オフ制御を行うのは、駆動モータ32の回転数が安易に必要以上に上昇しないようにして安定した回転数を得るためである。
かかる前提の下、以下に説明するブレーキマスタシリンダ圧推定処理が開始されるが、この一連の処理は、電子制御ユニット51によって種々実行されるサブルーチンの一つとなっており、一連の処理終了後は、図示されないメインルーチンへ一旦戻り、所定の他の処理を経て、再び実行されるものとなっている。
ブレーキマスタシリンダ圧推定処理が開始されると、最初に、駆動回路41による駆動モータ32への駆動信号がオン(ON)からオフ(OFF)に変化したか、換言すれば、論理値Highに相当するレベルから論理値Lowに相当するレベルに変化したか否かが判定される(図2のステップS200参照)。ここで、電子制御ユニット51においては、本発明の実施の形態におけるブレーキマスタシリンダ圧推定処理だけでなく、先に述べたような駆動回路41を介しての駆動モータ32のオン・オフ駆動のための制御処理(プログラム)などがタイムシェアリング的に実行されるものとなっている。したがって、ステップS200における駆動信号がオン(ON)からオフ(OFF)へ変化したか否かの判断方法の一つとしては、駆動モータ32のオン・オフ駆動のための制御処理が駆動信号をオンからオフとするべく必要な信号を出力している状態にあるかを識別する方法が考えられる。具体的には、例えば、駆動信号のオン・オフに応じて”1”、”0”に設定されるフラグを設けるようにしておき、そのフラグの変化を判定することで、駆動信号のオンからオフへの変化を判定することができる。
また、変換回路42を介して駆動回路41からの駆動モータ32への印加電圧の変化を検出し、それによって判断するようにしてもよい。
ステップS200において、駆動モータ32の駆動信号がオンからオフとなったと判定された際には、変換回路42を介して駆動モータ32の電源印加端子間(図示せず)における電圧変化が電子制御ユニット51へ読み込まれることとなる(図2のステップS202参照)。そして、この電圧変化の読み込みは、駆動回路41からの駆動信号が再びオフからオンとなるまで行われる(図2のステップS204参照)。
ここで、駆動回路41が無負荷、すなわち、駆動モータ32が接続されない状態で出力される駆動信号は、先に図3の実線で示したように矩形波のシリアルパルスであるが、良く知られているようにインダクタンス成分により、駆動モータ32の駆動信号が印加される電源印加端子(図示せず)間における駆動信号の立ち上がりは、図3において点線で示されたように緩慢な立ち上がりとなる。また、一方、駆動回路41の駆動信号がオンからオフとなった際には、逆起電力が発生するために、図3において同じく点線で示されたように徐々に電圧降下する波形となる。
本願発明者は、鋭意研究の結果、この駆動信号がオンからオフとなった際の駆動モータ32の電源印加端子間における電圧低下の傾きが、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力に応じて変化することを解明すると共に、同様に、駆動信号がオンからオフとなった際の駆動モータ32の回転数の下降勾配、すなわち、換言すれば、回転数の低下の傾きが、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力に応じて変化することを解明するに至った。
本発明の実施の形態におけるブレーキマスタシリンダ圧推定処理は、かかる観点に基づくもので、駆動信号がオンからオフとなった際の駆動モータ32の電源印加端子間における電圧変化を読み込むのは、その電圧低下の傾きを求めるためである。
なお、上述のように駆動モータ32の回転数の下降勾配とブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の相対関係も、駆動モータ32の電源印加端子間における電圧変化の傾きとブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の相対関係と同様であるので、駆動モータ32の電源印加端子間における電圧変化を読み込むのに代えて、駆動モータ32の回転数を読み込むようにしてもよい。この場合、駆動モータ32の回転数は、公知・周知の回転センサ(図示せず)によって検出するように構成すればよい。
ステップS206においては、上述のようにして読み込まれた電圧低下のデータを基に、その傾きが演算により求められることとなる。ここで、電圧降下の傾きは、例えば、図4に示された電圧降下部分の拡大図において、符号a、符号bがそれぞれ付された電圧低下を示す模式的な特性線を例に採れば、時刻t1と時刻t2の間の時間をΔt、この間のそれぞれの電圧変化をΔv1、Δv2とした場合、符号aが付された電圧低下における傾きは(−Δv1/Δt)と表すことができる。また、符号bが付された電圧低下における傾きは(−Δv2/Δt)と表すことができ、この例の場合、符号bが付された電圧低下における負の傾きが符号aが付された電圧低下における傾きより大であると言うことができる。なお、データ処理を簡便にするため、マイナス符号を省略し、正の数として扱うようにしても結果的に傾きの大小には変わりないので支障はなく、そのようにしても好適である。
そして、本願発明者による研究によれば、電圧降下の傾きが大きいほどブレーキマスタシリンダ1の発生圧力は大、換言すれば、ブレーキマスタシリンダ1が高負荷状態にあるということが言える。なお、駆動モータ32の回転数についても同様に、その下降勾配が大きいほど、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力も大であると言える。
ステップS206において、傾きが求められた後は、ステップS208の処理へ進み、ステップS206で求められた傾きを基に、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値が算出されることとなる。
この発生圧力の推定値の算出方法としては、演算式を用いる方法や、いわゆるマップを用いる方法など一般的に良く知られている手法を用いることができる。
より具体的には、例えば、上述した電圧降下の傾きとブレーキマスタシリンダ1の発生圧力との相対関係を実験やシュミレーションにより予め求め、その結果に基づいて、電圧降下の傾きからブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値を求める演算式を設定しておき、それをステップS208において用いるようにすると好適である。
なお、駆動モータ32の電源印加端子間における電圧変化に代えて駆動モータ32の回転数の変化を用いる場合も基本的に上述と同様にして演算式を予め設定し、それを用いてブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値を演算、算出することができる。
また、上述した電圧降下の傾きとブレーキマスタシリンダ1の発生圧力との相対関係を実験やシュミレーションにより予め求めたものを基に、種々の傾きに対する発生圧力の推定値をマップ化し、電子制御ユニット51の記憶領域に記憶させ、ステップS208における発生圧力の推定値算出に用いるようにしても好適である。
なお、駆動モータ32の電源印加端子間における電圧変化に代えて駆動モータ32の回転数の変化を用いる場合も基本的に上述と同様にしてマップを予め設定し、それを用いてブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値を決定することができる。
