JP2007068327A - 同期整流型フォワードコンバータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 トランスTの補助巻線N4に対して直列に第1・第2の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子Q4,Q5を接続し、Q4,Q5によって転流スイッチ素子Q3のゲート・ソース間容量の充電電荷の制御を行う。第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子Q5は、転流スイッチターンオフ信号発生回路24によって、主スイッチ素子Q1のオンに同期してオン制御される。第2の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子Q4は、フライバック電圧印加回路26によって、トランスTのフライバック電圧が所定値以上に上昇したときにオンして、転流スイッチ素子Q3のゲート・ソース間容量の電荷を速やかに放電させる。
【選択図】 図2
Description
先ず、図2〜4を参照して、第1の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータについて説明する。
図2はその回路図、図3は図2の主要部の波形図である。
〈通常動作〉
先ず、スイッチング制御回路23から主スイッチ素子Q1のゲートへ印加される電圧によって主スイッチ素子Q1がオンする。同じくスイッチング制御回路23からの信号が転流スイッチターンオフ信号発生回路24を介して第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子Q5のゲートに印加され、Q5がオンすることによって転流スイッチ素子Q3がオフする。その後、Q5はゲートに印加される信号が無くなるのでオフする。
この後、再び主スイッチ素子Q1がオンし、上述の動作を繰り返す。
スイッチング制御回路23は、3次整流平滑回路22から出力される電圧が所定電圧を保つように上記デューティ比Dを制御する。すなわちスイッチング周波数を一定にしたままPWM制御を行う。
整流方式を同期整流とした際に、2 次出力に発生した過電圧により出力チョークが励磁されるモードが発生すると、同期整流用のスイッチ素子はFETであって双方向に電流を流せるため、2 次出力から入力側へ電力が回生されるモードが発生する。このモードでは出力からコンバータへ電流が流れ込む(逆流する)ため、このモードの動作を逆流動作という。
逆流動作において、スイッチング制御回路23による制御が完全になくなり、出力から印加される電圧によりコンバータの動作周波数が制御される状態を自励発振動作と言う。
次に、第2の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータの構成を図5・図6を基に説明する。
図5はこの第2の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータの回路図、図6はその主要部の波形図である。
次に、第3の実施形態に係る同期整流型フライバックコンバータの構成を、図7を基に説明する。
この第3の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータは、1次側の制御がなされている状態で逆流が生じる場合に対応するものである。このような場合、整流スイッチ素子Q2、転流スイッチ素子Q3は1次側のスイッチングによって制御されると共に、2次側の自励発振によっても制御されることになり、競合を起こして自励発振が安定しないおそれがある。そこで、この第3の実施形態では、逆流によって自励発振が生じている時には、1次側の制御を強制的に停止するようにしている。
〈通常動作時〉
主スイッチ素子Q1の駆動信号(電圧)に対してQ1のゲート電圧と3次整流平滑回路22のチョークコイルL2の両端電圧はハイレベルとローレベルとが相補的に切り替わる。そのため、ダイオードD6,D7を介して両者の電圧の和をとると、コンデンサC5に常にハイレベルの信号が得られ、その結果、ダイオードD5が順バイアスとなることがなく、誤差増幅器29の出力がローレベルになることがなく、正常な制御が行われる。
逆流電流によって自励発振が発生しても、3次整流平滑回路22は同期整流にはなっていないので、ダイオードD3,D4のオン期間が短くなり、チョークコイルL2の両端電圧がハイレベルになる期間が短くなる。そのため、主スイッチ素子Q1のゲート電圧との間にずれが生じ、上記ダイオードD6,D7を介してコンデンサC5に印加される電圧がローレベルになる期間が生じるようになって、コンデンサC5の充電電圧は低下する。この電圧が所定値以下になると、ダイオードD5がオンして誤差増幅器29の出力がローレベルに固定され、主スイッチ素子Q1のゲート電圧がローレベルに保たれてスイッチングが停止する。(ダイオードD5は誤差増幅器29の出力電圧の引き込み用である。)
なお上述の例は、3次整流平滑回路を非同期のフォワード型整流回路で構成して、同期整流の周波数と自励発振の周波数とのずれに起因して電圧が生じるように回路構成するようにして、自励発振の検知を行うようにしたが、その他に、逆流を検知することができれば、逆流時に1次側の制御を停止すればよい。
次に、第4の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータについて図8を基に説明する。
図2に示した例では、スイッチング制御回路23が3次整流平滑回路22の出力電圧を検出して主スイッチ素子Q1のスイッチング制御を行い、出力電圧を安定化させる場合について示したが、この図8に示す例では、出力端子32の電圧を直接検出する出力電圧検出回路31を設け、その検出結果に応じてスイッチング制御回路23が主スイッチ素子Q1のスイッチング制御を行う。また、スイッチング制御回路23は、出力電圧検出回路31が出力電圧の異常な上昇を検出した時、1次側の制御を停止する。この場合、3次整流平滑回路22はスイッチング制御回路23の電源としてのみ作用する。その他の構成は図2に示したものと同様である。
