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JP2007083798A - 自動車用ウォッシャノズルの取付構造 - Google Patents

自動車用ウォッシャノズルの取付構造 Download PDF

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JP2007083798A
JP2007083798A JP2005273124A JP2005273124A JP2007083798A JP 2007083798 A JP2007083798 A JP 2007083798A JP 2005273124 A JP2005273124 A JP 2005273124A JP 2005273124 A JP2005273124 A JP 2005273124A JP 2007083798 A JP2007083798 A JP 2007083798A
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nozzle
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Hideki Hidai
英樹 日台
Kazutoshi Kinoshita
和敏 木下
Kenichi Fukumoto
健一 福元
Makoto Kimura
誠 木村
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Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Toyota Auto Body Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/52Arrangement of nozzles; Liquid spreading means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】断面略台形状の合成樹脂製のカウルルーバの後面部から所定の位置へ向けてウォッシャ液を安定に吐出するウォッシャノズル取付構造を実現すること。
【解決手段】フロントガラス2の前縁に沿って車幅方向に延在する断面略台形状の合成樹脂製のカウルルーバ1の後面部13aに、ウォッシャノズル3の取付開口部14を設け、該取付開口部14にはカウルルーバ1の内側にウォッシャノズル3を取付けるようになし、ウォッシャノズル3取付部位の左右両側位置に、カウルルーバ1内を長手方向に仕切る補強リブ15を設け、カウルルーバ1の断面剛性を強化して熱変形や車体の建付けバラツキによる後面部13aの傾斜角のバラツキを防止しする。これにより後面部13aに設けたウォッシャノズル3の取付け角度が変化せず、ウォッシャ液の吐出方向の安定性を良くする。
【選択図】 図4

Description

本発明は自動車のウォッシャノズルの取付構造、特にカウルルーバにウォッシャノズルを取付ける取付構造に関する。
従来、自動車のフロントガラス用のウォッシャノズルは、エンジンフードの上面後部に取付けられ、エンジンフードの外観上、露出しているので見栄えが良くないといった問題があった。そこで、下記特許文献にも示されているようにウォッシャノズルをカウルルーバの後面部に取付ける構造としたものがある。図5はこの種のウォッシャノズルの取付構造の代表例を示すもので、エンジンフード6とフロントガラス2の前縁との間で、フロントガラス2の前縁に沿って車幅方向に延在し、カウル7の上部を覆うように設けられたカウルルーバ1にウォッシャノズル3が取付けられている。尚、カウル7はフロントガラス2の前縁を支える閉じカウル71とその前側に連結された開きカウル72とで構成され、カウルルーバ1によって開きカウル72の上部開口が被覆される。
一般に、カウルルーバ1は合成樹脂の成形板で、断面略台形状に形成され、ルーバ前縁を開きカウル72の前縁に結合するとともにルーバ後縁がフロントガラス2の前縁に結合されている。そして、カウルルーバ1には、フロントガラス2側に面した傾斜状の後面部13にウォッシャノズル3が取付けられ、ウォッシャノズル3よりフロントガラス2中間の所定位置Aへ向けてウォッシャ液を吐出するようにしている。
特開2000−344062号公報
