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JP2006316493A - 樋装置 - Google Patents

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JP2006316493A
JP2006316493A JP2005139691A JP2005139691A JP2006316493A JP 2006316493 A JP2006316493 A JP 2006316493A JP 2005139691 A JP2005139691 A JP 2005139691A JP 2005139691 A JP2005139691 A JP 2005139691A JP 2006316493 A JP2006316493 A JP 2006316493A
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JP
Japan
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primary
funnel
rainwater
eaves
dredge
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Pending
Application number
JP2005139691A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kagiyama
明広 鍵山
Atsushi Iwase
敦 岩瀬
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】
軒の雨水を円滑に流すようにした簡易な構造の樋装置を提供すること。
【解決手段】
この樋装置は、軒に取り付け可能であって、雨水をためる一次樋と、この一次樋に接続され一次樋内の雨水を流すための一次じょうごと、一次樋から溢れた雨水を受ける二次樋と、この二次樋に接続され二次樋内の雨水を流すための二次じょうごとを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、軒の雨水を流すように軒に取り付けられるようにした樋装置に関するものである。
従来、屋根板からの雨水を受けるように屋根板の端部に沿って設けられた一次樋と、この一次樋からオーバーフローした雨水を受けるように一次樋の下側に設けられた二次樋とを有する排水装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に記載されている二次樋は、軒に設けられたものでなく、建物の壁面に取り付けられているので、軒自体に取り付けられる樋が望まれている。また、この従来技術では、一次樋の詰まりが生じたとき、その一次樋をオーバーフローした雨水の流れによって異常を認識できるようにしているが、一次樋をオーバーフローした雨水は壁面やじょうごを伝って落ちるので、異常を認識することができないことがあった。更に、上記従来技術では、一次樋、二次樋、更には、じょうごの位置関係を正確に管理しないと、雨水が間違った方向に流れるという可能性があった。
特公平8−6418号
そこで、本発明の第一の目的は、軒に取り付けることができる樋装置を提供することにある。
本発明の第二の目的は、一次樋をオーバーフローした雨水を軒天から地面に落下させるようにした樋装置を提供することにある。
本発明の第三の目的は、一次樋、二次樋等の位置関係の管理を厳格に行わなくてもよい樋装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る樋装置は、軒に取り付け可能な樋装置であって、雨水をためる一次樋と、この一次樋に接続され一次樋内の雨水を流すための一次じょうごと、一次樋から溢れた雨水を受ける二次樋と、この二次樋に接続され二次樋内の雨水を流すための二次じょうごとを備えている。
一実施例では、二次樋は、その内部の雨水を流すための排水口を有する。
例えば、二次樋は、一次樋を囲むように配置され、二次じょうごは、一次じょうごを囲むように配置されている。
一次樋、一次じょうご、二次樋および二次じょうごは、一つの軸線上に同芯に配置されている。
本発明によれば、樋装置が軒に取り付け可能であるので、軒の上方からの雨水および屋根から流れてきた雨水を軒から流すことができる。
二次樋がその内部の雨水を流すための排水口を有するので、一次樋をオーバーフローした雨水を二次じょうごおよび排出口を通して地面に落下させるこができ、その落下音によって一次樋がオーバーフローしていることを認識することができる。
二次樋は、一次樋を囲むように配置され、二次じょうごは、一次じょうごを囲むように配置されているので、雨水の流れる方向を特定すると共に一次樋、二次樋の位置関係の管理が容易である。
更に、一次樋、一次じょうご、二次樋および二次じょうごは、一つの軸線上に同芯に配置されていることによって雨水が円滑に流れることができる。
