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JP2006303862A - 無線lan対応携帯電話機の通信方法及びそのシステム - Google Patents

無線lan対応携帯電話機の通信方法及びそのシステム Download PDF

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JP2006303862A
JP2006303862A JP2005122102A JP2005122102A JP2006303862A JP 2006303862 A JP2006303862 A JP 2006303862A JP 2005122102 A JP2005122102 A JP 2005122102A JP 2005122102 A JP2005122102 A JP 2005122102A JP 2006303862 A JP2006303862 A JP 2006303862A
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Abstract

【課題】 携帯電話の利用料金の低減化を図ることを目的としている。
【解決手段】 無線LAN対応携帯電話機の通信システム10は、無線LAN対応携帯電話機12と、この無線LAN対応携帯電話機12からアクセスポイント20を介してイントラネット24に接続する無線LAN対応携帯電話機の通信システムにおいて、前記アクセスポイント20と前記イントラネット24の間に、前記アクセスポイント20で受信したデータ信号を変換するプロキシサーバ16を形成したことを特徴としている。この場合において、前記プロキシサーバ16は、受信したデータ信号のユーザ情報をポータルサイトにアクセス可能なユーザ情報に設定変更することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線LAN対応携帯電話機の通信方法及びそのシステムに係り、特にサイトのアクセスが効率的な無線LAN対応携帯電話機の通信方法及びそのシステムに関するものである。
近年、携帯電話機は、音声通話機能はもちろんのこと、ほとんどの機種が画面上からウェブサイトを閲覧したり、ウェブサイトからファイルをダウンロードしたり、電子メールあるいは画像データを送受信することができる機能を備えている。さらに、動画データを再生させることができる機能を付帯させるなど携帯端末の高機能化が進んでいる。
図4に携帯電話機からコンテンツプロバイダに接続する説明図を示す。図示のように、ユーザは携帯電話機101の画面上のメニューからインターネット接続を選択する。携帯電話機101から携帯電話通信網102を経由してポータルサイト104に接続される。前述の携帯電話通信網102を介したポータルサイト104は、図示のように携帯電話会社(A社、B社、C社など)ごとに属性の異なる独自の携帯電話通信網102を形成している。ポータルサイト104にはあらかじめ登録された複数のコンテンツプロバイダ106がコンテンツごとに区分けされている。ユーザは閲覧したいコンテンツプロバイダ106のコンテンツを画面上で選択する。ポータルサイト104からインターネット105を経由してコンテンツプロバイダ106に接続する。この接続の際、コンテンツプロバイダ106では、ユーザ情報を確認し、予め登録されたユーザからのアクセスであると認識した場合にはアクセスを許可する。そして、携帯電話機101の画面上にはコンテンツプロバイダ106のサイトが表示される。
これにより、ユーザは携帯電話機101からインターネット105を介してコンテンツプロバイダ106のコンテンツにアクセスして閲覧することが可能となる。特許文献1、2にはコンテンツプロバイダからサービスを受けるユーザのユーザ認証方法が開示されている。
ところで、このような種々の携帯電話機101の通信料金は、通信時間の長さではなく、取り扱うデータ量に応じて課金される、いわゆるパケット通信料金による課金方式を採っている。
このパケット通信料金の課金対象となるパケット通信とは、データを小さなまとまりに分割して一つ一つのデータ、すなわちパケットとして送受信する通信方式である。送信データのほかに送信先のアドレスや、自分がデータ全体のどの部分なのかを示す位置情報などの制御情報が付加されている。このため、パケット通信を使うことにより、ある2地点間の通信に途中の回線が占有されることなく、通信回線を効率良く利用することができる。このパケット単位で課金するのがパケット通信料金となる。
特開2002−124994号公報 特開2003−36246号公報
