JP2003156753A - 液晶注入装置 - Google Patents
液晶注入装置Info
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- JP2003156753A JP2003156753A JP2001353942A JP2001353942A JP2003156753A JP 2003156753 A JP2003156753 A JP 2003156753A JP 2001353942 A JP2001353942 A JP 2001353942A JP 2001353942 A JP2001353942 A JP 2001353942A JP 2003156753 A JP2003156753 A JP 2003156753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の滴下装置による液晶注入装置では、液晶
中の水の除去が十分でないため、滴下後の水の配向膜表
面への吸着による滴下痕が発生し、表示特性が劣化する
欠点があった。 【解決手段】液晶貯蔵容器と液晶滴下治具との間に脱水
装置を設けることにより、滴下痕を無くすことができ
た。 【効果】本発明の滴下装置による液晶表示装置の製造装
置によれば、水による滴下痕が無い。また、気泡も無
く、減圧時間も短縮でき、表示特性の劣化を解消するこ
ともできる。
中の水の除去が十分でないため、滴下後の水の配向膜表
面への吸着による滴下痕が発生し、表示特性が劣化する
欠点があった。 【解決手段】液晶貯蔵容器と液晶滴下治具との間に脱水
装置を設けることにより、滴下痕を無くすことができ
た。 【効果】本発明の滴下装置による液晶表示装置の製造装
置によれば、水による滴下痕が無い。また、気泡も無
く、減圧時間も短縮でき、表示特性の劣化を解消するこ
ともできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶の注入装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は二枚のガラス基板の間隙
に液晶層を設け、電気光学効果により文字、数字、図、
絵などを表示する装置として既に知られている。現在、
TN(Twisted Nematic)、STN(Supertwisted Nemati
c)、FLC(Ferroelectric LiquidCrystal)、IPS(In-P
lane Switching)等の駆動モードが知られている。この
ような液晶表示装置の液晶注入方法には下記に示すいく
つかの方法が知られている。 (1)二枚のガラス基板をシール剤で貼り合わせ、その
シール剤の一部を解放して液晶注入口を設けた液晶セル
と液晶を入れた液晶皿を真空可能な容器に入れ、この容
器を真空にした後、液晶注入口を液晶に浸したあと、容
器を大気圧に戻して液晶セル内外の圧力差を利用して液
晶を注入する製造装置である。 (2)二枚のガラス基板をシール剤で貼り合わせ、その
シール剤の2ヶ所以上を解放して1ヶ所の液晶注入口と
1ヶ所以上の排気口を設け、注入口に液晶注入コネクタ
を接続して液晶を注入する製造装置である(特開平7−
281200号)。 (3)一方のガラス基板上に形成されたシール剤の内側
に液晶を滴下し、真空容器中でもう一枚のガラス基板を
貼り合わせる製造装置である(特開昭63−17932
3号)。この液晶注入装置を滴下装置という。
に液晶層を設け、電気光学効果により文字、数字、図、
絵などを表示する装置として既に知られている。現在、
TN(Twisted Nematic)、STN(Supertwisted Nemati
c)、FLC(Ferroelectric LiquidCrystal)、IPS(In-P
lane Switching)等の駆動モードが知られている。この
ような液晶表示装置の液晶注入方法には下記に示すいく
つかの方法が知られている。 (1)二枚のガラス基板をシール剤で貼り合わせ、その
シール剤の一部を解放して液晶注入口を設けた液晶セル
と液晶を入れた液晶皿を真空可能な容器に入れ、この容
器を真空にした後、液晶注入口を液晶に浸したあと、容
器を大気圧に戻して液晶セル内外の圧力差を利用して液
晶を注入する製造装置である。 (2)二枚のガラス基板をシール剤で貼り合わせ、その
シール剤の2ヶ所以上を解放して1ヶ所の液晶注入口と
1ヶ所以上の排気口を設け、注入口に液晶注入コネクタ
を接続して液晶を注入する製造装置である(特開平7−
281200号)。 (3)一方のガラス基板上に形成されたシール剤の内側
に液晶を滴下し、真空容器中でもう一枚のガラス基板を