上述のようにしてブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値が求められた後は、図示されないメインルーチンへ戻り、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の値を必要とする制御処理、詳細は省略するが、例えば、アンチロック制御におけるモデル演算などに供されることとなる。
このように上述した本発明の実施の形態における、アンチロックブレーキ制御装置では、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力の推定値が得られるため、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力を検出する圧力センサ46は本来不要であり、上述の実施形態においては、圧力センサ46は無いものとの前提で説明をしたが、勿論、そのような構成に限定される必要はない。
すなわち、圧力センサ46を従来同様に備えると共に、上述したブレーキマスタシリンダ圧推定処理が電子制御ユニット51によって実行される構成としてもよい。この場合、圧力センサ46による検出値を優先的に用いるものとし、電子制御ユニット51においては、圧力センサ46からの信号入力の異常の有無を判定するようにし、異常であると判定された場合、上述したブレーキマスタシリンダ圧推定処理を実行し、得られた推定値を用いるようにすると好適である。
かかる構成を採ることによって、ブレーキマスタシリンダ1の発生圧力に関し、フェイルセーフ機能を備えた装置が実現されることとなる。
なお、電子制御ユニット51において圧力センサ46からの入力信号が異常と判断できる場合としては、入力信号のレベルが論理値High又は論理値Lowに相当する所定のレベルになったままの状態が検出された場合や、車輪の回転には全く対応しないような不規則な変化を示す場合などが考えられ、これらの要因としては、圧力センサ46自体の故障や、配線の切断等の異常などが考えられる。なお、このようなセンサ異常の有無の判定処理は、従来からもソフトウェア処理によって行われているものであり、そのような判定処理を用いることで十分実現できる機能である。
本発明の実施の形態におけるアンチロックブレーキ制御装置を備えた自動四輪車用ブレーキ制御装置の一構成例であって、2つの車輪に係る構成部分を示す構成図である。 自動四輪車用ブレーキ制御装置の電子制御ユニットによって実行されるブレーキマスタシリンダ圧推定処理の手順を示すサブルーチンフローチャートである。 アンチロックブレーキ制御装置に用いられる駆動モータへ対して駆動回路から出力される駆動信号の波形及び駆動モータの電源印加端子における波形をそれぞれ表す波形図である。 図3に示された波形の一部を拡大した拡大波形図である。
符号の説明
1…ブレーキマスタシリンダ
2a,2b…ホイールシリンダ
32…駆動モータ
41…駆動回路
42…変換回路
51…電子制御ユニット

Claims (16)

  1. ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホィールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホィールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置における前記マスターシリンダの発生圧力の推定値を求めるブレーキマスタシリンダ圧推定方法であって、
    前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し、当該立ち下がりからの前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し、当該検出結果に基づいてブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を決定することを特徴とするブレーキマスタシリンダ圧推定方法。
  2. 検出された所定のパラメータの変化に基づくブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表す演算式に、検出された所定のパラメータの変化値を代入し、ブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を算出することを特徴とする請求項1記載のブレーキマスタシリンダ圧推定方法。
  3. 検出された所定のパラメータの変化に基づくブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表すマップを用い、検出された所定のパラメータの変化値に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を求めることを特徴とする請求項1記載のブレーキマスタシリンダ圧推定方法。
  4. 所定のパラメータは、駆動モータの電源印加端子間における電圧であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のブレーキマスタシリンダ圧推定方法。
  5. 所定のパラメータは、駆動モータの回転数であることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のブレーキマスタシリンダ圧推定方法。
  6. ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホィールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホィールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置において実行される前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を求めるブレーキマスタシリンダ圧推定プログラムであって、
    前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出する第1のステップと、
    前記第1のステップにおいて駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりが検出された時点から前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出する第2のステップと、
    前記第2のステップで検出された所定のパラメータの変化に対する前記ブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を、予め求められた所定のパラメータの変化と前記ブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係に基づいて求める第3のステップと、
    を有してなることを特徴とするブレーキマスタシリンダ圧推定プログラム。
  7. 第3のステップにおける所定のパラメータの変化とブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係に基づくブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表す演算式に、第2のステップで検出された所定のパラメータの変化値を代入し、当該所定のパラメータの変化値に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を算出することを特徴とする請求項6記載のブレーキマスタシリンダ圧推定プログラム。