しかしながら、パケット通信料金の場合、色鮮やかな写真等の画像データや、動画データや、着信メロディ等の音声ファイルのダウンロードをする場合にはデータ量がかなり大きくパケット通信量が多くなり、通信料金がユーザの意に反して高額となることがある。また、通信速度の高速化とともに、携帯電話の処理能力も高速化されてはいるが、前述のようにパケット通信料金を採用しているため、通信に要する時間が短縮されても取り扱うデータ量は同じであって、通信料金が高額になることにはかわりはない。
そこで、上記従来の問題点を改善するため、本発明は、携帯電話の利用料金を低減することを目的としている。
本発明の無線LAN対応携帯電話機の通信方法は、無線LAN対応携帯電話機からデータ信号をアクセスポイントに送信して、接続する前記無線LAN対応携帯電話機からの前記データ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に変更するプロキシサーバを経由して、前記コンテンツプロバイダにアクセスすることを特徴としている。また無線LAN対応携帯電話機からデータ信号をVPNルータに送信して、接続する前記無線LAN対応携帯電話機からの前記データ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に変更するプロキシサーバを経由して、前記コンテンツプロバイダにアクセスすることを特徴としている。
本発明の無線LAN対応携帯電話機の通信システムは、無線LAN対応携帯電話機と、この無線LAN対応携帯電話機からアクセスポイントを介してイントラネットに接続する無線LAN対応携帯電話機の通信システムにおいて、前記イントラネットには、前記アクセスポイントで受信したデータ信号を変換するプロキシサーバを形成したことを特徴としている。また無線LAN対応携帯電話機と、この無線LAN対応携帯電話機からVPNルータに接続する無線LAN対応携帯電話機の通信システムにおいて、前記VPNルータで受信したデータ信号を変換するプロキシサーバを形成したことを特徴としている。
この場合において、前記プロキシサーバは、受信したデータ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に設定変更することを特徴としている。
上記構成による本発明の無線LAN対応携帯電話機の通信方法及びそのシステムによれば、無線LAN対応の携帯電話機を用いているので、携帯電話と無線LAN間では通信費が発生せず、またインターネットの接続費がかかるのみであり通信料金を大幅に低減することが可能となる。よって、音声、画像、映像ファイルなどのデータ量が大きくても通信料金を気にすることなく利用することができる。また、通話料金は、固定料金のみでありダウンロードあるいは送受信に要する課金を考慮する必要がなく通信料金を大幅に低減することが可能となる。
さらに本通信システムは無線LANを経由しているため、通常の携帯通信網に比べて通信速度が速い。
また無線LAN対応携帯電話機からデータ信号をVPNルータに送信して、接続する前記無線LAN対応携帯電話機からの前記データ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に変更するプロキシサーバを経由して、前記コンテンツプロバイダにアクセスしている。このため携帯電話機の接続機器を離れた箇所に複数形成することができ、携帯電話機間で送受信することができる。
本発明に係る無線LAN対応携帯電話機の通信方法及びそのシステムの第1実施形態を添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1は第1実施形態に係る無線LAN対応携帯電話機の通信システムの構成概略を示す図である。図示のように、通信システム10は、末端側の無線LAN対応携帯電話機12と、この無線LAN対応携帯電話機12がアクセスするアクセスポイント20と、このアクセスポイント20が接続するイントラネット24を備えている。さらに、イントラネット24には、プロキシサーバ16を備えた構成としている。
無線LAN対応携帯電話機12は従来の音声通話機能に加えて、データ通信機能、及び、インターネット通信機能を有している。例えば、メールの送受信やWEBページの閲覧を行うことができる。なお、インターネットの通信方法には通常の携帯電話通信網を経由する通信方法と、無線LANを経由した通信方法がある。本実施形態に係る携帯電話機は、通常の携帯電話通信網を経由する通信方法に加えて、無線LANによる通信方法が可能な無線LAN機能を具備している。
この無線LAN30は無線によるデータ信号の送受信を行うことができるLANである。無線LAN30は、使用する電波が無料であり、企業等のネットワークの構築に用いられている。無線LAN機能はあらかじめ携帯電話機に内蔵してあり、この携帯電話機と後述するアクセスポイント20間で電波の送受信を行える。このため無線LAN30を経由すれば通信料金がかからないという利点がある。