貼り合わせる製造装置である(特開昭63−17932
3号)。この液晶注入装置を滴下装置という。
【0003】これら液晶表示装置の液晶注入装置のう
ち、(1)と(2)の液晶注入装置では、液晶注入に要
する時間が画面サイズに依存するため、大型サイズの液
晶セルになると量産性に欠ける問題点を有している。ま
た、液晶注入口が存在するため、液晶注入後に注入口部
分を紫外線硬化樹脂などによって封止処理する工程が必
要であり、また、封止部分からの気泡混入や封止材によ
る液晶の汚染が問題となっている。これに対して、
(3)の滴下装置では、液晶注入に要する時間が(1)
や(2)の方法と比べて短く、また、画面サイズにほと
んど依存しないため、今後需要の拡大が予想される大型
サイズの液晶表示装置の製造装置として有望であると考
えられている。また、注入口がないため、封止処理が不
要である。
ち、(1)と(2)の液晶注入装置では、液晶注入に要
する時間が画面サイズに依存するため、大型サイズの液
晶セルになると量産性に欠ける問題点を有している。ま
た、液晶注入口が存在するため、液晶注入後に注入口部
分を紫外線硬化樹脂などによって封止処理する工程が必
要であり、また、封止部分からの気泡混入や封止材によ
る液晶の汚染が問題となっている。これに対して、
(3)の滴下装置では、液晶注入に要する時間が(1)
や(2)の方法と比べて短く、また、画面サイズにほと
んど依存しないため、今後需要の拡大が予想される大型
サイズの液晶表示装置の製造装置として有望であると考
えられている。また、注入口がないため、封止処理が不
要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(3)
の滴下装置による液晶表示装置の製造には、以下のよう
な欠点がある。滴下装置では、二枚のガラス基板を貼り
合わせる工程で、液晶セル内に残留したガスが気泡発生
の原因となるため、真空容器中の真空度を高くする必要
がある。したがって、この減圧処理工程の時間が30分
と長くなるため生産性が向上しない欠点があった。ま
た、液晶材料が高真空に曝されるため、揮発性の液晶材
料を使用すると組成物に変化を生じ、表示特性が劣化す
る欠点もあった。更に液晶中に含まれる水により、滴下
した液晶の滴下痕が著しく表示品質を低下していた。
の滴下装置による液晶表示装置の製造には、以下のよう
な欠点がある。滴下装置では、二枚のガラス基板を貼り
合わせる工程で、液晶セル内に残留したガスが気泡発生
の原因となるため、真空容器中の真空度を高くする必要
がある。したがって、この減圧処理工程の時間が30分
と長くなるため生産性が向上しない欠点があった。ま
た、液晶材料が高真空に曝されるため、揮発性の液晶材
料を使用すると組成物に変化を生じ、表示特性が劣化す
る欠点もあった。更に液晶中に含まれる水により、滴下
した液晶の滴下痕が著しく表示品質を低下していた。
【0005】本発明の目的は、滴下装置による液晶表示
装置の製造において、気泡発生を起こさず、減圧処理工
程時間を短縮し、揮発性の液晶材料も使用でき、且つ滴
下痕のない液晶表示装置の製造装置を提供する。
装置の製造において、気泡発生を起こさず、減圧処理工
程時間を短縮し、揮発性の液晶材料も使用でき、且つ滴
下痕のない液晶表示装置の製造装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、一方のガラス基板上の周辺部分に塗布され
たシール剤の内側に液晶を滴下し、真空容器内において
もう一方のガラス基板を貼り合わせて液晶セル内に液晶
を注入する液晶表示装置の製造装置において、液晶貯蔵
容器と液晶滴下治具との間に、液晶中の水分を除く脱水
装置を設けることを特徴とする。該脱水装置には水を吸
着する吸着剤、また不活性ガスで液晶をバブリングする
ことを特徴とする。
め本発明は、一方のガラス基板上の周辺部分に塗布され
たシール剤の内側に液晶を滴下し、真空容器内において
もう一方のガラス基板を貼り合わせて液晶セル内に液晶
を注入する液晶表示装置の製造装置において、液晶貯蔵
容器と液晶滴下治具との間に、液晶中の水分を除く脱水
装置を設けることを特徴とする。該脱水装置には水を吸
着する吸着剤、また不活性ガスで液晶をバブリングする
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明である液晶表
示装置の製造方法の実施形態について説明する。
示装置の製造方法の実施形態について説明する。
【0008】液晶表示素子の作製には、270mm(長片
側)×200mm(短片側)で、厚みが1.1mmで表面を
研磨した透明なガラス基板を用いた。
