JP2006505537A - C型肝炎ウイルスの感染を治療するためのヌクレオシド誘導体 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、製薬化学の分野に関し、特に、C型肝炎ウイルスの感染を治療するための化合物、組成物および方法に関する。
以下の刊行物は、本願にて、上付き番号で引用されている。
2.Cornbergら、「Hepatitis C:therapeutic perspectives」Forum(Genova),11(2):154−62(2001)
3.Dymockら、Antivir.Chem.Chemother.11(2):79−96(2000)
4.Devosら、国際特許出願公開WO02/18404 A2(2002年3月7日公開)
5.Sommadossiら、国際特許出願公開WO01/90121(2001年5月23日公開)
6.Carrollら、国際特許出願公開WO02/057425
7.Seela,F.;Steker,H.,Liebigs Ann.Chem.,p.1576(1983)
8.Li,N−.S.;Tang,X.−Q.;Piccirilli,J.A.,Organic Letters,3(7):1025(2001)。
C型肝炎ウイルス(HCV)は、肝臓に損傷を与える感染を引き起こし、肝硬変、肝機能不全、または肝臓癌を引き起こし得、そして最終的には、死に導く。HCVは、約9.4kbの正センス一本鎖RNAゲノムを含有し、30〜60nmのビリオンサイズを有するエンベロープウイルスである1。
本発明は、哺乳動物のHCVを治療する際に有用な新規化合物に関する。具体的には、1局面では、本発明の化合物は、以下の式Iで表わされるか、それらの薬学的に受容可能なプロドラッグおよび塩である:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)および>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)、>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を形成し得る;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式Iの化合物は、以下ではない:
a)9−(β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
b)7−(β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
c)9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
d)9−(5’−O−モノホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;および
e)9−(5’−O−トリホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素ではない;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)および>C−(イミダゾール−2−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し得る;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチドおよび
コレステロール;
但し、式IAの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリンではない。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式IBの化合物は、以下ではない:
a)9−(β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
b)9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
c)9−(5’−O−モノホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;および
d)9−(5’−O−トリホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはない;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式ICの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−(−SまたはR Inactive−)−ヒドロキシルアミノプリンではない。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはない;
R2は、−NR3R4であり、ここで、R3は、水素であり、そしてR4は、ヒドロキシまたはアルコキシである;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式IC−Aの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリンではない。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Z2は、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式IDの化合物は、7−(β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジンではない。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Z3は、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
Y2は、CH2、N、O、S、SOまたはSO2である;
Nは、−C(H)bおよびY2と一緒になって、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を形成し、ここで、該複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基の各々は、必要に応じて、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から選択される1個またはそれ以上の環構造と縮合されて、二縮合または多縮合環系(好ましくは、5個以下の縮合環)を形成し、順に、このような環構造の各々は、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個〜4個の置換基で置換される:ヒドロキシル、ハロ、アルコキシ、置換アルコキシ、チオアルキル、置換チオアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルボキシルエーテル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アミノおよび置換アミノ;
bは、0または1に等しい整数である;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)および>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)、>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し得る;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
好ましくは、RおよびR1の少なくとも1つは、水素以外である。
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル、
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはない;
Y2は、CH2、N、O、S、SOまたはSO2である;
Nは、−C(H)bおよびY2と一緒になって、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を形成し、ここで、該複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基の各々は、必要に応じて、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から選択される1個またはそれ以上の環構造と縮合されて、二縮合または多縮合環系(好ましくは、5個以下の縮合環)を形成し、順に、このような環構造の各々は、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個〜4個の置換基で置換される:ヒドロキシル、ハロ、アルコキシ、置換アルコキシ、チオアルキル、置換チオアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルボキシルエーテル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アミノおよび置換アミノ;
