JP2007040005A - スライドドアの制御装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オート作動によるスライドドアの開閉時にユーザの意思により駆動速度を速める。
【解決手段】車両用スライドドア1に設けられ、該スライドドア1の開閉指令を入力する操作部材9と、操作部材9の操作を検出する検出手段13と、操作部材9による開閉指令に基づきスライドドア1を開閉駆動するドア駆動手段52と、操作部材9が所定時間t1以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度が、所定時間t1未満操作されたときの駆動速度よりも速くなるように、ドア駆動手段52を制御する駆動制御手段7とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車両用スライドドア1に設けられ、該スライドドア1の開閉指令を入力する操作部材9と、操作部材9の操作を検出する検出手段13と、操作部材9による開閉指令に基づきスライドドア1を開閉駆動するドア駆動手段52と、操作部材9が所定時間t1以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度が、所定時間t1未満操作されたときの駆動速度よりも速くなるように、ドア駆動手段52を制御する駆動制御手段7とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用スライドドアの開閉動作を制御するスライドドアの制御装置および制御方法に関する。
車体に設けたレールに沿って支持されたスライドドアをモータ駆動により開閉する制御装置として、例えば以下の特許文献1記載のものが知られている。この制御装置は、ドアの全開から全閉までの範囲を複数エリアに区分して各エリア毎に予め目標速度を設定し、その目標速度に沿ってモータをデューティー制御(速度制御)するものである。そして、車両姿勢や温度,経時劣化等によりドアの移動抵抗が増加した場合には通常よりもデューティー値を上げ、移動抵抗が減少した場合にはデューティー値を下げることで、移動抵抗が増減した場合でもドア駆動速度を目標速度に制御するようにしている。
しかしながら上記特許文献1記載の装置では、ドアの移動抵抗に拘わらずドア駆動速度を目標速度に制御するため、次のような問題がある。すなわち例えばドアがオート作動しているときに、降雨のため早くドアを開閉したいという意思でユーザがドアを手で押し助勢した場合、デューティー値が下がるため十分な助勢ができず、利便性が十分に得られない。
本発明によるスライドドアの制御装置は、車両用スライドドアに設けられ、該スライドドアの開閉指令を入力する操作部材と、操作部材の操作を検出する検出する検出手段と、操作部材による開閉指令に基づきスライドドアを開閉駆動するドア駆動手段と、ドア駆動手段を制御する駆動制御手段とを備え、操作部材が所定時間以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度を所定時間未満操作されたときの駆動速度よりも速くする。
本発明によれば、操作部材が所定時間以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度を所定時間未満操作されたときの駆動速度よりも速くするようにしたので、ユーザの意思を反映してドアの駆動速度を速めることができ、利便性が向上する。
以下、図1〜図5を参照して本発明によるスライドドアの制御装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態による制御装置の全体構成例を示す図である。この制御装置は、車両の側面に形成されたレール4に沿って車両前後方向にスライド可能に設けられるスライドドア(オートスライドドア)1と、スライドドア1を開閉駆動するドライブユニット5と、スライドドア1の開閉作動を制御するコントロールユニット7と、スライドドア1の開閉作動の開始時や開閉方向の反転時に作動するブザー8と、スライドドア1に設けられたハンドル9とを有する。
図1は、本発明の実施の形態による制御装置の全体構成例を示す図である。この制御装置は、車両の側面に形成されたレール4に沿って車両前後方向にスライド可能に設けられるスライドドア(オートスライドドア)1と、スライドドア1を開閉駆動するドライブユニット5と、スライドドア1の開閉作動を制御するコントロールユニット7と、スライドドア1の開閉作動の開始時や開閉方向の反転時に作動するブザー8と、スライドドア1に設けられたハンドル9とを有する。