次に、第5の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータについて図9・図10を基に説明する。
この第5の実施形態に係る同期整流型フォワードコンバータは、スイッチング制御回路23に対して電源電圧を供給する3次整流平滑回路22の構成を具体的に示したものである。その他の構成は図2に示したものと同様である。
自励発振時にQ3がオンしきれない状態があるとトランスのオン期間が上昇する。(長くなる)。2次側では整流スイッチ素子Q2と転流スイッチ素子Q3の同時オンが起こるが、もし3次整流平滑回路22をダイオード整流の回路構成とすると、整流ダイオードと転流ダイオードの同時オンが起こらないため、出力端子の出力電圧と3次整流平滑回路22の出力電圧との相関がとれずに、両電圧に差が生じる。
21−入力端子
22−3次整流平滑回路
23−スイッチング制御回路
24−転流スイッチターンオフ信号発生回路
25−整流スイッチゲート電圧調整回路
26−フライバック電圧印加回路
27−逆流検知回路
28−三角波生成回路
29−誤差増幅器
30−NANDゲート
31−出力電圧検出回路
32−出力端子
Q1−主スイッチ素子
Q2−整流スイッチ素子
Q3−転流スイッチ素子
Q4−第2の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子
Q5−第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子
Q6−同期整流素子
N1−1次巻線
N2−2次巻線
N3−3次巻線
N4−補助巻線
L1−チョークコイル
C12−平滑コンデンサ
Claims (6)
- 1次巻線と2次巻線を備えたトランスと、該トランスの1次巻線に直列に接続した主スイッチ素子と、前記トランスの2次巻線に対して直列に接続したチョークコイルと、出力端子間に並列に接続した平滑コンデンサと、前記トランスの2次巻線に対して直列に接続され、前記主スイッチ素子のオン/オフに同期してオン/オフする整流スイッチ素子と、前記主スイッチ素子のオン/オフに同期してオフ/オンし、オンによって前記チョークコイルの励磁エネルギの放出経路を構成する転流スイッチ素子と、前記主スイッチ素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路と、前記トランスの補助巻線に対して直列に接続され、前記転流スイッチ素子の制御端子に対する、前記トランスの補助巻線の起電圧の印加制御を行う第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子と、前記主スイッチ素子のオンに同期して第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子をオン制御する転流スイッチターンオフ信号発生回路と、
を備えた同期整流型フォワードコンバータにおいて、
第1の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子に並列接続された第2の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子を備え、
前記トランスのフライバック電圧が所定値以上に上昇することに基づいて第2の転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子を制御するフライバック電圧印加回路を設けた同期整流型フォワードコンバータ。 - 前記フライバック電圧印加回路は、前記トランスのフライバック電圧を整流して該整流信号を前記転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子の制御端子へ印加する回路である請求項1に記載の同期整流型フォワードコンバータ。
- 前記フライバック電圧印加回路は、前記補助巻き線の出力のフライバック電圧を積分して該積分信号を前記転流スイッチターンオフ制御用スイッチ素子の制御端子へ印加する回路である請求項1に記載の同期整流型フォワードコンバータ。
- 前記スイッチング制御回路は、前記出力端子の電圧を直接検出して前記出力端子の電圧が所定値を保つように前記主スイッチ素子のスイッチング制御を行う請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の同期整流型フォワードコンバータ。
- 前記トランスは3次巻線を備え、該3次巻線に接続された、チョークコイルを含むフォワード型整流回路を備え、前記スイッチング制御回路は、前記主スイッチ素子のオン期間に対し前記フォワード型整流回路のチョークコイルの励磁期間が長くなっていることによって、前記整流スイッチ素子と転流スイッチ素子の自励発振の有無を検知するとともに、該自励発振を検知したとき前記主スイッチ素子のスイッチングを停止する自励発振検知制御回路を備えた請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の同期整流型フォワードコンバータ。
- 前記トランスは3次巻線を備え、該3次巻線に接続された、チョークコイルを含むフォワード型の同期整流回路を備え、前記スイッチング制御回路は、前記同期整流回路の出力電圧を基準に前記出力端子の電圧を間接的に検出して前記出力端子の電圧を所定値に保つように前記主スイッチ素子のスイッチング制御を行う請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の同期整流型フォワードコンバータ。
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