bは、0または1に等しい整数である;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである。
本発明は、C型肝炎ウイルスの感染を治療する化合物、組成物および方法に関する。しかしながら、本発明を詳細に記述する前に、まず、以下の用語を定義する:
(定義)
本明細書中で使用する「アルキル」とは、1個〜5個の炭素原子、さらに好ましくは、1個〜3個の炭素原子を有するアルキル基を意味する。この用語は、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチルなどのような基で例示される。
本発明の化合物は、一般に、有機化学、特に、ヌクレオシドおよびヌクレオチド類似物合成の技術分野で公知の種々の方法により、調製され得る。これらの合成の出発物質は、業者から容易に入手できるか、または当該技術分野で公知であるか、または当該技術分野で公知の技術により調製され得るかのいずれかである。ヌクレオシドおよびヌクレオチド類似物の調製の一般的な概説は、以下に含まれる:1)Michelson A.M.「The Chemistry of Nucleosides and Nucleotides」、Academic Press,New York,1963;2)Goodman L.「Basic Principles in Nucleic Acid Chemistry」、Academic Press,New York,1974,vol.1,Ch.2;および3)「Synthetic Procedures in Nucleic Acid Chemistry」、Eds.Zorbach W.&Tipson R.,Wiley,New York,1973,vol.1および2。
(2’−C−分枝ヌクレオシドの一般的な合成)
式IVの2’−C−分枝リボヌクレオシド:
このプロセスの重要な出発物質は、2’−OHおよび2’−Hを適切な脱離基(例えば、アシル基またはクロロ基、ブロモ基、フルオロ基またはヨード基)で適切に置換した糖である。この糖は、購入できるか、または任意の公知手段(例えば、標準的なエピマー化、置換、酸化および/または還元技術を含めて)により、調製できる。例えば、市販の1,3,5−トリ−O−ベンゾイル−α−D−リボフラノース(Pfanstiel Laboratories,Inc.)が使用できる。この置換した糖は、次いで、相溶性溶媒(compatible solvent)中にて、適切な温度で、適切な酸化剤で酸化でき、その2’−改変糖が得られる。可能な酸化剤には、例えば、以下がある:Dess−Martin過ヨウ化物(periodine)試薬、Ac2O+DCC(DMSO中)、Swern酸化(DMSO、塩化オキサリル、トリエチルアミン)、Jones試薬(クロム酸および硫酸の混合物)、Collins試薬(ジピリジンCr(VI)オキシド、Corey試薬(クロロクロム酸ピリジニウム)、ニクロム酸ピリジニウム、酸ジクロメート、過マンガン酸カリウム、MnO2、ルテニウムテトラオキシド、相間移動触媒(例えば、重合体上で支持したクロム酸または過マンガン酸塩)、Cl2−ピリジン、H2O2−モリブデン酸アンモニウム、NaBrO2−CAN、HOAc中のNaOCl、亜クロム酸銅、酸化銅、ラネーニッケル、酢酸パラジウム、メーヤワイン−ポンドルフ−バーレー(Meerwin−Pondorf−Verley)試薬(別のケトンと共にアルミニウムt−ブトキシド)およびN−ブロモスクシンイミド。
このプロセスの重要な出発物質は、2’−OHおよび2’−Hで適切に置換したヌクレオシドである。このヌクレオシドは、購入できるか、または任意の公知手段(標準的なカップリング技術を含めて)により調製できる。このヌクレオシドは、必要に応じて、Greeneら、Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley and Sons,第2版,1991に教示されているように、当業者に周知の方法により、適切な保護基(好ましくは、アシル基、置換アルキル基またはシリル基)で保護できる。
式Vの塩基は、当該技術分野で周知であるか、および/または商業的に得ることができる:
6−ヒドロキシアミノまたはアルコキシアミノ−置換プリンの合成は、スキーム3で示されている。9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−メチルチオ−プリン49の合成は、R.Harry−O’kuru,J.SmithおよびM.Wolf J Org.Chem.1997,62,1754−1759で記述されているようにして、実行される。メチルチオ−プリンは、Y−Z.Xu Tetrahedron,1996,52,10737−10750;Y−Z.Xu,Q.Zheng,and P.Swann Nucleosides Nucleotides 1995,14,929−934で記述された手順を使用して、メチルスルホニル−プリン51に酸化される。メチルスルホニルをヒドロキシルアミノまたはアルコキシアミノで置換するには、P.Srivastava,G.Revankar,R.Robins,and R.Rousseau J.Med.Chem,1981,24,393−398によりデオキシヌクレオシドについて報告されたプロトコルと類似のプロトコルが使用でき、そのN−ヒドロキシまたはN−アルコキシ誘導体52が提供でき、この場合、R13は、上で記述したとおりである。プリンヌクレオシドの臭素化は、J.Gersterら、J.Org.Chem.1968,33,1070−1073で記述されているようにして、実行できる。
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジンの4−ヒドロキシルアミノ誘導体および4−メトキシルアミノ誘導体の合成は、スキーム4〜スキーム7で示されている。
(用途)
本発明は、抗菌活性(C型肝炎ウイルスを含めて)を有する新規化合物を提供する。本発明の化合物は、HCVの複製に関与している酵素(RNA依存性RNAポリメラーゼを含めて)を阻害することにより、この複製を阻止する。それらはまた、HCVの作用または増殖で使用される他の酵素を阻害し得る。
一般に、本発明の化合物は、類似の有用性を与える薬剤に許容される投与様式のいずれかにより、治療有効量で、投与される。本発明の化合物の実際の量(すなわち、活性成分)は、多数の要因(例えば、治療する疾患の重症度、被験体の年齢および相対的な健康状態、使用する化合物の効力、投与経路および投与様式および他の要因)に依存している。この薬剤は、1日1回以上、好ましくは、1日1回または2回、投与できる。
Ac2O=無水酢酸
atm=気圧
CAN=含セリウム硝酸アンモニウム
cm=センチメートル
d=二重項
dd=二重項の二重項
dt=三重項の二重項
DCB=ジクロロベンジル
DCC=N,N−ジシクロヘキシルカルボジイミド
DCM=ジクロロメタン
DMAP=ジメチルアミノピリジン
DMEM=ダルベッコ最小イーグル培地
DMF=N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO=ジメチルスルホキシド
DTT=ジチオスレイトール
EDTA=エチレンジアミン四酢酸
eq.=当量
ether=ジエチルエーテル
g=グラム
h=時間
HCV=C型肝炎ウイルス
HPLC=高速液体クロマトグラフィー
IEHPLC=イオン交換高速液体クロマトグラフィー
IPTG=
IU=国際単位
kb=キロベース
kg=キログラム
m=多重項
M=モル
Me=メチル
MeOH=メタノール
mg=ミリグラム
mL=ミリリットル
mm=ミリメートル
mM=ミリモル濃度
mmol=ミリモル
MS=質量スペクトル
NBS=n−ブロモスクシンイミド
NCS=n−クロロスクシンイミド
ng=ナノグラム
nm=ナノメートル
nM=ナノモル濃度
NMR=核磁気共鳴
NTA=ニトリロ三酢酸
NTP=ヌクレオチド三リン酸
RP HPLC=逆相高速液体クロマトグラフィー
s=一重項
t=三重項
TBAF=フッ化テトラブチルアンモニウム
THF=テトラヒドロフラン
μL=マイクロリットル
v/v=容量:容量
w/w=重量:重量
wt%=重量パーセント
それに加えて、全ての反応温度は、特に明記しない限り、摂氏であり、そして全ての割合は、特に明記しない限り、モルパーセントである。
(6−ヒドロキシルアミノ−9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)プリンおよび6−ヒドロキシルアミノ−9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)プリン)
(工程1:6−クロロ−9−[2’−C−メチル−3’,5’−ビス−O−(2.4−ジクロロフェニルメチル)−β−D−リボフラノシル]プリンの合成)
これを、WO02/057287、p27〜30で記述されているようにして、調製した。