  8. 第3のステップにおける所定のパラメータの変化とブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係に基づくブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表すマップを用い、第2のステップで検出された所定のパラメータの変化値に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を求めることを特徴とする請求項6記載のブレーキマスタシリンダ圧推定プログラム。
  9. 所定のパラメータは、駆動モータの電源印加端子間における電圧であることを特徴とする請求項7又は請求項8記載のブレーキマスタシリンダ圧推定プログラム。
  10. 所定のパラメータは、駆動モータの回転数であることを特徴とする請求項7又又は請求項8記載のブレーキマスタシリンダ圧推定プログラム。
  11. ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホィールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホィールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置であって、
    当該アンチロックブレーキ制御装置は、
    前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し、当該立ち下がりからの前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し、当該検出結果に基づいて前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を求め、当該推定値をアンチロックブレーキ制御に供するよう構成されてなることを特徴とするアンチロックブレーキ制御装置。
  12. 検出された所定のパラメータの変化に基づくブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表す演算式に、検出された所定のパラメータの変化値を代入し、ブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を算出することを特徴とする請求項11記載のアンチロックブレーキ制御装置。
  13. 検出された所定のパラメータの変化に基づくブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値の決定は、予め求められた所定のパラメータの変化に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の相対関係を表すマップを用い、検出された所定のパラメータの変化値に対するブレーキマスタシリンダにおける発生圧力の推定値を求めることを特徴とする請求項11記載のアンチロックブレーキ制御装置。
  14. 所定のパラメータは、駆動モータの電源印加端子間における電圧であることを特徴とする請求項12又は請求項13記載のアンチロックブレーキ制御装置。
  15. 所定のパラメータは、駆動モータの回転数であることを特徴とする請求項12又は請求項13記載のアンチロックブレーキ制御装置。
  16. ブレーキ操作子の操作に応じてブレーキマスタシリンダに生ずる油圧を油圧系統を介してホィールシリンダへ伝達可能に構成されてなるブレーキ制御装置に設けられ、車輪の状態に応じて前記ホィールシリンダのブレーキ液をリザーバに導き、ブレーキ力の抑圧を可能とすると共に、前記リザーバのブレーキ液をモータ駆動のポンプによって前記ブレーキマスタシリンダへ還流可能に構成されてなるアンチロックブレーキ制御装置であって、
    当該アンチロックブレーキ制御装置は、
    前記ブレーキマスタシリンダの圧力を検出する圧力センサを有し、当該圧力センサの検出信号が制御処理に供される一方、前記圧力センサの検出信号の異常の有無の判定を可能とし、前記圧力センサの検出信号が異常と判定された際には、前記圧力センサの検出信号に代えて所定手順により求められたブレーキマスタシリンダ圧の推定値が用いられるよう構成されてなり、
    前記所定の手順は、前記ポンプの駆動モータへ印加される駆動信号の論理値Highから論理値Lowへの立ち下がりを検出し、当該立ち下がりからの前記ブレーキマスタシリンダの発生圧力の変化の指標となる所定のパラメータの変化を検出し、当該検出結果に基づいてブレーキマスタシリンダの発生圧力の推定値を決定することを特徴とすアンチロックブレーキ制御装置。
JP2005273590A 2005-09-21 2005-09-21 ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置 Pending JP2007083814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273590A JP2007083814A (ja) 2005-09-21 2005-09-21 ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273590A JP2007083814A (ja) 2005-09-21 2005-09-21 ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007083814A true JP2007083814A (ja) 2007-04-05

Family

ID=37971262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273590A Pending JP2007083814A (ja) 2005-09-21 2005-09-21 ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007083814A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009096236A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Toyota Motor Corp 制動装置及び制動制御装置
JP2009096457A (ja) * 2007-09-26 2009-05-07 Advics Co Ltd 自動二輪車のブレーキ液圧制御装置および車両のブレーキ液圧制御装置
US8132866B2 (en) 2007-09-26 2012-03-13 Advics Co., Ltd. Brake hydraulic pressure control apparatus for motorcycle and brake hydraulic pressure control apparatus for vehicle