ドライブユニット5は車体側に取り付けられ、ドラム51,モータ52,クラッチ53,エンコーダ54により構成される。ドラム51は正逆回転可能なモータ52により駆動され、スライドドア1に取り付けられたワイヤ6をドラム51が巻き取ることによりドア1が前方(閉方向)または後方(開方向)にスライドする。スライドドア1にはラッチ2が設けられ、ドア全開時において、車体に取り付けられたピン3がラッチ2に係合する。これによりドア1が全開状態で保持され、傾斜地などでドア1が自重で閉まることを防止できる。なお、ドア全閉時には、ドア1に取り付けられたストライカ(不図示)が車体に設けられたラッチ(不図示)に系合することでドア1が全閉状態で保持される。モータ52にはPWM制御により後述するようにデューティーDが出力され、スライドドア1の駆動速度が調整される。
クラッチ53はモータ52とドラム51の間に設定され、クラッチ53のオンによりモータ52とドラム51を連結し、モータ駆動トルクをドラム51に伝達する。クラッチ53のオフによりモータ52とドラム51の連結を遮断し、モータ駆動トルクをドラム51に伝達させないようにする。エンコーダ54はドア位置を相対的に検出するセンサであり、スライドドア1の移動に伴い図3に示すように位相の異なる二相(A相,B相)のパルス信号を出力する。この両信号の位相差を検出することで、ドア位置だけでなくドア1の移動方向も検出する。
ハンドル9はスライドドア1の外側(車外側)および内側(車内側)に設けられ、ハンドル9の操作によりドア1の開閉を指令する。すなわちスライドドア1が全閉状態のときハンドル9が操作されるとドア閉指令が入力され、スライドドア1が全開状態のときハンドル9が操作されるとドア開指令が入力される。ハンドルは9は、後述するようにドア1の最高速度(デューティーD=100%)での駆動も指令する。
図2は、本実施の形態に係る制御装置の制御構成を示すブロック図である。コントロールユニット7は、マイコン10と、リレー15,16やトランジスタ17,18を含む電気回路により構成される。マイコン10には、CAN通信線11とメインスイッチ12とハンドルスイッチ13とエンコーダ54とが接続されている。
モータ52の回転方向はリレー15,16の通電により制御される。例えばモータ52を正転方向(ドア1を閉じる方向)に駆動する場合はリレー15を通電、リレー16を非通電状態とし、モータ52を逆転方向(ドア1を開く方向)に駆動する場合はリレー16を通電、リレー15を非通電状態とする。トランジスタ18はクラッチ53の作動を制御するものであり、トランジスタ18のオンクラッチ53を連結し(クラッチオン)、トランジスタ18のオフによりクラッチ53を遮断する(クラッチオフ)。トランジスタ17はモータ52に出力される駆動電流(デューティーD)を制御する。
CAN通信線11は、車両状態(ブレーキ状態や車速状態等)を表す信号やキーレスリモコンによるスライドドア1の作動要求信号を受信するものであり、CAN通信線11を介して受信された信号に基づきマイコン10はスライドドア1が作動許可状態か否かを判定する。例えば車両停止時にスライドドア1が作動許可状態と判定する。メインスイッチ12は、オートスライドドア作動システムのオンオフを選択するスイッチである。ハンドルスイッチ13は、ハンドル9の操作に連動してオンするスイッチであり、ハンドル9の操作をやめるとオフする。
図4は、マイコン10で実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、メインスイッチ13のオンによりオートスライドドア作動システムが選択され、かつ、CAN通信線11からの信号によりスライドドア1が作動許可状態と判定されるとスタートする。
まず、ステップS101で、ハンドルスイッチ13のオン時間をカウントするためのタイマをリセットする。次いでステップS102で、ハンドル9が操作されているか否か、すなわちハンドルスイッチ13がオンか否かを判定する。ステップS102が肯定されるとステップS103に進み、タイマがカウントアップ中か否かを判定する。ハンドルスイッチ13のオン直後のときはステップS103が否定されてステップS104に進み、タイマのカウントを開始する。