ヌクレオシド141(300mg、1mM)を乾燥エタノール(10mL)に溶解した。ヒドロキシルアミンの溶液(これは、P.K.Chang,J.Med.Chem.,1965,8,884で記述されているようにして、調製した)を加え(10mM)、その混合物を1時間還流し、次いで、真空中で濃縮した。その残留物をHPLC(緩衝液A中の0〜30%の緩衝液B、30分間、流速10mL/分)で精製した。
(6−ヒドロキシルアミノ−9−(2’−C−メチル−3’,5−ジホスファイト−β−D−リボフラノシル)プリン(42))
(工程1:3’,5−ジホスファイト化合物の合成)
6−ヒドロキシルアミノ−9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)プリン(30mg、0.1mmol)を乾燥DMF(3×1mL)と共に蒸発させることにより乾燥し、リン酸トリメチル5mLに溶解し、そして0℃まで冷却した。三塩化リンを加え(0.12mmol)、続いて、プロトンスポンジ(0.1mmol)を加えた。その反応混合物を、0℃で、2時間保持した。次いで、この反応物を(But3N)HCO3でクエンチし、続いて、蒸発させた。その残留物を、実施例26で記述したようにして、IE HPLCで精製し、そしてRF HPLCで再精製した。
このクロロプリンヌクレオチドをエタノール(3×2mL)と共に蒸発させ、エタノール5mLに溶解し、そしてO−トリメチルシリルヒドロキシルアミン0.1mLを加えた。その混合物を、65℃で、5時間保持し、蒸発させ、そしてRP HPLC(水中のアセトニトリルの勾配)で精製した。表題化合物を含有する画分を蒸発させた。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(118))
ヒドロキシルアミンをメトキシルアミンで置き換えて、ヌクレオシド141(実施例3、工程1)からヌクレオシド118を調製した。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3、4−d]ピリミジン(120))
(工程1:2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−2’−メチル−1.5−ジヒドロ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オン(142)の合成)
1,5−ジヒドロ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−オンを6−ブロモプリンで置き換えることにより、実施例1で記述したようにして、ヌクレオシド142を合成した。
ヌクレオシド142をトルエンに溶解し、10当量のSOCl2を加え、その混合物を、50℃で、2時間加熱した。真空中で溶媒を蒸発させ、その残留物をトルエンと共に蒸発させ、そしてシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(トルエン−酢酸エチル、9:1 v/v)で精製した。対応する画分を蒸発させ、メタノール10mLに溶解し、そしてNH4OH(5mL)を加えた。反応混合物を、室温で、一晩保持し、そして蒸発させた。実施例3、工程2で記述したようにして、表題ヌクレオシドをHPLCで単離した。
実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド143をヌクレオシド120に変換した。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピラゾール[3、4−d]ピリミジン(119))
メトキシルアミンをヒドロキシルアミンで置き換えて、ヌクレオシド143(実施例6、工程3)からヌクレオシド119を調製した。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−クロロ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(123))
ヌクレオシド117(0.1mmol)をDMF(0.5mL)に溶解し、そして0℃まで冷却する。次いで、DMF(0.5mL)に溶解したNCS(0.1mmol)を滴下し、その反応物を、0℃で、30分間、そして室温で、30分間攪拌する。この反応物をメタノール(5mL)でクエンチし、次いで、濃縮する。カラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使う)にかけると、123が得られる。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−ブロモ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(124))
NCSをNBSで置き換えて、123と同じ様式で、ヌクレオシド124を調製する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル−5−メチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(125))
工程1:
ヌクレオシド141(1mmol)をDMF(5mL)に溶解し、そして0℃まで冷却する。次いで、DMF(5mL)に溶解したNBS(1mmol)を滴下し、その反応物を、0℃で、30分間、そして室温で、30分間攪拌する。この反応物をメタノール(50mL)でクエンチし、次いで、濃縮する。カラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使う)にかけると、7−ブロモ−6−クロロ−7−デアザプリンリボシドが得られる。
工程1から得たヌクレオシド(0.5mmol)を10%ジオキサン水溶液(2.5mL)に溶解し、そして炭酸カリウム(1.5mmol)およびカリウムテトラキス(トリフェニル−ホスフィン)を加え、続いて、トリメチルボロキシン(0.5mmol)を加える。その反応物を18時間還流し、次いで、セライトで濾過し、そして濃縮する。カラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使用する)にかけると、7−メチル−6−クロロ−7−デアザプリンリボシドが得られる。
ヒドロキシルアミンを使用して、実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド125を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル−5−エチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(128))
工程1:
実施例10、工程1から得たヌクレオシド(0.1mmol)をTHF(1mL)に溶解し、次いで、パラジウムテトラキス(トリフェニルホスフィン)を加える。次いで、この反応物に、ジエチル亜鉛を加え、その反応物を、6時間にわたって、還流状態まで加熱する。この反応物をNH4Cl水溶液でクエンチし、そして抽出的にワークアップする。カラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使用する)にかけると、7−エチル−6−クロロ−7−デアザプリンリボシドが得られる。
ヒドロキシルアミンを使用して、実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド128を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル−5−シアノ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(126))
工程1:
実施例10、工程1から得たヌクレオシド(0.5mmol)をTHF(5mL)に溶解し、次いで、パラジウムテトラキス(トリフェニルホスフィン)を加える。次いで、この反応物に、シアン化亜鉛を加え、その反応物を、6時間にわたって、還流状態まで加熱する。この反応物をNH4Cl水溶液でクエンチし、そして抽出的にワークアップする。カラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使用する)にかけると、7−シアノ−6−クロロ−7−デアザプリンリボシドが得られる。
ヒドロキシルアミンを使用して、実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド126を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン5−カルボキシルアミド(127))
工程1:
実施例12、工程1から得たヌクレオシド(0.5mmol)を無水エタノール(10mL)に溶解し、次いで、無水HClで飽和する。その反応物を、室温で、一晩攪拌し、次いで、濃縮する。その残留物をエタノール(5mL)に再溶解し、次いで、水(1mL)を加え、その反応物を、2時間攪拌する。この溶液を濃縮し、そしてカラムクロマトグラフィー(SiO2)(これは、MeOH/DCMを使用する)によって精製すると、7−カルボキサミド−6−クロロ−7−デアザプリンリボシドが得られる。