WO2014206740A2 (de) * 2013-06-26 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum festlegen eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks und vorrichtung zur festlegung eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks
JP2016193652A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 オートリブ日信ブレーキシステムジャパン株式会社 車両用ブレーキ液圧制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09323634A (ja) * 1996-06-04 1997-12-16 Toyota Motor Corp マスタシリンダ圧推定装置及びこれを利用したホイールシリンダ圧推定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09323634A (ja) * 1996-06-04 1997-12-16 Toyota Motor Corp マスタシリンダ圧推定装置及びこれを利用したホイールシリンダ圧推定装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009096457A (ja) * 2007-09-26 2009-05-07 Advics Co Ltd 自動二輪車のブレーキ液圧制御装置および車両のブレーキ液圧制御装置
US8132866B2 (en) 2007-09-26 2012-03-13 Advics Co., Ltd. Brake hydraulic pressure control apparatus for motorcycle and brake hydraulic pressure control apparatus for vehicle
JP2009096236A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Toyota Motor Corp 制動装置及び制動制御装置
WO2014206740A2 (de) * 2013-06-26 2014-12-31 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum festlegen eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks und vorrichtung zur festlegung eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks
WO2014206740A3 (de) * 2013-06-26 2015-02-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum festlegen eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks und vorrichtung zur festlegung eines wahrscheinlichen hauptbremszylinder-innendrucks
JP2016521658A (ja) * 2013-06-26 2016-07-25 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ブレーキマスタシリンダ推定内圧を決定するための方法およびブレーキマスタシリンダ推定内圧を決定するための装置
US9789860B2 (en) 2013-06-26 2017-10-17 Robert Bosch Gmbh Method for determining a likely internal pressure for a master brake cylinder and device for determining a likely internal pressure for a master brake cylinder
JP2016193652A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 オートリブ日信ブレーキシステムジャパン株式会社 車両用ブレーキ液圧制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014162B2 (ja) 自動二輪車のブレーキ制御方法及びその装置
US9802594B2 (en) Negative pressure controller
KR100946954B1 (ko) 자동 이륜차의 브레이크 제어 방법 및 브레이크 제어 장치
JP5014161B2 (ja) 自動二輪車のブレーキ制御方法及びその装置
WO2009101499A1 (en) Brake control system and brake control method
US6685282B2 (en) Method for operating reference speed in anti-lock braking control and anti-lock braking system
JP2592085B2 (ja) アンチロック装置
JP2008207613A (ja) 自動二輪車のブレーキ制御方法及びブレーキ制御装置
US20110178688A1 (en) Method and Device for Hydraulic Brake Boosting
JP2007083814A (ja) ブレーキマスタシリンダ圧推定方法及びアンチロックブレーキ制御装置
US8296031B2 (en) Electronic hydraulic pressure control system and control method thereof
JP5391061B2 (ja) 電子制御式ブレーキシステム及び該ブレーキシステムにおけるブレーキ圧制御方法
JPH0995228A (ja) 車両の制動力制御装置
CN111775904A (zh) 一种制动灯开关检测控制装置与驾驶员制动请求识别方法
JP5014160B2 (ja) 自動二輪車のブレーキ制御方法及びその装置
KR20110060241A (ko) 노면 판단 방법
JP4555757B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
US10744983B2 (en) Brake fluid pressure control device for vehicle
KR101197470B1 (ko) 안티 록 브레이크 시스템의 모터 제어방법
JP2002067910A (ja) 車両用制動制御装置
US20030015029A1 (en) System and method for fault detection in the course of influencing the handling characteristics of a vehicle
JP4507397B2 (ja) ロック状態検出装置
JP2007015593A (ja) 車体速度演算装置
JP2008143320A (ja) アンチロックブレーキ制御装置
JP2000062603A (ja) アンチスキッド装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120724