以下、本発明の実施形態を、この実施形態を具体化した実施例に基づき詳細に述べる。
図1には、本発明に係る樋装置1が軒2に取り付けられた場合の実施例が示されている。尚、この軒2は、通常の態様で建物の屋根3の下方で建物の側面から突出するように設けられている。
この軒2に取り付けられた樋装置1は、図1に示すように、雨水をためる一次樋4と、この一次樋4に接続され一次樋4内の雨水を流すための一次じょうご5と、一次樋4から溢れた雨水を受ける二次樋6と、この二次樋6に接続され二次樋6内の雨水を流すための二次じょうご7とを備えている。
更に詳細にのべると、図1、図3および図4に示すように、例えば、四角状のベース部材8が、例えば、リベット9によって軒2に固定されている。このベース部材8は、軒2を貫通し軒天2aから突出する例えば、四角状の堰10を有する。二次じょうご7は、図示の実施例では、四角状の筒から成り、その一端、即ち、下端部は、この堰10の内側に液密状態に堅固に嵌合される。従って、二次じょうご7は、軒2にしっかり固定され、且つ二次じょうご7内の雨水が、堰10の外部に、換言すると、軒天2a上に流れ出ることはない。
ベース部材8は、その中央部に設けられて一次じょうご5を貫通させる貫通孔11を有する。
二次樋6は、その内部の雨水を流すための排水口12を有する。この排水口12は、図示の実施例では、ベース部材8の周辺部に設けられた開口から形成されている。従って、二次樋6内の雨水は、二次じょうご7を通ってこの排水口12から地面に落下するようになっている。
二次樋6は、二次じょうご7の上端に載置され、例えば、適当なシール材、好ましくは、プチルテープ13によって二次じょうご7に固定される。この二次樋6には一次じょうご5が貫通するための貫通孔14が設けられている(図2参照)。
一次樋4は、二次樋6内に配置されてこの二次樋6の内底面6aに、例えば、ブラケット15を介して固定される(図1参照)。一次樋4には、この一次樋4内でオーバーフローした雨水を二次樋6に流すためのオーバーフロー開口(図示せず)が設けられている。
一次じょうご5は、ベース部材8の貫通孔11および二次樋6の貫通孔14を通って、上端が一次樋4に固定されている。
この一次じょうご5は、最上端に一次樋4内の雨水を下方に流すための導入口16が設けられている。
ここで、二次樋6は、図1に示すように、一次樋4を囲むように配置され、二次じょうご7は、一次じょうご5を囲むように配置されている。
また、一次樋4、一次じょうご5、二次樋6および二次じょうご7は、一つの軸線O(図1参照)上に同芯に配置され、且つ上下方向に直列に配置されていることが留意される。このような配置にすると、構造がコンパクトな樋装置が提供される。
次に、使用状態を簡単にのべると、先ず、軒2の上方からの雨水および屋根3から流れてきた雨水が一次樋4に溜められる。この雨水は、通常では、一次じょうご5を通って地面に落下する。一次樋4を溢れた雨水は、二次樋6に流れ落ち、この二次樋6から二次じょうご7内に流れ、次いで、この二次じょうご7から排水口12を通って地面に落下する。
上記の如く、一次樋4、一次じょうご5、二次樋6および二次じょうご7は、一つの軸線O(図1参照)上に同芯に配置され、且つ上下方向に直列に配置されているので、雨水は、上下方向に円滑に流れ落ちることができる。
上述したように、本発明によれば、軒に取り付け可能であり、構造が簡単で雨水の流れが円滑に行え且つ管理が簡単な樋装置を提供することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、種々の変形、変更を上記実施例に施すことができる。
本発明に係る樋装置を建物の軒に取り付けた状態を示す断面図。 図1に示された樋装置の一次樋、二次樋および二次じょうごの取り付け状態を示す分解斜視図。 二次じょうごを取り付けるためのベース部材を軒天に固定した状態を示す斜視図。 図3の状態から、ベース部材を軒天から取り外した状態を示す分解斜視図。
符号の説明
2 軒
3 屋根
4 一次樋
5 一次じょうご
6 二次樋
7 二次じょうご
8 ベース部材
12 排水口
16 導入口

Claims (4)

  1. 軒に取り付け可能な樋装置であって、雨水をためる一次樋と、該一次樋に接続され一次樋内の雨水を流すための一次じょうごと、前記一次樋から溢れた雨水を受ける二次樋と、該二次樋に接続され前記二次樋内の雨水を流すための二次じょうごとを備えていることを特徴とする樋装置。
  2. 前記二次樋がその内部の雨水を流すための排水口を有することを特徴とする請求項1記載の樋装置。
  3. 前記二次樋は、前記一次樋を囲むように配置され、前記二次じょうごは、前記一次じょうごを囲むように配置されていることを特徴とする請求項1記載の樋装置。
  4. 前記一次樋、一次じょうご、二次樋および二次じょうごは、一つの軸線上に同芯に配置されていることを特徴とする請求項3記載の樋装置。
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