ヒドロキシルアミンを使用して、実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド127を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−ブロモ−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(129))
実施例9で記述したようにして、118から、ヌクレオシド129を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−メチル−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(130))
ヒドロキシアミンをメトキシアミンで置き換えて、実施例3、工程2で記述したようにして、ヌクレオシド130を合成する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−シアノ−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(131))
実施例15で記述したようにして、実施例10、工程2から得たヌクレオシドを131に変換する。
(7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン5−カルボキシルアミド(132))
実施例15で記述したようにして、実施例12、工程2から得たヌクレオシドを132に変換する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−ブロモ−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(133))
実施例9で記述したようにして、ヌクレオシド120を133に変換する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−メチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(134))
実施例10で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド134を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−シアノ−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(135))
実施例12で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド135を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−カルボキサミド(136))
実施例13で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド136を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−ブロモ−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(137))
実施例10で記述した条件を使用して、化合物119から、ヌクレオシド137を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−メチル−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(138))
ヒドロキシアミンをメトキシアミンで置き換えて、実施例10で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド138を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−シアノ−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(139))
ヒドロキシアミンをメトキシアミンで置き換えて、実施例12で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド139を合成する。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン 3−カルボキサミド(140))
ヒドロキシアミンをメトキシアミンで置き換えて、実施例13で記述した条件を使用して、143から、ヌクレオシド140を合成する。
(6−ヒドロキシルアミノ−9−β−D−リボフラノシルプリン 5’−トリホスフェート)
実施例26は、不活性化合物であるが、ヒドロキシルアミン置換プリンのトリホスフェートの合成を説明する目的のために、含める。
工程1から得たトリホスフェートを、無水エタノールと共に、3回蒸発させ、無水エタノールに溶解し、そしてO−トリメチルシリルヒドロキシルアミン(10mmol)を加えた。その混合物を、65℃で、0.5時間加熱し、HCl/ジオキサンで中和し、そして蒸発させた。この粗混合物をPhenominexカラム(250×20mm)上のRP HPLC(これは、水中での0〜100%のアセトニトリル勾配を使用する)で分離した。対応する画分を濃縮し、そして水から凍結乾燥した。
(1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン(120))
(工程1:4−クロロ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンの合成)
(工程4:1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−1H−ピラゾロ[3.4−d]ピリミジン
(工程1:4−クロロ−5−ヨード−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成)
A.Gangjeeら、J.Med.Chem.(2003)46,591−600で記述されているようにして、6−クロロプリン(Toronto Research)から、4−クロロ−5−ヨード−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンを合成した。
A.Gangjeeら、J.Med.Chem.(2003)46,591−600で記述されているようにして、4−クロロ−5−ヨード−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(工程1)から、4−クロロ−5−トリメチルシラニルエチニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンを合成した。
工程2から得た2−(4−クロロ−5−トリメチルシラニルエチニル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−4−(2,4−ジクロロ−ベンジルオキシ)−5−(2,4−ジクロロ−ベンジルオキシメチル)−3−メチル−テトラヒドロフラン−3−オール(0.440g、2.08mmol)を、無水アセトニトリル31mLに懸濁した。NaH(オイル中で60%)(0.063g、2.08mmol)を加え、その混合物を、室温で、アルゴン雰囲気下にて、4時間攪拌した。その間、1−O−メチル−3,5−ビス−O−(2,4−ジクロロフェニルメチル)−2’−C−メチル−β−D−リボフラノシド(0.339g、0.902mmol)を無水ジクロロメタン10mLに溶解し、0℃まで冷却し、そしてHBr(0.75mL、AcOH中で30%w/w)を滴下した。その反応物を、0℃で、1時間維持し、そして室温で、さらに2.5時間維持し、次いで、溶媒を蒸発させた。この混合物を、無水トルエンと共に、3回蒸発させ、無水アセトニトリル10mLに溶解し、そして塩基のナトリウム塩に加えた。その反応混合物を、室温で、一晩保持し、そして乾燥状態まで蒸発させた。その残留物を、酢酸エチルと水との間で分配した。その水画分を酢酸エチル(4×100mL)で抽出した。合わせた有機画分をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで、蒸発させた。その残留物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル/ジクロロメタン、5:100 v/v)で精製して、0.215g(33%)の保護ヌクレオシドを得た。MS:714.08(M+1)。
工程3から得た生成物(0.215g、0.3mmol)のジクロロメタン(8mL)溶液(これは、−78℃で維持した)に、三塩化ホウ素(ジクロロメタン中で1M)(2.9mL、3.0mmol)を加えた。その混合物を、−78℃で、1時間、次いで、−20℃で、一晩攪拌した。その反応をジクロロメタン/メタノール(1:1、7.5mL)でクエンチし、−20℃で、0.5時間攪拌し、そして0℃で、アンモニア水で中和した。その固形物を濾過し、ジクロロメタン/メタノール(1:1)で洗浄し、合わせた抽出物を真空中で蒸発させた。その残留物を、溶離液としてクロロホルム/メタノール(1:1)を使って、シリカゲルカラムで精製した。対応する画分を合わせ、濃縮して、0.082g(70%)の脱保護ヌクレオシドを得た。