ステップS103で、タイマカウントアップ中と判定されるとステップS105に進み、タイマが予め定めた所定時間t1をカウントしたか否かを判定する。所定時間t1は、ユーザが通常よりも速い速度でのスライドドア1の開閉動作を要求しているか否かを判定するための閾値であり、例えば1.5秒程度に設定される。ステップS105が否定されるとステップS106に進み、スライドドア1のオート作動制御を実行する。
スライドドア1のオート作動制御とは、予めスライドドア1の駆動方向およびドア位置に応じて目標速度を設定し、ドア1がこの目標速度で駆動するようにモータ52に出力されるデューティーDを制御するものである。すなわちエンコーダ54からの信号によりドア1の開閉方向およびドア位置を検出し、この検出値に応じてコントロールユニット7内のリレー15,16およびトランジスタ17,18に制御信号を出力し、モータ52の駆動方向と速度を制御する。
スライドドア1の移動方向およびドア位置と目標速度との関係は種々のものが考えられ、その一例を図5に示す。図5(a)はドア1の開動作時のドア位置と目標速度との関係であり、図5(b)はドア1の閉動作時のドア位置と目標速度との関係である。図中、Aは車体側ドア開口の上下縁部に設けられたレールの形状を示し、このレールにドア1の上下端部が係合し、レール形状に沿ってドア1がスライドする。図ではドア位置が複数のエリアに区分され、各エリア毎にモータ52が増速,減速,定速駆動されるようになっており、これによりドア1の挟み込み等が防止される。なお、モータ52の目標速度の特性は図5に示したものに限らない。オート作動制御時には、例えばD=30〜70%の範囲でモータ52が駆動制御される。
スライドドア1の全開状態(フルラッチ位置)からドア1を閉じる場合は、図示しないアクチュエータによりドア開放用のラッチ2が駆動され、ラッチ2とピン3の係合が解除される。その後、リレー15が通電状態となるとともにクラッチ53がオンし、トランジスタ17の駆動によりモータ52に所定のデューティーDが出力されてモータ52が正転駆動する。スライドドア1の全閉状態(フルラッチ位置)からドア1を開く場合は、図示しないアクチュエータによりドア閉鎖用のラッチが駆動され、ラッチとストライカの係合が解除される。その後、リレー16が通電状態となるとともにクラッチ53がオンし、トランジスタ17の駆動によりモータ52に所定のデューティーDが出力されてモータ52が逆転駆動する。
図4のステップS105が肯定されるとステップS107に進み、モータ52の最大出力運転を実行する。この場合、スライドドア1の駆動速度が最大となるようにモータ52に出力されるデューティーDを最大値(D=100%)に設定する。これによりスライドドア1の駆動速度が上昇し、短時間でドア1を開閉できる。
ステップS102で、ハンドル9が操作されていない、すなわちハンドルスイッチ13がオフと判定されるとステップS108に進み、オート作動制御(ステップS106)が実行中か否かを判定する。ステップS108が肯定されるとステップS109に進み、エンコーダ54からの信号により、スライドドア1が全開位置に到達したか否かを判定する。ステップS109が肯定されるとステップS112に進み、トランジスタ17,18に制御信号(オフ信号)を出力してモータ52の駆動を停止する。
ステップS109で、スライドドア1が全開位置にないと判定されるとステップS110に進む。ステップS110では、エンコーダ54からの信号により、スライドドア1が全閉位置に到達したか否かを判定する。ステップS110が肯定されるとステップS112に進み、モータ52の駆動を停止する。ステップS110が否定されるとステップS111に進み、オート作動制御(ステップS106)を継続する。
ステップS108で、オート作動制御中ではないと判定されるとステップS113に進む。ステップS113では、モータ52の最大出力運転(ステップS107)が実行されているか否かを判定し、肯定されるとステップS112に進んでモータ52の駆動を停止し、否定されると図4の処理を終了する。
本実施の形態に係る制御装置の動作をまとめると次のようになる。
(1)オート作動制御