アクセスポイント20は無線によるデータ信号を送受信する中継の接続機器である。また、有線LANと接続して後述するイントラネット24に接続している。アクセスポイント20は無線LAN対応携帯電話機12の電波を受信するとともにイントラネット24からのデータ信号を無線LAN対応携帯電話機12に送信することができる。
イントラネット24はインターネットの技術を用いて、一定の範囲の閉じたネットワークを形成している。本実施形態ではイントラネット24からインターネット26に接続する構成としている。この際、ファイヤーウォールを形成して外部のインターネット26からの侵入を制限して安全性を確保している。
またインターネット26には複数のコンテンツプロバイダ28のサーバが接続している。また、コンテンツプロバイダ28のサーバは、アクセス制限がなく自由にアクセス可能なコンテンツと、特定のユーザに対してのみコンテンツを提供するアクセス制限付きのコンテンツがある。このアクセス制限付きコンテンツの場合コンテンツプロバイダ28のサーバは、特定のユーザからアクセスされたものか否かを判別するためのデータ(識別データ)を抽出する。そして、識別データが許可される識別データである場合には、コンテンツを提供し、識別データが許可されない識別データである場合には、コンテンツを提供しないように構成している。コンテンツプロバイダ28の識別データには、携帯電話機のユーザ情報がある。ここでユーザ情報とは個々の携帯電話機の識別に用いられるHTTPヘッダである。通常、携帯電話機からコンテンツプロバイダ28にアクセスしたときにコンテンツプロバイダ28では取得したHTTPヘッダによって携帯電話機を判別することができる。
一方、プロキシサーバ16は、通常、内部ネットワークとインターネットの境にあって、直接インターネットに接続できない内部ネットワークのコンピュータに代わってインターネットとの接続を行っている。すなわち、ネットワークに出入りするアクセスを一元管理して、内部から特定の種類の接続のみを許可したり、外部からの不正なアクセスを遮断するために用いられている。
また、外部との回線の負荷を軽減するために、一度読み込んだファイルをしばらく自ら保存しておくキャッシュ機能を有している。よって、同じファイルへの接続要求があった場合には、キャッシュされているファイルを転送して、接続速度を向上することができる。
ところで、従来無線LAN対応携帯電話機12から無線LAN30を経由し、インターネット26にアクセスしようとすると、プロキシサーバ16がインターネットサーバとして機能し、コンテンツプロバイダ28にアクセス可能なユーザ情報を備えていないため、コンテンツプロバイダ28にアクセスすることができなかった。
そこで本実施形態ではプロキシサーバ16の前述のアクセス制限を利用して、無線LAN対応携帯電話機12からインターネット26にアクセスできるユーザ情報の設定変更を行っている。
コンテンツプロバイダ28ごとにアクセスを許可された携帯電話機のユーザ情報を取得した後、実施形態に係るプロキシサーバ16では、このユーザ情報を基にコンテンツプロバイダ28ごとにアクセスすることができるように接続プロトコルを変換しておく。より具体的には、HTTPヘッダのプロキシ設定において、ユーザエージェントのデータを希望するコンテンツプロバイダ28にアクセス可能なユーザ情報に接続プロトコルを変換する処理を行う。
上記構成による無線LAN携帯電話の通信システムによる通信方法について図2を用いて説明する。図2は無線LAN対応携帯電話の通信方法のフローチャートを示す。
図示のように、まずユーザは無線LAN対応携帯電話機12のメニュー画面から無線LAN経由のインターネット接続ボタンを選択し、ついで無線LAN対応携帯電話機12の選択画面表示から接続を希望するコンテンツプロバイダ28を選択する(ステップ202)。
無線LAN対応携帯電話機12からのデータ信号が無線LAN30のアクセスポイント20に送信される(ステップ204)。
アクセスポイント20では、無線LAN対応携帯電話機12からのデータ信号を受信して(ステップ206)、さらにアクセスポイント20に接続するイントラネット24のプロキシサーバ16に受信したデータ信号が送られる。
プロキシサーバ16では、無線LAN対応携帯電話機12のデータ信号のユーザ情報を認識する(ステップ208)。
プロキシサーバ16では予めコンテンツプロバイダ28ごとにアクセス可能なユーザ情報が変換されている。そしてプロキシサーバ16は認識したユーザ情報に基づいて、予め登録してある接続プロトコルを変換したユーザ情報を読み出す(ステップ210)。
なおプロキシサーバ16はコンテンツプロバイダ28に接続するためのユーザ情報の設定変更を一旦行えば、無線LAN30を経由する全ての無線LAN対応携帯電話機12に対しコンテンツプロバイダ28への接続が可能となる。よって接続する携帯電話機ごとにインターネット26の接続プロトコル変換を設定する必要がない。