工程4から得た化合物を無水エタノールに懸濁し、そしてO−トリメチルシリルヒドロキシルアミン(10当量)を加える。その混合物を2時間還流し、蒸発させ、その粗混合物を、Phenominexカラム(250×20mm)上のRP HPLC(これは、30分間にわたって、10mL/分で、水中にて、0〜30%のアセトニトリルの勾配を使用する)で精製する。
実施例29から得た表題化合物をTHFに溶解し、そして1モルの水素が消費されるまで、リンドラー触媒の存在下にて、水素(1atm)下に置く。
(2−(4−ヒドロキシアミノ−5−オキサゾール−5−イル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−5−ヒドロキシメチル−3−メチル−テトラヒドロ−フラン−3,4−ジオール(231))
S.WatanabeおよびT.Ueda.Nucleosides and Nucleotides(1983)2(2),113−125で記述されている手順に従って、多段階反応経路により、4−クロロ−7−(3,4−ジヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−3−メチル−テトラヒドロフラン−2−イル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボアルデヒドを合成する。しかしながら、ツベルシディン(tubercidin)の代わりに、2−(4−クロロ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−7−イル)−5−ヒドロキシメチル−3−メチル−テトラヒドロフラン−3,4−ジオールを使用する。
工程1から得た化合物に、MeOH中のイソシアン下トシルメチル(1当量)(これは、K2CO3(1当量)を含有する)を加え、その混合物を、出発物質が消費されるまで、加熱還流する。真空中にて溶媒を除去し、その粗混合物を、Phenominexカラム(250×20mm)上のRP HPLC(これは、30分間にわたって、10mL/分で、水中にて、0〜30%のアセトニトリルの勾配を使用する)で精製する。
工程2から得た化合物を無水エタノールに懸濁し、そしてO−トリメチルシリルヒドロキシルアミン(10当量)を加える。その混合物を2時間還流し、蒸発させ、その粗生成物を、Phenominexカラム(250×20mm)上のRP HPLC(これは、30分間にわたって、10mL/分で、水中にて、0〜30%のアセトニトリルの勾配を使用する)で精製して、表題化合物を得る。
(中間体メチル2−メチル−3,5−ビス(DCB)−リボースの調製)
市販のD−リボースで出発して、Martin,P.;Helv.Claim.Acta,1995,78,486で記述されている方法を使用して、表題化合物を合成する。
工程1の生成物(171.60g、0.2676mol)のCH2Cl2(1.8L)(これは、0℃まで冷却した)溶液に、攪拌しながら、CH2Cl2(134mL)中の塩化スズ(31.522mL、0.2676mol)を滴下した。この溶液を、3℃で、27時間保持した後、別のSnCl4(5.031mL、0.04282mol)を加え、その溶液を、3℃で、一晩保持した。43時間後、この溶液を1.9L飽和NaHCO3溶液に慎重に加えることにより、その反応物をクエンチした。セライトで濾過することにより、スズ塩を除去し、その後、その有機相を単離し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で蒸発させた。暗黄色原料油の収量は、173.6gであり、これは、塩化2,4−ジベンゾイルを含有している。この粗製オイルを、次の工程で、さらに精製することなく使用した。
上記工程2から得た原料油のピリジン(1.379L)溶液(173.6g、0.3600mol)に、Ac2O(33.970mL、0.3600mol)およびDMAP(1.3766g、0.01127mol)を加えた。室温で21時間攪拌した後、H2O(1.4L)を加えた。この溶液を、濃HCl(1.4L)で酸性化した。酸性化した生成物をEtOAcで抽出し、MgSO4で乾燥し、そして真空中で濃縮した。その残留物を、85.75g(0.1636mol)の透明油として、単離した。
上記工程3から得た化合物(85.75g、0.1636mol)を、飽和含メタノール炭酸カリウム820mL中にて、室温で、45分間攪拌し、次いで、真空中で濃縮した。その油性残留物をCH2Cl2(820mL)に懸濁し、水(493mL+5×328mL)およびブライン(328mL)で洗浄し、乾燥し(NaSO4)、濾過し、そして濃縮して、この生成物を得た。このオイル(75.93g、0.1573mol)を、次の工程で、さらに精製することなく、直ちに使用した。
Dess−Martin過ヨージナン(periodinane)(106.75g、0.2517mol)の無水CH2Cl2(740mL)氷冷懸濁液に、アルゴン下にて、0.5時間にわたって、上記工程4の生成物の無水CH2Cl2(662mL)を滴下した。その反応混合物を、0℃で、0.5時間、次いで、室温で、6日間攪拌した。この混合物を無水Et2O(1.26L)で希釈し、そしてNaHCO3飽和水溶液4.7L中のNa2S2O35H2O(241.2g、1.5258mol)の氷冷混合物に注いだ。層分離し、その有機層をNaHCO3飽和水溶液1.3L、水1.7Lおよびブライン1.3Lで洗浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、表題化合物を得た。この表題化合物(72.38g、0.1507mol)を、次の工程で、さらに精製することなく使用した。
上記工程5の生成物(72.38g、0.1507mol)の無水Et2O(502mL)溶液に、55℃で、MeMgBrの無水Et2O(500mL)溶液を滴下した。その反応混合物を−30℃まで温め、そして−30〜−15℃で、4時間にわたって、機械攪拌し、次いで、2L氷冷水に注いだ。室温で0.5時間激しく攪拌した後、この混合物をセライトのパッド(14×5cm)で濾過し、これを、Et2Oと共に十分に攪拌した。その有機層をMgSO4で乾燥し、濾過し、そして真空中で濃縮した。その残留物をヘキサン(粗製物1グラムあたり、約1mL)に溶解し、シリカゲルカラム(ヘキサン中で1.5Lのシリカゲル)に適用し、そしてヘキサンおよび[4:1のヘキサン:酢酸エチル、v/v]で溶出して、53.58g(0.1080mol)の精製した最終生成物を得た。表題化合物の形態は、灰黄色の粘稠なオイルの形態であった。MS:m/z 514.06(M+NH4+)。
(実施例1.抗C型肝炎活性)
本発明の化合物は、HCVポリメラーゼを阻害することによって、複製サイクルに必要とされる他の酵素を阻害することによって、または他の経路によって抗C型肝炎活性を示す。多数のアッセイが、これらの活性を評価するために公表されている。培養物中のHCVウイルスの総量の増加を評価する一般的な方法は、以下に開示されている:Milesらに対する米国特許第5,738,985号。インビトロアッセイは、以下に報告されている:Ferrariら、Jnl.of Vir.,73:1649−1654,1999;Ishiiら、Hepatology,29:1227−1235,1999;Lohmannら、Jnl of Bio.Chem.,274:10807−10815,1999;およびYamashitaら、Jnl.of Bio.Chem.,273:15479−15486,1998。
細胞株、ET(Huh−lucubineo−ET)は、HCV RNA依存性RNAポリメラーゼに対して本発明の化合物をスクリーニングするために使用される。ET細胞株を、I389luc−ubi−neo/NS3−3’/ET;ホタルルシフェラーゼ−ユビキチン−ネオマイシンホスホトランスフェラーゼ融合タンパク質および細胞培養物順応性変異体を含むEMCV−IRES駆動NS3−5Bポリタンパク質を有するレプリコン、を提供するRNA転写物を用いて安定にトランスフェクトする(E1202G;T1280I;K1846T)(Kriegerら、2001および未公表)。ET細胞を、DMEM(10%胎仔ウシ血清、2mMグルタミン、ペニシリン(100IU/mL)、ストレプトマイシン(100μg/ml)、1×非必須アミノ酸、および250μg/mL G418(「Geneticin」)を補充されている)中で増殖させる。これらは、全てLife Technologies(Bethesda,MD)から入手可能である。この細胞を、96ウェルプレートに0.5〜1.0×104細胞/ウェルでプレーティングし、24時間インキュイベートし、その後ヌクレオシドアナログを添加する。次いで、それぞれ5μMおよび50μMのこの化合物を、細胞に添加する。ルシフェラーゼ活性を、溶解緩衝液および基質(カタログ番号、Glo−溶解緩衝液E2661およびBright−GloルシフェラーゼシステムE2620 Promega,Madison,WI)を添加した48〜72時間後に測定する。細胞は、アッセイの間コンフルエントすぎるべきでない。複製の阻害割合を、化合物のないコントロールと比較してプロットする。同じ条件下で、化合物の細胞傷害性を、細胞増殖試薬WST−1(Roche,Germany)を使用して測定する。抗ウイルス性活性を示すが、十分な細胞傷害性を示さないこの化合物を、IC50およびTC50について測定するために選択する。
