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JP2006317824A - 液滴吐出方法及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出方法及び液滴吐出装置 Download PDF

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JP2006317824A JP2005142193A JP2005142193A JP2006317824A JP 2006317824 A JP2006317824 A JP 2006317824A JP 2005142193 A JP2005142193 A JP 2005142193A JP 2005142193 A JP2005142193 A JP 2005142193A JP 2006317824 A JP2006317824 A JP 2006317824A
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Abstract

【課題】 一対の基板の間隔を均一にすることができる液滴吐出方法及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】 ガラスウェハWf内に複数形成された素子基板11の周縁にスペーサを含んだシール剤によって形成されたシール部Sの線幅Wを、液滴吐出装置の線幅測定部によって測定する。そして、液滴吐出装置の液滴吐出部が、線幅Wに応じた量の液滴53をシール部Sによって囲まれた液晶封入部25にそれぞれ吐出する。すなわち、線幅Wが予め定めた線幅(以下、標準幅という)より細く形成されているシール部Saに囲まれた液晶封入部25には吐出量の多い液滴53aが吐出され、線幅Wが標準幅で形成されているシール部Sbに囲まれた液晶封入部25には予め定めた吐出量の液滴53bが吐出される。線幅Wが標準幅より太く形成されているシール部Scに囲まれた液晶封入部25には吐出量の少ない液滴53cが吐出される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、液滴吐出方法及び液滴吐出装置に関する。
従来、液晶パネルは、一対のガラス基板のうちの一方の周縁にシール剤を塗布し、そのシール剤で囲まれた液晶滴下領域にディスペンサを用いて液晶を滴下し(液晶滴下法)、シール剤にて一対のガラス基板を貼り合わせることによって液晶パネルが形成されていた。しかし、従来の滴下精度は±3%程度であったため、特に小型の液晶パネルでは一対のガラス基板の間隔のバラツキが大きくなるため用いられなかった。しかしディスペンサの改善、あるいはインクジェットによる液晶の滴下により小型の液晶パネルにおいても液晶滴下法が用いられるようになった(例えば、特許文献1)。
特開2001−330840号公報
しかしながら、プロジェクタ等で用いられるような小型の液晶パネルでは、液晶滴下領域の底面積が小さいため、シール剤の線幅のバラツキの液晶滴下領域の底面積に対する影響を無視することができなかった。そして、その液晶滴下領域の底面積の変動によって液晶滴下領域内に滴下された液晶の高さが変動するため、一対のガラス基板の間隔が変動していた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、一対の基板の間隔を均一にすることができる液滴吐出方法及び液滴吐出装置を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明の液滴吐出方法は、基板に形成した液滴を封止するためのシール部に囲まれた液滴封入部に液滴を吐出する液滴吐出方法において、前記液滴封入部の体積を測定する体積測定段階と、前記体積に応じて前記液滴封入部に吐出する液滴の吐出量を決定する決定段階と、前記液滴封入部に前記吐出量の液滴を吐出する吐出段階とを備えた。