例えばスライドドア1の全閉時にユーザがハンドル9を一旦操作すると、オート作動制御が実行され(ステップS106)、図5(a)の特性に基づきスライドドア1が開き方向に駆動する。また、スライドドア1の全開時にユーザがハンドル9を一旦操作したときもオート作動制御が実行され(ステップS106)、図5(b)の特性に基づきスライドドア1が閉じ方向に駆動する。この場合、ハンドル9の操作時間は所定時間t0未満であるため、ハンドル操作によりスライドドア1の開閉指令のみが入力される。したがって、ドア1の開閉速度を速くしたいとの要求は入力されず、通常の速度制御によりドア1が開閉する。このときユーザがハンドル9から手を離しても、スライドドア1の駆動が続行され(ステップS111)、ドア1が全開位置または全閉位置に到達するとモータ52の駆動が停止する(ステップS112)。
(1)オート作動制御
例えばスライドドア1の全閉時にユーザがハンドル9を一旦操作すると、オート作動制御が実行され(ステップS106)、図5(a)の特性に基づきスライドドア1が開き方向に駆動する。また、スライドドア1の全開時にユーザがハンドル9を一旦操作したときもオート作動制御が実行され(ステップS106)、図5(b)の特性に基づきスライドドア1が閉じ方向に駆動する。この場合、ハンドル9の操作時間は所定時間t0未満であるため、ハンドル操作によりスライドドア1の開閉指令のみが入力される。したがって、ドア1の開閉速度を速くしたいとの要求は入力されず、通常の速度制御によりドア1が開閉する。このときユーザがハンドル9から手を離しても、スライドドア1の駆動が続行され(ステップS111)、ドア1が全開位置または全閉位置に到達するとモータ52の駆動が停止する(ステップS112)。
(2)モータ最大出力
短時間でスライドドア1を開閉したい場合、ユーザはハンドル操作を継続して行う。そして、ハンドル9の操作時間が所定時間t0を越えると、モータ52が最大出力(D=100%)で駆動し、ドア1の開閉速度が最大となる(ステップS107)。これにより降雨等によりスライドドア1を速く開閉したい場合に、ハンドル操作を介してユーザ自身の意思によりドア1の移動速度を速めることができ、利便性が向上する。モータ52が最大出力で駆動中にハンドル9の操作をやめると、モータ52が駆動を停止し、スライドドア1も駆動を停止する(ステップS112)。これによりスライドドア1を最大速度で駆動中に、ドア開閉部に何らかの障害物を発見した場合に、即座にドア1の駆動を停止することができる。
短時間でスライドドア1を開閉したい場合、ユーザはハンドル操作を継続して行う。そして、ハンドル9の操作時間が所定時間t0を越えると、モータ52が最大出力(D=100%)で駆動し、ドア1の開閉速度が最大となる(ステップS107)。これにより降雨等によりスライドドア1を速く開閉したい場合に、ハンドル操作を介してユーザ自身の意思によりドア1の移動速度を速めることができ、利便性が向上する。モータ52が最大出力で駆動中にハンドル9の操作をやめると、モータ52が駆動を停止し、スライドドア1も駆動を停止する(ステップS112)。これによりスライドドア1を最大速度で駆動中に、ドア開閉部に何らかの障害物を発見した場合に、即座にドア1の駆動を停止することができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)オート作動制御によるスライドドア1の開閉駆動時に、ハンドル9が所定時間t1以上操作されると、モータ52を最大出力で駆動するようにしたので、ユーザ自身の意思によりドア1の開閉速度を速めることができ、利便性が向上する。
(2)モータ52を最大出力で駆動中にユーザがハンドル操作をやめると、スライドドア1の駆動を停止するようにしたので、ドア開閉部に何らかの障害物を発見した場合に即座にドア1の駆動を停止することができ、ドア1と障害物との接触を回避できる。
(3)ハンドル9の操作時間が所定時間以上のときに、ユーザのスライドドア1の高速駆動の意思ありと判定するので、ユーザの意思を良好に反映することができる。
(4)ハンドル9の操作時間に基づきスライドドア1の高速駆動の意思を推測するので、ユーザがドア1の開閉指令の入力操作と別に操作を行う必要がなく、煩雑な操作が不要である。
(1)オート作動制御によるスライドドア1の開閉駆動時に、ハンドル9が所定時間t1以上操作されると、モータ52を最大出力で駆動するようにしたので、ユーザ自身の意思によりドア1の開閉速度を速めることができ、利便性が向上する。
(2)モータ52を最大出力で駆動中にユーザがハンドル操作をやめると、スライドドア1の駆動を停止するようにしたので、ドア開閉部に何らかの障害物を発見した場合に即座にドア1の駆動を停止することができ、ドア1と障害物との接触を回避できる。
(3)ハンドル9の操作時間が所定時間以上のときに、ユーザのスライドドア1の高速駆動の意思ありと判定するので、ユーザの意思を良好に反映することができる。