NS5bタンパク質のコード配列を、以下のプライマーを使用して、Lohmann,V.ら(1999)Science 285,110−113によって記載されるようにpFKI389luc/NS3−3’/ETからPCRによってクローン化する:
ポリメラーゼ活性を、ポリA鋳型(1000〜10000ヌクレオチド)およびオリゴ−U12プライマーを使用するRNA産物への放射標識化UTPの取り込みを測定することによってアッセイする。あるいは、HCVゲノムの一部を鋳型として使用し、放射標識化GTPを使用する。一般的に、アッセイ混合物(50μL)は、10mM Tris−HCl(pH7.5)、5mM MgCl2、0.2mM EDTA、10mM KCl、1ユニット/μL RNAsin、1mM DTT、10μM 各NTP、α−[32P]−GTP、10ng/μL ポリA鋳型および1ng/μL オリゴUプライマーを含む。試験化合物を、0〜1% DMSOを含有する水中に溶解する。代表的に、化合物を、1nM〜10μMの濃度で試験する。反応を酵素の添加で開始し、そして室温または30℃にて1〜2時間維持する。反応を、20μLの10mM EDTAでクエンチし、そして反応混合物(50μL)をDE81フィルターディスクにスポットし、放射標識化RNA産物を捕捉する。0.5mM Na2HPO4(3回)、水(1回)、およびエタノール(1回)で洗浄した後、取り込まれていないNTPを取り除き、このディスクを乾燥し、そして放射活性の取り込みを、シンチレーション計数によって測定する。
以下は、式IVまたはIVAの化合物を含む代表的な薬学的処方物である。
以下の成分を十分に混合し、単一の錠剤に押し固める。
全量2.5g坐剤を、Witepsol(登録商標)H−15(飽和植物脂肪酸のトリグリセリド;Riches−Nelson,Inc.,New York)と本発明の化合物を混合することによって調製し、そして以下の組成物を有する。
Claims (33)
- 式Iの化合物およびそれらの薬学的に受容可能なプロドラッグおよび塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)および>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)、>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し得る;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式Iの化合物は、以下ではない:
a)9−(β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
b)7−(β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
c)9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
d)9−(5’−O−モノホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;および
e)9−(5’−O−トリホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン。 - RおよびR1が、両方共に水素になることはない、請求項1に記載の化合物。
- 式IAの化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはない;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)および>C−(イミダゾール−2−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し得る;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチドおよび
コレステロール;
但し、式IAの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリンではない、
化合物。 - 式IBの化合物およびそれらの薬学的に受容可能なプロドラッグおよび塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、式IBの化合物は、以下ではない:
a)9−(β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
b)9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
c)9−(5’−O−モノホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;および
d)9−(5’−O−トリホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン。 - RおよびR1の少なくとも1個が、水素以外のものである、請求項4に記載の化合物。
- 化学式ICの化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩であって:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはなく;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択され;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択され;
Yは、以下からなる群から選択され:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらに結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個のみが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシであって;
Zは、以下からなる群から選択され:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらに結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個のみが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシであって;
Wは、以下からなる群から選択され:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、化学式ICの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−(−SまたはR 不活性−)−ヒドロキシルアミノプリンではない、
化合物。 - 化学式IC−Aの化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはなく;
R2は、−NR3’R4’であり、ここで、R3’は、水素であり、そしてR4’は、ヒドロキシまたはアルコキシであって;
Yは、以下からなる群から選択され:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から独立に選択され、ここで、R3およびR4は、それらに結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成し;
Zは、以下からなる群から選択され:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらに結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成し;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、化学式IC−Aの化合物は、9−(2’−C−メチル−α−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリンではない、
化合物。 - 式IDの化合物ならびにそれらの薬学的に受容可能なプロドラッグおよび塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Z2は、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