この発明によれば、液滴封入部の体積に応じた吐出量の液滴を同液滴封入部に吐出した。この結果、例えば、一対の基板のいずれか一方に液滴封入部を形成して一定の量の液滴を吐出するときと比較して、液滴封入部の体積より液滴の量が多くなることにより一対の基板の間隔が広くなったり、液滴封入部の体積より液滴の量が少なくなることにより一対の基板の間隔が狭くなったりすることがない。従って、一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出方法において、前記体積測定段階は、前記シール部の幅及び高さの少なくとも一方を測定する。この発明によれば、体積測定段階は、シール部の幅及び高さの少なくとも一方を測定する。この結果、例えば、シール部の高さが一定であるときはシール部の幅を測定するのみで液滴封入部の体積を測定することができる。また、例えば、大型の基板であって、シール部の幅よりも高さが液滴封入部の体積の変動に対して支配的であるとき、シール部の高さを測定するのみで液滴封入部の体積を測定することができる。さらに、例えば、シール部の幅及び高さを測定することによって、正確に液滴封入部の体積を測定することができる。従って、簡単でありながらも正確に一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出方法において、前記決定段階は、さらに、少なくとも1つの基準値と前記体積とを比較する比較段階と、前記比較段階による比較結果にそれぞれ対応した吐出量を選択する選択段階とを備えた。この発明によれば、決定段階は、少なくとも1つの基準値と液滴封入部の体積とを比較し、その比較結果にそれぞれ対応した吐出量を選択する。この結果、予め定めた吐出量を比較結果に応じて選択するのみで吐出量を決定することができるため、短時間で吐出量を決定することができる。従って、短時間で一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出方法において、前記液滴の重量を制御することによって前記吐出量を異ならせる。この発明によれば、液滴の重量を制御することによって吐出量を異ならせるので、例えば、液滴の吐出に要する時間を制御することによって吐出される液滴の重量を変えることにより、吐出量を異ならせることができる。この結果、液滴の吐出回数を変更せずに吐出量を異ならせることができるので、短時間で液滴封入部の体積に応じた吐出量の液滴を吐出することができる。従って、短時間で一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出方法において、前記液滴の吐出回数を制御することによって前記吐出量を異ならせる。この発明によれば、液滴の吐出回数を制御することによって吐出量を異ならせるので、液滴を吐出する装置の構成を変更することなく吐出量を異ならせることができる。この結果、簡単に液滴封入部の体積に応じた吐出量の液滴を吐出することができる。従って、簡単に一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出装置は、基板に形成した液滴を封止するためのシール部に囲まれた液滴封入部に液滴を吐出する液滴吐出装置において、前記液滴封入部の体積を測定する体積測定手段と、前記体積に応じて前記液滴封入部に吐出する液滴の吐出量を決定する決定手段と、前記液滴封入部に前記吐出量の液滴を吐出する吐出手段とを備えた。
この発明によれば、液滴封入部の体積に応じた吐出量の液滴を同液滴封入部に吐出した。この結果、例えば、一対の基板のいずれか一方に液滴封入部を形成して一定の量の液滴を吐出するときと比較して、液滴封入部の体積より液滴の量が多くなるため一対の基板の間隔が広くなったり、液滴封入部の体積より液滴の量が少なくなるため一対の基板の間隔が狭くなったりすることがない。従って、一対の基板の間隔を均一にすることができる。
本発明の液滴吐出装置において、前記体積測定手段は、前記液滴封入部の体積を測定するセンサである。この発明によれば、体積測定手段は液滴封入部の体積を測定するセンサであるため、小型であることから、吐出手段による液滴の吐出を妨げることがない。また、簡単に体積を測定することができるので、体積の測定によって液滴の吐出に要する時間が長くなることがない。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
まず、本発明の液滴吐出装置を使って形成された液晶パネルについて説明する。図1は液晶パネルの斜視図、図2はガラスウェハに複数形成された素子基板の正面図である。
図1において、液晶パネル1は、カラーフィルタ基板10と、同カラーフィルタ基板10と相対向し、カラーフィルタ基板10側の側面(素子形成面11a)に図示しない液晶分子が滴下された素子基板11を備えている。そして、これら基板としてのカラーフィルタ基板10と素子基板11とがシール部Sを介して所定の間隔Dを隔てて貼り合わせることによって形成されている。素子基板11は、四角板状の無アルカリガラス基板であって