ところで、合成樹脂板からなるカウルルーバ1は断面剛性が十分とはいえず、熱変形や車体の建付けバラツキ(フロントガラス2の前縁と開きカウル72の前縁との相対位置関係のバラツキ)等により、略台形状の断面形状の両端間の間隔が変化し、後面部13の傾斜角が起き上がり方向または倒れ方向に変化しやすい(図5の仮想線)。このためカウルルーバ1の後面部13にウォッシャノズル3を取付けた場合、後面部13の傾斜角にバラツキが生じると、ウォッシャ液の吐出方向が安定せず、吐出位置が所定位置Aより上下(B位置、C位置)にずれるといった問題があった。
また、カウルルーバ1は一般に、その頂面部がエンジンフード6の後縁よりも高くならない位置に設置され、カウルルーバ1の後面部13に取付けられたウォッシャノズル3の高さ位置が低くなるので、図6に示すようにウォッシャ液吐出時に、ウォッシャノズル液が非作動位置にあるワイパー4のワイパーアーム41やワイパーブレード42に当たるおそれがあった。そこで本発明は上記事情に鑑み、熱変形や車体の建付けバラツキ等によるカウルルーバの後面部の傾斜角のバラツキを防止し、後面部に設けたウォッシャノズルから所定の位置へ向けてウォッシャ液を安定に吐出する自動車用ウォッシャノズル取付構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、自動車のフロントガラスの前縁に沿って車幅方向に延在し、断面略台形状をなす合成樹脂製のカウルルーバにおいて、上記カウルルーバにはその後面部に、ウォッシャノズルの取付開口部を設け、該取付開口部にはカウルルーバの内側にウォッシャノズルを取付けるようになし、該ウォッシャノズル取付部位の左右両側位置には、カウルルーバ内を長手方向に仕切る補強リブを設ける(請求項1)。補強リブによりカウルルーバの断面剛性が強化され、後面部の傾斜角度が変化せず一定にできるので、後面部に取付けたウォッシャノズルから所定の位置へ向けウォッシャ液を安定に吐出することができる。
上記ウォッシャノズルは、ノズル先端の外周を上記取付開口部の周縁に係合せしめ、上記両補強リブ間にはこれらを連結する連結リブを設けて、ウォッシャノズルの基端側に設けた係合部を上記連結リブに係合せしめる(請求項2)。ウォッシャノズルをその前後の位置で好適に保持でき、ウォッシャノズルの取付け安定性を確保できる。
上記カウルルーバの頂面部には、長手方向の中間位置に、カウルルーバの前側に位置するエンジンフードの後縁よりも上方へ張り出して、車両走行時にエンジンフードに沿う風流を上方へ導き、上記フロントウィンドウガラスの下縁に位置するワイパアームおよびワイパブレード等の風除けをなす凸状頂部を備え、該凸状頂部の後面部にウォッシャノズルの上記取付開口部を設ける(請求項3)。ウォッシャノズルを極力、カウルルーバの高い位置に取付けたので、ワイパーアームやワイパーブレードが邪魔にならず所定の位置へ向けウォッシャ液を吐出することができる。
本発明のウォッシャノズル取付構造によれば、カウルルーバ内を長手方向に仕切る補強リブによりカウルルーバの断面剛性が強化され、熱変形や車体の建付けバラツキ等によるカウルルーバの後面部の傾斜角のバラツキを防ぐので、後面部に設けたウォッシャノズルから所定の位置へウォッシャ液を安定に吐出することができる。
図1ないし図4に基づいてカウルルーバにウォッシャノズルを取付ける本発明の実施形態を説明する。図1、図2に示すように、カウルルーバ1は合成樹脂成形板体で、フロントガラス2の前縁に沿って車幅方向に延在し、車体の開きカウル72の開口部を覆うように設けてある。カウルルーバ1は断面略台形状で、前面部12および後面部13の下縁にはそれぞれ前後方向へ延びる前後のフランジ121,131が形成してある。
カウルルーバ1は、前フランジ121を開きカウル72の前縁にボルト締め固定するとともに、後フランジ131をフロントガラス2の前縁に重ね合わせて接着してある。カウルルーバ1の前縁には、合成樹脂からなる別体のルーバ19が結合してあり、ルーバ19はこれに設けたウェザストリップwを介してエンジンフード6の裏面後縁に当接してエンジンルーム開口後縁をシールする。図中、4は左右のワイパーで、ワイパーアーム41とワイパーブレード42を備えている。図2中、71はフロントガラス2の前端を支える閉じカウルで、閉じカウル71と開きカウル72とでカウル7を構成している。