(4)ハンドル9の操作時間に基づきスライドドア1の高速駆動の意思を推測するので、ユーザがドア1の開閉指令の入力操作と別に操作を行う必要がなく、煩雑な操作が不要である。
なお、上記実施の形態では、ハンドル9の操作によりスライドドア1の開閉指令を入力するようにしたが、他の操作部材により開閉指令を入力するようにしてもよい。ハンドルスイッチ13によりハンドル9の操作を検出したが、他の検出手段を用いてもよい。ドア1の駆動速度が変更可能であれば、ドア駆動手段としてのモータ52の構成はいかなるものでもよい。駆動制御手段としてのコントロールユニット7の構成およびマイコン10における処理は上述したものに限らない。ハンドル操作の終了時にモータ52を停止するようにしたが(ステップS113→ステップS112)、モータ52を停止するのではなく通常のオート作動制御に復帰するようにしてもよい。オート作動時にハンドル9が所定時間t1以上継続して操作されたときに、モータ52を最大出力(D=100%)で駆動するようにしたが、所定時間t1未満操作されたときの駆動速度よりも速くなるようにモータ52を制御するのであれば、最大出力でなくてもよい。
ハンドル9の操作時間に基づき、ユーザのスライドドア1の高速駆動の意思を判定するようにしたが(ステップS105)、他の判定手段を用いてもよい。すなわち、操作時間以外に着目して高速駆動の意思を判定してもよく、オート作動によるスライドドア1の開閉時に、高速駆動の意思が判定されるとスライドドア1の駆動速度を予め定められた速度よりも速くするのであれば、駆動制御手段の構成はいかなるものでもよい。例えばドア1に作用する力が所定値以上のときに高速駆動の意思を判定するようにしてもよい。したがって、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のスライドドアの制御装置に限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
1 スライドドア
7 コントロールユニット
9 操作部材
10 マイコン
13 ハンドルスイッチ
52 モータ
7 コントロールユニット
9 操作部材
10 マイコン
13 ハンドルスイッチ
52 モータ
Claims (4)
- 車両用スライドドアに設けられ、該スライドドアの開閉指令を入力する操作部材と、
前記操作部材の操作を検出する検出手段と、
前記操作部材による開閉指令に基づき前記スライドドアを開閉駆動するドア駆動手段と、
前記操作部材が所定時間以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度が、前記所定時間未満操作されたときの駆動速度よりも速くなるように、前記ドア駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えることを特徴とするスライドドアの制御装置。 - 請求項1に記載のスライドドアの制御装置において、
前記駆動制御手段は、前記操作部材が前記所定時間以上継続して操作された後、その操作が終了すると、前記スライドドアの開閉駆動を停止することを特徴とするスライドドアの制御装置。 - 車両用スライドドアに設けられ、該スライドドアの開閉指令を入力する操作部材と、
ユーザによる前記スライドドアの高速駆動の意思を判定する判定手段と、
前記操作部材による開閉指令に基づき前記スライドドアを開閉駆動するドア駆動手段と、
前記スライドドアの開閉駆動時に前記判定手段により高速駆動の意思が判定されると、前記スライドドアの駆動速度を速くする駆動制御手段とを備えることを特徴とするスライドドアの制御装置。 - 車両用スライドドアに設けられ、該スライドドアの開閉指令を入力する操作部材が所定時間以上継続して操作されたときのスライドドア駆動速度が、前記所定時間未満操作されたときの駆動速度よりも速くなるように、前記操作部材による開閉指令に基づき前記スライドドアを開閉駆動することを特徴とするスライドドアの制御方法。
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2005
- 2005-08-04 JP JP2005226407A patent/JP2007040005A/ja active Pending
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