、素子形成面11aには、X矢印方向に延びる複数の走査線12が所定の間隔をおいて形成されている。各走査線12は、それぞれ素子基板11の一側端に配設される図示しない走査線駆動回路に電気的に接続されている。走査線駆動回路は、図示しない制御回路からの走査制御信号に基づいて、複数の走査線12の中から所定の走査線12を所定のタイミングで選択駆動し、その走査線12に走査信号を出力するようになっている。
また、素子形成面11aには、前記走査線12と直交するY矢印方向に延びる複数のデータ線14が所定の間隔をおいて形成されている。各データ線14は、それぞれ素子基板11の一側端に配設される図示しないデータ線駆動回路に電気的に接続されている。データ線駆動回路は、図示しない外部装置からの表示データに基づいてデータ信号を生成し、そのデータ信号を対応するデータ線14に所定のタイミングで出力するようになっている。
前記走査線12と前記データ線14の交差する位置には、対応する走査線12及びデータ線14に接続されて、i行×j列のマトリックス状に配列される複数の画素領域16が形成されている。各画素領域16内には、それぞれTFT等からなる図示しない制御素子とITO等の透明導電膜からなる画素電極が形成されている。すなわち、本実施形態の液晶パネル1は、制御素子であるTFTを備えた、いわゆるアクティブマトリックス方式の液晶パネルである。尚、前記走査線12、データ線14及び画素領域16の上側には、素子形成面11aの全体にわたり、ラビング処理等による配向処理が施され、液晶分子の配向を設定可能にする図示しない配向膜が形成されている。
そして、前記走査線駆動回路が、走査線12を線順次走査に基づき1本ずつ順次選択すると、画素領域16の制御素子が順次、選択期間中だけオン状態になる。制御素子がオン状態となると、データ線駆動回路から出力されるデータ信号が、データ線14及び制御素子を介して前記画素電極に出力される。すると、素子基板11の図示しない画素電極とカラーフィルタ基板10の図示しない対向電極の電位差に応じて、液晶分子の配向状態が、図示しない照明装置からの透過光あるいは外光の反射光を変調するように維持される。そして、変調された光が図示しない偏光板を通過するか否かによって、液晶パネル1に、カラーフィルタ基板10を介した所望するフルカラーの画像が表示される。
図2に示すように、この素子基板11はガラスウェハWfに等間隔で複数形成され、それら複数の素子基板11間に形成された図示しないスクライブラインにて切断され、分割されることにより、1枚のガラスウェハWfから複数の素子基板11を得る。なお、カラーフィルタ基板10についても、同様に図示しないガラスウェハに複数形成され、スクライブラインにて切断されて分割されることにより、1枚のガラスウェハから複数のカラーフィルタ基板10を得る。
各素子基板11の素子形成面11aの周縁には、図示しないディスペンサで塗布されたシール剤によって、シール部Sが形成されている。本実施形態では、シール剤は、例えば紫外線硬化型樹脂等で形成されており、スペーサ21(図5参照)を含んでいる。そして、このシール部Sを介して、カラーフィルタ基板10と素子基板11とが、スペーサ21によって所定の間隔Dを隔てて貼り合わされる。シール部Sの線幅Wは、シール剤を塗布する圧力等によってガラスウェハWf内の素子基板11毎にそれぞれ異なっている。すなわち、本実施形態では、例えば、シール部Saは線幅Wが予め定めた幅(以下、標準幅という)より細く、シール部Sbは線幅Wが標準幅で、シール部Scは線幅Wが標準幅より太く形成されている。
また、シール剤を塗布する際にシール部Sの中心部23の位置は予め定められていることから、シール部Sで囲まれた部分である液滴封入部としての液晶封入部25の面積(体
積)は、シール部Sの線幅Wによって素子基板11毎に異なっている。すなわち、シール部Sの線幅Wが細いとき液晶封入部25の面積は予め定めた面積(以下、標準面積という)より大きくなり、シール部Sの線幅Wが太いとき液晶封入部25の面積は標準面積より小さくなる。そして、この液晶封入部25に、後述する液滴吐出装置30の液滴吐出部37(図5参照)によってその液晶封入部25の面積に応じた量の液晶の液滴53が吐出される。すなわち、液晶封入部25の面積が標準面積より大きいとき吐出量の多い液滴53aが、液晶封入部25の面積が標準面積であるとき吐出量が標準である液滴53bが、液晶封入部25の面積が標準面積より小さいとき、吐出量の少ない液滴53cが吐出される。