側)×200mm(短片側)で、厚みが1.1mmで表面を
研磨した透明なガラス基板を用いた。
【0009】下基板2となるガラス基板の上に信号電
極、画素電極などを形成し、下基板2には液晶4が外部
に漏れないように、外径6μmのスペーサビーズが適量
混入された光硬化性樹脂製のシール剤3をシールマスク
で額縁状に印刷した。本実施形態では配向膜としてポリ
イミドを採用し、印刷機で塗布し焼成後の膜厚を0.1
μm程度とした。その後、配向膜表面を液晶配向のため
の配向処理を施した。配向処理はラビング機を使用し、
ラビングロールにレーヨン製バフ布を用いた。この液晶
セルの表示部は対角で約10インチサイズ(200mm×
150mm)である。
極、画素電極などを形成し、下基板2には液晶4が外部
に漏れないように、外径6μmのスペーサビーズが適量
混入された光硬化性樹脂製のシール剤3をシールマスク
で額縁状に印刷した。本実施形態では配向膜としてポリ
イミドを採用し、印刷機で塗布し焼成後の膜厚を0.1
μm程度とした。その後、配向膜表面を液晶配向のため
の配向処理を施した。配向処理はラビング機を使用し、
ラビングロールにレーヨン製バフ布を用いた。この液晶
セルの表示部は対角で約10インチサイズ(200mm×
150mm)である。
【0010】上基板1となるもう一方のガラス基板には
共通電極を形成し、ストライプ状の赤、青、緑の3色の
カラーフィルタとブラックマトリックスを設けた。カラ
ーフィルタの上には、ガラス基板間のギャップを保持す
るための突起スペーサを光硬化性樹脂で形成した。さら
に、下基板2と同様の配向膜を塗布し、同条件でラビン
グ処理を行なった。この上基板1に対しては、液晶表示
素子を作製後の発ガスを防止するために、予め高温アニ
ール処理を実施した。
共通電極を形成し、ストライプ状の赤、青、緑の3色の
カラーフィルタとブラックマトリックスを設けた。カラ
ーフィルタの上には、ガラス基板間のギャップを保持す
るための突起スペーサを光硬化性樹脂で形成した。さら
に、下基板2と同様の配向膜を塗布し、同条件でラビン
グ処理を行なった。この上基板1に対しては、液晶表示
素子を作製後の発ガスを防止するために、予め高温アニ
ール処理を実施した。
【0011】つぎに、滴下法による液晶注入装置につい
て、図1を参照して詳細に説明する。
て、図1を参照して詳細に説明する。
【0012】液晶貯蔵容器7に貯えられた液晶4は通常
溶存ガスが100ppm、水分が100から200 p
pm含まれている。この液晶4は液晶貯蔵容器7と滴下
治具5と連結された導管内の途中に脱水装置6を設け、
この脱水装置6を通して液晶滴下治具5に導かれる。図
2の脱水装置6について説明する。脱水装置6の中には
外皮を数ミクロンの穴に被われた容器に吸水するモレキ
ュラシーブが入っている吸着剤8が入っている。また、
脱水装置6の下部には脱水された液晶4に不活性ガスの
窒素を吹き込み、液晶4をバブリングする通気口9があ
り、上部の空間部にはバブリングにより脱気された液晶
4中の溶存ガスをポンプ(図示していないが)で排出す
る排気口10が設けられている。このようにして脱水、
脱気された液晶4は液晶滴下治具5に貯えられる。この
脱水装置は取り外しが可能で、吸着剤8の交換ができ、
吸着剤8の劣化を防ぐことができる。
溶存ガスが100ppm、水分が100から200 p
pm含まれている。この液晶4は液晶貯蔵容器7と滴下
治具5と連結された導管内の途中に脱水装置6を設け、
この脱水装置6を通して液晶滴下治具5に導かれる。図
2の脱水装置6について説明する。脱水装置6の中には
外皮を数ミクロンの穴に被われた容器に吸水するモレキ
ュラシーブが入っている吸着剤8が入っている。また、
脱水装置6の下部には脱水された液晶4に不活性ガスの
窒素を吹き込み、液晶4をバブリングする通気口9があ
り、上部の空間部にはバブリングにより脱気された液晶
4中の溶存ガスをポンプ(図示していないが)で排出す
る排気口10が設けられている。このようにして脱水、
脱気された液晶4は液晶滴下治具5に貯えられる。この
脱水装置は取り外しが可能で、吸着剤8の交換ができ、
吸着剤8の劣化を防ぐことができる。
【0013】一方、液晶滴下治具5の下には、額縁状に
光硬化樹脂製シール剤3が施された下基板2が設けられ
ている。液晶4はシール剤3の内側に必要量だけ、液晶
滴下治具5より滴下される。液晶滴下装置としてディス
ペンサ装置を用いたが、インクジェット装置等を使用し
ても良い。
光硬化樹脂製シール剤3が施された下基板2が設けられ
ている。液晶4はシール剤3の内側に必要量だけ、液晶
滴下治具5より滴下される。液晶滴下装置としてディス
ペンサ装置を用いたが、インクジェット装置等を使用し