但し、該式IDの化合物は、7−(β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジンではない、
化合物。 - RおよびR1の少なくとも1個が、水素以外のものである、請求項8に記載の化合物。
- 式IEの化合物ならびにそれらの薬学的に受容可能なプロドラッグおよび塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
R13は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
R14は、水素、アルキルおよび置換アルキルからなる群から選択される;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Z3は、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、
置換アルキニル、
シアノ、
カルボキシル、
カルボキシルエステル、
アシルアミノ、
1,3−オキサゾール−2−イル、
1,3−オキサゾール−5−イル、
1,3−チアゾール−2−イル、
イミダゾール−2−イル、
2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル、
フラン−2−イル、
2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール。 - RおよびR1の少なくとも1個が、水素以外のものである、請求項10に記載の化合物。
- 式IIの化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
Y2は、CH2、N、O、S、SOまたはSO2である;
Nは、−C(H)bおよびY2と一緒になって、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を形成し、ここで、該複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基の各々は、必要に応じて、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から選択される1個またはそれ以上の環構造と縮合されて、二縮合または多縮合環系(好ましくは、5個より多い縮合環)を形成し、順に、このような環構造の各々は、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個〜4個の置換基で置換される:ヒドロキシル、ハロ、アルコキシ、置換アルコキシ、チオアルキル、置換チオアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アミノおよび置換アミノ;
bは、0または1に等しい整数である;
A、B、DおよびEは、別個に、>N、>CH、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、>C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−ヒドロキシ、>C−アルコキシ、>C−アミノ、>C−アルキルアミノ、>C−ジアルキルアミノ、>C−ハロゲン、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)および>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)からなる群から選択される;
Fは、>N、>C−CN、>C−NO2、>C−アルキル、C−置換アルキル、>C−アルケニル、>C−置換アルケニル、>C−アルキニル、>C−置換アルキニル、>C−NHCONH2、>C−CONR15R16、>C−COOR15、>C−アルコキシ、>C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、>C−(1,3−オキサゾール−5−イル)、>C−(1,3−チアゾール−2−イル)、>C−(イミダゾール−2−イル)、>C−(2−オキソ−[1,3]ジチオール−4−イル)、>C−(フラン−2−イル)、>C−(2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル)および>C−Yから選択され、ここで、Yは、水素、ハロ、ヒドロキシ、アルキルチオエーテルおよび−NR3R4からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
R15およびR16は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
シクロアルキル、
置換シクロアルキル、
アリール、
置換アリール、
ヘテロアリール、
置換ヘテロアリール、そして
R15およびR16は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリールを形成し得る;
W、W2およびW3は、別個に、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
モノフルオロホスフェート、
アシル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール。 - RおよびR1の少なくとも1個が、水素以外のものである、請求項12に記載の化合物。
- 式IIAの化合物およびそれらの薬学的に受容可能な塩:
水素、
アルキル、
置換アルキル、
アルケニル、
置換アルケニル、
アルキニル、および
置換アルキニル;
但し、RおよびR1は、両方共に水素になることはない;
Y2は、CH2、N、O、S、SOまたはSO2である;
Nは、−C(H)bおよびY2と一緒になって、複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基を形成し、ここで、該複素環、置換複素環、ヘテロアリールまたは置換ヘテロアリール基の各々は、必要に応じて、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリール基からなる群から選択される1個またはそれ以上の環構造と縮合されて、二縮合または多縮合環系(好ましくは、5個より多い縮合環)を形成し、順に、このような環構造の各々は、必要に応じて、以下からなる群から選択される1個〜4個の置換基で置換される:ヒドロキシル、ハロ、アルコキシ、置換アルコキシ、チオアルキル、置換チオアルキル、アリール、ヘテロアリール、複素環、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アミノおよび置換アミノ;
bは、0または1に等しい整数である;
Wは、以下からなる群から選択される:
水素、
ホスフェート、
ホスホネート、
アシル、
アルキル、
スルホン酸エステル、
脂質、
アミノ酸、
炭水化物、
ペプチド、および
コレステロール;
Yは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキルチオエーテル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである;
Zは、以下からなる群から選択される:
水素、
ハロ、
ヒドロキシ、
アルキル、および
−NR3R4であって、ここで、R3およびR4は、別個に、水素、ヒドロキシ、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、アルコキシ、置換アルコキシ、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、複素環、置換複素環からなる群から選択され、ここで、R3およびR4は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、複素環基を形成するが、但し、R3およびR4の1個だけが、ヒドロキシ、アルコキシまたは置換アルコキシである、
化合物。 - R14が、水素であり、そしてR13が、アルキルおよび水素からなる群から選択される、請求項1〜11のいずれかに記載の化合物。
- R14が、水素であり、そしてR13が、水素、メチル、エチルおよびn−プロピルからなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
- Rが、水素であり、そしてR1が、メチル、ビニル、アリル、アセチレニル、プロパルギルおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される、請求項1〜16のいずれかに記載の化合物。
- Aが、>CHであり、Bが、>Nであり、Dが、>Nであり、Fが、>CHまたは>C−Yであり、そしてEが、>Nである、請求項1に記載の化合物。
- Aが、>CHであり、Bが、>C−Qであり、Dが、>Nであり、Fが、>CHまたは>C−Yであり、そしてEが、>Nであり、ここで、Qが、水素、ハロ、シアノ、アシルアミド、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびヘテロアリールからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