次に、液晶封入部25に液滴53を吐出するために使用する液滴吐出装置30について説明する。
図3及び図4に示すように、液滴吐出装置30は、支持台31を有し、その支持台31には、搬送台32が設けられている。搬送台32は、支持台31に対して図示しないY軸駆動機構により、Y矢印方向及び反Y矢印方向に沿って往復移動するようになっている。
この搬送台32には、ガラスウェハWfがその裏面Wfb(素子基板11の素子形成面11a)を上側にして戴置され、ガラスウェハWfを、Y矢印方向及び反Y矢印方向に搬送するようになっている。そして、搬送台32によって搬送されるガラスウェハWfは、その裏面Wfbの各液晶封入部25(図2参照)にそれぞれ液滴53(図2参照)が吐出されるようになっている。
支持台31には門形の支持フレーム33が、Y矢印方向(反Y矢印方向)に移動する搬送台32を跨ぐように立設されている。支持フレーム33は、X矢印方向に沿って、支持台31に架設されている。この支持フレーム33には、X矢印方向に延びるガイドレール34が配設されている。
ガイドレール34には、キャリッジ35が摺動可能に設けられている。このキャリッジ35は、X軸駆動機構により、ガイドレール34に沿って所定の速度(搬送速度V)で往復移動可能になっている。またキャリッジ35には、体積測定手段としての線幅測定部36及び吐出手段としての液滴吐出部37が一体に設けられている。
線幅測定部36は、本実施形態では、レーザセンサであって、半導体レーザ38及び受光素子39を備えている。そして、半導体レーザ38から出力された光をガラスウェハWfに照射し、ガラスウェハWfにて反射する光を受光素子39で受光することにより、シール部Sの線幅Wを測定するようになっている。なお、本実施形態では、各素子基板11について、素子基板11の図2における下辺であって、中心部分の線幅Wを測定する。
液滴吐出部37は、本実施形態ではディスペンサであって、液晶が充填されたバレル41と、このバレル41の先端部に着脱自在に取付けられたノズル43とを備えている。バレル41の上端開口は着脱自在な蓋体45によって閉塞され、この蓋体45には圧縮空気の供給口47が形成されている。供給口47は、供給チューブ49を介して空気供給部51に接続されており、空気供給部51は、空気を吸入して所定のタイミングで供給口47に空気を送り込むようになっている。そして、空気供給部51から供給口47に圧縮空気を送り込むことにより、バレル41内部の液晶を加圧して上記ノズル43の先端開口から液滴53(図5参照)が吐出される。
次に、上記のように構成した液滴吐出装置30の電気的構成を図6に従って説明する。
図6において、決定手段としての制御部61は、CPU、RAM、ROM等を備え、ROM等に格納された各種制御プログラム(例えば、液滴吐出量制御プログラム)に従って
、搬送台32を移動させ、線幅測定部36及び液滴吐出部37を駆動させる。
また、ROMには、ガラスウェハWfに吐出する液滴53の吐出量を決定するための基準値としての第1基準値T1及び第2基準値T2、供給時間ST、搬送速度V等が予め格納されている。第1基準値T1は、シール部Sの線幅Wが標準幅より太く、液滴53の吐出量を減少するか否かを判断するための基準値である。第2基準値T2は、シール部Sの線幅Wが標準幅より細く、液滴53の吐出量を増加するか否かを判断するための基準値である。
また、供給時間STは、供給口47への圧縮空気を供給する時間であって、シール部Sの線幅Wと対応付けられて記憶されている。詳述すると、シール部Sの線幅Wが第1基準値T1より太いとき、液晶封入部25の面積が標準面積より小さいため、液滴53の吐出量(重量)を予め定められた吐出量より少なくするようなデータが記憶されている。つまり、供給時間STを予め定めた時間より短くすることにより、液晶の加圧時間を短縮し、吐出量を減少するようなデータが記憶されている。一方、シール部Sの線幅Wが第2基準値より細いとき、液晶封入部25の面積が標準面積より大きいため、液滴53の吐出量を予め定めた吐出量より多くする。つまり、供給時間STを予め定めた時間より長くすることにより、液晶の加圧時間を増加し、吐出量を増加するようなデータが記憶されている。また、シール部Sの線幅Wが第1基準値T1より小さく、第2基準値T2より大きいとき、液滴53の吐出量を予め定めた吐出量とするようなデータが記憶されている。