ても良い。
【0014】つぎに、液晶4を滴下された下基板2と上
基板1は真空容器11で、液晶4の揮発に影響しない真
空度100Pa(好ましくは10Pa)、液晶4の溶存ガ
スの脱気行った後、重ね合わせる。この時、真空度が1
00Paまで達する時間は5分間であり、大幅に減圧時間
を短縮できた。その後、UVを照射して、シール剤3を
硬化させて液晶表示素子を作製する。この液晶表示素子
を観察すると、溶存ガスによる気泡の発生は見当たらな
い。また図4に示すような液晶4に含まれる水による配
向膜表面への吸着跡、すなわち滴下痕12は見られなか
った。滴下した液晶4をカールフィッシャ法で水を分析
したところ、10ppm以下の濃度であった。また、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、液晶の組成に
変化は無かった。 (比較例)液晶貯蔵容器7と液晶滴下装置5との間に脱
水装置6が無い、従来法による液晶滴下注入装置につい
て、図3を参照して詳細に説明する。
基板1は真空容器11で、液晶4の揮発に影響しない真
空度100Pa(好ましくは10Pa)、液晶4の溶存ガ
スの脱気行った後、重ね合わせる。この時、真空度が1
00Paまで達する時間は5分間であり、大幅に減圧時間
を短縮できた。その後、UVを照射して、シール剤3を
硬化させて液晶表示素子を作製する。この液晶表示素子
を観察すると、溶存ガスによる気泡の発生は見当たらな
い。また図4に示すような液晶4に含まれる水による配
向膜表面への吸着跡、すなわち滴下痕12は見られなか
った。滴下した液晶4をカールフィッシャ法で水を分析
したところ、10ppm以下の濃度であった。また、ガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、液晶の組成に
変化は無かった。 (比較例)液晶貯蔵容器7と液晶滴下装置5との間に脱
水装置6が無い、従来法による液晶滴下注入装置につい
て、図3を参照して詳細に説明する。
【0015】液晶貯蔵容器7に貯えられた液晶4は液晶
貯蔵容器7と液晶滴下装置5と連結された導管内を通し
て液晶滴下装置5に導かれる。一方、液晶滴下装置5の
下には、額縁状に光硬化樹脂製シール剤3が施された下
基板2が設けられている。液晶4は該シール剤3の内側
に必要量だけ、液晶滴下装置5より滴下される。
貯蔵容器7と液晶滴下装置5と連結された導管内を通し
て液晶滴下装置5に導かれる。一方、液晶滴下装置5の
下には、額縁状に光硬化樹脂製シール剤3が施された下
基板2が設けられている。液晶4は該シール剤3の内側
に必要量だけ、液晶滴下装置5より滴下される。
【0016】つぎに、液晶4を滴下された下基板2と上
基板1は真空容器11で、液晶4の揮発に影響しない真
空度100Pa(好ましくは10Pa)、液晶4の溶存ガ
スの脱気行った後、重ね合わせる。この時、真空度が1
00Paまで達する時間は30分間であった。実施例1よ
り減圧時間を短縮できなかったのは、液晶中に含まれる
水の影響と考える。その後、UVを照射して、シール剤
3を硬化させて液晶表示素子を作製する。この液晶表示
素子を観察すると、溶存ガスによる気泡の発生は見当た
らないが、図4に示すような液晶4に含まれる水による
配向膜表面への吸着跡、すなわち滴下痕12が見られ、
表示品質を著しく阻害した。滴下した液晶4をガスクロ
マトグラフィーで分析したところ、溶存ガスは皆無であ
ったが、カールフィッシャ法で水を分析したところ、6
0ppmの濃度であった。
基板1は真空容器11で、液晶4の揮発に影響しない真
空度100Pa(好ましくは10Pa)、液晶4の溶存ガ
スの脱気行った後、重ね合わせる。この時、真空度が1
00Paまで達する時間は30分間であった。実施例1よ
り減圧時間を短縮できなかったのは、液晶中に含まれる
水の影響と考える。その後、UVを照射して、シール剤
3を硬化させて液晶表示素子を作製する。この液晶表示
素子を観察すると、溶存ガスによる気泡の発生は見当た
らないが、図4に示すような液晶4に含まれる水による
配向膜表面への吸着跡、すなわち滴下痕12が見られ、
表示品質を著しく阻害した。滴下した液晶4をガスクロ
マトグラフィーで分析したところ、溶存ガスは皆無であ
ったが、カールフィッシャ法で水を分析したところ、6
0ppmの濃度であった。
【0017】
【発明の効果】本発明の滴下装置による液晶表示装置の
製造装置によれば、水による滴下痕が無い。また、気泡
も無く、減圧時間も短縮でき、表示特性の劣化を解消す
ることもできる。
製造装置によれば、水による滴下痕が無い。また、気泡
も無く、減圧時間も短縮でき、表示特性の劣化を解消す