カウルルーバ1は、車幅方向左右両端側の頂面部11(図2には仮想線で示す)では、高さ位置がエンジンフード6の後縁よりも低くしてあるが、車幅方向中央部ではエンジンフード6の後縁よりも上方へ張り出す凸状頂部10が形成してある。凸状頂部10はカウルルーバ1の中央位置でカウルルーバ1全長の約3分の1の範囲に形成してある。凸状頂部10は、車両走行時に走行風が非作動状態のワイパー4のアーム41やブレード42に当たらないようにするもので、走行時にエンジンフード6に沿って流れる走行風をスムーズに斜め上方へ案内するように後上がり傾斜状に形成してある。凸状頂部10の後面部13aは斜め後下方へ延び、該後面部13aと一般部の後面部13との境には、両後面部13a,13よりも緩やかな傾斜で、一般部の後面部13側が凸状頂部10の後面部13aよも後方へ一段張り出すように段差130が形成してある。
そして、凸状頂部10の後面部13aには左右両側位置にそれぞれ、ウォッシャ液を吐出するウォッシャノズル3の取付け用の取付開口部14,14が形成してあり、各取付開口部開口14,14に対応して凸状頂部10内にはウォッシャノズル3,3が取付けてある。以下、図3、図4を中心にウォッシャノズル3の取付構造の詳細を説明する。尚、左右のウォッシャノズル3の取付構造は同一で、片側のものを説明する。
図3はカウルルーバ1内のウォッシャノズル3取付部位を下から見た要部斜視図で、図4は図3のIV−IV線に沿う断面を示す。後面部13aに形成した取付開口部14は若干横長のほぼ長方形状をなし、取付開口部14下縁には凸状頂部10内部へ向かって棚状に張り出し、後述のウォッシャノズル3のノズル先端を係合する張出部141が形成してある。
凸状頂部10内には、取付開口部14の左右両側位置に、それぞれ凸状頂部10内を長手方向に仕切る左右一対の補強リブ15,15が互いに平行に形成してある。両補強リブ15,15は、凸状頂部10とその前面および後面部13a間を架けわたす縦壁状で、各補強リブ15,15の前端は凸状頂部10の前面からカウルルーバ1の一般の前面部11上端にかけて形成してある。
更に、両補強リブ15,15の前端間には、凸状頂部10の前面を下方へ延長するように延在し、両補強リブ15,15間を架けわたす連結リブ16が形成してある。これら左右の補強リブ15,15および連結リブ16とで囲むようにウォッシャノズル取付部を構成している。尚、連結リブ16には、ウォッシャノズル3に連結されるウォッシャノズルホースを回避するように、連結リブ16の幅方向中間位置に、逆U字状の切欠きが形成してある。また、連結リブ16の下縁には上記切欠きの左右両側位置に、後方へ突出する係止爪が形成してある。また、上記ウォッシャノズル取付部内には、凸状頂部10の裏面から下方へ突出し、ウォッシャノズル3の上面に当接してノズル位置決めをする突起17が形成してある。
ウォッシャノズル3は合成樹脂のブロック体で、内部には基端に設けた円筒状のホース連結部30からノズル先端の吐出口31へウォッシャ液を通す通路32が形成してある。上記ノズル先端の下面には、カウルルーバ1の取付開口部14の下縁およびその張出部141の端縁に当接する複数の当接突起33が形成してある。ウォッシャノズル3の下面には、下方へ突出する縦片部と該縦片部の中間から上記ノズル先端の下面側へ向けて突出する横片部とで断面略ト字形をなす係合片34が形成してある。更にウォッシャノズル3の基端には、ホース連結部30の左右両側位置に、上記連結リブ16の下縁の係止爪に対向して、上記基端の上面側から斜め下方へ延出する左右一対の弾性係合部35,35を備えている。各弾性係合部35,35の先端には上記係止爪を受ける凹面状の爪受けが形成してある。
ウォッシャノズル3を取付けるには、カウルルーバ1の内側よりノズル先端を取付開口部14内に挿入し、下面の複数の当接突起33を取付開口部14の下縁およびその張出部141の端縁に当接せしめ、係合片34の横片部の先端とで張出部141を上下に挟み付けてノズル先端を取付開口部14の下縁に係合せしめる。そして、ウォッシャノズル3の上面を凸状頂部10の裏面の突起17に当接せしめ位置決めするとともに、この状態で左右の両弾性係合部35,35を撓ませつつ、連結リブ16の下縁の係止爪と先端の爪受けとを係止せしめて取付ける。
本実施形態のウォッシャノズル取付構造によれば、カウルルーバ1の凸状頂部10内に取付けたウォッシャノズル3の左右両側位置に、凸状頂部10内を長手方向に仕切る補強リブ15,15を設けたので、補強リブ15,15により凸状頂部10の断面剛性が強化され、熱変形や車体の建付けバラツキ等の影響を受けず断面形状が崩れない。従って、凸状頂部10の後面部13aの傾斜角が一定に保たれ、ウォッシャノズル3の取付け角度が変化しないので、ウォッシャノズル3よりウオッシャ液をフロントガラス2の所定の位置Aへ向けて安定に吐出させることができる。