制御部61には、レーザ駆動回路63が接続されている。制御部61は、ガラスウェハWfに液滴53を吐出する前に、所定のタイミングで駆動信号をレーザ駆動回路63に出力するようになっている。レーザ駆動回路63は、制御部61からの駆動信号を受信すると、半導体レーザ38に測定部駆動電圧を供給し、測定部駆動電圧が供給された半導体レーザ38はガラスウェハWfに対してレーザ光Rを出射する。
そして、ガラスウェハWfにて反射されたレーザ光R(反射光)を受光素子39が受光する。そして、制御部61は、その受光した反射光の強さにより、レーザ光Rが反射した箇所がガラスウェハWfであるか、シール部Sであるかを判断する。そして、レーザ光Rが反射した箇所がシール部Sの一端であると検出したとき、制御部61は、例えば、水晶安定化クロックによるレーザ光Rがシール部Sに照射された時間(以下、照射時間RTという)の測定を開始する。そして、同様にシール部Sの他端を検出したとき、照射時間RTの測定を終了し、その照射時間RTをRAMに記憶する。そして、制御部61は、その照射時間RTと搬送速度Vとの積を求めることによって線幅Wを算出し、その線幅WをRAMに記憶する。
制御部61は、供給部駆動回路65が接続され、供給部駆動回路65に駆動信号を出力する。供給部駆動回路65は、制御部61からの駆動信号に基づいて、空気供給部51から供給口47に圧縮空気を供給する。そして、圧縮空気が供給されると、バレル41内の液晶が加圧され、ノズル43の先端開口から液滴53が素子基板11に向かって吐出される。
制御部61は、X軸モータ駆動回路67が接続されて、X軸モータ駆動回路67にX軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。X軸モータ駆動回路67は、制御部61からのX軸モータ駆動制御信号に応答して、前記線幅測定部36及び液滴吐出部37を往復移動させるX軸モータMXを正転又は逆転させるようになっている。例えば、X軸モータMXを正転させると、線幅測定部36及び液滴吐出部37はX矢印方向に移動し、逆転させると液滴吐出部37は反X矢印方向に移動する。
制御部61は、Y軸モータ駆動回路69が接続されて、Y軸モータ駆動回路69にY軸モータ駆動制御信号を出力するようになっている。Y軸モータ駆動回路69は、制御部61からのY軸モータ駆動制御信号に応答して、前記搬送台32を往復移動させるY軸モータMYを正転又は逆転させるようになっている。そして、例えば、Y軸モータMYを正転させると、搬送台32はY矢印方向に移動し、逆転させると搬送台32は反Y矢印方向に移動するようになっている。制御部61には、基板検出装置71が接続されている。基板検出装置71は、ガラスウェハWfの端縁を検出可能な撮像機能等を備え、制御部61によってノズル43の直下を通過するガラスウェハWfの位置を算出する際に利用される。
制御部61には、X軸モータ回転検出器73が接続されて、X軸モータ回転検出器73からの検出信号が入力される。制御部61は、X軸モータ回転検出器73からの検出信号に基づいて、X軸モータMXの回転方向及び回転量を検出し、液滴吐出部37に対するガラスウェハWfのX矢印方向の移動方向及び移動量を演算する。
制御部61には、Y軸モータ回転検出器75が接続されて、Y軸モータ回転検出器75からの検出信号が入力される。制御部61は、Y軸モータ回転検出器75からの検出信号に基づいて、Y軸モータMYの回転方向及び回転量を検出し、液滴吐出部37に対するガラスウェハWfのY矢印方向の移動方向及び移動量を演算する。制御部61には、入力装置77が接続されている。入力装置77は、起動スイッチ、停止スイッチ等の操作スイッチを有し、各スイッチの操作による操作信号を制御部61に出力する。
次に、液滴吐出装置30を使って液滴53をガラスウェハWfに吐出し、液晶パネル1を形成する方法について説明する。なお、このとき、ガラスウェハWfは、その上に配置される配向膜がラビング処理されているとする。また、素子基板11毎に、素子基板11の周縁にシール部Sを形成するため予めディスペンサ等でシール剤が塗布され、そのシール部Sにて液晶封入部25が形成されているとする。