ることもできる。
【図1】本発明に係る液晶滴下注入装置装置を説明する
ための概略図である。
ための概略図である。
【図2】本発明に係る脱水装置を説明するための概略図
である。
である。
【図3】従来法の液晶滴下注入装置装置を説明するため
の概略図である。
の概略図である。
【図4】従来法により、水による滴下痕を説明するため
の概略図である。
の概略図である。
1…上基板、2…下基板、3…シール剤、4…液晶、5
…液晶滴下治具、6…脱水装置、7…液晶貯蔵容器、8
…吸着剤、9…通気口、10…排気口、11…真空容
器、12…滴下痕、13…真空ポンプ。
…液晶滴下治具、6…脱水装置、7…液晶貯蔵容器、8
…吸着剤、9…通気口、10…排気口、11…真空容
器、12…滴下痕、13…真空ポンプ。
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶貯蔵容器と液晶滴下治具とが連結さ
れ、該液晶滴下治具で、一方のガラス基板上の周辺部分
に塗布されたシール剤の内側に液晶を滴下し、真空容器
内においてもう一方のガラス基板を貼り合わせて液晶表
示装置内に液晶を注入する装置であって、該液晶貯蔵容
器と該液晶滴下治具との間に、液晶中の水分を除去する
脱水装置が設けられたことを特徴とする液晶注入装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の脱水装置には、水を吸着
する吸着剤が設けられてることを特徴とする液晶注入装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の脱水装置には、不活性ガ
スを供給する配管が設けられ、該配管が、配管を通った
不活性ガスで液晶をバブリングする位置に設けられてい
ることを特徴とする液晶注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001353942A JP2003156753A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 液晶注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001353942A JP2003156753A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 液晶注入装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003156753A true JP2003156753A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19165868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001353942A Pending JP2003156753A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | 液晶注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003156753A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317824A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出方法及び液滴吐出装置 |
CN104181732A (zh) * | 2014-08-11 | 2014-12-03 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶滴下装置 |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001353942A patent/JP2003156753A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006317824A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Seiko Epson Corp | 液滴吐出方法及び液滴吐出装置 |
CN104181732A (zh) * | 2014-08-11 | 2014-12-03 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶滴下装置 |
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