JP2007080532A - Ｌｅｄ照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成で、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤの経時変化による光色変化を防止したＬＥＤ照明装置を提供する。
【解決手段】 駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂは、直流電源１から電源を供給されて、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各寿命が同一寿命となる駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂを赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂに各々独立して供給しており、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの光量比は各出力の経時変化による影響を受けずに一定となり、経時変化によって赤，緑，青の混色の比率が変化することがなく、生成される白色光も変化することはない。
【選択図】図１
【解決手段】 駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂは、直流電源１から電源を供給されて、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各寿命が同一寿命となる駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂを赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂに各々独立して供給しており、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの光量比は各出力の経時変化による影響を受けずに一定となり、経時変化によって赤，緑，青の混色の比率が変化することがなく、生成される白色光も変化することはない。
【選択図】図１
Description
本発明は、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤを備えて、所望の光色を生成するＬＥＤ照明装置に関するものである。
従来、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤの発光を混色して所望の光色を生成するＬＥＤ照明装置があり、例えば、赤色（Ｒ），緑色（Ｇ），青色（Ｂ）の各ＬＥＤの発光を混色して白色光源を実現している。このようなＬＥＤ照明装置では、赤色，緑色，青色の各ＬＥＤの出力は経時変化で光量が低下してしまうが、各ＬＥＤの光量を検出しフィードバックして光量を補正することで、経時変化による光量低下を防止し、光量を一定にしたものがある。（例えば、特許文献１参照）
特開２００３−１６３０９０号公報
上記従来のＬＥＤ照明装置では、各ＬＥＤの光量を検出する検出手段、フィードバック制御手段が必要であり、回路構成が複雑となっていた。
しかし、上記フィードバック制御無しで、赤色，緑色，青色の各ＬＥＤを定電流駆動すると、赤色，緑色，青色の各ＬＥＤ毎に経時変化特性が異なるため、経時変化によって混色の比率が変化し、生成される白色光も変化していた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤの経時変化による光色変化を防止したＬＥＤ照明装置を提供することにある。
請求項１の発明は、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤと、各ＬＥＤを発光波長毎に独立して駆動する駆動部とを備えて、各ＬＥＤの発光を混色して所望の光色を生成し、駆動部は発光波長が異なるＬＥＤの経時変化が同一となる電流値で各ＬＥＤを駆動することを特徴とする。
この発明によれば、発光波長が異なるＬＥＤの光量比は各出力の経時変化による影響を受けずに一定となり、経時変化によって混色の比率が変化することがなく、生成される光色も変化することはない。したがって、簡易な構成で、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤの経時変化による光色変化を防止することができる。
請求項２の発明は、請求項１において、生成する光色の調整は、発光波長毎のＬＥＤの個数を変えることで行うことを特徴とする。
この発明によれば、任意の光色を得ることができるという効果がある。
以上説明したように、本発明では、簡易な構成で、異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤの経時変化による光色変化を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
（実施形態）
図１は、本実施形態のＬＥＤ照明装置の回路構成を示し、直流電源１と、駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂと、２つの赤色ＬＥＤ３ｒの直列回路，２つの緑色ＬＥＤ３ｇの直列回路，２つの青色ＬＥＤ３ｂの直列回路とを備える。駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂは、直流電源１から電源を供給されて、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各直列回路に駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂを各々独立して供給しており、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各発光が混色して白色光を生成している。
図１は、本実施形態のＬＥＤ照明装置の回路構成を示し、直流電源１と、駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂと、２つの赤色ＬＥＤ３ｒの直列回路，２つの緑色ＬＥＤ３ｇの直列回路，２つの青色ＬＥＤ３ｂの直列回路とを備える。駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂは、直流電源１から電源を供給されて、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各直列回路に駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂを各々独立して供給しており、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各発光が混色して白色光を生成している。
図２は、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂと寿命との関係を示し、図中のＹｒ１，Ｙｇ１，Ｙｂ１は赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各寿命曲線を示す。このように、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各寿命曲線Ｙｒ１，Ｙｇ１，Ｙｂ１は互いに異なるため、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂに同一値の駆動電流Ｉｒ，Ｉｇ，Ｉｂを供給すると、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各経時変化特性が互いに異なる。したがって、経時変化によって赤，緑，青の混色の比率が変化して、生成される白色光も変化してしまう。
そこで、本実施形態の駆動部２ｒ，２ｇ，２ｂは、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各寿命が同一寿命Ｔ１となる駆動電流Ｉｒ１，Ｉｇ１，Ｉｂ１（図２参照）を供給する。したがって、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各経時変化特性Ｙｒ２，Ｙｇ２，Ｙｂ２は、図３（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すように経過時間に対して同一の出力比減衰形状となり、初期の出力比Ｐｍに対して、任意の経過時間Ｔｘにおける各出力比は同一の出力比Ｐｘとなり、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの光量比は各出力の経時変化による影響を受けずに一定となる。すなわち、経時変化によって赤，緑，青の混色の比率が変化することがなく、生成される白色光も変化することはない。このように、本実施形態では、簡易な構成で、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂのＬＥＤの経時変化による光色変化を防止したＬＥＤ照明装置を提供することができる。
また、生成する光色の調整は、赤色ＬＥＤ３ｒ，緑色ＬＥＤ３ｇ，青色ＬＥＤ３ｂの各個数を変えることで行う。
１ 直流電源
２ｒ，２ｇ，２ｂ 駆動部
３ｒ 赤色ＬＥＤ
３ｇ 緑色ＬＥＤ
３ｂ 青色ＬＥＤ
２ｒ，２ｇ，２ｂ 駆動部
３ｒ 赤色ＬＥＤ
３ｇ 緑色ＬＥＤ
３ｂ 青色ＬＥＤ
Claims (2)
- 異なる波長の光を出力する複数のＬＥＤと、各ＬＥＤを発光波長毎に独立して駆動する駆動部とを備えて、各ＬＥＤの発光を混色して所望の光色を生成し、駆動部は発光波長が異なるＬＥＤの経時変化が同一となる電流値で各ＬＥＤを駆動することを特徴とするＬＥＤ照明装置。
- 生成する光色の調整は、発光波長毎のＬＥＤの個数を変えることで行うことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤ照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005262947A JP2007080532A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | Ｌｅｄ照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005262947A JP2007080532A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | Ｌｅｄ照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007080532A true JP2007080532A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37940631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2005262947A Withdrawn JP2007080532A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | Ｌｅｄ照明装置 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2007080532A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012215755A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Seiko Epson Corp | 光源装置およびプロジェクター |
| JP2013097941A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Noritz Corp | 表示装置 |
| JP2016110887A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | キヤノン株式会社 | 光源制御装置および画像投射装置 |
| JP2020177961A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | シチズン電子株式会社 | 発光装置 |
-
2005
- 2005-09-09 JP JP2005262947A patent/JP2007080532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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| JP7198147B2 (ja) | 2019-04-15 | 2022-12-28 | シチズン電子株式会社 | 発光装置 |
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