まず、図3及び図4に示すように、ガラスウェハWfを、裏面Wfbが上側になるように搬送台32に配置固定する。このとき、ガラスウェハWfは、支持フレーム33がガラスウェハWfに形成された素子基板11のうち、最も反Y矢印側に位置する素子基板11の上に配置されている。また、キャリッジ35はガラスウェハWfがX矢印方向に移動したとき、そのキャリッジ35の直下を、シール部S及び液晶封入部25の中心部分が通過するようにセットされている。
この状態から、制御部61は、X軸モータMXを駆動制御して搬送台32を介してガラスウェハWfをX矢印方向に搬送させる。制御部61は、X軸モータ回転検出器73からの検出信号に基づいてガラスウェハWfがそのガラスウェハWfの最も反X矢印方向側及び反Y矢印方向側に位置する素子基板11の反X矢印方向側のシール部Sまで搬送されたかどうか演算する。そして、ガラスウェハWfが素子基板11のシール部Sの反X矢印方向側の辺まで搬送されると、制御部61は、ガラスウェハWfをX矢印方向に移動させながら、シール部Sの線幅Wを測定する。なお、本実施形態では、このシール部Sの線幅Wの測定が、体積測定段階に相当する。すなわち、半導体レーザ38から素子基板11(ガラスウェハWf)に対してレーザ光Rを出射する。そして、素子基板11またはシール部Sにて反射された反射光を受光素子39が受光すると、制御部61がシール部Sの線幅Wを演算し、RAMに記憶する。
シール部Sの線幅Wを測定すると、制御部61は、そのシール部Sの線幅WとROMから読み出した第1及び第2基準値T1,T2とを比較し、これが比較段階に相当する。そして、その比較結果と対応する供給時間STをROMから読み出し、これが決定段階、選択段階に相当する。そして、その読み出した供給時間STに基づいて供給部駆動回路65
に駆動信号を出力する。つまり、供給部駆動回路65が、空気供給部51から供給口47に定められた供給時間ST、圧縮空気を供給する。その結果、バレル41内の液晶がその供給時間ST、圧縮空気によって加圧され、ノズル43の先端開口から、図2に示すように、線幅Wに応じた吐出量の液滴53が吐出される。すなわち、液晶封入部25の面積が標準面積より大きいとき吐出量の多い液滴53aが、液晶封入部25の面積が標準面積であるとき吐出量が標準である液滴53bが、液晶封入部25の面積が標準面積より小さいとき、吐出量の少ない液滴53cが吐出される。なお、本実施形態では、この液滴吐出部37からの液滴53の吐出が吐出段階に相当する。
これにより、例えば、液晶封入部25の面積の大きさが標準面積より小さいにも関わらず、標準の吐出量の液滴53bを吐出することによって液晶封入部25の高さが高くなり、カラーフィルタ基板10と素子基板11との間隔Dが広くなることがない。一方、例えば、液晶封入部25の面積の大きさが標準面積より大きいにも関わらず、標準の吐出量の液滴53bを吐出することによって液晶封入部25の高さが低くなり、カラーフィルタ基板10と素子基板11との間隔Dが狭くなることがない。従って、カラーフィルタ基板10と素子基板11との間隔Dを一定にすることができる。
以後、同様に制御部61はガラスウェハWfを移動させながら、各列の素子基板11毎にシール部Sの線幅Wを測定し、その線幅Wに応じた吐出量の液滴53を吐出する。そして、ガラスウェハWf上の全ての素子基板11に液滴53が吐出されると、制御部61は、Y軸モータMYを制御して、ガラスウェハWfを液滴吐出部37の下方位置から退出させる。
液滴吐出工程が終了したガラスウェハWfは、組立工程に移る。すなわち、真空槽内でカラーフィルタ基板10の形成されたガラスウェハと素子基板11の形成されたガラスウェハWfとが離間した状態で位置合わせを行い、次いで、それら一対のガラスウェハを所定の圧力で加圧し、両ガラスウェハの貼り合わせを行う。貼り合わせを行った両ガラスウェハを真空槽から取りだし、大気中に置くと、両ガラスウェハ内外の圧力差によって液晶が広がり、両ガラスウェハ間の真空空間を埋める。そして、両ガラスウェハを所定の間隔Dにするように所定の圧力にて加圧し、紫外線照射ランプにより紫外線を照射してシール剤を硬化させる。さらに、スクライブラインで切断して分割することにより、所定の間隔Dのカラーフィルタ基板10と素子基板11との間に液晶が封入された液晶パネル1が完成する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態によれば、線幅測定部36が素子基板11に形成されたシール部Sの線幅Wを測定し、液滴吐出部37がその線幅Wに応じた吐出量の液滴53を液晶封入部25に吐出した。この結果、例えば、一定量の液滴53を液晶封入部25に滴下するときと比較して、シール部Sの線幅Wが変化することによって液晶封入部25の面積が変化したときにも、液滴53が液晶封入部25から溢れたり、液滴53が不足して液晶封入部25に空白域ができたりすることがない。従って、一対の基板の間隔を均一にすることができるので、液晶パネル1の画質を向上することができる。