そして変換されたユーザ情報を備えたデータ信号がインターネット26を介してコンテンツプロバイダ28に送信される(ステップ212)。
コンテンツプロバイダ28では、このデータ信号に基づいてアクセスが許可されたユーザであるか否か判断する。そしてコンテンツプロバイダ28においてデータ信号が許可されたユーザであると判断された場合には、無線LAN対応携帯電話機12からインターネット26のアクセス(接続)が可能となる(ステップ214)。
このように、無線LAN対応携帯電話機12を用いて、無線LANを経由してデータ通信をすることにより、携帯電話と無線LAN間では通信費が発生せず、またインターネット26を経由するプロキシサーバ16とコンテンツプロバイダ28間では、接続費がかかるのみであり通信料金を大幅に低減することが可能となる。さらに本システムは無線LAN30を経由しているため、通常の携帯電話通信網に比べて通信速度が速い。
次に第2実施形態の無線LAN対応携帯電話機の通信システムについて図3を用いて説明する。図示のように第1実施形態と相違するのは、アクセスポイント20に替えてVPNルータ40を用いた構成としている点である。
VPNとは、インターネット等の公衆網を利用し遠隔地にある端末間で通信可能なプライベート・ネットワーク:VPN(Virtual Private Network)である。このVPNルータ40はプライベート・ネットワーク上を流れる通信データを他のネットワークに中継する機器である。VPNルータ40はインターネット26を経由してプロキシサーバ16に接続する(矢印a)。プロキシサーバ16は前述同様にユーザ情報の設定変更が可能である。また、VPNルータ40はインターネット26に接続できる環境であれば離れた箇所に複数形成することができる。個々のVPNルータ40はそれぞれプロキシサーバ16に接続可能に構成している。
このためVPNルータ40は、プロキシサーバ16からインターネット26を介してコンテンツプロバイダ28に接続できるとともに(矢印b)、インターネットを経由したプロキシサーバ16を介して複数の離れたVPNルータ40間どうしで接続することができる。
第1実施形態に係る無線LAN対応携帯電話機の通信システムの構成概略を示す図である。 無線LAN対応携帯電話機の通信方法のフローチャートを示す。 第2実施形態に係る無線LAN対応携帯電話機の通信システムの構成概略を示す図である。 従来の携帯電話の通信方法の説明図を示す。
符号の説明
10………通信システム、12………無線LAN対応携帯電話機、16………プロキシサーバ、20………アクセスポイント、24………イントラネット、26………インターネット、28………コンテンツプロバイダ、30………無線LAN、40………VPNルータ、101………携帯電話機、102………携帯電話通信網、104………ポータルサイト、105………インターネット、106………コンテンツプロバイダ。

Claims (5)

  1. 無線LAN対応携帯電話機からデータ信号をアクセスポイントに送信して、
    接続する前記無線LAN対応携帯電話機からの前記データ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に変更するプロキシサーバを経由して、
    前記コンテンツプロバイダにアクセスすることを特徴とする無線LAN対応携帯電話機の通信方法。
  2. 無線LAN対応携帯電話機からデータ信号をVPNルータに送信して、
    接続する前記無線LAN対応携帯電話機からの前記データ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に変更するプロキシサーバを経由して、
    前記コンテンツプロバイダにアクセスすることを特徴とする無線LAN対応携帯電話機の通信方法。
  3. 無線LAN対応携帯電話機と、この無線LAN対応携帯電話機からアクセスポイントを介してイントラネットに接続する無線LAN対応携帯電話機の通信システムにおいて、
    前記イントラネットには、前記アクセスポイントで受信したデータ信号を変換するプロキシサーバを形成したことを特徴とする無線LAN対応携帯電話機の通信システム。
  4. 無線LAN対応携帯電話機と、この無線LAN対応携帯電話機からVPNルータに接続する無線LAN対応携帯電話機の通信システムにおいて、
    前記VPNルータで受信したデータ信号を変換するプロキシサーバを形成したことを特徴とする無線LAN対応携帯電話機の通信システム。
  5. 前記プロキシサーバは、受信したデータ信号のユーザ情報をコンテンツプロバイダにアクセス可能なユーザ情報に設定変更することを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の無線LAN対応携帯電話機の通信システム。
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