更に本実施形態では、両補強リブ15,15間にこれらを架けわたす連結リブ16を形成し、ウォッシャノズル取付部を各リブ15,15,16で囲むようにしたので、上記取付部まわりの剛性を強化できる。また上記取付部へのウォッシャノズル3の取付けは、ノズル先端の当接突起33と係合片34の横片部の先端とで取付開口部14の下縁の張出部141と係合するとともに、上記連結リブ16を利用し、これにノズル基端の弾性係合部35,35を係合して、ウォッシャノズル3の前後2カ所を係合固定したので、取付け姿勢を安定させることができる。このように剛性の高い取付け部にウォッシャノズル3を安定性よく取付けるようにしたので、ウオッシャ液の吐出方向性をより安定させることができる。
また、ウォッシャノズル3は、エンジンフード6の後縁よりも上方へ張り出すカウルルーバ3の凸状頂部10に取付け、極力、取付け位置を高くしたので、ウオッシャ液の吐出にワイパ4のアーム41やブレード42が邪魔にならない。
尚、本発明のウオッシャノズル取付構造では、凸状頂部10に限らずカウルルーバ1の断面形状全体を長手方向に仕切る補強リブを設けてカウルルーバの断面形状全体の剛性を強化してもよいが、上述の実施形態のように、凸状頂部10の断面剛性のみを補強リブ15で強化するとともに、凸状頂部10の後面部13aと一般後面部13との間に傾斜角の異なる段差130を設けることにより、車体の建付けのバラツキにより開きカウル72の前縁とフロントガラス2の前縁間の間隔にバラツキがある場合、後面部13aの傾斜角を変化させずに、その下側の段差130から一般後面部13の傾斜角が変化して上記バラツキに追従してこれを吸収することができる。
本発明のウォッシャノズル取付構造を適用する自動車のカウルルーバを示す要部斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 上記ウォッシャノズル取付構造をしめすもので、カウルルーバの内側下方より観たウォッシャノズル取付部の要部斜視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図2に対応して、従来のウォッシャノズル取付構造およびその問題点を示す説明図である。 更に従来のウォッシャノズル取付構造の他の問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 カウルルーバ
10 凸状頂部
11 頂面部
13 後面部
13a 凸状頂部の後面部
14 取付開口部
141 張出部(周縁)
15 補強リブ
16 連結リブ
2 フロントガラス
3 ウォッシャノズル
33 当接突起(ノズル先端の外周)
34 係合片(ノズル先端の外周)
35 弾性係合部(係合部)
4 ワイパ
41 ワイパアーム
42 ワイパブレード
6 エンジンフード

Claims (3)

  1. 自動車のフロントガラスの前縁に沿って車幅方向に延在し、断面略台形状をなす合成樹脂製のカウルルーバにおいて、
    上記カウルルーバにはその後面部に、ウォッシャノズルの取付開口部を設け、該取付開口部にはカウルルーバの内側にウォッシャノズルを取付けるようになし、
    該ウォッシャノズル取付部位の左右両側位置には、カウルルーバ内を長手方向に仕切る補強リブを設けたことを特徴とする自動車用ウォッシャノズルの取付構造。
  2. 上記ウォッシャノズルは、ノズル先端の外周を上記取付開口部の周縁に係合せしめ、上記両補強リブ間にはこれらを連結する連結リブを設けて、ウォッシャノズルの基端側に設けた係合部を上記連結リブに係合せしめるようになした請求項1に記載の自動車用ウォッシャノズルの取付構造。
  3. 上記カウルルーバの頂面部には、長手方向の中間位置に、カウルルーバの前側に位置するエンジンフードの後縁よりも上方へ張り出して、車両走行時にエンジンフードに沿う風流を上方へ導き、上記フロントウィンドウガラスの下縁に位置するワイパアームおよびワイパブレード等の風除けをなす凸状頂部を備え、該凸状頂部の後面部にウォッシャノズルの上記取付開口部を設けた請求項1または2に記載の自動車用ウォッシャノズルの取付構造。
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