(2)本実施形態によれば、シール部Sを構成するシール剤にはスペーサ21が含まれているため、液晶封入部25の高さは一定となる。この結果、シール部Sの線幅W(面積)を測定するのみで、液晶封入部25の体積に応じた液滴53を吐出することができる。従って、簡単で小型な装置を用いて、簡単でありながらも一対の基板の間隔を均一にすることができる。
(3)本実施形態によれば、シール部Sの線幅Wは、シール部Sのうち反X矢印方向側
に位置する辺の中心部分のみ測定した。この結果、測定に要する時間を短縮することができることから、ひいては、液晶パネル1を作製する時間を短縮することができる。
(4)本実施形態によれば、シール部Sの線幅Wは、レーザセンサを用いて測定したので、小型の装置で簡単でありながらも正確に線幅Wを測定することができる。
(5)本実施形態によれば、液滴53の吐出量は、供給時間STを変化させることによって変化させた。この結果、簡単でありながらも一対の基板の間隔を均一にすることができる。
(6)本実施形態によれば、第1基準値T1、第2基準値T2を設け、測定した線幅Wが第1及び第2基準値T1,T2を超えたか否かによって、3通りの吐出量の液滴53(53a,53b,53c)を吐出した。この結果、液滴53の吐出量を決定するのに要する時間を短縮することができることから、ひいては、液晶パネル1の作製に要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、シール部Sのうち、最も反X矢印方向側に位置する辺の中心部分のみ測定したが、最も反X矢印方向側に位置する辺に限らず、最もX矢印方向側に位置する辺であってもよい。同様に、最もY矢印方向側に位置する辺であってもよいし、最も反Y矢印方向側に位置する辺であってもよい。
○上記実施形態では、シール部Sのうち、最も反X矢印方向側に位置する辺の中心部のみ測定したが、一辺に限らず、シール部Sの各辺一カ所ずつ測定してもよい。また、シール部Sの各辺数カ所ずつ測定してもよい。これにより、一層正確に液晶封入部25の体積を測定することができる。
○上記実施形態では、第1及び第2基準値T1,T2を設け、測定したシール部Sの線幅Wを第1及び第2基準値T1,T2と比較することによって、液晶封入部25に吐出する液晶の量を3通りとした。これを、1つ、または3つ以上の基準値を設け、吐出する液滴53の吐出量を決定してもよい。さらに、基準値を設けずに、シール部Sの線幅Wにそれぞれ対応させて液滴53の吐出量を決定してもよい。
○上記実施形態では、液晶封入部25に滴下する液滴53は1滴であったが、複数滴であってもよい。
○上記実施形態では、シール部Sの線幅Wに応じた重量の液滴53を1滴、液晶封入部25に滴下したが、1滴当たりの液滴53の重量を変えずに、シール部Sの線幅Wに応じた吐出回数で液滴53を液晶封入部25に滴下してもよい。
○上記実施形態では、シール部Sの線幅Wはレーザセンサで測定したが、光センサ等他のセンサで測定してもよい。
○上記実施形態では、素子基板11毎に線幅Wを測定し、その測定した素子基板11について、その都度線幅Wに応じた液滴53を滴下した。これを、ガラスウェハWfの全ての素子基板11の線幅Wを測定してから、それぞれの素子基板11に対応した吐出量の液滴53を滴下してもよい。このとき、RAMに素子基板11毎の線幅Wを記憶させ、それぞれの線幅Wに応じた液滴53を素子基板11に吐出する毎に計算してもよいし、吐出量を素子基板11毎に全て計算してRAMに記憶してから、その吐出量に基づいてそれぞれ吐出してもよい。また、線幅Wの測定、液滴53の吐出は、ガラスウェハWf内の全ての素子基板11に対して一斉に行うことに限らず、ガラスウェハWf内の一列ずつ、一行ずつの素子基板11に対して行ってもよい。
○上記実施形態では、シール部Sを構成するシール剤にはスペーサ21が含まれていた。これを、シール剤にスペーサ21を含ませず、別途、スペーサ21を素子基板11上に滴下してもよい。