- Qが、水素、クロロ、ブロモ、シアノ、H2NC(O)−、メチル、エチル、ビニル、アセチレニルおよびオキサジジン−2−イルからなる群から選択される、請求項20に記載の化合物。
- Aが、>Nであり、Bが、>C−Qであり、Dが、>Nであり、Fが、>CHまたは>C−Yであり、そしてEが、>Nであり、ここで、Qが、水素、ハロ、シアノ、アシルアミド、アルキル、アルケニルおよびアルキニルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
- Qが、水素、クロロ、ブロモ、シアノ、H2NC(O)−、メチル、エチル、ビニルおよびアセチレニルからなる群から選択される、請求項21に記載の化合物。
- Wが、水素、アシルまたはトリホスフェートからなる群から選択される、請求項1、3、4、6、7、8、10、12および14のいずれかに記載の化合物。
- W2およびW3が、水素またはアシルである、請求項1、4、8、10および12のいずれかに記載の化合物。
- W2が、水素またはアシルであり、そしてW3が、水素である、請求項24に記載の化合物。
- W2が、アシルである、請求項25に記載の化合物。
- 前記アシル基が、アミノ酸から誘導したアシル基、トリメチルアセチルおよびアセチルからなる群から選択される、請求項26に記載の化合物。
- Nが、−C(H)bおよびY2と一緒になって、複素環または置換複素環基を形成する、請求項12または14のいずれかに記載の化合物。
- 前記複素環または置換複素環基が、2−カルボキサミド−ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、N−モルホリノ、N−チオモルホリノ、アゼチジン−1−イル、ピロリン−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン−1−イル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2−イルおよび1,3,4,9−テトラヒドロ−ベータ−カルボリン−2−イルからなる群から選択される、請求項28に記載の化合物。
- 以下からなる群から選択される、化合物:
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−ヒドロキシルアミノプリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−メトキシルアミノプリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−プロポキシルアミノプリン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−クロロ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−ブロモ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−メチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−シアノ−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン 5−カルボキシルアミド;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−エチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−ブロモ−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−メチル−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−5−シアノ−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン 5−カルボキシルアミド;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−ブロモ−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−メチル−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−シアノ−4−ヒドロキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−カルボキサミド;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−ブロモ−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−メチル−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−3−シアノ−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン;
1−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−メトキシルアミノ−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−カルボキサミド;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(−SまたはR−)−ヒドロキシルアミノプリン;
9−(2’−C−メチル−5’−O−トリホスフェート−β−D−リボフラノシル)−6−(−SまたはR−)−ヒドロキシルアミノプリン;
7−(β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−5−エチニル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−5−エテニル−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
7−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−4−ヒドロキシルアミノ−5−(1,3−オキサゾール−5−イル)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン;
6−ヒドロキシルアミノ−9−(2’−C−メチル−3’,5−ジホスファイト−β−D−リボフラノシル)プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−[2−アミノカルボニル−(ピロリジン−1−イル)]−プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(1,3,4,9−テトラヒドロ−ベータ−カルボリン−2−イル)プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(ピペリジン−1−イル)プリン;
9−(2’−C−トリフルオロメチル−β−D−リボフラノシル)−6−[2−アミノカルボニル−(ピロリジン−1−イル)]−プリン;
9−(2’−C−エテニル−β−D−リボフラノシル)−6−[2−アミノカルボニル−(ピロリジン−1−イル)]−プリン;
9−(2’−C−エチニル−β−D−リボフラノシル)−6−[2−アミノカルボニル−(ピロリジン−1−イル)]−プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(アゼチジン−1−イル)プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(ピロリジン−1−イル)プリン;
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル)プリン;および
9−(2’−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−6−(3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−イル)プリン。 - 薬学的に受容可能な希釈剤と、請求項1〜30のいずれかに記載の化合物または化合物の混合物の治療有効量とを含有する、医薬組成物。
- 哺乳動物のHCVを処置する方法であって、HCVと診断されたかHCVを発症する危険がある哺乳動物に、請求項1〜30のいずれかに記載の化合物または化合物の混合物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
- 哺乳動物のHCVを処置する方法であって、HCVと診断されたかHCVを発症する危険がある哺乳動物に、請求項31の医薬組成物の治療有効量を投与する工程を包含する、方法。
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