○上記実施形態では、シール部Sの線幅Wのみ測定したが、シール部Sの高さを測定してもよい。これにより、例えば、シール部Sを構成するシール剤にスペーサ21が含まれていないときであって、シール部Sの高さが一定でないときであっても、液晶封入部25の体積を測定することができる。また、例えば、素子基板11が大型であって、シール部Sの線幅Wよりも高さが液晶封入部25の体積の変動に対して支配的であるとき、シール部Sの高さを測定するのみで液晶封入部25の体積を測定することができる。
○上記実施形態では、シール部Sの線幅Wのみ測定したが、シール部Sの線幅Wと高さの両方を測定してもよい。これにより、液晶封入部25の体積を一層正確に測定することができる。
○上記実施形態では、液滴吐出部37はディスペンサであったが、インクジェット法を用いた装置であってもよい。
○上記実施形態では、ディスペンサでシール部Sを形成したが、これを、シール印刷でシール部Sを形成してもよい。
○上記実施形態では、素子基板11にシール部Sを形成して液晶封入部25に液滴53を吐出したが、カラーフィルタ基板10にシール部Sを形成して液晶封入部25に液滴53を吐出してもよい。
○上記実施形態では、液晶パネル1として具体化した。これに限らず、例えば有機ELパネルであってもよく、あるいは平面状の電子放出素子を備え、同素子から放出された電子による蛍光物質の発光を利用した電界効果型ディスプレイ(FEDやSED等)であってもよい。また、液晶パネル1は、これらのディスプレイのみでなく、他の電子機器に使用してもよい。
本実施形態の液晶パネルの斜視図。 同じく、ガラスウェハの要部平面図。 同じく、液滴吐出装置の概略正面図。 同じく、液滴吐出装置の概略平面図。 同じく、線幅測定部、液滴吐出部の拡大図。 同じく、液滴吐出装置の電気的構成を説明するための電気ブロック回路図。
符号の説明
1…液晶パネル、10…カラーフィルタ基板、11…素子基板、21…スペーサ、25…液晶封入部、30…液滴吐出装置、36…線幅測定部、37…液滴吐出部、53,53a,53b,53c…液滴、61…制御部、D…間隔、S,Sa,Sb,Sc…シール部、ST…供給時間、T1…第1基準値、T2…第2基準値、V…搬送速度、W…線幅、Wf…ガラスウェハ。

Claims (7)

  1. 基板に形成した液滴を封止するためのシール部に囲まれた液滴封入部に液滴を吐出する液滴吐出方法において、
    前記液滴封入部の体積を測定する体積測定段階と、
    前記体積に応じて前記液滴封入部に吐出する液滴の吐出量を決定する決定段階と、
    前記液滴封入部に前記吐出量の液滴を吐出する吐出段階と
    を備えたことを特徴とする液滴吐出方法。
  2. 請求項1の液滴吐出方法において、
    前記体積測定段階は、前記シール部の幅及び高さの少なくとも一方を測定することを特徴とする液滴吐出方法。
  3. 請求項1または2に記載の液滴吐出方法において、
    前記決定段階は、さらに、
    少なくとも1つの基準値と前記体積とを比較する比較段階と、
    前記比較段階による比較結果にそれぞれ対応した吐出量を選択する選択段階と
    を備えたことを特徴とする液滴吐出方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液滴吐出方法において、
    前記液滴の重量を制御することによって前記吐出量を異ならせることを特徴とする液滴吐出方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液滴吐出方法において、
    前記液滴の吐出回数を制御することによって前記吐出量を異ならせることを特徴とする液滴吐出方法。
  6. 基板に形成した液滴を封止するためのシール部に囲まれた液滴封入部に液滴を吐出する液滴吐出装置において、
    前記液滴封入部の体積を測定する体積測定手段と、
    前記体積に応じて前記液滴封入部に吐出する液滴の吐出量を決定する決定手段と、
    前記液滴封入部に前記吐出量の液滴を吐出する吐出手段と
    を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 請求項6の液滴吐出装置において、
    前記体積測定手段は、前記液滴封入部の体積を測定するセンサであることを特徴とする液滴吐出装置。
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